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JPH09511674A - 吸収性物品の形成方法 - Google Patents

吸収性物品の形成方法

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Publication number
JPH09511674A
JPH09511674A JP8516869A JP51686996A JPH09511674A JP H09511674 A JPH09511674 A JP H09511674A JP 8516869 A JP8516869 A JP 8516869A JP 51686996 A JP51686996 A JP 51686996A JP H09511674 A JPH09511674 A JP H09511674A
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JP
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backsheet
layer
vapor
absorbent
backsheet layer
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Pending
Application number
JP8516869A
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English (en)
Inventor
トーマス ウォルター オドージンスキー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimberly Clark Corp
Original Assignee
Kimberly Clark Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kimberly Clark Corp filed Critical Kimberly Clark Corp
Publication of JPH09511674A publication Critical patent/JPH09511674A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/15577Apparatus or processes for manufacturing
    • A61F13/15707Mechanical treatment, e.g. notching, twisting, compressing, shaping
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】 バックシート層(12)が設けられた、吸収性物品の製法を記載する。ヒンジ式切取り部分(16)は該バックシート(12)内に形成され、かつヒンジライン(24)を画成する。該ヒンジ式切取り部分(16)は、該ヒンジライン(24)に沿って折り畳まれて蒸気透過性パネル(30)を画成する。吸収材本体(32)が該バックシート層(12)上に配置され、かつ液体透過性トップシート層(36)が該バックシート層(12)と対面した関係で配置される。この吸収材本体(32)および該折り畳まれた、ヒンジ式切取り部分(16)は、該トップシート層(36)と該バックシート層(12)との間に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】 吸収性物品の形成方法 本発明は吸収性物品の形成方法に関する。 吸収性物品を製造するための多数の方法が知られており、該吸収性物品は蒸気 −および液体−不透過性バックシート、液体−透過性トップシート、および該ト ップシートとバックシートとの間に配置された吸収性材料を含む。蒸気−および 液体−不透過性バックシートの使用は、該吸収性材料から着用者外部の衣服への 液状排出物の移動を防止するのに極めて適している。不幸にも、液体−および蒸 気−不透過性バックシートは、使用された場合に、該吸収性物品内に比較的高い 湿度をもたらす可能性がある。これは、比較的高い皮膚の水和度をもたらし、か つオムツかぶれの発症に導く可能性がある。 これまでに提案されている、この問題に対する解決策の一つは、該蒸気−およ び液体−不透過性バックシートを、蒸気−透過性ポリマーフィルムに替えること であった。かくして、該バックシートは、一般的には液体不透過性であるが、蒸 気透過性である材料から形成される。蒸気−透過性バックシートを含むこのよう な吸収性物品を形成する方法は、一般的には、蒸気−および液体−不透過性バッ クシートを含む吸収性物品を形成するのに使用する方法と極めて類似している。 即ち、該バックシートを形成する際に一般的に使用されている蒸気−および液体 −不透過性フィルムを、該蒸気−透過性ポリマーフィルムに替えることは一般的 に可能である。 処理前には蒸気−および液体−不透過性のバックシートの選択された部分を、 微小孔の形成等によって、蒸気透過性とすることも示唆されている。 蒸気−および液体−不透過性のバックシート材料内に「窓」型の開口を設ける ことが示唆されている。次に、この「窓」−型の開口を、吸収性物品の外表面に 取付けられた蒸気−透過性の材料で覆うことができる。 上に説明した如き吸収性物品の従来の製造方法は、完全に満足されるものでは なかった。例えば、「窓」−型の開口の形成方法は、バックシート材料の一部を 切取る工程を含み、従ってこの製造方法の残りの工程から該切取り部分を排除す る必要がある。これは往々にして困難な工程であり、かつ製造速度を制限する可 能性がある。 本発明は、これらの問題点を解決することを意図する。この課題は、独立した 請求の範囲第1および2項に記載の吸収性物品の製法により解決される。 本発明の更なる利点、特徴、態様並びに詳細は、従属した請求の範囲、以下の 説明および添付図から明らかである。これらの請求の範囲は、本発明を上位概念 で定義するための第一の、非限定的な手法であると理解すべきである。 本発明は、吸収性物品の製法に関する。具体的には、本発明は蒸気−透過性パ ネルを包含する、吸収性物品、例えば使い捨てオムツの製造方法に関する。 この吸収性物品では、一般的に前部ウエストバンド部分、後部ウエストバンド 部分、およびこれらの前部および後部ウエストバンド部分を相互に接続する中間 部分とで境界を形成している。この吸収性物品は、更に蒸気−透過性パネルをも 含む。本発明の方法は、ある長さをもつバックシート層を準備する工程を包含す る。ヒンジ式切取り部分を該バックシート層に形成する。このヒンジ式切取り部 分は、ヒンジラインを画成する。このヒンジ式切取り部分は該ヒンジラインに沿 って折り畳まれて、折り畳まれた、かつヒンジ式の切取り部分を形成し、かつ蒸 気透過性パネルを画成する。吸収材本体は該バックシート層上に配置される。こ の吸収材本体は、該バックシート層の長さに満たない長さを有する。液体透過性 トップシート層は、該バックシート層と対面する関係で配置され、該吸収材本体 および折り畳み式、かつヒンジ式切取り部分は該トップシート層と該バックシー ト層との間に位置している。 以下の本発明の詳細な説明および添付図を参照すれば、本発明をより一層十分 に理解し、かつ本発明の更なる利点が明らかになるであろう。ここで、 第1A図は、バックシート層内に形成されたヒンジ式切取り部分を示す、代表的 な図である。 第1B図は、第1A図のヒンジ式切取り部分が折り畳まれて、蒸気−透過性パネル を形成した状態を示す、代表的な図である。 第1C図は、折り畳まれた状態にある第1A図のヒンジ式切取り部分を示す図であ る。 第2図は、本発明の方法によって製造した吸収性物品の、一部切除した平面図 を示す代表的な図である。 第3図は、第2図のライン3-3に沿って取った、代表的な断面図である。 第4、4Aおよび4B図は、保湿指数を測定するための装置を示す代表的な図であ る。 第5図は、吸上指数を測定するための装置の代表的な図である。 以下の詳細な説明は、使い捨てオムツ製品に関連して記載されるであろう。し かしながら、本発明の方法が他の吸収性物品、例えば女性の手当て用パッド、失 禁衣料、トレーニングパンツ等を製造するためにも適しているであろうことは、 全く明らかである。本発明は、吸収性物品の製造方法に関する。該吸収性物品は 蒸気−透過性パネルを含有する。 第1A〜1C図を参照すると、第IA図は長さ14をもつバックシート層12を示す。ヒ ンジ式切取り部分16が、該バックシート層12内に形成されている。このヒンジ式 切取り部分はカットライン18、20および22によって形成される。 これらのカットライン18、20および22は、適当には切断手段、例えばダイカッ ター、ウォーターカッター、レーザーカッター等によってバックシート層12内に 形成することができる。これらのカットライン18、20および22は、完全な切断ラ インを表すか、あるいは幾つかの例においては、後に分離して完全な切断ライン を形成することのできる穿孔の形状であってもよい。該切断ライン18、20および 22は、カットライン18の終点26とカットライン22の終点28との間に画成されるヒ ンジライン24を画成するのに役立つ。 本明細書で使用する、ヒンジ式切取りなる用語は、ヒンジラインの回りに回転 できる部分的な切取り構造を意味する。図示した態様においては、該ヒンジ式切 取り部分は一般的に矩形のものとして示されているが、このヒンジ式切取り部分 は、半円、円、三角形、正方形、不規則形状等を包含する任意の様々な形状であ り得ることを理解すべきである。更に、第1A図には単一のヒンジ式切取り部分を 例示したが、多数のヒンジ式切取り部分を、バックシート層12内に形成すること も可能である。 第1B図は、ヒンジライン24に沿って折り畳まれたヒンジ式切取り部分16を示し ている。第1C図は、ヒンジライン24に沿って完全に折り畳まれて、蒸気−透過性 パネル30を画成する該ヒンジ式切取り部分16を示す。このヒンジ式切取り部分16 が、一般的に第1C図に示された位置にある場合、ヒンジ式切取り部分16は折り畳 まれた、ヒンジ式切取り部分であると考えられよう。 ヒンジライン24に沿ってヒンジ式切取り部分を折り畳んで、折り畳まれたヒン ジ式切取り部分を形成し、かつ蒸気透過性パネル30を画成する方法は、折り畳み ボード、加圧空気等を含む。本発明の特定の態様の一つにおいては、該カットラ イン18、20および22は、ウエストンプリンティング社から市販品として入手でき る切断ダイにより形成される。該ヒンジ式切取り部分16は、加圧空気を使用して 、ヒンジライン24に沿って折り畳まれる。 第2図を参照すると、次いで吸収材本体32が該バックシート層12上に配置され る。この吸収材本体32は、該バックシート12の長さ14よりも小さな長さ34を有す る。 液体透過性トップシート層36が該バックシート層と向き合うような関係で配置 されていて、該吸収材本体32および折り畳まれた、ヒンジ式切取り部分は、該ト ップシート層36と該バックシート層12との間に配置される。 第2および3図に示された態様においては、該折り畳まれたヒンジ式切取り部 分は、該トップシート層36と該バックシート層12との間、特に該吸収材本体32と 該バックシート層12との間に配置される。該吸収材本体が図示したものとは異な った設計がなされている場合、該折り畳まれたヒンジ式切取り部分を、水分伝達 材料46と該バックシート層12との間に配置することが可能である。これら全ての 場合において、該折り畳まれたヒンジ式切取り部分は該バックシート層12の内部 表面上に配置される。 更に第2図を参照すると、一体化吸収性物品、例えば使い捨て式のオムツ10で は、一般的に前部ウエストバンド部分38、後部ウエストバンド部分40、および該 前部および後部ウエストバンド部分を相互に接続する中間部分42が境界をなして いる。該前部および後部ウエストバンド部分は、使用中に、それぞれ着用者の前 部および後部腹部領域に渡り実質的に拡がるように作成された、該物品の全体的 部分を包含する。この物品の該中間部分は、着用者の足間の股の領域を通って拡 がるように作成された、該物品の全体的部分を包含する。この吸収性物品は、更 に実質的に液体−不透過性のバックシート層12、バックシート層12と対面する関 係で配置された液体−透過性トップシート層36を含み、かつ吸収材本体32、例え ば吸収性パッドは該バックシート層と該トップシート層との間に位置する。該吸 収材本体32は該バックシート層12の少なくとも一部と重なりあっている。該バッ クシート層12は、図示した態様においてはオムツ10の長さと一致する長さ14を有 する。該吸収材本体は該バックシート層の長さ14よりも短い長さ32を有する。水 分伝達領域44は、前部ウエストバンド部分38中の該バックシート12の少なくとも 約5cm2、適当には少なくとも約22cm2、望ましくは約45〜約90cm2の領域に、該 吸収材本体が載せられていないように、該吸収材本体32を配置することにより形 成される。特定の一態様においては、該前部ウエストバンド部分38中の該バック シート12の約58cm2には、該吸収材本体が載せられていない。 随意の水分伝達材料46が、該トップシート層36と該バックシート層12との間に 配置されている。図示した態様においては、この水分伝達材料46は該水分伝達領 域44の少なくとも一部を覆い、かつ該吸収材本体32上に広がり、かつ該オムツ10 の中間部分42の内部に延びている。 オムツ10の縁部、例えばバックシート12の縁部は、吸収材本体32および水分伝 達材料46の末端部を越えて延びていてもよい。図示された態様において、例えば バックシート12は、吸収材本体32および水分伝達材料46の末端縁部を越えて外向 きに延びて、該オムツの側縁部48および50並びに端縁部52および54を形成する。 トップシート36は、一般的にバックシート12と同一の拡がりをもつが、場合によ っては、所望に従ってバックシート12の面積よりも大きなまたは小さな面積を覆 うことができる。 オムツ10は種々の適当な形状をもつことができる。例えば、該オムツは全体と して矩形の形状、T-字型またはほぼ砂時計型形状をもつことができる。図示した 態様では、オムツ10は一般的にI-字型の形状をもつ。 オムツ10の種々の構成成分は、種々の型の適当な付着手段、例えば接着剤、超 音波結合、熱結合、またはその組み合わせを使用して、一緒に一体的に組み立て られる。図示した態様においては、例えばトップシート36およびバックシート12 は、相互に並びに接着剤、例えばホットメルト、感圧接着剤のラインを備えた吸 収材本体32に対して組み立てられる。同様に、他のオムツ構成部材、例えば弾性 部材56、58、60および62、並びに定着部材64を、蒸気の付着メカニズムを利用す ることにより組み立てて、オムツ物品とすることができる。 オムツ10の図示した態様は、オムツ断面方向68に沿って横方向に延びた耳部66 を含み、かつ少なくともオムツ10の該後部ウエストバンド部分40に配置される。 耳部66は、また該オムツの前部ウエストバンド部分38に配置してもよい。これら の耳部はバックシート12と一体であり得、あるいはバックシート12と同一または 異なる材料で構成され、かつ適当にはバックシート12と共に組み立てられしかも これに付着された、別々の材料を含むこともできる。耳部は、典型的には使用中 に着用者のウエスト部分を完全に包囲するのに適したオムツウエストバンドの延 長部分を与える。 定着手段、例えば接着テープ64が、該オムツを着用者に固定するために利用さ れる。また、他の定着手段、例えばボタン、ピン、スナップ、フック−ループ(h ook-and-loop)ファスナー、マッシュルーム−ループ(mushroom-and-loop)ファス ナー等を使用することもできる。 改善された適合性を与え、かつオムツ10からの身体滲出物の漏れを減ずるため に、該オムツの側部および端部縁部を、適当な弾性部材、例えば弾性素材の単一 または多重ストランドによって伸縮性とすることができる。該伸縮性ストランド は天然または合成ゴム製であり得、また場合によっては熱収縮性または熱伸縮性 であってもよい。伸縮性の部材56および58は、機能可能に側縁部48および50を集 めかつシャーリングをつけて、伸縮性の脚バンドを与えるように作成され、該脚 バンドは着用者の脚の回りに密接に適合して、漏れを減じ、かつ改善された快適 性と外観とを与えることができる。同様に、ウエスト伸縮部材60および62を使用 して、オムツの端縁部52および54を伸縮性とし、伸縮性のウエストバンドを提供 できる。これらのウエスト伸縮部材は、該ウエストバンド部分を機能可能に集め かつシャーリングをつけるように設計して、着用者のウエストの回りに、弾性か つ快適で密な適合性を与える。第2図において、該伸縮性部材は、明瞭化の目的 で、未収縮の伸張された状態で図示してある。 バックシート層12は、実質的に蒸気に対して透過性である、実質的に液体−不 透過性の材料で作成することが適している。バックシート12用に適した液体−不 透過性かつ蒸気−透過性材料の一例は、微孔性ポリマーフィルム、例えば商品名 グレード(Grade)PMP-1フィルムとしてミツイトウアツ社(Mitsui Toatsu Compa ny)から市販品として入手できるものである。 バッグシート12は、また実質的に蒸気に対して不透過性でもある、実質的に液 体−不透過性の材料で作成することも適当である。特に、このバックシートは少 なくとも水および水蒸気に対して実質的に不透過性であり得る。液体並びに蒸気 不透過性の適当なバックシート材料の一例は、ポリエチレン、ポリプロピレン等 で作成されたポリマーフィルムである。典型的には、このポリマーフィルムは約 0.0018-0.0051cm(0.0007-0.002インチ)の範囲内の厚みをもつ。バックシート12 は、また所定レベルの液体不透過性をもつように組み立てられた不織繊維ウエブ で作成することも可能である。例えば、スパンボンドまたはメルトブローンポリ マー繊維で構成される不織ウエブを、撥水性皮膜で選択的に処理するか、あるい は液体−不透過性ポリマーフィルムと積層することができる。本発明の特別な一 態様においては、バックシート12は、複数のランダムに堆積された、疎水性で熱 可塑性のメルトブローン繊維で構成される不織ウエブを含むことができる。ここ で、該繊維は十分に結合されるか、相互に接合されて、実質的に蒸気−不透過性 かつ実質的に液体−不透過性のウエブとされる。該バックシートは、また部分的 に被覆され、あるいは選択された領域に液体不透過性を付与するように設計され た、蒸気−透過性の不織層を含むこともできる。 トップシート層36は、典型的には液体-透過性で、しかも実質的に疎水性の繊 維材料、例えば合成ポリマーフィラメントで作成されたスパンボンドウエブで構 成される。また、トップシート36は、合成ポリマーフィラメント製のメルトブロ ーンウエブまたは結合かつカーディング処理したウエブ(bonded-carded-web)を 含むことができる。適当な合成ポリマーは、例えばポリエチレン、ポリプロピレ ンおよびポリエステル類を包含する。本発明の特別な局面においては、該ポリマ ーフィラメントは約0.17-0.78 tex(1.5-7d)の範囲内、好ましくは約0.17-0.33 tex(1.5-3d)の範囲内のデニールをもち、改良された性能を与える。該フィラメ ントは約20-34g/m2(gsm)の坪量をもつ層として配置され、好ましくは約27gsmの 坪量をもつように配置される。更に、該トップシート層は、約0.0203-0.0432cm (約0.008-0.017インチ)の範囲内の見掛けの厚みを有し、好ましくは改善され た有効性を達成するためには、約0.0254-0.305 cm(約0.010-0.12インチ)の範囲 内の見掛けの厚みを有する。この見掛けの厚みは、0.096kPa(0.014psi)の束縛圧 の下で測定する。 場合により、トップシート36を界面活性剤で処理して、その疎水性および湿潤 性の程度を調節することができる。また、該トップシートを選択的にエンボス加 工するか、あるいは該シートを貫く不連続のスリットまたは孔により開口するこ とも可能である。 吸収材本体32は、典型的にはエアーレイド(airlaid)セルロース繊維(一般的 には木材パルプ毛羽と呼ばれる)で構成されるパッドを含む。他の天然繊維、例 えば綿繊維も該パッドを形成するのに利用できる。従来の吸収性パッドは約0.03 -0.40g/cm3、適当には約0.05-0.20g/cm3の範囲の密度をもつことができ、かつ十 分に柔軟であって、着用者の身体に容易に適合する。吸収材本体32は、またセル ロース繊維および合成ポリマー繊維の混合物で構成された同時成形材料を含むこ とができる。例えば、該同時成形材料はセルロース繊維とメルトブローンポリオ レフィン繊維、例えばポリエチレンおよび/またはポリプロピレン繊維とのエア ーレイドブレンドで作成できる。該同時成形材料の特定の例は、2-15重量%のポ リエチレンおよび/またはポリプロピレン繊維を含む。更に、該吸収材本体材料 は、典型的には、0.47kPa(0.068psi)なる束縛圧下で測定した値として、約0.432 -0.533cm(約0.17-0.21インチ)の範囲内の見掛けの厚みを有する。 吸収材本体32は、また有効量の無機または有機高吸収性(例えは、超吸収性) 材料を含み、該吸収材本体の吸収容量を高めることも可能である。例えば、吸収 材本体32は5-99重量%の高吸収性材料を含むことができ、また好ましくは約20-6 0重量%の高吸収性材料を含んでいて、より効果的な性能を達成できる。適当な 無機高吸収性材料は、例えば吸収性クレーおよびシリカゲルを包含する。有機高 吸収性材料は、寒天、ペクチン、グアーガムおよびピートモス等の天然物質、 並びに合成ヒドロゲルポリマー等の合成物質を包含し得る。このようなヒドロゲ ルは、例えばカルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸のアルカリ金属塩、 ポリアクリルアミド、ポリビニルエーテル、ヒドロキシプロピルセルロース、ポ リビニルモルホリノン、ビニルスルホン酸のポリマーおよびコポリマー、ポリア クリレート、ポリアクリルアミド、ポリビニルピリジン等を含む。他の適当なポ リマーは、水解アクリロニトリルグラフト澱粉、アクリル酸グラフト澱粉、およ びイソブチレン−無水マレイン酸コポリマー並びにその混合物を含む。該ヒドロ ゲルポリマーを、好ましくは軽度に架橋して、該材料に所定のレベルの水不溶性 を付与する。架橋は、例えば光照射、あるいは共有結合、イオン結合、ファンデ ルワールス結合または水素結合によって実現できる。適当な材料は種々の販売元 、例えばダウケミカル社(Dow Chemical Company)、ヘキストセラニーズ社(Hoech st Celanese Corporation)、アライド−コロイド社(Allied-Colloid)およびシュ トックハウゼン社(Stockhausen)から入手できる。典型的には、該高吸収性材料 は水について、その重量の少なくとも15倍を吸収でき、また好ましくはその重量 の少なくとも約25-50倍の水を吸収することができる。 該高吸収性材料は、様々な技術を利用して、吸収材本体32中に分散、あるいは また配合することができる。例えば、該高吸収性材料は、エアーレイドセルロー ス繊維体と共に層状に重ねられる、別の担体シート中に組み込むことを可能であ る。更にまた、該高吸収性材料は、該吸収材本体を含む繊維塊内部に(例えば、 エアーレイイング(airlaying)により)実質的に均一に分配できる。該材料は、 また該繊維内に不均一に分布させて、例えば一般的に連続した勾配を形成するこ ともでき、該勾配は、吸収材本体32の身体側から、該吸収材本体の外側に向かっ て移動して、濃度を観測することにより測定した、高吸収性材料の増大するまた は減少する濃度をもつ。該高吸収性材料は、また吸収材本体32の繊維状材料から 選択的に隔離された1以上の不連続な層、ストリップ、またはポケットを含むこ ともできる。 該高吸収性材料それ自身は、様々な粒子形状で設計できる。例えば、高吸収性 材料の粒子は顆粒状、フレーク状、繊維状等の形状で設計できる。 場合により、実質的に疎水性のティッシュラップ(図示せず)を使用して、吸 収材本体32の繊維構造の保全性を維持するのに利用できる。このティッシュラッ プシートは、典型的には該吸収材本体近辺の、少なくともその対向する主要な二 つの表面上に配置され、かつ吸収性のセルロース材料、例えばクレープ詰綿また は高い湿潤強度をもつティッシュで作成される。本発明の一局面においては、該 ティッシュラップは吸上層を与えるように設計でき、該吸上層は該吸収材本体を 含む吸収性繊維塊に渡り、液体を迅速に分配するのに役立つ。本発明のもう一つ の局面においては、該吸収性繊維塊の一方の側の該ラップシート材料を、該繊維 塊の反対側に位置するラップシートに結合できる。 これらの結合は、不連続の別々の領域に配置され、該繊維塊の厚みを貫いて延 びている。このような構成は、該ラップシートを効果的に形作り、複数の独立し た「漏斗」または「キルト」を形成し、該漏斗等は液体を該繊維塊の内側に送り 、かつ該液体のより迅速な吸収をもたらすのに役立つ可能性がある。一つの効果 的な態様は、少なくとも部分的に該繊維塊の厚みを貫いて形成された複数の孔ま たは開口をも含むことができる。この態様は、ラップシート材料の反対側に位置 する層の結合が、これらの孔または開口を通して生ずるように、設計される。こ れらの開口は、介入する繊維状物質の量を制限し、かつ該ラップシート層間のよ り直接的な結合を可能とする。該結合は接着剤結合、超音波結合、熱結合等を含 むことができる。 水分伝達物質46は、適当には該トップシート36と該吸収材本体32との間に配置 される。この水分伝達物質はこのオムツ内の空気の移動を容易化するように機能 する。具体的には、該水分伝達物質は導管として機能するものと仮定され、該導 管を通して水蒸気が、(使用した場合に)該オムツ内部の中間部分から、該水分 伝達領域が位置するその前部および/または後部ウエストバンド部分に移動する ことを可能とする。一旦該水分伝達領域に入った水蒸気を、該蒸気−透過性パネ ル30を介して、該オムツの内部から移すことができる。 該水分伝達物質は、適当には天然繊維および/または合成ポリマー繊維製の不 織布(例えば、スパンボンド、メルトブローンまたはカード処理したもの)、織 布または編布繊維ウエブから形成できる。適当な繊維は、例えばアクリル繊維、 ポリオレフィン繊維、ポリエステル繊維、またはそのブレンドを包含する。この 水分伝達物質は、また多孔質発泡材料、例えば連続気泡型ポリオレフィンフォー ム、網状ポリウレタンフォーム等から形成することも可能である。適当には、こ の水分伝達物質は、以下に説明されるようにして測定される、湿潤圧縮回復率(w et compression recovery)少なくとも約74%、好ましくは少なくとも約87%を有す る。所定の程度の湿潤圧縮回復率をもたせるためには、該水分伝達物質は、疎水 性の材料から形成することが適当である。該疎水性材料は、その湿潤性を調節す るために界面活性剤等の物質で処理できる。それにも拘らず、該水分伝達物質は 、一般的には該吸収材本体32を形成する材料よりも低い親水性を維持するであろ う。 水分伝達物質46にとって、厚みは重要なパラメータであり、低束縛圧(0.207kP a)および高い束縛圧(50.37kPa)両者の下で測定できる。該高圧(50.37kPa)下での 厚み測定を実施するのに適したデバイスはテスティングマシーン社(Testing Mac hine,Inc.)の、直径1.59cmの定盤を備えたモデル49-70バルクテスティングアパ レータス(Model 49-70 Bulk Testing Apparatus)である。該低圧(0.207kPa)下で の厚み測定は、非−弾性の剛性表面上に置かれた試料に0.21kPa(0.03psi)の圧を 印加する、円形の7.62cm(径3インチ)の定盤を使用する、厚み測定装置を使用 して実施することができる。例えば、該低圧における見掛けの厚みを測定するの に適した装置は、マサーチュセッツ州、アフォールの、L.F.スターレット社(Sta rrett Company)から入手できるスターレット(Starrett:登録商標)花崗岩表面板 を含む。このような装置は、更にコネクチカット州、ウッドストックのラインマ スタースイッチ社(Linemaster Switch Corporation)から入手できる、クリッパ ー(Clipper)エアーバルブフットペタルアセンブリー、カタログ#3C30A2-S によ って作動される、可動型の径7.62cmの定盤をも含む。この厚みの読出は、日本国 のミツトヨ製作所(Mitutoyo Manufacturing Company Limited)によって製造され 、ニュージャージー州、パラマスのMTI 社により販売されているディジマティッ クインジケータ(Digimatic Indicator)により与えられる。このインジケーター は0.00254-5.08 cm(0.001-2.0 インチ)の範囲を有する。 所定の有効性を達成するために、水分伝達物質46は少なくとも約0.1cmの(0.20 7 kPaにおける)乾燥後の見掛けの厚みを有し、また好ましくは約0.2-1.5 cmの範囲内の乾燥後の見掛けの厚みを有する。50.37kPaで測定した場合に、水分 伝達物質46は少なくとも約0.1cmの乾燥後の見掛けの厚みを有し、好ましくは約0 .2-1.5cmの範囲内の乾燥後の見掛けの厚みを有する。水分伝達物質46が非常に薄 い場合、トップシート36と吸収材本体32との間に十分な分離、即ち十分な大きさ の間隔を与えることができない。同様に、トップシート36と水分伝達物質46との 組み合わせた見掛けの厚みが非常に薄い場合、吸収材本体32と着用者の皮膚との 間に十分な分離、即ち十分な大きさの間隔を与えることができない。従って、水 分伝達物質46およびトップシート36は、少なくとも約0.13cmの(0.207kPaにおけ る)組み合わせた見掛けの厚みを有し、かつ好ましくは約0.3-1.6cmの範囲の組み 合わせた見掛けの厚みを有している。50.37kPaで測定した場合に、トップシート 36および水分伝達物質46の組み合わせた見掛けの厚みは、少なくとも約0.13cmで あり、また好ましくは約0.3-1.6cmの範囲内にある。 この水分伝達物質は少なくとも約50g/m2(gsm)の坪量をもつことができる。本 発明の特定の局面においては、この坪量は少なくとも約80 gsm、および好ましく は少なくとも約120gsmであり、これにより改善された有効性がもたらされる。本 発明の他の局面において、この坪量は約320gsm以下であり、また好ましくは120- 160gsmの範囲内にある。 本発明の特定の一局面においては、この水分伝達物質は所定のレベルの乾燥度 を維持するように設計される。特に、該水分伝達物質は少なくとも約100の脱着 比を有利に達成するように設計することができる。この脱着比は以下のようにし て測定できる。 サイズ5.08cm×5.08cm(2インチ×2インチ)の水分伝達物質の試料を秤量し、 次いで塩水溶液、例えばS/P公認の血液銀行の塩水溶液中に1分間浸漬させる。 この塩水は、ニュージャージー州、リバーデールのステフェンズサイエンティフ ィック(Stephens Scientific)により製造され、イリノイ州、マックグローパー クのバクスターヘルスケアー(Baxter Healthcare)により、カタログ#B3158-1の 下で市販されている。該試料を該塩水溶液から取り出し、リングスタンドから垂 直位置に懸垂するためのクリップに取付け、該塩水を1分間滴下させる。この1 分間の滴下期間後、該試料とこれに保持されたあらゆる液体を秤量した。次いで 該試料を脱着パッド上に、3.45kPaの圧力下で1時間置く。該圧力は該試料の実 質上全表面に渡り印加する。この試料およびそこに残されたあらゆる液体を、該 1時間の脱着時間後に秤量する。該脱着パッドの寸法は5.08cm×5.08cm(2インチ ×2インチ)であり、木材パルプ毛羽と超吸収性材料との1:1(重量比)のエアーレ イド混合物で構成される。この木材パルプ毛羽は、キンバリークラーク社(Kimbe rly-Clark Corporation;商品名CR-54)から入手できる、針葉樹漂白パルプである 。該超吸収性材料は、ヘキストセラニーズ社(Hoechst Celanese Corporation)か ら商品名IM 5000として入手できるポリアクリル酸のナトリウム塩である。該脱 着パッドは約650g/m2の坪量をもつ。 上記の脱着比は以下のようにして計算される。 脱着比 = A/B ここで、Aは該飽和/滴下工程後の試料の重量増加、および Bは該1時間の脱着工程後の試料の重量増加。 該水分伝達物質が繊維状である場合、該繊維は約0.11-3.55 tex(1-32d)の範囲 のデニールをもつように設計され、また好ましくは約0.33-1.1 tex(3-10d)の範 囲のデニールを有する。該水分伝達物質が多孔性のフォームである場合、該フォ ームは連続気泡型であることが適当であり、かつ少なくとも約0.5mm、適当には 約1.0 〜約5.0mmの平均気泡サイズをもつことを特徴とする。この平均気泡サイ ズは、適当には画像解析または走査型電子顕微鏡法等の当業者には公知の方法に よって測定される。 水分伝達物質46の所定の有効性を維持するためには、該材料は着用者により放 出される尿または他の水性液体により湿潤された場合でさえ、上記した遮断機能 を持続し得るものであるべきである。従って、水分伝達層46の湿潤圧縮回復率値 は少なくとも約74%である。改善された性能を与えるためには、好ましくは、該 湿潤圧縮回復率値は少なくとも約87%、およびより好ましくは少なくとも約97%で ある。 この圧縮回復率値は該材料の「クッション性(springiness)」またはレジリエン スの尺度であり、また以下のテスト手順部分に示される手順によって測定するこ とができる。 本発明の更なる局面においては、該水分伝達物質は、対面隣接関係で配置され た2またはそれ以上の複数の独立した層を含む。例えば、2-5個の独立の層が、 該トップシートと該吸収材本体との間に配置され、一緒に全体として該水分伝達 物質46を構成する。 この水分伝達物質を形成する該個々の層は相互に別々の独立したものであり得 るが、選択された、限られた位置において接合して、該アセンブリーの保全性を 維持することができる。例えば、該個々の層を、限られた、別々の位置で、相互 にスポット結合することができる。 水分伝達領域44は、一般的に着用者の所定の位置にある場合に、水蒸気をオム ツの内部から、該オムツの外側に移すことのできる、該オムツの領域である。即 ち、水分が該水分伝達物質46から、あらゆる介在する材料の層を通して、該蒸気 −透過性パネル30に移すことのできる領域である。第2図に示された領域44は、 該水分伝達物質46が該蒸気−透過性パネル30と直接的面−対−面重複関係にある 全領域を含む。 蒸気−透過性パネル30および結果として水分伝達領域44は、一般的に少なくと も約5cm2、あるいはまた少なくとも約22cm2、および好ましくは約45〜約90cm2 のサイズをもつ。 この水分伝達物質は該水分伝達領域上に完全にまたは部分的に拡がっていても よい。該水分伝達領域全体が、該水分伝達物質で覆われていることが、一般的に 望ましい。このことは、最大限度の水分伝達を可能とする。本明細書で使用する 水分伝達なる用語は、着用者上で使用した場合の、オムツの内部から該オムツの 外部(周囲雰囲気)への水蒸気の伝達を意味する。更に、該水分伝達物質は該吸 収材本体32の隣接表面上に完全にあるいは部分的に拡がることができる。この水 分伝達物質は、適当には該オムツの該中間部分42上に配置され、かつ該オムツの 長手方向の中心線70と並んで、実質的に中心に配置される。この水分伝達物質は 、適当には該バックシート層の全長14の約35〜約100%に渡り拡がる。該水分伝達 物質は、該オムツの中間部分42の最も狭い部分で測定した、該オムツの幅の約50 〜約100%に渡り拡がることができる。一般的に、該水分伝達物質は、少なくとも 該中間部分から、該水分伝達領域を含む該ウエストバンド部分まで延びているこ と が好ましい。 第2図に示された態様において、該水分伝達領域は、該蒸気−透過性パネル30 によって、蒸気−不透過性バックシート層12中に形成される。該蒸気−透過性パ ネル30は、水分伝達領域44を与えることが望ましいあらゆる部分に配置される。 該蒸気−透過性パネルは該バックシート中に開口を形成するので、該蒸気−透過 性パネルは液体透過性であり得る。このことは幾つかの用途においては適してい るが、一般的には該蒸気−透過性パネルは一般的に液体不透過性とされることが 望ましい。例えば、蒸気−透過性パネル30を、蒸気−透過性で、液体−不透過性 の材料で被覆することができる。ある物質が、これに70cmの静水圧ヘッドを印加 した後の5秒以内に、水約0.05ml以下の通過を可能とするように設計された場合 には、液体不透過性であると考えられる。第2図は、該蒸気−透過性パネル30が オムツ10の外表面73上で、蒸気−透過性物質72で被覆されていることを示してい る。勿論、蒸気−透過性物質72を、バックシート12の内部表面74上に配置するこ とができる。 蒸気−透過性物質72は微孔性ポリマーフィルム、例えば日本国、東京のミツイ トウアツケミカル社により製造されているグレード(Grade)PMP-1フィルムで構成 できる。あるいはまた、蒸気−透過性物質72は不織繊維材料、例えば合成ポリマ ー繊維製のスパンボンドまたはメルトブローンウエブで構成し得る。蒸気−透過 性物質72は、好ましくは非−伸縮性である。 本発明の特定の局面においては、蒸気−透過性物質72はカレンダー処理した複 合繊維ウエブ製であり、該ウエブは微細な繊維を含むバリヤー層と、粗い繊維を 含む補強層とを含む。該バリヤー層および補強層は、該補強繊維を該バリヤー繊 維中に融合または接着することにより、しっかりと一緒に結合され、かつ該補強 層は、該複合ウエブの外向の表面を形成するように設計される。 該複合体の該補強層は、約10-35g/m2の範囲内のウエブ坪量を与えるように配 置された疎水性繊維材料のウエブであり得る。この補強層は、約590.6-3937g/cm (1500-10,000g/インチ)の範囲内のグラブ引っ張り強さ(ASTM テスト法 149W)を 有し、かつスポット結合パターンで結合され、該パターンは該補強層の表面積の 約3-20%を覆う。該複合体の該バリヤー層は、約10-60gsmの範囲内の坪量を 与えるように配置された疎水性繊維材料のウエブである。該バリヤー層は、相互 に部分的に結合されている、複数の、ランダムに堆積された、本質的に連続な、 疎水性熱可塑性繊維で構成されている。このようなウエブは、平均断面径約3.0 μm以下を有する熱可塑性ポリマーの微小繊維からなるウエブをメルトブローン することにより製造できる。 該バリヤー層および補強層は、熱結合、超音波結合、熱−または圧力−活性化 接着性樹脂等で生成される不連続な結合パターンによって相互に堅牢に結合され る。この層間結合パターンは、該複合ウエブの表面積の約3-20%の範囲内の面積 を覆う。適当な複合ウエブは、約3-15.25m3/min/m2の範囲のフレージャー(Frazi er)多孔度値を示し、5秒間の期間に渡り少なくとも70cmの水の水圧ヘッドを支 持でき、水僅かに1滴(0.05cc)程度の可視的漏れを示すに過ぎない。該蒸気−透 過性物質72は、少なくとも約2500g/m2/24hr、適当には少なくとも約3000g/m2/24 hrおよび更に少なくとも約4200g/m2/24hrの水蒸気透過率値(WVTR)をもつことが 、改良された性能を達成する上で適当である。更に、該蒸気−透過性パネル30は 、少なくとも約5cm2、適当には少なくとも約22cm2、および好ましくは約45〜約 90cm2、例えば約58cm2の有効通気面積を有する。 該蒸気−透過性パネル30を覆う、蒸気−透過性物質72が、オムツ10の他の実質 的に蒸気−不透過性成分によって部分的に覆われ、あるいは閉塞されている場合 には、蒸気−透過性パネル30の面積を、該閉塞成分により妨害される通気面積を 補償するように、適当に増大すべきである。例えば、該オムツ用の定着手段とし て接着テープを使用した場合、プラスチックフィルムで構成されるテープの付着 領域を、蒸気−透過性材料72の外側表面に付着して、再定着可能な接着テープ系 を与える。該プラスチックフィルムは蒸気透過性または蒸気不透過性であるが、 該蒸気−透過性パネル上の、このようなテープ付着領域の固定は、該蒸気−透過 性物質の一部を過度に閉塞する恐れがあり、またパネル30の他の位置における該 通気表面積の増加を必要とする可能性がある。同様に、該オムツがフック−ルー プ定着系、例えばベルクロ(Velcro:登録商標)−型ファスナーを含む場合、該ル ープ材料を、蒸気−透過性材料72の外向きの表面上に配置することができる。該 ループ材料それ自体は蒸気透過性であり得るが、蒸気−透過性材料72上に該ルー プ材料を固定するのに使用する接着剤または他の結合系は、実質的に蒸気不透過 性であり得る。 パネル30の閉塞量を減じるために、該接着剤または他の結合メカニズムの不連 続な開放パターンを使用して、該ループ材料を該蒸気透過性材料上に固定するこ とができる。例えば、接着剤を使用した場合、噴霧された液滴または噴霧された フィラメントの開放パターンを、該材料上に該成分を固定するために使用するこ とができる。 代表的に第2図に示したように、蒸気−透過性パネル30は、該オムツ10の前部 ウエストバンド部分38を横切って、横並びに長手方向に延びている。蒸気−透過 性パネル30は、オムツ10の完全な交叉方向の幅を横切って延びていてもよい。ま た、蒸気−透過性パネル30は、オムツの交叉方向の幅を部分的に横切って延びて いてもよい。所定量の通気表面積を与えるために、パネル30は約2-18cmの範囲内 の長手方向の寸法をもち、かつ約2-21cmの範囲内の幅方向の寸法をもつことがで きる。パネル30の図示した態様は、一般的に該吸収材本体32の末端の前部ウエス トバンドエッジで開始する。この図示した態様は、該オムツ物品の該末端ウエス トバンドエッジまで完全には拡がっていないパネル30を示しているが、該オムツ の長手方向に沿ったパネル30の大きさを、場合によっては該末端ウエストバンド エッジまで延ばすことができることは、容易に理解されるはずである。 本発明の特定の局面においては、該水分伝達物質は約40g以下の保湿指数(Moi sture Retention Index)を有する。好ましくは、該水分伝達物質は約30g以下の 保湿指数を有し、およびより好ましくは約25g以下の保湿指数を有する。該水分 伝達物質の低保湿指数は、保持された液体の存在によって生み出される閉塞作用 を制限するのに有利に役立ち得る。結果として、水蒸気は着用者の皮膚近傍の空 間から、より容易に逃散し得る。 この水分伝達物質は、また有利には約0.5g以下の吸上指数(Wicking Index)を もつように設計できる。好ましくは、改善された有効性を達成するためには、該 水分伝達物質は約0.2g以下の吸上指数を有し、より好ましくは約0.02g以下の吸 上指数を有する。該水分伝達物質の比較的低い吸上指数が、該着用者の皮膚から の水蒸気の移動を阻害する恐れのある液体の存在を制限するのに役立つ。 本特許出願との関連で使用するのに適した他のオムツ構造、オムツに使用する のに適した他のオムツ成分、および本発明の他の物品は、例えばデービス(Davis )等の名前で、1993年6月30日付けで出願された係属中の米国特許出願第08/085, 642号およびオドーチンスキー(0dorzynski)等の名前で出願された、「水分伝達領 域をもつ使い捨て型オムツ(Disposable Diaper Having a Humidity Transfer Ar ea)」と題する米国特許出願第 号(代理人事件番号第11,273号)に記載 されている。 本発明の吸収性物品に組み込むことのできる他の適当なオムツ成分は、収納フ ラップ、ウエストフラップ、テープファスナー、フック−ループファスナー、エ ラストマー側部パネル等を包含する。 該オムツから該水分伝達領域中への望ましからぬレベルの液体の通過があるよ うな例においては、吸収性インサートを使用することが望ましい可能性がある。 この吸収性インサートは、例えば吸収材本体32を形成するのに使用した材料と同 一の型の材料から形成し得る。この吸収性インサートは、適当には該水分伝達領 域、具体的には該蒸気−透過性パネル30の一部と重なり合う。この吸収性インサ ートは、該吸収材本体32と同一の一般的特徴をもつことができるが、一般的には 矩形で、該蒸気−透過性パネル30を覆うようなサイズである。この吸収性インサ ートは、使用に際しては、該水分伝達物質と着用者の身体との間に位置する。こ の位置において、該吸収性インサートは、該水分伝達物質からの流体を脱着しか つ保持するように機能でき、また該水分伝達物質中の該液体が、該水分伝達領域 中の該オムツから出ていくのを防止する。該吸収性インサートは、典型的には該 水分伝達物質と該トップシート層との間に配置される。 テスト手順 水蒸気透過率 或る材料のWVTR(水蒸気透過率)値を測定するのに適した技術は以下の通りで ある。本発明の目的のためには、76mm(3インチ径)の円形試料を、テスト物質お よびコントロール物質、セルガード(Celguard:登録商標)2500(ヘキストセラニ ーズ社(Hoechst Celanese Corporation))から切り取る。2または3個の試料を 各材料について調製する。テストのために用いたテストカップは、鋳造アルミ製 のフランジをもつ、深さ5.08cm(2インチ)のものであり、かつメカニカルシール およびネオプレンガスケットを備えている。これらのカップは、ペンシルバニア 州フィラデルフィアのスウイング−アルバートインストルメント社(Thwing-Albe rt Instrument Company)により、バポメータカップ(Vapometer cup)#681なる名 称の下で市販されている。100mmの蒸留水を各バポメータカップに注ぎ、該テス ト物質およびコントロール材料の個々の試料各々を、各カップの開放上部領域を 横切るように設置する。ねじ込み式フランジを締めつけて、該カップのエッジに 沿った封止を形成し、一方で関連するテスト物質またはコントロール物質を、径 62mmの円形領域(約30cm2の開放、露出面積)に渡り周囲雰囲気に暴露したまま にする。次いでこのカップを秤量し、トレー上に置き、37℃(100°F)に設定され た強制空気循環オーブン内に入れる。このオーブンは、これを介して外気を循環 させて、その内部での水蒸気の蓄積を防止した、定温オーブンである。適当な空 気循環オーブンは、例えばイリノイ州ブルーアイランドのブルーMエレクトリッ ク社(Blue M Electric Co.)により販売されているブルーMパワー-0- マチック( Blue M Power-O-Matic)60である。24時間後に、該カップを該オーブンから取り 出し、秤量する。予備テストWVTR値は以下のようにして算出する。 テストWVTR(g/m2/24hr) = [(24時間に渡る重量損失(g))×7571]/24 該オーブン内の相対湿度は特別に調節しない。 37℃(100°F)および周囲相対湿度なる所定の組の条件下で、セルガード(Celgu ard)2500についてのWVTRを測定し、5000g/m2/24hrであることが分かった。従っ て、セルガード2500を各テストと共に、コントロール試料としてテストする。 セルガード2500は、微孔性ポリプロピレンで作られた厚み0.0025cmのフィルム である。フレージャー(Frazier)多孔度 本明細書で言うフレージャー多孔度値は、フレージャーエアーパーミアビリテ ィーテスター(Frazier Air Permeability Tester; メリーランド州ガイザースバ ーグのフレージャープレシジョンインストルメント社(Frazier Precision Instr ument Co.))およびメソッド(Method)5450、フェデラルテストメソッズスタンダ ード(Federal Test Methods Standard)No.191Aを利用して測定できる。本発明 の目的にとって、このテストは、寸法20.32 cm×20.32 cm(8インチ×8インチ)を もつ試料を使用して実施する。湿潤圧縮回復率 湿潤圧縮回復率は、空隙率測定から決定され、またインストロン(INSTRON)ま たはシンテック(SINTECH)引っ張り試験器を使用して測定され、該引っ張り試験 器は、或る量の力を使用して、可動定盤と固定されたベースとの間である試料を 一定の割合で圧縮し、引き続き該力を同一の割合で解除した際の抵抗力を測定す るものである。好ましくは、圧力または力および定盤の位置を記録する。力のみ を記録する場合は、圧力を以下の式を使用して算出する: P = (F/Ap)・10,000cm2/m2 ここで、Pはパスカル単位の圧力であり、Fはニュートン単位の該定盤を押し戻 す力であり、Apはcm2で表した該定盤の面積(18.9cm2)である。 与えられた定盤位置に対する空隙率は以下の式を使用して算出される: VV = [(x0-x)・Am・0.1cm/mm]/M - 1/Pfiber ここで、VVはcm3/g で表した、物質の空隙率であり、X0はmm単位で表した、定盤 のベースからの初期位置であり、xはmm単位で表した、初期位置からの定盤の位 置であり、AmはCm2で表した、試料物質の面積であり、Pfiberはg/cm3で表した、 繊維密度である。 多重型繊維で製造したウエブに関連して、そのウエブ繊維密度は個々の繊維密 度各々の重量平均である: Pfiber,total = wt%fiber1・ Pfiber1 + wt%fiber2・ Pfiber2 +・・・ ここで、wt%は該ウエブ中の繊維型の重量%、即ち wt% =[(組成物中の繊維重量)/(全組成物重量)]×100% で定義される。 発泡材料を測定しようとする場合、Pfiberは該フォームを製造した材料の密度 を表す。発泡材料について、上記式を利用して算出した空隙率(VV)は近似値で あり、実際の空隙率は、該発泡材料中の独立気泡の数が増加するにつれて、該空 隙率の計算値(VV)よりも小さくなるであろう。 該ベースは該定盤よりも大きなサイズをもつ必要がある。定盤とベースとの間 の距離零の位置は、該定盤が該ベースにかろうじて接触するまで、該定盤を下げ ることにより設定した。次いで、該定盤を該零位置から所定の初期高さまで上昇 させた。この定盤の初期位置を、該試料物質の初期の厚みよりも大きくして、該 試料にかかる圧力零の状態から該テストを開始する必要がある。該試料物質は該 定盤と同一サイズあるいはそれ以上のサイズをもつことができる。 このテストに適した装置は、以下の装置を含むことができる: 圧縮試験器:イングランドのインストロンオブバックス(Instron of Bucks)に り製作された、圧縮テストソフトウエアーおよび1 kNロードセ ル(load cell)を備えたインストロン(INSTRON)モデル6021 ハカリ: ニュージャージー州ハイスタウンのメトラー(Mettler)製、モデル PM4600 本明細書で湿潤空隙率を測定するために、径4.9cmの円形定盤を使用して、5.0 8mm/分の速度で、1.92kg(圧力10,000パスカルまたは1.45lb/in2)までの負荷で、 材料を該ベースに押し付けた。次に、該定盤を同一速度で初期の出発位置まで戻 した。該定盤の初期出発位置は、該ベースから、該試料物質の厚み+1mmであっ た。材料の試料を径50.4mmの円形に切断し、その中心部においてテストした。力 および位置データを、0.05〜0.01分の均一な時間間隔において記録した。このテ ストを、各材料の試料5個について実施し、結果を平均する。 湿潤空隙率は、該テスト中ずっと、該材料の試料を0.9%塩水中に完全に浸漬し た状態で測定した。平底容器、例えばペンシルバニア州ピッツバーグのフィッシ ャーサイエンティフィック社(Fischer Scientific)から入手した、六角形のポリ スチレン秤量皿、カタログ#02-202D、を該ベース上に配置し、かつ上記の如く該 定盤を零調節し、初期位置を設定した。0.9%の塩水溶液を、該定盤の初期位置に おけるその丁度底部の水準まで満たすように、該容器に添加した。適当な塩水は ニュージャージー州リバーデイルのシュテフェンズサイエンティフィック社(Ste phens Scientific)により製造され、イリノイ州マックグローパークのバクスタ ーヘルスケアー(Baxter Healthcare)によりカタログ#B3158-1の下で販売されて いる、S/Pにより承認された血液バンク塩水であり得た。該ロードセルからは、 該容器内のこの水準の流体重量が差し引かれた。該試料を該流体中、かつ該定盤 下に配置し、次いで該テストを上記のように実施した。浮力の圧力に対する影響 は無視できることが分かったが、必要ならば以下の式を利用して、各定盤の位置 における圧力の読みから、これを差し引くことができる。 PB = Psaline・ g ・(x0 - x)・[Ap/(Ad -Ap)+ 1]・0.01 ここで、PBはパスカル単位で表した浮力に起因する圧力であり、Psalineはg/cm3 単位で表した塩水(流体)の密度であり、Apはcm2単位で表した該定盤の面積(18 .9cm2)であり、Adはcm2単位で表した該皿の面積であり、X0はmm単位で表した、 ベースからの定盤の初期位置であり、xはmm単位で表した、定盤位置であり、g は標準重力加速度であって、981cm/sec2であり、0.01は換算因子、即ち0.1cm/mm ・0.001kg/gm・100cm/mである。 該試料に作用する全圧力は以下のようになる: Psample = Preading - PB ここで、Psampleはパスカル単位の、該定盤から該試料に及ぼされる圧を表し、Preading はパスカル単位の、シンテック(SINTECH)またはインストロン(INSTRON) からの圧力の読みであり、PBはパスカル単位の、該0.9%塩水由来の浮力に基づく 圧力である。 本明細書において、空隙率を測定するために、120mlの塩水を該容器内に投入 し、まず該定盤を、該ベースから、該テストすべき材料の厚みよりも1mm大きな 距離に等しい位置に設定した。 湿潤圧縮回復率は、はじめに68.9Paまで圧縮した際の位置、および圧力が68.9 Paに等しい場合の回復した際の位置を使用して計算した: %湿潤圧縮回復率=(VVrecovery 68.9Pa/VVcompress 68,9Pa)X100 ここで、VVrecovery 68.9Paは圧力68.9Paでの回復した際の空隙率であり、VVcom press 68.9Pa は圧力68.9Paまで圧縮した際の初期空隙率である。保湿指数 水分伝達物質部分の保湿指数を測定するのに適した技術は以下の通りである。 第4図を参照すると、保湿指数を測定するのに適したテスト装置は、電子天秤 102を含み、該天秤は精度0.01gであり、かつ少なくとも1000gの容量をもつ。 更に、この天秤は、ディジタル−アナログ変換器104およびチャートレコーダ106 と共に使用するための、ディジタルシグナル出力を有する。第二の電子天秤を使 用して、該テスト試料を秤量する。適当な電子天秤は、例えばニュージャージー 州ハイツタウンに営業事務所をもつメトラーインストルメント社(Mettler Instr ument Company)により製作されたメトラー(Mettler)PC2200である。該ディジタ ル−アナログ変換器は電子天秤102 およびチャートレコーダ106と相容性である べきである。例えば、図示した態様において、該ディジタル−アナログ変換器は メトラー(Mettler)GC47 D/A変換器である。適当なチャートレコーダは、例えば テキサス州オースチンに営業所をもつ会社である、ヒューストンインストルメン ト社(Houston Instrument)から入手できる、フィッシャーレコーダルシリーズ(F isher Recordall Series)5000である。 この装置は、更に合成尿110 の適当な貯蔵供給を維持するための500 ml吸引ボ トル108をも含む。適当な合成尿は、ニュージャージー州リバーデイルのシュテ フェンズサイエンティフィック社(Stephens Scientific)により製造され、イリ ノイ州マックグローパークのバクスターヘルスケアー(Baxter Healthcare)によ りカタログ#B3158-1の下で販売されている、S/Pにより承認された血液バンク塩 水であり得る。該吸引ボトルはサイズ番号4のゴムストッパー112 17.8cm(7イン チ)のガラスエアーチューブ114をもつように設計され、該チューブは内径5.58mm (0.22 インチ)を有する。エアーチューブ114 は該ストッパー112の中心を貫い て形成された穿孔を通して配置され、かつ該エアーチューブの約12.7cm(5インチ )が該ストッパーの内部表面から突出するまで挿入される。 吸収性テストチャンバー116の、代表的な拡大側面図および平面図を第4A図お よび第4B図に示す。このテストチャンバーは適当な材料、例えばルサイト製であ り、10.2cm×10.2cm(4インチ×4インチ)の実質的に正方形のベース面積を有す る。このチャンバーは10.2cm×10.2cm(4インチ×4インチ)のベース部材138 お よび該ベース部材の4辺の各々に沿って配置された、高さ約1.59cm(5/8インチ) の壁部材134を含む。125gのカバー124は、チャンバー116内に配置される試料上 に置くように設計されている。このカバーは一般的に正方形の領域上に拡がって おり、かつチャンバー116の上部開口よりも僅かに小さいものとして設計されて いる。従って、このカバーは水分の蒸発を十分に防止でき、しかも該チャンバー の壁に沿って容易に滑動して、その中に入れられた試料の上部に、選択された圧 力を与えることができる。段差をもつ円形の窪み142がベース138の上部に形成さ れ、また導管144が該ベースを介して、内径0.64cm(0.25インチ)の出口管136ま で延びている。導管144は窪み142の底部に液体を導き、そこで該液体は次に多重 口伝達プレートを介してテスト試料126を伝達する。このテストチャンバー内で 、ルサイト製の、径3.2cm(1.25インチ)の多重ロプレート122が、該窪み142に着 座し、その内部の段差上部で静止している。該多重ロプレートは、7個の入口を 含み、その各々は径3mmであり、その一つはプレート122の中心部に位置し、残 りの6個の入口は該中心部の入口から放射状に、径約3.016cm(1-3/16インチ)の 円に沿って該中心の入口の周辺部に等間隔で配列されている。これら7個の入口 は中心間距離0.95cm(3/8インチ)で配置され、プレート122はチャンバー116内の 中心に配置されている。内径0.64cm(0.25インチ)をもつプラスチック管、例えば タイゴン(Tygon)管-R3603は貯蔵ボトル108の出口管130と、ベース138内に入る管 136とを相互に接続する。プラスチック管128は凡その全長250 cm(7.5フィート) をもつが、その正確な長さは重要ではない。この管の長さは、この装置の容易な 使用を可能とするが、過度に長くすべきではない。制御バルブ、例えば二方向ポ リプロピレンコック132は、プラスチック管128を通る液体流を調節する。コック 132は寸法4mmの孔をもっていて、液体流動を過度に制限しないようになってい る。実験室用のジャッキを使用して、該テスト装置部品の垂直位置を調節する。 特に、実験室用ジャッキ118は電子天秤102と貯蔵ボトル108とを支持し、一方で 実験室用ジャッキ120はテストチャンバー116とそこに含まれる部品を支持する。 実験室用スタンド148および149を使用して、該テスト装置の該部品の垂直位置の 、あらゆる大まかな粗調整を実施することができる。 このテスト装置は清浄であり、かつバクテリア汚染並びに該合成尿から沈着し た可能性のある塩類を含まないものであるべきである。テスト中、該テスト装置 は操作不要であるべきである。該管を取り外されまたは操作される場合、約1時 間の平衡化時間を掛けて、該管にかけられたあらゆる応力を緩和すべきである。 この平衡化時間は、貯蔵ボトル108を再充填する場合にも考慮すべきである。該 管には、テスト中触れるへきではない。テストすべき回水分伝達物質は、50±2% のRHおよび23±1℃なる「標準的」条件下にて予備的に状態調整すべきである。 この吸収性材料の決められた身体側は、多重入口プレート122と面するように配 置すべきである。該テスト装置のあらゆる部品を清浄化するのに使用される任意 の洗浄剤は、このテストを実施するのに使用する合成尿の表面張力に影響を与え ないように、完全に除去すべきである。 テスト前に、貯蔵ボトル108を合成尿で満たし、かつ該液体の一部を該管を通 して排液して、該管から並びに該テスト装置の流体導管から全ての気泡を完全に 除去する。排液した合成尿を棄却し、該コックを閉じて、液体の流れを停止させ る。次いで、この貯蔵ボトルを再充填する。プラスチックチューブ128は鋭角的 な曲げや、捩じれを含むべきではない。これらは該液体の流動を妨害し、該テス トの結果を変えてしまう可能性がある。 テスト前に、該装置をも調節して、零ヘッドを設定する。先ず、チャンバー11 6の中心に適当なサイズの気泡型水平位指示器を配置し、かつ実験室用ジャッキ1 20の適当な側に僅かに押すことにより、該チャンバーを水平にする。チャンバー 116の前部および後部をも水平にすべきである。この時点で、テストチャンバー1 16は、実験室用ジャッキ120上の所定の位置にテープを貼ることができる。次い で、コック132を解放して、液体を流動させ、実験室用ジャッキ120の高さを調整 することにより、僅かに凹型のメニスカスを、プレート122中の7個のmmの入口 の各々に生成させる。これら入口の各々が僅かに凹型のメニスカスをもつ合成尿 を含み、かつ気泡が貯蔵ボトル108内のガラス管114の底部に維持されている場合 に、零ヘッドが達成される。次いで、コック132を閉じて、該液体の流動を停止 させ、かつチャンバー116が依然として水平であるか否かを確認すべくチェック する。次に、この装置を3〜6時間平衡化させる。該テスト装置が連 続的使用状態にある場合、および該液体が変更されずあるいは添加されなかった 場合には、この平衡化時間は不要である。チャートレコーダ106を始動させ、電 子天秤102がその零設定位置にある場合には、零点をプロットするように、該レ コーダを調節する。 該テスト装置の該平衡設定を、カバー124をチャンバー116上に置き、かつコッ ク132を閉じることによりチェックする。次に、電子天秤102の零点調整し、かつ 該チャートレコーダを作動する。このテスト装置は、吸収された流体重量の読み が零で安定である場合には、平衡状態にある。好ましくは、この吸収された流体 重量の読みは、15分以内に、±0.03gを越えて変動すべきではない。 テスト試料126は、径7.62cm(3インチ)のディスク形状に設計されている。この 試料を、ほぼ0.01g単位まで秤量し、この重量を記録する。この試料の厚みを、 径7.62cm(3インチ)の定盤を使用して、1.38kPa(0.2psi)の束縛圧下で測定する。 径7.62cm(3インチ)の濾紙片、例えばファットマン(Whatman)No.4濾紙片を、チ ャンバー116内の多重入口プレート122の中心に配置する。次いで、コック132を 開放して、該濾紙を湿潤させ、かつあらゆる気泡を除去する。新たな濾紙片を、 各テスト試料につき使用すべきことに注意すべきである。次に、該コックを閉じ て、液体流動を停止させ、過剰の流体を、該濾紙の端部から拭き取る。しかしな がら、あらゆる気泡の形成を防止するために、該濾紙の中心部の拭き取りは実施 しない。濾紙134およびカバー124の回りの領域両者は乾燥すべきである。コック 132を開放し、かつ電子天秤102を一旦零調整し、安定化させる。該テストを、試 料126を濾紙134上の中心に配置し、カバー124を該試料の上部に静止させ、かつ チャートレコーダ106を作動させる。次いで、30−分間のテスト期間に渡り、テ スト試料126に流体を吸収させる。この期間の終了時点において、コック132を閉 じ、かつチャートレコーダ106を作動させる。該電子天秤の最終的な読みを、チ ャート紙上に記録して、該チャートレコーダデータのチェックとして利用する。 該保湿指数は、この30−分間のテスト期間中に、テスト試料126によって吸収さ れた合成尿のグラム数である。吸上指数 単一の、一般的には均一な材料あるいは複合材料の吸上指数を測定するのに適 した技術は以下の通りである。 第5図に代表的に示された装置を参照すると、この吸上テスト装置はチャンバ ー150を含み、該チャンバーは10.2cm×10.2cm(4インチ×4インチ)の測定べース を有する。径7.62cm(3インチ)の円形テスト試料152を電子天秤、例えば精度0.01 gのメトラー(Mettler)PC2200を使用して秤量する。厚み0.0254mm(1.0ミル)のポ リエチレンフィルム160の10.2cm×10.2cm(4インチ×4インチ)片をチャンバー150 の底部に配置し、かつ径7.62cm(3インチ)の保持材料154片を該ポリマーフィルム の上部上に配置する。この保持材料は木材パルプ毛羽と超吸収材との約1:1(重量 基準)の比率のエアーレイド混合物製である。この木材パルプ毛羽はキンバリー −クラーク社から入手できる針葉樹漂白パルプ(CR-54)である。該超吸収材は商 品名IM 5000の下で、ヘキストセラニーズ社から入手できる、ポリアクリル酸の ナトリウム塩である。得られる保持材料154は全厚み0.38cm(0.15インチ)(50.37k Paの負荷の下で測定)および約650g/m2の全坪量とを有する。この保持材料の全乾 燥重量は約3.5gであり、その50重量%は超吸収材である。 該保持材料に70g(ml)の合成尿(20g/gの液体負荷)を与えた後に、スクリーン材 料156の寸法10.2cm×10.2cm(4インチ×4インチ)の片を、保持材料154の上に配置 する。このスクリーン材料は、直線2.54cm(1インチ)当たり18個の開口をもつ( 即ち、6.54cm2(1 in2)当たり324個の開口)を有する、一般的に正方形の格子パ ターンで配列されたスクリーンストランド、および約0.028cmのスクリーン厚み をもつ、ガラス繊維メッシュスクリーンである。 次いで、テスト試料152をスクリーン156上に配置し、かつ962gのカバー158を 該テスト試料152全体上に置き、2.1kPa(0.3psi)の圧力を印加する。このカバー は一般的に正方形の面積上に拡がり、かつチャンバー150の頂部開口よりも僅か に小さくなるように設計されている。従って、該カバーは水分の蒸発を十分に防 止でき、また該チャンバーの壁間で容易に滑動して、選択された圧力を、該チャ ンバー内に配置された試料に与えることができる。テスト試料152上に重り158( カバー)を置いてから30分後に、該テスト試料をチャンバー150から取り出 し、秤量して0.01g単位まで求めた。乾燥試料の重量と、30分のテスト期間後の 「湿潤」試料の重量との間の差異が、該液体負荷を与えた保持材料から、テスト 試料152 に「吸上」された流体の量である。吸上液体の量(グラム単位)は吸上 指数と呼ばれる。 以上、詳細に本発明を説明してきたが、当業者は、種々の変更並びに改良が本 発明の精神を逸脱することなしに成しえることを容易に理解するであろう。この ような変更並びに改良の全ては、本明細書に添付した請求の範囲によって規定さ れるような、本発明の範囲内に入るものとして意図されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.全体的に、前部ウエストバンド部分(38)、後部ウエストバンド部分(40)、お よび該前部および後部ウエストバンド部分を相互に接続している中間部分(42)で の範囲が定められ、かつ蒸気透過性パネル(30)を含む、吸収性物品の製造方法で あって、 ある長さをもつバックシート層(12)を準備し、 該バックシート層(12)内にヒンジ式切取り部分(16)を形成して、該ヒンジ式 切取り部分(16)によりヒンジライン(24)を形成し、 該ヒンジ式切取り部分(16)を、該ヒンジライン(24)に沿って折り畳んで、折 り畳まれた、ヒンジ式の切取り部分(16)を形成し、かつ蒸気透過性パネル(30)を 構成し、 該バックシート層(12)の長さよりも短い長さを有する吸収材本体(32)を該バ ックシート層(12)上に配置して、該吸収材本体(32)は該折り畳まれた、ヒンジ式 の切取り部分(16)が、該吸収材本体(32)と該バックシート層(12)との間に位置す るようにし、 液体透過性トップシート層(36)を、該バックシート層(32)と対面する関係で 配置して、該吸収材本体は該トップシート層(36)と該バックシート層(12)との間 に配置されるようにする、 工程を含むことを特徴とする、吸収性物品の製法。 2.全体的に、前部ウエストバンド部分(38)、後部ウエストバンド部分(40)およ び該前部および後部ウエストバンド部分を相互に接続している中間部分(42)での 範囲が定められ、かつ蒸気透過性パネル(30)を有する、吸収性物品の製造方法で あって、 ある長さをもつバックシート層(12)を準備し、 該バックシート層(12)内にヒンジ式切取り部分(16)を形成して、該ヒンジ式 切取り部分(16)によりヒンジライン(24)を形成し、 該ヒンジ式切取り部分(16)を、該ヒンジライン(24)に沿って折り畳んで、折 り畳まれた、ヒンジ式の切取り部分(16)を形成し、かつ蒸気透過性パネル(30)を 構成し、 該バックシート層(12)の長さよりも短い長さを有する吸収材本体(32)を該バ ックシート層(12)上に配置し、 液体透過性トップシート層(36)を該バックシート層(12)と対面する関係で配 置し、該吸収材本体(32)および該折り畳まれた、ヒンジ式の切取り部分(16)は、 該トップシート層(36)と該バックシート層(12)との間に配置する、 工程を含むことを特徴とする、吸収性物品の製法。 3.該吸収性物品の少なくとも一つのウエストバンド部分内の、該バックシート 層(12)の少なくとも約5cm2の領域が、該吸収材本体(32)によって覆われないよ うに、該バックシート(12)上に該吸収材本体(32)を配置することにより、水分伝 達領域(44)が形成される、請求の範囲第1または2項に記載の方法。 4.更に、水分伝達物質(46)が、該水分伝達領域(44)を覆い、かつ該物品の中間 部分(42)内に延びるように、該水分伝達物質(46)を該トップシート(36)と該バッ クシート(12)との間に配置する工程を含む、請求の範囲第3項に記載の方法。 5.該水分伝達領域(44)が、該吸収性物品の該前部ウエストバンド部分(38)内に 形成される、請求の範囲第3または4項に記載の方法。 6.該水分伝達領域(44)が、該吸収性物品の該後部ウエストバンド部分(40)内に 形成される、請求の範囲第3または4項に記載の方法。 7.更に、吸収性インサートを、該水分伝達物質(46)と該トップシート(36)との 間に配置する工程および該蒸気-透過性パネル(30)で覆う工程をも含む、請求の 範囲第3〜6項の何れか1項に記載の方法。
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