[go: up one dir, main page]

JPH09511161A - 角膜を反曲させる電気外科的方法 - Google Patents

角膜を反曲させる電気外科的方法

Info

Publication number
JPH09511161A
JPH09511161A JP7521312A JP52131295A JPH09511161A JP H09511161 A JPH09511161 A JP H09511161A JP 7521312 A JP7521312 A JP 7521312A JP 52131295 A JP52131295 A JP 52131295A JP H09511161 A JPH09511161 A JP H09511161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
site
corneal
electrosurgical
active
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7521312A
Other languages
English (en)
Inventor
トーマス エイ. シルベストリーニ,
Original Assignee
ケラビジヨン, インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ケラビジヨン, インコーポレイテッド filed Critical ケラビジヨン, インコーポレイテッド
Publication of JPH09511161A publication Critical patent/JPH09511161A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting in contact-lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery
    • A61F9/013Instruments for compensation of ocular refraction ; Instruments for use in cornea removal, for reshaping or performing incisions in the cornea
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B18/1402Probes for open surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting in contact-lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery
    • A61F9/0079Methods or devices for eye surgery using non-laser electromagnetic radiation, e.g. non-coherent light or microwaves

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Laser Surgery Devices (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ヒトの眼の視覚異常の矯正のためのデバイスおよび方法である。本発明は、特定の物理的配置(204)を有する本発明の電気外科用エネルギープローブ(200)の使用を包含する。このプロセスは好ましくは、高周波RF電気乾燥または切除デバイスを用いる。この方法は、ボーマン層の後部の角膜体積へのアクセスを可能にする少なくとも1つのアクセス部位を形成する最初の工程を包含する。そのアクセス部位は、好ましくは、角膜の前部表面中を通り、そして眼のボーマン層を後部で終止する。次いで、この電気外科用プローブをアクセス部位に導入し、矯正すべき視覚異常に依存して、プローブを活性化させて切除または乾燥により角膜実質層の体積を調整する。例えば、緩和すべき光学収差が遠視である場合、角膜塊の外部の周囲の回りで行われる環状の角膜体積の減少が達成され得る。特定の環境では、ボーマン層はカットされて、角膜の湾曲を角膜体積の調整後に変化させることを可能にし得る。これらのレリーフカットは、放射状、環状、半環状、または必要とされる任意の調整に適切な他の任意の形態であり得る。

Description

【発明の詳細な説明】 角膜を反曲させる電気外科的方法発明の分野 本発明は、ヒトの眼の視覚異常を矯正するための方法である。この方法は、以 下に概説するような特定の物理的配置を有し得る電気外科用エネルギープローブ の使用を包含する。本発明はまた、上記のプロセスを実施するために適切な電極 を包含する。このプロセスは好ましくは、高周波RF電気乾燥(electro-desiccati on)または切除(ablation)デバイスを用いる。この方法は、ボーマン層の後ろの 角膜体積(corneal volume)へのアクセスを可能にする少なくとも1つのアクセス 部位を形成する最初の工程を包含する。好ましくは、このアクセス部位は角膜の 前部表面中を通り、眼のボーマン層の後部で終止する。次いで、電気外科用プロ ーブがそのアクセス部位に導入され、そして矯正すべき視覚異常に依存してその プローブを活性化させ、乾燥または除去により角膜実質層の体積を調整する。除 去または乾燥された体積の形状は、矯正すべき収差に依存する。例えば、緩和す べき光学収差が遠視である場合、角膜塊(corneal mass)の外部表面の回りで起こ る環状角膜体積の減少が達成され得る。他の場合では、例えば乱視の治療のため には、外面の角膜体積の特定のより小さな部分が縮められ得る。特定の環境では 、ボーマン層がカットされて、角膜体積調整後に角膜の湾曲を変えることが可能 になり得る。これらのレリーフカット(relief cut)は、放射状、円形、半円形、 または必要とされる視覚調整に適切な他の任意の形態であり得る。発明の背景 眼の全体形状における変形は視覚障害を引き起こし得る。遠視(「farsighted ness」)は、眼球内の前後距離が短すぎる場合に起こる。このような場合に、眼 から20フィートを超えて生じる平行光は網膜より後ろで焦点を結ぶ。逆に、眼球 の前後距離が長すぎる場合に近視(「nearsightedness」)が起こり、眼に入射 する平行光の焦点は網膜の前に生じる。乱視は、平行光線が、眼の内部の一点に 集中しないというよりはむしろ、角膜が異なる距離で異なる経線上で光を屈折さ せるという事実により、変わりやすい焦点を有する場合に起こる状態である。あ る程度の乱視は正常であるが、乱視があまりにも強いときには、乱視を矯正しな ければならない。 遠視、近視、および乱視は、通常は眼鏡またはコンタクトレンズにより矯正さ れる。 それらの障害を矯正する他の方法として、眼の角膜実質にポリマーリング(実 質内角膜リングまたは「ICR」)を移植して角膜の湾曲を変える方法がある。ポ リメチルメタクリレート(PMMA)リング、同種移植片角膜組織、およびヒドロゲ ルの移植に関する以前の研究は、十分に文献に記載されている。リングデバイス の1つは、スプリットリング(split ring)が角膜の実質層にあらかじめ切開され たチャンネル中に挿入されるスプリットリング設計を包含する。チャンネルを作 成するため、および移植片を挿入するための両方に、最小限の侵入切開が用いら れる。例えば、Reynoldsの米国特許第4,452,235号;Reynoldsの第4,671,276号; Reynoldsの第4,766,895号;およびKilmerらの第4,961,744号におけるPMMA実質内 リングの使用を参照のこと。 このような障害を矯正するための外科的方法が知られている。このような方法 としては、放射状角膜切開術(例えば、米国特許第4,815,463号および第4,688,5 70号を参照のこと)およびレーザー角膜切除(例えば、米国特許第4,941,093号 を参照のこと)が挙げられる。 角膜表面を再形成(reshaping)するための他の方法がある。いくつかの方法は 、外科手術を包含し、他の方法は外科方法を包含しない。非外科的な角膜の再形 成を扱う2つの特許は、Dossらの米国特許第4,326,529号、およびDossの第4,381 ,007号である。これらの特許は両方とも、眼の角膜を再形成するために、無線周 波エネルギーの使用を扱う。これらは、角膜上に非侵入的に導入するRFプローブ の使用を包含する。これらの各々は、角膜の前部表面上に位置するRF発生源を包 含し、そして無線周波電流が眼に入る間、生理食塩水溶液を用いて角膜表面を冷 却する。RFは明らかに角膜内で様々な実質を加熱し、そしてそれによって、RFに より発生する熱に対する生物学的応答として角膜を再形成する。 他の侵入的眼科用外科デバイスは、Paoの米国特許第4,805,616号を包含する。 この特許は、2極式プローブデバイスが眼科手術において用いられ得ることを記 載している。このデバイスは、前部の切嚢術の実施で記載されるのみである。こ の方法では、縁の切開を作成し、そして活性プローブチップが眼の水晶体の前嚢 と角膜内皮細胞との間に挿入される。続いてこの前嚢は凝固され、極端にもろく なり、次いでさらなる機械的デバイスを用いて機械の貫入により除去される。角 膜の治療への言及は見られない。 同様に、Easleyらの2つの特許(米国特許第5,201,730号および第5,203,353号 )は、除去器具および吸引器を組み合わせて用いて、眼の硝子体液中に貫入して 作用するデバイスを示す。この開示された器具もまた、光ファイバー部材の周囲 および同軸に外側の針を有する2極式ジアテルミーデバイスを有し得る。このジ アテルミーデバイスは、網膜表面上または網膜前方の膜の下に見いだされる出血 血管を凝固させるためにのみ用いられる。角膜を治療することへの言及はなされ ていない。 2つの関連出願(Dobrogowskiらの米国特許第5,025,811号およびLatinaらの米 国特許第5,174,304号)は、生きているヒトの眼組織の病巣の(focal)経強膜(tra nscleral)破壊のための非侵入的方法を示している。一般に、これらのデバイス およびこれらの基礎となる方法は、眼組織を切除するため(特に毛様体プロセス )の電流の使用を包含する。これもまた、角膜治療の言及は見られない。 本発明は、角膜の層中に電気外科用プローブを導入し、その角膜塊の局所的部 分を修正することを包含する。 様々な電気外科的デバイスが公知である。例えば、Hetzel、米国特許第4,033, 351号は、高周波外科手術のための2極式カット電極を示す。この電極は多くの 金属チップを有する改良電極設計といわれるものを示す。 Hrenらの米国特許第4,202,337号は、カットまたは凝固のための類似の外科手 術デバイスを示す。これは、多くの電極および様々な電極を分離する絶縁部材を 有するブレードアセンブリを有する非導電性ハンドルを有する。 Degler Jr.らの類似および関連特許(米国特許第4,228,800号)は、ブレード アセンブリが、特定の厚さの中央電極、この中央電極を護る絶縁部材、およびこ の絶縁部材を護る多数の側面電極を有する電気外科用ナイフを示す。これらのデ バイスはいずれも、角膜の後部領域での外科的方法の実施を論議していない。 Fedorovらの米国特許第4,799,478号は、生物学的組織(好ましくは角膜組織) の凝固のためのデバイスを教示している。Fedorovらによって開示されるこのデ バイスは、単に、加熱器または凝固器が導入される深さを注意深く制御する方法 を用いる加熱デバイスであるのみのようである。このデバイスは、生物学的組織 の凝固のために有用であると言われ、そして「眼の組織、例えば、角膜」の「湾 曲」を変化させる概念に注目している。この特許は、「特定の深さへの眼の角膜 の凝固を実行する」目的に到達するための高精度に対する必要性を述べている。 Fedorovらが、この第1の特許を得るために、どのような結果を望んだのかはは っきりしないが、Fedorovらは、米国特許第4,907,587号において、眼における様 々な光学収差を矯正するための、特定の角膜表面に沿った角膜の熱凝固の使用を 述べている。これらの特許はいずれも、前部角膜表面における任意の変化を引き 起こすために、ボーマン層の反対側からの切除または乾燥の使用を示唆していな いことに注目すべきである。発明の要旨 本発明は、角膜の形状、多くは、角膜の前部表面湾曲を変える方法である。本 発明はまた、本プロセスにおいて有用な特定の電気外科用プローブの配置を包含 する。この方法は、その好ましい変形例において、特定の状況で、表面切開を行 いストレス緩和機能(stress relief function)として作用するか、または電気外 科用プローブのためのアクセスを提供するかのいずれかのために表面切開を加え ることを除き、前部角膜表面または眼のボーマン層の重要な外科的な修正を必要 としない。 電気外科用プローブは、本発明の重要な部分である。このプローブは、好まし くは乾燥または切除モードにおいて、ボーマン層の角膜後部の塊の体積を変化さ せるために用いられ、そして角膜の実質領域で見いだされる。これらの領域の体 積を選択的に修正することによって、少量の角膜は、制御可能に除去されるかま たは収縮し、そして電気外科用プローブを角膜から除去すると、角膜の前部表面 の湾曲が変化し、そして眼に入る光の屈折経路が変化される。上記のように、表 面切開が後に加えられ、角膜の前部、特にボーマン層が、下にある角膜組織の除 去(体積変化)に適合することが可能になり、それによって前部角膜湾曲におけ る変化が可能となる。 本発明の方法は、遠視または近視の治療のために用いられ得る。本方法では、 小さな切開またはアクセス部位を角膜の前部表面に作成し得、その切開をボーマ ン層または強膜を通り角膜の実質内体積まで延長する。電気外科用プローブは、 この切開を通って導入され得、そして角膜の外部表面から角膜実質内の周囲に誘 導される。切除モードにおいて電気外科用プローブを活性化すると、プローブの 活性範囲に隣接する角膜領域の蒸発が起こる。乾燥モードにおいてプローブを活 性化すると、プローブの活性範囲に隣接する角膜の領域が収縮するかまたは壊死 する。適切な壊死の後、物質の除去または収縮を行い、プローブを除去し、次い で前部表面を緩和して角膜実質組織の電気外科的治療によって形成される組織の 崩壊または収縮に適合させる。いくつかの場合には、角膜の前部における適度の 切開は、角膜前部表面の湾曲の緩和を可能にするために所望され得る。 他の好ましい方法は、同様の方法による乱視の緩和を包含する。小さな部分的 な深みのある切開は、ボーマン層または角膜に隣接する強膜を通って、角膜の前 部表面中に作成され得、ボーマン層の下に入るが、後部角膜表面または前眼房ま では達しない。一般的な意味において、これらの最初の切開は、角膜または強膜 の領域に作成され、電気外科用プローブが対称的な角膜表面を作成するために減 少されなければならない前部表面の下の角膜塊に達することを可能にする。いず れにせよ、次いで電気外科用プローブは切開を通って導入され、そして選択され た量の物質を除去または乾燥し、角膜前部表面の不均一性を緩和する。 また、本発明の一部として、特定の1極式、2極式、およびセスキ(sesquipol ar)極式電気外科用プローブ設計があり、その設計は本方法で所望される特定の 組織除去パターンを生成するために特に適切である。図面の簡単な説明 図1は、眼の水平断面の概略図である。 図2は、眼の前部部分の概略図であって、角膜の種々の層を示す。 図3A〜図3Eは、本発明の方法を用いる、遠視の治療についての概略プロセ スを示す。 図4A〜図4Dは、乱視眼および正常眼の略図を示す。 図5〜11のAおよびBは、本発明の環状RF電気外科用プローブの平面図および 側面図を示す。 図12〜19のAおよびBは、本発明の直線状RF電気外科用プローブの平面図およ び側面図を示す。 図20AおよびB、ならびに21A、B、およびCは、本発明のディスク状および ワッシャー状のRF電気外科用プローブの平面図(AおよびC)および側面図(B)を 示す。 図22は、他の図のセスキ極式プローブのための所望のリターン電極(return el ectorode)を示す。 図23A〜Gは、角膜の湾曲を電気外科的に変える様々な方法を実行した眼の平 面図を示す概略図である。発明の詳細な説明 本発明の方法およびデバイスの詳細を説明する前に、眼の生理学の簡単な説明 が必要である。 図1は、角膜(12)を表す前部の膨らんだ球部分を有する球体に似た眼の眼球(1 1)を有する眼の水平断面を示す。 眼の眼球(11)は、光感受性の網膜(18)に到達する前に光が通過しなければなら ない種々の透明な媒体を包む3つの同心円の被覆からなる。最も外部の被覆は、 その後ろの6分の5が白く不透明であって、強膜(13)と呼ばれる線維性の保護部 分であり、そして前面に見える所はときどき白目と呼ばれる。この外側の層の前 部の6分の1は、透明な角膜(12)である。 中間の被覆は、主として血管性および栄養性の機能であり、そして、脈絡膜、 毛様体(16)、および虹彩(17)から構成される。脈絡膜は、一般的には網膜(18)を 維持するように機能する。毛様体(16)は、水晶体(21)の支持および水晶体の調節 に関連する。虹彩(17)は、眼の中間の被覆の最前部であり、そして正面に配置し ている。これは、機能的にカメラの絞りに類似する薄い円盤であり、そして瞳孔 (19)と呼ばれる円形の穴がその中心近くにあいている。瞳孔の大きさは変化して 、網膜(18)に届く光量を調節する。これはまた収縮して、球面収差を少なくする ことにより焦点をはっきりさせる調節機能を行う。虹彩は、角膜(12)と水晶体(2 1)との間の空間を前眼房(22)および後眼房(23)に分ける。被覆の一番内部の部分 は網膜(18)であり、それは視覚的印象の真の受容部分である神経要素からなる。 網膜(18)は、前脳からの派生物として発生している脳の一部であり、それは前 脳と脳の網膜部分とを接続する線維束として作用する視神経(24)を有する。杆体 および錐体の層は、網膜の前壁の色素上皮の真下にあり、物理的エネルギー(光 )を神経インパルスに変換する視覚細胞または光受容体として作用する。 硝子体(26)は、眼球(11)の後部の5分の4を占める透明な膠状の塊である。硝 子体はその側面で毛様体(16)および網膜(18)を支えている。前面の受け皿の形を したくぼみは、水晶体を収容する。 眼の水晶体(21)は、虹彩(17)と硝子体(26)との間に位置する水晶のような外観 の透明な両凸体である。その軸直径は、順応して著しく変化する。毛様体小帯(2 7)は、毛様体(16)と水晶体(21)との間を通る透明な線維からなり、水晶体(21)を 適切な位置に保ち、そして水晶体に対して毛様体筋が作用し得るようにする。 再び角膜(12)について言及するが、この最も外部の線維質の透明な被覆は、時 計皿に似ている。その湾曲は、眼球の残りの部分より幾分大きく、そして本来理 想的には球状である。しかし、角膜が一方の経線において他方より湾曲している ことが多く、乱視を生じる。眼の屈折の大部分は、角膜を通して起こる。 図2は、眼球の前部のより詳細な図面であり、上皮(31)を構成する角膜(12)の 種々の層を示す。 ボーマン(Bowman)膜または層と呼ばれる外境界膜(33)は、角膜の上皮(31)と 実質(32)との間に位置する。「角膜塊」と言う場合、それはボーマン膜(33)とデ スメー(Descemet)膜(34)との間の様々な実質(32)を意味する。角膜実質(32)は、 互いに並列した線維帯を有する、角膜全体にわたる薄層から構成される。線維帯 の大部分が表面と並行しているのに対し、いくつかは傾斜しており、特に前傾し ている。内境界膜(34)はデスメー膜と呼ばれる。それは、実質(32)とはっきり区 別される強い膜であり、そして角膜の病理学的プロセスに抵抗性である。 内皮(36)は、角膜の最も後部の層であり、細胞の単一層からなり、角膜(12)の 透明性を維持する機能を有する。これらの上皮細胞はグリコーゲン、酵素、およ びアセチルコリンに富み、そしてこれらの活動は角膜(12)の薄膜を通る水および 電解質の輸送を調節する。縁(37)は、一方で結膜(38)と強膜との、他方では結膜 (38)と角膜(12)との間の遷移帯である。 本発明に適切な、様々な異なる電気外科的送達プローブがある。一般に、2つ の異なる電気外科的送達プローブのタイプがある:1極式プローブおよび2極式 プローブである。本発明に適用可能な中間の電気外科用配置もまた存在し、セス キ極式として知られている。各々の例において、ヒトの身体のいくつかの部分が 、1つの極と他方の極との間の回路を完全にするために用いられる。1極式プロ ーブデバイスにおいては、挿入されるか、またはそうでなければヒトの身体と接 触される一つの活性接触があり、そしてその接触はいくつかの身体の作用(例え ば、乾燥、切除、壊死、高周波療法など)が起こる部位である。1極式デバイス における回路を完全にするために、不活性であり、そして身体に対して活性接触 から離れた位置に配置される他の接触がなければならない。「不活性」とは、そ の接触点においてわずかな温度上昇が起こるのみであることを意味する。不活性 な電極が実際に「不活性」であることを保証する1つの方法は、その電極をかな り広い領域にすることである。このことにより電流が回路の完全性のために広い 領域で広がる。 2極式電極は、代表的には、同じ電極プローブ-ハンドル構造中に備えられる 2つの等しい領域活性電極を有する。この対称的な2極式電極設計は、両電極で かなりの温度上昇を生じる。 1極式またはセスキ極式配置においては、1つの電極のみが組織と接触する領 域を有し、かなりの温度上昇を生じる。しかし、1極式配置とは異なり、セスキ 極式リターン電極はあまり離れておらず、そしてそれによって身体を通り近くの リターン電極に流れる電流を制限する。セスキ極式配置電極におけるリターン電 極領域は、通常、活性電極の領域の少なくとも3倍であり、そして組織への影響 はほとんどないかまたは全くない。いくつかの設計において、セスキ極式リター ン電極は、電極のプローブ-ハンドル構造上で見いだされ得るが、他の設計にお いてはその電極は、身体の遠くない領域に分離して配置され得る。 所望される電気外科用モードに依存して起こり得る様々な効果がある。例えば 、1つまたは複数の活性電気外科用プローブ接触が、組織の乾燥を促進するため に用いられる場合、高温および低温の両方の乾燥効果がある。活性プローブ電極 との接触における組織の抵抗力は、組織の温度および組織の含水量によって明ら かに変わる。低温の乾燥効果は、組織の即時の変性または脱色がほとんどなく、 温度-時間生成物が組織の壊死を引き起こすような加熱を包含する。高温の乾燥 は、作用するプローブの接触の近くで、100℃に到達またはわずかに100℃を超え るまで、組織を加熱することを包含する。本方法の低温の変形例においては、ほ とんど組織を乾燥することなく、局所組織のインピーダンスの一時的な減少があ る。しかし、高温の変形例では、局所組織のインピーダンスの著しい上昇があり 、そしてまた局所組織の著しい乾燥がある。 切除モードにおいて、広く送達される電気外科エネルギー密度は、プローブ接 触付近の組織を蒸発させる。電極/組織の境界面における温度は、蒸気形成点後 に著しく上昇する。電気的抵抗の効果は、特定の無線周波数(RF)サイクルの間中 変化し、そして火花が生じるが、炭化は通常著しくなく、デバイスの効果は比較 的速い。 電気外科的切除およびカットは、組織の薄層が蒸発する(カット)か、または 組織の広い部分が蒸発する(切除)効果を生じる。「カット(cutting)」と「切 除(ablation)」との間の線引きは通常、明確ではない。 本発明として以下に特定される手順において、本発明のために適切な方法は、 カット、切除、または乾燥モードによって操作される電気外科用プローブの操作 による。本明細書中において、角質塊における物質を言う場合、用語「体積変化 」または「体積修正」は、角質塊が壊死したか、乾燥したか、または切除された ことを意味する。 デバイスを通る電流が直流(DC)であることはほとんどない。電流は、代表的に は、非常に高い周波数の交流であり、代表的には500ヘルツまたはそれ以上の範 囲である。さらに、RFエネルギーは、しばしばパルスまたはより連続的に送達さ れ、非パルスの操作は、所望される正確な効果に依存する。いくらかの余熱は、 どのような方針(course)を取ったとしても生ずる。 この長い背景と共に適切に、図3Aから3Dについて述べる。この一連の図は 、概略的に、遠視、近視、または乱視を治療する1つの方法を示している。これ らの概略的な方法は、本発明の全ての方法に共通し得る特徴を示している。一般 に、この方法は(しばしば、角膜周囲に)1またはそれ以上の切開を作成する工 程を包含する。これらの切開は、角膜の前部表面のボーマン層を貫き、そして上 記で定義されたような「角膜塊または角膜体積」中に延長する。電気外科用プロ ーブが、前部表面角膜を貫通することなく(例えば、角膜に隣接する強膜で作成 される部分的な深みのある切開を通るアクセスによって)角膜体積中に挿入され 得ることもまた意図される。いずれにせよ、前部アクセスの部分的な深みのある 切開が意図される場合、この点での必要に応じた工程は、入口の切開の深みで、 角膜内で様々な実質薄膜を分離するために、非電気外科用薄膜分離器を挿入する ことであり得る。これにより、電気外科用プローブを挿入する次の工程が、非常 に簡単になる。このプローブ自体は、所望される場合、薄膜内の分離器の機能を 助け得る。この電気外科用プローブは、作成された実質薄膜腔に導入される。挿 入された電気外科用プローブの設計および所望の屈折効果に依存して、プローブ は前もって形成された薄膜内の空間の中で移動され、角膜の特定の幾何学的領域 を乾燥または切除するために活性化される。望ましくは、角膜体積の切除または 乾燥工程の完了後、次いで角膜の表面の湾曲が測定される。生じた矯正が不十分 である場合は、この方法が繰り返され得る。必要とされる場合は、ボーマン層お よび少量の下にある実質組織は、体積減少の部位に隣接するかまたはその部位上 の前部表面上で、わずかにカットされ得、前部角膜表面を変化させる。 図3A〜図3Dの詳細に戻ると、図3Aは瞳孔(102)および角膜(104)を有する 眼(100)を示す。角膜(104)の外側の半径において、2つの小さな部分的な深みの ある切開(106)が見受けられ、この切開は図1および図2に示すように、ボーマ ン層を通り角膜塊中へカットされている。これらの切開は放射状または円周状に カットされ得、そして論議の目的のため、放射状であるように示している。 しかし、2つのアクセスの部分的な深みのある切開(106)は図3Aで表現され ているが、そのようなアクセス部位(106)の数は重要ではないことを理解すべき である。図3Bに示すような、半環状の薄膜分離器(108)が用いられる場合は、 次いでアクセス部位(106)の数は望ましくは全部で2つであり得る。より短い円 弧のセグメントの薄膜分離器が用いられる場合、より多くのスリットが所望され 得る。ほぼ環状の薄膜分離器または電気外科用プローブが用いられる場合は、1 つのアクセス部位(106)が重要であり得る。 図3Bは、眼科用解剖ブレードまたは薄膜分離器(108)を導入し、角膜内に見 いだされる薄膜を分離することを示す。分離器(108)は、角膜周囲で環状のチャ ンネルが作成されるまで回転され、そして逆回転され、眼から取り出される。同 様の方法が、図3Aおよび図3Bに示すように、他のアクセス部位で行われる。 図3Cは、図3Bに示す実質内領域において形成された経路中への電気外科用プ ローブの挿入を示す。このプローブは、挿入が完了した後にエネルギーを与えら れ得るか、または、停止、移動、および活性化モードでエネルギーを与えられ得 る。組織を除去および/または収縮させる工程は、十分な組織が切除されるかま たは乾燥されて所望の屈折効果が達成されるまで続けられる。 図3Dは、切除方法の完了後の眼(100)を示す。アクセス部位の治癒を確実に し、そして感染の可能性を最小限にするために、角膜の任意のアクセス部位(106 )に、小さな縫合(112)を行うことが望ましくあり得る。図3Eは、レリーフカッ ト(114)後の眼(100)を示し、いくつかの場合には、前部角膜表面が下にある角膜 組織の除去(体積変化)により密接に適合され、それによって前部角膜湾曲にお いてより大きな変化を可能にする必要があり得る。これらのレリーフカットは図 に示すように円周状であり得るか、または所望される屈折効果に依存して放射状 であり得る。さらに、レリーフカットは連続的であり得るか、または図に示すよ うに分断され得る。いずれの場合にも、これらのカットはボーマン層およびおそ らく下にある角膜実質の部分を貫通し得るような、浅いカットである。 上記の記載は一般に、本発明の方法を示す。特定のプローブの配置および治療 方法は、以下の実施例に記載される。 上記の記載から、組織を角膜塊の内部から乾燥、壊死、または切除する工程が 、 角膜の特定の領域におけるその塊の体積を減少させることは明らかであるべきで ある。結果として、角膜の前部部分はより平らになるか、またはより急勾配なり 、そして以前の不適切な光の屈折を緩和する。いくつかの角膜の厚さの可能な変 化および中央角膜表面の湾曲の半径と変化との関係は、Jose Barraquer:Father of Modern Refractive Keratoplasty 、Refractive and Corneal Surgery、5巻 、1989年5月/6月、177頁〜193頁に記載されており、これはその全体が本明細 書中に参考として援用される。この論文は、角膜体積が周囲で減少した場合、中 央角膜が急勾配になることが生じ、そして組織の体積が中央で除去された場合、 中央角膜が平たくなることが生じることを示す、いわゆる「厚さの法則(Law of Thickness)」を記載している。本発明の電気外科的方法およびデバイスは、角膜 実質の制御された幾何学的領域において角膜体積を減少し、屈折率の矯正を達成 することを目的とする。 本発明の方法およびデバイスはまた、乱視の治療に有用であり得る。乱視は、 一般に、湾曲が角膜の前部表面上の経線について、急勾配および平たい軸(乱視 軸)を生じるとみなされるので、角膜の前部表面の湾曲が一定ではないときに生 じる。図4Aおよび図4Bは、それぞれ乱視眼および正常眼を示す概略斜視図で ある。乱視眼においては、2つの軸は、一般に、湾曲の最も急勾配な(120)軸お よび最も平たい(122)軸に対応するように同定される。最も急勾配な軸はまた、 乱視の軸(120)として知られている。本発明を用いて乱視を矯正するために、角 膜がかなり対称になり、そしてより球状になるように乱視軸の湾曲を平たくせね ばならない。図4Bは正常眼、すなわち、全ての軸の湾曲が同一である眼を示す 。図4Cおよび図4Dは、それぞれ乱視眼および非乱視眼の局所解剖的(topogra phical)湾曲の概略図を示す。図4Cにおいて、領域130は急勾配領域であり、領 域132はより平たい。 アクセス部位の他の配置および角膜組織の制御された除去は明らかである。こ れらは、以下の実施例で一部の適用について論議される。さらに、このような電 気外科用RFプローブの設計を理解する者にとっては、形状がほぼ環状である必要 がないことも明らかであるべきである。このプローブは、おそらく、図3Bにお ける薄膜分離器(108)と全く同様に、遠視を緩和するためにより短い円弧の長さ を有するかまたは直線状である。実際、遠視または他の病気を治療するために、 プローブは近くの組織を切除するように設計された任意の便利な形状を有し得る 。このような形状は、以下でより詳細に論議される。さらに、プローブのハンド ルは直線状であるかまたは曲げられ得ることに留意し得る。曲げられたハンドル は、上記の図面に示されるように、アクセス部位の後ろに見いだされる小さな範 囲内での使用を非常に容易にし得る。さらに、本発明の方法およびデバイスは、 1より多い徴候(例えば、近視かつ乱視または遠視かつ乱視)の治療において有 用であり得る。 図5〜図11のAおよびBは、上記の概略方法における使用のために適切である 環状の電気外科用プローブの平面図(A)および側面図(B)を示す。図5Aおよび図 5Bは、1極式またはセスキ極式モードで作動する、2つの活性部位を有する環 状のRF電気外科用プローブを示す。プローブ(200)は、シャフト(202)および2つ の活性部位(204)を備え、各々の活性部位は、約180°未満、好ましくは約90°未 満の円弧を有する。1つのRFエネルギー源(206)は、プローブ(200)を構成する絶 縁体(208)を通って供給される。図6Aおよび図6Bは1つの活性部位(212)を先 端に有する環状のRF電気外科用プローブ(210)を示す。これもまた、1つのRFエ ネルギー源(214)が、プローブを構成する絶縁体を通って供給される。図7Aお よび図7Bは、プローブの環状部分の長さに沿って延長している1つの活性部位 (222)を有する環状のRF電気外科用プローブ(220)を示す。ここでも、1つのRFエ ネルギー源(224)が、プローブを構成する絶縁体(226)を通って供給される。図8 Aおよび図8Bは、2極式様式で作動するプローブの先端付近に2つの活性部位 (232)を有する環状RF電気外科用プローブ(230)を示す。2つのRFエネルギー源(2 34および236)は、プローブを構成する絶縁体(238)を通って供給される。図9A および図9Bは、先端付近に1つの活性部位(242)を有する環状RF電気外科用プ ローブ(240)を示し、図9Aに示される活性部位は、プローブの上面部分上にあ る。1つのRFエネルギー源(244)が、絶縁体(246)を通って供給される。図10Aお よび図10Bならびに図11Aおよび図11Bは、プローブの先端付近に1つの活性部 位(それぞれ252および262)を有する他の環状RF電気外科用プローブ(それぞれ、2 50および260)を示す。1つのRFエネルギー源(254および264)は、各々のプローブ を通って供給される。図10Bは、先端に位置しているが、片側に曝されている活 性部位(252)を示し、そして図11Bは、先端に位置しているか、上面を絶縁され 、それゆえ片側のみ曝されている活性部位(262)を示す。図10AおよびB、なら びに図11AおよびBに示されたプローブは両方とも、前方または後退させる方向 でプローブ上の後退方向の活性部位に組織を接触させるように設計されている。 図12〜19のAおよびBは、上記の概略方法における使用に適切な直線状の電気 外科用プローブの平面図(A)および側面図(B)を示す。図12Aおよび図12Bは、プ ローブの長さに沿って延長する1つの活性部位(302)を有する直線状のRF外科プ ローブ(300)を示す。1つのRFエネルギー源(304)がプローブを通って供給される 。図13AおよびBは、2極式様式で作動するプローブの長さに沿って延長する2 つの活性部位(312)を有する直線状のRF電気外科用プローブ(310)を示す。2つの RFエネルギー源(314および316)は、プローブを構成する絶縁体(318)を通って供 給される。図14〜19のAおよびBは、プローブの先端付近に1つの活性部位を有 する他の直線状のRF電気外科用プローブを示す。1つのRFエネルギー源は、各々 のプローブを通って供給される。図14Aおよび図14Bは、プローブ(320)の先端 付近に配置され、そして活性部位がプローブを後退する方向に立ち起こされ、か つとがらせるようにプローブの上面に位置する活性部位(322)を示す。図15Aお よび図15Bは、プローブの先端付近に同様に配置された活性部位(332)を示す。 プローブの末端は立ち起こされ、そして活性部位(332)は後ろ向きにとがってい る先端の立ち起こされた部分に配置され、そして活性部位は両側で曝される。図 16Aおよび図16Bは同様に、後ろ向きにとがっているプローブ(340)の末端で立 ち起こされた活性部位(342)を示すが、活性部位はプローブの絶縁湾曲内に埋め 込まれ、それにより活性部位は片側のみ曝される。図17Aおよび図17Bは、直線 状のプローブ(350)の先端の活性部位(352)を示し、その活性部位は先端部分のみ で片側で曝される。図18Aおよび図18Bは、直線状のプローブ(360)の末端付近 での活性部位(362)を示す。このプローブは活性部位で広がっている。図19Aお よび図19Bもまた、湾曲した先端を有する直線状のRF電気外科用プローブ(370) を示し、この活性部位(372)も立ち起こされ、かつ後ろ向きで僅かに上方向にと がらせて、そして活性部位は先端部分のみで片側で曝される。しかし、この実施 態 様では、活性部位は、活性部位(372)の部分(374)が湾曲した先端を超えて延長す るように曲がって進む。この設計では、切除または乾燥は、デバイスが前方向に 押される場合またはデバイスが後方向に引かれる場合のいずれかか、あるいは薄 膜の分離チャンネルから収縮させる場合に起こる。組織に曝し、そして電極を活 性化させたとき、活性部位は組織を蒸発または乾燥する。切除モードで用いられ る場合、プローブにより発生するガスの除去を可能にする第2の薄膜チャンネル を提供することか、あるいは、組織に挿入され、発生するガスを逃がすプローブ の部分に溝を組み入れることが望ましくあり得る。 図20および図21のAおよびBは、RF電気外科用ディスクおよびワッシャープロ ーブ(それぞれ、400および410)の平面図(A)および側面図(B)を示す。1つのRFエ ネルギー源が、各々のプローブを通って供給される。このディスクプローブ(400 )は、環状の活性部位(410)を有する環状プローブである。ワッシャープローブ(4 10)は、中空(414)を有する環状の活性部位(412)を有する環状プローブである。 各々のこれらのプローブは、図20Aおよび図21Aに示すように平たい表面を有し 得るか、または角膜の湾曲に適合するように湾曲し得る。ディスクプローブは、 図21Cに示すようなワイヤーループ表面(415)を有し得る。 上記のプローブは以下で論議される特定の実施例に有用である。この実施例は 単に例示であって、本発明の範囲を制限することを意図しない。RFエネルギーを 送達する伝導線(conducting lead)を1つのみ有するプローブについては、(す なわち、1極式またはセスキ極式の)リターン電極が必要である。いくつかの場 合には、これは身体上で遠くに配置され得る。他の場合には、セスキ極式リター ン電極の使用は、強膜上または角膜の縁への遷移領域上に配置されるリターン電 極を用いて所望され得る。 図22は角膜の外部、または強膜(344)上にセスキ極式リターン電極を設置する 好ましい方法を示す。このリターン電極は、示されるように角膜または強膜上で 単に静止し得るか、あるいは電極内に構成される減圧付着腔によって適切に保持 され得る。上記のように、リターン電極が眼に接触するリターン電極(342)の領 域は、さほど例外なく一定である。上記の活性組織接触電極と比較してそのかな り広い領域のため、リターン電極(342)がかなりの程度まで加熱される傾向は最 小限になる。上記のセスキ極式電気外科システムは、この眼科手術の安全性を強 固にし得る本発明の実施態様である。 以下の実施例は、本発明の特定の実施態様を記載することを意図するが、いか なる方法においても本発明を制限することを少しも意図しない。 実施例 実施例1−乱視の矯正 図4Bおよび図4Dに示す眼と同様にするように図4Aおよび図4Cに示す乱 視眼を矯正するために、図3A〜図3Dに関して上記のプロセスと同様のプロセ スが実施される。図23Aおよび図23Cに示すように、放射状または円周状の部分 的な深みのある切開(500)を角膜の周囲に作成する。薄膜分離器を挿入し、分離 した薄膜(502)および(504)の区域(zone)を、電気プローブの挿入のために作成す る。 乱視眼を矯正するために、2つの異なるアプローチが可能である。図23Cに示 される第1のアプローチにおいては、放射状の部分的な深みのある切開および分 離した薄膜の放射状の区域を、乱視軸(506)の下に形成する。薄膜組織を分離し た後、図14〜19のAおよびBに示す1つの直線状のRFプローブを、部分的な深み のある切開(500)を通して挿入する。次いで、プローブを活性化して、図23Aお よび図23Cに示す図8の形状の乱視下の組織の切除によって、角膜の中央付近の 体積である中央付近(paracentral)の角膜体積(508)を変化させる。RFプローブ設 計の選択は、切除すべき組織の量に依存する。切除を完了すると、プローブを引 き抜く。前部角膜のレリーフカットは、角膜の表面を下にある組織の除去に適合 させるために上記のように必要であり得る。このようにして、急勾配の乱視軸は 、角膜がかなり対称的および球状になるように平たくされる。 乱視眼の治療に対する第2のアプローチは、図23Aに示すような平らな乱視軸 を急勾配にすることである。このアプローチにおいては、薄膜の分離区域を、角 膜(502)の周囲に形成する。部分的な深みのある切開(500)を、角膜の周囲に乱視 軸の下に行う。薄膜組織の分離の後、図5、6、8、9、10、および11Aならび に11B(それぞれプローブ(200)、(210)、(220)、(230)、(240)、(250)、およ び(260))に示す1つの環状RFプローブを部分的な深みのある切開(500)を通して 挿入する。次いで、プローブを活性化し、図23Aに示すように乱視軸(507)の平 らな軸の下に、組織(501)の乾燥(プローブ(200)、(210)、(230)、(240)、(250) または(260))または切除(プローブ(210)、(240)、(250)、または(260))によ って、体積を変化させる。従って、いくつかのプローブの配置は、切除モードま たは乾燥モードのいずれかにおいて用いられ得る。プローブ(200)を薄膜組織中 に挿入し、活性化し、非活性化し、そして次いで除去することにより作動させる 。プローブ(210)、(230)、(240)、(250)、および(260)を、薄膜組織中に挿入し 、活性化し、非活性化し、そして次いで乾燥または切除すべき第2の部分に回転 し、活性化し、そして次いで除去することにより作動させる。また、RFプローブ の設計の選択は、切除または乾燥される組織の量に依存する。切除または乾燥を 完了すると、プローブを引き抜く。前部角膜へのレリーフカットは、角膜の表面 を下にある組織の修正に適合させるために、上記のように必要であり得る。この ようにして、平たい乱視軸(507)を、角膜がかなり対称かつ球面になるように急 勾配にする。実施例2−遠視の矯正 遠視を矯正するために、図3A〜図3Dに関して上記のプロセスと同様のプロ セスが実施される。図23B、図23D、および図23Eに示すように、放射状または 円周状の部分的な深みのある切開(510)を角膜の周囲に作成する。薄膜分離器を 挿入し、電気プローブの挿入のために薄膜通路(512)を作成する。 遠視の眼を矯正するために、2つの異なるアプローチが可能である。図23Bに 示される第1のアプローチにおいては、部分的な深みのある切開(510)を周囲の 角膜に作成し、そして円周状の薄膜分離区域(512)を角膜表面の下に形成する。 薄膜組織を分離した後、図6〜11のAおよびBに示す1つの環状のRFプローブを 、部分的な深みのある切開(512)を通して挿入する。次いで、プローブを活性化 して、チャンネル中の組織(514)の切除または乾燥によって、体積を変化させる 。RFプローブ設計の選択は、切除または乾燥すべき組織の量に依存する。プロー ブ(210)、(220)、(230)、(240)、(250)、および(260)は、チャンネルの乾燥を可 能 にする。プローブ(220)を、薄膜組織中に挿入し、活性化し、非活性化し、そし て次いで除去することにより作動させる。他のプローブを、薄膜組織中に挿入し 、活性化し、非活性化し、切除すべき第2の部分に回転させ、活性化し、非活性 化し、そしてこのプロセスを完全なチャンネルを乾燥するまで繰り返し、そして 次いで除去することにより作動させる。プローブ(210)、(240)、(250)、および( 260)は、チャンネルの切除を可能にする。プローブを、薄膜組織中に挿入し、活 性化し、非活性化し、切除すべき第2の部分に回転させ、そしてこのプロセスを 完全なチャンネルを切除するまで繰り返し、次いでプローブを除去することによ り作動させる。プローブ(250)および(260)もまた、薄膜組織中に完全に挿入し、 活性化し、非活性化し、切除すべき第2の部分に組織から一部を引き戻し、活性 化し、非活性化し、そしてこのプロセスを完全なチャンネルを切除するまで繰り 返し、次いでプローブを除去することにより作動させる。また、角膜の前部のレ リーフカットは、角膜の表面を下にある組織の除去に適合させるために、上記の ように必要であり得る。このようにして、角膜の湾曲を改善するように、中央角 膜表面を急勾配にする。 遠視眼の治療に対する第2のアプローチは、直線状のRFプローブを用いること である。この第2のアプローチにおいては、2つまたはそれ以上の部分的な深み のある切開(510)を周囲に作成し、そして2つまたはそれ以上の放射状の薄膜分 離区域を、図23Dおよび図23Eに示すように形成する。薄膜組織の分離の後、図 12〜図19のAおよびBに示される直線状のRFプローブの1つを、薄膜分離区域(5 12)および(514)中で、各々の部分的な深みのある切開(510)を通して挿入する。 次いで、プローブを活性化し、チャンネル内での組織の切除または乾燥によって 、体積を変化させる。RFプローブ設計の選択は、切除または乾燥される組織の量 に依存する。プローブ(300)、(310)、(320)、(330)、(340)、(350)、(360)、お よび(370)は、チャンネルの乾燥を可能にする。プローブ(300)および(310)を、 薄膜組織中に挿入し、活性化し、非活性化し、そして次いで除去することにより 作動させる。プローブ(320)、(330)、(340)、(350)、(360)、および(370)を、薄 膜組織中に挿入し、活性化し、非活性化し、切除すべき第2の部分に移動させ、 活性化し、非活性化し、そしてこのプロセスを十分にチャンネルが乾燥するまで 繰 り返し、次いでプローブを除去することにより作動させる。このように、乾燥さ れた組織は、連続的な通路(516)を形成し得るか、または放射状の薄膜分離チャ ンネル(518)に沿った断続的な点であり得る。プローブ(320)〜(370)は放射状の 薄膜分離チャンネル内部の角膜体積の切除を可能にする。プローブ(320)、(340) 、(350)、(360)、および(370)を、薄膜組織中に挿入し、活性化し、非活性化し 、さらに組織中の切除すべき第2の部分に移動させ、活性化し、そしてこのプロ セスを完全なチャンネルを切除するまで繰り返し、次いで除去することにより作 動させる。同じプローブもまた、薄膜分離チャンネル中に完全に挿入し、活性化 し、非活性化し、さらに切除すべき第2の部分に組織チャンネルから引き戻し、 活性化し、非活性化し、そしてこのプロセスを十分にチャンネルを切除するまで 繰り返し、次いでプローブを除去することにより作動させ得る。また、角膜の前 部において、角膜の表面を下にある組織の除去に適合させるために、上記のよう にレリーフカットが必要であり得る。このようにして、角膜の湾曲を改善するよ うに、中央で角膜表面を急勾配にする。実施例3−近視の矯正 近視を矯正するために、図3A〜図3Dに関して上記のプロセスと同様のプロ セスが実施される。図23Fおよび図23Gに示すように、放射状または円周状の部 分的な深みのある切開(520)を角膜の周囲に作成する。薄膜分離器を挿入し、電 気プローブの挿入のために瞳孔の中央へ放射状の薄膜分離チャンネル(522)を作 成する。 近視眼を矯正するために、薄膜通路(522)を角膜の中央または中央付近の部分 の下または近くに形成する。薄膜組織を分離した後、図14〜19のAおよびBに示 す1つの直線状のRFプローブまたは図20〜21のAおよびBに示す1つのディスク またはワッシャープローブを、薄膜分離チャンネル(522)内に周囲の部分的な深 みのある切開(520)を通って挿入する。次いで、プローブを活性化し、チャンネ ル中の組織の切除によって体積を変化させる。ディスク形状のプローブ(400)の 使用により生じる体積変化(524)を図23Fに示し、そしてワッシャー形状のプロ ーブ(410)の使用により生じる体積変化(526)を図23Gに示す。RFプローブ設計の 選択は、切除すべき組織の量に依存する。プローブ(320)〜(370)は、チャンネル の切除を可能にする。このプローブを、薄膜組織中に挿入し、活性化し、非活性 化し、切除すべき第2の部分へチャンネル内にプローブを進行させ、活性化し、 非活性化し、そしてこのプロセスを完全なチャンネルを切除するまで繰り返すこ とにより作動させ、次いでプローブを除去する。このプローブはまた、薄膜分離 チャンネルに完全に挿入し、活性化し、非活性化し、切除すべき第2の部分へチ ャンネルから引き戻し、活性化し、非活性化し、そしてこのプロセスを完全なチ ャンネルを切除するまで繰り返すことにより作動させ得、次いでプローブを除去 する。プローブ(400)および(410)を、薄膜分離チャンネル(522)中に挿入し、活 性化し、非活性化し、そしてチャンネルから除去することにより作動させる。ま た、前部角膜でのレリーフカットは、角膜の表面を下にある組織の除去に適合さ せるために、上記のように必要であり得る。このようにして、角膜の湾曲を改善 するように、中央の角膜領域における角膜表面を平たくする。 本発明に従う方法およびデバイスの上記の実施例は、代表的なものにすぎず、 いかなる方法においても制限することを意味しない。以下の添付の請求の範囲内 で、他の実施態様、適用領域、本発明の使用の方法は、当該技術分野の当業者に とって明らかである。請求の範囲外であるが、本明細書に記載される発明の意図 内の方法の他の実施態様は、請求の範囲の方法およびデバイスと等しいと考えら れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,M X,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.前部角膜表面の後部の角膜塊を有する眼の前部角膜表面の形状を変化させ る方法であって、ここで該角膜塊が体積を有し、以下の工程を包含する方法: 少なくとも1つのアクセス部位をボーマン層の後部の角膜塊中に創始する工程 、 該少なくとも1つのアクセス部位を通って、電気外科用プローブを導入する工 程、および 該電気外科用プローブにエネルギーを与えて、該電気外科用プローブに隣接す る該角膜塊の体積を修正する工程。 2.前記エネルギーを与える工程が、前記角膜塊を切除によって修正する工程 を包含する、請求項1に記載の方法。 3.前記エネルギーを与える工程が、前記角膜塊を乾燥によって修正する工程 を包含する、請求項1に記載の方法。 4.前記エネルギーを与える工程が、2極式RF電極を用いて前記角膜塊を修正 する工程を包含する、請求項1に記載の方法。 5.前記エネルギーを与える工程が、1極式RF電極を用いて前記角膜塊を修正 する工程を包含する、請求項1に記載の方法。 6.前記エネルギーを与える工程が、セスキ極式配置において電気外科用RF電 極を用いて前記角膜塊を修正する工程を包含する、請求項1に記載の方法。 7.前記エネルギーを与える工程が、実質的にフック形状のプローブの形態に おいて電気外科用プローブを用いて前記角膜塊を修正する工程を包含する、請求 項1に記載の方法。 8.前記エネルギーを与える工程が、約350°未満のプローブを形成する電気 外科用プローブを用いて前記角膜塊を修正する工程を包含する、請求項1に記載 の方法。 9.前記エネルギーを与える工程が、前記角膜塊の体積を修正して遠視を矯正 する工程を包含する、請求項1に記載の方法。 10.前記エネルギーを与える工程が、前記角膜塊の体積を修正して遠視また は乱視を矯正する工程を包含する、請求項3に記載の方法。 11.前記エネルギーを与える工程が、前記角膜塊の体積を修正して、遠視、 近視、または乱視を矯正する工程を包含する、請求項6に記載の方法。 12.ボーマン層の少なくとも1つの部分に、レリーフカットを行う工程をさ らに包含する、請求項1に記載の方法。 13.前記エネルギーを与える工程が、前記角膜塊の体積を修正して乱視を緩 和する工程を包含する、請求項1に記載の方法。 14.前記エネルギーを与える工程が、前記角膜塊の体積を修正して近視を矯 正する工程を包含する、請求項1に記載の方法。 15.前記エネルギーを与える工程が、前記角膜塊の体積を角膜の中央または 角膜の中央付近で修正する工程を包含する、請求項14に記載の方法。 16.支持末端および実質的にフック形状の接触末端を備える電気外科用プロ ーブであって、該接触末端が、該接触末端の表面上に配置される少なくとも1つ の活性組織接触部位を備え、該少なくとも1つの活性部位の領域が、該少なくと も1つの活性部位が配置される該接触末端表面の領域よりも実質的に狭く、該活 性部位が、該接触末端内に存在しそして該支持末端に延長する絶縁された伝導体 と電気的に接続し、該伝導体が、電気的シグナル源に連結するように適合され、 該プローブが、ボーマン層の後部の角膜塊にアクセス部位を通って導入するよう に適合され、そして該プローブが、該少なくとも1つの活性部位が該シグナル源 によってエネルギーを与えられる場合に該角膜塊を修正し、それによって前部角 膜表面を変えそして屈折誤差を矯正する、電気外科用プローブ。 17.前記プローブが、2つの活性組織接触部位を備え、該活性部位が、前記 接触末端に存在し、そして前記支持末端まで延長する1つの絶縁された伝導体に 電気的に接続されている、請求項16に記載の電気外科用プローブ。 18.前記プローブが、1つの活性組織接触部位を備え、該活性部位が前記接 触末端の先端に位置する、請求項16に記載の電気外科用プローブ。 19.前記プローブが、1つの活性組織接触部位を備え、該活性部位が350° 未満の円弧を備える、請求項16に記載の電気外科用プローブ。 20.前記プローブが、2つの活性組織接触部位を備え、該活性部位が各々前 記接触末端に存在しそして前記支持末端まで延長する該活性部位自体の分離した 伝導体に電気的に接続されている、請求項16に記載の電気外科用プローブ。 21.前記プローブが、該プローブの上面部分で前記接触末端の先端付近に位 置する1つの活性組織接触部位を備える、請求項16に記載の電気外科用プロー ブ。 22.前記プローブが、前記接触末端の先端付近に位置し、そしてプローブを 後退させる方向に立ち起こされそしてとがらされている、1つの活性組織接触部 位を備える、請求項16に記載の電気外科用プローブ。 23.支持末端および直線状で実質的に平たい接触末端を備える電気外科用プ ローブであって、該接触末端が少なくとも1つの活性組織接触部位を有し、該少 なくとも1つの活性部位の実質的な部分が、実質的に平たい接触末端の主要な表 面上に位置し、該少なくとも1つの活性部位が、該接触末端に存在しそして該支 持末端に延長する伝導体に電気的に接続し、該伝導体が電気的シグナル源と連結 するように適合され、該プローブが活性部位を通りボーマン層の後部の角膜塊に 導入されるように適合され、そして該プローブが、該少なくとも1つの活性部位 がシグナル源によってエネルギーを与えられる場合に、該角膜塊を修正し、それ によって前部角膜表面を変えそして屈折誤差を矯正する、電気外科用プローブ。 24.前記プローブが、1つの活性組織接触部位を備え、該活性部位が前記直 線状の接触末端の長さに沿って延長し、そして該プローブの先端部分に位置する 、請求項23に記載の電気外科用プローブ。 25.前記プローブが、2つの活性組織接触部位を備え、該活性部位の各々が 、前記接触末端に存在しそして前記支持末端まで延長する、該活性部位自身が分 離した伝導体と電気的に接続されている、請求項23に記載の電気外科用プロー ブ。 26.前記プローブが、該プローブの上面部分に位置する前記接触末端の先端 付近に位置する1つの活性組織接触部位を備える、請求項23に記載の電気外科 用プローブ。 27.前記1つの活性組織接触部位が、前記接触末端の先端付近に位置し、そ して前記プローブを後退させる方向に立ち起こされそしてとがらされている、請 求項23に記載の電気外科用プローブ。 28.前記接触末端が広がり、そして1つの活性組織接触部位が該広がった接 触末端内に位置する、請求項23に記載の電気外科用プローブ。 29.前記接触末端が、ワッシャー形状の1つの活性組織接触部位を備える、 請求項23に記載の電気外科用プローブ。 30.前記接触末端が、ディスク形状の1つの活性組織接触部位を備える、請 求項23に記載の電気外科用プローブ。 31.ワイヤーループが前記ディスク形状の活性部位の表面を形成する、請求 項30に記載の電気外科用プローブ。 32.眼の角膜表面の形状を電気外科的に変化させるためのセスキ極式電気外 科用キットであって、該キットが以下のパッケージされた組み合わせを含む、キ ット: (a)支持末端および実質的にフック形状の接触末端を備える電気外科用プロー ブであって、該接触末端が少なくとも1つの活性組織接触部位を有する、電気外 科用プローブ;および (b)眼または眼の付近に配置されるように適合されるセスキ極式リターン電極 。 33.眼の角膜表面の形状を電気外科的に変化させるためのセスキ極式電気外 科用キットであって、該キットが以下のパッケージされた組み合わせを含む、キ ット: (a)支持末端および直線状で実質的に平たい接触末端を備える電気外科用プロ ーブであって、該接触末端が少なくとも1つの活性組織接触部位を有し、そして 該少なくとも1つの活性部位の実質的部分が該実質的に平たい接触末端の主要な 表面上に位置する、電気外科用プローブ;および (b)眼または眼の付近に配置されるように適合されるセスキ極式リターン電極 。 34.前記実質的にフック形状の接触末端が、開環した実質的に環状の形状を 有する、請求項16に記載の電気外科用プローブ。 35.前記接触末端が実質的に平たい、請求項16に記載の電気外科用プロー ブ。 36.前記少なくとも1つの活性部位の領域が、前記少なくとも1つの活性部 位が配置される主要な表面の領域より実質的に狭い、請求項23に記載の電気外 科用プローブ。
JP7521312A 1994-02-09 1995-02-06 角膜を反曲させる電気外科的方法 Pending JPH09511161A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US19420794A 1994-02-09 1994-02-09
US08/194,207 1994-02-09
PCT/US1995/001613 WO1995021578A1 (en) 1994-02-09 1995-02-06 An electrosurgical procedure recurving the cornea

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09511161A true JPH09511161A (ja) 1997-11-11

Family

ID=22716722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7521312A Pending JPH09511161A (ja) 1994-02-09 1995-02-06 角膜を反曲させる電気外科的方法

Country Status (13)

Country Link
US (2) US20020049437A1 (ja)
EP (1) EP0743838A4 (ja)
JP (1) JPH09511161A (ja)
KR (1) KR970701021A (ja)
CN (1) CN1143900A (ja)
AU (1) AU686743B2 (ja)
BR (1) BR9506762A (ja)
CA (1) CA2183103A1 (ja)
IL (1) IL112576A (ja)
MX (1) MX9603274A (ja)
SG (1) SG52621A1 (ja)
TW (1) TW274514B (ja)
WO (1) WO1995021578A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119218A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 River Seiko:Kk 内視鏡用フック型高周波処置具

Families Citing this family (92)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6966927B1 (en) 1992-08-07 2005-11-22 Addition Technology, Inc. Hybrid intrastromal corneal ring
US5871496A (en) * 1996-03-20 1999-02-16 Cardiothoracic Systems, Inc. Surgical instrument for facilitating the detachment of an artery and the like
BR9612759A (pt) * 1996-10-25 2002-05-14 Bausch & Lomb Surgical Inc Instrumento para destruir células epiteliais residuais de lente em uma cápsula de lente de um olho
US5957921A (en) * 1996-11-07 1999-09-28 Optex Ophthalmologics, Inc. Devices and methods useable for forming small openings in the lens capsules of mammalian eyes
US6102906A (en) * 1997-09-22 2000-08-15 Phillips; Andrew F. System and method for the treatment of hyperopia and myopia
US6494881B1 (en) 1997-09-30 2002-12-17 Scimed Life Systems, Inc. Apparatus and method for electrode-surgical tissue removal having a selectively insulated electrode
US6066138A (en) * 1998-05-27 2000-05-23 Sheffer; Yehiel Medical instrument and method of utilizing same for eye capsulotomy
US6006756A (en) * 1998-08-03 1999-12-28 Shadduck; John H. Non-contact magnetoresonant implant system and techniques for periodic corneal re-shaping
WO2000009027A1 (en) * 1998-08-13 2000-02-24 Keravision, Inc. Corneal electrosurgical probe with a variable-height active site
US6033403A (en) * 1998-10-08 2000-03-07 Irvine Biomedical, Inc. Long electrode catheter system and methods thereof
US6673290B1 (en) * 1998-11-12 2004-01-06 Scimed Life Systems, Inc. Electrode structure for heating and ablating tissue and method for making and assembling the same
EP1173790A2 (en) 1999-03-01 2002-01-23 Boston Innovative Optics, Inc. System and method for increasing the depth of focus of the human eye
US6511508B1 (en) * 2000-08-04 2003-01-28 Environmental Robots, Inc. Surgical correction of human eye refractive errors by active composite artificial muscle implants
US7060094B2 (en) 2000-08-07 2006-06-13 Ophthalmotronics, Inc. Accommodating zonular mini-bridge implants
US6997926B2 (en) * 2002-02-04 2006-02-14 Boston Scientific Scimed, Inc. Resistance heated tissue morcellation
US20060259026A1 (en) * 2005-05-05 2006-11-16 Baylis Medical Company Inc. Electrosurgical treatment method and device
US7819869B2 (en) 2004-11-15 2010-10-26 Kimberly-Clark Inc. Methods of treating the sacroilac region of a patient's body
US9216053B2 (en) 2002-03-05 2015-12-22 Avent, Inc. Elongate member providing a variation in radiopacity
US11291496B2 (en) 2002-03-05 2022-04-05 Avent, Inc. Methods of treating the sacroiliac region of a patient's body
US9949789B2 (en) 2002-03-05 2018-04-24 Avent, Inc. Methods of treating the sacroiliac region of a patient's body
US20070156136A1 (en) * 2002-03-05 2007-07-05 Neil Godara Methods of treating the sacroiliac region of a patient's body
US20090024124A1 (en) * 2005-07-14 2009-01-22 Lefler Amy Methods for treating the thoracic region of a patient's body
US9364281B2 (en) 2002-03-05 2016-06-14 Avent, Inc. Methods for treating the thoracic region of a patient's body
CA2511767A1 (en) * 2002-12-09 2004-06-24 The Trustees Of Dartmouth College Electrically-induced thermokeratoplasty systems and method
US20060100617A1 (en) * 2004-11-09 2006-05-11 Alcon, Inc. Capsularhexis device
WO2007006158A1 (en) 2005-07-14 2007-01-18 Baylis Medical Company Inc. Electrosurgical device and methods
US10842675B2 (en) 2006-01-20 2020-11-24 Lensar, Inc. System and method for treating the structure of the human lens with a laser
AU2007221277A1 (en) * 2006-02-22 2007-09-07 Custom Medical Applications, Inc. Ablation instruments and related methods
US8394140B2 (en) 2006-03-17 2013-03-12 Addition Technology, Inc. Pre-formed intrastromal corneal insert for corneal abnormalities or dystrophies
US20080125771A1 (en) * 2006-11-27 2008-05-29 Michael Lau Methods and apparatuses for contouring tissue by selective application of energy
US8123803B2 (en) * 2007-01-24 2012-02-28 Mohsen Shaninpoor System and device for correcting hyperopia and presbyopia
US20080312675A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Advanced Medical Optics, Inc. System and method for calculating limbal relaxing incisions
US7935110B1 (en) * 2007-06-25 2011-05-03 Ellman International, Inc. Eyelid RF surgery
US8992516B2 (en) 2007-07-19 2015-03-31 Avedro, Inc. Eye therapy system
US8202272B2 (en) 2007-07-19 2012-06-19 Avedro, Inc. Eye therapy system
US8545487B2 (en) * 2007-12-05 2013-10-01 Avedro Inc. Eye therapy system
US8469952B2 (en) 2008-01-23 2013-06-25 Avedro, Inc. System and method for positioning an eye therapy device
US8409189B2 (en) * 2008-01-23 2013-04-02 Avedro, Inc. System and method for reshaping an eye feature
US20090187173A1 (en) * 2008-01-23 2009-07-23 David Muller System and method for reshaping an eye feature
US8348935B2 (en) * 2008-01-23 2013-01-08 Avedro, Inc. System and method for reshaping an eye feature
US20090275936A1 (en) * 2008-05-01 2009-11-05 David Muller System and method for applying therapy to an eye using energy conduction
US20090306773A1 (en) * 2008-06-04 2009-12-10 Acufocus, Inc. Opaque corneal insert for refractive correction
US8480659B2 (en) 2008-07-25 2013-07-09 Lensar, Inc. Method and system for removal and replacement of lens material from the lens of an eye
WO2010033804A1 (en) * 2008-09-19 2010-03-25 Avedro, Inc. Eye therapy system
US8366689B2 (en) * 2008-09-30 2013-02-05 Avedro, Inc. Method for making structural changes in corneal fibrils
EP2346429A4 (en) * 2008-10-01 2012-10-24 Avedro Inc OCULAR THERAPY SYSTEM
US9125720B2 (en) * 2008-10-13 2015-09-08 Alcon Research, Ltd. Capsularhexis device with flexible heating element
EP2355739A4 (en) 2008-11-11 2014-03-12 Avedro Inc EYE THERAPY SYSTEM
US8137344B2 (en) * 2008-12-10 2012-03-20 Alcon Research, Ltd. Flexible, automated capsulorhexis device
US8157797B2 (en) * 2009-01-12 2012-04-17 Alcon Research, Ltd. Capsularhexis device with retractable bipolar electrodes
US20100280509A1 (en) * 2009-04-02 2010-11-04 Avedro, Inc. Eye Therapy System
US8712536B2 (en) * 2009-04-02 2014-04-29 Avedro, Inc. Eye therapy system
US8814854B2 (en) * 2009-06-03 2014-08-26 Alcon Research, Ltd. Capsulotomy repair device and method for capsulotomy repair
US20100312252A1 (en) * 2009-06-03 2010-12-09 Guangyao Jia Capsularhexis device with flexible heating element having an angled transitional neck
US8758332B2 (en) 2009-07-24 2014-06-24 Lensar, Inc. Laser system and method for performing and sealing corneal incisions in the eye
WO2011050164A1 (en) 2009-10-21 2011-04-28 Avedro, Inc. Eye therapy
WO2011053768A2 (en) * 2009-10-30 2011-05-05 Avedro, Inc. System and method for stabilizing corneal tissue after treatment
US20110118734A1 (en) * 2009-11-16 2011-05-19 Alcon Research, Ltd. Capsularhexis device using pulsed electric fields
WO2011094493A1 (en) * 2010-01-29 2011-08-04 Lensar, Inc. Servo controlled docking force device for use in ophthalmic applications
US20110202049A1 (en) * 2010-02-18 2011-08-18 Alcon Research, Ltd. Small Gauge Ablation Probe For Glaucoma Surgery
EP4480461A3 (en) 2010-03-19 2025-02-12 Avedro, Inc. Systems for applying and monitoring eye therapy
US9241755B2 (en) 2010-05-11 2016-01-26 Alcon Research, Ltd. Capsule polishing device and method for capsule polishing
DK2575711T3 (da) * 2010-06-07 2017-11-13 Mynosys Cellular Devices Inc Oftalmisk kirurgisk udstyr til adgang til væv og til udførelse af en capsulotomi
US8906012B2 (en) 2010-06-30 2014-12-09 Medtronic Advanced Energy Llc Electrosurgical devices with wire electrode
US8920417B2 (en) 2010-06-30 2014-12-30 Medtronic Advanced Energy Llc Electrosurgical devices and methods of use thereof
US9149388B2 (en) 2010-09-29 2015-10-06 Alcon Research, Ltd. Attenuated RF power for automated capsulorhexis
EP2627240B1 (en) 2010-10-15 2023-01-18 LENSAR, Inc. System and method of scan controlled illumination of structures within an eye
US10463541B2 (en) * 2011-03-25 2019-11-05 Lensar, Inc. System and method for correcting astigmatism using multiple paired arcuate laser generated corneal incisions
US9044308B2 (en) 2011-05-24 2015-06-02 Avedro, Inc. Systems and methods for reshaping an eye feature
US9020580B2 (en) 2011-06-02 2015-04-28 Avedro, Inc. Systems and methods for monitoring time based photo active agent delivery or photo active marker presence
EP2785296B1 (en) 2011-12-02 2018-06-20 AcuFocus, Inc. Ocular mask having selective spectral transmission
EP4074294A1 (en) 2012-07-16 2022-10-19 Avedro, Inc. Systems and methods for corneal cross-linking with pulsed light
USD707818S1 (en) 2013-03-05 2014-06-24 Alcon Research Ltd. Capsulorhexis handpiece
US9204962B2 (en) 2013-03-13 2015-12-08 Acufocus, Inc. In situ adjustable optical mask
US9427922B2 (en) 2013-03-14 2016-08-30 Acufocus, Inc. Process for manufacturing an intraocular lens with an embedded mask
EP2967711B1 (en) 2013-03-15 2020-05-06 Cynosure, LLC Electrosurgical instruments with multimodes of operation
WO2014205145A1 (en) 2013-06-18 2014-12-24 Avedro, Inc. Systems and methods for determining biomechanical properties of the eye for applying treatment
US9498114B2 (en) 2013-06-18 2016-11-22 Avedro, Inc. Systems and methods for determining biomechanical properties of the eye for applying treatment
US9827140B2 (en) 2013-07-17 2017-11-28 William Thomas McClellan Percutaneous blepharoplasty device and method
USD737438S1 (en) 2014-03-04 2015-08-25 Novartis Ag Capsulorhexis handpiece
DE102014014566A1 (de) * 2014-09-29 2016-03-31 Carl Zeiss Meditec Ag Augenchirurgisches Verfahren
KR102416876B1 (ko) 2014-10-27 2022-07-05 아베드로 인코퍼레이티드 눈의 교차-결합 처리를 위한 시스템 및 방법
WO2016077747A1 (en) 2014-11-13 2016-05-19 Avedro, Inc. Multipass virtually imaged phased array etalon
US10786300B2 (en) 2015-04-13 2020-09-29 Carlos Fernando Bazoberry Radiofrequency denervation needle and method
US12035961B2 (en) 2015-04-13 2024-07-16 Carlos Fernando Bazoberry Radiofrequency denervation needle and method
EP3827792A1 (en) 2015-04-24 2021-06-02 Avedro, Inc. Systems and methods for photoactivating a photosensitizer applied to an eye
EP4483884A3 (en) 2015-05-22 2025-03-05 Avedro Inc. Systems for monitoring cross-linking activity for corneal treatments
EP3324973B1 (en) 2015-07-21 2020-06-03 Avedro, Inc. Treament of an eye with a photosensitizer
US20220401261A1 (en) * 2017-12-07 2022-12-22 Harry Michael Lambert Ophthalmological surgery microsurgery instruments and methods of use in pars plana vitrectomy for increasing surgical precision and reducing vitreoretinal instrument insertions and removals and related trauma
CN117137607A (zh) 2018-02-07 2023-12-01 赛诺秀有限责任公司 用于受控rf处理的方法和设备以及rf发生器系统
KR102006907B1 (ko) * 2018-03-12 2019-10-01 주식회사 씨오아이 안과용 수술 장치
USD1005484S1 (en) 2019-07-19 2023-11-21 Cynosure, Llc Handheld medical instrument and docking base

Family Cites Families (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE949370C (de) * 1954-02-06 1956-09-20 Phil Friedrich Loenne Dr Med D Elektro-chirurgisches Instrument
US4033351A (en) * 1974-06-14 1977-07-05 Siemens Aktiengesellschaft Bipolar cutting electrode for high-frequency surgery
US3987795A (en) * 1974-08-28 1976-10-26 Valleylab, Inc. Electrosurgical devices having sesquipolar electrode structures incorporated therein
DE2525982C3 (de) * 1975-06-11 1978-03-09 Richard Wolf Gmbh, 7134 Knittlingen Schneidelektrode für Resektoskope
US4202337A (en) * 1977-06-14 1980-05-13 Concept, Inc. Bipolar electrosurgical knife
US4228800A (en) * 1978-04-04 1980-10-21 Concept, Inc. Bipolar electrosurgical knife
US4326529A (en) * 1978-05-26 1982-04-27 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Corneal-shaping electrode
US4376529A (en) * 1980-03-31 1983-03-15 Xerox Corporation Output station for reproducing machine
US4805616A (en) * 1980-12-08 1989-02-21 Pao David S C Bipolar probes for ophthalmic surgery and methods of performing anterior capsulotomy
US4367744A (en) * 1980-12-29 1983-01-11 Sole Gary M Medical instrument, and method of utilizing same
US4481948A (en) * 1980-12-29 1984-11-13 Sole Gary M Medical instrument, and methods of constructing and utilizing same
US4688570A (en) * 1981-03-09 1987-08-25 The Regents Of The University Of California Ophthalmologic surgical instrument
US4381007A (en) * 1981-04-30 1983-04-26 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Multipolar corneal-shaping electrode with flexible removable skirt
US4438766A (en) * 1981-09-03 1984-03-27 C. R. Bard, Inc. Electrosurgical generator
US4559943A (en) * 1981-09-03 1985-12-24 C. R. Bard, Inc. Electrosurgical generator
US4961744A (en) * 1982-01-04 1990-10-09 Keravision, Inc. Holder for inserting corneal curvature adjustable ring
US4766895A (en) * 1982-01-04 1988-08-30 Kera Corneal Devices, Inc. Apparatus for corneal curvature adjustment
US4452235A (en) * 1982-01-04 1984-06-05 Reynolds Alvin E Method for corneal curvature adjustment
US4671276A (en) * 1982-01-04 1987-06-09 Kera Associates Apparatus for corneal curvature adjustment
FR2556953B1 (fr) * 1983-12-21 1986-05-16 Hanna Khalil Appareil chirurgical pour keratotomie radiaire
AU606315B2 (en) * 1985-09-12 1991-02-07 Summit Technology, Inc. Surface erosion using lasers
SU1419676A1 (ru) * 1985-12-16 1988-08-30 Московский научно-исследовательский институт микрохирургии глаза Устройство дл коагул ции биологических тканей
US4901719A (en) * 1986-04-08 1990-02-20 C. R. Bard, Inc. Electrosurgical conductive gas stream equipment
US4807623A (en) * 1986-05-30 1989-02-28 David M. Lieberman Device for simultaneously forming two incisions along a path on an eye
US4802476A (en) * 1987-06-01 1989-02-07 Everest Medical Corporation Electro-surgical instrument
US5215104A (en) * 1988-08-16 1993-06-01 Steinert Roger F Method for corneal modification
US4907587A (en) * 1988-10-12 1990-03-13 Fedorov Svjatoslav N Method for surgical correction of mixed and hypermetropic astigmatism and a device for carrying same into effect
US5263951A (en) * 1989-04-21 1993-11-23 Kerus Medical Systems Correction of the optical focusing system of the eye using laser thermal keratoplasty
US5009656A (en) * 1989-08-17 1991-04-23 Mentor O&O Inc. Bipolar electrosurgical instrument
DE8911715U1 (de) * 1989-10-02 1989-11-16 Ueckmann, Bernd, 6950 Mosbach Kapselsack-Bipolarstift
US5203353A (en) * 1989-10-24 1993-04-20 Surgical Technologies, Inc. Method of penetrating and working in the vitreous humor of the eye
US5201730A (en) * 1989-10-24 1993-04-13 Surgical Technologies, Inc. Tissue manipulator for use in vitreous surgery combining a fiber optic endoilluminator with an infusion/aspiration system
US5273535A (en) * 1991-11-08 1993-12-28 Ep Technologies, Inc. Catheter with electrode tip having asymmetric left and right curve configurations
US5025811A (en) * 1990-02-16 1991-06-25 Dobrogowski Michael J Method for focal destruction of eye tissue by electroablation
US5174304A (en) * 1990-02-16 1992-12-29 Latina Mark A Electrocycloablation apparatus and method
US5346491A (en) * 1991-03-28 1994-09-13 Sony Corporation Feed device for bipolar electrodes for capsulotomy
EP0588864A4 (en) * 1991-05-24 1996-01-10 Ep Technologies Combination monophasic action potential/ablation catheter and high-performance filter system
US5257451A (en) * 1991-11-08 1993-11-02 Ep Technologies, Inc. Method of making durable sleeve for enclosing a bendable electrode tip assembly
ES2201051T3 (es) * 1991-11-08 2004-03-16 Boston Scientific Limited Electrodo para ablacion que comprende detectores de temperatura aislados.
CA2106409A1 (en) * 1991-11-08 1993-05-09 Stuart D. Edwards Radiofrequency ablation with phase sensitive power detection
JPH07500757A (ja) * 1991-11-08 1995-01-26 イーピー テクノロジーズ,インコーポレイテッド 組織のインピーダンスをモニタしながら組織を切除するシステム及び方法
WO1993020878A1 (en) * 1992-04-10 1993-10-28 Cardiorhythm Shapable handle for steerable electrode catheter
US5573533A (en) * 1992-04-10 1996-11-12 Medtronic Cardiorhythm Method and system for radiofrequency ablation of cardiac tissue
US5318525A (en) * 1992-04-10 1994-06-07 Medtronic Cardiorhythm Steerable electrode catheter
WO1993020886A1 (en) * 1992-04-13 1993-10-28 Ep Technologies, Inc. Articulated systems for cardiac ablation
WO1993020893A1 (en) * 1992-04-13 1993-10-28 Ep Technologies, Inc. Steerable coaxial antenna systems for cardiac ablation
US5314466A (en) * 1992-04-13 1994-05-24 Ep Technologies, Inc. Articulated unidirectional microwave antenna systems for cardiac ablation
US5281217A (en) * 1992-04-13 1994-01-25 Ep Technologies, Inc. Steerable antenna systems for cardiac ablation that minimize tissue damage and blood coagulation due to conductive heating patterns
WO1993020768A1 (en) * 1992-04-13 1993-10-28 Ep Technologies, Inc. Steerable microwave antenna systems for cardiac ablation
US5533999A (en) * 1993-08-23 1996-07-09 Refractec, Inc. Method and apparatus for modifications of visual acuity by thermal means

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119218A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 River Seiko:Kk 内視鏡用フック型高周波処置具
JP4725808B2 (ja) * 2007-11-14 2011-07-13 有限会社リバー精工 内視鏡用フック型高周波処置具

Also Published As

Publication number Publication date
US5766171A (en) 1998-06-16
MX9603274A (es) 1997-02-28
CN1143900A (zh) 1997-02-26
EP0743838A4 (en) 1999-01-07
SG52621A1 (en) 1998-09-28
AU686743B2 (en) 1998-02-12
EP0743838A1 (en) 1996-11-27
WO1995021578A1 (en) 1995-08-17
IL112576A (en) 1998-10-30
CA2183103A1 (en) 1995-08-17
IL112576A0 (en) 1995-05-26
KR970701021A (ko) 1997-03-17
AU1700395A (en) 1995-08-29
US20020049437A1 (en) 2002-04-25
BR9506762A (pt) 1997-10-07
TW274514B (ja) 1996-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09511161A (ja) 角膜を反曲させる電気外科的方法
US5599341A (en) Laser surgical procedure and device for treatment of the cornea
JP3300855B2 (ja) 眼の治療用プローブ
US20020013579A1 (en) Rotating electrosurgical blade for corneal reshaping
US5413574A (en) Method of radiosurgery of the eye
US6036688A (en) Radio frequency refractive keratectomy apparatus and method
ES2219614T3 (es) Modificaciones de la agudeza visual por medios termicos.
US20030014042A1 (en) Method of creating stromal pockets for corneal implants
JP2003531664A (ja) 湿性角膜か乾性角膜かを決定することができる電源付き加熱角膜形成システム
US20030181903A1 (en) Method and apparatus for modifications of visual acuity by thermal means
US6231583B1 (en) Corneal circular channel dissecting device
US8177778B2 (en) System and method for stabilizing corneal tissue after treatment
JP2002500522A (ja) 角膜レーザー外科療法の方法
WO2000009027A9 (en) Corneal electrosurgical probe with a variable-height active site
US20040049186A1 (en) Method and apparatus for modifications of visual acuity by thermal means
JP2003275234A (ja) 視力の矯正に使用する加熱角膜形成システム用の電極アセンブリ
US7147636B1 (en) Method and apparatus for corneal shrinkage using a plurality of electrodes
Stasi et al. Laser Thermal Keratoplasty and Conductive Keratoplasty
AU1826901A (en) Method and apparatus for modifications of visual acuity by thermal means