JPH0990092A - 原子炉格納容器 - Google Patents
原子炉格納容器Info
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- JPH0990092A JPH0990092A JP7241236A JP24123695A JPH0990092A JP H0990092 A JPH0990092 A JP H0990092A JP 7241236 A JP7241236 A JP 7241236A JP 24123695 A JP24123695 A JP 24123695A JP H0990092 A JPH0990092 A JP H0990092A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】原子炉格納容器内にファン,ダンパ,ダクト,
冷却器,触媒を設計,事故時に発生する水素を、前記ダ
クトを介して前記ファンの駆動力により、前記冷却器へ
導き前記冷却器内の前記触媒により水素を効率的に除去
する水素除去システムを設置した。 【効果】事故時に発生した水素を原子炉格納容器で滞留
なく効率的に除去できる。また、触媒反応熱について
は、ドライウェル冷却系の冷却器により冷却でき、原子
炉格納容器内の温度上昇による影響緩和が可能である。
冷却器,触媒を設計,事故時に発生する水素を、前記ダ
クトを介して前記ファンの駆動力により、前記冷却器へ
導き前記冷却器内の前記触媒により水素を効率的に除去
する水素除去システムを設置した。 【効果】事故時に発生した水素を原子炉格納容器で滞留
なく効率的に除去できる。また、触媒反応熱について
は、ドライウェル冷却系の冷却器により冷却でき、原子
炉格納容器内の温度上昇による影響緩和が可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子炉の原子炉格納容器
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の原子炉格納容器の付帯設備は、図
6に示すように常用設備であるドライウェル冷却系,非
常用設備である可燃性ガス濃度制御系(以下FCS),
格納容器雰囲気モニタ系(以下CAMS)、及び残留熱
除去系から構成されている。
6に示すように常用設備であるドライウェル冷却系,非
常用設備である可燃性ガス濃度制御系(以下FCS),
格納容器雰囲気モニタ系(以下CAMS)、及び残留熱
除去系から構成されている。
【0003】通常時には、原子炉格納容器内は事故時の
可燃性ガスの反応を防止するために、窒素ガスを注入し
窒素置換を実施している。また、通常運転時には、原子
炉格納容器内のドライウェルで発生する熱を除去するド
ライウェル冷却系が設置されている。
可燃性ガスの反応を防止するために、窒素ガスを注入し
窒素置換を実施している。また、通常運転時には、原子
炉格納容器内のドライウェルで発生する熱を除去するド
ライウェル冷却系が設置されている。
【0004】事故時には、FCSが、事故時に水の放射
性分解等により発生する酸素及び燃料被覆管の金属−水
反応により発生する水素を、可燃性限界以下に保つ機能
を有している。FCSでは、図6に示す原子炉格納容器
1内で発生した可燃性ガスを再結合装置2に導き水素及
び酸素を再結合することにより水とし、原子炉格納容器
1の圧力抑制室3に戻す。
性分解等により発生する酸素及び燃料被覆管の金属−水
反応により発生する水素を、可燃性限界以下に保つ機能
を有している。FCSでは、図6に示す原子炉格納容器
1内で発生した可燃性ガスを再結合装置2に導き水素及
び酸素を再結合することにより水とし、原子炉格納容器
1の圧力抑制室3に戻す。
【0005】また、CAMSは、原子炉格納容器1内に
水素及び酸素等の可燃性ガスが発生した場合に、格納容
器雰囲気モニタ4により可燃性ガス濃度及び格納容器放
射線量率を測定することができる。
水素及び酸素等の可燃性ガスが発生した場合に、格納容
器雰囲気モニタ4により可燃性ガス濃度及び格納容器放
射線量率を測定することができる。
【0006】事故時において、原子炉が隔離され逃がし
安全弁5が作動し原子炉圧力容器の蒸気は、原子炉格納
容器1の圧力抑制室3へ導かれる。圧力抑制室3内の熱
は、残留熱除去系の圧力抑制室冷却モードにより冷却さ
れる。圧力抑制室3の水は、残留熱除去ポンプ6により
残留熱除去熱交換器7へ導かれ、残留熱除去熱交換器7
で除熱後、圧力抑制室3へ戻される。また、残留熱除去
系は原子炉格納容器1の圧力上昇を抑制するため、原子
炉格納容器ドライウェル10と圧力抑制室3にスプレイ
冷却することも可能である。この場合、原子炉格納容器
ドライウェルスプレイ冷却は、圧力抑制室3の水を残留
熱除去ポンプ6により導き、残留熱除去熱交換器7で除
熱後、ドライウェルスプレイヘッダ8によりスプレイ冷
却される。一方、圧力抑制室スプレイ冷却も前述と同様
のラインにより、圧力抑制室スプレイヘッダ9によりス
プレイ冷却される。
安全弁5が作動し原子炉圧力容器の蒸気は、原子炉格納
容器1の圧力抑制室3へ導かれる。圧力抑制室3内の熱
は、残留熱除去系の圧力抑制室冷却モードにより冷却さ
れる。圧力抑制室3の水は、残留熱除去ポンプ6により
残留熱除去熱交換器7へ導かれ、残留熱除去熱交換器7
で除熱後、圧力抑制室3へ戻される。また、残留熱除去
系は原子炉格納容器1の圧力上昇を抑制するため、原子
炉格納容器ドライウェル10と圧力抑制室3にスプレイ
冷却することも可能である。この場合、原子炉格納容器
ドライウェルスプレイ冷却は、圧力抑制室3の水を残留
熱除去ポンプ6により導き、残留熱除去熱交換器7で除
熱後、ドライウェルスプレイヘッダ8によりスプレイ冷
却される。一方、圧力抑制室スプレイ冷却も前述と同様
のラインにより、圧力抑制室スプレイヘッダ9によりス
プレイ冷却される。
【0007】さらに、近年では前述のFCSに対して公
知例に示すように、再結合装置を用いたシステムを用い
ず、触媒により原子炉格納容器内の水素を除去する技術
が開発されている。
知例に示すように、再結合装置を用いたシステムを用い
ず、触媒により原子炉格納容器内の水素を除去する技術
が開発されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、事故時の
可燃性ガス対策としてFCSを設置している。
可燃性ガス対策としてFCSを設置している。
【0009】再結合装置を用いたFCSのシステムで
は、加熱器,再結合器,ブロア,冷却器で構成され、冗
長性を考慮し2系統が設置されている。この再結合装置
を用いたシステムでは、事故時に運転員が手動で起動し
暖機運転を実施後に作動が開始される。FCS作動時に
は、原子炉格納容器は隔離されており、原子炉格納容器
とFCS設備は閉回路で水素及び酸素濃度を制御する。
は、加熱器,再結合器,ブロア,冷却器で構成され、冗
長性を考慮し2系統が設置されている。この再結合装置
を用いたシステムでは、事故時に運転員が手動で起動し
暖機運転を実施後に作動が開始される。FCS作動時に
は、原子炉格納容器は隔離されており、原子炉格納容器
とFCS設備は閉回路で水素及び酸素濃度を制御する。
【0010】これに対し、近年可燃性ガスの処理方法と
して触媒を用いたFCSのシステムが開発されている。
この触媒式FCSでは、パナジウム合金の触媒により、
水素を水に転換し原子炉格納容器内の水素を除去するこ
とが可能であり、再結合装置を用いたFCSより設備が
簡素化されているため、設備の信頼性及び経済性の向上
に大きな効果がある。
して触媒を用いたFCSのシステムが開発されている。
この触媒式FCSでは、パナジウム合金の触媒により、
水素を水に転換し原子炉格納容器内の水素を除去するこ
とが可能であり、再結合装置を用いたFCSより設備が
簡素化されているため、設備の信頼性及び経済性の向上
に大きな効果がある。
【0011】しかし、触媒式FCSでは事故時に発生し
た水素を原子炉格納容器で滞留なく効率的に除去するこ
と、及び事故時に発生した水素と触媒の反応熱を除去で
きることが重要となる。
た水素を原子炉格納容器で滞留なく効率的に除去するこ
と、及び事故時に発生した水素と触媒の反応熱を除去で
きることが重要となる。
【0012】これに対し従来技術では、事故時に発生し
た水素を原子炉格納容器で滞留なく効率的に除去手段と
して、残留熱除去系のドライウェルスプレイ冷却で、原
子炉格納容器のドライウェル内のガスを循環させること
を提示している。だが、残留熱除去系のドライウェルス
プレイ冷却は、原子炉格納容器内で冷却材の流出が発生
し、原子炉格納容器の温度が上昇した場合には作動させ
るが、まだプラントの過渡的な挙動から安全系の冷却シ
ステムが多重故障により事故が進展した条件で、原子炉
格納容器のドライウェル内の機器が健全である場合に
は、ドライウェルスプレイ冷却の作動を期待するべきで
ない。さらに、残留熱除去系のドライウェルスプレイ冷
却による、原子炉格納容器のドライウェル内のガス循環
では、局所的な水素の滞留に対してさらに検討を必要と
している。また、従来技術では事故時に発生した水素と
触媒の反応熱についても、さらに検討を必要としてい
る。
た水素を原子炉格納容器で滞留なく効率的に除去手段と
して、残留熱除去系のドライウェルスプレイ冷却で、原
子炉格納容器のドライウェル内のガスを循環させること
を提示している。だが、残留熱除去系のドライウェルス
プレイ冷却は、原子炉格納容器内で冷却材の流出が発生
し、原子炉格納容器の温度が上昇した場合には作動させ
るが、まだプラントの過渡的な挙動から安全系の冷却シ
ステムが多重故障により事故が進展した条件で、原子炉
格納容器のドライウェル内の機器が健全である場合に
は、ドライウェルスプレイ冷却の作動を期待するべきで
ない。さらに、残留熱除去系のドライウェルスプレイ冷
却による、原子炉格納容器のドライウェル内のガス循環
では、局所的な水素の滞留に対してさらに検討を必要と
している。また、従来技術では事故時に発生した水素と
触媒の反応熱についても、さらに検討を必要としてい
る。
【0013】本発明の目的は、触媒式FCSに対し事故
時に発生した水素を原子炉格納容器で滞留なく効率的に
除去し、触媒反応熱を除去できるシステムを提供するこ
とを目的とする。
時に発生した水素を原子炉格納容器で滞留なく効率的に
除去し、触媒反応熱を除去できるシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、図6に示す原子炉格納容器1内のドライウェル冷却
系のドライウェル冷却器15内に、触媒式FCSの触媒
を設置する。
に、図6に示す原子炉格納容器1内のドライウェル冷却
系のドライウェル冷却器15内に、触媒式FCSの触媒
を設置する。
【0015】ドライウェル冷却系は、通常運転中の原子
炉格納容器のドライウェル内で発生する熱を除去するシ
ステムであるため、ドライウェル内の雰囲気を循環させ
るファン14,ダクト17,ダンパ16及び冷却器15
を有している。この、ドライウェル冷却系のファン駆動
力とドライウェルのダクト構成により、事故時に発生し
た水素を原子炉格納容器で滞留なく効率的に除去でき
る。また、触媒反応熱については、ドライウェル冷却系
の冷却器15により冷却できる。これは、通常運転中に
発生する常用系機器の熱負荷が事故時には発生しないた
め、可能となる。ドライウェル冷却系の冷却器の冷却水
は非常用系の補機冷却系から供給される。
炉格納容器のドライウェル内で発生する熱を除去するシ
ステムであるため、ドライウェル内の雰囲気を循環させ
るファン14,ダクト17,ダンパ16及び冷却器15
を有している。この、ドライウェル冷却系のファン駆動
力とドライウェルのダクト構成により、事故時に発生し
た水素を原子炉格納容器で滞留なく効率的に除去でき
る。また、触媒反応熱については、ドライウェル冷却系
の冷却器15により冷却できる。これは、通常運転中に
発生する常用系機器の熱負荷が事故時には発生しないた
め、可能となる。ドライウェル冷却系の冷却器の冷却水
は非常用系の補機冷却系から供給される。
【0016】
【作用】事故時に、プラントの過渡的な挙動から安全系
の冷却システムの多重故障により事故が進展した場合に
は、図6に示す原子炉は隔離され、逃がし安全弁5が作
動し、原子炉の熱が圧力抑制室3に導かれる。この原子
炉格納容器1の圧力抑制室3の熱は、事故後に復旧した
残留熱除去系の圧力抑制室冷却モードにより冷却され
る。しかし、事故時の燃料被覆管の金属−水反応により
発生する水素は、原子炉から逃がし安全弁5の作動によ
り、圧力抑制室3に導かれる。さらに、圧力抑制室3の
真空破壊弁12が作動し原子炉格納容器のドライウェル
10に達する。これ対しCAMSより原子炉格納容器内
の酸素,水素及び放射能量が計測できる。そこで、原子
炉格納容器内で水素を検知した場合には、ドライウェル
冷却系を起動させる。原子炉格納容器内で水素は、圧力
抑制室3から真空破壊弁12を介してドライウェル内1
0に流入し、ドライウェル冷却系によりドライウェル冷
却器15内の触媒と反応する。触媒反応熱はドライウェ
ル冷却器15により冷却され、冷却源は非常用の補機冷
却水が供給される。また、ドライウェル内の局所的な水
素の滞留は、ドライウェル冷却系のダクト構成によりド
ライウェル10内のガスが円滑に循環されるため防止で
きる。
の冷却システムの多重故障により事故が進展した場合に
は、図6に示す原子炉は隔離され、逃がし安全弁5が作
動し、原子炉の熱が圧力抑制室3に導かれる。この原子
炉格納容器1の圧力抑制室3の熱は、事故後に復旧した
残留熱除去系の圧力抑制室冷却モードにより冷却され
る。しかし、事故時の燃料被覆管の金属−水反応により
発生する水素は、原子炉から逃がし安全弁5の作動によ
り、圧力抑制室3に導かれる。さらに、圧力抑制室3の
真空破壊弁12が作動し原子炉格納容器のドライウェル
10に達する。これ対しCAMSより原子炉格納容器内
の酸素,水素及び放射能量が計測できる。そこで、原子
炉格納容器内で水素を検知した場合には、ドライウェル
冷却系を起動させる。原子炉格納容器内で水素は、圧力
抑制室3から真空破壊弁12を介してドライウェル内1
0に流入し、ドライウェル冷却系によりドライウェル冷
却器15内の触媒と反応する。触媒反応熱はドライウェ
ル冷却器15により冷却され、冷却源は非常用の補機冷
却水が供給される。また、ドライウェル内の局所的な水
素の滞留は、ドライウェル冷却系のダクト構成によりド
ライウェル10内のガスが円滑に循環されるため防止で
きる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例1を図1に示す。図1
に示すように、ドライウェル冷却系のドライウェル冷却
器15内に、触媒式FCSの触媒18を設置する。
に示すように、ドライウェル冷却系のドライウェル冷却
器15内に、触媒式FCSの触媒18を設置する。
【0018】原子炉格納容器内は、事故時の可燃性ガス
の反応を防止するために、窒素ガスを注入し窒素置換を
実施している。また、通常運転時には、原子炉格納容器
内のドライウェルで発生する熱を除去するドライウェル
冷却系が設置されている。ドライウェル冷却系は、ドラ
イウェル冷却ファン14,ドライウェル冷却器15,ダ
クト17,ダンパ16で構成されている。ドライウェル
冷却器15に対する冷却水は、非常用の補機冷却水系か
ら供給されている。冷却水配管は、原子炉格納容器の貫
通部に隔離弁20を設置している。
の反応を防止するために、窒素ガスを注入し窒素置換を
実施している。また、通常運転時には、原子炉格納容器
内のドライウェルで発生する熱を除去するドライウェル
冷却系が設置されている。ドライウェル冷却系は、ドラ
イウェル冷却ファン14,ドライウェル冷却器15,ダ
クト17,ダンパ16で構成されている。ドライウェル
冷却器15に対する冷却水は、非常用の補機冷却水系か
ら供給されている。冷却水配管は、原子炉格納容器の貫
通部に隔離弁20を設置している。
【0019】事故時の原子炉格納容器の設備として、原
子炉格納容器内のベント管21に真空破壊弁12が設置
されている。これは、原子炉格納容器1の圧力抑制室3
のウエットウエル11に対し、原子炉格納容器のドライ
ウェル10が負圧になった場合に作動する。また、事故
時の原子炉格納容器内を監視する目的で、CAMSが設
置され、原子炉格納容器内に水素及び酸素等の可燃性ガ
スが発生した場合に、格納容器雰囲気モニタ4により可
燃性ガス濃度及び格納容器内の放射能量を測定すること
ができる。
子炉格納容器内のベント管21に真空破壊弁12が設置
されている。これは、原子炉格納容器1の圧力抑制室3
のウエットウエル11に対し、原子炉格納容器のドライ
ウェル10が負圧になった場合に作動する。また、事故
時の原子炉格納容器内を監視する目的で、CAMSが設
置され、原子炉格納容器内に水素及び酸素等の可燃性ガ
スが発生した場合に、格納容器雰囲気モニタ4により可
燃性ガス濃度及び格納容器内の放射能量を測定すること
ができる。
【0020】さらに、事故時には、原子炉は隔離され逃
がし安全弁5が作動し、原子炉圧力容器の蒸気は原子炉
格納容器1の圧力抑制室3へ導かれる。この圧力抑制室
3内の熱は、残留熱除去系の圧力抑制室冷却モードによ
り冷却される。圧力抑制室3の水を残留熱除去ポンプ6
により残留熱除去熱交換器7へ導き、残留熱除去熱交換
器7で除熱後、圧力抑制室3へ戻される。また、残留熱
除去系は原子炉格納容器1の圧力上昇を抑制するため、
原子炉格納容器ドライウェル10と圧力抑制室3にスプ
レイ冷却することも可能である。この場合、原子炉格納
容器ドライウェルスプレイ冷却は、圧力抑制室3の水を
残留熱除去ポンプ6により導き、残留熱除去熱交換器7
で除熱後、ドライウェルスプレイヘッダ8によりスプレ
イ冷却される。一方、圧力抑制室スプレイ冷却も前述と
同様のラインにより、圧力抑制室スプレイヘッダ9によ
り冷却される。
がし安全弁5が作動し、原子炉圧力容器の蒸気は原子炉
格納容器1の圧力抑制室3へ導かれる。この圧力抑制室
3内の熱は、残留熱除去系の圧力抑制室冷却モードによ
り冷却される。圧力抑制室3の水を残留熱除去ポンプ6
により残留熱除去熱交換器7へ導き、残留熱除去熱交換
器7で除熱後、圧力抑制室3へ戻される。また、残留熱
除去系は原子炉格納容器1の圧力上昇を抑制するため、
原子炉格納容器ドライウェル10と圧力抑制室3にスプ
レイ冷却することも可能である。この場合、原子炉格納
容器ドライウェルスプレイ冷却は、圧力抑制室3の水を
残留熱除去ポンプ6により導き、残留熱除去熱交換器7
で除熱後、ドライウェルスプレイヘッダ8によりスプレ
イ冷却される。一方、圧力抑制室スプレイ冷却も前述と
同様のラインにより、圧力抑制室スプレイヘッダ9によ
り冷却される。
【0021】以上の設備が作動する事故条件を想定すれ
ば、プラントの過渡的な挙動から安全系の冷却システム
の多重故障により事故が進展し、原子炉は隔離されてい
るため、逃がし安全弁5が作動し、原子炉の熱が圧力抑
制室3に導かれている。この原子炉格納容器1の圧力抑
制室3の熱は、事故後に復旧した残留熱除去系の圧力抑
制室冷却モードにより冷却される。つまり、圧力抑制室
3の水を残留熱除去ポンプ6により残留熱除去熱交換器
7へ導き、残留熱除去熱交換器7で除熱後、圧力抑制室
3へ戻す圧力抑制室冷却モードが作動する。しかし、事
故時の燃料被覆管の金属−水反応により発生する水素
は、原子炉から逃がし安全弁5の作動により、圧力抑制
室3に導かれる。さらに、圧力抑制室3の圧力上昇にと
もない真空破壊弁12が作動し、水素が原子炉格納容器
1のドライウェル10に達する。これ対しCAMSより
原子炉格納容器1内の酸素,水素及び放射能量が計測で
きるため、原子炉格納容器1内の水素を検知した場合に
は、ドライウェル冷却系を起動させる。原子炉格納容器
1内で水素は、圧力抑制室3から真空破壊弁12を介し
てドライウェル10内に流入し、ドライウェル冷却系に
よりドライウェル冷却器15内の触媒18と反応する。
触媒反応熱はドライウェル冷却器15により冷却され、
冷却源は非常用の補機冷却水が供給される。また、ドラ
イウェル内の局所的な水素の滞留は、ドライウェル冷却
系のダクト構成によりドライウェル内のガスが円滑に循
環されるため防止できる。図2に示すように、原子炉格
納容器上部のバルクヘッド22内及びSRV据付レベル
から給気してガンマ線しゃへい壁23内及びCRDエリ
ア24への排気を考慮している。
ば、プラントの過渡的な挙動から安全系の冷却システム
の多重故障により事故が進展し、原子炉は隔離されてい
るため、逃がし安全弁5が作動し、原子炉の熱が圧力抑
制室3に導かれている。この原子炉格納容器1の圧力抑
制室3の熱は、事故後に復旧した残留熱除去系の圧力抑
制室冷却モードにより冷却される。つまり、圧力抑制室
3の水を残留熱除去ポンプ6により残留熱除去熱交換器
7へ導き、残留熱除去熱交換器7で除熱後、圧力抑制室
3へ戻す圧力抑制室冷却モードが作動する。しかし、事
故時の燃料被覆管の金属−水反応により発生する水素
は、原子炉から逃がし安全弁5の作動により、圧力抑制
室3に導かれる。さらに、圧力抑制室3の圧力上昇にと
もない真空破壊弁12が作動し、水素が原子炉格納容器
1のドライウェル10に達する。これ対しCAMSより
原子炉格納容器1内の酸素,水素及び放射能量が計測で
きるため、原子炉格納容器1内の水素を検知した場合に
は、ドライウェル冷却系を起動させる。原子炉格納容器
1内で水素は、圧力抑制室3から真空破壊弁12を介し
てドライウェル10内に流入し、ドライウェル冷却系に
よりドライウェル冷却器15内の触媒18と反応する。
触媒反応熱はドライウェル冷却器15により冷却され、
冷却源は非常用の補機冷却水が供給される。また、ドラ
イウェル内の局所的な水素の滞留は、ドライウェル冷却
系のダクト構成によりドライウェル内のガスが円滑に循
環されるため防止できる。図2に示すように、原子炉格
納容器上部のバルクヘッド22内及びSRV据付レベル
から給気してガンマ線しゃへい壁23内及びCRDエリ
ア24への排気を考慮している。
【0022】また、前述の事故条件の想定をさらに厳し
い条件として、原子炉格納容器1を除熱する残留熱除去
系が復旧に失敗して原子炉格納容器1のドライウェル1
0内の温度が上昇する場合を予想する。この場合、ドラ
イウェル冷却ファン14の設計温度をドライウェル10
内の温度が超える場合は、ドライウェル冷却ファン14
は機能喪失を想定する。このドライウェル冷却ファン1
4停止条件時には、ドライウェル冷却ファン14の上流
のダンパ16が閉止し、非常用のダンパ19が開作動す
る。ドライウェル冷却ファン停止条件時には、ドライウ
ェル冷却器内の触媒は、非常用のダンパを介して自然循
環し、触媒反応を継続する。触媒反応熱は、前述と同様
にドライウェル冷却器15により冷却される。ただし、
ドライウェル冷却器除熱容量をドライウェル10内の雰
囲気が超えない範囲内で触媒反応熱を冷却できる。
い条件として、原子炉格納容器1を除熱する残留熱除去
系が復旧に失敗して原子炉格納容器1のドライウェル1
0内の温度が上昇する場合を予想する。この場合、ドラ
イウェル冷却ファン14の設計温度をドライウェル10
内の温度が超える場合は、ドライウェル冷却ファン14
は機能喪失を想定する。このドライウェル冷却ファン1
4停止条件時には、ドライウェル冷却ファン14の上流
のダンパ16が閉止し、非常用のダンパ19が開作動す
る。ドライウェル冷却ファン停止条件時には、ドライウ
ェル冷却器内の触媒は、非常用のダンパを介して自然循
環し、触媒反応を継続する。触媒反応熱は、前述と同様
にドライウェル冷却器15により冷却される。ただし、
ドライウェル冷却器除熱容量をドライウェル10内の雰
囲気が超えない範囲内で触媒反応熱を冷却できる。
【0023】以上の、本実施例のシステムについて起動
及び停止の制御ロジックを図3に示す。ドライウェル冷
却ファンは手動スイッチにより起動し、プラント通常運
転中には起動状態にある。事故時で、原子炉水位低又
は、ドライウェル圧力号高信号が発生した場合には停止
する。その後、事故が進展して格納容器雰囲気モニタ4
から放射線量率異常高とドライウェル水素濃度高が同時
に発生した場合にはドライウェル冷却ファン14が起動
する。ドライウェル冷却系の起動により原子炉格納容器
内の水素は除去される。ただし、温度計13で監視して
いる原子炉格納容器の温度条件により、ドライウェル冷
却ファンを停止しなければならない条件の場合は、ドラ
イウェル冷却ファンの手動SWにより停止する。この手
動停止信号は他の信号より優先する。また、このドライ
ウェル冷却ファン停止信号と、ドライウェル冷却ファン
出口非常用ダンパの手動開信号により、ドライウェル冷
却ファン出口非常用ダンパは開作動し、ドライウェル冷
却器内のFCS触媒は自然循環モードとなる。
及び停止の制御ロジックを図3に示す。ドライウェル冷
却ファンは手動スイッチにより起動し、プラント通常運
転中には起動状態にある。事故時で、原子炉水位低又
は、ドライウェル圧力号高信号が発生した場合には停止
する。その後、事故が進展して格納容器雰囲気モニタ4
から放射線量率異常高とドライウェル水素濃度高が同時
に発生した場合にはドライウェル冷却ファン14が起動
する。ドライウェル冷却系の起動により原子炉格納容器
内の水素は除去される。ただし、温度計13で監視して
いる原子炉格納容器の温度条件により、ドライウェル冷
却ファンを停止しなければならない条件の場合は、ドラ
イウェル冷却ファンの手動SWにより停止する。この手
動停止信号は他の信号より優先する。また、このドライ
ウェル冷却ファン停止信号と、ドライウェル冷却ファン
出口非常用ダンパの手動開信号により、ドライウェル冷
却ファン出口非常用ダンパは開作動し、ドライウェル冷
却器内のFCS触媒は自然循環モードとなる。
【0024】本発明の実施例2を図4に示す。図4に示
すように、ドライウェル冷却系のドライウェル冷却器1
5内に、触媒式FCSの触媒冷却器18を設置する。ド
ライウェル冷却器15内の触媒を除き、実施例1と同様
のシステムである。実施例1では、ドライウェル冷却器
15内に触媒18を設置し、触媒18の下流に冷却器1
5を設置している。これに対し、実施例2では触媒と冷
却器を一体としている。ドライウェル冷却器15内の触
媒を図5に示す。つまり、冷却器の冷却フィン25に触
媒材26をコーテイングし、通常運転時には冷却器とし
て機能し、事故時の水素発生状態では触媒反応しFCS
として機能する。触媒反応熱は冷却フィン25を介し冷
却される。
すように、ドライウェル冷却系のドライウェル冷却器1
5内に、触媒式FCSの触媒冷却器18を設置する。ド
ライウェル冷却器15内の触媒を除き、実施例1と同様
のシステムである。実施例1では、ドライウェル冷却器
15内に触媒18を設置し、触媒18の下流に冷却器1
5を設置している。これに対し、実施例2では触媒と冷
却器を一体としている。ドライウェル冷却器15内の触
媒を図5に示す。つまり、冷却器の冷却フィン25に触
媒材26をコーテイングし、通常運転時には冷却器とし
て機能し、事故時の水素発生状態では触媒反応しFCS
として機能する。触媒反応熱は冷却フィン25を介し冷
却される。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、原子炉格納容器内のド
ライウェル冷却系のドライウェル冷却器内に、触媒式F
CSの触媒を設置するため、事故時に発生した水素を原
子炉格納容器で滞留なく効率的に除去できる。
ライウェル冷却系のドライウェル冷却器内に、触媒式F
CSの触媒を設置するため、事故時に発生した水素を原
子炉格納容器で滞留なく効率的に除去できる。
【0026】また、触媒反応熱については、ドライウェ
ル冷却系の冷却器により冷却でき、原子炉格納容器内の
温度上昇による影響緩和が可能である。
ル冷却系の冷却器により冷却でき、原子炉格納容器内の
温度上昇による影響緩和が可能である。
【図1】本発明の実施例1の原子炉格納容器の系統図。
【図2】本発明の実施例1の原子炉格納容器内ダクトの
系統図。
系統図。
【図3】本発明の実施例1の起動停止ロジックのブロッ
ク図。
ク図。
【図4】本発明の実施例2の原子炉格納容器の系統図。
【図5】本発明の実施例2のドライウェル冷却器フィン
の説明図。
の説明図。
【図6】従来事例の原子炉格納容器の系統図。
1…原子炉格納容器、2…再結合装置、3…圧力抑制
室、4…格納容器雰囲気モニタ、5…安全弁、6…残留
熱除去ポンプ、7…残留熱除去熱交換器、8…ドライウ
ェルスプレイヘッダ、9…圧力抑制室スプレイヘッダ、
10…原子炉格納容器ドライウェル、11…ウェットウ
ェル、12…真空破壊弁、13…温度計、14…ファ
ン、15…ドライウェル冷却器、16…ダンパ、17…
ダクト、18…触媒、19…非常用ダンパ、20…隔離
弁。
室、4…格納容器雰囲気モニタ、5…安全弁、6…残留
熱除去ポンプ、7…残留熱除去熱交換器、8…ドライウ
ェルスプレイヘッダ、9…圧力抑制室スプレイヘッダ、
10…原子炉格納容器ドライウェル、11…ウェットウ
ェル、12…真空破壊弁、13…温度計、14…ファ
ン、15…ドライウェル冷却器、16…ダンパ、17…
ダクト、18…触媒、19…非常用ダンパ、20…隔離
弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 聡志 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 橋本 光司 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 斎藤 実 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 上妻 宣昭 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】原子炉格納容器内にファン,ダンパ,ダク
ト,冷却器,触媒を設計,事故時に発生する水素を、前
記ダクトを介して前記ファンの駆動力により、前記冷却
器へ導き前記冷却器内の前記触媒により水素を効率的に
除去する水素除去システムを設置したことを特徴とする
原子炉格納容器。 - 【請求項2】請求項1において、前記触媒が水素と反応
時に発生する熱を除去する冷却器を設置した原子炉格納
容器。 - 【請求項3】請求項1において、前記冷却器の冷却ファ
ンに触媒材を直接塗布した原子炉格納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7241236A JPH0990092A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 原子炉格納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7241236A JPH0990092A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 原子炉格納容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0990092A true JPH0990092A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17071236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7241236A Pending JPH0990092A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 原子炉格納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0990092A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999026255A1 (de) * | 1997-11-19 | 1999-05-27 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Vorrichtung zur kühlung inertisierter störfallatmosphären und zur abtrennung und beseitigung von wasserstoff |
EP1103981A2 (en) * | 1999-11-24 | 2001-05-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Pressure suppression apparatus for reactor container |
WO2002019344A1 (de) * | 2000-08-29 | 2002-03-07 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Rekombinator mit stabilisierter reaktionstemperatur |
US6855642B2 (en) | 1997-03-05 | 2005-02-15 | Renesas Technology Corp. | Method for fabricating semiconductor integrated circuit device |
EP1755129A3 (en) * | 2005-08-18 | 2007-04-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Reactor containment vessel cooling equipment and nuclear power plant |
JP2013083470A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子力プラントの水素処理設備 |
WO2014018127A1 (en) * | 2012-07-24 | 2014-01-30 | Aerojet Rocketdyne Of De, Inc. | Hydrogen recombiner |
WO2016056539A1 (ja) * | 2014-10-06 | 2016-04-14 | 川崎重工業株式会社 | 再結合装置 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP7241236A patent/JPH0990092A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7053007B2 (en) | 1997-03-05 | 2006-05-30 | Renesas Technology Corp. | Method for fabricating semiconductor integrated circuit device |
US7250376B2 (en) | 1997-03-05 | 2007-07-31 | Renesas Technology Corp. | Method for fabricating semiconductor integrated circuit device |
US7799690B2 (en) | 1997-03-05 | 2010-09-21 | Renesas Electronics Corporation | Method for fabricating semiconductor integrated circuit device |
US6962880B2 (en) | 1997-03-05 | 2005-11-08 | Renesas Technology Corp. | Method for fabricating semiconductor integrated circuit device |
US6855642B2 (en) | 1997-03-05 | 2005-02-15 | Renesas Technology Corp. | Method for fabricating semiconductor integrated circuit device |
US6962881B2 (en) | 1997-03-05 | 2005-11-08 | Renesas Technology Corp. | Method for fabricating semiconductor integrated circuit device |
US7008880B2 (en) | 1997-03-05 | 2006-03-07 | Renesas Technology Corp. | Method for fabricating semiconductor integrated circuit device |
WO1999026255A1 (de) * | 1997-11-19 | 1999-05-27 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Vorrichtung zur kühlung inertisierter störfallatmosphären und zur abtrennung und beseitigung von wasserstoff |
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WO2016056539A1 (ja) * | 2014-10-06 | 2016-04-14 | 川崎重工業株式会社 | 再結合装置 |
JP2016074554A (ja) * | 2014-10-06 | 2016-05-12 | 川崎重工業株式会社 | 再結合装置 |
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