[go: up one dir, main page]

JPH0957031A - エアフィルタ - Google Patents

エアフィルタ

Info

Publication number
JPH0957031A
JPH0957031A JP23337195A JP23337195A JPH0957031A JP H0957031 A JPH0957031 A JP H0957031A JP 23337195 A JP23337195 A JP 23337195A JP 23337195 A JP23337195 A JP 23337195A JP H0957031 A JPH0957031 A JP H0957031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
filter
frame
air filter
filter frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23337195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yojiro Miyaji
洋二郎 宮地
Takayuki Nokura
隆行 野倉
Kenji Sato
健治 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Muki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Muki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Muki Co Ltd filed Critical Nippon Muki Co Ltd
Priority to JP23337195A priority Critical patent/JPH0957031A/ja
Publication of JPH0957031A publication Critical patent/JPH0957031A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタ取り付け枠に対して施工性よく気密
に設置でき、しかも、長期に亘り気密性を保持できるエ
アフィルタを提供する。 【解決手段】 フィルタ枠2のガスケット取り付け面4
に沿って環状ガスケット5を備えたエアフィルタであっ
て、前記ガスケット5は硬度(JIS K6301A型
硬度計準拠)20以下である非発泡シリコーンゴムガス
ケット材で構成され、且つ、前記ガスケット5の長手方
向に沿って複数本の凸条5aを形成したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HEPAフィル
タ、ULPAフィルタ等の超高性能フィルタに関し、特
に、フィルタ取り付け枠に対して高気密に設置できるよ
うに構成されたエアフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のエアフィルタは、例えば、クリ
ーンルームを構成する場合、クリーンルームの天井部に
おいて格子状に組まれたフィルタ取り付け枠に対して気
密に設置する必要がある。そのため、エアフィルタのフ
ィルタ枠に沿って環状のガスケットを取り付け、このガ
スケットを介してエアフィルタをフィルタ取り付け枠に
設置するようにしている。このガスケットによる気密構
造を向上させるため、実公平4−14096号公報にお
いては、例えば、エアフィルタのフィルタ枠のガスケッ
ト取り付け面に沿って環状の凹条を設けると共に環状ガ
スケットの前記ガスケット取り付け面に対する当接面側
に前記凹状に嵌合する環状の凸条を設け、これら凹条と
凸条の嵌合部にシーリング材を充填し、嵌合部以外は接
着剤で接着することによりフィルタとガスケットの気密
性を向上させ、前記ガスケットのフィルタ取り付け枠に
対する当接面側に環状の凹溝を設け、この凹溝内にシー
リング材を充填することによりガスケットとフィルタ取
り付け枠との気密性を向上させるようにしている。ま
た、本出願人による特願平5ー202648号において
は、芯材の両面に粘弾性シール材層を備えたガスケット
を用い、これをフィルタ枠とフィルタ取り付け枠の間に
介装させることによりフィルタをフィルタ取り付け枠に
気密に取り付けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
4−14096号公報に開示のエアフィルタは、気密性
に優れるものの、ガスケットとフィルタ取り付枠との間
にシーリング材を介在させるため、フィルタ取り付け枠
がシーリング材で汚れてしまいフィルタ交換時には拭き
取り作業が必要となる問題がある。また、この種のガス
ケットは一般に独立気泡発泡体のゴム材で構成されるこ
とから、気密性を得るには約1/2の厚さに圧縮する必
要性があるために約5.3〜7.9kg/cm2 の圧力
で締付けることから、長期的にみてゴム材料の復元力に
よって圧着力が低下してしまい密閉性が低下するので適
宜締め付けが必要になるという不都合を有している。ま
た、特願平5−202648号において提案のエアフィ
ルタの取り付け方法では、気密性に優れ、且つ、シーリ
ング材の拭き取り作業が不要となるものの、フィルタ枠
とフィルタ取り付け枠の間にガスケットを正確に位置決
めして介装させる作業が難しいという不都合を有する。
本発明は前記従来技術の不都合を解消し、フィルタ取り
付け枠に対して施工性よく気密に設置でき、しかも、長
期に亘り気密性を保持できるエアフィルタを提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のエアフィルタは
前記要望に応えるもので、フィルタ枠のガスケット取り
付け面に沿って環状ガスケットを備えたエアフィルタで
あって、前記ガスケットは硬度(JIS K6301A
型硬度計準拠)20以下である非発泡シリコーンゴムガ
スケット材で構成され、且つ、前記ガスケットの長手方
向に沿って複数本の凸条を形成したことを特徴とする。
この場合、前記硬度は10程度とすることが好ましい。
尚、前記ガスケットの凸条の長手方向に直交する断面は
三角形状であることが好ましい。また、前記ガスケット
はその端縁がフィルタ枠のガスケット取り付け面の端縁
を跨ぐようにフィルタ枠に嵌め込まれているか、或い
は、前記ガスケットはその一部をフィルタ枠のガスケッ
ト取り付け面に埋め込むようにしてフィルタ枠に取り付
けすることが好ましい。
【0005】本発明において用いられるガスケットは、
非発泡性で、且つ、低硬度なシリコーンゴムであるた
め、比較的小さな1.7kg/cm2 程度の押圧力だけ
で気密性を保持でき、しかもガスケット自体が接着力を
有することから特別に接着剤を使用しなくてもガスケッ
トをフィルタ枠のガスケット取り付け面に取り付けるこ
とができる。また、ガスケットの取り付け枠に対する当
接面に複数本の環状凸条が形成されていることから、取
り付け枠が変形していたり、取り付け枠にシーリング材
等が残留する等してガスケット取り付け面が凹凸面とな
っていたとしても、多点でガスケットとフィルタ取り付
け枠が接するので確実にシールされる。また、凸条の断
面が三角形状であれば、先端部が押圧力によって変形し
て接点が線状から帯状となりシールの信頼性がさらに向
上する。また、前記ガスケットをその端縁がフィルタ枠
のガスケット取り付け面の端縁を跨ぐようにしてフィル
タ枠に嵌め込むか、或いは、前記ガスケットをその一部
をフィルタ枠のガスケット取り付け面に埋め込むように
してフィルタ枠に取り付けることにより、接着力を備え
るガスケットのフィルタ枠側への取り付けが確実、且
つ、容易となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明のエアフィルタの取付状態を
示す断面図であり、図2はガスケットの押圧前の状態を
示す断面図である。図中1はフィルタを示し、上下面が
開口された方形の囲枠状に構成されたフィルタ枠2内に
濾材3を気密に収容したもので、このフィルタ枠2の上
面に形成されたガスケット取り付け面4に、非発泡シリ
コーンゴム(ロードシル,ローヌ・プーラン社製)で構
成された硬度(JIS K6301A型硬度計準拠)1
0の環状ガスケット5が取り付けられている。このガス
ケット5は、図2に示したように、フィルタ取り付け枠
10に対する当接面側に、ガスケット5の長手方向に直
交する断面が三角形状の環状凸条5aを等間隔で4本備
えるようにした。また、前記フィルタ枠2の下端にはフ
ィルタ固定金具6を取り付けてある。
【0007】前記ガスケット5を備えたエアフィルタ1
は、図1に示すように、フィルタ取り付け枠10に対し
て、フィルタ枠2の上面をガスケット5を介して当接さ
せ、フィルタ取り付け枠10の下端に垂設されたフィル
タ固定金具受け11に対して、フィルタ1のフィルタ固
定金具6を固定ビス12でビス止めすることにより取り
付けするようにした。
【0008】ガスケット5は固定ビス12によって1.
7kg/cm2 程度の圧力で締付けられているだけであ
るが、各環状凸条5aの先端部が押しつぶされて、4本
の帯状のシール面に変形され、高度の気密性が保たれて
いる。この気密性を評価するため、フィルタ吹出面及び
ガスケット5外周の空気中の粒子数を、光拡散式粒子計
測器にて計測比較して、ガスケット5外周におけるエア
リークの有無を確認したところ、エアリークは確認され
なかった。
【0009】前記実施例では、ガスケット5はそれ自体
が有する接着力のみでフィルタ枠2の上面に設けられた
ガスケット取り付け面4に固着するようにしたが、例え
ば、図3(a)に示すように、ガスケット5の端縁がフ
ィルタ枠2のガスケット取り付け面4の端縁を跨ぐよう
にしてフィルタ枠2に嵌め込むか、或いは、図3(b)
に示すように、ガスケット5の一部をフィルタ枠2のガ
スケット取り付け面4に埋め込むようにしてフィルタ枠
2に取り付けるようにしてもよい。このようにした場
合、ガスケット5をフィルタ枠2に対して正確、且つ、
簡単に取り付けることができ、しかも、取り付け後は、
それ自体接着力を有するガスケット5のフィルタ枠2側
への取り付け状態がより強固になる。
【0010】
【発明の効果】このように、本発明のエアフィルタによ
れば、ガスケットの締付圧縮が小さな力で済むため、ガ
スケットの破断、劣化等による気密性の低下がなく、長
期に亘り気密性を保持できる。また、特別な接着剤、シ
ーリング材を使用しなくても気密にシールできるため、
フィルタ取り付け枠にシーリング材等が残存することが
なく、フィルタ交換時にシーリング材等の拭き取り作業
の必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明エアフィルタの取り付け状態を示す断面
【図2】ガスケットの断面図
【図3】本発明エアフィルタの変形例の断面図
【符号の説明】
1 フィルタ 2 フィルタ枠 3 濾材 4 ガスケット取り付け面 5 ガスケット 5a 凸条 6 フィルタ固定金具 10 フィルタ取り付け枠 11 フィルタ固定金具受け 12 固定ビス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタ枠のガスケット取り付け面に沿
    って環状ガスケットを備えたエアフィルタであって、前
    記ガスケットは硬度(JIS K6301A型硬度計準
    拠)20以下である非発泡シリコーンゴムガスケット材
    で構成され、且つ、前記ガスケットの長手方向に沿って
    複数本の凸条を形成したことを特徴とするエアフィル
    タ。
  2. 【請求項2】 前記ガスケットの凸条の長手方向に直交
    する断面が三角形状であることを特徴とする請求項1記
    載のエアフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記ガスケットはその端縁がフィルタ枠
    のガスケット取り付け面の端縁を跨ぐようにフィルタ枠
    に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1または2
    記載のエアフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記ガスケットはその一部をフィルタ枠
    のガスケット取り付け面に埋め込むようにしてフィルタ
    枠に取り付けられていることを特徴とする請求項1また
    は2記載のエアフィルタ。
JP23337195A 1995-08-18 1995-08-18 エアフィルタ Withdrawn JPH0957031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23337195A JPH0957031A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 エアフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23337195A JPH0957031A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 エアフィルタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0957031A true JPH0957031A (ja) 1997-03-04

Family

ID=16954080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23337195A Withdrawn JPH0957031A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 エアフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0957031A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117067A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Woojin Inc 溶銑予備処理設備のオートカプラ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117067A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Woojin Inc 溶銑予備処理設備のオートカプラ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101667083B1 (ko) 고정된 자동차 판 유리용 실링 장치, 그의 제조 방법 및 용도
JP4634772B2 (ja) 収納容器
AU2001263925A1 (en) Sealing system for vehicle window panes
JP4099648B2 (ja) 燃料電池用ガスケット
JPH0957031A (ja) エアフィルタ
JP4346287B2 (ja) 燃料電池用ガスケット
JPS6159181B2 (ja)
JPH0578466B2 (ja)
JPH0731817A (ja) エアフィルタ用ガスケット
JP3654699B2 (ja) フィルタ圧着構造
JPH04341986A (ja) ハードディスクドライブユニット用ガスケットおよび同ガスケットの製造方法
JPS60193515A (ja) エアフイルタ−取付装置およびその取付方法
JPS645302Y2 (ja)
JPH0322407Y2 (ja)
CN217233271U (zh) 一种复合式玻璃门窗
JP2001065146A (ja) 外壁目地用ガスケットおよび外壁構造
JPH0313044Y2 (ja)
KR102401291B1 (ko) 유리지지대의 연결부를 기밀하기 위한 커튼월
CN213359909U (zh) 一种门窗密封条
JPH11190076A (ja) ガスケット
JPH08103614A (ja) エアフィルタの取付方法
JPH1183296A (ja) 断熱構造体
JPH0414107Y2 (ja)
JPS6333610Y2 (ja)
JP2941738B2 (ja) 建築用乾式密封装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105