JPH094849A - 加熱調理装置 - Google Patents
加熱調理装置Info
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- JPH094849A JPH094849A JP7155891A JP15589195A JPH094849A JP H094849 A JPH094849 A JP H094849A JP 7155891 A JP7155891 A JP 7155891A JP 15589195 A JP15589195 A JP 15589195A JP H094849 A JPH094849 A JP H094849A
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- JP
- Japan
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- heating
- steam
- oven
- temperature
- heated
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- Pending
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/647—Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques
- H05B6/6473—Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques combined with convection heating
- H05B6/6479—Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques combined with convection heating using steam
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は調理済み食品などの再加熱に関する
もので、食品の種類等に応じて最適な状態の水蒸気によ
り加熱調理し、おいしさ、健康性、仕上がり性能に優れ
た加熱調理が可能な加熱調理装置を得ることを目的とし
ている。 【構成】 被加熱物を収納するオーブン13と、食品を
加熱する誘電加熱手段16と、蒸気を発生する蒸気発生
手段10と、オ−ブン内の温度を高める庫内加熱手段1
2と、前記誘電加熱手段16、蒸気発生手段10、庫内
加熱手段12を制御して前記オーブン内の状態を調節す
る制御部14とを備え、前記オーブン内の被加熱物を誘
電加熱と加熱雰囲気中の蒸気で加熱する構成としてい
る。
もので、食品の種類等に応じて最適な状態の水蒸気によ
り加熱調理し、おいしさ、健康性、仕上がり性能に優れ
た加熱調理が可能な加熱調理装置を得ることを目的とし
ている。 【構成】 被加熱物を収納するオーブン13と、食品を
加熱する誘電加熱手段16と、蒸気を発生する蒸気発生
手段10と、オ−ブン内の温度を高める庫内加熱手段1
2と、前記誘電加熱手段16、蒸気発生手段10、庫内
加熱手段12を制御して前記オーブン内の状態を調節す
る制御部14とを備え、前記オーブン内の被加熱物を誘
電加熱と加熱雰囲気中の蒸気で加熱する構成としてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品などの被加熱物を
加熱調理するための電子レンジなどの加熱調理装置に関
する。
加熱調理するための電子レンジなどの加熱調理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジ等の加熱調理装置は、
例えば図11に示す構成のものが実用化されている。
例えば図11に示す構成のものが実用化されている。
【0003】図10は電子レンジの構成を示す断面図で
ある。同図において、筐体1の内部に装着されたオーブ
ン2には、誘電加熱を行う場合の食品置載部であるター
ンテーブル3上に食品4が置かれている。5はターンテ
ーブルを駆動するモータである。又、2450MHzの
高周波電波により電波加熱する電波加熱手段であるマグ
ネトロン6が設けられ、導波管を介してオーブン2に電
波を供給して食品4を電波加熱する構成となっている。
マグネトロン6は、駆動部7により高圧電力を供給され
て発振し、前述の高周波電波を発生する。8は蒸気発生
用の水タンク、9は金属パイプ中に、絶縁物を介し充填
されたシーズヒータである。
ある。同図において、筐体1の内部に装着されたオーブ
ン2には、誘電加熱を行う場合の食品置載部であるター
ンテーブル3上に食品4が置かれている。5はターンテ
ーブルを駆動するモータである。又、2450MHzの
高周波電波により電波加熱する電波加熱手段であるマグ
ネトロン6が設けられ、導波管を介してオーブン2に電
波を供給して食品4を電波加熱する構成となっている。
マグネトロン6は、駆動部7により高圧電力を供給され
て発振し、前述の高周波電波を発生する。8は蒸気発生
用の水タンク、9は金属パイプ中に、絶縁物を介し充填
されたシーズヒータである。
【0004】このような従来の電子レンジは、高周波電
波の誘電加熱による食品内部からの加熱により食品を加
熱調理するものであり、食品の再加熱(温めなおし)や
解凍が非常に簡単に素早くしかも効率よくできるという
特徴がある便利な加熱調理装置であった。
波の誘電加熱による食品内部からの加熱により食品を加
熱調理するものであり、食品の再加熱(温めなおし)や
解凍が非常に簡単に素早くしかも効率よくできるという
特徴がある便利な加熱調理装置であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の食生活
は、社会情勢の変化を受けて大きく変化してきており、
特に、冷凍食品や冷蔵食品の製造、保存、流通技術の進
歩は、調理済食品又はそれに準じる食品の流通、普及を
大きく進展させてきている。したがって、近年の食生活
は調理済食品を中心とした簡便・合理的なものへと変化
してきており、調理機器に対する要望も再加熱調理を中
心としたものに変貌してきている。
は、社会情勢の変化を受けて大きく変化してきており、
特に、冷凍食品や冷蔵食品の製造、保存、流通技術の進
歩は、調理済食品又はそれに準じる食品の流通、普及を
大きく進展させてきている。したがって、近年の食生活
は調理済食品を中心とした簡便・合理的なものへと変化
してきており、調理機器に対する要望も再加熱調理を中
心としたものに変貌してきている。
【0006】このような状況に対し、従来の加熱調理装
置は、その加熱機構の故に十分な再加熱調理ができなか
った。すなわち、調理済食品は、フライ、空揚げあるい
は天ぷらなどの油物食品、生野菜やゆで野菜などの野菜
食品、そして、煮物や蒸し物など多岐にわたっており、
単なる電波加熱するだけでは十分な食材のおいしさの引
き出しや栄養分を維持した健康的な調理を行うことが難
しく、食材の諸条件に適した再加熱が可能な調理装置が
必要とされていた。また冷凍食品も種々の形状のものや
複数の素材を混合したもの等が増加し、このため電子レ
ンジによる解凍では電波吸収特性の差による加熱ムラが
発生しやすくなる傾向が強まっており、よりすぐれた解
凍性能を有する調理装置が望まれていた。
置は、その加熱機構の故に十分な再加熱調理ができなか
った。すなわち、調理済食品は、フライ、空揚げあるい
は天ぷらなどの油物食品、生野菜やゆで野菜などの野菜
食品、そして、煮物や蒸し物など多岐にわたっており、
単なる電波加熱するだけでは十分な食材のおいしさの引
き出しや栄養分を維持した健康的な調理を行うことが難
しく、食材の諸条件に適した再加熱が可能な調理装置が
必要とされていた。また冷凍食品も種々の形状のものや
複数の素材を混合したもの等が増加し、このため電子レ
ンジによる解凍では電波吸収特性の差による加熱ムラが
発生しやすくなる傾向が強まっており、よりすぐれた解
凍性能を有する調理装置が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために以下の構成より成る。すなわち、被加熱物を
収納するオーブンと、食品を加熱する誘電加熱手段と、
蒸気を発生する蒸気発生手段と、オーブン内の温度を高
める庫内加熱手段と、前記誘電加熱手段、蒸気発生手
段、庫内加熱手段を制御して前記オーブン内の状態を調
節する制御部とを備え、前記オーブン内の被加熱物を誘
電加熱と加熱雰囲気中の蒸気で加熱する構成としてい
る。
するために以下の構成より成る。すなわち、被加熱物を
収納するオーブンと、食品を加熱する誘電加熱手段と、
蒸気を発生する蒸気発生手段と、オーブン内の温度を高
める庫内加熱手段と、前記誘電加熱手段、蒸気発生手
段、庫内加熱手段を制御して前記オーブン内の状態を調
節する制御部とを備え、前記オーブン内の被加熱物を誘
電加熱と加熱雰囲気中の蒸気で加熱する構成としてい
る。
【0008】また、蒸気発生手段は蒸発室と、蒸発室内
に配設された磁性材又は金属材よりなる発熱部と、この
発熱部を誘導加熱する誘導加熱手段と、蒸発室に水を供
給する水供給手段とにより構成さしている。
に配設された磁性材又は金属材よりなる発熱部と、この
発熱部を誘導加熱する誘導加熱手段と、蒸発室に水を供
給する水供給手段とにより構成さしている。
【0009】また、蒸気発生手段は矩形断面形状の蒸発
室と、蒸発室内に配設された矩形断面形状の磁性材又は
金属材よりなる発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ
回路とよりなる誘導加熱手段と、蒸発室に水を供給する
水供給手段とにより構成している。
室と、蒸発室内に配設された矩形断面形状の磁性材又は
金属材よりなる発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ
回路とよりなる誘導加熱手段と、蒸発室に水を供給する
水供給手段とにより構成している。
【0010】さらに、磁性材又は金属材は発泡金属体で
構成し、誘導磁界の深度を深め、磁界による発熱効果を
高めている。
構成し、誘導磁界の深度を深め、磁界による発熱効果を
高めている。
【0011】また、磁性材又は金属体は少なくとも1つ
以上の矩形状筒体で構成している。さらに、磁性材又は
金属材はNi、Ni−Cr合金、ステンレス合金、等耐
水性発泡金属体で構成している。
以上の矩形状筒体で構成している。さらに、磁性材又は
金属材はNi、Ni−Cr合金、ステンレス合金、等耐
水性発泡金属体で構成している。
【0012】また、蒸気発生手段は磁性材又は金属材よ
りなる発熱体で構成された蒸発室と、蒸発室を誘導加熱
する誘導加熱手段と、蒸発室に水を供給する水供給手段
とで構成している。
りなる発熱体で構成された蒸発室と、蒸発室を誘導加熱
する誘導加熱手段と、蒸発室に水を供給する水供給手段
とで構成している。
【0013】また、オーブン内の温度を高める庫内加熱
手段は加熱室と、加熱室内に配設された磁性材又は金属
材よりなる発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ回路
とよりなる誘導加熱手段とで構成している。
手段は加熱室と、加熱室内に配設された磁性材又は金属
材よりなる発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ回路
とよりなる誘導加熱手段とで構成している。
【0014】また、オーブン内の温度を高める庫内加熱
手段はオーブンの少なくとも1つの壁部に装着された加
熱室と、加熱室内に配設された磁性材又は金属材よりな
る発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ回路とよりな
る誘導加熱手段とで構成している。
手段はオーブンの少なくとも1つの壁部に装着された加
熱室と、加熱室内に配設された磁性材又は金属材よりな
る発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ回路とよりな
る誘導加熱手段とで構成している。
【0015】オーブン内の温度を高める庫内加熱手段は
オーブンの少なくとも1つの壁部に装着された発熱体
と、発熱体より発生した熱をオーブンに搬送循環させる
送風機とで構成している。
オーブンの少なくとも1つの壁部に装着された発熱体
と、発熱体より発生した熱をオーブンに搬送循環させる
送風機とで構成している。
【0016】誘電加熱手段、蒸気発生手段、庫内加熱手
段により加湿及び加熱されたオーブン内の蒸気量と温度
を検知する状態検知手段を設け、被加熱物の種類や量に
応じた蒸気量と温度に制御する温度調節部を制御部に設
け、前記被加熱物に応じた1つ又はそれ以上の蒸気量と
温度で加熱する構成である。
段により加湿及び加熱されたオーブン内の蒸気量と温度
を検知する状態検知手段を設け、被加熱物の種類や量に
応じた蒸気量と温度に制御する温度調節部を制御部に設
け、前記被加熱物に応じた1つ又はそれ以上の蒸気量と
温度で加熱する構成である。
【0017】
【作用】上記構成により本発明の加熱調理装置は以下の
作用を果たす。すなわち、被加熱物を収納するオーブン
と、食品を加熱する誘電加熱手段と、蒸気を発生する蒸
気発生手段と、オーブン内の温度を高める庫内加熱手段
と、前記誘電加熱手段、蒸気発生手段、庫内加熱手段を
制御して前記オーブン内の状態を調節する制御部とを備
え、前記オーブン内の被加熱物を誘電加熱と加熱雰囲気
中の蒸気で加熱する構成とすることにより、オーブン内
の食品などの被加熱物を任意の温度の水蒸気雰囲気中に
て加熱することができる。したがって、被加熱物の種類
や量に応じた60〜70℃程度の低温度の水蒸気加熱、
100℃程度のスチーム加熱、150〜200℃程度の
ドライスチーム加熱、あるいはそれらの組合せ加熱を行
うことができる。そして、水蒸気による伝熱であるため
に通常の空気伝熱に比べて高い熱伝達での加熱が可能で
あるので高速加熱が可能となり、かつ、ドライスチーム
による乾燥加熱やウエットスチームによる蒸し加熱ある
いはそれらの組合せ加熱を自由に行うものであり、均一
で食品の種類や量に応じた最適なスピード加熱を行え
る。
作用を果たす。すなわち、被加熱物を収納するオーブン
と、食品を加熱する誘電加熱手段と、蒸気を発生する蒸
気発生手段と、オーブン内の温度を高める庫内加熱手段
と、前記誘電加熱手段、蒸気発生手段、庫内加熱手段を
制御して前記オーブン内の状態を調節する制御部とを備
え、前記オーブン内の被加熱物を誘電加熱と加熱雰囲気
中の蒸気で加熱する構成とすることにより、オーブン内
の食品などの被加熱物を任意の温度の水蒸気雰囲気中に
て加熱することができる。したがって、被加熱物の種類
や量に応じた60〜70℃程度の低温度の水蒸気加熱、
100℃程度のスチーム加熱、150〜200℃程度の
ドライスチーム加熱、あるいはそれらの組合せ加熱を行
うことができる。そして、水蒸気による伝熱であるため
に通常の空気伝熱に比べて高い熱伝達での加熱が可能で
あるので高速加熱が可能となり、かつ、ドライスチーム
による乾燥加熱やウエットスチームによる蒸し加熱ある
いはそれらの組合せ加熱を自由に行うものであり、均一
で食品の種類や量に応じた最適なスピード加熱を行え
る。
【0018】また、蒸気発生手段は蒸発室と、蒸発室内
に配設された磁性材又は金属材よりなる発熱部と、この
発熱部を誘導加熱する誘導加熱手段と、蒸発室に水を供
給する水供給手段とにより構成することにより、水供給
手段から送られた水は誘導加熱手段から送られた交流電
流で発生する磁界により誘起される誘導電流の作用で発
熱する発熱体と直接接触気化される。そして、この気化
による蒸気の発生、停止は瞬時におこなわれる。
に配設された磁性材又は金属材よりなる発熱部と、この
発熱部を誘導加熱する誘導加熱手段と、蒸発室に水を供
給する水供給手段とにより構成することにより、水供給
手段から送られた水は誘導加熱手段から送られた交流電
流で発生する磁界により誘起される誘導電流の作用で発
熱する発熱体と直接接触気化される。そして、この気化
による蒸気の発生、停止は瞬時におこなわれる。
【0019】また、蒸気発生手段は矩形断面形状の蒸発
室と、蒸発室内に配設された矩形断面形状の磁性材又は
金属材よりなる発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ
回路とよりなる誘導加熱手段と、蒸発室に水を供給する
水供給手段とにより構成することにより、インバータ回
路から誘導加熱コイルへ交流が供給されると、誘導加熱
コイルによって発生した交流磁力線が矩形断面形状の磁
性材又は金属材よりなる発熱部中を貫通する。この交流
磁力線により誘起された誘導電流により発熱部が発熱す
る。同時に蒸発室中の水も加熱、気化される。矩形断面
形状の発熱部には交流磁力線が前周に、ほぼ同じ強度で
貫通し、また、蒸発室内の水は全て発熱部と接触状態と
なっているため効率よい蒸気発生となる。
室と、蒸発室内に配設された矩形断面形状の磁性材又は
金属材よりなる発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ
回路とよりなる誘導加熱手段と、蒸発室に水を供給する
水供給手段とにより構成することにより、インバータ回
路から誘導加熱コイルへ交流が供給されると、誘導加熱
コイルによって発生した交流磁力線が矩形断面形状の磁
性材又は金属材よりなる発熱部中を貫通する。この交流
磁力線により誘起された誘導電流により発熱部が発熱す
る。同時に蒸発室中の水も加熱、気化される。矩形断面
形状の発熱部には交流磁力線が前周に、ほぼ同じ強度で
貫通し、また、蒸発室内の水は全て発熱部と接触状態と
なっているため効率よい蒸気発生となる。
【0020】さらに、磁性材又は金属材は発泡金属体で
構成することにより、誘導加熱コイルに送られた交流電
流により発生した交流磁力線が発熱部の表面に集中する
ことなく、コイルから離れた中心方向にまで到達する。
これは、誘導磁界の到達深度を深め、磁界による発熱効
果を高めている。
構成することにより、誘導加熱コイルに送られた交流電
流により発生した交流磁力線が発熱部の表面に集中する
ことなく、コイルから離れた中心方向にまで到達する。
これは、誘導磁界の到達深度を深め、磁界による発熱効
果を高めている。
【0021】また、磁性材又は金属体は少なくとも1つ
以上の矩形状筒体で構成することにより、誘導加熱コイ
ルに送られた交流電流により発生した交流磁力線が矩形
状筒体の発熱部を貫通し、矩形状筒体に誘導電流が誘起
される。この誘起された電流は筒体面に沿った閉ループ
電流となって矩形状筒体を加熱する。
以上の矩形状筒体で構成することにより、誘導加熱コイ
ルに送られた交流電流により発生した交流磁力線が矩形
状筒体の発熱部を貫通し、矩形状筒体に誘導電流が誘起
される。この誘起された電流は筒体面に沿った閉ループ
電流となって矩形状筒体を加熱する。
【0022】さらに、磁性材又は金属材はNi、Ni−
Cr合金、ステンレス合金、等耐水性発泡金属体で構成
することにより、誘導加熱コイルに送られた交流電流で
発生する交流磁力線による誘導電流の発生効率をよく
し、高温水や蒸気中でも腐食されることなく安定した蒸
気発生状態を持続する。
Cr合金、ステンレス合金、等耐水性発泡金属体で構成
することにより、誘導加熱コイルに送られた交流電流で
発生する交流磁力線による誘導電流の発生効率をよく
し、高温水や蒸気中でも腐食されることなく安定した蒸
気発生状態を持続する。
【0023】また、蒸気発生手段は磁性材又は金属材よ
りなる発熱体で構成された蒸発室と、蒸発室を誘導加熱
する誘導加熱手段と、蒸発室に水を供給する水供給手段
とで構成することにより、蒸発室では誘導加熱手段から
送られた交流電流で発生する磁界により誘起される誘導
電流の作用で蒸発室壁が発熱する。この壁面に発生した
熱により、水供給手段から送られた水は気化し、蒸気と
なって庫内加熱手段へ送られる。
りなる発熱体で構成された蒸発室と、蒸発室を誘導加熱
する誘導加熱手段と、蒸発室に水を供給する水供給手段
とで構成することにより、蒸発室では誘導加熱手段から
送られた交流電流で発生する磁界により誘起される誘導
電流の作用で蒸発室壁が発熱する。この壁面に発生した
熱により、水供給手段から送られた水は気化し、蒸気と
なって庫内加熱手段へ送られる。
【0024】また、オーブン内の温度を高める庫内加熱
手段は加熱室と、加熱室内に配設された磁性材又は金属
材よりなる発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ回路
とよりなる誘導加熱手段とで構成することにより、発熱
部はインバータ回路から誘導加熱コイルへ交流が供給さ
れると、誘導加熱コイルによって発生した交流磁力線が
磁性材又は金属材よりなる発熱部中を貫通する。この交
流磁力線により誘起された誘導電流により発熱部が発熱
する。蒸気発生手段から送られた蒸気は前記発熱部で加
熱され高温蒸気となってオーブン内へ流れ込む。この高
温蒸気によりオーブン内の被加熱物周囲の温度は高ま
る。同時に、被加熱物への加湿もおこなわれる。
手段は加熱室と、加熱室内に配設された磁性材又は金属
材よりなる発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ回路
とよりなる誘導加熱手段とで構成することにより、発熱
部はインバータ回路から誘導加熱コイルへ交流が供給さ
れると、誘導加熱コイルによって発生した交流磁力線が
磁性材又は金属材よりなる発熱部中を貫通する。この交
流磁力線により誘起された誘導電流により発熱部が発熱
する。蒸気発生手段から送られた蒸気は前記発熱部で加
熱され高温蒸気となってオーブン内へ流れ込む。この高
温蒸気によりオーブン内の被加熱物周囲の温度は高ま
る。同時に、被加熱物への加湿もおこなわれる。
【0025】また、オーブン内の温度を高める庫内加熱
手段はオーブンの少なくとも1つの壁部に装着された加
熱室と、加熱室内に配設された磁性材又は金属材よりな
る発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ回路とよりな
る誘導加熱手段とで構成することにより、加熱室の発熱
部はインバータ回路から誘導加熱コイルへ交流が供給さ
れると、誘導加熱コイルによって発生した交流磁力線が
磁性材又は金属材よりなる発熱部中を貫通する。この交
流磁力線により誘起された誘導電流により加熱室内の発
熱部が発熱する。蒸気発生手段から送られた蒸気はオー
ブン壁に設けた加熱室に入り、高温蒸気となってオーブ
ン内へ拡散する。
手段はオーブンの少なくとも1つの壁部に装着された加
熱室と、加熱室内に配設された磁性材又は金属材よりな
る発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ回路とよりな
る誘導加熱手段とで構成することにより、加熱室の発熱
部はインバータ回路から誘導加熱コイルへ交流が供給さ
れると、誘導加熱コイルによって発生した交流磁力線が
磁性材又は金属材よりなる発熱部中を貫通する。この交
流磁力線により誘起された誘導電流により加熱室内の発
熱部が発熱する。蒸気発生手段から送られた蒸気はオー
ブン壁に設けた加熱室に入り、高温蒸気となってオーブ
ン内へ拡散する。
【0026】オーブン内の温度を高める庫内加熱手段は
オーブンの少なくとも1つの壁部に装着された発熱体
と、発熱体より発生した熱をオーブンに搬送循環させる
送風機とで構成することにより、蒸気発生手段からオー
ブン内へ送られた蒸気はオーブン内の空気中に拡散した
後、送風機によりオーブン内を循環する。この循環中に
発熱体により高湿空気が加熱され、オーブン内の被加熱
物周囲の温度は高まる。同時に、被加熱物への加湿もお
こなわれる。
オーブンの少なくとも1つの壁部に装着された発熱体
と、発熱体より発生した熱をオーブンに搬送循環させる
送風機とで構成することにより、蒸気発生手段からオー
ブン内へ送られた蒸気はオーブン内の空気中に拡散した
後、送風機によりオーブン内を循環する。この循環中に
発熱体により高湿空気が加熱され、オーブン内の被加熱
物周囲の温度は高まる。同時に、被加熱物への加湿もお
こなわれる。
【0027】誘電加熱手段、蒸気発生手段、庫内加熱手
段により加湿及び加熱されたオーブン内の蒸気量と温度
を検知する状態検知手段を設け、被加熱物の種類や量に
応じた蒸気量と温度に制御する温度調節部を制御部に設
け、前記被加熱物に応じた1つ又はそれ以上の蒸気量と
温度で加熱する構成にすることにより、オーブン内のの
温度、湿度の少なくとも1つを検知する状態検知手段の
信号に基づいて制御部が被加熱物の加熱状態を調節する
構成により、被加熱物の蒸気加熱過程を所望の温度に調
節すると共にその加熱仕上がりを自動的に判別し、蒸気
加熱による調理の自動化を実現できる。
段により加湿及び加熱されたオーブン内の蒸気量と温度
を検知する状態検知手段を設け、被加熱物の種類や量に
応じた蒸気量と温度に制御する温度調節部を制御部に設
け、前記被加熱物に応じた1つ又はそれ以上の蒸気量と
温度で加熱する構成にすることにより、オーブン内のの
温度、湿度の少なくとも1つを検知する状態検知手段の
信号に基づいて制御部が被加熱物の加熱状態を調節する
構成により、被加熱物の蒸気加熱過程を所望の温度に調
節すると共にその加熱仕上がりを自動的に判別し、蒸気
加熱による調理の自動化を実現できる。
【0028】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0029】図1は本発明の一実施例を示す原理構成図
である。図1において、10は蒸気発生手段で水供給手
段11から送られた水を加熱蒸発させる。蒸気発生手段
10で発生した蒸気は庫内加熱手段12で加熱され高温
蒸気となってオーブン13内に流入する。この高温加熱
蒸気により、オーブン13内は所定の温度と湿度にされ
る。蒸気発生手段10、庫内加熱手段12は制御部14
の調節部15により制御されオーブン13内の蒸気量と
温度を所定の値に加湿、加熱する構成となっている。
である。図1において、10は蒸気発生手段で水供給手
段11から送られた水を加熱蒸発させる。蒸気発生手段
10で発生した蒸気は庫内加熱手段12で加熱され高温
蒸気となってオーブン13内に流入する。この高温加熱
蒸気により、オーブン13内は所定の温度と湿度にされ
る。蒸気発生手段10、庫内加熱手段12は制御部14
の調節部15により制御されオーブン13内の蒸気量と
温度を所定の値に加湿、加熱する構成となっている。
【0030】16は食品17を加熱する誘電加熱手段の
一実施例を示すマイクロ波発生装置である。
一実施例を示すマイクロ波発生装置である。
【0031】湿度センサ18、温度センサ19はオーブ
ン13内の湿度、温度を検知し制御部14にその検知信
号を送るものであり、この信号に基づいて蒸気発生手段
10、庫内加熱手段12は調節部15に制御され、その
蒸発、加熱電力量を適切な値に調節される。
ン13内の湿度、温度を検知し制御部14にその検知信
号を送るものであり、この信号に基づいて蒸気発生手段
10、庫内加熱手段12は調節部15に制御され、その
蒸発、加熱電力量を適切な値に調節される。
【0032】20は状態センサでオーブン13内の被加
熱物である食品17の発生するガス、蒸気、内部の温
度、含水量、圧力などの少なくとも1つを検知し、その
信号を制御部14に送るものである。制御部14はこの
検知信号に基づいて、蒸気発生手段10、庫内加熱手段
12、誘電加熱手段16などを制御し、食品17の蒸気
加熱を自動調節するものである。
熱物である食品17の発生するガス、蒸気、内部の温
度、含水量、圧力などの少なくとも1つを検知し、その
信号を制御部14に送るものである。制御部14はこの
検知信号に基づいて、蒸気発生手段10、庫内加熱手段
12、誘電加熱手段16などを制御し、食品17の蒸気
加熱を自動調節するものである。
【0033】蒸気発生手段10は流入路21、流出路2
2を有した蒸発室23とよりなる水路構成となってい
る。前記蒸発室23の外周には誘導加熱コイル24が巻
かれ、蒸発室23内には前記誘導加熱コイル24により
誘起される磁界の磁気回路構成体となり、発熱体となる
発熱体25が挿入されている。26は前記誘導加熱コイ
ル24への交流電力発生用のインバータ回路である。流
入路21は水供給手段11の一実施例を示す給水タンク
27が置かれる給水タンク受け口28に接続されてい
る。流出路22は庫内加熱手段12の蒸気流入路29に
接続されている。給水タンク27は給水口が下向きに置
かれタンク内の空気層と水位圧と、大気圧との圧力バラ
ンスで受け口28の水位が一定になり、蒸発室23の水
位も一定に保たれる。
2を有した蒸発室23とよりなる水路構成となってい
る。前記蒸発室23の外周には誘導加熱コイル24が巻
かれ、蒸発室23内には前記誘導加熱コイル24により
誘起される磁界の磁気回路構成体となり、発熱体となる
発熱体25が挿入されている。26は前記誘導加熱コイ
ル24への交流電力発生用のインバータ回路である。流
入路21は水供給手段11の一実施例を示す給水タンク
27が置かれる給水タンク受け口28に接続されてい
る。流出路22は庫内加熱手段12の蒸気流入路29に
接続されている。給水タンク27は給水口が下向きに置
かれタンク内の空気層と水位圧と、大気圧との圧力バラ
ンスで受け口28の水位が一定になり、蒸発室23の水
位も一定に保たれる。
【0034】庫内加熱手段12はヒータ30が挿入され
た加熱室31、オーブン13に連通する加熱蒸気流出管
32とで構成されている。
た加熱室31、オーブン13に連通する加熱蒸気流出管
32とで構成されている。
【0035】上記構成において、まず、操作部から制御
部14に始動信号を送る。始動信号を受け、制御部14
から駆動信号が発せられ、電源装置が始動し、インバー
タ回路26から交流電力が誘導加熱コイル24に送られ
ると誘導加熱コイル24の周囲に交流磁力線が発生す
る。この交流磁力線は発熱体25中を貫通する。供給さ
れた交流のサイクルにしたがって磁力線の方向が変化す
ると、発熱体25中には、その磁力線変化を阻止しよう
とする電気的力が作用し、発熱体25中にはコイル電流
と逆向の電流が誘起される。この誘起された誘導電流に
より発熱体25が発熱し、水供給手段11から蒸発室2
3に流入した水は加熱される。加熱が進行すると水は気
化し蒸気となって流出路22から蒸気流入路29を経
て、庫内加熱手段12の加熱室31に入る。加熱室31
に入った蒸気はヒータ30で加熱される。加熱された蒸
気は乾き度が高い湿り蒸気または過熱蒸気となって、加
熱蒸気流出管32からオーブン13へ送られ、オーブン
13内の温度を高める。
部14に始動信号を送る。始動信号を受け、制御部14
から駆動信号が発せられ、電源装置が始動し、インバー
タ回路26から交流電力が誘導加熱コイル24に送られ
ると誘導加熱コイル24の周囲に交流磁力線が発生す
る。この交流磁力線は発熱体25中を貫通する。供給さ
れた交流のサイクルにしたがって磁力線の方向が変化す
ると、発熱体25中には、その磁力線変化を阻止しよう
とする電気的力が作用し、発熱体25中にはコイル電流
と逆向の電流が誘起される。この誘起された誘導電流に
より発熱体25が発熱し、水供給手段11から蒸発室2
3に流入した水は加熱される。加熱が進行すると水は気
化し蒸気となって流出路22から蒸気流入路29を経
て、庫内加熱手段12の加熱室31に入る。加熱室31
に入った蒸気はヒータ30で加熱される。加熱された蒸
気は乾き度が高い湿り蒸気または過熱蒸気となって、加
熱蒸気流出管32からオーブン13へ送られ、オーブン
13内の温度を高める。
【0036】オーブン13内に置かれた食品17は誘電
加熱手段16により、食品内部から加熱されると同時
に、高温加熱雰囲気中の蒸気でも加熱される。
加熱手段16により、食品内部から加熱されると同時
に、高温加熱雰囲気中の蒸気でも加熱される。
【0037】オーブン13内の湿度、温度は湿度センサ
18、温度センサ19から送られる検知信号を受け、蒸
気発生手段10、庫内加熱手段12が制御部14に制御
され、制御部14が受け、食品17は種類や量に応じた
設定値に調節される。設定値の例として、オーブン13
内温度が60〜70℃程度の低温度の水蒸気加熱、10
0℃程度のスチーム加熱、150〜200℃程度のドラ
イスチーム加熱、あるいはそれらの組合せとすることが
できる。
18、温度センサ19から送られる検知信号を受け、蒸
気発生手段10、庫内加熱手段12が制御部14に制御
され、制御部14が受け、食品17は種類や量に応じた
設定値に調節される。設定値の例として、オーブン13
内温度が60〜70℃程度の低温度の水蒸気加熱、10
0℃程度のスチーム加熱、150〜200℃程度のドラ
イスチーム加熱、あるいはそれらの組合せとすることが
できる。
【0038】誘電加熱手段16、およびオーブン13内
の温度と蒸気による加熱調理が進み、調理終了状態にな
ると状態センサ20から送られる検知信号を受け、加熱
調理は自動的に停止する。
の温度と蒸気による加熱調理が進み、調理終了状態にな
ると状態センサ20から送られる検知信号を受け、加熱
調理は自動的に停止する。
【0039】この実施例の構成によれば、誘電加熱によ
る食品内部からの加熱に加え、外周から通常の空気伝熱
と蒸気の潜熱との高い熱伝達での加熱となり高速調理が
可能となり、かつ、オーブン内の温度と蒸気量の制御
で、ドライスチームによる乾燥加熱やウエットスチーム
による蒸し加熱あるいはそれらの組合せ加熱を自由に行
うものであり、均一で食品の種類や量に応じた最適なス
ピード調理ができる。
る食品内部からの加熱に加え、外周から通常の空気伝熱
と蒸気の潜熱との高い熱伝達での加熱となり高速調理が
可能となり、かつ、オーブン内の温度と蒸気量の制御
で、ドライスチームによる乾燥加熱やウエットスチーム
による蒸し加熱あるいはそれらの組合せ加熱を自由に行
うものであり、均一で食品の種類や量に応じた最適なス
ピード調理ができる。
【0040】また、蒸気発生手段は水供給手段から送ら
れた水は誘導加熱手段から送られた交流電流で発生する
磁界により誘起される誘導電流の作用で発熱する発熱体
と直接接触気化される。そして、この気化による蒸気の
発生、停止は瞬時におこなわれる。
れた水は誘導加熱手段から送られた交流電流で発生する
磁界により誘起される誘導電流の作用で発熱する発熱体
と直接接触気化される。そして、この気化による蒸気の
発生、停止は瞬時におこなわれる。
【0041】図2、3は蒸気発生手段10の他の実施例
を示し、上記実施例と同じ部品は同一番号を使用する。
を示し、上記実施例と同じ部品は同一番号を使用する。
【0042】蒸気発生手段10は誘導加熱手段を用いた
実施例である。この誘導加熱手段は矩形断面形状の蒸発
室33と蒸発室内に配設された矩形断面形状の磁性材又
は金属材よりなる発熱体25とからなる発熱部と、誘導
加熱コイル24とインバータ回路26とよりなる電力供
給部とで構成されている。
実施例である。この誘導加熱手段は矩形断面形状の蒸発
室33と蒸発室内に配設された矩形断面形状の磁性材又
は金属材よりなる発熱体25とからなる発熱部と、誘導
加熱コイル24とインバータ回路26とよりなる電力供
給部とで構成されている。
【0043】発熱体25となる金属材は図3に示すよう
な金属発泡体で細い無数の連続する線体34の集合体構
造である。35は線体34間の空間である。
な金属発泡体で細い無数の連続する線体34の集合体構
造である。35は線体34間の空間である。
【0044】また、さらに、磁性材又は金属材よりなる
発熱体25はNi、Ni−Cr合金、ステンレス合金、
等耐水性発泡金属体で構成されている。
発熱体25はNi、Ni−Cr合金、ステンレス合金、
等耐水性発泡金属体で構成されている。
【0045】上記構成において、電源装置が始動し、電
力供給部に電気が供給されると、インバータ回路26か
ら交流電力が誘導加熱コイル24に送られると誘導加熱
コイル24の周囲に交流磁力線が発生する。この交流磁
力線により前記実施例と同様の作用により、発熱体25
中に誘導電流が誘起され、発熱体25は発熱し蒸発室2
3中の水を加熱気化させる。
力供給部に電気が供給されると、インバータ回路26か
ら交流電力が誘導加熱コイル24に送られると誘導加熱
コイル24の周囲に交流磁力線が発生する。この交流磁
力線により前記実施例と同様の作用により、発熱体25
中に誘導電流が誘起され、発熱体25は発熱し蒸発室2
3中の水を加熱気化させる。
【0046】この実施例の構成によれば、矩形断面形状
の発熱部には交流磁力線が前周に、ほぼ同じ強度で貫通
し、蒸発室内の水は全て発熱部と接触状態となっている
ため効率よい蒸気発生となる。
の発熱部には交流磁力線が前周に、ほぼ同じ強度で貫通
し、蒸発室内の水は全て発熱部と接触状態となっている
ため効率よい蒸気発生となる。
【0047】また、発熱部は発泡金属体であるため、発
熱表面積が多く、発熱部の温度上昇を抑え、水が蒸発す
るときに発生するスケール発生を防ぐと共に、発熱効率
を高め、加熱速度を速めることができる。
熱表面積が多く、発熱部の温度上昇を抑え、水が蒸発す
るときに発生するスケール発生を防ぐと共に、発熱効率
を高め、加熱速度を速めることができる。
【0048】さらに、Ni、Ni−Cr合金、ステンレ
ス合金、等耐水性発泡金属体を用いることにより、誘導
加熱コイルに送られた交流電流で発生する交流磁力線に
よる誘導電流の発生効率をよくし、高温水や蒸気中でも
腐食されることなく安定した蒸気発生状態を持続する。
ス合金、等耐水性発泡金属体を用いることにより、誘導
加熱コイルに送られた交流電流で発生する交流磁力線に
よる誘導電流の発生効率をよくし、高温水や蒸気中でも
腐食されることなく安定した蒸気発生状態を持続する。
【0049】図4は蒸気発生手段10の他の実施例を示
し、上記実施例と同じ部品は同一番号を使用する。
し、上記実施例と同じ部品は同一番号を使用する。
【0050】36は磁性材又は金属材よりなる発熱体で
構成された蒸発室である。蒸発室36の外周には誘導加
熱コイル24が巻かれ、内部には流入路21を有した中
子37が装着されている。
構成された蒸発室である。蒸発室36の外周には誘導加
熱コイル24が巻かれ、内部には流入路21を有した中
子37が装着されている。
【0051】流入路21は水供給手段である水流制御手
段38を介し、水の供給源であるである市水管に接続さ
れている。39はセンサ室で水位検知手段を構成する水
位センサ40が内設されている。
段38を介し、水の供給源であるである市水管に接続さ
れている。39はセンサ室で水位検知手段を構成する水
位センサ40が内設されている。
【0052】上記構成において、交流電力が誘導加熱コ
イル24に送られると誘導加熱コイル24の周囲に交流
磁力線が発生する。交流磁力線は蒸発室36の外壁部を
貫通し、外壁部に誘導電流の誘起し蒸発室壁を発熱させ
る。この外壁部に発生した熱により、水供給手段から蒸
発室36に送られた水は外壁と中子37間で気化し、蒸
気となって庫内加熱手段12へ送られる。
イル24に送られると誘導加熱コイル24の周囲に交流
磁力線が発生する。交流磁力線は蒸発室36の外壁部を
貫通し、外壁部に誘導電流の誘起し蒸発室壁を発熱させ
る。この外壁部に発生した熱により、水供給手段から蒸
発室36に送られた水は外壁と中子37間で気化し、蒸
気となって庫内加熱手段12へ送られる。
【0053】この実施例の構成によれば、蒸発室壁面が
発熱体となり、加熱用ヒータを必要としないため、構成
が簡単で、低コストにすることができる。また、蒸発室
内壁に付着するスケール等の除去が容易である。
発熱体となり、加熱用ヒータを必要としないため、構成
が簡単で、低コストにすることができる。また、蒸発室
内壁に付着するスケール等の除去が容易である。
【0054】図5は庫内加熱手段12の他の実施例を示
し、上記実施例と同じ部品は同一番号を使用する。
し、上記実施例と同じ部品は同一番号を使用する。
【0055】庫内加熱手段12は蒸気流入路29、加熱
蒸気流出管32を有した加熱室31とよりなる流路構成
となっている。前記加熱室31の外周には誘導加熱コイ
ル41が巻かれ、加熱室31内には前記誘導加熱コイル
41により誘起される磁界の磁気回路を構成する金属材
からなる発熱体42が挿入されている。43は前記誘導
加熱コイル41への交流電力発生用インバータ回路であ
る。蒸気流入路29は蒸気発生手段10に接続されてい
る。
蒸気流出管32を有した加熱室31とよりなる流路構成
となっている。前記加熱室31の外周には誘導加熱コイ
ル41が巻かれ、加熱室31内には前記誘導加熱コイル
41により誘起される磁界の磁気回路を構成する金属材
からなる発熱体42が挿入されている。43は前記誘導
加熱コイル41への交流電力発生用インバータ回路であ
る。蒸気流入路29は蒸気発生手段10に接続されてい
る。
【0056】上記構成において、電源装置が始動し、イ
ンバータ回路43から交流電力が誘導加熱コイル41に
送られると誘導加熱コイル41の周囲に交流磁力線が発
生する。この交流磁力線は発熱体42中を貫通する。供
給された交流のサイクルにしたがって磁力線の方向が変
化すると、金属体42中には、その磁力線変化を阻止し
ようとする電気的力が作用し、発熱体42中にはコイル
電流と逆向の電流が誘起される。この誘起された誘導電
流により発熱体42が発熱し、蒸気発生手段10から加
熱室31へ送られた蒸気は加熱される。加熱された蒸気
は乾き度が高い湿り蒸気または過熱蒸気となって、加熱
蒸気流出管32からオーブン13へ送られ、オーブン1
3内の温度を高める。
ンバータ回路43から交流電力が誘導加熱コイル41に
送られると誘導加熱コイル41の周囲に交流磁力線が発
生する。この交流磁力線は発熱体42中を貫通する。供
給された交流のサイクルにしたがって磁力線の方向が変
化すると、金属体42中には、その磁力線変化を阻止し
ようとする電気的力が作用し、発熱体42中にはコイル
電流と逆向の電流が誘起される。この誘起された誘導電
流により発熱体42が発熱し、蒸気発生手段10から加
熱室31へ送られた蒸気は加熱される。加熱された蒸気
は乾き度が高い湿り蒸気または過熱蒸気となって、加熱
蒸気流出管32からオーブン13へ送られ、オーブン1
3内の温度を高める。
【0057】この実施例の構成によれば、発熱体への給
電線が不要で漏電の恐れがなく安全性を高めることがで
きる。また、発熱体と蒸気、空気とが直接接触であるた
めオーブン内温度を速く高めることができる。
電線が不要で漏電の恐れがなく安全性を高めることがで
きる。また、発熱体と蒸気、空気とが直接接触であるた
めオーブン内温度を速く高めることができる。
【0058】図6は庫内加熱手段12の他の実施例を示
し、上記実施例と同じ部品は同一番号を使用する。
し、上記実施例と同じ部品は同一番号を使用する。
【0059】44はオーブン13内の側壁に装着された
加熱室、45は外壁側に面状に巻かれた誘導加熱コイ
ル、46は加熱室44内に配設された磁性材又は金属材
よりなる発熱体、47は加熱蒸気流出口である。蒸気発
生手段10の流出路22に連通する蒸気流入路29とオ
ーブン13間には送風機48が取付けられたバイパス路
49が設けられている。50は前記誘導加熱コイル45
への交流電力発生用インバータ回路である。
加熱室、45は外壁側に面状に巻かれた誘導加熱コイ
ル、46は加熱室44内に配設された磁性材又は金属材
よりなる発熱体、47は加熱蒸気流出口である。蒸気発
生手段10の流出路22に連通する蒸気流入路29とオ
ーブン13間には送風機48が取付けられたバイパス路
49が設けられている。50は前記誘導加熱コイル45
への交流電力発生用インバータ回路である。
【0060】上記構成において、電源装置が始動し、イ
ンバータ回路50から交流電力が誘導加熱コイル45に
送られると誘導加熱コイル45の周囲に交流磁力線が発
生する。この交流磁力線は発熱体46中を貫通する。供
給された交流のサイクルにしたがって磁力線の方向が変
化すると、発熱体46中には、その磁力線変化を阻止し
ようとする電気的力が作用し、発熱体46中にはコイル
電流と逆向の電流が誘起される。この誘起された誘導電
流により発熱体46が発熱し、蒸気発生手段10の流出
路22から加熱室44へ送られた蒸気は加熱される。加
熱された蒸気は乾き度が高い湿り蒸気または過熱蒸気と
なって、加熱蒸気流出口47からオーブン13へ送ら
れ、オーブン13内の温度を高める。オーブン13内の
加熱蒸気は送風機48によりバイパス路49に吸引され
た後、蒸気流入路29から加熱室44に入り、加熱され
オーブン13内に戻る循環加熱をする。
ンバータ回路50から交流電力が誘導加熱コイル45に
送られると誘導加熱コイル45の周囲に交流磁力線が発
生する。この交流磁力線は発熱体46中を貫通する。供
給された交流のサイクルにしたがって磁力線の方向が変
化すると、発熱体46中には、その磁力線変化を阻止し
ようとする電気的力が作用し、発熱体46中にはコイル
電流と逆向の電流が誘起される。この誘起された誘導電
流により発熱体46が発熱し、蒸気発生手段10の流出
路22から加熱室44へ送られた蒸気は加熱される。加
熱された蒸気は乾き度が高い湿り蒸気または過熱蒸気と
なって、加熱蒸気流出口47からオーブン13へ送ら
れ、オーブン13内の温度を高める。オーブン13内の
加熱蒸気は送風機48によりバイパス路49に吸引され
た後、蒸気流入路29から加熱室44に入り、加熱され
オーブン13内に戻る循環加熱をする。
【0061】この実施例の構成によれば、発熱体はオー
ブン内に配設されるため、熱ロスが少なくオーブン内の
加熱の立ち上がりが速くなる。
ブン内に配設されるため、熱ロスが少なくオーブン内の
加熱の立ち上がりが速くなる。
【0062】図7は誘導加熱手段の電力供給部の一実施
例をを示す。図において、49は電源回路、50はイン
バータ回路、51は蒸気発生用誘導加熱コイル24と庫
内加熱用誘導加熱コイル45との回路負荷の切換スイッ
チである。
例をを示す。図において、49は電源回路、50はイン
バータ回路、51は蒸気発生用誘導加熱コイル24と庫
内加熱用誘導加熱コイル45との回路負荷の切換スイッ
チである。
【0063】上記構成において、蒸気発生のみの場合は
切換スイッチ51は接点1側にする。インバータ回路5
0からの交流電力は蒸気発生用誘導加熱コイル24に供
給され、蒸気発生手段10の発熱体25が加熱され蒸気
が発生する。
切換スイッチ51は接点1側にする。インバータ回路5
0からの交流電力は蒸気発生用誘導加熱コイル24に供
給され、蒸気発生手段10の発熱体25が加熱され蒸気
が発生する。
【0064】次に、オーブン庫内加熱のみの場合は切換
スイッチ51は接点2側にする。インバータ回路50か
らの交流電力は庫内加熱用誘導コイル45に供給され、
発熱体46が発熱し、蒸気発生手段10から加熱室44
へ送られた蒸気は加熱される。
スイッチ51は接点2側にする。インバータ回路50か
らの交流電力は庫内加熱用誘導コイル45に供給され、
発熱体46が発熱し、蒸気発生手段10から加熱室44
へ送られた蒸気は加熱される。
【0065】また、蒸気発生と庫内加熱とを同時におこ
なう場合は、切換スイッチ51をデュティ制御し、交流
電力を両方に分配して供給する。
なう場合は、切換スイッチ51をデュティ制御し、交流
電力を両方に分配して供給する。
【0066】この実施例の構成によれば、発熱体はオー
ブン内に配設されるため、熱ロスが少なくオーブン内の
加熱の立ち上がりが速くなる。電力供給部の電気回路を
1庫にすることができ、装置のコンパクト化と低コスト
化ができる。
ブン内に配設されるため、熱ロスが少なくオーブン内の
加熱の立ち上がりが速くなる。電力供給部の電気回路を
1庫にすることができ、装置のコンパクト化と低コスト
化ができる。
【0067】図8、9は庫内加熱手段12の他の実施例
を示し、上記実施例と同じ部品は同一番号を使用する。
を示し、上記実施例と同じ部品は同一番号を使用する。
【0068】52はオーブン13内の背面壁に装着され
た加熱ユニットを示し、53は加熱室、54は加熱室5
3内に装着された発熱体、55はオーブン13内の空気
を加熱循環する送風機である。
た加熱ユニットを示し、53は加熱室、54は加熱室5
3内に装着された発熱体、55はオーブン13内の空気
を加熱循環する送風機である。
【0069】上記構成において、電源装置が始動し加熱
ユニット52に電源が入ると、発熱体54が発熱すると
共に送風機55がオーブン13内の循環撹拌する。この
結果オーブン13内では熱風が循環し、オーブン13内
の温度は高められる。
ユニット52に電源が入ると、発熱体54が発熱すると
共に送風機55がオーブン13内の循環撹拌する。この
結果オーブン13内では熱風が循環し、オーブン13内
の温度は高められる。
【0070】一方蒸気発生手段においては、電源装置が
始動すると、インバータ回路26から交流電力が誘導加
熱コイル24に送られる、誘導加熱コイル24の周囲に
交流磁力線を発生する。この交流磁力線は発熱体25中
を貫通する。供給された交流のサイクルにしたがって磁
力線の方向が変化すると、発熱体25中には、その磁力
線変化を阻止しようとする電気的力が作用し、発熱体2
5中にはコイル電流と逆向の電流が誘起される。この誘
起された誘導電流により発熱体25が発熱し、水供給手
段11から蒸発室23に流入した水は加熱気化され、流
出路22から蒸気流入路29を経てオーブン13内に入
り、オーブン13内は高温高湿状態となる。
始動すると、インバータ回路26から交流電力が誘導加
熱コイル24に送られる、誘導加熱コイル24の周囲に
交流磁力線を発生する。この交流磁力線は発熱体25中
を貫通する。供給された交流のサイクルにしたがって磁
力線の方向が変化すると、発熱体25中には、その磁力
線変化を阻止しようとする電気的力が作用し、発熱体2
5中にはコイル電流と逆向の電流が誘起される。この誘
起された誘導電流により発熱体25が発熱し、水供給手
段11から蒸発室23に流入した水は加熱気化され、流
出路22から蒸気流入路29を経てオーブン13内に入
り、オーブン13内は高温高湿状態となる。
【0071】この実施例の構成によれば、熱風の撹拌作
用によりオーブン内の温度分布の均一化が図れると共
に、食品等の被加熱物への熱伝達率がよくなり、調理ス
ピードを速めることができる。
用によりオーブン内の温度分布の均一化が図れると共
に、食品等の被加熱物への熱伝達率がよくなり、調理ス
ピードを速めることができる。
【0072】図10は調理動作を示すシーケン図であ
る。例えば食品Aの場合は、調理開始と共に湿度センサ
18、温度センサ19からの検知信号を受け、制御部1
4、調節部15で制御され、200℃のドライスチーム
状態となり、乾燥しながら加熱される。そして、乾燥が
終了すると80℃低温スチームで短時間の仕上げ加熱を
行い加熱調理が終了する。また、食品Bの場合は前記同
様に制御部14、調節部15の制御信号に基ずき、12
0℃の若干の加熱スチームで加熱した後、170℃で乾
燥加熱し、加熱調理を終了する。また、食品Cの場合は
同じく制御部14、調節部15の制御信号に基ずき、6
0℃の低温スチームで低温加熱調理を行い、終了前に1
70℃の加熱スチームで加熱し調理が終了するものであ
る。
る。例えば食品Aの場合は、調理開始と共に湿度センサ
18、温度センサ19からの検知信号を受け、制御部1
4、調節部15で制御され、200℃のドライスチーム
状態となり、乾燥しながら加熱される。そして、乾燥が
終了すると80℃低温スチームで短時間の仕上げ加熱を
行い加熱調理が終了する。また、食品Bの場合は前記同
様に制御部14、調節部15の制御信号に基ずき、12
0℃の若干の加熱スチームで加熱した後、170℃で乾
燥加熱し、加熱調理を終了する。また、食品Cの場合は
同じく制御部14、調節部15の制御信号に基ずき、6
0℃の低温スチームで低温加熱調理を行い、終了前に1
70℃の加熱スチームで加熱し調理が終了するものであ
る。
【0073】また、加湿量、温度の設定値ステップ時
間、終了時間を状態センサ20から送られた信号に基ず
き制御することにより、全調理サイクルを自動化するこ
とができる。
間、終了時間を状態センサ20から送られた信号に基ず
き制御することにより、全調理サイクルを自動化するこ
とができる。
【0074】この実施例のように、オーブン庫内の調理
環境を湿度センサ18、温度センサ19からの検知信号
を受け、制御部14、調節部15で制御することによ
り、食品の種類や量に応じて蒸気量,温度を調節して加
熱調理を行なうことができ、素材に応じた優れた加熱調
理を行なうことができる。
環境を湿度センサ18、温度センサ19からの検知信号
を受け、制御部14、調節部15で制御することによ
り、食品の種類や量に応じて蒸気量,温度を調節して加
熱調理を行なうことができ、素材に応じた優れた加熱調
理を行なうことができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明の加熱調理装
置は、以下に述べる効果を有するものである。
置は、以下に述べる効果を有するものである。
【0076】1.誘電加熱による食品内部からの加熱に
加え、外周から通常の空気伝熱と蒸気の潜熱との高い熱
伝達での加熱となり高速調理が可能となり、かつ、オー
ブン内の温度と蒸気量の制御で、ドライスチームによる
乾燥加熱やウエットスチームによる蒸し加熱あるいはそ
れらの組合せ加熱を自由に行うものであり、均一で食品
の種類や量に応じた最適なスピード調理ができる。
加え、外周から通常の空気伝熱と蒸気の潜熱との高い熱
伝達での加熱となり高速調理が可能となり、かつ、オー
ブン内の温度と蒸気量の制御で、ドライスチームによる
乾燥加熱やウエットスチームによる蒸し加熱あるいはそ
れらの組合せ加熱を自由に行うものであり、均一で食品
の種類や量に応じた最適なスピード調理ができる。
【0077】2.蒸気発生手段は水供給手段から送られ
た水は誘導加熱手段から送られた交流電流で発生する磁
界により誘起される誘導電流の作用で発熱する発熱体と
直接接触気化される。そして、この気化による蒸気の発
生、停止は瞬時におこなわれる。
た水は誘導加熱手段から送られた交流電流で発生する磁
界により誘起される誘導電流の作用で発熱する発熱体と
直接接触気化される。そして、この気化による蒸気の発
生、停止は瞬時におこなわれる。
【0078】3.矩形断面形状の発熱部には交流磁力線
が前周に、ほぼ同じ強度で貫通し、蒸発室内の水は全て
発熱部と接触状態となっているため効率よい蒸気発生と
なる。
が前周に、ほぼ同じ強度で貫通し、蒸発室内の水は全て
発熱部と接触状態となっているため効率よい蒸気発生と
なる。
【0079】4.発熱部は発泡金属体であるため、発熱
表面積が多く、発熱部の温度上昇を抑え、水が蒸発する
ときに発生するスケール発生を防ぐと共に、発熱効率を
高め、加熱速度を速めることができる。
表面積が多く、発熱部の温度上昇を抑え、水が蒸発する
ときに発生するスケール発生を防ぐと共に、発熱効率を
高め、加熱速度を速めることができる。
【0080】5.Ni、Ni−Cr合金、ステンレス合
金、等耐水性発泡金属体を用いることにより、誘導加熱
コイルに送られた交流電流で発生する交流磁力線による
誘導電流の発生効率をよくし、高温水や蒸気中でも腐食
されることなく安定した蒸気発生状態を持続する。
金、等耐水性発泡金属体を用いることにより、誘導加熱
コイルに送られた交流電流で発生する交流磁力線による
誘導電流の発生効率をよくし、高温水や蒸気中でも腐食
されることなく安定した蒸気発生状態を持続する。
【0081】6.蒸発室壁面が発熱体となり、加熱用ヒ
ータを必要としないため、構成が簡単で、低コストにす
ることができる。また、蒸発室内壁に付着するスケール
等の除去が容易である。
ータを必要としないため、構成が簡単で、低コストにす
ることができる。また、蒸発室内壁に付着するスケール
等の除去が容易である。
【0082】7.発熱体への給電線が不要で漏電の恐れ
がなく安全性を高めることができる。また、発熱体と蒸
気、空気とが直接接触であるためオーブン内温度を速く
高めることができる。
がなく安全性を高めることができる。また、発熱体と蒸
気、空気とが直接接触であるためオーブン内温度を速く
高めることができる。
【0083】8.発熱体はオーブン内に配設されるた
め、熱ロスが少なくオーブン内の加熱の立ち上がりが速
くなる。
め、熱ロスが少なくオーブン内の加熱の立ち上がりが速
くなる。
【0084】9.熱風の撹拌作用によりオーブン内の温
度分布の均一化が図れると共に、食品等の被加熱物への
熱伝達率がよくなり、調理スピードを速めることができ
る。
度分布の均一化が図れると共に、食品等の被加熱物への
熱伝達率がよくなり、調理スピードを速めることができ
る。
【0085】10.オーブン庫内の調理環境を湿度セン
サ18、温度センサ19からの検知信号を受け、制御部
14、調節部15で制御することにより、食品の種類や
量に応じて蒸気量,温度を調節して加熱調理を行なうこ
とができ、素材に応じた優れた加熱調理を行なうことが
できる。
サ18、温度センサ19からの検知信号を受け、制御部
14、調節部15で制御することにより、食品の種類や
量に応じて蒸気量,温度を調節して加熱調理を行なうこ
とができ、素材に応じた優れた加熱調理を行なうことが
できる。
【図1】本発明の一実施例における加熱調理装置の原理
断面図
断面図
【図2】同加熱調理装置の蒸気発生手段の斜視図
【図3】同蒸気発生手段の発熱部の斜視図
【図4】同加熱調理装置の他の実施例における蒸気発生
手段の原理断面図
手段の原理断面図
【図5】本発明の他の実施例における加熱調理装置の原
理断面図
理断面図
【図6】本発明の他の実施例における加熱調理装置の原
理断面図
理断面図
【図7】同加熱調理装置の実施例におけ電気回路図
【図8】本発明の他の実施例における加熱調理装置の原
理断面図
理断面図
【図9】同加熱調理装置の庫内加熱手段の原理断面図
【図10】調理動作シーケン図
【図11】従来の加熱調理装置の正面断面図
10 蒸気発生手段 11 水供給手段 12 庫内加熱手段 13 オーブン 14 制御部 16 誘電加熱手段
Claims (11)
- 【請求項1】被加熱物を収納するオーブンと、食品を加
熱する誘電加熱手段と、蒸気を発生する蒸気発生手段
と、オーブン内の温度を高める庫内加熱手段と、前記誘
電加熱手段、蒸気発生手段、および庫内加熱手段を制御
して前記オーブン内の状態を調節する制御部とを備え、
前記オーブン内の被加熱物を誘電加熱と加熱雰囲気中の
蒸気で加熱する構成とした加熱調理装置。 - 【請求項2】蒸気発生手段は蒸発室と、蒸発室内に配設
された磁性材又は金属材よりなる発熱部と、この発熱部
を誘導加熱する電力供給部とよりなる誘導加熱手段と、
蒸発室に水を供給する水供給手段とにより構成された請
求項1記載の加熱調理装置。 - 【請求項3】蒸気発生手段は矩形断面形状の蒸発室と、
蒸発室内に配設された矩形断面形状の磁性材又は金属材
よりなる発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ回路と
よりなる誘導加熱手段と、蒸発室に水を供給する水供給
手段とにより構成された請求項1記載の加熱調理装置。 - 【請求項4】磁性材又は金属材は発泡金属体で構成した
請求項2記載の加熱調理装置。 - 【請求項5】磁性材又は金属体は少なくとも1つ以上の
矩形状筒体で構成した請求項2記載の加熱調理装置。 - 【請求項6】磁性材又は金属材はNi、Ni−Cr合
金、ステンレス合金、等耐水性発泡金属体で構成した請
求項4記載の加熱調理装置。 - 【請求項7】蒸気発生手段は磁性材又は金属材よりなる
発熱体で構成された蒸発室と、蒸発室を誘導加熱する誘
導加熱手段と、蒸発室に水を供給する水供給手段とによ
り構成された請求項1記載の加熱調理装置。 - 【請求項8】オーブン内の温度を高める庫内加熱手段は
加熱室と、加熱室内に配設された磁性材又は金属材より
なる発熱部と、誘導加熱コイルとインバータ回路とより
なる誘導加熱手段とにより構成された請求項1記載の加
熱調理装置。 - 【請求項9】オーブン内の温度を高める庫内加熱手段は
オーブンの少なくとも1つの壁部に装着された加熱室
と、加熱室内に配設された磁性材又は金属材よりなる発
熱部と、誘導加熱コイルとインバータ回路とよりなる誘
導加熱手段とにより構成された請求項1記載の加熱調理
装置。 - 【請求項10】オーブン内の温度を高める庫内加熱手段
はオーブンの少なくとも1つの壁部に装着された発熱体
と、発熱体より発生した熱をオーブンに搬送循環させる
送風機とにより構成された請求項1記載の加熱調理装
置。 - 【請求項11】誘電加熱手段、蒸気発生手段、庫内加熱
手段により加湿及び加熱されたオーブン内の蒸気量と温
度を検知する状態検知手段を設け、被加熱物の種類や量
に応じた蒸気量と温度に制御する温度調節部を制御部に
設け、前記被加熱物に応じた1つ又はそれ以上の蒸気量
と温度で加熱する構成とした請求項1記載の加熱調理装
置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155891A JPH094849A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 加熱調理装置 |
CNB951967916A CN1174660C (zh) | 1994-10-24 | 1995-10-23 | 感应加热方式的蒸汽产生设备 |
EP95934874A EP0788725B1 (en) | 1994-10-24 | 1995-10-23 | Steam generating apparatus of induction heating system |
DE69526445T DE69526445T2 (de) | 1994-10-24 | 1995-10-23 | Dampferzeuger mit induktions beheizung |
AU37101/95A AU698049B2 (en) | 1994-10-24 | 1995-10-23 | Steam generating apparatus of induction heating system |
PCT/JP1995/002177 WO1996013138A1 (en) | 1994-10-24 | 1995-10-23 | Steam generating apparatus of induction heating system |
US08/817,583 US6008482A (en) | 1994-10-24 | 1995-10-23 | Microwave oven with induction steam generating apparatus |
KR1019970702686A KR100280647B1 (ko) | 1994-10-24 | 1995-10-23 | 유도가열시스템의 증기 발생장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155891A JPH094849A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 加熱調理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH094849A true JPH094849A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15615767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7155891A Pending JPH094849A (ja) | 1994-10-24 | 1995-06-22 | 加熱調理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH094849A (ja) |
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-
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- 1995-06-22 JP JP7155891A patent/JPH094849A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050105 |
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A02 | Decision of refusal |
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