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JPH0973372A - 記憶制御方法及び記憶制御装置 - Google Patents

記憶制御方法及び記憶制御装置

Info

Publication number
JPH0973372A
JPH0973372A JP7230548A JP23054895A JPH0973372A JP H0973372 A JPH0973372 A JP H0973372A JP 7230548 A JP7230548 A JP 7230548A JP 23054895 A JP23054895 A JP 23054895A JP H0973372 A JPH0973372 A JP H0973372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copy
storage device
multiplex
auxiliary storage
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7230548A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Umemoto
泰孝 梅元
Hideo Tobisaka
栄雄 飛坂
Yoshinari Akakura
良成 赤倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7230548A priority Critical patent/JPH0973372A/ja
Publication of JPH0973372A publication Critical patent/JPH0973372A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重化コピー処理を行う場合でも、アプリケ
ーションの立ち上げ時間、ひいてはシステム全体の立ち
上げ時間を短縮化できる記憶制御方法を提供することを
第1の課題とする。 【解決手段】 補助記憶装置に対して、一定時間以内に
行われた読出要求及び書込要求の回数の合計値を取得す
る回数取得ステップと、回数取得ステップで取得された
読出要求回数及び書込要求回数の合計値に基づいて、多
重化コピー処理1回当りのコピー量を決定すると共に、
次回の多重化コピー処理までの待ち時間を決定するコピ
ー量・待ち時間決定ステップと、コピー量・待ち時間決
定ステップで決定されたコピー量及び待ち時間に従っ
て、多重化コピー処理を実行する多重化コピー処理実行
ステップとを備えて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶制御方法に関
し、特に、現用系の補助記憶装置に記憶された内容を、
記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコピーする
処理である多重化コピー処理が行われる記憶制御方法に
関する。
【0002】また、本発明は、記憶制御装置に関し、特
に、多重化コピー処理が行われる記憶制御装置に関す
る。
【0003】
【従来の技術】例えば、電子交換機などに用いられるコ
ンピュータシステムでは、複数の補助記憶装置に同一の
データを書き込む(記録する)ことで高信頼性を確保し
ている。即ち、主となる補助記憶装置(現用系の補助記
憶装置)が故障しても、従となる補助記憶装置(予備系
の補助記憶装置)が代替することで、システム全体の動
作に支障をきたさない仕組みとなっている。
【0004】ところで、前述したコンピュータシステム
において、現用系の補助記憶装置及び予備系の補助記憶
装置には、本来同一のデータが記録されているはずであ
るが、初期立ち上げ時や障害発生時等には、現用系の補
助記憶装置の記録内容と予備系の補助記憶装置の記録内
容とが異なることがある。
【0005】そこで、前述したコンピュータシステムで
は、現用系の補助記憶装置に記録された内容を、予備系
の補助記憶装置にコピーする処理(多重化コピー処理)
が行われている。ここで、このような多重化コピー処理
は、システムの初期立ち上げ時やシステム障害等による
再立ち上げ時に行われることが多い。
【0006】なお、本明細書中において、補助記憶装置
は、外部記憶装置あるいは二次記憶装置と同義であると
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来行われている多重
化コピー処理は、アプリケーションからの補助記憶装置
へのアクセス、即ち読出及び書込を考慮しておらず、し
かも、現用系の補助記憶装置の全記憶領域の内容をその
まま予備系の補助記憶装置に複写(コピー)している。
【0008】そのため、アプリケーションの立ち上げに
よる補助記憶装置へのアクセスと、多重化コピー処理に
よる補助記憶装置へのアクセスとが競合する事態が発生
している。このような事態は、特に、システムの初期立
ち上げ時や再立ち上げ時等に発生しており、アプリケー
ションの立ち上げ、ひいてはシステム全体の立ち上げに
時間がかかりすぎる問題が生じている。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、多重化コピー処理を行う場合でも、アプリケ
ーションの立ち上げ時間、ひいてはシステム全体の立ち
上げ時間を短縮化できる記憶制御方法を提供することを
第1の課題とする。
【0010】また、本発明は、アプリケーションの立ち
上げ時間を短縮化できるとともに、補助記憶装置間のデ
ータの複写時間を短縮化でき、さらに、システム全体の
立ち上げ時間も短縮化できる記憶制御装置を提供するこ
とを第2の課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
《本発明の第1の記憶制御方法》本発明の第1の記憶制
御方法は、前述した第1の課題を解決するため以下のよ
うに構成されている(請求項1に対応)。図1は、本発
明の第1の記憶制御方法に対応した原理フローチャート
図である。
【0012】即ち、現用系の補助記憶装置に記憶された
内容を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコ
ピーする処理である多重化コピー処理が行われる記憶制
御方法において、回数取得ステップ、コピー量・待ち時
間決定ステップ及び多重化コピー処理実行ステップを備
えている。
【0013】前記回数取得ステップでは、前記補助記憶
装置に対して、一定時間以内に行われた読出要求及び書
込要求の回数の合計値を取得する(図1のS101部分
に相当)。
【0014】前記コピー量・待ち時間決定ステップで
は、前記回数取得ステップで取得された読出要求回数及
び書込要求回数の合計値に基づいて、多重化コピー処理
1回当りのコピー量を決定すると共に、次回の多重化コ
ピー処理までの待ち時間を決定する(図1のS102部
分に相当)。
【0015】前記多重化コピー処理実行ステップでは、
前記コピー量・待ち時間決定ステップで決定されたコピ
ー量及び待ち時間に従って、多重化コピー処理を実行す
る(図1のS103部分に相当)。
【0016】《本発明の第2の記憶制御方法》本発明の
第2の記憶制御方法は、前述した第1の課題を解決する
ため以下のように構成されている(請求項2に対応)。
【0017】即ち、第1の記憶制御方法において、前記
回数取得ステップでは、多重化コピー処理以外の処理に
基づいて、前記補助記憶装置に対して、一定時間以内に
行われた読出要求及び書込要求の回数の合計値を取得す
る。
【0018】ここで、多重化コピー処理以外の処理に基
づいて、前記補助記憶装置に対して、一定時間以内に行
われた読出要求及び書込要求の回数の合計値を“S”と
表せば、Sは、式(1)で求められる。
【0019】
【数1】 S=P−Q+2R ・・・(1) ただし、Pは現用系の補助記憶装置への読出要求回数、
Qは予備系の補助記憶装置への書込要求回数、Rは現用
系の補助記憶装置への書込要求回数である。
【0020】《本発明の第3の記憶制御方法》本発明の
第3の記憶制御方法は、前述した第1の課題を解決する
ため以下のように構成されている(請求項3に対応)。
図2は、本発明の第3の記憶制御方法に対応した原理フ
ローチャート図である。
【0021】即ち、現用系の補助記憶装置に記憶された
内容を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコ
ピーする処理である多重化コピー処理が行われる記憶制
御方法において、データ量取得ステップ、コピー量・待
ち時間決定ステップ及び多重化コピー処理実行ステップ
を備えている。
【0022】前記データ量取得ステップでは、前記補助
記憶装置に対して、一定時間以内に読出要求された時の
読出データ量及び一定時間以内に書込要求された時の書
込データ量の合計値を取得する(図2のS201部分に
相当)。
【0023】前記コピー量・待ち時間決定ステップで
は、前記データ量取得ステップで取得された読出データ
量及び書込データ量の合計値に基づいて、多重化コピー
処理1回あたりのコピー量を決定すると共に、次回の多
重化コピー処理までの待ち時間を決定する(図2のS2
02部分に相当)。
【0024】前記多重化コピー処理実行ステップでは、
前記コピー量・待ち時間決定ステップで決定されたコピ
ー量及び待ち時間に従って、多重化コピー処理を実行す
る(図2のS203部分に相当)。
【0025】《本発明の第4の記憶制御方法》本発明の
第4の記憶制御方法は、前述した第1の課題を解決する
ため以下のように構成されている(請求項4に対応)。
【0026】即ち、第3の記憶制御方法において、前記
データ量取得ステップでは、多重化コピー処理以外の処
理に基づいて、前記補助記憶装置に対して、一定時間以
内に読出要求された時の読出データ量及び一定時間以内
に書込要求された時の書込データ量の合計値を取得す
る。
【0027】ここで、多重化コピー処理以外の処理に基
づいて、前記補助記憶装置に対して、一定時間以内に読
出要求された時の読出データ量及び一定時間以内に書込
要求された時の書込データ量の合計値を“T”と表せ
ば、Tは、式(2)で求められる。
【0028】
【数2】 T=U−V+2W ・・・(2) ただし、Uは、現用系の補助記憶装置に対して一定時間
以内に読出要求された時の読出データ量、Vは、予備系
の補助記憶装置に対して一定時間以内に書込要求された
時の書込データ量、Wは、現用系の補助記憶装置に対し
て一定時間以内に書込要求された時の書込データ量であ
る。
【0029】《本発明の第5の記憶制御方法》本発明の
第5の記憶制御方法は、前述した第1の課題を解決する
ため以下のように構成されている(請求項5に対応)。
図3は、本発明の第5の記憶制御方法に対応した原理フ
ローチャート図である。
【0030】即ち、現用系の補助記憶装置に記憶された
内容を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコ
ピーする処理である多重化コピー処理が行われる記憶制
御方法において、記録位置獲得ステップ及び多重化コピ
ー処理実行ステップを備えている。
【0031】前記記録位置獲得ステップでは、前記現用
系の補助記憶装置から、記録されているファイルを管理
するための情報を示すファイル管理情報を読み出すと共
に、読み出したファイル管理情報から、ファイルとして
使用されている記録領域の最後尾の記録位置を獲得する
(図3のS301部分に相当)。
【0032】前記多重化コピー処理実行ステップでは、
記録領域の先頭から、前記記録位置獲得ステップで獲得
された記録位置までをコピー範囲として、多重化コピー
処理を実行する(図3のS302部分に相当)。
【0033】《本発明の第6の記憶制御方法》本発明の
第6の記憶制御方法は、前述した第1の課題を解決する
ため以下のように構成されている(請求項6に対応)。
図4は、本発明の第6の記憶制御方法に対応した原理フ
ローチャート図である。
【0034】即ち、現用系の補助記憶装置に記憶された
内容を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコ
ピーする処理である多重化コピー処理が行われる記憶制
御方法において、ファイル管理情報比較ステップ及び多
重化コピー処理実行ステップを備えている。
【0035】前記ファイル管理情報比較ステップでは、
前記現用系の補助記憶装置及び前記予備系の補助記憶装
置から、記録されているファイルを管理するための情報
であるファイル管理情報を読み出して比較する(図4の
S401部分に相当)。
【0036】前記多重化コピー処理実行ステップでは、
前記ファイル管理情報比較ステップでの比較結果を入力
し、記録内容に差異があるファイルのみをコピー対象と
して、多重化コピー処理を実行する(図4のS402部
分に相当)。
【0037】《本発明の第7の記憶制御方法》本発明の
第7の記憶制御方法は、前述した第1の課題を解決する
ため以下のように構成されている(請求項7に対応)。
図5は、本発明の第7の記憶制御方法に対応した原理フ
ローチャート図である。
【0038】即ち、現用系の補助記憶装置に記憶された
内容を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコ
ピーする処理である多重化コピー処理が行われる記憶制
御方法において、管理・復元情報記録ステップ、管理・
復元情報比較ステップ及び多重化コピー処理実行ステッ
プを備えている。
【0039】前記管理・復元情報記録ステップでは、前
記補助記憶装置毎に固有な管理情報及び前記補助記憶装
置に設けられた記録領域が何回更新されているかをブロ
ック単位毎に示す復元情報を、各補助記憶装置毎に記録
する(図5のS501部分に相当)。
【0040】前記管理・復元情報比較ステップでは、前
記現用系の補助記憶装置及び前記予備系の補助記憶装置
から読み出された管理情報及び復元情報を比較する(図
5のS502部分に相当)。
【0041】前記多重化コピー処理実行ステップでは、
前記管理・復元情報比較ステップでの比較結果を入力
し、固有情報に差異があると認められた場合には、全記
録領域をコピー対象として、多重化コピー処理を実行す
る一方、復元情報に差異があると認められた場合には、
差異があるブロックのみをコピー対象として、多重化コ
ピー処理を実行する(図5のS503〜S506部分に
相当)。
【0042】《本発明の第8の記憶制御方法》本発明の
第8の記憶制御方法は、前述した第1の課題を解決する
ため以下のように構成されている(請求項8に対応)。
図5は、本発明の第8の記憶制御方法に対応した原理フ
ローチャート図である。
【0043】即ち、現用系の補助記憶装置に記憶された
内容を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコ
ピーする処理である多重化コピー処理が行われる記憶制
御方法において、管理・復元情報記録ステップ、管理・
復元情報比較ステップ及び多重化コピー処理実行ステッ
プを備えている。
【0044】前記管理・復元情報記録ステップでは、前
記補助記憶装置毎に固有な管理情報及び前記補助記憶装
置に設けられた記録領域がいつ更新されたかをブロック
単位毎に示す復元情報を、各補助記憶装置毎に記録する
(図5のS501部分に相当)。
【0045】前記管理・復元情報比較ステップでは、前
記現用系の補助記憶装置及び前記予備系の補助記憶装置
から読み出された管理情報及び復元情報を比較する(図
5のS502部分に相当)。
【0046】前記多重化コピー処理実行ステップでは、
前記管理・復元情報比較ステップでの比較結果を入力
し、固有情報に差異があると認められた場合には、全記
録領域をコピー対象として、多重化コピー処理を実行す
る一方、復元情報に差異があると認められた場合には、
差異があるブロックのみをコピー対象として、多重化コ
ピー処理を実行する(図5のS503〜S506部分に
相当)。
【0047】《本発明の第1の記憶制御装置10》本発
明の第1の記憶制御装置10は、前述した第2の課題を
解決するため以下のように構成されている(請求項9に
対応)。図6は、本発明の第1の記憶制御装置10に対
応した原理ブロック図である。
【0048】即ち、現用系の補助記憶装置200Aに記
憶された内容を、記憶制御装置10により予備系の補助
記憶装置200Bにコピーする処理である多重化コピー
処理が行われる記憶制御方法において、回数取得部1
1、コピー量・待ち時間決定部13及び多重化コピー処
理実行部14を備えている。
【0049】前記回数取得部11では、前記補助記憶装
置200A〜200Bに対して、一定時間以内に行われ
た読出要求及び書込要求の回数の合計値を取得する。前
記コピー量・待ち時間決定部13では、前記回数取得部
11で取得された読出要求回数及び書込要求回数の合計
値に基づいて、多重化コピー処理1回当りのコピー量を
決定すると共に、次回の多重化コピー処理までの待ち時
間を決定する。
【0050】前記多重化コピー処理実行部14では、前
記コピー量・待ち時間決定部13で決定されたコピー量
及び待ち時間に従って、多重化コピー処理を実行する。
本発明の第1の記憶制御装置10によれば、回数取得部
11で取得された読出要求回数及び書込要求回数の合計
値に基づいて、コピー量・待ち時間決定部13により、
多重化コピー処理1回当りのコピー量と次回の多重化コ
ピー処理までの待ち時間が決定される。そして、決定さ
れたコピー量及び待ち時間に従って、多重化コピー処理
実行部14により、多重化コピー処理が実行される。
【0051】《本発明の第2の記憶制御装置10》本発
明の第2の記憶制御装置10は、前述した第2の課題を
解決するため以下のように構成されている(請求項10
に対応)。図7は、本発明の第2の記憶制御装置10に
対応した原理ブロック図である。
【0052】即ち、現用系の補助記憶装置200Aに記
憶された内容を、記憶制御装置10により予備系の補助
記憶装置200Bにコピーする処理である多重化コピー
処理が行われる記憶制御方法において、データ量取得部
12、コピー量・待ち時間決定部13及び多重化コピー
処理実行部14を備えている。
【0053】前記データ量取得部12では、前記補助記
憶装置200A〜200Bに対して、一定時間以内に読
出要求された時の読出データ量及び一定時間以内に書込
要求された時の書込データ量の合計値を取得する。
【0054】前記コピー量・待ち時間決定部13では、
前記データ量取得部12で取得された読出データ量及び
書込データ量の合計値に基づいて、多重化コピー処理1
回あたりのコピー量を決定すると共に、次回の多重化コ
ピー処理までの待ち時間を決定する。
【0055】前記多重化コピー処理実行部14では、前
記コピー量・待ち時間決定部13で決定されたコピー量
及び待ち時間に従って、多重化コピー処理を実行する。
本発明の第2の記憶制御装置10によれば、データ量取
得部12で取得された読出データ量及び書込データ量の
合計値に基づいて、コピー量・待ち時間決定部13によ
り、多重化コピー処理1回当りのコピー量と次回の多重
化コピー処理までの待ち時間が決定される。そして、決
定されたコピー量及び待ち時間に従って、多重化コピー
処理実行部14により、多重化コピー処理が実行され
る。
【0056】《補助記憶装置》本発明の第1から第8の
記憶制御方法及び第1から第2の記憶制御装置におい
て、前記補助記憶装置として、磁気ディスク記憶装置、
光ディスク記憶装置、光磁気ディスク記憶装置等が用い
られる。
【0057】そして、現用系の補助記憶装置及び予備系
の補助記憶装置は、それぞれ、1台以上設けることが可
能である。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して第1〜第8
の実施形態を説明する。なお、第1〜第8の実施形態
は、2台の補助記憶装置(ハードディスク)が、いわゆ
る「ミラーディスク」と呼ばれる多重化構成で設けられ
ている多重化システムに関する。
【0059】<第1実施形態> (多重化システムの構成)図8は、第1実施形態の多重
化システムの構成を示している。同図に示すように、実
施形態の多重化システムは、コンピュータ100と、こ
のコンピュータ100に接続される現用系のハードディ
スク200A及び予備系のハードディスク200Bから
構成されている。
【0060】(現用系のハードディスク200A及び予
備系のハードディスク200B)現用系のハードディス
ク200A及び予備系のハードディスク200Bには、
同一のデータが書き込まれる(記録される)ようになっ
ており、現用系のハードディスク200A内のファイル
が破壊されても、予備系のハードディスク200B内の
ファイルによって代替されるようになっている。
【0061】ハードディスク200A〜200Bの記録
領域には、図9に示すように、記録されているファイル
を管理するためのファイル管理情報及びファイル(同図
中のファイルa、ファイルb、ファイルc)が記録され
るようになっている。
【0062】ここで、ファイル管理情報は、ボリューム
情報、ディレクトリ情報及びファイルノード情報から構
成されている。ボリューム情報は、1台のハードディス
クにつき1つ設けられている情報で、ファイルノード情
報が占める領域の大きさを示す「ファイルノード情報域
容量」及びファイルの実体が占める領域の大きさを示す
「ファイル実体域容量」等から構成されている。
【0063】ディレクトリノード情報は、1台のハード
ディスクにつき1つ以上設けられている情報で、「ディ
レクトリ名」、「所有者識別子」及び「作成日付」等か
ら構成されている。
【0064】ファイルノード情報は、1台のハードディ
スクにつき1つ以上設けられている情報で、「ファイル
名」、「ファイル空間使用量」、「先頭位置」、「サイ
ズ」、「作成日付」及び「更新日付」等から構成されて
いる。
【0065】(コンピュータ100)コンピュータ10
0は、オペレーティングシステム(以下、OS)10、
及びこのOS10上で実行されるアプリケーションプロ
グラム(以下、アプリケーション)20が動作する装置
である。
【0066】アプリケーション20は、ハードディスク
200A〜200Bが多重化されていることを認識せず
に、ハードディスク200A〜200Bにアクセス、即
ち読出及び書込を行うようになっている。
【0067】OS10は、アプリケーション20から読
出要求があった場合に、現用系のハードディスク200
Aからデータを読み出す。また、OS10は、アプリケ
ーション20から書込要求があった場合に、現用系のハ
ードディスク200A及び予備系のハードディスク20
0Bにデータを書き込む(記録する)。
【0068】ところで、現用系のハードディスク200
A及び予備系のハードディスク200Bには、本来同一
のデータが記録されているはずであるが、初期立ち上げ
時や障害発生時等には、現用系のハードディスク200
Aの記録内容と予備系のハードディスク200Bの記録
内容とが異なることがある。
【0069】そこで、OS10は、図10に示すよう
に、現用系のハードディスク200Aの全記録領域の内
容を、予備系のハードディスク200Bにコピーする処
理(多重化コピー処理)を行っている。
【0070】従来行われている多重化コピー処理は、ハ
ードディスク200A〜200Bへのアクセス量(読出
及び書込)を考慮せずに行われている。しかし、第1実
施形態で行われている多重化コピー処理では、ハードデ
ィスク200A〜200Bに対して、一定時間(ここで
は30秒)以内に行われた読出要求及び書込要求の回数
の合計値(アクセス量)を考慮して行っている。
【0071】ここまで説明したOS10の仕組みを図8
と関連づけて説明すれば、アプリケーション20との間
でインタフェースを行う、即ち読出要求及び書込要求を
入力するとともに、読み出されたデータ(以下、読出デ
ータ)をアプリケーション20に出力するのがファイル
管理部15である。
【0072】ファイル管理部15が読出要求を入力した
場合に、デバイスドライバ17は、現用系のハードディ
スク200Aからデータを読み出す。読出データは、図
8の“A”で示される経路を経てアプリケーション20
に出力される。
【0073】ファイル管理部15が書込要求を入力した
場合に、デバイスドライバ17は、現用系のハードディ
スク200A及び予備系のハードディスク200Bに同
一のデータを書き込む。図8の“B”及び“D”で示さ
れる経路は、書き込まれるデータ(以下、書込データ)
が移動する経路を示している。
【0074】制御部16は、多重化コピー処理を行うた
め、デバイスドライバ17を介して現用系のハードディ
スク200Aからデータを読み出す。図8の“C”で示
される経路は、読出データが移動する経路を示してい
る。そして、読出データは、デバイスドライバ17を介
して予備系のハードディスク200Bに書き込まれる。
図8の“E”で示される経路は、書込データが移動する
経路を示している。
【0075】また、制御部16は、ハードディスク20
0A〜200Bに対して、一定時間以内に行われたアク
セス量を考慮して多重化コピー処理を行うため、図11
に示される多重化コピー処理実行制御テーブル(以下、
制御テーブル)を使用する。
【0076】制御テーブルには、ハードディスク200
A〜200Bに対して、一定時間以内に行われた読出要
求及び書込要求の回数の合計値(Xで表す)、復元サイ
ズ及び待ち時間の関係が格納されると共に、ハードディ
スク200A〜200Bへの読出データ量及び書込デー
タ量の合計値(Xで表す。単位はバイト。)、復元サイ
ズ及び待ち時間の関係が格納されている。
【0077】復元サイズとは、多重化コピー処理1回当
たりのコピー量のことであり、単位は「バイト」であ
る。復元サイズが指定されているのは、1回の多重化コ
ピー処理で多量のコピーを行うと、アプリケーション2
0からハードディスク200A〜200Bへアクセスが
できにくくなってしまい、アプリケーション20の立ち
上げが遅延する等の事態が発生するからである。
【0078】待ち時間とは、多重化コピー処理を行った
後から次回に行われる多重化コピー処理までの待ち時間
のことであり、単位は「秒」である。待ち時間が指定さ
れているのは、多重化コピー処理が続けて行われると、
アプリケーション20からハードディスク200A〜2
00Bへアクセスができにくくなってしまい、アプリケ
ーション20の立ち上げが遅延する等の事態が発生する
からである。
【0079】図11に示される制御テーブルの場合、例
えばXが“368”ならば、復元サイズは5Mバイト
で、待ち時間は30秒に指定される。 (多重化コピー処理の動作)次に、図12を参照して多
重化コピー処理の動作を説明する。
【0080】まず、制御部16は、デバイスドライバ1
7より、ハードディスク200A〜200Bへの読出要
求回数及び書込要求回数の合計値(X)を取得する(ス
テップ1201)。
【0081】ステップ1201で取得されたXの値が
“5”未満の場合(ステップ1202の“YES”の経
路)、図11に示される制御テーブルから、復元サイズ
は10Mバイトで、待ち時間は0秒に指定される(ステ
ップ1206)。
【0082】ステップ1201で取得されたXの値が
“50”未満の場合(ステップ1203の“YES”の
経路)、図11に示される制御テーブルから、復元サイ
ズは10Mバイトで、待ち時間は15秒に指定される
(ステップ1207)。
【0083】ステップ1201で取得されたXの値が
“500”未満の場合(ステップ1204の“YES”
の経路)、図11に示される制御テーブルから、復元サ
イズは5Mバイトで、待ち時間は30秒に指定される
(ステップ1208)。
【0084】ステップ1201で取得されたXの値が
“500”以上の場合(ステップ1204の“NO”の
経路)、図11に示される制御テーブルから、復元サイ
ズは0Mバイトで、待ち時間は30秒に指定される(ス
テップ1205)。
【0085】次に、ステップ1206〜908及びステ
ップ1209で指定された復元サイズ分、多重化コピー
処理が行われる(ステップ1209)。次に、多重化コ
ピー処理が終了していない場合(ステップ1210の
“NO”の経路)、ステップ1206〜908及びステ
ップ1209で指定された待ち時間分待って(ステップ
1211)、ステップ1202に戻る。
【0086】次に、多重化コピー処理が終了した場合
(ステップ1210の“YES”の経路)、一連の処理
が終了する。 <第2実施形態>第2実施形態は、第1実施形態と同様
に構成されているが、多重化コピー処理方法が異なる実
施形態である。
【0087】第2実施形態での多重化コピー処理では、
ハードディスク200A〜200Bに対して、一定時間
(ここでは30秒)以内に読出要求された時に読出デー
タ量及び一定時間以内に書込要求された時の書込データ
量の合計値を考慮する。
【0088】そして、第1実施形態の場合と同様、図1
0に示すように、現用系のハードディスク200Aの全
記録領域の内容を、予備系のハードディスク200Bに
コピーする。
【0089】具体的な第2実施形態の多重化コピー処理
は、図12に示される。まず、制御部16は、デバイス
ドライバ17より、ハードディスク200A〜200B
への読出データ量及び書込データ量の合計値(X)を取
得する(ステップ1201)。
【0090】ステップ1201以後、ステップ1202
〜ステップ1211が実行されるが、各ステップの処理
内容は、第1実施形態のところで説明したのと同様なの
で説明を省略する。
【0091】<第3実施形態>第3実施形態は、第1実
施形態と同様に構成されているが、多重化コピー処理方
法が異なる実施形態である。
【0092】第3実施形態での多重化コピー処理では、
多重化コピー処理以外の処理に基づいて、ハードディス
ク200A〜200Bに対して、一定時間(ここでは3
0秒)以内に行われた読出要求及び書込要求の回数の合
計値を考慮する。そして、第1実施形態の場合と同様、
図10に示すように、現用系のハードディスク200A
の全記録領域の内容を、予備系のハードディスク200
Bにコピーする。
【0093】具体的な第3実施形態の多重化コピー処理
は、図13に示される。まず、制御部16は、デバイス
ドライバ17より、多重化コピー処理以外の処理に基づ
いて、ハードディスク200A〜200Bに対して、一
定時間以内に行われた読出要求及び書込要求の回数の合
計値(X)を取得する(ステップ1301)。
【0094】前記Xは、式(3)で求められる。
【0095】
【数3】 X=P−Q+2R ・・・(3) ただし、Pは現用系のハードディスク200Aへの読出
要求回数、Qは予備系のハードディスク200Bへの書
込要求回数、Rは現用系のハードディスク200Aへの
書込要求回数である。
【0096】ステップ1301で取得されたXの値が
“5”未満の場合(ステップ1302の“YES”の経
路)、図11に示される制御テーブルから、復元サイズ
は10Mバイトで、待ち時間は0秒に指定される(ステ
ップ1306)。
【0097】ステップ1301で取得されたXの値が
“50”未満の場合(ステップ1303の“YES”の
経路)、図11に示される制御テーブルから、復元サイ
ズは10Mバイトで、待ち時間は15秒に指定される
(ステップ1307)。
【0098】ステップ1301で取得されたXの値が
“500”未満の場合(ステップ1304の“YES”
の経路)、図11に示される制御テーブルから、復元サ
イズは5Mバイトで、待ち時間は30秒に指定される
(ステップ1308)。
【0099】ステップ1301で取得されたXの値が
“500”以上の場合(ステップ1304の“NO”の
経路)、図11に示される制御テーブルから、復元サイ
ズは0Mバイトで、待ち時間は30秒に指定される(ス
テップ1305)。
【0100】次に、ステップ1306〜908及びステ
ップ1309で指定された復元サイズ分、多重化コピー
処理が行われる(ステップ1309)。次に、多重化コ
ピー処理が終了していない場合(ステップ1310の
“NO”の経路)、ステップ1306〜908及びステ
ップ1309で指定された待ち時間分待って(ステップ
1311)、ステップ1302に戻る。
【0101】次に、多重化コピー処理が終了した場合
(ステップ1310の“YES”の経路)、一連の処理
が終了する。 <第4実施形態>第4実施形態は、第1実施形態と同様
に構成されているが、多重化コピー処理方法が異なる実
施形態である。
【0102】第4実施形態での多重化コピー処理では、
多重化コピー処理以外の処理に基づいて、ハードディス
ク200A〜200Bに対して、一定時間(ここでは3
0秒)以内に行われた読出要求された時の読出データ量
及び一定時間以内に書込要求された時の書込データ量の
合計値を考慮する。そして、第1実施形態の場合と同
様、図10に示すように、現用系のハードディスク20
0Aの全記録領域の内容を、予備系のハードディスク2
00Bにコピーする。
【0103】具体的な第4実施形態の多重化コピー処理
は、図13に示される。まず、制御部16は、デバイス
ドライバ17より、多重化コピー処理以外の処理に基づ
いて、ハードディスク200A〜200Bに対して、一
定時間以内に読出要求された時の読出データ量及び一定
時間以内に書込要求された時の書込データ量の合計値
(X)を取得する(ステップ1301)。
【0104】前記Xは、式(4)で求められる。
【0105】
【数4】 X=U−V+2W ・・・(4) ただし、Uは、現用系のハードディスク200Aに対し
て一定時間以内に読出要求された時に読出データ量、V
は予備系のハードディスク200Bに対して一定時間以
内に書込要求された時の書込データ量、Wは現用系のハ
ードディスク200Aに対して一定時間以内に書込要求
された時の書込データ量である。
【0106】ステップ1301以後、ステップ1302
〜ステップ1311が実行されるが、各ステップの処理
内容は、第3実施形態のところで説明したのと同様なの
で説明を省略する。
【0107】<第5実施形態>第5実施形態は、第1実
施形態と同様に構成されているが、多重化コピー処理方
法が異なる実施形態である。
【0108】第5実施形態の多重化コピー処理は、第1
〜第4実施形態で行われている多重化コピー処理におい
て、現用系のハードディスク200Aの記録領域のうち
の未使用部分をコピーしないことにより、コピー量を削
減する。
【0109】そのために、まず、現用系のハードディス
ク200Aからファイル管理情報を読み出すと共に、読
み出されたファイル管理情報から、ファイルとして使用
されている記録領域の最後尾の記録位置を獲得する。
【0110】そして、記録領域の先頭から、記録領域の
最後尾の記録位置までに記録されている内容を、予備系
のハードディスク200Bにコピーする。具体的には、
図14に示すように、記録領域の先頭から、記録領域の
最後尾の記録位置までに記録されている内容、即ち、フ
ァイル管理情報、ファイルa、ファイルb及びファイル
cが、現用系のハードディスク200Aから予備系のハ
ードディスク200Bにコピーされる。
【0111】なお、第5実施形態の多重化コピー処理
は、第1〜第4実施形態で行われている多重化コピー処
理を行わずに、即ち、第1〜第4実施形態で行われてい
る多重化コピー処理とは独立に行うことが可能である。
【0112】<第6実施形態>第6実施形態は、第1実
施形態と同様に構成されているが、多重化コピー処理方
法が異なる実施形態である。第6実施形態の多重化コピ
ー処理は、第1〜第4実施形態で行われている多重化コ
ピー処理において、現用系のハードディスク200Aの
記録内容のうち、予備系のハードディスク200Bの記
録内容と異なる部分のみをコピーすることにより、コピ
ー量を削減する。
【0113】そのために、まず、現用系のハードディス
ク200Aのファイル管理情報と、予備系のハードディ
スク200Bのファイル管理情報とを比較する。そし
て、ファイル管理情報の値が異なるファイルについての
み、予備系のハードディスク200Bにコピーする。
【0114】具体的には、現用系のハードディスク20
0A及び予備系のハードディスク200Bには、それぞ
れ、ファイル管理情報、ファイルa、ファイルb及びフ
ァイルcが記録されていたとする(図9参照)。ここ
で、ファイルbに関するファイル管理情報のみが異なっ
ていれば(図15参照)、現用系のハードディスク20
0Aファイルに記録された管理情報とファイルbが、予
備系のハードディスク200Bにコピーされる(図16
参照)。
【0115】なお、第6実施形態の多重化コピー処理
は、第1〜第4実施形態で行われている多重化コピー処
理を行わずに、即ち、第1〜第4実施形態で行われてい
る多重化コピー処理とは独立に行うことが可能である。
【0116】<第7実施形態>第7実施形態は、第1実
施形態と同様に構成されているが、ハードディスク20
0A〜200Bの記録形態と、多重化コピー処理方法が
異なる実施形態である。
【0117】第7実施形態の多重化コピー処理は、第1
〜第4実施形態で行われている多重化コピー処理におい
て、現用系のハードディスク200Aの記録内容のう
ち、予備系のハードディスク200Bの記録内容と異な
る部分のみをコピーすることにより、コピー量を削減す
る。
【0118】そのために、まず、ハードディスク200
A〜200Bの記録領域には、固有管理情報と復元情報
とが記録され、さらに、ファイルの実体を記録する領域
は、複数のブロックに分けられる(図17参照)。
【0119】ここで、固有管理情報は、図18に示すよ
うに、「インストール時刻」及び「装置固有ID」から
構成されている。インストール時刻は、何も記録されて
いない状態のハードディスク200Aに、アプリケーシ
ョン20の実行に必要なプログラムやデータ等が記録さ
れた時刻をいう。
【0120】装置固有IDとは、装置毎に固有な識別子
をいう。一方、復元情報は、各ブロック毎が何回更新さ
れたかを示す情報であり、インストール直後は、全て
“1”の値に設定される。
【0121】そして、現用系のハードディスク200A
の固有管理情報と予備系のハードディスク200Bの固
有管理情報とが比較され、両者が異なっていれば、現用
系のハードディスク200Aの全記録領域が予備系のハ
ードディスク200Bにコピーされる。
【0122】一方、両者が一致していれば、現用系のハ
ードディスク200Aの復元情報と予備系のハードディ
スク200Bの復元情報とが比較され、両者が異なって
いれば、復元情報と復元情報が異なるブロックに記録さ
れている内容が、現用系のハードディスク200Aから
予備系のハードディスク200Bにコピーされる。
【0123】具体的には、図18に示すように、現用系
のハードディスク200Aの固有管理情報と予備系のハ
ードディスク200Bの固有管理情報が一致し、かつ、
第2ブロックの復元情報だけが異なっていたとする。
【0124】この場合、復元情報と第2ブロックに記録
されている内容が、現用系のハードディスク200Aか
ら予備系のハードディスク200Bにコピーされる(図
19参照)。
【0125】なお、第7実施形態の多重化コピー処理
は、第1〜第4実施形態で行われている多重化コピー処
理を行わずに、即ち、第1〜第4実施形態で行われてい
る多重化コピー処理とは独立に行うことが可能である。
【0126】<第8実施形態>第8実施形態は、第7実
施形態と同様に構成されているが、ハードディスク20
0A〜200Bの記録形態と、多重化コピー処理方法が
異なる実施形態である。
【0127】第8実施形態の多重化コピー処理は、第1
〜第4実施形態で行われている多重化コピー処理におい
て、現用系のハードディスク200Aの記録内容のう
ち、予備系のハードディスク200Bの記録内容と異な
る部分のみをコピーすることにより、コピー量を削減す
る。
【0128】そのために、まず、ハードディスク200
A〜200Bの記録領域には、固有管理情報と復元情報
とが記録され、さらに、ファイルの実体を記録する領域
は、複数のブロックに分けられる(図17参照)。
【0129】ここで、固有管理情報は、図18に示すよ
うに、「インストール時刻」及び「装置固有ID」から
構成されている。インストール時刻は、何も記録されて
いない状態のハードディスク200Aに、アプリケーシ
ョン20の実行に必要なプログラムやデータ等が記録さ
れた時刻をいう。
【0130】装置固有IDとは、装置毎に固有な識別子
をいう。一方、復元情報は、各ブロックが更新された時
刻を示す情報である。そして、現用系のハードディスク
200Aの固有管理情報と予備系のハードディスク20
0Bの固有管理情報とが比較され、両者が異なっていれ
ば、現用系のハードディスク200Aの全記録領域が予
備系のハードディスク200Bにコピーされる。
【0131】一方、両者が一致していれば、現用系のハ
ードディスク200Aの復元情報と予備系のハードディ
スク200Bの復元情報とが比較され、両者が異なって
いれば、復元情報と復元情報が異なるブロックに記録さ
れている内容が、現用系のハードディスク200Aから
予備系のハードディスク200Bにコピーされる。
【0132】具体的には、図20に示すように、現用系
のハードディスク200Aの固有管理情報と予備系のハ
ードディスク200Bの固有管理情報が一致し、かつ、
第2ブロックの復元情報だけが異なっていたとする。
【0133】この場合、復元情報と第2ブロックに記録
されている内容が、現用系のハードディスク200Aか
ら予備系のハードディスク200Bにコピーされる(図
19参照)。
【0134】なお、第8実施形態の多重化コピー処理
は、第1〜第4実施形態で行われている多重化コピー処
理を行わずに、即ち、第1〜第4実施形態で行われてい
る多重化コピー処理とは独立に行うことが可能である。
【0135】<実施形態の作用・効果>次に、実施形態
の作用・効果を説明する。図21〜図24は、システム
立ち上げ処理時のハードディスク200A〜200Bへ
のアクセス量と、コンピュータ100のCPU(中央演
算処理装置、図示せず)の使用率との関係を示したもの
である。
【0136】なお、図21〜図24において、(1)で
示される時点は、アプリケーションのローディングが終
了した時点であり、(2)で示される時点は、アプリケ
ーションの立ち上げが終了した時点であり、(3)で示
される時点は、多重化コピー処理が終了した時点であ
り、(4)で示される時点は、システムの立ち上げが終
了した時点である。また、“□”は、アプリケーション
立ち上げに伴うアクセス量を表しており、“■”は、多
重化コピー処理に伴うアクセス量を表している。
【0137】多重化コピー処理を行わないで、アプリケ
ーションの立ち上げ処理のみを行った場合、図21に示
されるように、アプリケーション立ち上げとシステム立
ち上げが同時に完了している。
【0138】一方、多重化コピー処理以外の処理による
ハードディスク200A〜200Bへのアクセス量を考
慮しないで、多重化コピー処理を行った場合、即ち従来
行われている多重化コピー処理の場合、図22に示され
るように、図21に比べ、アプリケーション立ち上げと
システム立ち上げが遅れていることが分かる。
【0139】次に、第1〜第4の実施形態で説明した方
法で多重化コピー処理を行った場合、図23に示される
ように、同図中の「作用A」と書かれた時間分、図22
に比べ、アプリケーション立ち上げ時間とシステム立ち
上げ時間が短縮化されていることがわかる。
【0140】次に、第5〜第8の実施形態で説明した方
法で多重化コピー処理を行った場合、図24に示される
ように、同図中の「作用B」と書かれた時間分、図22
に比べ、アプリケーション立ち上げ時間とシステム立ち
上げ時間が短縮化されていることがわかる。さらに、第
1〜第4の実施形態で説明した方法で多重化コピー処理
を行う場合に比べ、多重化コピー処理によるアクセス量
が減少し、短時間のうちに終了していることもわかる。
【0141】
【発明の効果】課題を解決するための手段に記した本発
明の第1から第8の記憶制御方法及び第1から第2の記
憶制御装置によれば、多重化コピー処理以外の処理によ
る補助記憶装置へのアクセスと、多重化コピー処理によ
る補助記憶装置へのアクセスとが競合する事態が発生し
にくくなり、多重化コピー処理を行う場合でも、アプリ
ケーションの立ち上げ時間、ひいてはシステム全体の立
ち上げ時間を短縮化できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の記憶制御方法に対応した原理フローチ
ャート図である。
【図2】 第3の記憶制御方法に対応した原理フローチ
ャート図である。
【図3】 第5の記憶制御方法に対応した原理フローチ
ャート図である。
【図4】 第6の記憶制御方法に対応した原理フローチ
ャート図である。
【図5】 第7及び第8の記憶制御方法に対応した原理
フローチャート図である。
【図6】 第1の記憶制御装置10に対応した原理機能
ブロック図である。
【図7】 第2の記憶制御装置10に対応した原理機能
ブロック図である。
【図8】 第1〜第8実施形態の多重化システムの構成
図である。
【図9】 第1〜第6実施形態におけるハードディスク
の記録領域の構成図である。
【図10】 第1〜第4実施形態における多重化コピー
処理の概念図である。
【図11】 第1〜第4実施形態における多重化コピー
処理実行制御テーブルを示す図である。
【図12】 第1及び第2実施形態における多重化コピ
ー処理の処理動作を示すフローチャート図である。
【図13】 第3及び第4実施形態における多重化コピ
ー処理の処理動作を示すフローチャート図である。
【図14】 第5実施形態における多重化コピー処理の
概念図である。
【図15】 第6実施形態におけるハードディスクのフ
ァイル管理情報を示す図である。
【図16】 第7実施形態における多重化コピー処理の
概念図である。
【図17】 第7及び第8実施形態におけるハードディ
スクの記録領域の構成図である。
【図18】 第7実施形態におけるハードディスクのフ
ァイル管理情報を示す図である。
【図19】 第7及び第8実施形態における多重化コピ
ー処理の概念図である。
【図20】 第8実施形態におけるハードディスクのフ
ァイル管理情報を示す図である。
【図21】 CPU使用率とハードディスクへのアクセ
ス量を示す図(その1)である。
【図22】 CPU使用率とハードディスクへのアクセ
ス量を示す図(その2)である。
【図23】 CPU使用率とハードディスクへのアクセ
ス量を示す図(その3)である。
【図24】 CPU使用率とハードディスクへのアクセ
ス量を示す図(その4)である。
【符号の説明】
10・・・・記憶制御装置 11・・・・回数取得部 12・・・・データ量取得部 13・・・・コピー量・待ち時間決定部 14・・・・多重化コピー処理実行部 15・・・・ファイル管理部 16・・・・制御部 17・・・・デバイスドライバ 20・・・・アプリケーション 100・・・コンピュータ 200A・・現用系の補助記憶装置(現用系のハードデ
ィスク) 200B・・予備系の補助記憶装置(予備系のハードデ
ィスク)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用系の補助記憶装置に記憶された内容
    を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコピー
    する処理である多重化コピー処理が行われる記憶制御方
    法において、 前記補助記憶装置に対して、一定時間以内に行われた読
    出要求及び書込要求の回数の合計値を取得する回数取得
    ステップと、 前記回数取得ステップで取得された読出要求回数及び書
    込要求回数の合計値に基づいて、多重化コピー処理1回
    当りのコピー量を決定すると共に、次回の多重化コピー
    処理までの待ち時間を決定するコピー量・待ち時間決定
    ステップと、 前記コピー量・待ち時間決定ステップで決定されたコピ
    ー量及び待ち時間に従って、多重化コピー処理を実行す
    る多重化コピー処理実行ステップとを備えたことを特徴
    とする記憶制御方法。
  2. 【請求項2】 前記回数取得ステップでは、多重化コピ
    ー処理以外の処理に基づいて、前記補助記憶装置に対し
    て、一定時間以内に行われた読出要求及び書込要求の回
    数の合計値を取得することを特徴とする請求項1に記載
    の記憶制御方法。
  3. 【請求項3】 現用系の補助記憶装置に記憶された内容
    を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコピー
    する処理である多重化コピー処理が行われる記憶制御方
    法において、 前記補助記憶装置に対して、一定時間以内に読出要求さ
    れた時の読出データ量及び一定時間以内に書込要求され
    た時の書込データ量の合計値を取得するデータ量取得ス
    テップと、 前記データ量取得ステップで取得された読出データ量及
    び書込データ量の合計値に基づいて、多重化コピー処理
    1回あたりのコピー量を決定すると共に、次回の多重化
    コピー処理までの待ち時間を決定するコピー量・待ち時
    間決定ステップと、 前記コピー量・待ち時間決定ステップで決定されたコピ
    ー量及び待ち時間に従って、多重化コピー処理を実行す
    る多重化コピー処理実行ステップとを備えたことを特徴
    とする記憶制御方法。
  4. 【請求項4】 前記データ量取得ステップでは、多重化
    コピー処理以外の処理に基づいて、前記補助記憶装置に
    対して、一定時間以内に読出要求された時の読出データ
    量及び一定時間以内に書込要求された時の書込データ量
    の合計値を取得することを特徴とする請求項3に記載の
    記憶制御方法。
  5. 【請求項5】 現用系の補助記憶装置に記憶された内容
    を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコピー
    する処理である多重化コピー処理が行われる記憶制御方
    法において、 前記現用系の補助記憶装置から、記録されているファイ
    ルを管理するための情報を示すファイル管理情報を読み
    出すと共に、読み出したファイル管理情報から、ファイ
    ルとして使用されている記録領域の最後尾の記録位置を
    獲得する記録位置獲得ステップと、 記録領域の先頭から、前記記録位置獲得ステップで獲得
    された記録位置までをコピー範囲として、多重化コピー
    処理を実行する多重化コピー処理実行ステップとを備え
    たことを特徴とする記憶制御方法。
  6. 【請求項6】 現用系の補助記憶装置に記憶された内容
    を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコピー
    する処理である多重化コピー処理が行われる記憶制御方
    法において、 前記現用系の補助記憶装置及び前記予備系の補助記憶装
    置から、記録されているファイルを管理するための情報
    であるファイル管理情報を読み出して比較するファイル
    管理情報比較ステップと、 前記ファイル管理情報比較ステップでの比較結果を入力
    し、記録内容に差異があるファイルのみをコピー対象と
    して、多重化コピー処理を実行する多重化コピー処理実
    行ステップとを備えたことを特徴とする記憶制御方法。
  7. 【請求項7】 現用系の補助記憶装置に記憶された内容
    を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコピー
    する処理である多重化コピー処理が行われる記憶制御方
    法において、 前記補助記憶装置毎に固有な管理情報及び前記補助記憶
    装置に設けられた記録領域が何回更新されているかをブ
    ロック単位毎に示す復元情報を、各補助記憶装置毎に記
    録する管理・復元情報記録ステップと、 前記現用系の補助記憶装置及び前記予備系の補助記憶装
    置から読み出された管理情報及び復元情報を比較する管
    理・復元情報比較ステップと、 前記管理・復元情報比較ステップでの比較結果を入力
    し、固有情報に差異があると認められた場合には、全記
    録領域をコピー対象として、多重化コピー処理を実行す
    る一方、復元情報に差異があると認められた場合には、
    差異があるブロックのみをコピー対象として、多重化コ
    ピー処理を実行する多重化コピー処理実行ステップとを
    備えたことを特徴とする記憶制御方法。
  8. 【請求項8】 現用系の補助記憶装置に記憶された内容
    を、記憶制御装置により予備系の補助記憶装置にコピー
    する処理である多重化コピー処理が行われる記憶制御方
    法において、 前記補助記憶装置毎に固有な管理情報及び前記補助記憶
    装置に設けられた記録領域がいつ更新されたかをブロッ
    ク単位毎に示す復元情報を、各補助記憶装置毎に記録す
    る管理・復元情報記録ステップと、 前記現用系の補助記憶装置及び前記予備系の補助記憶装
    置から読み出された管理情報及び復元情報を比較する管
    理・復元情報比較ステップと、 前記管理・復元情報比較ステップでの比較結果を入力
    し、固有情報に差異があると認められた場合には、全記
    録領域をコピー対象として、多重化コピー処理を実行す
    る一方、復元情報に差異があると認められた場合には、
    差異があるブロックのみをコピー対象として、多重化コ
    ピー処理を実行する多重化コピー処理実行ステップとを
    備えたことを特徴とする記憶制御方法。
  9. 【請求項9】 現用系の補助記憶装置に記憶された内容
    を、予備系の補助記憶装置にコピーする処理である多重
    化コピー処理が行われる記憶制御装置において、 前記補助記憶装置に対して、一定時間以内に行われた読
    出要求及び書込要求の回数の合計値を取得する回数取得
    部と、 前記回数取得部で取得された読出要求回数及び書込要求
    回数の合計値に基づいて、多重化コピー処理1回当りの
    コピー量を決定すると共に、次回の多重化コピー処理ま
    での待ち時間を決定するコピー量・待ち時間決定部と、 前記コピー量・待ち時間決定部で決定されたコピー量及
    び待ち時間に従って、多重化コピー処理を実行する多重
    化コピー処理実行部とを備えたことを特徴とする記憶制
    御装置。
  10. 【請求項10】 現用系の補助記憶装置に記憶された内
    容を、予備系の補助記憶装置にコピーする処理である多
    重化コピー処理が行われる記憶制御装置において、 前記補助記憶装置に対して、一定時間以内に読出要求さ
    れた時の読出データ量及び一定時間以内に書込要求され
    た時の書込データ量の合計値を取得するデータ量取得部
    と、 前記データ量取得部で取得された読出データ量及び書込
    データ量の合計値に基づいて、多重化コピー処理1回あ
    たりのコピー量を決定すると共に、次回の多重化コピー
    処理までの待ち時間を決定するコピー量・待ち時間決定
    部と、 前記コピー量・待ち時間決定部で決定されたコピー量及
    び待ち時間に従って、多重化コピー処理を実行する多重
    化コピー処理実行部とを備えたことを特徴とする記憶制
    御装置。
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