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JPH0955733A - 通信網の分割方法及び通信網の分割システム - Google Patents

通信網の分割方法及び通信網の分割システム

Info

Publication number
JPH0955733A
JPH0955733A JP20623995A JP20623995A JPH0955733A JP H0955733 A JPH0955733 A JP H0955733A JP 20623995 A JP20623995 A JP 20623995A JP 20623995 A JP20623995 A JP 20623995A JP H0955733 A JPH0955733 A JP H0955733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cluster
dependency
information
node
adjacent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20623995A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Matsuo
真人 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP20623995A priority Critical patent/JPH0955733A/ja
Publication of JPH0955733A publication Critical patent/JPH0955733A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、信頼性向上と故障分析及び管理の
効率化のためノード間の接続形態を考慮し、複数の管理
法を反映させる通信網の分割方法の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明の通信網の分割方法は、第1のク
ラスタの中の第1のノードが第1のクラスタの隣接する
第2のクラスタとの接続の度合いを表わす隣接情報を生
成する段階(ステップ10)と、上記生成された隣接情
報に適用するクラスタ間の従属関係設定規則を判定する
段階(ステップ12)と;上記適用された従属関係設定
規則に応じて上記第1のクラスタと上記第2のクラスタ
の中の一方を従属させるクラスタに割り当て他方を管理
するクラスタに割り当てる段階(ステップ20)と、上
記従属させるクラスタが上記管理するクラスタに従属す
る新しいクラスタを形成する段階(ステップ22)とか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信網を構成する方
法に係り、特に、網の構成が変化し得る通信網の分散管
理形態を形成する方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノード群と、ノード群を接続する
リンク群とからなる通信網において、少なくとも一つの
隣接するノードから構成されるクラスタを形成すること
により網を分割する方法として、固定した通信網に対し
集中的な計算を行なう網の分割法、即ち、通信網の管理
形態が知られている。かかる管理形態では、クラスタ内
に一つの管理ノードが設けられている。
【0003】この固定した通信網に対する集中的な計算
は、(1)網全体が把握できていること、(2)管理ノ
ードが固定されていること、及び、(3)分割の対象は
ノードであることが前提とされている。従って、上記前
提による網分割を行い得る通信網の形態は種々の形で限
定されている。
【0004】網全体の把握とは、網分割を集中的に行な
うために、網分割を行なうノードが網全体の構成を把握
している必要があることを意味する。従って、網を構築
する過程で上記従来の管理形態を導入することは困難で
ある。また、網の拡張又は縮退等の網構成の変更毎に網
全体の分割をやり直す必要があり、分割のために必要な
コストが大きい。
【0005】管理ノードの固定とは、分割された網を管
理又は代表する管理ノードが当該網を構成するノードと
は別の独立した専用ノードとして取り扱われることを意
味する。そのため、一度適切な箇所に適切な数の管理ノ
ードを配置した後に網構成が変化した場合、網の分割形
態と管理ノードの対応関係が崩れ、新しい管理ノードを
設けることが必要とされ、或いは、既に導入された管理
ノードが不要になる等の管理ノードの無駄が生じる。一
方、構成が変化し得る通信網の場合、一度導入された管
理ノードをそのまま利用しようとすると、網分割そのも
のが管理ノードの数や配置箇所に特化した形態となり、
適切な管理ができなくなる。
【0006】分割の対象がノードであるとは、従来の管
理形態の対象は個々のノードの動作であることを意味す
る。従って、網分割は、例えば、分割網に含まれるノー
ドの数、管理ノードからの通信距離等のような管理対象
となるノードと管理ノードの関係で決定される。このよ
うに、従来の網分割は、本来的に網の特徴を表わす網の
構成、即ち、ノード間の接続形態を考慮した網分割とは
異なるので、大量の情報を交換している複数のノード、
即ち、ノード群が別々の管理ノードによって管理される
場合がある。従って、ノード群中のあるノードが故障し
た場合、故障分析或いはルーティング変更等の故障回避
措置を複数の管理ノードで協調して行なう必要が生じ、
適切な処置を迅速に行なえない可能性がある。
【0007】更に、上記従来の網分割によれば、通信網
を管理し得るのは特定の1キャリアであることが暗黙的
に想定されている。従って、複数の管理者の存在を考慮
して複数の管理ポリシ(管理方策)を取り入れることが
困難である。上記従来の通信網の分割方法に対し、各ノ
ードが管理機能と呼処理機能とを有し、ノード間で協調
しながら管理権限を委譲し合う、大規模通信網における
ボトムアップ的なクラスタリング手法が知られている。
かかるボトムアップ的な分割法によれば、管理領域がボ
トムアップ的に決定されるので、網全体を把握する必要
はなく、網構成が変化し得る場合にも利用することが可
能である。また、管理ノードは、固定的ではなく、動的
に決定されるので、専用の管理ノードを設ける必要はな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記集
中的な計算による分割法を改良するボトムアップ的な分
割管理の場合、管理ノードを決定するためのロジックに
おいてノード間の接続関係は考慮されていない。また、
網の初期構成に対する管理ノードの集約化だけを対象と
しているので、網構成の変化に追従して管理ノードを動
的に変更することは困難である。更に複数の管理ポリシ
を取り入れることは想定されていない。
【0009】従って、従来の大規模通信網の分割管理に
は以下の問題点がある。第1に、従来の大規模通信網の
分割管理は、網分割がノード間の接続形態を考慮してい
ないので、信頼性向上、故障分析や管理の効率化を図る
ことが困難であり、第2に、網構成が自由に変更され得
る通信網には適用することができず、第3に、複数の管
理ポリシを取り入れることが困難である。
【0010】本発明は、上記従来の大規模通信網の分割
管理の問題点に鑑み、各ノードが管理機能と呼処理機能
とを有し、ノード間で協調しながら管理権限を委譲し合
う、大規模通信網におけるボトムアップ的なクラスタリ
ング手法において、信頼性向上と、故障分析及び管理の
効率化のために、ノード間の接続形態を考慮し、かつ、
複数の管理ポリシを反映させる通信網の分割方法及び分
割システムの提供を目的とする。
【0011】更に、本発明は、通信網の網構成の変化に
容易に追従し得る通信網の分割方法及び分割システムの
提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明の通信網の分割方法は、複数のノード
と、上記複数のノードの間を接続するリンクとからなる
通信網において、第1のノードが隣接する第2のノード
を認識し、上記第1のノードと上記隣接する第2のノー
ドが情報を交換する隣接関係認識段階(ステップ1)
と;上記第1のノードと上記隣接する第2のノードがク
ラスタを形成するクラスタ形成段階(ステップ2)とか
らなる。
【0013】本発明の通信網の分割方法は、ノード間の
接続形態を考慮し、かつ、複数の管理ポリシを反映させ
た網分割を実現するために、上記隣接関係認識段階(ス
テップ1)は、第1のクラスタの中の上記第1のノード
が上記第1のクラスタの隣接する第2のクラスタとの接
続の度合いを表わす隣接情報を生成する隣接情報生成段
階(ステップ10)と、上記生成された隣接情報に適用
するクラスタ間の従属関係設定規則を判定する従属関係
判定段階(ステップ12)とを更に有し;上記クラスタ
形成段階(ステップ2)は、上記適用された従属関係設
定規則に応じて、上記第1のクラスタと上記第2のクラ
スタの中の一方を従属させるクラスタに割り当て、他方
を管理するクラスタに割り当てる段階(ステップ20)
と、上記従属させるクラスタが上記管理するクラスタに
従属する新しいクラスタを形成する段階(ステップ2
2)とからなる。
【0014】更に、本発明の通信網の分割方法は、上記
クラスタ形成段階(ステップ2)において形成された上
記新しいクラスタを新たな第1のクラスタとし更なる新
しいクラスタを形成する場合に、上記隣接関係認識段階
(ステップ1)と、上記クラスタ形成段階(ステップ
2)を繰り返し実行させるクラスタ階層化段階(ステッ
プ3)を更に有する。
【0015】更に、上記隣接情報生成段階(ステップ1
0)は、上記第1のノード毎に全ての上記第2のクラス
タとの相対的な上記接続の度合いを表わす隣接度からな
る上記隣接情報を生成する。上記の如く、本発明の通信
網の分割方法は、従来のボトムアップ的なクラスタリン
グ方法に基づき、更に、クラスタを形成する際に、個々
のクラスタの隣接情報を元に従属関係を設定することに
よって故障分析や管理を効率的に行なうためのクラスタ
を形成し、かつ、複数の管理ポリシをクラスタ形成に反
映させる点に特徴がある。
【0016】本発明によれば、従属関係の設定規則に
は、例えば、隣接する全てのクラスタが持つクラスタ情
報、及び、クラスタ間を接続するリンクの容量比、距離
比から求められる隣接度からなる隣接情報に基づいてい
る従属関係設定規則と、各管理ポリシに基づくクラスタ
構成時の制限及び従属規則等が導入されている。
【0017】本発明の通信網の分割方法は、上記従属関
係判定段階(ステップ12)が、適用結果を得るため予
め定められた優先度に従って上記従属関係設定規則を適
用する従属関係設定規則適用段階(ステップ120)
と;上記適用結果と、上記隣接する第2のクラスタから
の従属関係の設定申請とに基づいて、採用する従属関係
を判定する採用従属関係判定段階(ステップ122)と
を更に有する。これにより、クラスタ自体が保持してい
る隣接情報と、従属関係設定規則の適用状況と、他のク
ラスタからの従属関係の設定申請の状況とに基づいて、
現在の状況に最適な従属関係設定規則を選択することが
できる。更に、本発明の通信網の分割方法は、上記従属
関係判定段階(ステップ12)が、上記従属関係設定規
則を判定した後、上記隣接情報が変化しているかどうか
を判定し、上記隣接関係が変化していると判定された場
合、上記変化した隣接情報に適用するクラスタ間の従属
関係設定規則を再び判定する従属関係再判定段階(ステ
ップ124)を更に有する。従って、クラスタリング過
程で刻々と変化する接続関係に対し意図したクラスタリ
ングを行なうことが可能になる。
【0018】更に、本発明の通信網の分割法によれば、
上記クラスタ形成段階(ステップ2)が上記従属させる
クラスタに割り当てられた下位階層のクラスタが上記新
しいクラスタを形成する際に適用された上記下位階層の
クラスタに関する情報を保存する段階(ステップ24)
を更に有し、上記通信網においてクラスタが形成された
後、最下位階層から順次上記下位階層のクラスタのノー
ドの隣接情報の変化を検知する隣接情報変化検出段階
と、上記下位階層のクラスタを上記第1のクラスタとし
て、上記隣接関係判定段階と、上記クラスタ形成段階を
実行するクラスタ再分割段階(ステップ4)を更に有す
る。
【0019】上記クラスタ再分割段階は、上記変化を検
出された隣接情報に適用し得るクラスタ間の従属関係設
定規則の判定後、上記下位階層のクラスタに関する情報
として保存された上記従属関係設定規則よりも優先度の
高い従属関係設定規則を適用できるかどうかを判定し、
優先度の高い従属関係設定規則が適用できないと判定さ
れた場合、上記下位階層のクラスタに関する情報として
保存された上記従属関係設定規則を上記変化を検出され
た下位階層のクラスタに対する従属関係設定規則として
維持できるかどうかを判定する従属関係確認段階を有す
る。上記クラスタ再分割段階は、更に、優先度の高い従
属関係設定規則が適用できると判定された場合、上記変
化が検出された下位階層のクラスタが属する上位階層の
クラスタを全て解消し、上記適用できるとされた優先度
の高い従属関係設定規則を適用し、新たなクラスタを形
成するよう上位クラスタ形成段階を実行し、維持できる
と判断された場合、上記変化が検出された下位階層の次
の階層のクラスタに対し上記従属関係確認段階を繰り返
し実行し、維持できないと判断された場合、上記変化が
検出された下位階層のクラスタが属する上位階層のクラ
スタを全て解消し、上記隣接情報変化検出段階に戻る段
階を有する。
【0020】かかる本発明の通信網の分割方法の再分割
段階により、クラスタを構成するサブクラスタはそのク
ラスタを構成する際に適用した従属関係設定規則と隣接
情報を常に保持し、隣接情報の変化を検知して従属関係
設定規則を再適用することができるので、網構成の変化
に容易に追従し得るようになる。即ち、個々のクラスタ
は自律的に、現状態を常に更新し、最適な従属関係を採
用するよう動作することが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の実施例について説明する。図2は本発明が適用される
通信網の構成を説明するための図である。同図に示すよ
うに、通信網101は、ノード群102と、ノード群の
ノード間を接続するリンク群103とにより構成されて
いる。
【0022】図3は本発明の一実施例の通信網分割シス
テムが適用される通信網のクラスタ構成を説明する図で
ある。クラスタは少なくとも一つの隣接するノードから
構成され、網分割前の初期状態では各ノードが一つのク
ラスタに対応する。図3には、クラスタリングが途中ま
で行なわれた状態のクラスタリング構成が示されてい
る。同図において、クラスタ211はノード201とノ
ード202から、クラスタ212はノード203とノー
ド204から、クラスタ214はクラスタ211とクラ
スタ212から、クラスタ213はノード206とノー
ド207から、クラスタ215はノード205から、ク
ラスタ216はノード208から夫々構成されている。
【0023】例えば、クラスタ211は、クラスタ21
2とクラスタ213に「隣接」するクラスタである。ク
ラスタ212は、クラスタ211とクラスタ215に
「隣接」している。このように、「隣接」とは、クラス
タとクラスタがリンクを介し直接的に接続されている状
態を示している。
【0024】クラスタ211では、ノード201がノー
ド202に従属している。この場合、ノード202をク
ラスタ211を代表する代表ノードと呼ぶ。同様に、ク
ラスタ212の代表ノードはノード203であり、クラ
スタ213の代表ノードはクラスタ206である。
【0025】分割処理はノード単位及びクラスタ単位の
両方で想定することができ、クラスタ単位での処理は、
そのクラスタを代表する代表ノードに対する処理として
取り扱うことによって、ノードとクラスタを統一的に取
り扱うことが可能である。例えば、クラスタ211が隣
接クラスタ、即ち、クラスタ212及びクラスタ213
と情報交換を行なう場合、クラスタ211の代表ノード
202が、クラスタ212の代表ノード203及びクラ
スタ213の代表ノード206と、夫々のクラスタ内の
リンク又はクラスタ間を接続するリンクを介して情報交
換する。
【0026】複数のクラスタ、例えば、クラスタ211
とクラスタ212が新たなクラスタ214を形成する場
合、元のクラスタの代表ノード、即ち、ノード202又
はノード203の中のいずれか一つが新たに形成された
クラスタ214の代表ノードになる。クラスタは、少な
くとも一つのノードとクラスタとから構成され、一つの
代表ノードを含んでいる。新しいクラスタは、一方のク
ラスタの代表ノードと別のクラスタの代表ノードとの間
に、上記の如くの従属関係が生じる場合に形成される。
本発明ではこのように代表ノードがそのクラスタ内に属
するノード及びクラスタを管理する管理クラスタとな
り、代表ノードどうしが従属関係を設定することで階層
的な管理形態を実現する。新しいクラスタが形成された
場合に、新しいクラスタの代表ノードを含むクラスタが
管理クラスタと呼ばれ、それ以外のクラスタは従属クラ
スタと呼ばれる。例えば、同図において、ノード203
が新しいクラスタの代表ノードであり、クラスタ212
が管理クラスタ、クラスタ211が従属クラスタと呼ば
れる。
【0027】図4は本発明の一実施例の通信網分割シス
テムの構成図である。同図において、クラスタ2は、隣
接クラスタ間リンク6を介して隣接クラスタ群4と隣接
し、代表ノード10と、クラスタ内ノード群12と、ク
ラスタ内リンク群14とから構成される。代表ノード1
0は、クラスタ内ノード群12から選択された一つのノ
ードである。
【0028】例えば、クラスタ2は、代表ノード10だ
けから構成される場合もある。その場合、クラスタ内ノ
ード群12の他のノード、及びクラスタ内リンク群14
は存在しない。クラスタ内ノード群12の中の一つのノ
ードである代表ノード10は、クラスタ内リンク群14
及び隣接クラスタ間リンク6を介して隣接クラスタ群4
を認識し、隣接クラスタ群4との間で隣接情報、クラス
タ情報等を授受する情報送受信部20と;従属関係設定
規則部24を管理し、現在のクラスタの状態に関し適用
可能な従属関係設定規則部24の従属関係設定規則を判
別する適用規則判断部22と;当該クラスタ2自体の隣
接情報を算出し、現在の隣接情報及び適用規則、他のク
ラスタから得られた従属関係申請の状況等の現在の処理
状況を管理する状態保持部26と;状態保持部26で管
理された情報を参照し、規則の再適用や現状態の更新、
従属関係設定処理への移行を制御する従属関係設定判断
制御部28と;従属関係設定処理を行なう従属関係設定
処理部30とからなる。
【0029】従属関係設定処理部30は、当該クラスタ
が他のクラスタに従属する従属クラスタである場合に従
属処理を行なう従属処理部32と、当該クラスタが管理
クラスタである場合に管理処理を行なう管理処理部34
とからなる。図5は本発明の一実施例の通信網分割シス
テムの網分割動作のフローチャートである。
【0030】情報送受信部20は、隣接クラスタ群4を
認識し、当該クラスタ2自体のクラスタを識別するクラ
スタ情報を通知する(ステップ200)。ここで、クラ
スタ情報は、例えば、当該クラスタ2を特定できるよう
階層的なクラスタ構造を反映したクラスタ名を含む。
【0031】状態保持部26は、情報送受信部20を介
して、全隣接クラスタからの情報を集計し、隣接情報を
算出し、かかる算出された隣接情報を現状態として記録
する(ステップ202)。隣接情報としては、例えば、
隣接クラスタ群4を構成するノードのリストからなる隣
接リスト、当該クラスタ2が有する隣接クラスタ間リン
ク群6の全体容量に対する個々の隣接クラスタへのリン
クの容量比(隣接度)を用いることができる。
【0032】従属関係設定判断制御部28からの指示に
従って、適用規則判断部22は、従属関係設定規則部2
4の規則の適用を試み、その結果を状態保持部26に記
録する(ステップ204)。本発明の一実施例によれ
ば、以下の従属関係設定規則が隣接クラスタ毎に当ては
められる。規則の優先度は、規則1、規則2、規則3の
順序である。
【0033】規則1:隣接度≧α(0.5≦α≦1)な
らば、当該クラスタは隣接クラスタに従属する。 規則2:当該クラスタの隣接リストにおいて、隣接クラ
スタの隣接リストに含まれている要素の比率がβ(0.
5≦β≦1)以上ならば、当該クラスタと隣接クラスタ
との間に従属関係を設定する。
【0034】規則3:隣接クラスタの隣接リストの中
で、一致している部分の隣接度がγ(0.5≦γ≦1)
以上のクラスタが存在するならば、当該クラスタはその
中の何れかのクラスタを従属する。 上記規則2及び規則3を適用する場合、隣接クラスタの
隣接リスト等の隣接情報を情報送受信部20を介して取
得する。
【0035】従属関係設定判断制御部28は、新たに情
報送受信部20を介して得られた隣接情報に変化がある
かどうかが判定され(ステップ206)、隣接状態に変
化がある場合、ステップ202に戻り、隣接情報を再び
算出し、規則の適用をやり直す。
【0036】従属関係設定判断制御部28は、新たに得
られた隣接情報に変化がない場合、適用規則判断部22
における従属関係設定規則の適用結果を受け、状態保持
部26を参照し、適用規則判断部22で選択された規則
と、その時点で隣接クラスタ群4から提案されている従
属関係設定申請の中で適用優先度が高いものを選択する
(ステップ208)。
【0037】従属関係設定判断制御部28は、採用でき
る規則があるかどうかを判定し(ステップ210)、採
用できるものがひとつも存在しない場合、現状態を保持
し(ステップ212)、隣接クラスタ群4に変化が起き
るのを待機する(ステップ214)。隣接クラスタ群4
からの情報通知があればステップ202に戻る。
【0038】採用できる規則が存在する場合、従属関係
設定処理部30は、採用された規則に基づいて従属関係
を設定する。採用した規則が規則1又は2であるかどう
かを判定し、規則1又は2の場合、従属処理部32は従
属申請、それ以外の場合、管理申請を行い、他のクラス
タからの管理申請又は従属申請を考慮して、当該クラス
タが管理クラスタ又は従属クラスタの何れになるかを判
定し(ステップ216)、従属クラスタであると判定さ
れた場合、従属処理部32が従属関係を設定し(ステッ
プ218)、新しいクラスタを形成するよう当該クラス
タ2の保持する隣接情報を管理クラスタに転送し(ステ
ップ220)、クラスタリング処理を終了する。
【0039】当該クラスタは管理クラスタであると判定
された場合、管理処理部34は従属関係を設定する(ス
テップ222)。次いで、管理処理部34は、従属する
クラスタから通知された隣接情報を収集し、当該クラス
タ2の隣接情報に加え、新たに形成されるクラスタに対
するクラスタ構成リストと隣接情報を作成し、状態保持
部26に記憶させ、隣接クラスタとのクラスタリングを
行なうための新たなクラスタ情報を隣接クラスタに通知
する(ステップ224)。終了条件かどうかを判定し
(ステップ226)、終了条件の場合、クラスタリング
を終了する。終了条件を満たさない場合、ステップ20
2に戻ってクラスタリング処理を継続する。
【0040】尚、上記ステップ216において従属申請
が行なわれ、隣接クラスタ群4からも従属申請を受けた
場合には、例えば、隣接度の小さいクラスタを管理クラ
スタとなるよう定めることによって、管理クラスタ又は
従属クラスタのいずれであるかを判定することができ
る。
【0041】図6は、図3に示した通信網101に対し
リンク群に適当なリンク容量を与え、上記本発明の一実
施例の通信網分割システムの網分割動作を実行して得ら
れた通信網の一例を示す図である。本発明の一実施例を
図3の通信網101に適用することにより、図6に示す
ような接続関係に基づいた階層的なクラスタが形成さ
れ、管理ポリシに基づいて任意の階層のクラスタを単位
として網分割が行なえる。
【0042】図5に示した上記本発明の一実施例の通信
網分割システムの網分割動作の変形例を以下に説明す
る。上記ステップ200において情報送受信部20によ
って通知されるクラスタ情報は、クラスタを識別するた
めの階層的なクラスタ構造を反映させたクラスタ名に加
えて、同じ管理形態にするかどうかを指定するクラスタ
リングソース名と、無条件に同じクラスタにすることを
明示するクラスタキーと、必ず代表ノードになることを
明示する代表ノード属性を有してもよい。
【0043】更に、上記従属関係設定規則の規則0とし
て、 規則0:同一クラスタキーを持つ場合には、接続形態と
は無関係に無条件でクラスタリングを行なう。を加えて
もよい。
【0044】かかる規則0が採用された場合、ステップ
218において従属処理部32が起動され、従属申請が
行なわれる。更に、当該クラスタの代表ノード属性に対
し代表ノードが指定された場合、必ず代表ノードになる
よう定め得る。従って、上記本発明の一実施例の変形に
よれば、従属関係設定規則適用段階における従属関係設
定と、上記クラスタ形成段階における上記管理するクラ
スタのクラスタの決定は、管理ポリシに基づくクラスタ
構成時の制限又は従属規則を含む上記従属関係設定規則
に基づいて行なわれる。
【0045】次いで、本発明の他の実施例による通信網
の再分割法について説明する。通信網を再分割するため
には、一旦分割された現状態を保持する必要がある。こ
のため、再分割法では、図5で説明した本発明の一実施
例の通信網の分割方法のステップ224において新たな
クラスタを作成したときの情報は網分割フェーズとして
記録され、この網分割フェーズとは別に再クラスタリン
グフェーズ1及び2をが設けられている。
【0046】図7は本発明の他の実施例の通信網の再分
割法における再分割判断法を説明するフローチャートで
ある。 ステップ300:情報送受信部20はクラスタ情報の通
知を受けると、現在の再クラスタリングフェーズにおけ
る当該クラスタ2に関し、隣接状態の変化を調べる。こ
こで、再クラスタリングフェーズが設定されていない場
合には、個々のノードの階層に対するクラスタリングと
して処理される。隣接状態に変化がある場合には、状態
保持部26において隣接情報を更新し記録する。ここで
更新、記録された情報は、再クラスタリングフェーズ1
として、通常の網分割段階で記録された情報とは別個に
記録される。隣接状態に変化がない場合には、再分割の
対象となるクラスタをより上位のクラスタに変更して処
理を継続する。
【0047】ステップ302:適用規則判断部22は、
現在の再クラスタリングフェーズのラスタ階層で適用し
ている従属関係規則よりも適用優先度が高い規則が適用
できるかどうかを調べ、適用できない場合には、ステッ
プ304へ進む。より高い規則が適用できる場合には、
ステップ308に進む。
【0048】ステップ304:新たな隣接情報に対し、
現在の再クラスタリングフェーズのクラスタ階層で既設
の従属関係が維持できるかどうかを調べる。維持できる
場合はステップ306へ進む。維持できない場合にはス
テップ310へ進む。 ステップ306:上位クラスタへ隣接情報を通知し、上
位クラスタ処理を移行し、上位階層でのクラスタ情報を
隣接情報の変化をもたらした隣接クラスタへ通知する。
上位クラスタは、サブクラスタから受けた隣接情報に基
づいてステップ300の処理を行なう。
【0049】ステップ308:適用優先度の高い規則が
適用されるので、既設の従属関係を解消し、従属関係の
新設を行なうようステップ314に進む。 ステップ310:既設の従属関係を維持できないので、
既設の従属関係を解消し、他の規則を適用するようステ
ップ312に進む。
【0050】ステップ312:再クラスタリングフェー
ズ1で更新された隣接情報等に基づいて再クラスタリン
グフェーズ2に移行する。再クラスタリングフェーズ2
は、既設の従属関係を参照することなく、再クラスタリ
ングフェーズ1の隣接情報だけに基づいてクラスタリン
グを行なう。クラスタ情報を更新し、隣接クラスタへク
ラスタ情報を通知し、図5に示した通常の網分割法を再
クラスタリングフェーズ2で実行する。再クラスタリン
グフェーズ2では、他の規則が適用できるかどうかを判
定し、他の規則が適用できる場合は、その規則に基づい
てクラスタリングを行なう。一方、他の規則が適用でき
ない場合は、新たな隣接情報の変化を検出した後、ステ
ップ300に戻り再クラスタリングフェーズ1を実行す
る。
【0051】ステップ314:再クラスタリングフェー
ズ1で更新された隣接情報等に基づいて再クラスタリン
グフェーズ2に移行する。再クラスタリングフェーズ2
は、既設の従属関係を参照することなく、再クラスタリ
ングフェーズ1の隣接情報だけに基づいてクラスタリン
グを行なう。クラスタ情報を更新し、隣接クラスタへク
ラスタ情報を通知し、図5に示した通常の網分割法を再
クラスタリングフェーズ2で実行する。従属関係設定を
行なうことが予め定められているので、従属関係の新設
を行なう。再クラスタリングフェーズ1のクラスタがこ
の再クラスタリングフェーズ2からの従属関係申請を受
けた場合には、図9に記載されたステップ350に進
む。
【0052】図8は本発明の他の実施例の再分割法にお
いて従属関係を解消した場合の管理クラスタ処理のフロ
ーチャートである。上位クラスタに対しクラスタ解消の
旨を通知する(ステップ330)。クラスタ解消の通知
を受けた上位クラスタは、その階層で管理するサブクラ
スタにクラスタ解消の旨を通知し、サブクラスタとの従
属関係を解消することで、その階層でのクラスタを解消
する(ステップ332)。
【0053】クラスタ解消の旨を受けたクラスタは、ス
テップ312の再クラスタリングフェーズ2におけるク
ラスタリングの処理を実行し(ステップ334)、ステ
ップ330に戻る。図9は本発明の他の実施例の再分割
法において従属関係を新設する場合の相手側の再クラス
タリングフェース1における処理のフローチャートであ
る。
【0054】申請を受けたクラスタは、従属関係設定判
断制御部28において現在の再クラスタ階層で従属関係
設定申請を受けるかどうかを判断する(ステップ35
0)。既設の従属関係よりも優先度が同じか低ければ、
申請を拒否してステップ306へ進む(ステップ35
2)。当該クラスタ自体が従属関係を設定している規則
よりも適用優先度が高ければステップ308に進む(ス
テップ354)。
【0055】以下では、図10乃至12を用いて上記本
発明の他の実施例の通信網の再分割方法を適用して得ら
れる通信網の変化を説明する。図10は、本発明の一実
施例の網分割法により得られた通信網の一例を示す図で
あり、図6に示した通信網に対し、ノード901だけか
ら構成されるクラスタ905及びリンク群902がノー
ド903及びノード904に隣接させる形で追加されて
いる。図11は、図7乃至9に示された本発明の他の実
施例による再分割法を図10に示した通信網に対し適用
した場合に得られるクラスタ再構成状況の経過を表わす
図である。一方、図12は、上記再分割法を適用して得
られた最終的な通信網を示す図である。
【0056】最初に、ステップ300においてノード9
03、ノード904は、ノード901からのクラスタ情
報の受信によりノード自身の隣接情報の変化を調べる。
ノード904は隣接情報の変化によってクラスタ506
を維持できなくなるので、ステップ310においてクラ
スタ506を解消する。一方、ノード903は隣接情報
の変化によって既存の従属関係を維持できなくなるの
で、ステップ308においてクラスタ504を解消す
る。
【0057】ステップ314において、ノード901は
隣接するクラスタであるノード903とノード904の
中で、ノード904と従属関係を結ぶ。この時点で通信
網101は、図11に示すように、ノード904とノー
ド901からなるクラスタ1001と、ノード903だ
けで構成されるクラスタ1002と、クラスタ501
と、クラスタ502とから構成されている。
【0058】クラスタ506が解消されたことによっ
て、クラスタ1001と、クラスタ1002と、クラス
タ501は、再クラスタリングフェーズ2にあり、クラ
スタ1001及びクラスタ501から新たなクラスタ情
報を受けているクラスタ505に含まれるノード群は、
再クラスタリングフェーズ1にあり、ステップ300乃
至306を繰り返し実行し、クラスタ505を維持して
いる。
【0059】次いで、クラスタ1002は、クラスタ1
001のクラスタ情報を受け、クラスタ1001との新
たな従属関係の設定を判断し、新たなクラスタ1101
を構成する(ステップ314)。更に、クラスタ110
1とクラスタ501が従属関係を設定し、クラスタ11
02を構成する(ステップ314)。
【0060】更に、本発明の他の実施例による通信網の
再分割法によれば、リンク容量の変更、リンク又はノー
ドの削除によって網構成に変更が生じた場合にも、隣接
情報の更新をトリガとして同様に対応することが可能で
ある。尚、上記本発明の実施例の説明にされた通信網1
01のリンク群103は、例えは、ATM網の仮想パ
ス、或いは、仮想チャネルと置換してもよい。
【0061】
【発明の効果】上記説明の如く、本発明によれば、ノー
ド間の接続形態を考慮した従属関係設定規則を扱い、更
に、適用優先度を設定し、接続形態がより良く反映され
た従属関係が設定されるので、ノード間の接続形態を十
分考慮した網分割が実現され、通信網の故障分析や管理
の効率化が図られ、信頼性の向上が得られる。
【0062】更に、管理者の管理ポリシを反映させた従
属関係設定規則を併用することにより、網分割に際し管
理者の意図を反映させた管理形態が得られる。更に、既
存の従属関係に基づいて、隣接情報の更新に応じて従属
関係設定規則の最適用を行なうことにより、局所的な対
応だけで網構成の変化に追従できるという利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明が適用される通信網の構成の説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の通信網分割システムが適用
される通信網のクラスタ構成の説明図である。
【図4】本発明の一実施例の通信網分割システムの構成
図である。
【図5】本発明の一実施例の通信網分割システムの網分
割動作のフローチャートである。
【図6】図3に示した通信網に対し適当なリンク容量を
与え、本発明の一実施例の網分割動作を実行して得られ
た通信網の一例を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例の通信網の再分割法におけ
る再分割判断法を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施例による従属関係を解消した
場合の管理クラスタ処理のフローチャートである。
【図9】本発明の他の実施例の再分割法において従属関
係を新設する場合の相手側の再クラスタリングフェーズ
1における処理のフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例の網分割法により得られた
通信網の一例を示す図である。
【図11】本発明の他の実施例による再分割法を図10
に示した通信網に対し適用した場合に得られるクラスタ
再構成状況の経過を表わす図である。
【図12】本発明の他の実施例による再分割法を図10
に示した通信網に対し適用して得られた最終的な通信網
を示す図である。
【符号の説明】
2 クラスタ 4 隣接クラスタ群 6 隣接クラスタ間リンク 10 代表ノード 12 クラスタ内ノード群 14 クラスタ内リンク群 20 情報送受信部 22 適用規則判断部 24 従属関係設定規則部 26 状態保持部 28 従属関係設定判断制御部 30 従属関係設定処理部 32 従属処理部 34 管理処理部 101 通信網 102 ノード群 103 リンク群 201,202,203,204,205,206,2
07,208 ノード 211,212,213,214,215,216
クラスタ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードと、上記複数のノードの間
    を接続するリンクとからなる通信網において、第1のノ
    ードが隣接する第2のノードを認識し、上記第1のノー
    ドと上記隣接する第2のノードが情報を交換する隣接関
    係認識段階と、上記第1のノードと上記隣接する第2の
    ノードがクラスタを形成するクラスタ形成段階とからな
    る、通信網の分割方法であって、 上記隣接関係認識段階は、第1のクラスタの中の上記第
    1のノードが上記第1のクラスタの隣接する第2のクラ
    スタとの接続の度合いを表わす隣接情報を生成する隣接
    情報生成段階と、 上記生成された隣接情報に適用するクラスタ間の従属関
    係設定規則を判定する従属関係判定段階とを更に有し、 上記クラスタ形成段階は、上記適用された従属関係設定
    規則に応じて、上記第1のクラスタと上記第2のクラス
    タの中の一方を従属させるクラスタに割り当て、他方を
    管理するクラスタに割り当てる段階と、上記従属させる
    クラスタが上記管理するクラスタに従属する新しいクラ
    スタを形成する段階とからなる、通信網の分割方法。
  2. 【請求項2】 上記クラスタ形成段階において形成され
    た上記新しいクラスタを新たな第1のクラスタとし、更
    なる新しいクラスタを形成するため上記隣接関係認識段
    階と、上記クラスタ形成段階を繰り返し実行するクラス
    タ階層化段階を更に有する請求項1記載の通信網の分割
    方法。
  3. 【請求項3】 上記隣接情報生成段階において生成され
    る上記隣接情報は、上記第1のノード毎に全ての上記第
    2のクラスタとの相対的な上記接続の度合いを表わす隣
    接度を有する請求項2記載の通信網の分割方法。
  4. 【請求項4】 上記従属関係判定段階は、適用結果を得
    るため予め定められた優先度に従って上記従属関係設定
    規則を適用する従属関係設定規則適用段階と;上記適用
    結果と、上記隣接する第2のクラスタからの従属関係の
    設定申請とに基づいて、採用する従属関係を判定する採
    用従属関係判定段階とからなる請求項3記載の通信網の
    分割方法。
  5. 【請求項5】 上記クラスタ形成段階は、上記従属させ
    るクラスタに割り当てられた下位階層のクラスタが上記
    新しいクラスタを形成する際に適用された上記下位階層
    のクラスタに関する情報を保存する段階を更に有し、 上記通信網においてクラスタが形成された後、最下位階
    層から順次上記下位階層のクラスタのノードの隣接情報
    の変化を検知する隣接情報変化検出段階を実行し、上記
    下位階層のクラスタを上記第1のクラスタとして上記隣
    接関係判定段階及び上記クラスタ形成段階を実行するク
    ラスタ再分割段階を更に有する、請求項3記載の通信網
    の分割方法。
  6. 【請求項6】 上記クラスタ再分割段階は、 上記変化を検出された隣接情報に適用し得るクラスタ間
    の従属関係設定規則の判定後、上記下位階層のクラスタ
    に関する情報として保存された上記従属関係設定規則が
    上記変化が検出された下位階層のクラスタに適用する従
    属関係設定規則として維持できるかどうかを判定する従
    属関係確認段階と;維持できると判定された場合、上記
    変化が検出された下位階層の次の階層のクラスタに対し
    上記従属関係確認段階を繰り返し実行し、維持できない
    と判断された場合、上記変化が検出された下位階層のク
    ラスタが属する上位階層のクラスタを全て解消し、上記
    隣接情報変化検出段階に戻る段階とを更に有する請求項
    5記載の通信網の分割方法。
  7. 【請求項7】 上記従属関係判定段階は、適用結果を得
    るため予め定められた優先度に従って上記従属関係設定
    規則を適用する従属関係設定規則適用段階と;上記適用
    結果と、上記隣接する第2のクラスタからの従属関係の
    設定申請とに基づいて、採用する従属関係を判定する採
    用従属関係判定段階とからなる請求項5記載の通信網の
    分割方法。
  8. 【請求項8】 上記クラスタ再分割段階は、 上記変化を検出された隣接情報に適用し得るクラスタ間
    の従属関係設定規則の判定後、上記下位階層のクラスタ
    に関する情報として保存された上記従属関係設定規則よ
    りも優先度の高い従属関係設定規則を適用できるかどう
    かを判定し、優先度の高い従属関係設定規則が適用でき
    ないと判定された場合、上記下位階層のクラスタに関す
    る情報として保存された上記従属関係設定規則を上記変
    化を検出された下位階層のクラスタに対する従属関係設
    定規則として維持できるかどうかを判定する従属関係確
    認段階と;優先度の高い従属関係設定規則が適用できる
    と判定された場合、上記変化が検出された下位階層のク
    ラスタが属する上位階層のクラスタを全て解消し、上記
    適用できるとされた優先度の高い従属関係設定規則を適
    用し、新たなクラスタを形成するよう上位クラスタ形成
    段階を実行し、維持できると判断された場合、上記変化
    が検出された下位階層の次の階層のクラスタに対し上記
    従属関係確認段階を繰り返し実行し、維持できないと判
    断された場合、上記変化が検出された下位階層のクラス
    タが属する上位階層のクラスタを全て解消し、上記隣接
    情報変化検出段階に戻る段階とを更に有する請求項7記
    載の通信網の分割方法。
  9. 【請求項9】 上記従属関係判定段階は、上記従属関係
    設定規則を判定した後、上記隣接情報が変化しているか
    どうかを判定し、上記隣接関係が変化していると判定さ
    れた場合、上記変化した隣接情報に適用するクラスタ間
    の従属関係設定規則を再び判定する従属関係再判定段階
    を更に有する請求項4又は7記載の通信網の分割方法。
  10. 【請求項10】 上記従属関係設定規則適用段階におけ
    る従属関係設定と、上記クラスタ形成段階における上記
    管理するクラスタの決定は、管理方策に応じたクラスタ
    構成時の制限又は従属規則を含む上記従属関係設定規則
    に基づいて行なわれる請求項4又は7記載の通信網の分
    割方法。
  11. 【請求項11】 上記採用従属関係判定段階において採
    用し得る従属関係が得られない場合、上記隣接する第2
    のクラスタの変化に応じて通知された情報に基づいて上
    記隣接情報を算出し、上記従属関係判定段階を再び実行
    させる段階を更に有する請求項4又は7記載の通信網の
    分割方法。
  12. 【請求項12】 複数のノードと、上記複数のノードの
    間を接続する論理的に設定された仮想パスとからなる通
    信網において、第1のノードが隣接する第2のノードを
    認識し、上記第1のノードと上記隣接する第2のノード
    が情報を交換する隣接関係認識段階と、上記第1のノー
    ドと上記隣接する第2のノードがクラスタを形成するク
    ラスタ形成段階とからなる、通信網の分割方法であっ
    て、 上記隣接関係認識段階は、第1のクラスタの中の上記第
    1のノードが上記第1のクラスタの隣接する第2のクラ
    スタとの接続の度合いを表わす隣接情報を生成する隣接
    情報生成段階と、 上記生成された隣接情報に適用するクラスタ間の従属関
    係設定規則を判定する従属関係判定段階とを更に有し、 上記クラスタ形成段階は、上記適用された従属関係設定
    規則に応じて、上記第1のクラスタと上記第2のクラス
    タの中の一方を従属させるクラスタに割り当て、他方を
    管理するクラスタに割り当てる段階と、上記従属させる
    クラスタが上記管理するクラスタに従属する新しいクラ
    スタを形成する段階とからなる、通信網の分割方法。
  13. 【請求項13】 複数のノードと、上記複数のノードの
    間を接続する論理的に設定された仮想チャネルとからな
    る通信網において、第1のノードが隣接する第2のノー
    ドを認識し、上記第1のノードと上記隣接する第2のノ
    ードが情報を交換する隣接関係認識段階と、上記第1の
    ノードと上記隣接する第2のノードがクラスタを形成す
    るクラスタ形成段階とからなる、通信網の分割方法であ
    って、 上記隣接関係認識段階は、第1のクラスタの中の上記第
    1のノードが上記第1のクラスタの隣接する第2のクラ
    スタとの接続の度合いを表わす隣接情報を生成する隣接
    情報生成段階と、 上記生成された隣接情報に適用するクラスタ間の従属関
    係設定規則を判定する従属関係判定段階とを更に有し、 上記クラスタ形成段階は、上記適用された従属関係設定
    規則に応じて、上記第1のクラスタと上記第2のクラス
    タの中の一方を従属させるクラスタに割り当て、他方を
    管理するクラスタに割り当てる段階と、上記従属させる
    クラスタが上記管理するクラスタに従属する新しいクラ
    スタを形成する段階とからなる、通信網の分割方法。
  14. 【請求項14】 隣接クラスタ間リンクを介して隣接ク
    ラスタ群と隣接し、クラスタ内ノード群と、上記クラス
    タ内ノード群から選択された代表ノードと、クラスタ内
    リンク群とから構成されるクラスタを有する通信網の分
    割システムであって、 上記代表ノードは、 上記クラスタ内リンク群及び上記隣接クラスタ間リンク
    を介して上記隣接クラスタ群を認識し、上記隣接クラス
    タ群との間で隣接情報、クラスタ情報を授受する情報送
    受信部と、 従属関係設定規則を管理し、現在のクラスタの状態に関
    し適用可能な従属関係設定規則を判別する適用規則判断
    部と、 上記クラスタ自体の隣接情報を算出し、現在の隣接情報
    及び適用規則、他のクラスタから得られた従属関係申請
    の状況等の現在の処理状況を管理する状態保持部と、 従属関係設定処理を行なう従属関係設定処理部と、 上記状態保持部で管理された情報を参照し、規則の再適
    用や現状態の更新、上記従属関係設定処理への移行を制
    御する従属関係設定判断制御部とからなる、通信網の分
    割システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004051928A1 (ja) * 2002-12-02 2004-06-17 Fujitsu Limited ネットワーク管理システムおよび該ネットワーク管理システムにより管理される伝送装置
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