JPH09505562A - 香料を小分けして提供する方法および組成物 - Google Patents
香料を小分けして提供する方法および組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
ソフトゼラチンカプセル内の香料を開示する。望ましい香料は、揮発性溶媒、不揮発性の補助溶媒、または揮発性溶媒および不揮発性の補助溶媒または複数の補助溶媒の組合せからなる溶媒系に溶解される。ついで、結果として得られる溶液を、部分的に脱水し水素化したグルコースシロップで可塑化したグリセロールを含まない無臭のゼラチンで調製したソフトゼラチンカプセルでカプセル化する。
Description
【発明の詳細な説明】
香料を小分けして提供する方法および組成物
発明の背景 技術分野
本発明は、ソフトゼラチンカプセル内の香料からなる新規な、1単位または1
回分の使用量のパッケージに関する。本発明は、ソフトゼラチンカプセル内の香
料や香水を小分けして提供するためにこのような1回使用用のパッケージおよび
組成物を調製する方法も発明の範囲内に含む。関連技術の説明
通常、香料または香水は植物の葉、花、樹脂または木部から(時には動物から
)蒸留または抽出された揮発油から調製される。この中には、例えばシトラール
、ジャスミン、ラベンダーおよびバラ油からの酢酸リナリルなどが含まれる。典
型的な香料は、多数の混合された揮発性成分からなり、香料をつけている人に気
持の良い感覚経験を与え、さらに、その人のまわりの人々にも気持の良い感覚経
験を与える。しかし、これらの混合油は適当な溶媒で希釈しなければ、一般的に
強すぎたり高価すぎる。消費者に対してオーデコロン、香水、オードパルファム
、オードトワレ、スプラッシュコロン、オウフレス
(eau fraiche)など、様々な「香水」製品を調製するために、現在の香水製造
では低分子量アルコール、例えばメタノールやエタノール、より一般的にはエタ
ノールを使用している。
潜在的な消費者に香水のサンプルを配布することは、香料業界において非常に
重要な業務である。香水のサンプルを消費者に小分けして提供するのに使用され
る方法としては、ガラス瓶、スプレー瓶、紙に付着させたマイクロカプセル化し
た香料、アルミニウム製小袋またはプラスチック製小袋内に封入されたポリマー
マトリックスに吸収させた香料、小袋内に封入された粉末状の香料、および吸い
取り紙に香水をスプレーし、それを顧客に渡す方法などがある。顧客は普通、店
頭または郵便でサンプルを受け取る。
これらの方法には、各々欠点がある。例えば、ガラス瓶は壊れやすく、作って
配布するには比較的高価である。加えて、香水の1回分の使用量を小分けして提
供するだけのガラス瓶を作ることは難しく、しかも高価である。スプレー瓶が法
律で禁止されている地域もある。一般に、紙に付着させたマイクロカプセル化さ
れた香料は、紙とインクの臭いのため、香が正確に表現されない。ポリマーマト
リックスに吸収させた香料は、伝統的な香水と同じ粘度ではない。多くの場合、
香料の高揮発性成分がマトリックから蒸発するとき、香料の香りの表現は変化す
る。カードに香水をスプレーしても、香りの表現が変化
する。粉末状の香料は消費者に容易に受け入れられない。
このように、作って配布するのに高価ではなく、1回の使用量だけの香料が入
り、消費者に容易に受け入れられ、貯蔵および配布した後、市販の香料に似た外
観、感じ、および粘度を有し、香を正確に表現する香料サンプル配達システムが
必要である。このような配達システムでは、香料の簡単な小分けによる提供が可
能でなければならない。
ソフトゼラチンカプセルは一般に、グリセロール、ソルビトール、または類似
したポリオールなどの添加物を加えることにより、ゼラチンが可塑化されている
柔らかい殻壁を有する。しかし、ソフトゼラチンカプセルがエタノール基剤の溶
液で充填された場合、特に5%v/vを超える濃度のアルコールが存在するとき
、アルコールはカプセル壁を通って拡散し、これによって製品の貯蔵寿命が短縮
される。
米国特許第5,082,661号および5,063,057号では、例えばシリコーン中の日焼け
止め剤、日焼け剤、皮膚抗しわ剤などのような主要な化粧品組成物のカプセル化
を記述している。米国特許第5,082,661号は、主要な化粧品組成物に加えて、他
の付属的な少量の成分を含めることを示唆している。これらの少量の付属的な成
分としては、保存剤、着色剤、不透明化剤および香料などがあり、概して組成物
の0.001%から20%までの範囲である。有用なシリコーン類は、広範囲の
粘度、すなわち約0.
5〜10,000,000センチストークの範囲であることが開示されている。
「低粘度シリコーンと高粘度シリコーンとの混合物を化粧品調合品に混合するこ
とができる」ことが開示されている。
シリコーンの製造業者であるダウコーニング社(Dow Corning Corporation)
は、「ダウコーニング調合シート(Dow Corning Formulation Sheet)E2-1387A
」と題する報告で、単一のシリコン液(Dow Corning 344)とフィンソルブ(Fin
solv)TM−TN/フィネテックス(Finetex)およびイソステアリルアルコール
を香料コロン調合品における溶媒基剤として使用することを提言している。ダウ
コーニング社は、例えばダウコーニング(Dow Corninng)200、225、24
4、245および345など、他のシリコーン液を香水に使用することが可能で
あると述べている。ダウコーニング社により、シリコーン液、フィンソルブ(Fi
nsolv)TM−TNおよびイソステアリルアルコールを含む香料溶液をソフトゼラ
チンカプセルの中にカプセル化することは提言されていない。
ジョルジオ(Giorgio)のレッド・ドライ・オイル・シルクナー(Red Dry Oil
Silkener)などの香を付けた皮膚ケアおよび化粧品や、ラ・パルファミィ(La
Parfumeie)のようなONE無限定香水(ONE unlimited perfume)などの添加物
としてシリーコン類を使用する製品が市販されている。これらの製品は、伝統的
な瓶や広口びんに入った状態で入手できる。
香料および香水の溶媒としてエタノールを使用することは、産業界では標準的
な方法である。ソフトゼラチンカプセルは一般に香料と相溶性であるが、上記の
通り、エタノールはカプセル壁を通って移行する傾向がある。したがって、カプ
セルが崩壊することなく香料をうまく含んでいることができ、同時にエタノール
基剤の香水と実質的に同じかそれ以上の感触および実質的に同じかそれ以上の香
の表現を維持することができるソフトゼラチンカプセルが必要である。
発明の開示
エタノールはカプセル壁を通って移行する傾向があるため、香料油を溶解する
替わりの溶媒が必要である。シリコーン液はゼラチンおよび多くの香料油とかな
り相溶性である。しかし、シリコーンはグリセロールに溶解しすぎて、グリセロ
ール可塑化ゼラチン殻の殻内に高レベルの香料が移行してしまう。グリセロール
は水に無限に溶解するため、グリセロールで可塑化したカプセルも容認できない
レベルの水分吸収を示す。さらに、従来の「低ブルーミング(bloom)」ゼラチ
ンには麝香臭または「動物」臭があり、このようなゼラチンで調製したカプセル
は、容認できない臭いを最終的な香料サンプルに与える。
本発明は、溶媒系に多量のエタノールを使用しない香料含有ゼラチンカプセル
を提供し、したがって、以前に
は低分子量アルコール溶媒の使用と関連があった有害作用を克服することができ
る。さらに、本発明はエタノールを使用しないソフトゼラチンカプセルに香料を
小分けして提供する方法を含む。本発明の系で使用される溶媒はエタノールを含
まないため、エタノールに起因するカプセル崩壊の問題は回避される。
概して、本発明は、グリセロール可塑化殻に関連したの問題を回避する低分子
量アルコール性溶媒を使用しない、香料を小分けして提供するための1回使用量
、すなわち「使用単位」のゼラチンカプセルの使用形態に関する。カプセル化さ
れた香料の香は保持または改良され、同時に皮膚に対する感覚はエタノール基剤
の溶液より優れている。
本発明は、香料油を溶解した系、すなわち、溶媒系に溶解された香料を含む充
填材が入ったソフトゼラチン殻またはソフトゼラチンカプセルを含む。本殻は実
質的にグリセロールを含まず、部分的に脱水され水素化されたグルコースシロッ
プで可塑化される。結果として得られる本発明のゼラチンカプセルは、従来のグ
リセロール可塑化ゼラチンで調製したゼラチンカプセルと比較して、(1)殻内
への香料の透過の劇的な低減、および(2)水分感受性の大幅な減少を示す。し
たがって、本発明のカプセルは香料の移行または水分の吸収によって崩壊したり
粘着性になったりしない。加えて、ゼラチン殻はカプセル化された香水サンプル
に何の臭いも与えない無臭
の、高ブルーミング(bloom)ゼラチンを含む。
本溶媒系は溶解プロフィールが大きく異なっている香料油および「ファイン香
料」を溶解できる。本発明に使用される溶媒系は、(1)揮発性溶媒、または(
2)揮発性溶媒および非揮発性の補助溶媒または複数の補助溶媒との組合せであ
る。本溶媒系を使用するとエタノール基剤の香水に似た皮膚感覚および急速な気
化特性を示す香水となる。結果として得られる香水は、非脂肪性で、軽く、さっ
ぱりしており、しかも柔らかく、簡単に延ばせる。本発明に従って調製したゼラ
チンカプセルは、殻または溶媒系に起因するこれ自体のバックグラウンドの臭が
なく、極めて複雑で正確な香料の香の表現を維持し、発現することが可能である
。本カプセルは容易に開封でき、カプセル化された香水は簡単に小分けして提供
することができる。特に簡単に開封されるカプセルは、引き裂きまたはねじり取
るつまみ部分を有する。
本発明のカプセルは、様々な形および色で調製することも可能である。カプセ
ルは、販売目的の香水テスターまたは香水サンプラーとして使用することも可能
である。この役割で、本発明のカプセルはガラス、プラスチックまたは金属ホイ
ルで作られた既知のサンプラーやテスターに比べて多くの長所がある。これらの
長所としては、改良された生分解性、改良された香料の香の表現、改良された破
損に対する抵抗性、改良された香料の酸化に対するバリヤー性、香料に対してア
レルギー性である人々
に対するアレルギー性反応の低減、および製品の貯蔵寿命の延長などがある。
好ましい具体例の詳細な説明
以下に使用されるとおり、「香水」の語は、香料の溶液を意味し、一方「香料
」は生の濃縮物、すなわち製品に特徴的なにおいを与える香気入り油または配合
油を意味する。「ファイン香料」は、エタノールの香料溶液を意味する。好まし
いファイン香料はエタノール中に約5〜50%の香料を含有する。
本発明によって、新規な香料含有ゼラチンカプセル、および相当量の低分子量
アルコール性溶媒または複数の溶媒を使用することなしに香料をソフトゼラチン
カプセルにカプセル化する方法が提供される。本発明のゼラチンカプセルは、
(a)実質的に臭いのないゼラチン殻、その殻は実質的にグリセロールを含ま
ず、部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップを含有し、および、
(b)殻によってカプセル化された充填物、その充填物は香料溶解系に溶解し
た香料を含有する
ことからなる。
香料溶解系、すなわち、溶媒は、主に香料の揮発性溶媒および不揮発性の補助
溶媒または複数の補助溶媒を含む。ゼラチン殻は殻を介する香料の透過に対して
実質的に耐性を有する。さらに、カプセルは、香料によって生
じた香に実質的に有害な作用を示さない。ゼラチン殻と香料溶解系との組合せは
、延長された貯蔵期間を越えて香料の真正な香の表現を維持し、カプセルを開け
ることにより真正な香料の香の表現を提供することが可能な普遍的な系を提供す
る。すなわち、ゼラチン殻および溶媒系は、予め決められた時まで香料の表現を
実質的に保つように共同して働く。
本発明の方法は、(a)選ばれた香料または香料のブレンド物の溶液を溶媒系
中で形成し、および(b)部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップを
用いて可塑化された実質的に臭いのないソフトゼラチン殻で溶液をカプセル化す
る段階を含む。
香料の香の表現、すなわち、皮膚に塗布することで香料により生じる匂いは複
雑でさらに種々の成分油の特異的な混合によって左右される。油類のブレンド物
を含有する香料またはファイン香料は、高、中および低程度の「調(note)」を
示し、各々は、特異的な油分子によって生成される芳香に関連する。香料混合物
中で最も蒸気圧の高い油を迅速に気化する結果、高い程度の調を生じる。それら
の調は、香料の試料を小分けして提供した後直ちに検出できる。中程度の調は、
より低い蒸気圧を有し、さらにゆっくりと気化する油類によって生じる。それら
は香料が小分けされ提供された後2〜3時間後に検出される。低い程度の調は、
残っている油類から生じ、高程度および中程度の調が完全に消失した後に検出さ
れ
る。殻への香料の移動から生じる充填物中の香料油類の組成物のいかなる変化も
異なる結果を示し、したがって許容しえない香料の香の表現を呈する。
特定のシリコーン、特にDC245はグリセロールに重量で約10%溶解する
ので、カプセル充填材料中のシリコーンは、それとともに香料を運ぶカプセル殻
に移動する。したがって、グリセロール可塑化ゼラチン殻を有するカプセルは、
殻中への許容できないレベルの香料の移動または透過を示す傾向にある。本発明
は実質的に安定であるかまたは静電気的な系である。すなわち、ゼラチン殻およ
び充填材料は共に、殻中への透過による組成物におけるいかなる変化を最小にし
、カプセルが開らかれた時に、所望の香料の香を表現することを可能とする。さ
らに、殻に起因するいかなる臭いをも減らすために、本発明のカプセル類は高ブ
ルーミングゼラチンを用いて製造される。
グリセロールは水に非常に溶けるので、グリセロールで可塑化されたカプセル
は、許容しえないレベルの水分の吸収も示す。30%以下の相対的湿度(RH)
レベルでさえ、グリセロールで製造されたカプセルは水を吸収し、粘着性になり
、さらに開けるのが難しくなる。グリセロールを実質的に含まず、部分的に脱水
され、水素化されたグルコースシロップ可塑化剤を用いて製造されたゼラチンカ
プセルは粘着性になることはなく、また開けるのが困難となることもない。低い
〜中程度の湿度条件
では長期間の貯蔵に、さらに高い〜きわめて高い湿度条件では、少なくとも必要
とされる時間の貯蔵に適したものとなる。
本発明によって製造されるゼラチンカプセルは、殻または溶媒系のいずれかに
起因するいかなる実質的なそれ自体のバックグランド的な臭いもなく、非常に複
雑で真正な香料油の香の表現を維持しさらに表現することが可能である。カプセ
ルは容易に開けられ、そしてカプセル化された香水を簡単に小分けして提供する
ことができる。
香料含有カプセルの殻は、部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップ
を用いて可塑化される。これらのグルコースシロップは、種々の澱粉源から得ら
れる。好ましい澱粉源は、とうもろこしである。典型的には、このようなシロッ
プは、重量で25〜40%のソルビトール、重量で20〜30%のソルビタン類
(ソルビタン成分の大部分は、1,4−ソルビタンである)、水(典型的には重
量で13〜20%の量)および他の多価アルコール類(マンニトール含有量は重
量で0〜6%である)からなる。
乾燥殻中でのソルビトール/ソルビタン混合物の量は、重量で4〜50%、好
ましくは重量で10〜40%、さらに好ましくは重量で20〜30%であるのが
適切である。
上述のように、ソルビトール/ソルビタン混合物は他の多価アルコール類を含
有しうるが、この場合に、ソル
ビトール/ソルビタン/他の多価アルコール全体の混合物中におけるソルビトー
ルとソルビタンの合計量は、好適には重量で45〜75%、好ましくは重量で5
5〜66%である。他の多価アルコール類は、好適には水素化糖類である。
総混合物は、通常、重量で6%以下のマンニトールを含有し、好ましくは重量
で1〜4%、さらに好ましくは重量で2〜3%のマンニトールを含有する。
好ましい脱水され水素化されたグルコースシロップは、アニドリソルブ(Anid
risorb)85/70としてフランス国、レトレムのロケット フェレレ(Roquet
te Freres)によって販売されるかまたは入手可能である。この材料は、以下の
組成を示す:重量で約20〜35%のソルビトール、重量で約15〜25%のソ
ルビタン、重量で約2〜6%のマンニトール、および重量で約5〜15%の水素
化糖類。従来のグリセロール可塑化ゼラチンを用いて製造されたゼラチンカプセ
ルに比較すると、得られる本発明のゼラチンカプセルは、(1)殻中への香料の
透過の劇的な減少、および(2)水分に対する感受性の大きな減少を示している
。本発明の好ましい可塑化剤はグリセロールを実質的に含まないかまたは低濃度
である。
貯蔵される場合、従来の低ブルーミングのゼラチンを用いて製造された香料含
有ゼラチンカプセルは、そのなかにカプセル化された香料の芳香を損なう臭いを
発現する。従来または低ブルーミングゼラチンは、約120〜
180のブルーミング価を示す。したがって、本発明の好ましい具体例で、ゼラ
チン殻は、臭いのない高ブルーミングゼラチンを用いることが好ましい。このよ
うなゼラチンは、少なくとも約220、さらに典型的には約220〜300のブ
ルーミング価を示す。臭いのない、高ブルーミングゼラチンの例としては、不活
性で、脱イオン化され、さらに酸化されたゼラチン;1番目の抽出物である、部
分的にまたは充分に脱塩され、石灰で処理された骨ゼラチン;および1番目、2
番目および3番目の抽出物である石灰で処理された骨ゼラチンのブレンド物であ
る。
別の具体例で、ゼラチン殻は、実質的に臭いのないような形態に精製もしくは
処理した低ブルーミングゼラチンを使用して製造してもよい。
溶媒系は、広範囲に異なる溶解プロフィールの香料および「ファイン香料」を
溶かすことが可能である。本発明に使用される溶媒系は、(1)揮発性溶媒、ま
たは(2)揮発性溶媒と非揮発性の補助溶媒または複数の補助溶媒との組合せを
用いる。この溶媒系を使用すると、エタノール基剤の香水と似た皮膚感触および
急速な気化特性を示す香水となる。得られた香水は、非脂肪性で、軽くてさっぱ
りしており、柔らかくそして簡単に延ばせる。本発明では、揮発性溶媒は揮発性
シリコーン、または脂肪族または芳香族炭化水素でありうる。
揮発性シリコーンは、単独のシリコーン液あるいは2
またはそれ以上の混和性シリコーン液でありうる。一般に、約25℃で、約0.
5から約10センチストークの間の範囲で粘度を示す低粘度のシリコーン液が最
も有益である。しかし、得られる部分的に揮発性のブレンド物の粘度が20cs
tをおおはばに超過しないかぎり、少量のより高い粘度のシリコーンを低粘度の
シリコーン類とブレントして使用してもよい。
本発明の充填材と組み合わせるのに適切なシリコーン化合物の中には、式:
(式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基であり、nは、3〜10、好ましくは
3〜7の整数であり、鎖の末端の酸素およびケイ素原子での未結合原子価は互い
に結びついて環状構造を形成しうる。)
で表されうるジメチコーンおよびシクロメチコーンがある。
例えば、ジメチコーン、シクロメチコーン、および置換されたシロキサン等の
種々のシリコーン液が使用しうる。代表的なシリコーン液は、ダウ コーニング
社から入手可能で、シリコーンDC200(ヘキサメチルジシロキサン、0.6
5cst)、DC200(オクタメチ
ルトリシロキサン、1.0cst)、DC244(主に、オクタメチルシクロテ
トラシロキサン)、DC245(主に、デカメチルシクロペンタシロキサン)、
DC344(デカメチルシクロペンタシロキサンおよびオクタメチルシクロテト
ラシロキサンのシクロポリジメチルシロキサンブレンド物)、DC345(ドデ
カメチルシクロヘキサシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンおよびオ
クタメチルシクロテトラシロキサンのシクロポリジメチルシロキサンブレンド物
)が挙げられる。1.0cstのDC200が0.65cstのDC200より
好ましい。
シリコーン類の典型的な蒸気圧を以下の表に示す。これらの蒸気圧はダウコー
ニング344液を用いて種々の温度で測定された。
温 度 蒸気圧(mm Hg)
26℃ 1
64℃ 10
77℃ 20
92℃ 40
101℃ 60
114℃ 100
155℃ 400
178℃ 760
揮発性溶媒は、また脂肪族または芳香族炭化水素化合物でもよい。その炭化水
素は、典型的に6〜25の炭素原子を有する直鎖または分岐した飽和脂肪族炭化
水素である。代表的な炭化水素としては、イソドデカン(2,2,6,6-テトラメチル
-4-メチレンペンタン)、イソヘキサデカン(2,2,4,4,6,6,8-ヘプタメチルノナ
ン)、およびイソエイコサンが挙げられる。好ましい炭化水素であるイソドデカ
ンは、ペルメチル(Permethyl)99Aとして、ニュージャジー州、サウス プ
レインフィールドのプレスパース(Presperse)社から入手可能である。
溶媒系の第2の成分は不揮発性の補助溶媒である。本発明のゼラチンカプセル
のための充填剤として使用するのに適切な補助溶媒は、(1)8−18の炭素原
子を有する直鎖または分岐したカルボン酸のC6〜C22の直鎖または分岐したア
ルキルのエステル、(2)ベンジルまたはC6〜C22の直鎖または分枝したアル
キルの安息香酸エステル、(3)8−18の炭素原子を有する直鎖または分枝し
たカルボン酸のC6〜C22の直鎖または分枝したアルキルのエステル、(4)8
−18の炭素原子を有する直鎖または分枝したカルボン酸のC6〜C22の直鎖ま
たは分枝したアルコキシアルキルのエステル類、(5)カルボン酸から得られる
8−18の炭素原子を含むグリセリルエステル、(6)ソルビタンエステル、(
7)アルコキシ化脂肪酸エステルの直鎖または分枝したアルキルのエステル、お
よび(8)10−22の炭素
原子を有する脂肪アルコール類のような多くのものがある。
好ましい安息香酸アルキルは、フィンソルブTNO(FinsolvTM TNO)として
フィネテックス(Finetex)社(ニュージャージー州、エルムウッド パーク)
から入手しうる安息香酸のC12−C15のアルキルエステルである。フィンソルブ
TNO(FinsolvTM TNO)は、無臭で、それはもちろん香料以外の本発明の任意
成分として望ましい特徴である。他の好ましい補助溶媒は、安息香酸ベンジル、
PPG−2ミリスチルエーテルプロピオネート〔構造式はCH3(CH2)12CH2(OCH(CH3
)CH2)2O2CCH2CH3である〕、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソステ
アリル、およびイソセチルアルコールがある。
揮発性溶媒の範囲は、重量/重量で溶媒または香料溶解系中の約0%〜約10
0%である。さらに好ましい揮発性溶媒の範囲は、重量/重量で約30%〜約7
0%である。揮発性溶媒のなおさら好ましい量は、重量/重量で溶媒系の約50
%〜約70%の範囲にある。最も好ましい具体例では、揮発性シリコーンは、香
料溶解系中少なくとも重量で約55%である。
補助溶媒の量は、重量/重量で約0%〜約100%の範囲であり、さらに好ま
しくは系中の補助溶媒の量は、重量/重量で約30%〜約70%の範囲である。
最も好ましい具体例では、補助溶媒または補助溶媒混合物は、重量で香料溶解系
中の約45%未満である。
さらに好ましい本発明の具体例で、補助溶媒成分は、C6−C22の直鎖または
分枝した安息香酸アルキルと10−22の炭素原子を有する脂肪アルコールとの
組合せからなる。特に好ましい脂肪アルコールはイソセチルおよびイソテアリル
アルコールである。最も好ましい具体例では、安息香酸アルキルはC12−C15の
アルキルの安息香酸エステルであり、脂肪アルコールはイソセチルアルコールで
ある。組合せた補助溶媒中の脂肪アルコールに対するC12−C15の安息香酸アル
キルの重量比は、約1:2〜4:1の範囲である。好ましい具体例では、脂肪ア
ルコールに対する安息香酸アルキルの重量比は、約3:2である。
本発明によるさらに好ましい溶媒系は、重量/重量で約50−60%の揮発性
溶媒、重量/重量で約25−30%の安息香酸アルキル、および重量/重量で約
15−20%の脂肪アルコールを含有する。特に好ましい溶媒系は、香料溶解系
の重量で約22−32%のC12−C15の安息香酸アルキル、および香料溶解系の
重量で約13−23%の10−22の炭素原子を有する脂肪アルコールである。
選択された香料油は、溶解が完了するまで適切な容器内で混合することで、上
述の香料溶解系に溶解させる。その後、得られた生成物をソフトゼラチンカプセ
ルに充填し、その後公知の手法でシールしてカプセル化された香料を得る。
よく知られた回転ダイ加工のように、ソフトゼラチンカプセルを作る種々の従
来の方法が使用し得る。同様に、種々の従来のカプセルの形状と寸法も使用しう
る。特に有益なカプセルの形状は、米国特許第2,134,489号に示されるように引
き裂きまたはねじり取るつまみ部分を有する。そのようなカプセルでは、つまみ
を簡単にねじり取るかまたは引き裂き、皮膚に香水をつけることによって、使用
者はカプセル化された香水に容易に接することができる。香料含有ソフトゼラチ
ンカプセルは典型的には約0.02ml〜約2ml、さらに好ましくは約0.1
mlの溶媒系における香料の溶液を含有する。
本発明のカプセルは、アルコール性溶媒を利用する香料製品に対して予期され
ない利点を提供する。例えば、本発明の製品を皮膚につけた場合、本発明の製品
は刺すような痛みや、脂っぽさはほとんどまたは全くなく、アルコール性溶媒の
ものと同様の皮膚感触および気化率を示している。さらに、この溶媒基剤の使用
は、溶媒中に溶解した香料の嗅覚的な表現にほんのわずかにしか影響を与えない
。
所望の香を与えるのに効果的な量の香料を使用する。シリコーン基剤にブレン
ドされる量は、作られるべき香水の型(即ち、オーデコロン、香水など)および
香料の所望の効果によって決定される。典型的には、重量/重量で約5%から約
40%までの香料が溶媒基剤にブレンドされる。溶媒系での香料の好ましい組成
物は、重量/
重量で約10%−20%の香料を含有している。
いくつかの例で、香水を改善するために、溶解助剤、酸化防止剤、防腐剤、固
着/結合剤および着色剤のような公知の添加剤を組成中に組み込むことができる
。これらの添加剤は、シリコーンと同じくらいに揮発性ではなく、香料の香の表
現に悪い影響を与える可能性があるので、それらの濃度は、できれば香料の香の
表現に悪い影響を与えない低濃度に維持すべきである。さらに、得られる香水の
香料特性または皮膚感触特性に有害な作用を示す添加剤は避けるべきである。
本発明の実施を例示するため、以下の実施例を含める。
実施例1
以下に示す組成物の溶液を作った。
上記のように調製された溶液の正確な単位量を、ねじり取りつまみを有し、約
0.1mlの量のソフトゼラチンカプセルに、回転ダイ加工によって充填し、シ
ールした。用いたゼラチンリボンは、アニドリソルブ(Anidrisorb)85/70
として入手可能な部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップを用いて可
塑化した高ブルーミングゼラチンを用いて製造した。その後、カプセルは、室温
で貯蔵した。壁の凹みが観察されず、これは溶液がゼラチン壁を通して拡散しな
いことを示す。このゼラチンカプセルは以下の表1に示す調合組成物1である。
ねじり取りつまみを取り除いて、カプセル化された香料溶液の正確な量が使用
者の皮膚に簡便に放出されうる。溶液の香料の香の表現は正確であり、溶液の皮
膚感触は過度の刺すような痛みまたは脂っぽさはなく好ましいものである。
実施例2
調合組成物2−15を調合組成物1と基本的に同じ方法で調製した。これらの
組成を表1で上部に示す。
実施例3
以下に示す組成物の溶液を作った。
シリコーンDC200(1cst) 40%w/w
C12−C15の安息香酸アルキル 50%w/w
香料油 10%w/w
上記のように調製された溶液の単位量を、ねじり取りつまみを有し、約0.1
mlの量のソフトゼラチンカプセルに、回転ダイ加工によって充填し、シールし
た。用いたゼラチンリボンは、アニドリソルブ(Anidrisorb)85/70として
入手可能な部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップを用いて可塑化し
た高ブルーミングゼラチンを用いて製造した。その後、カプセルは、室温で貯蔵
した。壁の凹みが観察されず、これは溶液がゼラチン壁を通して拡散しないこと
を示す。
実施例4
以下に示す組成物の溶液を作った。
シリコーンDC200(1cst) 45%w/w
PPG−2エーテル プロピオネート
ミリスチル
(クロダモール(Crodamol)PMP) 45%w/w
香料油 10%w/w
上記のように調製された溶液の単位量を、ねじり取りつまみを有し、約0.1
mlの量のソフトゼラチンカプセルに、回転ダイ加工によって充填し、シールし
た。用いたゼラチンリボンは、アニドリソルブ(Anidrisorb)85/70として
入手可能な部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップを用いて可塑化し
た高ブルーミングゼラチンを用いて製造した。その後、カプセルは、室温で貯蔵
した。壁の凹みが観察されず、これは溶液がゼラチン壁を通して拡散しないこと
を示す。
実施例5
以下に示す組成物の溶液を作った。
シリコーンDC244 50%w/w
ミリスチン酸イソプロピル 40%w/w
香料油 10%w/w
上記のように調製された溶液の単位量を、ねじり取りつまみを有し、約0.1
mlの量のソフトゼラチンカプセルに、回転ダイ加工によって充填し、シールし
た。用いたゼラチンリボンは、アニドリソルブ(Anidrisorb)85/70として
入手可能な部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップを用いて可塑化し
た高ブルーミングゼラチンを用いて製造した。その後、カプセルは、
室温で貯蔵した。壁の凹みが観察されず、これは溶液がゼラチン壁を通して拡散
しないことを示す。
実施例6
以下に示す組成物の溶液を作った。
イソドデカン 50%w/w
イソステアリル アルコール 16%w/w
C12−C15の安息香酸アルキル 24%w/w
香料油 10%w/w
上記のように調製された溶液の単位量を、ねじり取りつまみを有し、約0.1
mlの量のソフトゼラチンカプセルに、回転ダイ加工によって充填し、シールし
た。用いたゼラチンリボンは、アニドリソルブ(Anidrisorb)85/70として
入手可能な部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップを用いて可塑化し
た高ブルーミングゼラチンを用いて製造した。その後、カプセルは、室温で貯蔵
した。壁の凹みが観察されず、これは溶液がゼラチン壁を通して拡散しないこと
を示す。
実施例7
以下に示す組成物の溶液を作った。
上記のように調製された溶液の単位量を、ねじり取りつまみを有し、約0.1
mlの量のソフトゼラチンカプセルに、回転ダイ加工によって充填し、シールし
た。用いたゼラチンリボンは、アニドリソルブ(Anidrisorb)85/70として
入手可能な部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップを用いて可塑化し
た高ブルーミングゼラチンを用いて製造した。その後、カプセルは、室温で貯蔵
した。壁の凹みが観察されず、これは溶液がゼラチン壁を通して拡散しないこと
を示す。
ねじり取りつまみを取り除いて、カプセル化された香料溶液の正確な量が使用
者の皮膚に簡便に放出されうる。溶液の香料の香の表現は正確であり、溶液の皮
膚感触は過度の刺すような痛みまたは脂っぽさはなく好ましいものである。
特には上記に開示または検討されていない多くの他の具体例は、それにもかか
わず本発明およびその請求項の思想および範囲内にありうる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1995年11月29日
【補正内容】
請求の範囲
1. (a)実質的にグリセロールを含まず、ゼラチンおよび部分的に脱水され
水素化されたグルコースシロップを含み、ねじり取るかまたは引き裂く部分を有
し、容積が少なくとも0.02mlの実質的に無臭の殻と、
(b)香料用の揮発性溶媒、非揮発性の補助溶媒、または、揮発性溶媒および非
揮発性の補助溶媒または複数の補助溶媒の組合せからなる香料溶媒系に溶解され
た香料を含み、殻によってカプセル化された充填材とを含み、
ゼラチン殻は殻を通過する香料の透過に実質的に抵抗性を有し、カプセルは皮
膚につけたときに香料がもたらす香に対して実質的な有害作用を示さない香料含
有ゼラチンカプセル。
2. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で少なくとも約5−95%であり、補助溶
媒が香料溶解系の重量で約5−95%未満である請求項1に記載の香料含有ゼラ
チンカプセル。
3. 皮膚につけた時に香料によって生じる香が、高程度、中程度および低程度
の調を示す請求項1に記載の香料含有ゼラチンカプセル。
4. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で約0−100%であり、補助溶媒が香料
溶解系の重量で約0−100%である請求項1に記載の香料含有ゼラチンカプセ
ル。
5. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で約30−70%
であり、補助溶媒が香料溶解系の重量で約30−70%である請求項4に記載の
香料含有ゼラチンカプセル。
6. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で少なくとも約55%であり、補助溶媒が
香料溶解系の重量で約45%未満である請求項5に記載の香料含有ゼラチンカプ
セル。
7. 揮発性溶媒が、ジメチコーン、シクロメチコーン、置換されたシロキサン
、約6−30個の炭素原子を有する芳香族炭化水素および約6−25個の炭素原
子を有する脂肪族炭化水素からなる群から選択されたシリコーン液であり、
非揮発性の補助溶媒が、8−18個の炭素原子を有する直鎖または分岐したカ
ルボン酸のC6−C22の直鎖または分岐したアルキルのエステル、ベンジルまた
はC6−C22の直鎖または分岐したアルキルの安息香酸エステル、8−18個の
炭素原子を有する直鎖または分岐したカルボン酸のC6−C22の直鎖または分岐
したアルコキシアルキルのエステル、カルボン酸から誘導された8−18個の炭
素原子を有するグリセリルエステル、ソルビタンエステル、アルコシキ化された
脂肪酸エステルの直鎖または分岐したアルキルのエステルまたは10−22の炭
素原子を有する脂肪アルコールからなる群から選択された非揮発性の補助溶媒で
ある請求項6に記載の香料含有ゼラチンカプセル。
8. ゼラチンが高ブルーミングゼラチンである請求項7に記載の香料含有ゼラ
チンカプセル。
9. 高ブルーミングゼラチンが、少なくとも約220のブルーミング価を有す
る石灰で処理した骨ゼラチンである請求項8に記載の香料含有ゼラチンカプセル
。
10. 揮発性溶媒が揮発性シリコーンであり、補助溶媒が、香料溶解系の重量
で22〜32%のC12−C15の安息香酸アルキル、および香料溶解系の重量で1
3〜23%の10−22個の炭素原子を有する脂肪アルコールである請求項9に
記載の香料含有ゼラチンカプセル。
11. 脂肪アルコールがイソセチルアルコールまたはイソステアリルアルコー
ルである請求項10に記載の香料含有ゼラチンカプセル。
12. 香料がエタノールの香料溶液として充填材中に存在する請求項11に記
載の香料含有ゼラチンカプセル。
13. (a)高ブルーミングゼラチンを含み、ねじり取るかまたは引き裂く部
分を有し、容積が少なくとも0.02mlの実質的に無臭のゼラチン殻と、
(b)香料用の揮発性溶媒、非揮発性の補助溶媒、または、揮発性溶媒および非
揮発性の補助溶媒または複数の補助溶媒の組合せからなる香料溶媒系に溶解され
た香料を含み、殻によってカプセル化された充填材とを含み、
ゼラチン殻は殻を通過する香料の透過に実質的に抵抗性を有し、カプセルは皮
膚につけたときに香料がもたらす香に対して実質的な有害作用を示さない香料含
有ゼラチンカプセル。
14. 高ブルーミングゼラチンが、少なくとも約22
0のブルーミング価を有する石灰で処理された骨ゼラチンである請求項13に記
載の香料含有ゼラチンカプセル。
15. ゼラチンカプセルが実質的にグリセロールを含まず、さらに部分的に脱
水され水素化されたグルコースシロップを含む請求項14に記載の香料含有ゼラ
チンカプセル。
16. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で約0−100%であり、補助溶媒が香
料溶解系の重量で約0−100%である請求項15に記載の香料含有ゼラチンカ
プセル。
17. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で少なくとも約55%であり、補助溶媒
が香料溶解系の重量で約45%未満である請求項15に記載の香料含有ゼラチン
カプセル。
18. 揮発性溶媒がジメチコーンまたはシクロメチコーンであり、補助溶媒
がC12−Cl5の安息香酸アルキルと10−22個の炭素原子を有する脂肪アルコ
ールとの混合物である請求項17に記載の香料含有ゼラチンカプセル。
19. (a)実質的にグリセロールを含まず、高ブルーミングゼラチンおよび
部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップを含み、ねじり取るかまたは
引き裂く部分を有し、容積が少なくとも0.02mlの実質的に無臭のゼラチン
殻と、
(b)香料用の揮発性溶媒、非揮発性の補助溶媒、または、揮発性溶媒および非
揮発性の補助溶媒または複数の
補助溶媒の組合せからなる香料溶媒系に溶解された香料を含み、殻によってカプ
セル化された充填材とを含み、
ゼラチン殻は殻を通過する香料の透過に実質的に抵抗性を有し、カプセルは皮
膚につけたときに香料がもたらす香に対して実質的な有害作用を示さない香料含
有ゼラチンカプセル。
20. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で約0−100%であり、補助溶媒が香
料溶解系の重量で約0−100%である請求項19に記載の香料含有ゼラチンカ
プセル。
21. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で少なくとも約55%であり、補助溶媒
が香料溶解系の重量で約45%未満である請求項20に記載の香料含有ゼラチン
カプセル。
22. 揮発性溶媒が、ジメチコーン、シクロメチコーン、置換されたシロキサ
ン、約6−30個の炭素原子を有する芳香族炭化水素および約6−25個の炭素
原子を有する脂肪族炭化水素からなる群から選択されたシリコーン液であり、
非揮発性の補助溶媒が、8−18個の炭素原子を有する直鎖または分岐したカ
ルボン酸のC6−C22の直鎖または分岐したアルキルのエステル、ベンジルまた
はC6−C22の直鎖または分岐したアルキルの安息香酸エステル、8−18個の
炭素原子を有する直鎖または分岐したカルボン酸のC6−C22の直鎖または分岐
したアルコキシアルキルのエステル、カルボン酸から誘導された8−
18個の炭素原子を有するグリセリルエステル、ソルビタンエステル、アルコシ
キ化された脂肪酸エステルの直鎖または分岐したアルキルのエステルまたは10
−22の炭素原子を有する脂肪アルコールからなる群から選択された非揮発性の
補助溶媒である請求項21に記載の香料含有ゼラチンカプセル。
23. 高ブルーミングゼラチンが、少なくとも約220のブルーミング価を有
する石灰で処理した骨ゼラチンである請求項22に記載の香料含有ゼラチンカプ
セル。
24. 揮発性溶媒が揮発性シリコーンであり、補助溶媒が、香料溶解系の重量
で22〜32%のC12−C15の安息香酸アルキル、および香料溶解系の重量で1
3〜23%の10−22個の炭素原子を有する脂肪アルコールである請求項23
に記載の香料含有ゼラチンカプセル。
25. 脂肪アルコールがイソセチルアルコールである請求項24に記載の香料
含有ゼラチンカプセル。
26. (a)香料用の揮発性溶媒および不揮発性の補助溶媒または複数の補助
溶媒である香料溶解系に香料を含む充填材を調製する段階と、
(b)ゼラチンおよび部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップとを含
み、香料油の透過に対して実質的に抵抗性である、実質的にグリセロールを含ま
ない殻を調製する段階と、
(c)皮膚につけたときに香料がもたらす香に対して実質的な有害作用を示さず
、ねじり取るかまたは引き裂く
部分を有するカプセルの殻内に少なくとも0.02mlの充填材をカプセル化す
る段階とを
備える香料含有ゼラチンカプセルを調製する方法。
27. (a)少なくとも220のブルーミング価を有する石灰で処理した骨ゼ
ラチンと部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップとを含み、香料の透
過に対して実質的に抵抗性であり、ねじり取るかまたは引き裂く部分を有し、容
積が少なくとも0.02mlの実質的に無臭でありグリセロールを含まないゼラ
チン殻と、
(b)重量で約55%の揮発性シリコーンと重量で約45%の非揮発性の補助溶
媒とからなる香料溶解系に溶解した香料を含む、殻によってカプセル化された充
填材を含み、前記補助溶媒は香料溶解系の重量で25〜29%のC12−C15の安
息香酸アルキルと、香料溶解系の重量で16〜20%のイソセチルアルコールと
からなる補助溶媒であり、カプセルは香料がもたらす香に対して実質的な有害作
用を示さない香料含有ゼラチンカプセル。
28. 揮発性シリコーンが主としてシクロメチコーンペンタマーである請求項
27に記載の香料含有ゼラチンカプセル。
29. 皮膚につけた時に香料によって生じる香が、高程度、中程度および低程
度の調を示す請求項28に記載の香料含有ゼラチンカプセル。
30. 所定の期間、カプセルが香料の香の表現を実質的に保持する請求項11
に記載のゼラチンカプセル。
31. 所定の期間、カプセルが香料の香の表現を実質的に保持する請求項13
に記載のゼラチンカプセル。
32. 所定の期間、カプセルが香料の香の表現を実質的に保持する請求項27
に記載のゼラチンカプセル。
33. (a)ゼラチンと、重量で少なくとも約25%のソルビトールおよび重
量で少なくとも約20%のソルビタンとを含む部分的に脱水され水素化されたグ
ルコースシロップとの混合物を含み、ねじり取るかまたは引き裂く部分を有する
殻と、
(b)ジメチコーン、シクロメチコーン、置換されたシロキサン、約6−30個
の炭素原子を有する芳香族炭化水素および約6−25個の炭素原子を有する脂肪
族炭化水素からなる群から選択された揮発性溶媒と、8−18個の炭素原子を有
する直鎖または分岐したカルボン酸のC6−C22の直鎖または分岐したアルキル
のエステル、ベンジルまたはC6−C22の直鎖または分岐したアルキルの安息香
酸エステル、8−18個の炭素原子を有する直鎖または分岐したカルボン酸のC6
−C22の直鎖または分岐したアルコキシアルキルのエステル、カルボン酸から
誘導された8−18個の炭素原子を有するグリセリルエステル、ソルビタンエス
テル、アルコシキ化された脂肪酸エステルの直鎖または分岐したアルキルのエス
テル、10−22の炭素原子を有する脂肪アルコールまたはこれらの混合物から
なる群から選択された非揮発性の補助溶媒とに溶解した香料を含む、殻によって
カプセル
化された少なくとも約0.02mlの充填材とを含む香料含有ゼラチンカプセル
。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM,
AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C
N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE
,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,
LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,N
L,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE
,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN
(72)発明者 ドゥック、ピラー ピー
アメリカ合衆国 33635 フロリダ州 タ
ンパ フレドリックスバーグ ドライブ
9740
(72)発明者 キプリック、ティモシー ビー.
アメリカ合衆国 33702 フロリダ州 セ
ント ピーターズバーグ エイティーシッ
クスス アヴェニュー 444
(72)発明者 ストラウド、ノーマン エス.
アメリカ合衆国 34695 フロリダ州 セ
ーフティー ハーバー ノース ベイ ヒ
ルズ ブルーバード 217
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. (a)実質的にグリセロールを含まず、ゼラチンおよび部分的に脱水され 水素化されたグルコースシロップを含み、実質的に無臭の殻と、 (b)香料用の揮発性溶媒、非揮発性の補助溶媒、または、揮発性溶媒および非 揮発性の補助溶媒または複数の補助溶媒の組合せからなる香料溶媒系に溶解され た香料を含む、殻によってカプセル化された充填材とを含み、 ゼラチン殻は殻を通過する香料の透過に実質的に抵抗性を有し、カプセルは皮 膚につけたときに香料がもたらす香に対して実質的な有害作用を示さない香料含 有ゼラチンカプセル。 2. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で少なくとも約5−95%であり、補助溶 媒が香料溶解系の重量で約5−95%未満である請求項1に記載の香料含有ゼラ チンカプセル。 3. 皮膚につけた時に香料によって生じる香が、高程度、中程度および低程度 の調を示す請求項1に記載の香料含有ゼラチンカプセル。 4. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で約0−100%であり、補助溶媒が香料 溶解系の重量で約0−100%である請求項1に記載の香料含有ゼラチンカプセ ル。 5. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で約30−70%であり、補助溶媒が香料 溶解系の重量で約30−70% である請求項4に記載の香料含有ゼラチンカプセル。 6. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で少なくとも約55%であり、補助溶媒が 香料溶解系の重量で約45%未満である請求項5に記載の香料含有ゼラチンカプ セル。 7. 揮発性溶媒が、ジメチコーン、シクロメチコーン、置換されたシロキサン 、約6−30個の炭素原子を有する芳香族炭化水素および約6−25個の炭素原 子を有する脂肪族炭化水素からなる群から選択されたシリコーン液であり、 非揮発性の補助溶媒が、8−18個の炭素原子を有する直鎖または分岐したカ ルボン酸のC6−C22の直鎖または分岐したアルキルのエステル、ベンジルまた はC6−C22の直鎖または分岐したアルキルの安息香酸エステル、8−18個の 炭素原子を有する直鎖または分岐したカルボン酸のC6−C22の直鎖または分岐 したアルコキシアルキルのエステル、カルボン酸から誘導された8−18個の炭 素原子を有するグリセリルエステル、ソルビタンエステル、アルコシキ化された 脂肪酸エステルの直鎖または分岐したアルキルのエステルまたは10−22の炭 素原子を有する脂肪アルコールからなる群から選択された非揮発性の補助溶媒で ある請求項6に記載の香料含有ゼラチンカプセル。 8. ゼラチンが高ブルーミングゼラチンである請求項7に記載の香料含有ゼラ チンカプセル。 9. 高ブルーミングゼラチンが、少なくとも約220 のブルーミング価を有する石灰で処理した骨ゼラチンである請求項8に記載の香 料含有ゼラチンカプセル。 10. 揮発性溶媒が揮発性シリコーンであり、補助溶媒が、香料溶解系の重量 で22〜32%のC12−C15の安息香酸アルキル、および香料溶解系の重量で1 3〜23%の10−22個の炭素原子を有する脂肪アルコールである請求項9に 記載の香料含有ゼラチンカプセル。 11. 脂肪アルコールがイソセチルアルコールまたはイソステアリルアルコー ルである請求項10に記載の香料含有ゼラチンカプセル。 12. 香料がエタノールの香料溶液として充填材中に存在する請求項11に記 載の香料含有ゼラチンカプセル。 13. (a)高ブルーミングゼラチンを含む実質的に無臭のゼラチン殻と、 (b)香料用の揮発性溶媒、非揮発性の補助溶媒、または、揮発性溶媒および非 揮発性の補助溶媒または複数の補助溶媒の組合せからなる香料溶媒系に溶解され た香料を含み、殻によってカプセル化された充填材とを含み、 ゼラチン殻は殻を通過する香料の透過に実質的に抵抗性を有し、カプセルは皮 膚につけたときに香料がもたらす香に対して実質的な有害作用を示さない香料含 有ゼラチンカプセル。 14. 高ブルーミングゼラチンが、少なくとも約220のブルーミング価を有 する石灰で処理された骨ゼラチンである請求項13に記載の香料含有ゼラチンカ プセル。 15. ゼラチンカプセルが実質的にグリセロールを含まず、さらに部分的に脱 水され水素化されたグルコースシロップを含む請求項14に記載の香料含有ゼラ チンカプセル。 16. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で約0−100%であり、補助溶媒が香 料溶解系の重量で約0−100%である請求項15に記載の香料含有ゼラチンカ プセル。 17. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で少なくとも約55%であり、補助溶媒 が香料溶解系の重量で約45%未満である請求項15に記載の香料含有ゼラチン カプセル。 18. 揮発性溶媒がジメチコーンまたはシクロメチコーンであり、補助溶媒が C12−C15の安息香酸アルキルと10−22個の炭素原子を有する脂肪アルコー ルとの混合物である請求項17に記載の香料含有ゼラチンカプセル。 19. (a)実質的にグリセロールを含まず、高ブルーミングゼラチンおよび 部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップを含む、実質的に無臭のゼラ チン殻と、 (b)香料用の揮発性溶媒、非揮発性の補助溶媒、または、揮発性溶媒および非 揮発性の補助溶媒または複数の補助溶媒の組合せからなる香料溶媒系に溶解され た香料を含み、殻によってカプセル化された充填材とを含み、 ゼラチン殻は殻を通過する香料の透過に実質的に抵抗 性を有し、カプセルは皮膚につけたときに香料がもたらす香に対して実質的な有 害作用を示さない香料含有ゼラチンカプセル。 20. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で約0−100%であり、補助溶媒が香 料溶解系の重量で約0−100%である請求項19に記載の香料含有ゼラチンカ プセル。 21. 揮発性溶媒が香料溶解系の重量で少なくとも約55%であり、補助溶媒 が香料溶解系の重量で約45%未満である請求項20に記載の香料含有ゼラチン カプセル。 22. 揮発性溶媒が、ジメチコーン、シクロメチコーン、置換されたシロキサ ン、約6−30個の炭素原子を有する芳香族炭化水素および約6−25個の炭素 原子を有する脂肪族炭化水素からなる群から選択されたシリコーン液であり、 非揮発性の補助溶媒が、8−18個の炭素原子を有する直鎖または分岐したカ ルボン酸のC6−C22の直鎖または分岐したアルキルのエステル、ベンジルまた はC6−C22の直鎖または分岐したアルキルの安息香酸エステル、8−18個の 炭素原子を有する直鎖または分岐したカルボン酸のC6−C22の直鎖または分岐 したアルコキシアルキルのエステル、カルボン酸から誘導された8−18個の炭 素原子を有するグリセリルエステル、ソルビタンエステル、アルコシキ化された 脂肪酸エステルの直鎖または分岐したアルキルのエステルまたは10−22 の炭素原子を有する脂肪アルコールからなる群から選択された非揮発性の補助溶 媒である請求項21に記載の香料含有ゼラチンカプセル。 23. 高ブルーミングゼラチンが、少なくとも約220のブルーミング価を有 する石灰で処理した骨ゼラチンである請求項22に記載の香料含有ゼラチンカプ セル。 24. 揮発性溶媒が揮発性シリコーンであり、補助溶媒が、香料溶解系の重量 で22〜32%のC12−C15の安息香酸アルキル、および香料溶解系の重量で1 3〜23%の10−22個の炭素原子を有する脂肪アルコールである請求項23 に記載の香料含有ゼラチンカプセル。 25. 脂肪アルコールがイソセチルアルコールである請求項24に記載の香料 含有ゼラチンカプセル。 26. (a)香料用の揮発性溶媒および不揮発性の補助溶媒または複数の補助 溶媒である香料溶解系に香料を含む充填材を調製する段階と、 (b)ゼラチンおよび部分的に脱水され水素化されたグルコースシロップとを含 み、香料油の透過に対して実質的に抵抗性である、実質的にグリセロールを含ま ない殻を調製する段階と、 (c)皮膚につけたときに香料がもたらす香に対して実質的な有害作用を示さな いカプセルの殻内に充填材をカプセル化する段階とを 備える香料含有ゼラチンカプセルを調製する方法。 27. (a)少なくとも220のブルーミング価を有 する石灰で処理した骨ゼラチンと部分的に脱水され水素化されたグルコースシロ ップとを含み、香料の透過に対して実質的に抵抗性である、実質的に無臭であり グリセロールを含まないゼラチン殻と、 (b)重量で約55%の揮発性シリコーンと重量で約45%の非揮発性の補助溶 媒とからなる香料溶解系に溶解した香料を含む、殻によってカプセル化された充 填材を含み、前記補助溶媒は香料溶解系の重量で25〜29%のC12−C15の安 息香酸アルキルと、香料溶解系の重量で16〜20%のイソセチルアルコールと からなる補助溶媒であり、カプセルは香料がもたらす香に対して実質的な有害作 用を示さない香料含有ゼラチンカプセル。 28. 揮発性シリコーンが主としてシクロメチコーンペンタマーである請求項 27に記載の香料含有ゼラチンカプセル。 29. 皮膚につけた時に香料によって生じる香が、高程度、中程度および低程 度の調を示す請求項28に記載の香料含有ゼラチンカプセル。 30. 所定の期間、カプセルが香料の香の表現を実質的に保持する請求項11 に記載のゼラチンカプセル。 31. 所定の期間、カプセルが香料の香の表現を実質的に保持する請求項13 に記載のゼラチンカプセル。 32. 所定の期間、カプセルが香料の香の表現を実質的に保持する請求項27 に記載のゼラチンカプセル。 33. (a)ゼラチンと少なくとも約25%のソルビ トールを含むグルコースシロップとを含む殻と、 (b)ジメチコーン、シクロメチコーン、置換されたシロキサン、約6−30個 の炭素原子を有する芳香族炭化水素および約6−25個の炭素原子を有する脂肪 族炭化水素からなる群から選択された揮発性溶媒と、8−18個の炭素原子を有 する直鎖または分岐したカルボン酸のC6−C22の直鎖または分岐したアルキル のエステル、ベンジルまたはC6−C22の直鎖または分岐したアルキルの安息香 酸エステル、8−18個の炭素原子を有する直鎖または分岐したカルボン酸のC6 −C22の直鎖または分岐したアルコキシアルキルのエステル、カルボン酸から 誘導された8−18個の炭素原子を有するグリセリルエステル、ソルビタンエス テル、アルコシキ化された脂肪酸エステルの直鎖または分岐したアルキルのエス テル、10−22の炭素原子を有する脂肪アルコールまたはこれらの混合物から なる群から選択された非揮発性の補助溶媒とに溶解した香料を含む、殻によって カプセル化された少なくとも約0.02mlの充填材とを含む香料含有ゼラチン カプセル。
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