JPH0958635A - 無菌充填包装装置及び無菌充填包装装置の殺菌方法 - Google Patents
無菌充填包装装置及び無菌充填包装装置の殺菌方法Info
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- JPH0958635A JPH0958635A JP22854995A JP22854995A JPH0958635A JP H0958635 A JPH0958635 A JP H0958635A JP 22854995 A JP22854995 A JP 22854995A JP 22854995 A JP22854995 A JP 22854995A JP H0958635 A JPH0958635 A JP H0958635A
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Abstract
ことのできる無菌充填包装装置の殺菌方法を提供する。 【解決手段】 無菌エアー導入口73の弁22及びエア
ー排気口21a,21b,21cの弁22を全て閉じ、
製品容器取出し口71をカバー75で覆い、そして、通
常は垂直位置にあってチャンバ4の内部を複数の部屋に
仕分けている複数の隔壁18を水平位置に旋回移動させ
てチャンバ4の内部を1つの空間として開放する。この
状態で、包装材料7を殺菌するための殺菌剤噴霧ノズル
23から噴霧されるガス状殺菌剤をチャンバ4内に充満
させることにより、チャンバ4内を殺菌する。すなわ
ち、装置殺菌する。こうして、包装材料殺菌用の殺菌剤
噴霧ノズルと装置殺菌用の殺菌剤噴霧ノズルを兼用して
装置構造を簡単にする。
Description
装材料に接触させてそれを殺菌し、その後にその殺菌し
た包装材料の内部に内容物を充填する無菌充填包装装置
に関する。特に、その無菌充填包装装置の内部を殺菌す
る殺菌方法及びその殺菌に適した無菌充填包装装置の構
造に関する。
製又はプラスチック製の容器、すなわち包装材料によっ
て包装するという包装形態は既に広く知られている。こ
のような包装形態を実現するために、包装材料の成形、
内容物の充填及び包装材料の密封などといった一連の処
理を自動的に行うようにした充填包装装置は既に知られ
ている。また、この種の充填包装装置において、内容物
を充填する前の包装材料を殺菌すると共に装置内部の全
体を無菌又は減菌状態に保持するようにした、いわゆる
無菌充填包装装置も知られている。
材料などの表面に殺菌剤、例えば過酸化水素水(H
2O2)を接触させることが知られている。また、特開平
3−200524号公報には、その殺菌剤をガス状にし
て包装材料などの表面に供給するようにした殺菌方法が
示されている。
材料を殺菌することはもとより、無菌充填包装装置それ
自体の内部を殺菌する必要がある。従来、例えば特開平
1−199830号公報に開示されているように、チャ
ンバ内に設置した殺菌剤ガス化装置からガス状殺菌剤を
発生させてそれをチャンバ内に充満させ、これにより、
チャンバ内を殺菌するという殺菌方法が知られている。
来の無菌充填包装装置では、包装材料を殺菌するための
ガス状殺菌剤噴霧装置とは別に、充填装置それ自体を殺
菌するためのガス状殺菌剤噴霧装置を別個独立に設けて
いた。従って、無菌充填包装装置の全体が大型且つ複雑
になり、しかも製造コストが高くなるという問題があっ
た。本発明は、上記の問題点を解消するためになされた
ものであって、簡単且つ安価な構造によって装置殺菌を
行うことのできる無菌充填包装装置及びその殺菌方法を
提供することを目的とする。
め、本発明に係る無菌充填包装装置の殺菌方法は、殺菌
剤噴霧ノズルから噴霧したガス状殺菌剤を包装材料に接
触させることによってその包装材料を殺菌し、その殺菌
した包装材料の内部に内容物を充填するようにした無菌
充填包装装置の殺菌方法において、上記殺菌剤噴霧ノズ
ルから噴霧されるガス状殺菌剤を用いて無菌充填包装装
置の内部を殺菌することを特徴とする。このように包装
材料殺菌のための殺菌剤噴霧ノズルから噴霧されるガス
状殺菌剤を用いて装置殺菌をも行うので、装置殺菌のた
めの特別な殺菌剤ガス化装置が不要となり、従って、無
菌充填包装装置の全体的な構造が簡単になり、製造コス
トも安くなる。ガス状殺菌剤は、例えば、液状の殺菌剤
を沸点以上に加熱して気化させることによって生成でき
る。また、殺菌剤としては、例えば、過酸化水素水、過
酢酸、あるいは過酢酸と過酸化水素水の混合物などを用
いることができる。
包装装置、すなわち、包装材料を搬送する包装材料搬送
手段と、包装材料搬送手段を包囲するチャンバと、包装
材料搬送手段によって搬送される包装材料に向けてガス
状殺菌剤を噴霧する殺菌剤噴霧ノズルと、上記チャンバ
の内部を複数の部屋に仕分ける隔壁とを有する無菌充填
包装装置の殺菌方法として適用できる。そしてその場
合、上記隔壁部材は、包装材料の搬送方向に対してほぼ
直角な位置と、包装材料の搬送方向に対してほぼ平行な
位置との間で旋回移動できるように設置され、そしてさ
らに、無菌充填包装装置の内部を殺菌する間、上記隔壁
部材は上記の平行な位置に位置設定される。
バの内部が開放された1つの空間になるので、殺菌剤噴
霧ノズルから噴霧されるガス状殺菌剤をチャンバ内へ迅
速に広く拡散でき、よって、装置殺菌を短時間に確実に
実行できる。
対して充填包装作業を行っている間、チャンバ内部に雑
菌が進入するのを防止するため、チャンバの内部に無菌
エアーの流れを形成してチャンバ内を外部に対して陽圧
に保持するという作業が行われる。このようにチャンバ
内に無菌エアーの流れを形成するため、次の各要素、す
なわち、チャンバの内部に無菌エアーを導入するための
エアー導入口と、そのエアー導入口に配置された流量調
整弁と、チャンバの内部のエアーを外部へ排気するため
のエアー排気口と、そのエアー排気口に配置された流量
調節弁とを無菌充填包装装置に設置することがある。こ
のような無菌充填包装装置においては、装置殺菌を行う
間、上記の各流量調節弁を閉状態にすることが望まし
い。こうすれば、殺菌剤噴霧ノズルからチャンバ内へ噴
霧されたガス状殺菌剤が外部へ漏れるのを防止して、効
率の良い装置殺菌を行うことができる。
ガス状殺菌剤によって装置殺菌を行う場合には、その装
置殺菌の間、殺菌剤噴霧ノズルから噴霧されるガス状殺
菌剤を回転羽根によって撹拌することが望ましい。これ
により、チャンバ内の隅々にガス状殺菌剤を行き渡らせ
ることができる。
料を搬送する包装材料搬送手段と、包装材料搬送手段を
包囲するチャンバと、包装材料搬送手段によって搬送さ
れる包装材料に向けてガス状殺菌剤を噴霧する殺菌剤噴
霧ノズルと、上記チャンバの内部を複数の部屋に仕分け
る隔壁と、チャンバの内部に無菌エアーを導入するため
のエアー導入口と、そのエアー導入口に配置された流量
調整弁と、チャンバの内部のエアーを外部へ排気するた
めのエアー排気口と、そして、そのエアー排気口に配置
された流量調節弁とを有する。そして、上記隔壁部材
は、包装材料の搬送方向に対してほぼ直角な位置と、包
装材料の搬送方向に対してほぼ平行な位置との間で旋回
移動できるように設けられる。
り、隔壁部材を平行な方向に位置設定することにより、
包装材料殺菌用の殺菌剤噴霧ノズルを用いて装置殺菌を
行うことが可能となる。
装装置の一実施形態を示している。この無菌充填包装装
置は、駆動ローラ1と従動ローラ2との間に掛け渡され
た無端で環状の搬送ベルト3と、その搬送ベルト3を気
密に包囲する密封チャンバ4とを有している。搬送ベル
ト3の上側走行部は従動ローラ2から駆動ローラ1へ向
かって図の右側から左側へ移動し、一方、搬送ベルト3
の下側走行部は駆動ローラ1から従動ローラ2へ向かっ
て図の左側から右側へ移動する。本実施形態では、搬送
ベルト3が包装材料搬送手段を構成し、その搬送ベルト
3の上側走行部が包装材料の搬送路に相当する。
に、ベルト基板5の中に複数の包装材料収納用の開口6
を開けることによって形成されている。図では、搬送ベ
ルト3の移動方向Fに関して2列の開口6が一定の間隔
Dで連続して設けられる。しかしながら、開口6の列は
1列とすることもできるし、3列以上とすることもでき
る。また、間隔Dも自由に設定できる。本実施形態では
包装材料として、図8に示すようなカップ容器7を考え
る。このカップ容器7は、その上端に開口26を有し、
さらにその上端周縁にフランジ8を有している。容器開
口26を通してカップ容器7の内部に内容物、例えば流
状食品を注入した後、フランジ8に円形状の蓋材9を加
熱溶着することによって、内容物入りの製品容器が完成
する。図9において、カップ容器7はその底部から開口
6の中に挿入され、フランジ8が開口6の周縁に引っ掛
かった状態で搬送ベルト3に支持される。
装置は、包装材料供給ステージ10と、殺菌ステージ1
1と、乾燥ステージ12と、内容物充填ステージ13
と、密封ステージ14と、そして製品容器取出しステー
ジ15とを有している。殺菌ステージ11は、殺菌剤噴
霧室16及び殺菌剤ガス室17によって構成される。包
装材料供給ステージ10と殺菌剤噴霧室16との間、殺
菌剤噴霧室16と殺菌剤ガス室17との間、殺菌剤ガス
室17と乾燥ステージ12との間、そして乾燥ステージ
12と内容物充填ステージ13との間のそれぞれの位置
には、各ステージを互いに区分けするための隔壁18が
配設される。これらの隔壁18によって、密封チャンバ
4の内部が複数の部屋に仕分けられている。
角の方向に延びる支軸19を中心として、図1に示す垂
直位置と図5に示す水平位置との間で旋回移動できる。
その垂直位置は、隔壁18が搬送ベルト3によるカップ
容器7の搬送方向に対して実質的に直角になる位置であ
る。また、その水平位置は、隔壁18がカップ容器7の
搬送方向に対して実質的に平行になる位置である。実質
的というのは、製造誤差などに起因して実用上差し支え
ない程度に直角位置や平行位置からずれる場合も含めら
れるということである。
バ4には、カップ容器7を補給するための補給用開口2
0、エアー排気口21a及びエアー排気口21bが設置
される。各エアー排気口21a及び21bの中には流量
調節弁22が設けられる。殺菌剤噴霧室16には次の各
要素、すなわち、殺菌剤噴霧ノズル23、そのノズル2
3を昇降移動させるノズル昇降装置24、そして、搬送
ベルト3従って包装材料の搬送路を挟んで殺菌剤噴霧ノ
ズル23に対向して配設されたエアーノズル25を有し
ている。
うに、ほぼ円盤形状に形成され、そしてその上面には多
数の微細な通気穴29が形成される。また、図1におい
て、このエアーノズル25には送風管31を介して冷却
エアー供給源32が接続される。冷却エアー供給源32
は低温空気を送風管31へ送り出し、その送り出された
低温空気は、図6に破線矢印Aで示すように各通気穴2
9から外部へ噴出される。噴出した低温空気は、図3に
示すように、カップ容器7の底部の外側に吹き付けられ
てそのカップ容器7を外側から冷却する。
噴霧ノズル23の先端には、カップ容器7の上端開口2
6の全面を覆う円盤形状の遮蔽カバー27が設けられ
る。また、この遮蔽カバー27の外周端縁にはカップ容
器7へ向けて下方へ突出するリング状の張出し部28が
設けられる。殺菌剤噴霧ノズル23は、図3において、
ノズル昇降装置24によって駆動されて破線で示す退避
位置Tと実線で示す噴霧位置Sとの間で昇降移動する。
ノズル昇降装置24は、それ自体周知の任意の機構によ
って構成される。
結管51を介して殺菌剤ガス化装置33に接続される。
この殺菌剤ガス化装置33は、図4に示すように、ガス
化室34及びそのガス化室34の上面に設置された2流
体ノズル36を有している。2流体ノズル36の一方の
入力ポートには殺菌剤としての過酸化水素水(H2O2)
を供給するための殺菌剤供給系37が接続され、他方の
入力ポートには無菌エアーを供給するためのエアー供給
系38が接続される。ガス化室34の上部、殺菌剤噴霧
ノズル23の外周部及び連結管51の外周部のそれぞれ
には、ヒータ52が設けられる。また、ガス化室34の
底部にはガス化ヒータ53が設けられる。
剤を搬送するガス管39と、ガス管39上に設けられた
手動バルブ41と、ガス管39上に設けられていて過酸
化水素水Hを貯留した殺菌剤タンク42と、ガス管39
及びその中を流れる殺菌剤を加熱するヒータ45と、そ
してガス管39上に設けられた殺菌剤側バルブ43とを
有している。殺菌剤側バルブ43は、バルブ制御装置4
4からの指令に基づいて開閉する。
るガス管46と、ガス管46上に設けられたエアー側バ
ルブ47と、ガス管46内を流れるエアーを除菌するエ
アー除菌フィルタ48と、そしてガス管46及びその中
を流れるエアーを加熱するヒータ49とを有している。
エアー側バルブ47は、バルブ制御装置44からの指令
に基づいて開閉する。
置に配設された殺菌剤ガス室17の上面には、殺菌剤ガ
ス化装置33から延びる連結管51に接続するガス吐出
管54及びヒータ55が設けられる。また、図2に示す
ように、搬送ベルト3の下方位置に液滴受け皿56が設
けられ、その受け皿56の底部に通気穴57が設けられ
る。また、図1において、殺菌剤ガス室17の底部に
は、そのガス室17内の空気を外部へ排出するための排
気装置58が設置される。また、殺菌剤ガス室17の入
口17a及び出口17bには、開閉可能なシャッター3
0が設置される。
んで一対のエアー配管59が設置されている。これらの
エアー配管59は乾燥空気供給源61に接続されてい
て、その乾燥空気供給源61で発生した高温で乾燥した
空気がそれらのエアー配管59を通して搬送ベルト3に
支持されたカップ容器7へ上下から吹き付けられる。ま
た、乾燥ステージ12内の密封チャンバ4の底面には流
量調節弁22を備えたエアー排気口21cが設けられ
る。さらに、内容物充填ステージ13には、内容物、例
えば流状食品を貯留した内容物タンク62が設置され、
その内容物タンク62から垂下する充填ノズル63が搬
送ベルト3の上方に位置している。
装置64及びシール/カット装置65が設置されてい
る。蓋材搬送/殺菌装置64は、蓋材供給ロール66か
ら蓋材巻取りロール67に至る蓋材搬送系と、殺菌剤と
しての過酸化水素水Hを貯留した殺菌剤バス68と、そ
して、シート状の蓋材を乾燥するための蓋材乾燥装置6
9とを有している。シール/カット装置65は、搬送ベ
ルト3に対して進退移動、すなわち図において上下移動
することによって、シート状の蓋材からカップ容器7の
開口に合った大きさの円形状の蓋材9(図8参照)を打
ち抜き、それと同時に、打ち抜いたその蓋材をカップ容
器7の上端フランジ8(図8参照)に加熱溶融定着、す
なわちヒートシールする。
5内の密封チャンバ4の上面には容器取出し用の開口7
1が設けられ、さらに搬送ベルト3を挟んでその開口7
1に対向して容器排出装置72が設けられる。容器排出
装置72は、図示しない駆動装置によって駆動されて上
下方向へ昇降移動するようになっており、上方向へ移動
するときに搬送ベルト3に支持されているカップ容器7
を上方へ押し上げて搬送ベルト3から外し、さらに容器
取出し用開口71を通して外部へ排出する。なお、製品
容器取出しステージ15内の密封チャンバ4の側面に
は、密封チャンバ4の内部の全域を無菌の陽圧状態に設
定するための無菌エアー導入口73が設けられ、その導
入口73の内部には流量調節弁22が配設される。
作について説明する。 (充填包装装置内部の殺菌処理)図1の充填包装装置を
用いて充填包装作業を実行するにあたっては、その充填
包装作業が無菌状態下で行われるようにするために、充
填包装装置の内部全域を殺菌する必要がある。すなわ
ち、いわゆる装置殺菌を行う必要がある。その装置殺菌
は、例えば、以下のようにして行われる。
入口73内の流量調節弁22及び各エアー排気口21
a,21b,21c内の流量調節弁22を全て開状態に
設定する。また、殺菌剤ガス室17の入口17a及び出
口17bに設けたシャッター30を開状態に設定する。
また、製品容器取出しステージ15内の容器取出し用開
口71を蓋75によって遮蔽する。この状態で、無菌エ
アー導入口73から高温の無菌エアーを密封チャンバ4
の内部へ導入し、同時に、乾燥ステージ12内の乾燥空
気供給源61を作動してエアー配管59から密封チャン
バ4の内部へ高温乾燥空気を導入する。こうして導入さ
れた高温流体は図に矢印で示すようにチャンバ4の内部
を流れて該部を高温に加熱した後、各エアー排気口21
a,21b,21cから外部へ排気される。
の高温状態に設定されると、次に、図5に示すように、
無菌エアー導入口73内の流量調節弁22及び各エアー
排気口21a,21b,21c内の流量調節弁22を全
て閉状態に設定する。また、容器取出し用開口71を蓋
75によって覆う。この状態でチャンバ4の内部はほぼ
気密状態に密封される。そしてさらに、各隔壁18を図
10の垂直状態から図8に示すように水平状態へと旋回
する。これにより、チャンバ4の内部が、各ステージに
区分けされていた状態から1つの空間へと開放される。
その後、殺菌剤噴霧室16内の殺菌剤噴霧ノズル23か
らガス状の過酸化水素水を噴霧してそれをチャンバ4の
内部の隅々まで行き渡らせる。このとき、ガス状の過酸
化水素水の流れを促進するために、チャンバ4内の適所
に設置した回転羽根74を回転させてガス状の過酸化水
素水を撹拌することが望ましい。こうしてガス状の過酸
化水素水をチャンバ4の内部全体に充満させることによ
り、チャンバ4の内部をまんべんなく殺菌する。
無菌エアー導入口73内の流量調節弁22及び各エアー
排気口21a,21b,21c内の流量調節弁22が、
図10に示すように開状態に設定され、さらにエアー導
入口73から無菌エアーが再び導入される。こうして、
チャンバ4の内部に再びエアー流が形成され、このエア
ー流によってチャンバ4内のガス状の過酸化水素水が除
去される。以上によりチャンバ4内の殺菌処理が完了
し、その後、以下のようにしてカップ容器7に対する内
容物の充填包装処理が実行される。なお、その充填包装
処理は、無菌エアー導入口73から無菌エアーを導入し
てチャンバ4内に図10に示すような無菌エアーの流れ
を形成することによってチャンバ4内を陽圧状態に保持
した状態で実行される。この陽圧状態の保持により、カ
ップ容器7に対して充填包装処理を行っている間に外部
からチャンバ4の内部へ雑菌が進入することを防止す
る。また、隔壁18は垂直状態に戻される。
包装材料供給ステージ10内の補給用開口20からカッ
プ容器7が供給される。そして一方、搬送ベルト3が間
欠的に周回移動を開始する。補給用開口20から供給さ
れたカップ容器7は、搬送ベルト3の開口6(図9参
照)に1個づつ挿入され、そして搬送ベルト3の周回移
動に従って図1の左方向へ搬送される。搬送されるカッ
プ容器7は、まず、殺菌ステージ11の殺菌剤噴霧室1
6内へ運ばれる。
テージ11内の殺菌剤ガス化装置33は次のように動作
する。すなわち、図4において、エアー供給系38内の
エアー側バルブ47は常に開状態にあり、一方、殺菌剤
側バルブ43は所定時間間隔で開閉を繰り返す。例え
ば、1秒間閉じて、0.5秒間開くという間欠開閉動作
を繰り返す。殺菌剤側バルブ43が開状態にあると、2
流体ノズル36からガス化室34の内部へ過酸化水素水
が液滴状に噴出され、その過酸化水素水がガス化ヒータ
53の上で蒸発してガス化し、そのガス化した過酸化水
素水がエアー供給系38から送り込まれる無菌エアーに
載って連結管51を通して殺菌剤噴霧ノズル23へ搬送
され、さらにそのノズル23から外部へ噴霧される。他
方、殺菌剤側バルブ43が閉状態にあると、殺菌剤供給
系37からガス化室34内への過酸化水素水の供給が行
われず、ガス化室34内にはエアー供給系38からの無
菌エアーだけが供給される。この場合には、ガス化室3
4の中に残存するガス状の過酸化水素水がその供給され
た無菌エアーに載ってノズル23から外部へ噴霧され
る。
の過酸化水素水の供給は間欠的に行われるが、エアー供
給系38からの無菌エアーの供給は連続して行われるの
で、殺菌剤噴霧ノズル23へは連続してガス化された過
酸化水素水が供給され、従って、そのノズル23からは
常時、ガス化された過酸化水素水が噴霧される。
化室34の内部へ過酸化水素水を間欠的に噴出すること
により、ガス化ヒータ53上で過酸化水素水が蒸発した
後、過酸化水素水の噴出が所定時間停止すると、その停
止時間中にガス化ヒータ53の表面温度が所定の高温に
回復する。過酸化水素水を常時連続してガス化室内へ噴
出するようにするとガス化ヒータ53の表面温度が低下
して過酸化水素水を十分に気化させることができなくな
るおそれがあるが、過酸化水素水を間欠的に噴出させる
ようにした本実施形態によれば、そのようなガス化ヒー
タ53の温度低下の心配はない。なお、エアー供給系3
8内に設けたヒータ49によって無菌エアーを予備的に
加熱し、さらに殺菌剤供給系37内に設けたヒータ42
によって過酸化水素水を予備的に加熱することにより、
ガス化ヒータ53による過酸化水素水のガス化を促進で
きる。
されるカップ容器7が殺菌剤噴霧ノズル23の下方位置
に運ばれてそこに停止すると、図3に示すように、ノズ
ル昇降装置24によって駆動されてノズル23が下方へ
降下して、その先端の遮蔽カバー27の周縁張出し部2
8がカップ容器7のフランジ8の直上位置にセットされ
る。これにより、カップ容器7の開口26が遮蔽カバー
27によってほぼ隙間なく覆われる。この状態で、ノズ
ル23からガス状の過酸化水素水が噴霧されるので、噴
霧された過酸化水素水は遮蔽カバー27の働きによって
外部へ漏れることなく、カップ容器7の内部へ効率良く
供給される。供給されたガス状過酸化水素水はカップ容
器7の内部表面に接触してそこに付着する。
容器7に供給される間、カップ容器7の下方位置に配置
されたエアーノズル25から低温空気が放出され、その
放出された低温空気によってカップ容器7が底部及び側
部の外側から冷却される。このようにして、カップ容器
7へのガス状過酸化水素水の供給とそのカップ容器7の
冷却とを同時に行うことにより、カップ容器7の内部表
面に接触した過酸化水素水は効率良く、しかも均一に凝
縮して、カップ容器7の内部表面に十分な量でしかも均
一に付着する。
低温空気の吹き付け処理に限られず、低温の冷却水をカ
ップ容器の外側に吹き付けたり、包装材料を冷却水に浸
漬させたり、あるいは、包装材料の外観形状に合致した
冷却板をその包装材料に接触させる等の方法を採用する
こともできる。また、包装材料の外側表面に低温空気を
吹き付けるためのエアーノズルは、図6に示したような
形状のノズルに限られず、その他の任意の構造のノズル
を用いることができる。例えば図7に示すように、単な
る円筒形状のノズル35を用いてエアーノズルを構成す
ることもできる。
が付着したカップ容器7は、その後、図1において搬送
ベルト3によって搬送されて殺菌剤ガス室17へ送られ
る。ガス室17の入口17aに設けたシャッタ30は、
カップ容器7が到来したときに開いてそのカップ容器7
の通過を許容し、そのカップ容器7が通過し終わった後
に閉じてガス室17を密封する。ガス室17の上面に設
けたガス吐出管54はその下部に複数の小さな通気口を
有していて、それらの通気口からガス状の過酸化水素水
を連続して吐出しており、その吐出された過酸化水素水
がガス室17の内部に充満している。ガス室17の上面
に設けたヒータ55は、例えば室内の温度を122℃〜
150℃程度に維持して過酸化水素水がガス状態を維持
できるようにしている。カップ容器7がガス室17の内
部へ送られると、そのガス室17を通過する間にそのカ
ップ容器7の外周側面及びフランジ8の表面に過酸化水
素水が十分に付着する。
られ、排気装置58によって空気が引かれるとき、搬送
ベルト3のまわりの空気が通気口57を通して下方へ引
かれる。これにより、ガス室17の内部のガス状過酸化
水素水が隣接する殺菌剤噴霧室16や、乾燥ステージ1
2へ漏れ出ることを防止する。また、通気口57を通し
て上下方向へ空気流を形成することにより、ヒータ55
から発散する熱がガス室17の上部に滞留することを防
止できる。搬送ベルト3の下方位置に設けた液滴受け皿
56はガス室17の上部に結露した過酸化水素水の液滴
を回収するために用いられる。
の内部表面にまんべんなく過酸化水素水が付着し、さら
にガス室17を通過することによりその外部表面にまん
べんなく過酸化水素水が付着するに至ったカップ容器7
は、その後、搬送ベルト3によって搬送されて乾燥ステ
ージ12へ搬送される。このとき、ガス室17の出口1
7bに設けたシャッタ30はカップ容器7の通過を許容
するために、開状態に開かれる。
ジ12内へ入ると、一対のエアー配管59によって高温
の乾燥空気が上下両方向からカップ容器7へ吹き付けら
れ、これにより、そのカップ容器7の内側表面及び外側
表面に付着した過酸化水素水が活性化して所期の殺菌効
果を発揮してカップ容器7の内外表面全域を殺菌する。
また、乾燥空気によってカップ容器7から過酸化水素水
が除去される。以上のようにして殺菌処理が終了したカ
ップ容器7は、搬送ベルト3によって内容物充填ステー
ジ13へ運ばれる。内容物充填ステージ13内の充填ノ
ズル63からは、カップ容器7の搬送タイミングに同期
したタイミングで内容物、すなわち流状食品が放出さ
れ、その放出された内容物がカップ容器7の内部へ収容
される。そして内容物を収容したカップ容器7は、次い
で、密封ステージ14へ搬送される。
66から繰り出されたシート状の蓋材が殺菌剤バス68
内に貯留された液体状の過酸化水素水Hに浸漬されて殺
菌され、さらに乾燥装置69を通過する間に乾燥処理を
受け、そしてシール/カット装置65とカップ容器7と
の間まで搬送される。シール/カット装置65は、シー
ト状の蓋材をカップ容器7の開口部の径に合った円形状
に打ち抜き、さらに図8に示すようにその打ち抜いた円
形状の蓋材9をフランジ8に溶融接着する。こうして内
容物入りの製品容器が完成するが、これまでの全ての工
程は無菌状態に保持された無菌チャンバ4の内部で行わ
れるので、得られた製品容器も無菌状態である。完成し
た製品容器は、その後、製品容器取出しステージ15へ
運ばれて、容器排出装置72によって搬送ベルト3から
取り外され、さらに取出し用開口71を通して外部へ取
り出される。
形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形
態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した技術
的範囲内で種々に改変できる。例えば、包装材料は図8
に示すようなカップ容器7に限られず、角筒形状、円筒
形状、その他任意の形状の容器を用いることができる。
また、殺菌剤としては、過酸化水素水に限られず、過酢
酸や、過酢酸と過酸化水素の混合物などを用いることも
できる。
体的な構成は、図1に示した構成に限られない。要は、
包装材料を搬送するための搬送装置を有すると共に、包
装材料の搬送路に沿って殺菌ステージ、内容物充填ステ
ージなどの各種ステージが順を追って設置される構造の
充填包装装置で有りさえすれば具体的な構造は任意であ
る。例えば、包装材料の搬送装置を図1に示すような環
状ベルトを用いて構成するのではなくて、円盤形状のタ
ーンテーブルによって構成することができる。このよう
な装置では、ターンテーブルによって複数の包装材料を
水平面内で環状に周回移動させ、その周回移動経路の上
方位置に包装材料供給ステージ、殺菌ステージ、乾燥ス
テージ、内容物充填ステージ、密封ステージ、そして製
品容器取出しステージなどの各種ステージをリング状の
配置形態で配設する。
方法及び請求項5記載の無菌充填包装装置によれば、包
装材料を殺菌するための殺菌剤噴霧ノズルと充填包装装
置を殺菌するための殺菌剤噴霧ノズルを兼用としたの
で、装置殺菌のための専用の殺菌剤噴霧ノズルを設ける
場合に比べて、簡単且つ安価な構造によって装置殺菌を
行うことができる。また、殺菌剤噴霧ノズルが1つで済
むので保守作業も非常に容易になる。
法によれば、充填包装装置のチャンバ内を1つの開放さ
れた空間にできるので、包装材料殺菌用の殺菌剤噴霧ノ
ズルを用いて十分に装置殺菌ができる。
法によれば、チャンバ内に無菌エアーを導入して装置内
を無菌状態に保持した状態で包装材料に対する充填包装
作業を行うようにした無菌充填包装装置に関して、包装
材料殺菌用の殺菌剤噴霧ノズルを用いて十分に装置殺菌
ができる。
面断面図である。
対する殺菌処理部を拡大して示す断面図である。
菌剤をガス化するための装置の一例を示す断面図であ
る。
の内部全体を殺菌する際の状態を示す断面図である。
エアーノズルの一例を示す斜視図である。
エアーノズルの他の一例を示す斜視図である。
である。
置の内部を無菌の陽圧状態に保持するための無菌エアー
の流れを模式的に示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 殺菌剤噴霧ノズルから噴霧したガス状殺
菌剤を包装材料に接触させることによってその包装材料
を殺菌し、その殺菌した包装材料の内部に内容物を充填
するようにした無菌充填包装装置の殺菌方法において、
上記殺菌剤噴霧ノズルから噴霧されるガス状殺菌剤を用
いて無菌充填包装装置の内部を殺菌することを特徴とす
る無菌充填包装装置の殺菌方法。 - 【請求項2】 包装材料を搬送する包装材料搬送手段
と、包装材料搬送手段を包囲するチャンバと、包装材料
搬送手段によって搬送される包装材料に向けてガス状殺
菌剤を噴霧する殺菌剤噴霧ノズルと、上記チャンバの内
部を複数の部屋に仕分ける隔壁とを有する無菌充填包装
装置の殺菌方法において、 上記隔壁部材は、包装材料の搬送方向に対してほぼ直角
な位置と、包装材料の搬送方向に対してほぼ平行な位置
との間で旋回移動可能であり、 無菌充填包装装置の内部を殺菌する間、上記隔壁部材を
上記の平行な位置に位置設定することを特徴とする無菌
充填包装装置の殺菌方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の無菌充填包装装置の殺菌
方法において、 無菌充填包装装置は、さらに、チャンバの内部に無菌エ
アーを導入するためのエアー導入口と、そのエアー導入
口に配置された流量調整弁と、チャンバの内部のエアー
を外部へ排気するためのエアー排気口と、そのエアー排
気口に配置された流量調節弁とを有しており、 無菌充填包装装置の内部を殺菌する間、上記の各流量調
節弁を閉状態にすることを特徴とする無菌充填包装装置
の殺菌方法。 - 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の無菌充填包
装装置の殺菌方法において、無菌充填包装装置の内部を
殺菌する間、殺菌剤噴霧ノズルから噴霧されるガス状殺
菌剤を回転羽根によって撹拌することを特徴とする無菌
充填包装装置の殺菌方法。 - 【請求項5】 包装材料を搬送する包装材料搬送手段
と、包装材料搬送手段を包囲するチャンバと、包装材料
搬送手段によって搬送される包装材料に向けてガス状殺
菌剤を噴霧する殺菌剤噴霧ノズルと、上記チャンバの内
部を複数の部屋に仕分ける隔壁と、チャンバの内部に無
菌エアーを導入するためのエアー導入口と、そのエアー
導入口に配置された流量調整弁と、チャンバの内部のエ
アーを外部へ排気するためのエアー排気口と、そのエア
ー排気口に配置された流量調節弁とを有する無菌充填包
装装置において、 上記隔壁部材は、包装材料の搬送方向に対してほぼ直角
な位置と、包装材料の搬送方向に対してほぼ平行な位置
との間で旋回移動可能であることを特徴とする無菌充填
包装装置。
Priority Applications (1)
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JPH0958635A true JPH0958635A (ja) | 1997-03-04 |
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- 1995-08-14 JP JP22854995A patent/JP3695476B2/ja not_active Expired - Fee Related
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