JPH0974569A - 最適動きベクトル決定方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレーム間の時間的な相関関係と共に補償
されたブロック信号の画素間の空間的な相関関係を用い
て、最適な動きベクトルを決定する方法及び装置を提供
する。 【解決手段】 本発明の装置は、探索ブロックの、そ
れに対応する探索領域に対する動きを推定して、エラー
関数、及び対応する探索領域に含まれた各候補ブロック
に対する変位ベクトルを生成する候補ブロック形成手段
と、エラー関数に従って複数の候補動きベクトルを発生
する候補動きベクトル決定手段と、前記候補動きベクト
ルに応じて、前記複数のエラー信号を供給する差分発生
手段と、前記各々のエラー信号を変換係数の組に変換す
ることによって、対応する複数の変換係数の組からなる
変換データを求める変換手段と、前記変換データに従っ
て前記探索ブロックの対する動きベクトルを決定する最
適動きベクトル決定手段を含む。
されたブロック信号の画素間の空間的な相関関係を用い
て、最適な動きベクトルを決定する方法及び装置を提供
する。 【解決手段】 本発明の装置は、探索ブロックの、そ
れに対応する探索領域に対する動きを推定して、エラー
関数、及び対応する探索領域に含まれた各候補ブロック
に対する変位ベクトルを生成する候補ブロック形成手段
と、エラー関数に従って複数の候補動きベクトルを発生
する候補動きベクトル決定手段と、前記候補動きベクト
ルに応じて、前記複数のエラー信号を供給する差分発生
手段と、前記各々のエラー信号を変換係数の組に変換す
ることによって、対応する複数の変換係数の組からなる
変換データを求める変換手段と、前記変換データに従っ
て前記探索ブロックの対する動きベクトルを決定する最
適動きベクトル決定手段を含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動きベクトルを決定
する方法及び装置に関し、特に、フレームの間の時間的
な相関関係及び補償されたブロック信号の画素の間の空
間的な相関関係を用いて、動きベクトルを決定する改善
された方法及び装置に関する。
する方法及び装置に関し、特に、フレームの間の時間的
な相関関係及び補償されたブロック信号の画素の間の空
間的な相関関係を用いて、動きベクトルを決定する改善
された方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ディジタル化された映像
信号の伝送は、アナログ信号の伝送より良い画質の映像
を届けることができる。一連の映像“フレーム”からな
る映像信号をディジタル信号として表現する場合、特に
高精細度テレビの場合、大量のデータが伝送されなけれ
ばならない。しかし、従来の伝送チャネルの使用可能な
周波数帯域は限定されているため、大量のディジタルデ
ータをその帯域を通じて伝送するためには、伝送すべき
データを圧縮するか、あるいはその量を減らすことが必
要である。多様な映像信号の圧縮技法の中で、確率的符
号化技法と時間的/空間的圧縮技法と組合わせた、いわ
ゆるハイブリッド符号化技法が最も効率的な圧縮技法と
して知られている。
信号の伝送は、アナログ信号の伝送より良い画質の映像
を届けることができる。一連の映像“フレーム”からな
る映像信号をディジタル信号として表現する場合、特に
高精細度テレビの場合、大量のデータが伝送されなけれ
ばならない。しかし、従来の伝送チャネルの使用可能な
周波数帯域は限定されているため、大量のディジタルデ
ータをその帯域を通じて伝送するためには、伝送すべき
データを圧縮するか、あるいはその量を減らすことが必
要である。多様な映像信号の圧縮技法の中で、確率的符
号化技法と時間的/空間的圧縮技法と組合わせた、いわ
ゆるハイブリッド符号化技法が最も効率的な圧縮技法と
して知られている。
【0003】ほとんどのハイブリッド符号化技法は、動
き補償DPCM(差分パルス符号変調)、2次元DCT
(離散的コサイン変換)、DCT係数の量子化、及びV
LC(可変長符号化)などの手法を用いている。動き補
償DPCMは、現フレームと参照フレーム、例えば、前
フレームとの間の物体の動きを推定し、推定された物体
の動き流れ(motion flow)から現フレーム
を予測し、現フレームとその予測との間の差を表す差分
信号を生成するプロセスである。
き補償DPCM(差分パルス符号変調)、2次元DCT
(離散的コサイン変換)、DCT係数の量子化、及びV
LC(可変長符号化)などの手法を用いている。動き補
償DPCMは、現フレームと参照フレーム、例えば、前
フレームとの間の物体の動きを推定し、推定された物体
の動き流れ(motion flow)から現フレーム
を予測し、現フレームとその予測との間の差を表す差分
信号を生成するプロセスである。
【0004】上記の2次元DCTは、映像データ間の空
間的冗長性を除去または減少させるものであって、ディ
ジタル映像データの各ブロック(例えば、8x8画素の
ブロック)を1つの変換係数データの組に変換する働き
をする。この技法は、ChenとPrattによる「S
cene Adaptive Coder」、IEEE
Transactions on Communic
ations、COM−32、NO.3,pp225−
231(1984年3月)に開示されている。このよう
な変換係数データを量子化器、ジグザグ走査、及びVL
Cにて処理することによって、伝送するべきデータの量
を効果的に圧縮できる。
間的冗長性を除去または減少させるものであって、ディ
ジタル映像データの各ブロック(例えば、8x8画素の
ブロック)を1つの変換係数データの組に変換する働き
をする。この技法は、ChenとPrattによる「S
cene Adaptive Coder」、IEEE
Transactions on Communic
ations、COM−32、NO.3,pp225−
231(1984年3月)に開示されている。このよう
な変換係数データを量子化器、ジグザグ走査、及びVL
Cにて処理することによって、伝送するべきデータの量
を効果的に圧縮できる。
【0005】詳述すると、動き補償DPCMにおいて
は、現フレームデータは、現フレームと前フレームとの
間の動き推定に基づいて、例えば、ブロック整合アルゴ
リズムを用いて、参照フレームデータから予測され得
る。このプロセスは、例えば、j.R jainらによ
る「Displacement Measuremen
tand Its Applicationin In
terframe Image Coding」,IE
EE Transcations of Commun
icaiton,COM−29,No.12,pp,1
799−1808(1981年12月)などに記載され
ている。このような動きは、前フレームと現フレームの
間の画素の変位を表す2次元動きベクトルによって表さ
れる。
は、現フレームデータは、現フレームと前フレームとの
間の動き推定に基づいて、例えば、ブロック整合アルゴ
リズムを用いて、参照フレームデータから予測され得
る。このプロセスは、例えば、j.R jainらによ
る「Displacement Measuremen
tand Its Applicationin In
terframe Image Coding」,IE
EE Transcations of Commun
icaiton,COM−29,No.12,pp,1
799−1808(1981年12月)などに記載され
ている。このような動きは、前フレームと現フレームの
間の画素の変位を表す2次元動きベクトルによって表さ
れる。
【0006】ブロック整合アルゴリズムによれば、現フ
レームは複数の探索ブロックに分割される。探索ブロッ
クの大きさは、典型的には8×8及び32×32画素の
範囲に存在する。現フレームにおいて、探索ブロックに
対する動きベクトルを決定するために、現フレームの探
索ブロックと、参照フレーム内の一般に探索ブロックよ
り大きい探索領域内に含まれた同一の大きさの複数の候
補ブロックの各々との間で類似度の計算が行われる。平
均絶対誤差値または平均二乗誤差値のような値を示すエ
ラー関数が、現フレームの探索領域と、探索領域内の各
々の候補ブロックとの間で類似度の計算に用いられる。
また、動きベクトルとは、定義によると、探索ブロック
と最少エラー関数を導く候補ブロックとの間の画素の変
位を表すベクトルを指す。
レームは複数の探索ブロックに分割される。探索ブロッ
クの大きさは、典型的には8×8及び32×32画素の
範囲に存在する。現フレームにおいて、探索ブロックに
対する動きベクトルを決定するために、現フレームの探
索ブロックと、参照フレーム内の一般に探索ブロックよ
り大きい探索領域内に含まれた同一の大きさの複数の候
補ブロックの各々との間で類似度の計算が行われる。平
均絶対誤差値または平均二乗誤差値のような値を示すエ
ラー関数が、現フレームの探索領域と、探索領域内の各
々の候補ブロックとの間で類似度の計算に用いられる。
また、動きベクトルとは、定義によると、探索ブロック
と最少エラー関数を導く候補ブロックとの間の画素の変
位を表すベクトルを指す。
【0007】このような最少エラー関数は、探索ブロッ
クと動きベクトルを導く候補ブロックとの間の時間的な
相関関係を反映するが、動き補償されたDPCMにより
供給されたエラー信号と候補ブロックの画素間の空間的
な相関関係は最適化しないおそれもある。
クと動きベクトルを導く候補ブロックとの間の時間的な
相関関係を反映するが、動き補償されたDPCMにより
供給されたエラー信号と候補ブロックの画素間の空間的
な相関関係は最適化しないおそれもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、フレーム間の時間的な相関関係と共に補償され
たブロック信号の画素間の空間的な相関関係を用いて、
最適な動きベクトルを決定する方法及び装置を提供する
ことである。
目的は、フレーム間の時間的な相関関係と共に補償され
たブロック信号の画素間の空間的な相関関係を用いて、
最適な動きベクトルを決定する方法及び装置を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に基づき、映像信号の現フレームとその参
照フレームとの間の動きベクトルを決定する動きベクト
ル決定方法であって、前記現フレームは同一の大きさの
複数の探索ブロックに分けられ、前記参照フレームは前
記探索ブロックと同じ個数の参照領域を備え、前記参照
領域の各々は前記大きさを有する複数の候補ブロックを
備えることを特徴とし、対応する探索領域に対して前記
探索ブロックを動き推定して、前記探索領域に含まれた
前記候補ブロックのなかから複数の候補ブロックを、前
記選択された候補ブロックが前記探索領域に含まれた選
択されない候補ブロックのエラー関数の値以下のエラー
値を有するように選択する第1過程と、前記探索ブロッ
クと前記選択された候補ブロックの各々との間の画素デ
ータの差を表す各エラー信号を発生する第2過程と、前
記エラー信号をそれぞれ1組の変換係数に変換して、複
数の変換係数の組を生成する第3過程と、前記第3過程
で生成された前記複数の変換係数の組に基づいて最適な
エラー信号を選択する第4過程と、前記探索ブロック
と、前記最適なエラー信号に対応する前記候補ブロック
との間の画素変位を表す動きベクトルを前記探索ブロッ
クに対して決定する第5過程とを有することを特徴とす
る動きベクトル決定方法及びそれを用いた装置が提供さ
れる。
めに、本発明に基づき、映像信号の現フレームとその参
照フレームとの間の動きベクトルを決定する動きベクト
ル決定方法であって、前記現フレームは同一の大きさの
複数の探索ブロックに分けられ、前記参照フレームは前
記探索ブロックと同じ個数の参照領域を備え、前記参照
領域の各々は前記大きさを有する複数の候補ブロックを
備えることを特徴とし、対応する探索領域に対して前記
探索ブロックを動き推定して、前記探索領域に含まれた
前記候補ブロックのなかから複数の候補ブロックを、前
記選択された候補ブロックが前記探索領域に含まれた選
択されない候補ブロックのエラー関数の値以下のエラー
値を有するように選択する第1過程と、前記探索ブロッ
クと前記選択された候補ブロックの各々との間の画素デ
ータの差を表す各エラー信号を発生する第2過程と、前
記エラー信号をそれぞれ1組の変換係数に変換して、複
数の変換係数の組を生成する第3過程と、前記第3過程
で生成された前記複数の変換係数の組に基づいて最適な
エラー信号を選択する第4過程と、前記探索ブロック
と、前記最適なエラー信号に対応する前記候補ブロック
との間の画素変位を表す動きベクトルを前記探索ブロッ
クに対して決定する第5過程とを有することを特徴とす
る動きベクトル決定方法及びそれを用いた装置が提供さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。
て図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0011】図1には、本発明の動き推定器15を含む
入力ディジタル映像信号を圧縮する方法を実現した装置
のブロック図が示されている。前記動き推定器15は候
補動きベクトル決定器と最適動きベクトル決定器30を
含む。
入力ディジタル映像信号を圧縮する方法を実現した装置
のブロック図が示されている。前記動き推定器15は候
補動きベクトル決定器と最適動きベクトル決定器30を
含む。
【0012】入力ディジタル映像信号の現フレームは、
動きベクトル決定器20及び30と減算器10へ供給さ
れる。実際に、現フレーム映像信号は入力メモリ(図示
せず)に格納され、前記現フレームは複数の探索ブロッ
クに分割され、ブロック単位でメモリから検索され、探
索ブロックの大きさは、典型的には8×8〜32×32
画素の範囲である。本発明の候補動きベクトル決定器2
0において、現フレームの探索ブロックと、フレームメ
モリ95から供給される参照フレームの対応する各領域
内の各々の候補ブロックとの間の動き推定が、通常のブ
ロック整合アルゴリズムを用いて行われる。候補動きベ
クトル決定器20で予め定められた数の候補動きベクト
ルが最適動きベクトル決定器へ供給される。最適動きベ
クトル決定器30は候補ベクトルの1つを最適動きベク
トルと決定し、探索ブロックの動きベクトルとして選択
された最適動きベクトルを動き補償器50へ供給する。
動きベクトル決定器20及び30と減算器10へ供給さ
れる。実際に、現フレーム映像信号は入力メモリ(図示
せず)に格納され、前記現フレームは複数の探索ブロッ
クに分割され、ブロック単位でメモリから検索され、探
索ブロックの大きさは、典型的には8×8〜32×32
画素の範囲である。本発明の候補動きベクトル決定器2
0において、現フレームの探索ブロックと、フレームメ
モリ95から供給される参照フレームの対応する各領域
内の各々の候補ブロックとの間の動き推定が、通常のブ
ロック整合アルゴリズムを用いて行われる。候補動きベ
クトル決定器20で予め定められた数の候補動きベクト
ルが最適動きベクトル決定器へ供給される。最適動きベ
クトル決定器30は候補ベクトルの1つを最適動きベク
トルと決定し、探索ブロックの動きベクトルとして選択
された最適動きベクトルを動き補償器50へ供給する。
【0013】候補動きベクトル決定器20及び30に対
する詳細なブロック図は、図2及び図3に開示されてお
り、以下、図面を参照しつつ説明する。
する詳細なブロック図は、図2及び図3に開示されてお
り、以下、図面を参照しつつ説明する。
【0014】最適動きベクトル決定器30からの動きベ
クトルに応じて、予測信号、即ち、動きベクトルに対応
する候補ブロックの画素データがフレームメモリ95か
ら検索されて、動き補償器50により減算器10及び加
算器90へ供給される。
クトルに応じて、予測信号、即ち、動きベクトルに対応
する候補ブロックの画素データがフレームメモリ95か
ら検索されて、動き補償器50により減算器10及び加
算器90へ供給される。
【0015】動き補償器50からの予測信号は、減算器
10において、入力ディジタル映像信号の探索ブロック
から減算され、その結果、即ち、エラー信号または動き
補償されたブロック信号が変換部60へ供給される。変
換部60において、エラー信号は、例えば、DCTを用
いて変換係数に符号化される。
10において、入力ディジタル映像信号の探索ブロック
から減算され、その結果、即ち、エラー信号または動き
補償されたブロック信号が変換部60へ供給される。変
換部60において、エラー信号は、例えば、DCTを用
いて変換係数に符号化される。
【0016】量子化器70において、変換部60から供
給された変換係数は、量子化されて、量子化された変換
係数の組となり、逐次VLD符号化器75及び逆量子化
器80へ供給される。VLC符号化器75において、量
子化器から送られたデータは可変長符号化された1組の
データに変換される。量子化された変換係数は逆量子化
器80でさらに1つの変換係数の組に変換される。この
変換係数の組は、次に逆変換部85へ供給されて画素デ
ータブロックに逆DCT変換(IDCT)される。
給された変換係数は、量子化されて、量子化された変換
係数の組となり、逐次VLD符号化器75及び逆量子化
器80へ供給される。VLC符号化器75において、量
子化器から送られたデータは可変長符号化された1組の
データに変換される。量子化された変換係数は逆量子化
器80でさらに1つの変換係数の組に変換される。この
変換係数の組は、次に逆変換部85へ供給されて画素デ
ータブロックに逆DCT変換(IDCT)される。
【0017】加算器90において、動き補償器50から
の信号、即ち、0または予測信号と逆変換部85からの
画素データブロックは、加算されて再構成された現フレ
ームの信号を供給し、フレームメモリ95へ記録され
る。フレームメモリ95は現フレーム及び参照フレーム
データを格納する2つのフレームメモリ空間を有する。
加算器90からの出力は、画素データブロックを含む。
現フレームを表す全てのブロックがフレームメモリ95
に格納される時、新たなフレームデータが加算器90か
ら供給される。この際、新たなデータは現データと見な
され、以前にフレームメモリ95に格納されたフレーム
データは参照フレームと見なされる。
の信号、即ち、0または予測信号と逆変換部85からの
画素データブロックは、加算されて再構成された現フレ
ームの信号を供給し、フレームメモリ95へ記録され
る。フレームメモリ95は現フレーム及び参照フレーム
データを格納する2つのフレームメモリ空間を有する。
加算器90からの出力は、画素データブロックを含む。
現フレームを表す全てのブロックがフレームメモリ95
に格納される時、新たなフレームデータが加算器90か
ら供給される。この際、新たなデータは現データと見な
され、以前にフレームメモリ95に格納されたフレーム
データは参照フレームと見なされる。
【0018】VLC符号化器75から符号化されたデー
タは、データの伝送のために伝送端(図示せず)へ供給
される。
タは、データの伝送のために伝送端(図示せず)へ供給
される。
【0019】図2を参照すれば、図1に示された候補動
きベクトル決定器20のブロック図が示される。図1に
示されたフレームメモリ95に格納された参照フレーム
メモリは、探索領域形成部22へ供給される。探索領域
形成部22は、任意の大きさ、形態及び探索パターンを
有する、探索ブロックに対する対応する探索領域を画定
し、これに基づいて探索ブロックの動き推定が行われ
る。探索領域形成部22において、探索領域が決定され
た後、探索領域データは候補部形成部24−1〜24−
Nへ供給される。複数の候補ブロック形成部が存在し得
るが、図面には便宜上3つの部分のみが示されている。
各々の候補ブロック形成部24−Nにおいて、探索ブロ
ックと同じ大きさの候補ブロックが探索領域内で生成さ
れ、各候補ブロックの画素データは、各々のブロック整
合部26−1〜26−Nへ出力される。現フレームの探
索ブロックからの候補ブロックの相対的な変位も、候補
ブロック形成部24−1〜24−Nにおいて、各々変位
ベクトルDV(24−1)〜DV(24−N)としてマ
ルチプレクサ29へ出力される。
きベクトル決定器20のブロック図が示される。図1に
示されたフレームメモリ95に格納された参照フレーム
メモリは、探索領域形成部22へ供給される。探索領域
形成部22は、任意の大きさ、形態及び探索パターンを
有する、探索ブロックに対する対応する探索領域を画定
し、これに基づいて探索ブロックの動き推定が行われ
る。探索領域形成部22において、探索領域が決定され
た後、探索領域データは候補部形成部24−1〜24−
Nへ供給される。複数の候補ブロック形成部が存在し得
るが、図面には便宜上3つの部分のみが示されている。
各々の候補ブロック形成部24−Nにおいて、探索ブロ
ックと同じ大きさの候補ブロックが探索領域内で生成さ
れ、各候補ブロックの画素データは、各々のブロック整
合部26−1〜26−Nへ出力される。現フレームの探
索ブロックからの候補ブロックの相対的な変位も、候補
ブロック形成部24−1〜24−Nにおいて、各々変位
ベクトルDV(24−1)〜DV(24−N)としてマ
ルチプレクサ29へ出力される。
【0020】各々のブロックマッチング整合部26−1
〜26−Nにおいて、現フレームの探索ブロックの画素
データと候補ブロック形成部24−1〜24−Nの各々
の候補ブロックの画素データの間のエラー関数が計算さ
れ、ここで、探索ブロックと候補ブロックの対応する画
素との間のMSE(平均二乗誤差)またはMAE(平均
絶対誤差)が計算されて、前記候補ブロックに対するエ
ラー関数値が求められる。ここで、エラー関数とは、探
索ブロックと選択された候補ブロックとの間の類似度を
表すものである。
〜26−Nにおいて、現フレームの探索ブロックの画素
データと候補ブロック形成部24−1〜24−Nの各々
の候補ブロックの画素データの間のエラー関数が計算さ
れ、ここで、探索ブロックと候補ブロックの対応する画
素との間のMSE(平均二乗誤差)またはMAE(平均
絶対誤差)が計算されて、前記候補ブロックに対するエ
ラー関数値が求められる。ここで、エラー関数とは、探
索ブロックと選択された候補ブロックとの間の類似度を
表すものである。
【0021】ブロック整合部26−1〜26−Nからの
全てのエラー関数は、比較器28へ供給される。比較器
28はエラー関数を比較して、エラー値が小さい順序に
M個のエラー関数を選択し(Mは1より大きい整数)、
選択されたエラー関数に対応する候補ブロックを表す1
次選択信号の組をマルチプレクサ29へ出力する。ここ
でエラー関数は最小の関数からM個、その値が小さい順
に選択される。同一の大きさを有する2以上のエラー関
数が存在する場合、前述した選択は、本発明に基づき対
応する変位ベクトルを考慮して行われる。例えば、Mが
4である場合、大きさが最小のエラー関数が1つ存在
し、次に小さい同じ大きさを有するエラー関数が4つ存
在するならば、4つのエラー関数に対応する変位ベクト
ルを互いに比較して、エラー値が小さい順に3つのエラ
ー関数を選択する。次に、マルチプレクサ(MUX)2
9が、選択されたエラー関数に対応する候補ブロックの
変位ベクトルを選択し、選択された変位ベクトルを探索
ブロックに対する候補動きベクトルMV(29−1)〜
MV(29−M)として最適動きベクトル決定器30
(図示せず)へ供給する。
全てのエラー関数は、比較器28へ供給される。比較器
28はエラー関数を比較して、エラー値が小さい順序に
M個のエラー関数を選択し(Mは1より大きい整数)、
選択されたエラー関数に対応する候補ブロックを表す1
次選択信号の組をマルチプレクサ29へ出力する。ここ
でエラー関数は最小の関数からM個、その値が小さい順
に選択される。同一の大きさを有する2以上のエラー関
数が存在する場合、前述した選択は、本発明に基づき対
応する変位ベクトルを考慮して行われる。例えば、Mが
4である場合、大きさが最小のエラー関数が1つ存在
し、次に小さい同じ大きさを有するエラー関数が4つ存
在するならば、4つのエラー関数に対応する変位ベクト
ルを互いに比較して、エラー値が小さい順に3つのエラ
ー関数を選択する。次に、マルチプレクサ(MUX)2
9が、選択されたエラー関数に対応する候補ブロックの
変位ベクトルを選択し、選択された変位ベクトルを探索
ブロックに対する候補動きベクトルMV(29−1)〜
MV(29−M)として最適動きベクトル決定器30
(図示せず)へ供給する。
【0022】図3を参照すれば、本発明によって図1に
示された最適動きベクトル決定器30の詳細なブロック
図が示される。図2に示されたマルチプレクサ29から
の候補動きベクトルMV(29−1)〜MV(29−
M)は、動き補償ブロック31、比較器38及びマルチ
プレクサ39へ供給される。動き補償ブロック31は、
図2に示されたマルチプレクサ29から供給された動き
ベクトルに対応する候補ブロックを、フレームメモリ9
5から引き出してくる。検索された候補ブロック信号
は、各々差分発生器32−1〜32−Mへ供給される。
示された最適動きベクトル決定器30の詳細なブロック
図が示される。図2に示されたマルチプレクサ29から
の候補動きベクトルMV(29−1)〜MV(29−
M)は、動き補償ブロック31、比較器38及びマルチ
プレクサ39へ供給される。動き補償ブロック31は、
図2に示されたマルチプレクサ29から供給された動き
ベクトルに対応する候補ブロックを、フレームメモリ9
5から引き出してくる。検索された候補ブロック信号
は、各々差分発生器32−1〜32−Mへ供給される。
【0023】入力ディジタル映像信号の探索ブロックは
同時に、差分発生器32−1〜32−Mへ供給される。
各々の差分発生器32−1〜32−Mにおいて、エラー
信号及び動き補償されたブロック信号が、図1に示され
た減算器10の場合と同様の方式で探索ブロックと動き
補償ブロック31からの各々の候補ブロックの間で計算
される。
同時に、差分発生器32−1〜32−Mへ供給される。
各々の差分発生器32−1〜32−Mにおいて、エラー
信号及び動き補償されたブロック信号が、図1に示され
た減算器10の場合と同様の方式で探索ブロックと動き
補償ブロック31からの各々の候補ブロックの間で計算
される。
【0024】各々の差分発生器32−1〜32−Mから
の動き補償されたブロック信号は、各々変換ブロック3
4−1〜34−Mへ供給される。
の動き補償されたブロック信号は、各々変換ブロック3
4−1〜34−Mへ供給される。
【0025】各々の変換ブロック34−1〜34−Mに
おいて、エラー信号は図1に示された変換部60の場合
と同様の方式に、例えば、DCTを用いて1組の変換係
数に変換される。変換ブロック34−1〜34−Mから
の各々の1組の変換係数は、以後絶対値計算部36−1
〜36−Mへ供給される。
おいて、エラー信号は図1に示された変換部60の場合
と同様の方式に、例えば、DCTを用いて1組の変換係
数に変換される。変換ブロック34−1〜34−Mから
の各々の1組の変換係数は、以後絶対値計算部36−1
〜36−Mへ供給される。
【0026】各々の絶対値計算器36−1〜36−M
は、1つの変換係数の組のなかの変換係数の絶対値の和
を計算し、各組に対する絶対値の和を比較器38へ供給
する。
は、1つの変換係数の組のなかの変換係数の絶対値の和
を計算し、各組に対する絶対値の和を比較器38へ供給
する。
【0027】比較器38は、前記絶対値の和を比較し、
最少値を有する絶対値の和を選択して、前記選択された
値に対応する候補動きベクトルを表す2次選択信号をマ
ルチプレクサ39へ供給する。同じ最少値を有する和が
2以上存在する場合には、比較器38は前記2つ以上の
和に対応する候補動きベクトルの大きさを比較して、最
小値を有する候補動きベクトルに対応する和を選択す
る。
最少値を有する絶対値の和を選択して、前記選択された
値に対応する候補動きベクトルを表す2次選択信号をマ
ルチプレクサ39へ供給する。同じ最少値を有する和が
2以上存在する場合には、比較器38は前記2つ以上の
和に対応する候補動きベクトルの大きさを比較して、最
小値を有する候補動きベクトルに対応する和を選択す
る。
【0028】マルチプレクサ39は、次に、最適動きベ
クトルとして候補ブロックの1つの候補動きベクトルを
選択して、それを最適動きベクトルとして図1に示され
た動き補償器50へ伝送する。
クトルとして候補ブロックの1つの候補動きベクトルを
選択して、それを最適動きベクトルとして図1に示され
た動き補償器50へ伝送する。
【0029】上記において、本発明の特定の実施例につ
いて説明したが、本明細書に記載した特許請求の範囲を
逸脱することなく、当業者は種々の変更を加え得ること
は勿論である。
いて説明したが、本明細書に記載した特許請求の範囲を
逸脱することなく、当業者は種々の変更を加え得ること
は勿論である。
【0030】
【発明の効果】従って、本発明により、フレーム間の時
間的な相関関係と共に補償されたブロック信号の画素間
の空間的な相関関係を用いて、最適な動きベクトルを決
定する方法及び装置が提供される。
間的な相関関係と共に補償されたブロック信号の画素間
の空間的な相関関係を用いて、最適な動きベクトルを決
定する方法及び装置が提供される。
【図1】本発明による入力ディジタル映像信号を圧縮す
る装置のブロック図である。
る装置のブロック図である。
【図2】図1に示した候補動きベクトル決定器のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図1に示した最適動きベクトルのブロック図で
ある。
ある。
10 減算器 20 候補動きベクトル決定器 30 最適動きベクトル決定器 31 動き補償部 28、38 比較器 39 マルチプレクサ 50 動き補償器 60 変換部 70 量子化器 75 VLC符号化器 80 逆量子化器 85 逆変換器 95 フレームメモリ
Claims (12)
- 【請求項1】 映像信号の現フレームとその参照フレ
ームとの間の動きベクトルを決定する動きベクトル決定
方法であって、 前記現フレームは同一の大きさの複数の探索ブロックに
分けられ、前記参照フレームは前記探索ブロックと同じ
個数の参照領域を備え、前記参照領域の各々は前記大き
さを有する複数の候補ブロックを備えることを特徴と
し、 対応する探索領域に対して前記探索ブロックを動き推定
して、前記探索領域に含まれた前記候補ブロックのなか
から複数の候補ブロックを、前記選択された候補ブロッ
クが前記探索領域に含まれた選択されない候補ブロック
のエラー関数の値以下のエラー値を有するように選択す
る第1過程と、 前記探索ブロックと前記選択された候補ブロックの各々
との間の画素データの差を表す各エラー信号を発生する
第2過程と、 前記エラー信号をそれぞれ1組の変換係数に変換して、
複数の変換係数の組を生成する第3過程と、 前記第3過程で生成された前記複数の変換係数の組に基
づいて最適なエラー信号を選択する第4過程と、 前記探索ブロックと、前記最適なエラー信号に対応する
前記候補ブロックとの間の画素変位を表す動きベクトル
を前記探索ブロックに対して決定する第5過程とを有す
ることを特徴とする動きベクトル決定方法。 - 【請求項2】 前記第5過程の後に、前記現フレーム
内の残りの各前記探索ブロックに対して前記第1過程〜
第5過程を反復する第6過程を更に有することを特徴と
する請求項1に記載の動きベクトル決定方法。 - 【請求項3】 前記第4過程が、 各前記変換係数の組内で変換係数の絶対値の和を計算す
る第4a過程と、 各前記和のなかから最少値の和を選択する第4b過程
と、 選択された前記最少値の和に対応するエラー信号を前記
最適のエラー信号として選択する第4c過程を更に有す
ることを特徴とする請求項1に記載の動きベクトル決定
方法。 - 【請求項4】 前記エラー関数の各々が、平均絶対誤
差値であることを特徴とする請求項3に記載の動きベク
トル決定方法。 - 【請求項5】 前記エラー関数の各々が、平均二乗誤
差値であることを特徴とする請求項3に記載の動きベク
トル決定方法。 - 【請求項6】 前記第1過程が、 前記探索ブロックをそれに対応する探索領域に対して動
き推定することによって、エラー関数及び前記対応する
探索領域に含まれた前記候補ブロックの各々に対する、
前記探索ベクトルと前記候補ベクトルの各々との間の画
素の変位を表す変位ベクトルを選択する過程と、 複数の候補ブロックを選択して、候補動きベクトルとし
て選択された前記候補ブロックに対する変位ベクトル
を、選択された前記候補ブロックに対するいかなるエラ
ー関数も、対応する前記探索領域内の任意の選択されな
い前記候補ブロックに対するエラー関数値以下であるよ
うに選択する過程とを更に有することを特徴とする請求
項3に記載の動きベクトル決定方法。 - 【請求項7】 前記選択された候補ブロックに対する
エラー関数が前記任意の選択されない候補ブロックに対
する任意のエラー関数より大きい場合、前者の選択され
た候補ブロックに対する変位ベクトルの大きさが後者の
選択されない候補ブロックに対するエラー関数の変位ベ
クトルの大きさ以下となるように、選択された前記候補
ブロックが決定されることを特徴とする請求項6に記載
の動きベクトル決定方法。 - 【請求項8】 前記最小値の和を選択する前記第4b
過程が、 ただ1つの前記和が最少の値を有する場合、前記最少値
の和として前記1つの和を選択し、2つ以上の前記和が
最少の値を有する場合、前記2以上の和に対応する前記
候補動きベクトルのうち、大きさが最小の前記候補動き
ベクトルを決定し、決定された前記候補動きベクトルに
対応する前記和を前記最少値の和として選択する過程を
更に有することを特徴とする請求項6に記載の動きベク
トル決定方法。 - 【請求項9】 前記参照フレームが、前記現フレーム
の前フレームであることを特徴とする請求項8に記載の
動きベクトル決定方法。 - 【請求項10】 映像信号の現フレームとその参照フ
レームとの間の動きベクトルを決定する動きベクトル決
定装置であって、 前記現フレームは同一の大きさの複数の探索ブロックに
分けられ、前記参照フレームは前記探索ブロックと同じ
個数の参照領域を備え、前記参照領域の各々は前記探索
ブロックと同一の大きさを有する複数の候補ブロックを
備えることを特徴とし、 前記探索ブロックをそれに対応する探索領域に対して動
き推定して、前記対応する探索領域に含まれた各前記候
補ブロックに対する、前記探索ブロックと前記候補ブロ
ックとの間の画素変位を表す変位ベクトル及びエラー関
数を生成する動き推定手段と、 前記エラー関数に基づいて、選択された候補ブロックの
変位ベクトルを表す候補動きベクトルを複数発生する手
段であって、複数の前記候補ベクトルのエラー関数の何
れもが、選択されない任意の候補ブロックに対するエラ
ー関数以下である、該候補動きベクトル発生手段と、 前記候補動きベクトルに基づいて、前記探索ブロックと
前記選択された候補ブロックの各々との間の画素データ
の誤差を表すエラー信号を複数供給する手段と、 前記エラー信号を各々変換係数の組に変換して、対応す
る複数の変換係数の組からなる変換データを求める手段
と、 前記変換データに基づいて、前記探索ブロックに対する
動きベクトルを決定する手段とを有することを特徴とす
る動きベクトル決定装置。 - 【請求項11】 前記動きベクトルを決定する手段
が、 前記変換データに含まれた各前記変換係数の組において
各変換係数の絶対値の和を計算して、複数の和を供給す
る手段と、 前記複数の和のうち、最少値の和を求める手段と、 前記候補動きベクトルに応じて、求められた前記最小値
の和に対応する候補動きベクトルを前記探索ブロックの
動きベクトルとして選択する手段とを更に有することを
特徴とする請求項10に記載の動きベクトル決定装置。 - 【請求項12】 前記動きベクトルを決定する手段
が、 前記候補動きベクトルの応じて、1または2以上の前記
最少値の和を求める手段と、 前記最少値の和がただ1つ求められた場合、それを求め
るべき前記最小値の和として決定し、2つ以上の最少値
の和が求められた場合、各前記最小値の和に対応する各
前記候補動きベクトルの大きさを比較して、その大きさ
が最小の候補動きベクトルに対応する和を求めるべき前
記最小値の和として決定する手段をさらに含むことを特
徴とする請求項11に記載の動きベクトル決定装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1995P19182 | 1995-06-30 | ||
KR1019950019182A KR0180170B1 (ko) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 움직임 추정 방법 및 추정 장치 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0974569A true JPH0974569A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=19419529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8191428A Pending JPH0974569A (ja) | 1995-06-30 | 1996-07-01 | 最適動きベクトル決定方法及び装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5838391A (ja) |
JP (1) | JPH0974569A (ja) |
KR (1) | KR0180170B1 (ja) |
CN (1) | CN1136728C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6898244B1 (en) * | 1998-03-20 | 2005-05-24 | Pioneer Electronic Corporation | Movement vector generating apparatus and method and image encoding apparatus and method |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10327415A (ja) * | 1997-05-22 | 1998-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | 動きベクトル検出装置 |
KR100255748B1 (ko) * | 1997-07-19 | 2000-05-01 | 전주범 | 가중된 블럭 정합 알고리즘에 의한 움직임 추정 방법 및장치 |
KR100582856B1 (ko) * | 1997-09-23 | 2006-05-24 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 움직임 추정 및 움직임 보상된 보간법 |
US6463164B1 (en) * | 1998-08-20 | 2002-10-08 | Lucent Technologies Inc. | Motion vector estimation based on statistical features of an image frame |
JP4003128B2 (ja) * | 2002-12-24 | 2007-11-07 | ソニー株式会社 | 画像データ処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
JP2004221757A (ja) * | 2003-01-10 | 2004-08-05 | Renesas Technology Corp | 動き検出装置及び探索領域形状可変動き検出器 |
US8150155B2 (en) | 2006-02-07 | 2012-04-03 | Qualcomm Incorporated | Multi-mode region-of-interest video object segmentation |
US8265349B2 (en) * | 2006-02-07 | 2012-09-11 | Qualcomm Incorporated | Intra-mode region-of-interest video object segmentation |
US8265392B2 (en) * | 2006-02-07 | 2012-09-11 | Qualcomm Incorporated | Inter-mode region-of-interest video object segmentation |
GB2435360B (en) * | 2006-02-16 | 2009-09-23 | Imagination Tech Ltd | Method and apparatus for determining motion between video images |
KR100760681B1 (ko) * | 2006-05-22 | 2007-09-28 | (주)대우건설 | 프리캐스트 방호벽 부재 및 이를 이용한 교량 방호벽 구조 |
US20090060373A1 (en) * | 2007-08-24 | 2009-03-05 | General Electric Company | Methods and computer readable medium for displaying a restored image |
CN106851313B (zh) * | 2011-06-27 | 2018-12-14 | 三星电子株式会社 | 对图像进行解码的方法 |
EP4415375A1 (en) * | 2023-02-09 | 2024-08-14 | IniVation AG | Event sensor and method for producing a data stream of event data |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2833236B2 (ja) * | 1991-01-31 | 1998-12-09 | 日本電気株式会社 | 画像の予測符号化方式 |
US5469517A (en) * | 1992-01-21 | 1995-11-21 | Nec Corporation | Motion compensation circuit |
KR0166722B1 (ko) * | 1992-11-30 | 1999-03-20 | 윤종용 | 부호화 및 복호화방법 및 그 장치 |
EP0720382B1 (en) * | 1994-12-30 | 2000-04-12 | Daewoo Electronics Co., Ltd | Variable size block matching motion estimation apparatus |
-
1995
- 1995-06-30 KR KR1019950019182A patent/KR0180170B1/ko not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-06-28 CN CNB961071737A patent/CN1136728C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1996-07-01 JP JP8191428A patent/JPH0974569A/ja active Pending
- 1996-07-01 US US08/673,461 patent/US5838391A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6898244B1 (en) * | 1998-03-20 | 2005-05-24 | Pioneer Electronic Corporation | Movement vector generating apparatus and method and image encoding apparatus and method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR0180170B1 (ko) | 1999-05-01 |
US5838391A (en) | 1998-11-17 |
CN1145007A (zh) | 1997-03-12 |
KR970004884A (ko) | 1997-01-29 |
CN1136728C (zh) | 2004-01-28 |
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---|---|---|---|
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060214 |