JPH0971240A - 列車用ドア安全確認システム - Google Patents
列車用ドア安全確認システムInfo
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- JPH0971240A JPH0971240A JP7230461A JP23046195A JPH0971240A JP H0971240 A JPH0971240 A JP H0971240A JP 7230461 A JP7230461 A JP 7230461A JP 23046195 A JP23046195 A JP 23046195A JP H0971240 A JPH0971240 A JP H0971240A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 列車要員、駅要員を少人化してもドア安全監
視ができるようにする。 【解決手段】 列車10がホーム12から発車しようとする
時に、ドア開閉センサ2が各ドア1の開閉状態を個別に
検出し、ドア開閉状態表示手段3aが各ドアの開閉状態を
表示する。そこで要員がドア開閉状態表示手段の表示を
見て完全に閉状態になっていないドアがあることを見い
だすと、監視対象ドア選択手段3bによってそのドアを選
択指定する。これによって、カメラ操作手段6がドア位
置情報記憶手段5の記憶情報に基づいて選択指定された
ドアの近くを撮影するように監視カメラ4を操作し、そ
のドア付近の状況を撮影してモニタテレビ7に映し出さ
せる。そして要員がこのモニタテレビの映像を見て完全
に閉まっていないドアの近くの状況からその原因を確認
し、危険な状況であればドア再開閉を行い、安全確保す
る。
視ができるようにする。 【解決手段】 列車10がホーム12から発車しようとする
時に、ドア開閉センサ2が各ドア1の開閉状態を個別に
検出し、ドア開閉状態表示手段3aが各ドアの開閉状態を
表示する。そこで要員がドア開閉状態表示手段の表示を
見て完全に閉状態になっていないドアがあることを見い
だすと、監視対象ドア選択手段3bによってそのドアを選
択指定する。これによって、カメラ操作手段6がドア位
置情報記憶手段5の記憶情報に基づいて選択指定された
ドアの近くを撮影するように監視カメラ4を操作し、そ
のドア付近の状況を撮影してモニタテレビ7に映し出さ
せる。そして要員がこのモニタテレビの映像を見て完全
に閉まっていないドアの近くの状況からその原因を確認
し、危険な状況であればドア再開閉を行い、安全確保す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は列車のドアが確実に
閉ってから列車が発車するようにドアの安全確認を支援
する列車用ドア安全確認システムに関する。
閉ってから列車が発車するようにドアの安全確認を支援
する列車用ドア安全確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホームに停車している列車が発車
しようとしてドアを閉めた際の安全確認は、ドアに取り
付けられているドア開閉センサの検出結果による確認
と、ホームにいる駅員による各ドアの目視とホームに設
置された監視カメラのドア前の映像による確認が併用さ
れている。
しようとしてドアを閉めた際の安全確認は、ドアに取り
付けられているドア開閉センサの検出結果による確認
と、ホームにいる駅員による各ドアの目視とホームに設
置された監視カメラのドア前の映像による確認が併用さ
れている。
【0003】ドア開閉センサによるドア開閉の検出で
は、実際のドアがわずかな隙間を残して閉まっている状
態でも信号処理上はドア閉状態であるとみなしているの
が現状である。これは完全なドア閉のみをもって信号処
理上のドア閉状態と判定するように設定すると、例え
ば、最後に列車に乗り込んだ乗客の衣類の裾がドアにわ
ずかに挟まれているものの列車走行には支障がないよう
な場合にも信号処理上はドア開とみなすことになって、
そのままでは列車を発車させることができなくなり、特
にラッシュ時に列車の定刻運行を阻害することになるか
らである。
は、実際のドアがわずかな隙間を残して閉まっている状
態でも信号処理上はドア閉状態であるとみなしているの
が現状である。これは完全なドア閉のみをもって信号処
理上のドア閉状態と判定するように設定すると、例え
ば、最後に列車に乗り込んだ乗客の衣類の裾がドアにわ
ずかに挟まれているものの列車走行には支障がないよう
な場合にも信号処理上はドア開とみなすことになって、
そのままでは列車を発車させることができなくなり、特
にラッシュ時に列車の定刻運行を阻害することになるか
らである。
【0004】反面、現実にドアにわずかな隙間があって
も信号処理上ドア閉状態と判定し、列車発車OKとする
と、ホーム側に取り残された人の衣服の一部が列車ドア
に挟まれたままの状態で列車が発車するという危険な状
態にいたりかねない危惧がある。
も信号処理上ドア閉状態と判定し、列車発車OKとする
と、ホーム側に取り残された人の衣服の一部が列車ドア
に挟まれたままの状態で列車が発車するという危険な状
態にいたりかねない危惧がある。
【0005】そこで、ドアがわずかに空いている時にそ
のまま列車を発車させても支障がないかどうかを乗務員
や駅員がホームと列車の間を目視によって確認し、また
見通しの悪いホームでは監視カメラでホームと列車の間
の様子を撮影してモニタテレビに映し出して確認して判
断するようにしている。
のまま列車を発車させても支障がないかどうかを乗務員
や駅員がホームと列車の間を目視によって確認し、また
見通しの悪いホームでは監視カメラでホームと列車の間
の様子を撮影してモニタテレビに映し出して確認して判
断するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の列車用ドア安全確認方法では、ドア開閉セン
サの検出結果とは関わりなく、列車のすべてのドアを網
羅的に監視して安全確認を行うようにしているので、特
に見通しの悪いホームなどでは乗務員だけでは確認でき
ず、必ず複数の駅員がホーム側で安全確認を行って乗務
員に知らせ、発車させるシステムとしなければならず多
くの要員を必要とし、近年進められている乗務員や駅員
の少人化、無人化を妨げる要因となっていた。
うな従来の列車用ドア安全確認方法では、ドア開閉セン
サの検出結果とは関わりなく、列車のすべてのドアを網
羅的に監視して安全確認を行うようにしているので、特
に見通しの悪いホームなどでは乗務員だけでは確認でき
ず、必ず複数の駅員がホーム側で安全確認を行って乗務
員に知らせ、発車させるシステムとしなければならず多
くの要員を必要とし、近年進められている乗務員や駅員
の少人化、無人化を妨げる要因となっていた。
【0007】また近年の輸送需要の増大による列車編成
の長大化や用地難により曲がったホームを建設しなけれ
ばならなくて、見通しの悪いホームが増える傾向にあ
り、その安全確保のためにはホーム要員を増加させなけ
ればならず、効率良く安全確認できる列車用ドア安全確
認システムの開発が要請されている。
の長大化や用地難により曲がったホームを建設しなけれ
ばならなくて、見通しの悪いホームが増える傾向にあ
り、その安全確保のためにはホーム要員を増加させなけ
ればならず、効率良く安全確認できる列車用ドア安全確
認システムの開発が要請されている。
【0008】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、ドアが完全に閉まっていないドアを特
定し、そのドアの近くの状況を監視カメラで撮影し、列
車内の定位置又はホームの定位置に設置されているモニ
タテレビに映し出して安全確認できるようにし、乗務員
だけでもあるいは一人の駅員だけでも確実に安全確認し
て列車の発車に備えることができる列車用ドア安全確認
システムを提供することを目的とする。
なされたもので、ドアが完全に閉まっていないドアを特
定し、そのドアの近くの状況を監視カメラで撮影し、列
車内の定位置又はホームの定位置に設置されているモニ
タテレビに映し出して安全確認できるようにし、乗務員
だけでもあるいは一人の駅員だけでも確実に安全確認し
て列車の発車に備えることができる列車用ドア安全確認
システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の列車用
ドア安全確認システムは、列車の各車両のドア開閉を個
別に検知するドア開閉センサと、前記列車又はホームに
設置され、ホームに停車している列車の各車両のドアの
近所を撮影する1台又は複数台の監視カメラと、前記列
車又はホームに設置され、前記ホームに停車する列車の
各ドアの位置を記憶するドア位置記憶手段と、前記列車
又はホームに設置され、前記ドア開閉センサが完全に閉
まっていない状態のドアを検出した時に当該ドアを選択
指定するドア自動選択手段と、前記列車又はホームに設
置され、前記ドア位置記憶手段の記憶情報に基づき、前
記ドア自動選択手段によって選択指定されたドアの近く
を撮影するように前記監視カメラのうち該当する監視カ
メラの位置、向き又はレンズ倍率を操作するカメラ操作
手段と、前記列車又はホームに設置され、前記監視カメ
ラが撮影する映像を表示するモニタテレビとを備えたも
のである。
ドア安全確認システムは、列車の各車両のドア開閉を個
別に検知するドア開閉センサと、前記列車又はホームに
設置され、ホームに停車している列車の各車両のドアの
近所を撮影する1台又は複数台の監視カメラと、前記列
車又はホームに設置され、前記ホームに停車する列車の
各ドアの位置を記憶するドア位置記憶手段と、前記列車
又はホームに設置され、前記ドア開閉センサが完全に閉
まっていない状態のドアを検出した時に当該ドアを選択
指定するドア自動選択手段と、前記列車又はホームに設
置され、前記ドア位置記憶手段の記憶情報に基づき、前
記ドア自動選択手段によって選択指定されたドアの近く
を撮影するように前記監視カメラのうち該当する監視カ
メラの位置、向き又はレンズ倍率を操作するカメラ操作
手段と、前記列車又はホームに設置され、前記監視カメ
ラが撮影する映像を表示するモニタテレビとを備えたも
のである。
【0010】この請求項1の発明の列車用ドア安全確認
システムでは、列車がホームに停車した後発車しようと
する時に、ドア開閉センサが各ドアの開閉状態を個別に
検出し、完全に閉まっていない状態のドアを検出した時
にはドア自動選択手段が当該ドアを選択指定し、これに
よって、カメラ操作手段がドア位置情報記憶手段の記憶
情報に基づいて選択指定されたドアの近くを撮影するよ
うに監視カメラのうち該当する監視カメラの位置、向き
又はレンズ倍率を操作し、そのドア付近の状況を撮影し
てモニタテレビに映し出させる。そして乗務員又は駅員
がこのモニタテレビの映像を見て完全に閉まっていない
ドアの近くの状況からその原因を確認し、安全であれば
発車OKと判断し、例えばホームの人の衣服の一部がド
アに挟まれているような危険な状況であれば発車NOと
判断し、ドア再開閉を行うといった安全確保のために必
要な対応をとる。
システムでは、列車がホームに停車した後発車しようと
する時に、ドア開閉センサが各ドアの開閉状態を個別に
検出し、完全に閉まっていない状態のドアを検出した時
にはドア自動選択手段が当該ドアを選択指定し、これに
よって、カメラ操作手段がドア位置情報記憶手段の記憶
情報に基づいて選択指定されたドアの近くを撮影するよ
うに監視カメラのうち該当する監視カメラの位置、向き
又はレンズ倍率を操作し、そのドア付近の状況を撮影し
てモニタテレビに映し出させる。そして乗務員又は駅員
がこのモニタテレビの映像を見て完全に閉まっていない
ドアの近くの状況からその原因を確認し、安全であれば
発車OKと判断し、例えばホームの人の衣服の一部がド
アに挟まれているような危険な状況であれば発車NOと
判断し、ドア再開閉を行うといった安全確保のために必
要な対応をとる。
【0011】これによって、いずれかのドアが完全に閉
まらない状態になれば、自動的にそのドアを選択してそ
の近くの状況をモニタテレビに映し出して乗務員又は駅
員に見せ、安全確認させることができ、モニタテレビの
映像を監視する一人の乗務員あるいは駅員がいれば見通
しの悪いホームに停車している列車や長大編成の列車に
ついても効率良く、信頼性の高いドア安全確認が行え
る。
まらない状態になれば、自動的にそのドアを選択してそ
の近くの状況をモニタテレビに映し出して乗務員又は駅
員に見せ、安全確認させることができ、モニタテレビの
映像を監視する一人の乗務員あるいは駅員がいれば見通
しの悪いホームに停車している列車や長大編成の列車に
ついても効率良く、信頼性の高いドア安全確認が行え
る。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の列車用ドア
安全確認システムにおいて、さらに、前記列車の現実の
停止位置とあらかじめ定められている目標停止位置とを
比較し、その誤差を検出する停止位置誤差検出手段と、
前記停止位置誤差に基づいて前記カメラ操作手段の操作
量を補正するカメラ操作量補正手段とを備えたものであ
る。
安全確認システムにおいて、さらに、前記列車の現実の
停止位置とあらかじめ定められている目標停止位置とを
比較し、その誤差を検出する停止位置誤差検出手段と、
前記停止位置誤差に基づいて前記カメラ操作手段の操作
量を補正するカメラ操作量補正手段とを備えたものであ
る。
【0013】この請求項2の発明の列車用ドア安全確認
システムでは、列車停止位置が所定位置からずれ、実際
のドアの位置とドア位置記憶手段に登録されているドア
位置とがずれても、カメラ操作量補正手段がそのずれを
補正して完全に閉まっていないドアの位置を監視カメラ
によって正しく撮影できる。
システムでは、列車停止位置が所定位置からずれ、実際
のドアの位置とドア位置記憶手段に登録されているドア
位置とがずれても、カメラ操作量補正手段がそのずれを
補正して完全に閉まっていないドアの位置を監視カメラ
によって正しく撮影できる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は2の列車
用ドア安全確認システムにおいて、前記監視カメラが前
記ホームの上部に前記列車と平行になるように設置され
たレールの上に任意距離走行できるようにセットされ、
前記カメラ操作手段が前記監視カメラを所定距離移動さ
せることによって選択指定されたドアの近くを撮影する
ようにしたものである。
用ドア安全確認システムにおいて、前記監視カメラが前
記ホームの上部に前記列車と平行になるように設置され
たレールの上に任意距離走行できるようにセットされ、
前記カメラ操作手段が前記監視カメラを所定距離移動さ
せることによって選択指定されたドアの近くを撮影する
ようにしたものである。
【0015】これにより、ホーム側の該当する位置の監
視カメラを所定距離だけレール上を移動させて目的とす
るドアの近くの状況を撮影し、モニタテレビに映し出さ
せて安全確認できる。
視カメラを所定距離だけレール上を移動させて目的とす
るドアの近くの状況を撮影し、モニタテレビに映し出さ
せて安全確認できる。
【0016】請求項4の発明は、請求項1又は2の列車
用ドア安全確認システムにおいて、前記監視カメラが前
記列車の外側面上部に列車方向に沿って設置されたレー
ルの上に任意距離移動できるようにセットされ、前記カ
メラ操作手段が前記監視カメラを所定距離移動させるこ
とによって選択指定されたドアの近くを撮影するように
したものである。
用ドア安全確認システムにおいて、前記監視カメラが前
記列車の外側面上部に列車方向に沿って設置されたレー
ルの上に任意距離移動できるようにセットされ、前記カ
メラ操作手段が前記監視カメラを所定距離移動させるこ
とによって選択指定されたドアの近くを撮影するように
したものである。
【0017】これにより、列車側の該当する位置の監視
カメラを所定距離だけレール上を移動させて目的とする
ドアの近くの状況を撮影しモニタテレビに映し出させて
安全確認できる。
カメラを所定距離だけレール上を移動させて目的とする
ドアの近くの状況を撮影しモニタテレビに映し出させて
安全確認できる。
【0018】請求項5の発明の列車用ドア安全確認シス
テムは、列車の各車両のドア開閉を個別に検知するドア
開閉センサと、ホームに設置され、ホームに停車してい
る列車の各車両のドアの近くの状況を反映する1台又は
複数台の反射鏡と、ホームに設置され、前記反射鏡の反
映像を撮影する1台又は複数台の監視カメラと、前記列
車又はホームに設置され、前記ホームに停車する列車の
各ドアの位置を記憶するドア位置記憶手段と、前記列車
又はホームに設置され、前記ドア開閉センサが完全に閉
まっていない状態のドアを検出した時に当該ドアを選択
指定するドア自動選択手段と、前記列車又はホームに設
置され、前記ドア位置記憶手段の記憶情報に基づき、前
記ドア自動選択手段によって選択指定されたドアの近く
の状況を反映するように前記反射鏡のうち該当する反射
鏡の位置又は向きを操作する反射鏡操作手段と、前記列
車又はホームに設置され、前記監視カメラが撮影する映
像を表示するモニタテレビとを備えたものである。
テムは、列車の各車両のドア開閉を個別に検知するドア
開閉センサと、ホームに設置され、ホームに停車してい
る列車の各車両のドアの近くの状況を反映する1台又は
複数台の反射鏡と、ホームに設置され、前記反射鏡の反
映像を撮影する1台又は複数台の監視カメラと、前記列
車又はホームに設置され、前記ホームに停車する列車の
各ドアの位置を記憶するドア位置記憶手段と、前記列車
又はホームに設置され、前記ドア開閉センサが完全に閉
まっていない状態のドアを検出した時に当該ドアを選択
指定するドア自動選択手段と、前記列車又はホームに設
置され、前記ドア位置記憶手段の記憶情報に基づき、前
記ドア自動選択手段によって選択指定されたドアの近く
の状況を反映するように前記反射鏡のうち該当する反射
鏡の位置又は向きを操作する反射鏡操作手段と、前記列
車又はホームに設置され、前記監視カメラが撮影する映
像を表示するモニタテレビとを備えたものである。
【0019】この請求項5の発明の列車用ドア安全確認
システムでは、列車がホームに停車した後発車しようと
する時に、ドア開閉センサが各ドアの開閉状態を個別に
検出し、完全に閉状態になっていないドアがあると、ド
ア自動選択手段によってそのドアを選択指定し、反射鏡
操作手段がドア位置情報記憶手段の記憶情報に基づいて
選択指定されたドアの近くの状況を反映するように反射
鏡のうち該当する反射鏡の位置又は向きを操作し、この
反射鏡が反映している選択されたドア付近の状況を監視
カメラによって撮影させ、これをモニタテレビに映し出
させる。そして乗務員又は駅員がこのモニタテレビの映
像を見て完全に閉まっていないドアの近くの状況からそ
の原因を確認し、安全であれば発車OKと判断し、例え
ばホームの人の衣服の一部がドアに挟まれているような
危険な状況であれば発車NOと判断し、ドア再開閉を行
うといった安全確保のために必要な対応をとる。
システムでは、列車がホームに停車した後発車しようと
する時に、ドア開閉センサが各ドアの開閉状態を個別に
検出し、完全に閉状態になっていないドアがあると、ド
ア自動選択手段によってそのドアを選択指定し、反射鏡
操作手段がドア位置情報記憶手段の記憶情報に基づいて
選択指定されたドアの近くの状況を反映するように反射
鏡のうち該当する反射鏡の位置又は向きを操作し、この
反射鏡が反映している選択されたドア付近の状況を監視
カメラによって撮影させ、これをモニタテレビに映し出
させる。そして乗務員又は駅員がこのモニタテレビの映
像を見て完全に閉まっていないドアの近くの状況からそ
の原因を確認し、安全であれば発車OKと判断し、例え
ばホームの人の衣服の一部がドアに挟まれているような
危険な状況であれば発車NOと判断し、ドア再開閉を行
うといった安全確保のために必要な対応をとる。
【0020】これにより、いずれかのドアが完全に閉ま
らない状態になれば、自動的にそのドアを選択してその
近くの状況をモニタテレビに映し出して乗務員又は駅員
に見せ、安全確認させることができ、モニタテレビの映
像を監視する一人の乗務員あるいは駅員がいれば見通し
の悪いホームに停車している列車や長大編成の列車につ
いても効率良く、信頼性の高いドア安全確認が行える。
らない状態になれば、自動的にそのドアを選択してその
近くの状況をモニタテレビに映し出して乗務員又は駅員
に見せ、安全確認させることができ、モニタテレビの映
像を監視する一人の乗務員あるいは駅員がいれば見通し
の悪いホームに停車している列車や長大編成の列車につ
いても効率良く、信頼性の高いドア安全確認が行える。
【0021】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記ドア自
動選択手段の代りに、前記列車又はホームに設置され、
前記ドア開閉センサによる前記各ドアの開閉状態を表示
するドア開閉状態表示手段と、前記列車又はホームに設
置され、前記ドア開閉状態表示手段が表示している前記
各ドアのいずれかを選択指定する監視対象ドア選択手段
とを備えたものである。
かの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記ドア自
動選択手段の代りに、前記列車又はホームに設置され、
前記ドア開閉センサによる前記各ドアの開閉状態を表示
するドア開閉状態表示手段と、前記列車又はホームに設
置され、前記ドア開閉状態表示手段が表示している前記
各ドアのいずれかを選択指定する監視対象ドア選択手段
とを備えたものである。
【0022】この請求項6の発明の列車用ドア安全確認
システムでは、列車がホームに停車した後しようとする
時、ドア開閉センサが各ドアの開閉状態を個別に検出
し、ドア開閉状態表示手段が各ドアの開閉状態を表示す
る。そこで、乗務員又は駅員がドア開閉状態表示手段の
表示を見て完全に閉っていないドアがあることを見いだ
すと、監視対象ドア選択手段によってそのドアを選択指
定する。これによって、カメラ操作手段がドア位置情報
記憶手段の記憶情報に基づいて選択指定されたドアの近
くを撮影するように監視カメラのうち該当する監視カメ
ラの位置、向き又はレンズ倍率を操作し、そのドア付近
の状況を撮影してモニタテレビに映し出させる。そして
乗務員又は駅員がこのモニタテレビの映像を見て完全に
閉まっていないドアの近くの状況からその原因を確認
し、安全であれば発車OKと判断し、例えばホームの人
の衣服の一部がドアに挟まれているような危険な状況で
あれば発車NOと判断し、ドア再開閉を行うといった安
全確保のために必要な対応をとる。
システムでは、列車がホームに停車した後しようとする
時、ドア開閉センサが各ドアの開閉状態を個別に検出
し、ドア開閉状態表示手段が各ドアの開閉状態を表示す
る。そこで、乗務員又は駅員がドア開閉状態表示手段の
表示を見て完全に閉っていないドアがあることを見いだ
すと、監視対象ドア選択手段によってそのドアを選択指
定する。これによって、カメラ操作手段がドア位置情報
記憶手段の記憶情報に基づいて選択指定されたドアの近
くを撮影するように監視カメラのうち該当する監視カメ
ラの位置、向き又はレンズ倍率を操作し、そのドア付近
の状況を撮影してモニタテレビに映し出させる。そして
乗務員又は駅員がこのモニタテレビの映像を見て完全に
閉まっていないドアの近くの状況からその原因を確認
し、安全であれば発車OKと判断し、例えばホームの人
の衣服の一部がドアに挟まれているような危険な状況で
あれば発車NOと判断し、ドア再開閉を行うといった安
全確保のために必要な対応をとる。
【0023】これにより、モニタテレビの映像を監視す
る一人の乗務員あるいは駅員がいれば見通しの悪いホー
ムに停車している列車や長大編成の列車についても効率
良く、信頼性の高いドア安全確認が行える。
る一人の乗務員あるいは駅員がいれば見通しの悪いホー
ムに停車している列車や長大編成の列車についても効率
良く、信頼性の高いドア安全確認が行える。
【0024】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記列車の
前記各ドアの近傍に設置されたランプと、前記ドア開閉
センサが完全に閉まっていない状態のドアを検出した時
に当該ドアの近傍の前記ランプを点灯させるドアランプ
点灯制御手段を備えたものである。
かの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記列車の
前記各ドアの近傍に設置されたランプと、前記ドア開閉
センサが完全に閉まっていない状態のドアを検出した時
に当該ドアの近傍の前記ランプを点灯させるドアランプ
点灯制御手段を備えたものである。
【0025】これにより、監視カメラが比較的広角のレ
ンズ倍率で複数のドアを同時に撮影するような場合であ
っても、モニタテレビに映し出されている映像からラン
プが点灯しているドアの近所に注目することによって安
全確認することができ、監視カメラの操作精度を緩くで
き、あるいは設置台数を削減することができ、必要設備
コストを低く抑えることができる。
ンズ倍率で複数のドアを同時に撮影するような場合であ
っても、モニタテレビに映し出されている映像からラン
プが点灯しているドアの近所に注目することによって安
全確認することができ、監視カメラの操作精度を緩くで
き、あるいは設置台数を削減することができ、必要設備
コストを低く抑えることができる。
【0026】請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれ
かの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記列車に
設置され、前記ドア開閉センサの検出結果を送信するデ
ータ通信手段と、前記データ通信手段からのデータを受
信するデータ通信手段、前記ホームに停車する列車の各
ドアの位置を記憶するドア位置記憶手段、前記ドア開閉
センサによる前記各ドアの開閉状態を表示するドア開閉
状態表示手段及び前記ドア開閉状態表示手段が表示して
いる前記各ドアのいずれかを選択指定する監視対象ドア
選択手段とを有する端末とを備えたものである。
かの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記列車に
設置され、前記ドア開閉センサの検出結果を送信するデ
ータ通信手段と、前記データ通信手段からのデータを受
信するデータ通信手段、前記ホームに停車する列車の各
ドアの位置を記憶するドア位置記憶手段、前記ドア開閉
センサによる前記各ドアの開閉状態を表示するドア開閉
状態表示手段及び前記ドア開閉状態表示手段が表示して
いる前記各ドアのいずれかを選択指定する監視対象ドア
選択手段とを有する端末とを備えたものである。
【0027】これにより、駅員あるいは列車から降りた
乗務員が端末を用いて監視カメラに監視対象ドアを指示
してモニタテレビにそのドアの近くの状況を映し出させ
る操作を行うことができ、ドア安全確認作業がしやすく
なる。
乗務員が端末を用いて監視カメラに監視対象ドアを指示
してモニタテレビにそのドアの近くの状況を映し出させ
る操作を行うことができ、ドア安全確認作業がしやすく
なる。
【0028】請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれ
かの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記ホーム
に停車する列車の各ドアの位置を記憶するドア位置記憶
手段と、前記ドア開閉センサによる前記各ドアの開閉状
態を表示するドア開閉状態表示手段と、前記ドア開閉状
態表示手段が表示している前記各ドアのいずれかを選択
指定する監視対象ドア選択手段と、前記ドア位置記憶手
段の記憶情報に基づき、前記監視対象ドア選択手段によ
って選択指定されたドアの近くを撮影するように前記監
視カメラのうち該当する監視カメラの位置、向き又はレ
ンズ倍率を操作するカメラ操作手段と、前記監視カメラ
が撮影する映像を表示するモニタテレビとをホーム集中
監視局に設置したものである。
かの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記ホーム
に停車する列車の各ドアの位置を記憶するドア位置記憶
手段と、前記ドア開閉センサによる前記各ドアの開閉状
態を表示するドア開閉状態表示手段と、前記ドア開閉状
態表示手段が表示している前記各ドアのいずれかを選択
指定する監視対象ドア選択手段と、前記ドア位置記憶手
段の記憶情報に基づき、前記監視対象ドア選択手段によ
って選択指定されたドアの近くを撮影するように前記監
視カメラのうち該当する監視カメラの位置、向き又はレ
ンズ倍率を操作するカメラ操作手段と、前記監視カメラ
が撮影する映像を表示するモニタテレビとをホーム集中
監視局に設置したものである。
【0029】これにより、ホーム集中監視局において複
数のホームそれぞれに停車している列車のドア安全確認
を集中的に行うことができる。
数のホームそれぞれに停車している列車のドア安全確認
を集中的に行うことができる。
【0030】請求項10の発明は、請求項1〜9のいず
れかの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記列車
の前記各ドアの近くの内側又は外側に乗客と乗務員又は
駅員とが会話するための通知装置を設置したものであ
る。
れかの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記列車
の前記各ドアの近くの内側又は外側に乗客と乗務員又は
駅員とが会話するための通知装置を設置したものであ
る。
【0031】これにより、異常が発生したドア付近にい
る乗客と乗務員あるいは駅員とが会話することができ、
安全確認の信頼性をさらに向上させることができる。
る乗客と乗務員あるいは駅員とが会話することができ、
安全確認の信頼性をさらに向上させることができる。
【0032】請求項11の発明は、請求項1〜10のい
ずれかの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記列
車の前記各ドアを個別に開閉するためのドア個別開閉手
段を備えたものである。
ずれかの列車用ドア安全確認システムにおいて、前記列
車の前記各ドアを個別に開閉するためのドア個別開閉手
段を備えたものである。
【0033】これにより、完全に閉まっていないドアが
あればそのドアについて個別に再開閉して安全確保する
ことができる。
あればそのドアについて個別に再開閉して安全確保する
ことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は列車用ドア安全確認システム
の1つの実施の形態の機能ブロック図であり、列車用ド
ア安全確認システムは列車の(1)〜(N)のドア1各
々の開閉状態を検出する(1)〜(N)のドア開閉セン
サ2と、監視対象ドア選択部3と、列車の各ドア1の近
くの状況を個別に撮影することができる1台又は複数台
のドア監視用カメラ4と、各ドア1の位置データを記憶
するドア位置データ記憶部5と、監視対象ドア選択部3
が指定する監視対象ドア指定信号を受けて、ドア位置デ
ータ記憶部5のドア位置データを参照し、ドア監視用カ
メラ4の位置、向き、レンズ倍率などを指定された位置
のドアの近くの状況が撮影できる条件に一致するように
操作するカメラ制御部6と、ドア監視用カメラ4が撮影
した映像を映し出すドア監視用モニタテレビ7と、
(1)〜(N)のドア1それぞれを個別に開閉動作する
ドア開閉制御部8から構成されている。
基づいて詳説する。図1は列車用ドア安全確認システム
の1つの実施の形態の機能ブロック図であり、列車用ド
ア安全確認システムは列車の(1)〜(N)のドア1各
々の開閉状態を検出する(1)〜(N)のドア開閉セン
サ2と、監視対象ドア選択部3と、列車の各ドア1の近
くの状況を個別に撮影することができる1台又は複数台
のドア監視用カメラ4と、各ドア1の位置データを記憶
するドア位置データ記憶部5と、監視対象ドア選択部3
が指定する監視対象ドア指定信号を受けて、ドア位置デ
ータ記憶部5のドア位置データを参照し、ドア監視用カ
メラ4の位置、向き、レンズ倍率などを指定された位置
のドアの近くの状況が撮影できる条件に一致するように
操作するカメラ制御部6と、ドア監視用カメラ4が撮影
した映像を映し出すドア監視用モニタテレビ7と、
(1)〜(N)のドア1それぞれを個別に開閉動作する
ドア開閉制御部8から構成されている。
【0035】さらに監視対象ドア選択部3は(1)〜
(N)のドア開閉センサ2それぞれから出力されてくる
ドア開閉信号を受けて(1)〜(N)の各ドア1の開閉
状態を表示するドア開閉状況表示部3aと、このドア開
閉状況表示部3aの表示に対して監視対象ドアを選択指
定する監視対象ドア指定入力部3bから構成されてい
る。ドア開閉制御部8は(1)〜(N)のドア1それぞ
れを個別に開閉操作するためにドア毎に操作ボタンが割
り振りされたドア開閉指令入力部8aと、このドア開閉
指令入力部8aによって駆動指令が与えられ、(1)〜
(N)のドア1それぞれを個別に開閉駆動する(1)〜
(N)のドア開閉モータ8bから構成されている。
(N)のドア開閉センサ2それぞれから出力されてくる
ドア開閉信号を受けて(1)〜(N)の各ドア1の開閉
状態を表示するドア開閉状況表示部3aと、このドア開
閉状況表示部3aの表示に対して監視対象ドアを選択指
定する監視対象ドア指定入力部3bから構成されてい
る。ドア開閉制御部8は(1)〜(N)のドア1それぞ
れを個別に開閉操作するためにドア毎に操作ボタンが割
り振りされたドア開閉指令入力部8aと、このドア開閉
指令入力部8aによって駆動指令が与えられ、(1)〜
(N)のドア1それぞれを個別に開閉駆動する(1)〜
(N)のドア開閉モータ8bから構成されている。
【0036】上記の列車用ドア安全確認システムにおい
て列車の(1)〜(N)のドア1各々の開閉状態を検出
する(1)〜(N)のドア開閉センサ2各々は列車側に
設置されるが、それ以外の各要素は列車側の運転室、車
掌室、ホーム上、あるいはそれらの両方に設置される場
合がある。ここでは、1つの例としてワンマン運転列車
の場合を想定し、図2に示すように列車10側に監視対
象ドア選択部3と、ドア開閉制御部8のうちのドア開閉
指令入力部8aとが1つの端末11に組み込まれて設置
されており、各ドア1にドア開閉モータ8bが設置され
ており、ホーム12側にドア監視用カメラ4、カメラ制
御部6及びドア監視用モニタテレビ7が設置され、しか
も監視用モニタテレビ7は運転室の運転士9から見るこ
とができる位置に設置されている場合について説明す
る。この場合、列車10側の各ドア開閉センサ2とドア
開閉モータ8bは端末11と信号線13で接続され、ま
た列車10側の端末11とホーム12上のカメラ制御部
6とが通信装置14,15によって接続されることにな
る。この通信装置14,15には列車無線装置を利用す
ることができ、あるいはこのシステム用に特別に設置す
ることもできる。
て列車の(1)〜(N)のドア1各々の開閉状態を検出
する(1)〜(N)のドア開閉センサ2各々は列車側に
設置されるが、それ以外の各要素は列車側の運転室、車
掌室、ホーム上、あるいはそれらの両方に設置される場
合がある。ここでは、1つの例としてワンマン運転列車
の場合を想定し、図2に示すように列車10側に監視対
象ドア選択部3と、ドア開閉制御部8のうちのドア開閉
指令入力部8aとが1つの端末11に組み込まれて設置
されており、各ドア1にドア開閉モータ8bが設置され
ており、ホーム12側にドア監視用カメラ4、カメラ制
御部6及びドア監視用モニタテレビ7が設置され、しか
も監視用モニタテレビ7は運転室の運転士9から見るこ
とができる位置に設置されている場合について説明す
る。この場合、列車10側の各ドア開閉センサ2とドア
開閉モータ8bは端末11と信号線13で接続され、ま
た列車10側の端末11とホーム12上のカメラ制御部
6とが通信装置14,15によって接続されることにな
る。この通信装置14,15には列車無線装置を利用す
ることができ、あるいはこのシステム用に特別に設置す
ることもできる。
【0037】図3に示すように監視カメラ4はホーム1
2の天井に列車10と平行になるように設置されたレー
ル16に沿って任意の距離だけ前後に自走することがで
きる機能を有し、通常時にホームに停車する列車16の
長さに対応して長大編成の列車が停車する長いホームで
あれば監視カメラ4を複数台、それぞれの監視カメラ4
をレール16に沿って自分の受持ちの距離範囲だけ移動
するように、例えば3両分幅に1台という設定で設置さ
れている。
2の天井に列車10と平行になるように設置されたレー
ル16に沿って任意の距離だけ前後に自走することがで
きる機能を有し、通常時にホームに停車する列車16の
長さに対応して長大編成の列車が停車する長いホームで
あれば監視カメラ4を複数台、それぞれの監視カメラ4
をレール16に沿って自分の受持ちの距離範囲だけ移動
するように、例えば3両分幅に1台という設定で設置さ
れている。
【0038】ドア位置データ記憶部7にはホーム12で
停車する列車10の(1)〜(N)の各ドア1の位置デ
ータが登録されている。
停車する列車10の(1)〜(N)の各ドア1の位置デ
ータが登録されている。
【0039】列車10の運転台に設置されている端末1
1は図4に示すように、あらかじめ(1)〜(N)の各
ドア1の位置が示され、ドア開閉センサ2から開状態信
号を受けた位置のドア1に対して他のドアと識別できる
色表示、あるいは輝度表示させると共にドア状態「開」
と文字表示することによりどの位置のドアが完全に閉じ
ていないか乗務員9にすぐに認識できるようにしたドア
開閉状況表示部3aと、(1)〜(N)のドア1それぞ
れの表示位置に対応する位置にソフトウェアキーによっ
てそのキー表示部を押すと監視対象ドア選択指令を出力
する監視対象ドア指令入力部3bと、同じように(1)
〜(N)のドア1それぞれの表示位置に対応する位置に
ソフトウェアキーによってそのキー表示部を押すとドア
開閉指令を出力するドア開閉指令入力部8aが備えられ
ている。
1は図4に示すように、あらかじめ(1)〜(N)の各
ドア1の位置が示され、ドア開閉センサ2から開状態信
号を受けた位置のドア1に対して他のドアと識別できる
色表示、あるいは輝度表示させると共にドア状態「開」
と文字表示することによりどの位置のドアが完全に閉じ
ていないか乗務員9にすぐに認識できるようにしたドア
開閉状況表示部3aと、(1)〜(N)のドア1それぞ
れの表示位置に対応する位置にソフトウェアキーによっ
てそのキー表示部を押すと監視対象ドア選択指令を出力
する監視対象ドア指令入力部3bと、同じように(1)
〜(N)のドア1それぞれの表示位置に対応する位置に
ソフトウェアキーによってそのキー表示部を押すとドア
開閉指令を出力するドア開閉指令入力部8aが備えられ
ている。
【0040】次に、上記構成の列車用ドア安全確認シス
テムの動作について説明する。列車10がホーム12に
入ってきて所定の停止位置に停止する。そしてドアを開
いて乗客の乗降を待ち、ドアを閉じて発車することにな
る。そこですべてのドアを閉じる操作を運転士が行った
状態で(1)〜(N)のドア開閉センサ2のすべてがド
ア閉信号を出力するはずであるが、あるドア、ここでは
(i)のドア1が何らかの原因で完全に閉じず、(i)
のドア開閉センサ2からドア開信号が監視対象ドア選択
部3のドア開閉状況表示部3aに入力され、ドア開閉状
況表示部3aは端末11上の該当する位置のドアについ
てドア開状態を示す表示を行う。
テムの動作について説明する。列車10がホーム12に
入ってきて所定の停止位置に停止する。そしてドアを開
いて乗客の乗降を待ち、ドアを閉じて発車することにな
る。そこですべてのドアを閉じる操作を運転士が行った
状態で(1)〜(N)のドア開閉センサ2のすべてがド
ア閉信号を出力するはずであるが、あるドア、ここでは
(i)のドア1が何らかの原因で完全に閉じず、(i)
のドア開閉センサ2からドア開信号が監視対象ドア選択
部3のドア開閉状況表示部3aに入力され、ドア開閉状
況表示部3aは端末11上の該当する位置のドアについ
てドア開状態を示す表示を行う。
【0041】運転士9は端末11上のドア開閉状況表示
部3aの表示を見て、(i)のドアが完全に閉まってい
ないことを認識すると、その原因を突き止めるために監
視対象ドア指定入力部3bに対して(i)のドアを指定
するソフトウェアキーを押して監視対象ドア指定操作を
行う。
部3aの表示を見て、(i)のドアが完全に閉まってい
ないことを認識すると、その原因を突き止めるために監
視対象ドア指定入力部3bに対して(i)のドアを指定
するソフトウェアキーを押して監視対象ドア指定操作を
行う。
【0042】これによって(i)のドアについて監視対
象ドア指定信号が通信装置14,15を通じてホーム1
2側のカメラ制御部6に送信され、カメラ制御部6では
ドア位置データ記憶部5から(i)のドア1に対応する
位置データを読み出し、その(i)のドアの位置を受け
持つドア監視用カメラ4を特定すると共に、そのドア監
視用カメラ4をドア位置データが示す(i)のドアが存
在する位置までレール16上を自走させ、(i)のドア
の近くの状況を撮影させる。
象ドア指定信号が通信装置14,15を通じてホーム1
2側のカメラ制御部6に送信され、カメラ制御部6では
ドア位置データ記憶部5から(i)のドア1に対応する
位置データを読み出し、その(i)のドアの位置を受け
持つドア監視用カメラ4を特定すると共に、そのドア監
視用カメラ4をドア位置データが示す(i)のドアが存
在する位置までレール16上を自走させ、(i)のドア
の近くの状況を撮影させる。
【0043】この映像信号はドア監視用モニタテレビ7
に映し出され、運転士9は運転台からホーム12上のモ
ニタテレビ7を見て(i)のドア1の近所の様子を観察
する。
に映し出され、運転士9は運転台からホーム12上のモ
ニタテレビ7を見て(i)のドア1の近所の様子を観察
する。
【0044】そこで、モニタテレビ7の映像が図5
(a)に示すように(i)のドア1にホーム12にいる
人17の衣服の一部が挟まれている状態を映し出してい
れば、これは発車することが危険なので端末11上でド
ア開閉指令入力部8aから(i)のドアに対するソフト
ウェアキーを押して開閉指令を与える。
(a)に示すように(i)のドア1にホーム12にいる
人17の衣服の一部が挟まれている状態を映し出してい
れば、これは発車することが危険なので端末11上でド
ア開閉指令入力部8aから(i)のドアに対するソフト
ウェアキーを押して開閉指令を与える。
【0045】端末11から(i)のドアについてドア開
閉指令が入力されれば、これを受けて(i)のドア開閉
モータ8bが再起動されて(i)のドアを再開閉させ、
ホーム12の人17が解放されたかどうかモニタテレビ
7で確認する。そして(i)のドアをしばらくの間開い
たことによってホーム12の人17が解放されたのを確
認できると、列車10を安全に発車させることになる。
閉指令が入力されれば、これを受けて(i)のドア開閉
モータ8bが再起動されて(i)のドアを再開閉させ、
ホーム12の人17が解放されたかどうかモニタテレビ
7で確認する。そして(i)のドアをしばらくの間開い
たことによってホーム12の人17が解放されたのを確
認できると、列車10を安全に発車させることになる。
【0046】またモニタテレビ7の映像が図5(b)に
示すように(i)のドアに車内の乗客の衣服の一部18
が挟まれている状態を映し出していれば、これは発車し
ても危険がないので発車運転操作を行うことになる。
示すように(i)のドアに車内の乗客の衣服の一部18
が挟まれている状態を映し出していれば、これは発車し
ても危険がないので発車運転操作を行うことになる。
【0047】このようにして長大編成の列車であって
も、運転台にいる運転士8が一人で(1)〜(N)の各
ドアの開閉状態、安全状態をモニタテレビ7の映像を通
して確認し、発車運転操作を行うことができ、長大編成
の列車でもワンマン運転が可能となる。
も、運転台にいる運転士8が一人で(1)〜(N)の各
ドアの開閉状態、安全状態をモニタテレビ7の映像を通
して確認し、発車運転操作を行うことができ、長大編成
の列車でもワンマン運転が可能となる。
【0048】なお、本発明の上記の実施の形態に限定さ
れることはなく、次のような実施の形態を構成すること
もできる。まず監視カメラ4については、図6に示すよ
うに列車10の側面上部にレール16´を設置して監視
カメラ4をこのレール16に沿って自走する構成とする
ことができる。そしてこの場合には図2に示した配置と
は異なり、ホーム12上に設置されていたカメラ制御部
6、ドア位置データ記憶部5及びドア監視用モニタテレ
ビ7もすべて列車10側に設置し、運転士9が運転室内
で(1)〜(N)の各ドア1の安全確認を行うことにな
る。
れることはなく、次のような実施の形態を構成すること
もできる。まず監視カメラ4については、図6に示すよ
うに列車10の側面上部にレール16´を設置して監視
カメラ4をこのレール16に沿って自走する構成とする
ことができる。そしてこの場合には図2に示した配置と
は異なり、ホーム12上に設置されていたカメラ制御部
6、ドア位置データ記憶部5及びドア監視用モニタテレ
ビ7もすべて列車10側に設置し、運転士9が運転室内
で(1)〜(N)の各ドア1の安全確認を行うことにな
る。
【0049】また第1の実施の形態において、ドア監視
カメラ4の設置場所については図7に示すようにホーム
12の天井などの複数箇所に首振り運動できる形式で取
り付け、各監視カメラ4ごとに受持ちの範囲を設定し、
監視対象ドア選択指令を受けてそのドア位置が自分の受
持ち範囲にあれば、カメラ制御部6が監視対象ドア1の
位置がちょうど撮影像の中央部に来るように監視カメラ
4を回転駆動させる構成とすることができる。
カメラ4の設置場所については図7に示すようにホーム
12の天井などの複数箇所に首振り運動できる形式で取
り付け、各監視カメラ4ごとに受持ちの範囲を設定し、
監視対象ドア選択指令を受けてそのドア位置が自分の受
持ち範囲にあれば、カメラ制御部6が監視対象ドア1の
位置がちょうど撮影像の中央部に来るように監視カメラ
4を回転駆動させる構成とすることができる。
【0050】なお、この場合、監視カメラ4が撮影して
モニタテレビ7に映し出されるドア監視映像は、図8に
示すように監視対象ドアの位置がカメラ4から遠距離点
に存在するほど画角が広がり、隣接するドアの状況も同
時に映し出すことになる。そこで図8及び図9に示すよ
うに、列車10の(1)〜(N)の各ドア1の近く、例
えば上部の位置に(1)〜(N)のランプ19を設置
し、カメラ制御部6が監視対象ドア指定入力部3bから
監視対象ドアの選択指令を受けたドア1を撮像しようと
する時にはそのドア1に対応するランプ19を点灯させ
て監視対象ドアを他のドアと識別できる構成とすること
ができる。なお、図9では、図1に示した構成要素と同
一の部分については同一の符号を付して示してある。
モニタテレビ7に映し出されるドア監視映像は、図8に
示すように監視対象ドアの位置がカメラ4から遠距離点
に存在するほど画角が広がり、隣接するドアの状況も同
時に映し出すことになる。そこで図8及び図9に示すよ
うに、列車10の(1)〜(N)の各ドア1の近く、例
えば上部の位置に(1)〜(N)のランプ19を設置
し、カメラ制御部6が監視対象ドア指定入力部3bから
監視対象ドアの選択指令を受けたドア1を撮像しようと
する時にはそのドア1に対応するランプ19を点灯させ
て監視対象ドアを他のドアと識別できる構成とすること
ができる。なお、図9では、図1に示した構成要素と同
一の部分については同一の符号を付して示してある。
【0051】また監視カメラ4をレールに沿って自走さ
せる駆動機構はコスト的に高くつくので、これに代えて
図10に示すように、監視カメラ4はホーム12の所定
の位置に固定してレンズ倍率の自動調節ができるものと
し、同じホーム12に監視対象に指定されたドア1各々
の近くの状況を反映させて監視カメラ4にその反映像を
撮影させる反射鏡20を選択指定されたドア位置に応じ
て自在に向きを調整できるように構成することもでき
る。この場合、停車する列車10の編成長に応じて複数
台の監視カメラ4とそれぞれに対応する複数枚の反射鏡
とをホーム12の適宜位置に設置することになる。ま
た、カメラ位置データ記憶部5には(1)〜(N)の各
ドア1の位置に対応してどの監視カメラ4を用い、どの
反射鏡20をどれだけの角度回転させるかのデータが登
録されることになる。
せる駆動機構はコスト的に高くつくので、これに代えて
図10に示すように、監視カメラ4はホーム12の所定
の位置に固定してレンズ倍率の自動調節ができるものと
し、同じホーム12に監視対象に指定されたドア1各々
の近くの状況を反映させて監視カメラ4にその反映像を
撮影させる反射鏡20を選択指定されたドア位置に応じ
て自在に向きを調整できるように構成することもでき
る。この場合、停車する列車10の編成長に応じて複数
台の監視カメラ4とそれぞれに対応する複数枚の反射鏡
とをホーム12の適宜位置に設置することになる。ま
た、カメラ位置データ記憶部5には(1)〜(N)の各
ドア1の位置に対応してどの監視カメラ4を用い、どの
反射鏡20をどれだけの角度回転させるかのデータが登
録されることになる。
【0052】また図11に示すように、上記の反射鏡2
0の回転角度は固定とするが、ホーム12に設置したレ
ール21を選択されたドアの近くの状況を反映させるこ
とができる所定の位置まで自走できる構成とすることも
できる。
0の回転角度は固定とするが、ホーム12に設置したレ
ール21を選択されたドアの近くの状況を反映させるこ
とができる所定の位置まで自走できる構成とすることも
できる。
【0053】さらにまた、列車10はホーム12に対し
て必ずしも所定の位置関係で停車することができない場
合があり、停止位置が許容範囲内でずれることがある。
このような場合、そのままの状態では監視カメラ4が監
視対象として選択するドアの位置がドア位置データ記憶
部5に登録されているものからずれることになる。そこ
で、このずれを補正するために、図12及び図13に示
すように列車10の先頭部などの所定位置に発光部22
を設け、ホーム12側にその発光部22からの光を受光
してその入射角θを検出する受光部23を設置し、さら
に停止位置誤差補正部24において次の換算式、 L=d・tanθ に基づいて停止位置誤差Lを算出し、このL値を監視対
象ドア指定入力部3bからの監視対象ドア指定信号と共
にカメラ制御部6に入力してドア位置データに加算し、
正しいドア位置を決定して監視カメラ4を操作する構成
とすることができる。なお、図13において図1に示し
た構成要素と同じ部分については同じ符号を付して示し
てある。
て必ずしも所定の位置関係で停車することができない場
合があり、停止位置が許容範囲内でずれることがある。
このような場合、そのままの状態では監視カメラ4が監
視対象として選択するドアの位置がドア位置データ記憶
部5に登録されているものからずれることになる。そこ
で、このずれを補正するために、図12及び図13に示
すように列車10の先頭部などの所定位置に発光部22
を設け、ホーム12側にその発光部22からの光を受光
してその入射角θを検出する受光部23を設置し、さら
に停止位置誤差補正部24において次の換算式、 L=d・tanθ に基づいて停止位置誤差Lを算出し、このL値を監視対
象ドア指定入力部3bからの監視対象ドア指定信号と共
にカメラ制御部6に入力してドア位置データに加算し、
正しいドア位置を決定して監視カメラ4を操作する構成
とすることができる。なお、図13において図1に示し
た構成要素と同じ部分については同じ符号を付して示し
てある。
【0054】またさらに図14に示すように、(1)〜
(N)の各ドア1の付近の内側又は外側に小型マイクと
小型スピーカを備えた小形通話装置25を取り付け、運
転室の通話装置26と通話できる構成をとることがで
き、これによって何らかの危険が発生したときに該当す
るドアの近くにいる乗客と運転士9とが会話することが
できるようになり、安全確保をいっそう確実なものとす
ることができる。
(N)の各ドア1の付近の内側又は外側に小型マイクと
小型スピーカを備えた小形通話装置25を取り付け、運
転室の通話装置26と通話できる構成をとることがで
き、これによって何らかの危険が発生したときに該当す
るドアの近くにいる乗客と運転士9とが会話することが
できるようになり、安全確保をいっそう確実なものとす
ることができる。
【0055】さらに、第1の実施の形態では図1に示し
たように監視対象ドア選択部3とドア開閉制御部8を運
転室に設置したが、これを車掌室に設置することがで
き、またホーム12側にすべて設置することにより、一
人の駅員が長大編成の列車でもそのドア安全確認を行う
ことができるようになる。
たように監視対象ドア選択部3とドア開閉制御部8を運
転室に設置したが、これを車掌室に設置することがで
き、またホーム12側にすべて設置することにより、一
人の駅員が長大編成の列車でもそのドア安全確認を行う
ことができるようになる。
【0056】さらにまた図15に示すように、監視対象
ドア選択部3にドア開閉状況表示部3aと共に完全に閉
まっていないドア1が検出されたときに自動的にそのド
アを監視対象ドアに指定してカメラ制御部6に監視対象
ドア指定信号を与えて監視する監視対象ドア自動指定部
3cを設けた構成とすることもできる。なお、この場
合、乗務員あるいは駅員9がドア開閉状況表示部3aの
表示を見て手動で監視対象ドアを選択指定する図1に示
したような監視対象ドア指定入力部3bをこの監視対象
ドア自動指定部3cと共に備えたものとすることもでき
る。
ドア選択部3にドア開閉状況表示部3aと共に完全に閉
まっていないドア1が検出されたときに自動的にそのド
アを監視対象ドアに指定してカメラ制御部6に監視対象
ドア指定信号を与えて監視する監視対象ドア自動指定部
3cを設けた構成とすることもできる。なお、この場
合、乗務員あるいは駅員9がドア開閉状況表示部3aの
表示を見て手動で監視対象ドアを選択指定する図1に示
したような監視対象ドア指定入力部3bをこの監視対象
ドア自動指定部3cと共に備えたものとすることもでき
る。
【0057】さらにまた、図16に示すように、複数の
ホーム12それぞれに対応する図1に示した列車用ドア
安全確認システムの監視対象ドア選択監視部3、ドア開
閉制御部8のドア開閉指令入力部8a、ドア監視用モニ
タテレビ7をホーム集中監視局27のコンピュータ28
に肩代わりさせ、各ホーム12とホーム集中監視局27
との間を伝送路29で結び、各ホーム12に停車中の列
車10のドア開閉センサ2の検出結果及びドア前の映像
をコンピュータ28の表示装置28aに表示させ、また
各ホーム12に停車している列車10ごとにその(1)
〜(N)のドアに対する選択開閉指令をコンピュータ2
8のキーボード28bから入力できるようにシステムを
組むことにより、複数のホーム12それぞれに停車して
いる列車10のドア安全確認をホーム集中監視局27か
ら遠隔監視することができるようになり、列車の無人運
転化が可能となる。
ホーム12それぞれに対応する図1に示した列車用ドア
安全確認システムの監視対象ドア選択監視部3、ドア開
閉制御部8のドア開閉指令入力部8a、ドア監視用モニ
タテレビ7をホーム集中監視局27のコンピュータ28
に肩代わりさせ、各ホーム12とホーム集中監視局27
との間を伝送路29で結び、各ホーム12に停車中の列
車10のドア開閉センサ2の検出結果及びドア前の映像
をコンピュータ28の表示装置28aに表示させ、また
各ホーム12に停車している列車10ごとにその(1)
〜(N)のドアに対する選択開閉指令をコンピュータ2
8のキーボード28bから入力できるようにシステムを
組むことにより、複数のホーム12それぞれに停車して
いる列車10のドア安全確認をホーム集中監視局27か
ら遠隔監視することができるようになり、列車の無人運
転化が可能となる。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明の列車用ドア安全確認シ
ステムによれば、列車がホームに停車した後発車しよう
とする時に、ドア開閉センサが各ドアの開閉状態を個別
に検出し、ドア開閉状態表示手段が各ドアの開閉状態を
表示するので、乗務員又は駅員がドア開閉状態表示手段
の表示を見て完全に閉状態になっていないドアがあるこ
とを見いだすと、監視対象ドア選択手段によってそのド
アを選択指定することにより、カメラ操作手段がドア位
置情報記憶手段の記憶情報に基づいて選択指定されたド
アの近くを撮影するように監視カメラのうち該当する監
視カメラの位置、向き又はレンズ倍率を操作し、そのド
ア付近の状況を撮影してモニタテレビに映し出させるこ
とができ、乗務員又は駅員がこのモニタテレビの映像を
見て完全に閉まっていないドアの近くの状況からその原
因を確認し、安全であれば発車OKと判断し、例えばホ
ームの人の衣服の一部がドアに挟まれているような危険
な状況であれば発車NOと判断し、ドア再開閉を行うと
いった安全確保のために必要な対応をとることができ、
ドア状態表示手段の表示とモニタテレビの映像を監視す
る一人の乗務員あるいは駅員がいれば見通しの悪いホー
ムに停車している列車や長大編成の列車についても効率
良く、信頼性の高いドア安全確認が行える。
ステムによれば、列車がホームに停車した後発車しよう
とする時に、ドア開閉センサが各ドアの開閉状態を個別
に検出し、ドア開閉状態表示手段が各ドアの開閉状態を
表示するので、乗務員又は駅員がドア開閉状態表示手段
の表示を見て完全に閉状態になっていないドアがあるこ
とを見いだすと、監視対象ドア選択手段によってそのド
アを選択指定することにより、カメラ操作手段がドア位
置情報記憶手段の記憶情報に基づいて選択指定されたド
アの近くを撮影するように監視カメラのうち該当する監
視カメラの位置、向き又はレンズ倍率を操作し、そのド
ア付近の状況を撮影してモニタテレビに映し出させるこ
とができ、乗務員又は駅員がこのモニタテレビの映像を
見て完全に閉まっていないドアの近くの状況からその原
因を確認し、安全であれば発車OKと判断し、例えばホ
ームの人の衣服の一部がドアに挟まれているような危険
な状況であれば発車NOと判断し、ドア再開閉を行うと
いった安全確保のために必要な対応をとることができ、
ドア状態表示手段の表示とモニタテレビの映像を監視す
る一人の乗務員あるいは駅員がいれば見通しの悪いホー
ムに停車している列車や長大編成の列車についても効率
良く、信頼性の高いドア安全確認が行える。
【0059】請求項2の発明によれば、列車停止位置が
所定位置からずれ、実際のドアの位置とドア位置記憶手
段に登録されているドア位置とがずれても、カメラ操作
量補正手段がそのずれを補正して完全に閉まっていない
ドアの位置を監視カメラによって正しく撮影でき、シス
テムの動作の信頼性を高めることができる。
所定位置からずれ、実際のドアの位置とドア位置記憶手
段に登録されているドア位置とがずれても、カメラ操作
量補正手段がそのずれを補正して完全に閉まっていない
ドアの位置を監視カメラによって正しく撮影でき、シス
テムの動作の信頼性を高めることができる。
【0060】請求項3の発明によれば、監視カメラがホ
ームに設置されたレールの上に任意距離走行できるよう
にセットされ、カメラ操作手段が監視カメラを所定距離
移動させることによって選択指定されたドアの近くを撮
影するようにしているので、ホーム側の該当する位置の
監視カメラを所定距離だけレール上を移動させて目的と
するドアの近くの状況を撮影し、モニタテレビに映し出
させて安全確認できる。
ームに設置されたレールの上に任意距離走行できるよう
にセットされ、カメラ操作手段が監視カメラを所定距離
移動させることによって選択指定されたドアの近くを撮
影するようにしているので、ホーム側の該当する位置の
監視カメラを所定距離だけレール上を移動させて目的と
するドアの近くの状況を撮影し、モニタテレビに映し出
させて安全確認できる。
【0061】請求項4の発明によれば、監視カメラが列
車の外側面上部に列車方向に沿って設置されたレールの
上に任意距離移動できるようにセットされ、カメラ操作
手段が監視カメラを所定距離移動させることによって選
択指定されたドアの近くを撮影するようにしているの
で、列車側の該当する位置の監視カメラを所定距離だけ
レール上を移動させて目的とするドアの近くの状況を撮
影しモニタテレビに映し出させて安全確認できる。
車の外側面上部に列車方向に沿って設置されたレールの
上に任意距離移動できるようにセットされ、カメラ操作
手段が監視カメラを所定距離移動させることによって選
択指定されたドアの近くを撮影するようにしているの
で、列車側の該当する位置の監視カメラを所定距離だけ
レール上を移動させて目的とするドアの近くの状況を撮
影しモニタテレビに映し出させて安全確認できる。
【0062】請求項5の発明によれば、列車がホームに
停車した後発車しようとする時に、ドア開閉センサが各
ドアの開閉状態を個別に検出し、ドア開閉状態表示手段
が各ドアの開閉状態を表示するので、乗務員又は駅員が
ドア開閉状態表示手段の表示を見て完全に閉状態になっ
ていないドアがあることを見いだすと、監視対象ドア選
択手段によってそのドアを選択指定することにより、反
射鏡操作手段がドア位置情報記憶手段の記憶情報に基づ
いて選択指定されたドアの近くの状況を反映するように
反射鏡のうち該当する反射鏡の位置又は向きを操作し、
この反射鏡が反映している選択されたドア付近の状況を
監視カメラによって撮影させ、これをモニタテレビに映
し出させることができ、乗務員又は駅員がこのモニタテ
レビの映像を見て完全に閉まっていないドアの近くの状
況からその原因を確認し、安全であれば発車OKと判断
し、例えばホームの人の衣服の一部がドアに挟まれてい
るような危険な状況であれば発車NOと判断し、ドア再
開閉を行うといった安全確保のために必要な対応をとる
ことができ、ドア状態表示手段の表示とモニタテレビの
映像を監視する一人の乗務員あるいは駅員がいれば見通
しの悪いホームに停車している列車や長大編成の列車に
ついても効率良く、信頼性の高いドア安全確認が行え
る。
停車した後発車しようとする時に、ドア開閉センサが各
ドアの開閉状態を個別に検出し、ドア開閉状態表示手段
が各ドアの開閉状態を表示するので、乗務員又は駅員が
ドア開閉状態表示手段の表示を見て完全に閉状態になっ
ていないドアがあることを見いだすと、監視対象ドア選
択手段によってそのドアを選択指定することにより、反
射鏡操作手段がドア位置情報記憶手段の記憶情報に基づ
いて選択指定されたドアの近くの状況を反映するように
反射鏡のうち該当する反射鏡の位置又は向きを操作し、
この反射鏡が反映している選択されたドア付近の状況を
監視カメラによって撮影させ、これをモニタテレビに映
し出させることができ、乗務員又は駅員がこのモニタテ
レビの映像を見て完全に閉まっていないドアの近くの状
況からその原因を確認し、安全であれば発車OKと判断
し、例えばホームの人の衣服の一部がドアに挟まれてい
るような危険な状況であれば発車NOと判断し、ドア再
開閉を行うといった安全確保のために必要な対応をとる
ことができ、ドア状態表示手段の表示とモニタテレビの
映像を監視する一人の乗務員あるいは駅員がいれば見通
しの悪いホームに停車している列車や長大編成の列車に
ついても効率良く、信頼性の高いドア安全確認が行え
る。
【0063】請求項6の発明によれば、ドア開閉センサ
が完全に閉まっていないドアを検出した時にドア自動選
択手段がそのドアの選択指令信号を監視対象ドア選択手
段に与え、監視対象ドア選択手段が指定されたドアを選
択指定し、該当する監視カメラによってそのドアの近く
の状況を撮影してモニタテレビに映し出すので、いずれ
かのドアが完全に閉まらない状態になれば、自動的にそ
のドアを選択してその近くの状況をモニタテレビに映し
出して乗務員又は駅員に見せ、安全確認させることがで
きる。
が完全に閉まっていないドアを検出した時にドア自動選
択手段がそのドアの選択指令信号を監視対象ドア選択手
段に与え、監視対象ドア選択手段が指定されたドアを選
択指定し、該当する監視カメラによってそのドアの近く
の状況を撮影してモニタテレビに映し出すので、いずれ
かのドアが完全に閉まらない状態になれば、自動的にそ
のドアを選択してその近くの状況をモニタテレビに映し
出して乗務員又は駅員に見せ、安全確認させることがで
きる。
【0064】請求項7の発明によれば、監視カメラが比
較的広角のレンズ倍率で複数のドアを同時に撮影するよ
うな場合であっても、モニタテレビに映し出されている
映像からランプが点灯しているドアの近所に注目するこ
とによって安全確認することができ、監視カメラの操作
精度を緩くでき、あるいは設置台数を削減することがで
き、必要設備コストを低く抑えることができる。
較的広角のレンズ倍率で複数のドアを同時に撮影するよ
うな場合であっても、モニタテレビに映し出されている
映像からランプが点灯しているドアの近所に注目するこ
とによって安全確認することができ、監視カメラの操作
精度を緩くでき、あるいは設置台数を削減することがで
き、必要設備コストを低く抑えることができる。
【0065】請求項8の発明によれば、列車に設置さ
れ、ドア開閉センサの検出結果を送信するデータ通信手
段と、データ通信手段からのデータを受信するデータ通
信手段、ホームに停車する列車の各ドアの位置を記憶す
るドア位置記憶手段、ドア開閉センサによる各ドアの開
閉状態を表示するドア開閉状態表示手段及びドア開閉状
態表示手段が表示している各ドアのいずれかを選択指定
する監視対象ドア選択手段を有する端末とを備えている
ので、駅員あるいは列車から降りた乗務員が端末を用い
て監視カメラに監視対象ドアを指示してモニタテレビに
そのドアの近くの状況を映し出させる操作を行うことが
でき、ドア安全確認作業がしやすくなる。
れ、ドア開閉センサの検出結果を送信するデータ通信手
段と、データ通信手段からのデータを受信するデータ通
信手段、ホームに停車する列車の各ドアの位置を記憶す
るドア位置記憶手段、ドア開閉センサによる各ドアの開
閉状態を表示するドア開閉状態表示手段及びドア開閉状
態表示手段が表示している各ドアのいずれかを選択指定
する監視対象ドア選択手段を有する端末とを備えている
ので、駅員あるいは列車から降りた乗務員が端末を用い
て監視カメラに監視対象ドアを指示してモニタテレビに
そのドアの近くの状況を映し出させる操作を行うことが
でき、ドア安全確認作業がしやすくなる。
【0066】請求項9の発明によれば、ホームに停車す
る列車の各ドアの位置を記憶するドア位置記憶手段と、
ドア開閉センサによる各ドアの開閉状態を表示するドア
開閉状態表示手段と、ドア開閉状態表示手段が表示して
いる各ドアのいずれかを選択指定する監視対象ドア選択
手段と、ドア位置記憶手段の記憶情報に基づき、監視対
象ドア選択手段によって選択指定されたドアの近くを撮
影するように監視カメラのうち該当する監視カメラの位
置、向き又はレンズ倍率を操作するカメラ操作手段と、
監視カメラが撮影する映像を表示するモニタテレビをホ
ーム集中監視局に設置することにより、ホーム集中監視
局において各ホームの列車のドア安全確認を行うことが
でき、無人運転化が可能となる。
る列車の各ドアの位置を記憶するドア位置記憶手段と、
ドア開閉センサによる各ドアの開閉状態を表示するドア
開閉状態表示手段と、ドア開閉状態表示手段が表示して
いる各ドアのいずれかを選択指定する監視対象ドア選択
手段と、ドア位置記憶手段の記憶情報に基づき、監視対
象ドア選択手段によって選択指定されたドアの近くを撮
影するように監視カメラのうち該当する監視カメラの位
置、向き又はレンズ倍率を操作するカメラ操作手段と、
監視カメラが撮影する映像を表示するモニタテレビをホ
ーム集中監視局に設置することにより、ホーム集中監視
局において各ホームの列車のドア安全確認を行うことが
でき、無人運転化が可能となる。
【0067】請求項10の発明によれば、列車の各ドア
の近くの内側又は外側に乗客と乗務員又は駅員とが会話
するための通知装置を設置しているので、異常が発生し
たドア付近にいる乗客と乗務員あるいは駅員とが会話す
ることができ、安全確認の信頼性をさらに向上させるこ
とができる。
の近くの内側又は外側に乗客と乗務員又は駅員とが会話
するための通知装置を設置しているので、異常が発生し
たドア付近にいる乗客と乗務員あるいは駅員とが会話す
ることができ、安全確認の信頼性をさらに向上させるこ
とができる。
【0068】請求項11の発明によれば、列車の各ドア
を個別に開閉するためのドア個別開閉手段を備えている
ので、完全に閉まっていないドアがあればそのドアにつ
いて個別に再開閉して安全確保することができる。
を個別に開閉するためのドア個別開閉手段を備えている
ので、完全に閉まっていないドアがあればそのドアにつ
いて個別に再開閉して安全確保することができる。
【図1】本発明の1つの実施の形態の機能ブロック図。
【図2】上記の実施の形態のシステム構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図3】上記の実施の形態のドア監視用カメラの設置状
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
【図4】上記の実施の形態の端末の表示態様を示す説明
図。
図。
【図5】上記の実施の形態のモニタテレビの監視映像を
示す説明図。
示す説明図。
【図6】他の実施の形態においてドア監視用カメラを列
車側に設置した状態を示す斜視図。
車側に設置した状態を示す斜視図。
【図7】さらに他の実施の形態においてドア監視用カメ
ラをホーム側に設置した状態の別の例を示す平面図。
ラをホーム側に設置した状態の別の例を示す平面図。
【図8】さらに他の実施の形態のモニタテレビの監視映
像を示す斜視図。
像を示す斜視図。
【図9】上記の実施の形態の機能ブロック図。
【図10】さらに他の実施の形態のドア監視用カメラと
反射鏡の配置状態を示す平面図。
反射鏡の配置状態を示す平面図。
【図11】さらに他の実施の形態のドア監視用カメラと
反射鏡の配置状態を示す平面図。
反射鏡の配置状態を示す平面図。
【図12】さらに他の実施の形態の停車位置誤差検出機
構部分の機器配置状態を示す平面図。
構部分の機器配置状態を示す平面図。
【図13】さらに他の実施の形態の機能ブロック図。
【図14】さらに他の実施の形態の機能ブロック図。
【図15】さらに他の実施の形態の機能ブロック図。
【図16】さらに他の実施の形態の機器配置図。
1 ドア 2 ドア開閉センサ 3 監視対象ドア選択部 3a ドア開閉状況表示部 3b 監視対象ドア指定入力部 4 ドア監視用カメラ 5 ドア位置データ記憶部 6 カメラ制御部 7 ドア監視用モニタテレビ 8 ドア開閉制御部 8a ドア開閉指令入力部 8b ドア開閉モータ 9 運転士 10 列車 11 端末 12 ホーム 13 信号線 14 通信装置 15 通信装置 16,16´ レール 17 乗客 18 衣服の一部 19 ランプ 20 反射鏡 21 レール 22 発行部 23 受光部 24 停止位置誤差補正部 25 小型通話装置 26 通話装置 27 ホーム集中監視局 28 コンピュータ 28a 表示装置 28b キーボード 29 伝送路
Claims (11)
- 【請求項1】 列車の各車両のドア開閉を個別に検知す
るドア開閉センサと、 前記列車又はホームに設置され、前記ホームに停車して
いる列車の各車両のドアの近所を撮影する1台又は複数
台の監視カメラと、 前記列車又はホームに設置され、前記ホームに停車する
列車の各ドアの位置を記憶するドア位置記憶手段と、 前記列車又はホームに設置され、前記ドア開閉センサが
完全に閉まっていない状態のドアを検出した時に当該ド
アを選択指定するドア自動選択手段と、 前記列車又はホームに設置され、前記ドア位置記憶手段
の記憶情報に基づき、前記ドア自動選択手段によって選
択指定されたドアの近くを撮影するように前記監視カメ
ラのうち該当する監視カメラの位置、向き又はレンズ倍
率を操作するカメラ操作手段と、 前記列車又はホームに設置され、前記監視カメラが撮影
する映像を表示するモニタテレビとを備えて成る列車用
ドア安全確認システム。 - 【請求項2】 前記列車の現実の停止位置とあらかじめ
定められている目標停止位置とを比較し、その誤差を検
出する停止位置誤差検出手段と、 前記停止位置誤差に基づいて前記カメラ操作手段の操作
量を補正するカメラ操作量補正手段とを備えて成る請求
項1記載の列車用ドア安全確認システム。 - 【請求項3】 前記監視カメラが前記ホームの上部に前
記列車と平行になるように設置されたレールの上に任意
距離走行できるようにセットされ、前記カメラ操作手段
が前記監視カメラを所定距離移動させることによって選
択指定されたドアの近くを撮影するようにしたことを特
徴とする請求項1又は2記載の列車用ドア安全確認シス
テム。 - 【請求項4】 前記監視カメラが前記列車の外側面上部
に列車方向に沿って設置されたレールの上に任意距離移
動できるようにセットされ、前記カメラ操作手段が前記
監視カメラを所定距離移動させることによって選択指定
されたドアの近くを撮影することを特徴とする請求項1
又は2記載の列車用ドア安全確認システム。 - 【請求項5】 列車の各車両のドア開閉を個別に検知す
るドア開閉センサと、 ホームに設置され、ホームに停車している列車の各車両
のドアの近くの状況を反映する1台又は複数台の反射鏡
と、 ホームに設置され、前記反射鏡の反映像を撮影する1台
又は複数台の監視カメラと、 前記列車又はホームに設置され、前記ホームに停車する
列車の各ドアの位置を記憶するドア位置記憶手段と、 前記列車又はホームに設置され、前記ドア開閉センサが
完全に閉まっていない状態のドアを検出した時に当該ド
アを選択指定するドア自動選択手段と、 前記列車又はホームに設置され、前記ドア位置記憶手段
の記憶情報に基づき、前記ドア自動選択手段によって選
択指定されたドアの近くの状況を反映するように前記反
射鏡のうち該当する反射鏡の位置又は向きを操作する反
射鏡操作手段と、 前記列車又はホームに設置され、前記監視カメラが撮影
する映像を表示するモニタテレビとを備えて成る列車用
ドア安全確認システム。 - 【請求項6】 前記ドア自動選択手段の代りに、前記列
車又はホームに設置され、前記ドア開閉センサによる前
記各ドアの開閉状態を表示するドア開閉状態表示手段
と、前記列車又はホームに設置され、前記ドア開閉状態
表示手段が表示している前記各ドアのいずれかを選択指
定する監視対象ドア選択手段とを備えて成る請求項1〜
5いずれかに記載の列車用ドア安全確認システム。 - 【請求項7】 前記列車の前記各ドアの近傍に設置され
たランプと、前記ドア開閉センサが完全に閉まっていな
い状態のドアを検出した時に当該ドアの近傍の前記ラン
プを点灯させるドアランプ点灯制御手段を備えて成る請
求項1〜6いずれかに記載の列車用ドア安全確認システ
ム。 - 【請求項8】 前記列車に設置され、前記ドア開閉セン
サの検出結果を送信するデータ通信手段と、 前記データ通信手段からのデータを受信するデータ通信
手段、前記ホームに停車する列車の各ドアの位置を記憶
するドア位置記憶手段、前記ドア開閉センサによる前記
各ドアの開閉状態を表示するドア開閉状態表示手段及び
前記ドア開閉状態表示手段が表示している前記各ドアの
いずれかを選択指定する監視対象ドア選択手段を有する
端末とを備えて成る請求項1〜7いずれかに記載の列車
用ドア安全確認システム。 - 【請求項9】 前記ホームに停車する列車の各ドアの位
置を記憶するドア位置記憶手段と、前記ドア開閉センサ
による前記各ドアの開閉状態を表示するドア開閉状態表
示手段と、前記ドア開閉状態表示手段が表示している前
記各ドアのいずれかを選択指定する監視対象ドア選択手
段と、前記ドア位置記憶手段の記憶情報に基づき、前記
監視対象ドア選択手段によって選択指定されたドアの近
くを撮影するように前記監視カメラのうち該当する監視
カメラの位置、向き又はレンズ倍率を操作するカメラ操
作手段と、前記監視カメラが撮影する映像を表示するモ
ニタテレビとをホーム集中監視局に設置して成る請求項
1〜7いずれか記載の列車用ドア安全確認システム。 - 【請求項10】 前記列車の前記各ドアの近くの内側又
は外側に乗客と乗務員又は駅員とが会話するための通知
装置を設置して成る請求項1〜9いずれかに記載の列車
用ドア安全確認システム。 - 【請求項11】 前記列車の前記各ドアを個別に開閉す
るためのドア個別開閉手段を備えて成る請求項1〜10
いずれかに記載の列車用ドア安全確認システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7230461A JPH0971240A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 列車用ドア安全確認システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7230461A JPH0971240A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 列車用ドア安全確認システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0971240A true JPH0971240A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16908221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7230461A Pending JPH0971240A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 列車用ドア安全確認システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0971240A (ja) |
Cited By (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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