JPH0945539A - コモンモードチョークコイル - Google Patents
コモンモードチョークコイルInfo
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- JPH0945539A JPH0945539A JP21530895A JP21530895A JPH0945539A JP H0945539 A JPH0945539 A JP H0945539A JP 21530895 A JP21530895 A JP 21530895A JP 21530895 A JP21530895 A JP 21530895A JP H0945539 A JPH0945539 A JP H0945539A
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- coil
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コモンモードチョークコイルとプリント基板
との接続を容易にし、又、絶縁被膜を傷つけることや手
間のかからない、より安全な、信頼性に優れ、しかも、
前記プリント基板を小型にした基板実装型コモンモード
チョークコイルを提供すること。 【解決手段】 円環状の磁芯を絶縁ケース20に収納
し、巻線21を施したコイル1を固定した固定台4は、
前記コイルの設置面にコイルのリード線5を通す孔8と
溝9とを有し、取付孔8aを有する脚部22を垂設し、
厚さ方向の両面を垂直に貫くように突出し、かつ、一体
成形されたコイル固定部7を有する外部接続用端子2を
設け、基板16に取り付けるための前記外部接続用端子
2の先端に二つの鉾状の基板実装用端子3を一体成形し
た。
との接続を容易にし、又、絶縁被膜を傷つけることや手
間のかからない、より安全な、信頼性に優れ、しかも、
前記プリント基板を小型にした基板実装型コモンモード
チョークコイルを提供すること。 【解決手段】 円環状の磁芯を絶縁ケース20に収納
し、巻線21を施したコイル1を固定した固定台4は、
前記コイルの設置面にコイルのリード線5を通す孔8と
溝9とを有し、取付孔8aを有する脚部22を垂設し、
厚さ方向の両面を垂直に貫くように突出し、かつ、一体
成形されたコイル固定部7を有する外部接続用端子2を
設け、基板16に取り付けるための前記外部接続用端子
2の先端に二つの鉾状の基板実装用端子3を一体成形し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器のコモン
モードノイズを抑制する基板実装型のコモンモードチョ
ークコイルに関する。
モードノイズを抑制する基板実装型のコモンモードチョ
ークコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、ノイズフィル
タは、軟磁性体からなるコア(図示せず)が絶縁樹脂ケ
ース20に収納され、複数の巻線21が施されたコモン
モードチョークコイル14を、電子部品15と組み合わ
せ、それぞれをプリント基板16上に実装し、電子機器
に前記プリント基板ごと搭載するか、あるいは金属ケー
スに収納、密閉して使用される。
タは、軟磁性体からなるコア(図示せず)が絶縁樹脂ケ
ース20に収納され、複数の巻線21が施されたコモン
モードチョークコイル14を、電子部品15と組み合わ
せ、それぞれをプリント基板16上に実装し、電子機器
に前記プリント基板ごと搭載するか、あるいは金属ケー
スに収納、密閉して使用される。
【0003】前記コモンモードチョークコイル14は、
リード線17の貫通する孔18を有した前記プリント基
板16に実装される。又、巻線21の巻き始めと巻き終
わりをリード線とし、該リード線17を該孔18に貫通
させ、前記プリント基板16の裏面に形成されたパター
ンに端部を直接、半田付け処理を行い、実装および固定
をしていた。
リード線17の貫通する孔18を有した前記プリント基
板16に実装される。又、巻線21の巻き始めと巻き終
わりをリード線とし、該リード線17を該孔18に貫通
させ、前記プリント基板16の裏面に形成されたパター
ンに端部を直接、半田付け処理を行い、実装および固定
をしていた。
【0004】又、上述したように、リード線17をプリ
ント基板16の孔18に貫通させ、プリント基板16に
直接、半田付け処理を行って、コモンモードチョークコ
イルを固定したので、機械的振動による前記リード線1
7の破断の防止と、前記プリント基板16と前記リード
線17との接触による摩擦によって、前記リード線17
の絶縁被膜部分が摩耗し、隣り合った前記リード線17
同士が電気的に接触するのを防止するためと、前記プリ
ント基板16への確実で、より強固な固定のため、前記
コモンモードチョークコイル14と前記プリント基板1
6との間には、シリコーンゴム19等を塗布していた。
ント基板16の孔18に貫通させ、プリント基板16に
直接、半田付け処理を行って、コモンモードチョークコ
イルを固定したので、機械的振動による前記リード線1
7の破断の防止と、前記プリント基板16と前記リード
線17との接触による摩擦によって、前記リード線17
の絶縁被膜部分が摩耗し、隣り合った前記リード線17
同士が電気的に接触するのを防止するためと、前記プリ
ント基板16への確実で、より強固な固定のため、前記
コモンモードチョークコイル14と前記プリント基板1
6との間には、シリコーンゴム19等を塗布していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
プリント基板にコモンモードチョークコイルを実装し、
半田処理で固定する方法は、大電流に対して巻線の線径
が大きくなり、線径の異なる巻線を使用しなければなら
なく、巻線の線径によって、前記プリント基板の孔の大
きさを変えなければならず、前記孔が線径と合致しない
と、半田付け処理に手間がかかり、固定に手間どる欠点
があり、又、シリコーンゴムの塗布に時間がかかり、塗
布後、前記シリコーンゴムが固着するまで数時間を要す
る等、量産性が悪いという問題があった。
プリント基板にコモンモードチョークコイルを実装し、
半田処理で固定する方法は、大電流に対して巻線の線径
が大きくなり、線径の異なる巻線を使用しなければなら
なく、巻線の線径によって、前記プリント基板の孔の大
きさを変えなければならず、前記孔が線径と合致しない
と、半田付け処理に手間がかかり、固定に手間どる欠点
があり、又、シリコーンゴムの塗布に時間がかかり、塗
布後、前記シリコーンゴムが固着するまで数時間を要す
る等、量産性が悪いという問題があった。
【0006】又、コモンモードチョークコイルをプリン
ト基板より外す場合、金属の薄い板状の治具等で、シリ
コーン固着部分を剥離しなければならず、その際、リー
ド線の絶縁被膜を傷つける問題があった。
ト基板より外す場合、金属の薄い板状の治具等で、シリ
コーン固着部分を剥離しなければならず、その際、リー
ド線の絶縁被膜を傷つける問題があった。
【0007】リード線は、半田付け処理でプリント基板
に接続されるが、基板上のパターンが35〜75μm
と、きわめて薄いため、大電流が流れると、パターンが
維持できず、発火等を起こす安全上の問題をなくすた
め、特別な処置をとる等、手間のかかる問題があった。
に接続されるが、基板上のパターンが35〜75μm
と、きわめて薄いため、大電流が流れると、パターンが
維持できず、発火等を起こす安全上の問題をなくすた
め、特別な処置をとる等、手間のかかる問題があった。
【0008】プリント基板に実装された電子部品と組み
合わせてノイズフィルタを構成しようとすると、電子部
品とコモンモードチョークコイルとの設置面積が大きく
なる。従って、ノイズフィルタの設置面積が大きくな
り、ノイズフィルタを小型化することができないという
問題があった。
合わせてノイズフィルタを構成しようとすると、電子部
品とコモンモードチョークコイルとの設置面積が大きく
なる。従って、ノイズフィルタの設置面積が大きくな
り、ノイズフィルタを小型化することができないという
問題があった。
【0009】本発明の課題は、これらの欠点を除去し、
コモンモードチョークコイルとプリント基板との接続を
容易にし、又、絶縁被膜を傷つけず、手間のかからな
い、より安全な、量産性と信頼性に優れ、しかも、前記
プリント基板を小型にした基板実装型コモンモードチョ
ークコイルを提供することにある。
コモンモードチョークコイルとプリント基板との接続を
容易にし、又、絶縁被膜を傷つけず、手間のかからな
い、より安全な、量産性と信頼性に優れ、しかも、前記
プリント基板を小型にした基板実装型コモンモードチョ
ークコイルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、台のコ
イル設置面にコイル固定部と前記コイルのリード線を固
定する孔と溝とを有し、基板に取り付けるための取付孔
を有する脚部を底面に設け、台と一体成形したかしめ部
を有する外部接続用端子を設け、更に、外部接続用端子
の先端が、二つの鉾状になった基板実装用端子とした、
台と一体成形した構造とすることにより、プリント基板
との接続が容易になり、半田処理による接続のため電気
的にも確実に接続することができる。
イル設置面にコイル固定部と前記コイルのリード線を固
定する孔と溝とを有し、基板に取り付けるための取付孔
を有する脚部を底面に設け、台と一体成形したかしめ部
を有する外部接続用端子を設け、更に、外部接続用端子
の先端が、二つの鉾状になった基板実装用端子とした、
台と一体成形した構造とすることにより、プリント基板
との接続が容易になり、半田処理による接続のため電気
的にも確実に接続することができる。
【0011】又、前記コモンモードチョークコイル用固
定台の脚部の間の隙間にノイズフィルタを構成する電子
部品を実装できるようにしたので、前記プリント基板の
小型化も簡単にできる。
定台の脚部の間の隙間にノイズフィルタを構成する電子
部品を実装できるようにしたので、前記プリント基板の
小型化も簡単にできる。
【0012】即ち、本発明は、円環状の磁芯を絶縁ケー
スに収納し、巻線を施したコイルを固定台に固定したコ
モンモードチョークコイルであって、前記コイルの設置
面にコイル固定部と前記コイルのリード線を通す孔と溝
とを有し、基板に取り付けるための貫通する取付孔を有
する複数の脚部を底面に垂設し、厚さ方向の両面を垂直
に貫くように突出し、かつ、一体成形したかしめ部を有
する複数の外部接続用端子を設けた固定台を用いたこと
を特徴とするコモンモードチョークコイルである。
スに収納し、巻線を施したコイルを固定台に固定したコ
モンモードチョークコイルであって、前記コイルの設置
面にコイル固定部と前記コイルのリード線を通す孔と溝
とを有し、基板に取り付けるための貫通する取付孔を有
する複数の脚部を底面に垂設し、厚さ方向の両面を垂直
に貫くように突出し、かつ、一体成形したかしめ部を有
する複数の外部接続用端子を設けた固定台を用いたこと
を特徴とするコモンモードチョークコイルである。
【0013】又、本発明は、前記コイルの設置面にコイ
ルの固定部とコイルのリード線を通す孔と溝とを有し、
取付孔を有する脚部を底面に垂設し、厚さ方向の両面を
垂直に貫くように突出し、かつ、一体成形したかしめ部
を有する外部接続用端子を設けた固定台に固定するコモ
ンモードチョークコイルにおいて、基板に取り付けるた
めの前記外部接続用端子の先端に二つの鉾状の基板実装
用端子を一体成形した固定台を用いたことを特徴とする
コモンモードチョークコイルである。
ルの固定部とコイルのリード線を通す孔と溝とを有し、
取付孔を有する脚部を底面に垂設し、厚さ方向の両面を
垂直に貫くように突出し、かつ、一体成形したかしめ部
を有する外部接続用端子を設けた固定台に固定するコモ
ンモードチョークコイルにおいて、基板に取り付けるた
めの前記外部接続用端子の先端に二つの鉾状の基板実装
用端子を一体成形した固定台を用いたことを特徴とする
コモンモードチョークコイルである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の基板実装型コモンモード
チョークコイルは、コイルを設置するためのL字形の突
起からなるコイル固定部によって、コイルを固定し、前
記台と一体成形した外部接続用端子を設けた固定台を用
いることにより、前記端子に直接リード線を容易に取り
付け、取り外しが可能となる。又、台の取り付け場所が
正面にあるので、取り付け状態を簡単に確認することが
でき、取付孔を有した脚部を設けることによって、該取
付孔にねじ等を用いて簡単に、かつ安全に基板に取り付
けることができ、組み立てが容易なものとなる。
チョークコイルは、コイルを設置するためのL字形の突
起からなるコイル固定部によって、コイルを固定し、前
記台と一体成形した外部接続用端子を設けた固定台を用
いることにより、前記端子に直接リード線を容易に取り
付け、取り外しが可能となる。又、台の取り付け場所が
正面にあるので、取り付け状態を簡単に確認することが
でき、取付孔を有した脚部を設けることによって、該取
付孔にねじ等を用いて簡単に、かつ安全に基板に取り付
けることができ、組み立てが容易なものとなる。
【0015】又、更に、一体成形した外部接続用端子の
かしめ部にリード線を接続し、前記コモンモードチョー
クコイルを容易に取り付け、あるいは取り外しができ
る。
かしめ部にリード線を接続し、前記コモンモードチョー
クコイルを容易に取り付け、あるいは取り外しができ
る。
【0016】又、前記外部接続用端子の先端が二つの鉾
状になった基板実装用端子とを一体とした構造のため、
通常の電子部品と同様にプリント基板に容易に実装する
ことができ、半田付け処理による接続のため、電気的に
も確実に接続することができる。このため、電線等を用
いる必要がなく、接続に費用と時間を要することがなく
なった。
状になった基板実装用端子とを一体とした構造のため、
通常の電子部品と同様にプリント基板に容易に実装する
ことができ、半田付け処理による接続のため、電気的に
も確実に接続することができる。このため、電線等を用
いる必要がなく、接続に費用と時間を要することがなく
なった。
【0017】前記固定台底部から垂設し、基板にねじ等
によって取り付けるための取付孔を有する脚部と、台の
厚さ方向の両面を垂直に貫く外部接続用端子を設けた他
に、前記外部接続用端子の底部に二つの鉾状の基板実装
用端子を設け、前記基板実装用端子が先端まで所定の長
さを持つ構造としたので、実装が簡単になった。又、脚
部を設けることによって、前記固定台底部から垂設する
脚部との間にプリント基板のスペースを形成することが
できた。従って、そのスペースにノイズフィルタ等を構
成する電子部品を実装することができ、それによって、
前記プリント基板の小型化と低価格化とが同時に実現で
きる基板実装型コモンモードチョークコイルを提供する
ことができる。
によって取り付けるための取付孔を有する脚部と、台の
厚さ方向の両面を垂直に貫く外部接続用端子を設けた他
に、前記外部接続用端子の底部に二つの鉾状の基板実装
用端子を設け、前記基板実装用端子が先端まで所定の長
さを持つ構造としたので、実装が簡単になった。又、脚
部を設けることによって、前記固定台底部から垂設する
脚部との間にプリント基板のスペースを形成することが
できた。従って、そのスペースにノイズフィルタ等を構
成する電子部品を実装することができ、それによって、
前記プリント基板の小型化と低価格化とが同時に実現で
きる基板実装型コモンモードチョークコイルを提供する
ことができる。
【0018】(実施例)以下、本発明の実施例につい
て、図面を用いて説明する。
て、図面を用いて説明する。
【0019】(実施例1)図1は、本発明のコモンモー
ドチョークコイルを示す説明図であり、図1(a)はそ
の正面図、図1(b)はその側面図、図1(c)はその
上面図である。図2は本発明のコモンモードチョークコ
イルに用いられる固定台を示す説明図であり、図2
(a)はその正面図、図2(b)はその側面図、図2
(c)はその上面図である。
ドチョークコイルを示す説明図であり、図1(a)はそ
の正面図、図1(b)はその側面図、図1(c)はその
上面図である。図2は本発明のコモンモードチョークコ
イルに用いられる固定台を示す説明図であり、図2
(a)はその正面図、図2(b)はその側面図、図2
(c)はその上面図である。
【0020】図2に示すように、本発明のコモンモード
チョークコイルに用いられる固定台4は、コイル設置面
にL字形の突起からなるコイル固定部7とリード線を貫
通、固定させる孔8と、溝9と、取付孔8aを形成する
脚部22とを有し、一体成形したかしめ部6を有する外
部接続用端子2を設けた構造である。
チョークコイルに用いられる固定台4は、コイル設置面
にL字形の突起からなるコイル固定部7とリード線を貫
通、固定させる孔8と、溝9と、取付孔8aを形成する
脚部22とを有し、一体成形したかしめ部6を有する外
部接続用端子2を設けた構造である。
【0021】図1に示すように、固定台4上に設けられ
た孔8と溝9にリード線5を通し、L字形の突起からな
るコイル固定部7にコイル1を固定する。
た孔8と溝9にリード線5を通し、L字形の突起からな
るコイル固定部7にコイル1を固定する。
【0022】リード線5は、固定台4と一体成形したか
しめ部6を有する外部接続用端子2に接続し、外部接続
用端子2からリード線5を取り外す時は、簡単な治具を
用いて容易に取り外すことができる。
しめ部6を有する外部接続用端子2に接続し、外部接続
用端子2からリード線5を取り外す時は、簡単な治具を
用いて容易に取り外すことができる。
【0023】又、図1に示すコイル1が搭載された固定
台4を取り付ける時は、取付孔8aにねじ等を利用し、
所定の金属ケースに取り付けることができ、脚部22に
よって、ノイズフィルタの金属ケースと十分な距離が保
てる構造である。
台4を取り付ける時は、取付孔8aにねじ等を利用し、
所定の金属ケースに取り付けることができ、脚部22に
よって、ノイズフィルタの金属ケースと十分な距離が保
てる構造である。
【0024】以下、本発明の他の実施例について、図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0025】図3は、本発明の基板実装型コモンモード
チョークコイルを示す説明図であり、図3(a)はその
正面図、図3(b)はその側面図、図3(c)はその上
面図である。図4は本発明の基板実装型コモンモードチ
ョークコイルをプリント基板に実装した状態を示す説明
図であり、図4(a)はその正面図、図4(b)はその
側面図、図4(c)はその上面図である。
チョークコイルを示す説明図であり、図3(a)はその
正面図、図3(b)はその側面図、図3(c)はその上
面図である。図4は本発明の基板実装型コモンモードチ
ョークコイルをプリント基板に実装した状態を示す説明
図であり、図4(a)はその正面図、図4(b)はその
側面図、図4(c)はその上面図である。
【0026】本発明の基板実装型コモンモードチョーク
コイルにおいては、図3に示すように、外部接続端子2
と先端が二つの鉾状になった基板実装用端子3とが一体
となった金属端子とポリブチレンテレフタレート(PB
T)製の固定台4とが一体成形されている。
コイルにおいては、図3に示すように、外部接続端子2
と先端が二つの鉾状になった基板実装用端子3とが一体
となった金属端子とポリブチレンテレフタレート(PB
T)製の固定台4とが一体成形されている。
【0027】円環状の磁芯を絶縁樹脂ケース20に収納
し、複数の巻線21を施したコイル1が、前記固定台4
に形成されたL字形の突起からなるコイル固定部7に固
定される。
し、複数の巻線21を施したコイル1が、前記固定台4
に形成されたL字形の突起からなるコイル固定部7に固
定される。
【0028】リード線5は、前記固定台4の孔8と溝9
を通し、前記外部接続用端子2のかしめ部6に接続さ
れ、前記基板実装用端子3は前記固定台4を支える脚部
の役割を果たし、又、該脚部の強度が向上した構造であ
る。
を通し、前記外部接続用端子2のかしめ部6に接続さ
れ、前記基板実装用端子3は前記固定台4を支える脚部
の役割を果たし、又、該脚部の強度が向上した構造であ
る。
【0029】図4に示すように、前記固定台4の底部か
ら前記基板実装用端子3の先端まで約25mmの長さが
あり、プリント基板10上に前記固定台4を実装して
も、前記固定台4の下部のスペースには、ノイズフィル
タ等を構成する電子部品11のコンデンサ、バリスタ、
サージアブソーバ、あるいは、抵抗等を実装することが
できる。
ら前記基板実装用端子3の先端まで約25mmの長さが
あり、プリント基板10上に前記固定台4を実装して
も、前記固定台4の下部のスペースには、ノイズフィル
タ等を構成する電子部品11のコンデンサ、バリスタ、
サージアブソーバ、あるいは、抵抗等を実装することが
できる。
【0030】前記プリント基板10の大きさは、前記固
定台4とほぼ同じ大きさとなり、小型化と低価格化が可
能となる。
定台4とほぼ同じ大きさとなり、小型化と低価格化が可
能となる。
【0031】又、前記外部接続用端子2は、市販品の接
続端子(ファストンリセプタクル)が容易に接続できる
形状のものであり、周辺回路との接続が容易にできるも
のである。
続端子(ファストンリセプタクル)が容易に接続できる
形状のものであり、周辺回路との接続が容易にできるも
のである。
【0032】ポリブチレンテレフタレート(PBT)製
の固定台4は、トラッキング性がよく(600V程
度)、かつ、耐熱性、吸湿性にも優れているので、発
火、発煙を防止できる。これによって、従来のノイズフ
ィルタに比較して、更に安全性が飛躍的に高くなる。
又、本発明によれば、商用電流はコイル1のリード線5
および外部接続用端子2を通電経路とし、プリント基板
のパターンには流れない構造である。
の固定台4は、トラッキング性がよく(600V程
度)、かつ、耐熱性、吸湿性にも優れているので、発
火、発煙を防止できる。これによって、従来のノイズフ
ィルタに比較して、更に安全性が飛躍的に高くなる。
又、本発明によれば、商用電流はコイル1のリード線5
および外部接続用端子2を通電経路とし、プリント基板
のパターンには流れない構造である。
【0033】
【発明の効果】本発明による基板実装型コモンモードチ
ョークコイルを固定する固定台によって、コモンモード
チョークコイルとプリント基板との接続が容易になり、
コイルと固定台とを簡単に取り付け、あるいは、外すこ
とができ、組み立てが容易になり、半田処理による接続
のため、電気的にも確実に接続することができる。又、
該コモンモードチョークコイルの下部に電子部品を実装
できる構造としたので、前記プリント基板の小型化がで
きる。
ョークコイルを固定する固定台によって、コモンモード
チョークコイルとプリント基板との接続が容易になり、
コイルと固定台とを簡単に取り付け、あるいは、外すこ
とができ、組み立てが容易になり、半田処理による接続
のため、電気的にも確実に接続することができる。又、
該コモンモードチョークコイルの下部に電子部品を実装
できる構造としたので、前記プリント基板の小型化がで
きる。
【図1】本発明のコモンモードチョークコイルを示す説
明図。図1(a)はその正面図。図1(b)はその側面
図。図1(c)はその上面図。
明図。図1(a)はその正面図。図1(b)はその側面
図。図1(c)はその上面図。
【図2】本発明のコモンモードチョークコイルに用いら
れる固定台を示す説明図。図2(a)はその正面図。図
2(b)はその側面図。図2(c)はその上面図。
れる固定台を示す説明図。図2(a)はその正面図。図
2(b)はその側面図。図2(c)はその上面図。
【図3】本発明の基板用実装型コモンモードチョークコ
イルを示す説明図。図3(a)はその正面図。図3
(b)はその側面図。図3(c)はその上面図。
イルを示す説明図。図3(a)はその正面図。図3
(b)はその側面図。図3(c)はその上面図。
【図4】本発明の基板用実装型コモンモードチョークコ
イルをプリント基板に実装した状態を示す説明図。図4
(a)はその正面図。図4(b)はその側面図。図4
(c)はその上面図。
イルをプリント基板に実装した状態を示す説明図。図4
(a)はその正面図。図4(b)はその側面図。図4
(c)はその上面図。
【図5】従来の固定構造でコモンモードチョークコイル
をプリント基板に実装した状態を示す説明図。図5
(a)はその側面図。図5(b)はその上面図。
をプリント基板に実装した状態を示す説明図。図5
(a)はその側面図。図5(b)はその上面図。
1 コイル 2 外部接続用端子 3 基板実装用端子 4,13 固定台 5,17 リード線 6 かしめ部 7 (L字形の突起からなる)コイル固定部 8,18 孔 8a 取付孔 9 溝 10,16 プリント基板 11,15 電子部品 14 コモンモードチョークコイル 19 シリコーンゴム 20 絶縁樹脂ケース 21 巻線 22 脚部
Claims (2)
- 【請求項1】 円環状の磁芯を絶縁ケースに収納し、巻
線を施したコイルを固定台に固定したコモンモードチョ
ークコイルであって、前記コイルの設置面にコイル固定
部と前記コイルのリード線を通す孔と溝とを有し、基板
に取り付けるための貫通する取付孔を有する複数の脚部
を底面に垂設し、厚さ方向の両面を垂直に貫くように突
出し、かつ、一体成形したかしめ部を有する複数の外部
接続用端子を設けた固定台を用いたことを特徴とするコ
モンモードチョークコイル。 - 【請求項2】 前記コイルの設置面にコイル固定部とコ
イルのリード線を通す孔と溝とを有し、取付孔を有する
脚部を底面に垂設し、厚さ方向の両面を垂直に貫くよう
に突出し、かつ、一体成形したかしめ部を有する外部接
続用端子を設けた固定台に固定するコモンモードチョー
クコイルにおいて、基板に取り付けるための前記外部接
続用端子の先端に二つの鉾状の基板実装用端子を一体成
形した固定台を用いたことを特徴とするコモンモードチ
ョークコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21530895A JPH0945539A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | コモンモードチョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21530895A JPH0945539A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | コモンモードチョークコイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0945539A true JPH0945539A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16670175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21530895A Pending JPH0945539A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | コモンモードチョークコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0945539A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7280027B2 (en) * | 2003-02-25 | 2007-10-09 | Epcos Ag | Toroidal core and method for producing the same |
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US7990248B2 (en) | 2005-02-11 | 2011-08-02 | Epcos Ag | Insulation alement and toroidal core throttle |
US8063728B2 (en) | 2004-08-12 | 2011-11-22 | Epcos Ag | Inductive component for high currents and method for the production thereof |
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CN104733168A (zh) * | 2013-12-19 | 2015-06-24 | 台达电子工业股份有限公司 | 变压器组合结构 |
US9129734B2 (en) | 2012-02-01 | 2015-09-08 | Delta Electronics, Inc. | Magnetic module and base thereof |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP21530895A patent/JPH0945539A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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