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JPH0945145A - 電磁放射対策ケーブル,それに用いるコネクタ,及びケーブル接続構造 - Google Patents

電磁放射対策ケーブル,それに用いるコネクタ,及びケーブル接続構造

Info

Publication number
JPH0945145A
JPH0945145A JP19648695A JP19648695A JPH0945145A JP H0945145 A JPH0945145 A JP H0945145A JP 19648695 A JP19648695 A JP 19648695A JP 19648695 A JP19648695 A JP 19648695A JP H0945145 A JPH0945145 A JP H0945145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
connector
electromagnetic radiation
shell
connection structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19648695A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kumada
淳一 熊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP19648695A priority Critical patent/JPH0945145A/ja
Publication of JPH0945145A publication Critical patent/JPH0945145A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Communication Cables (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルを流れる信号からの電磁波放射と,
シェルフとコネクタとの接触部のすき間からの電磁波放
射を遮断することができる電磁放射対策ケーブルと,コ
ネクタと,それを用いた電磁放射対策ケーブル接続構造
とを提供する。 【解決手段】 装置のシェルフ間を接続する接続構造に
おいて,信号線8及びグランド4,6を備えたケーブル
3と,ケーブル3の一端に設けられたコネクタ10とを
備えている。コネクタ10は,導電性のシェル1と,導
電性のシェル1の一端に設けられ,前記シェルフに設け
られた相手側コネクタと接続するコンタクトを備えた絶
縁性のハウジング2と,ケーブル3を保持するための,
シェル1と電気的に接続された導電性の保持リング7と
を備えている。これにより,装置のシェルフにケーブル
3を接続したとき,シェルフとコネクタ,ケーブルの最
外殻が1つのグランドで接続されるので,グランドが強
化され,ケーブルからの電磁放射を遮断することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,電磁放射対策ケー
ブル,コネクタ,及びそれを用いた電磁放射対策ケーブ
ル接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタは,図5に示されるよう
に,電線を複合しているコード(ケーブル)51とこの
コード51に接続されたコンタクト52を有している。
そのコンタクト52は,絶縁性のハウジング53に保持
されている。また,ハウジング53の周囲にガイドケー
ス54を備え,このガイドケース54の一方の開口端に
は,内カバー55が接続されている。その内カバー55
の内方に,前記コード51を挟圧するリング状の導電性
材料等からなる保持リング56が設けられている。この
保持リング56は,前記内カバー55で挟圧されると共
に保持される。内カバー55の外面は,絶縁材料からな
るカバー(プラスチック製の絶縁性シェル)57で被覆
されて,コネクタが形成されている(特開平3−534
74号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のコネクタに
用いられるケーブルでは,装置のシェルフ間の接続時,
ケーブルが1重シールド被膜のため,ケーブルからの電
磁放射が大きく,また,装置の背面カバーとの間にすき
間ができてしまうため,そこから電磁波が漏れてしまう
という欠点があった。
【0004】そこで,本発明の技術的課題は,ケーブル
を流れる信号からの電磁波放射と,シェルフとコネクタ
との接触部のすき間からの電磁波放射を遮断することが
できる電磁放射対策ケーブルと,コネクタと,それを用
いた電磁放射対策ケーブル接続構造とを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁放射対策ケ
ーブルは,装置のシェルフ間を接続するケーブルにおい
て,信号線導体を絶縁体を介して2重のシールド被膜で
覆ったことを特徴としている。
【0006】また,本発明の電磁放射対策ケーブルコネ
クタは,装置のシェルフ間を接続するケーブルのケーブ
ルコネクタにおいて,前記コネクタは,導電性のシェル
と,前記シェルフの内の一方に設けられた相手側コネク
タと接続する絶縁性のハウジングと,前記シェル内に設
けられ,前記ケーブルの一端を保持する導電性の保持リ
ングとを備えていることを特徴としている。
【0007】また,本発明の電磁放射対策ケーブル接続
構造は,装置のシェルフ間を接続する接続構造におい
て,信号線及びグランドを備えたケーブルと,前記ケー
ブルの一端に設けられたコネクタとを備え,前記コネク
タは,導電性のシェルと,前記導電性のシェルの一端に
設けられ,前記シェルフに設けられた相手側コネクタと
接続するコンタクトを備えた絶縁性のハウジングと,前
記ケーブルを保持するための,前記シェルと電気的に接
続された導電性の保持リングとを備えていることを特徴
としている。
【0008】また,本発明では,前記電磁放射対策ケー
ブル接続構造において,前記ケーブルは,前記信号線の
周囲を絶縁材料を介して設けられた第1及び第2のシー
ルド被膜を備え,前記信号線及び前記第1のシールド被
膜は前記コンタクトに電気的に接続され,前記第2のシ
ールド被膜は前記保持リングを介して前記シェルに電気
的に接続されていることを特徴としている。
【0009】また,本発明では,前記電磁放射対策ケー
ブル接続構造において,前記シェルフは前記コネクタを
収容する収容孔を備え,前記収容孔は前記コネクタを収
容したときに前記シェルに圧接する導電性のバネ部材を
備えていることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】次に,本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は,本発明の実施の一
形態を示す部分断面図である。図2は図1のケーブル3
の横断面図,図3は図1の(a)絶縁ハウジング及び
(b)相手側に接続される相手側コネクタを示す図であ
る。図4(a)は,図1のケーブルを装置に取り付けた
状態を示す斜視図で,図4(b)は,図4(a)のA部
分の拡大図である。図1乃至図4を参照して,コネクタ
10は,導電性材料からなるシェル1と絶縁性のハウジ
ング2とを備えている。シェル1内には,ケーブル3の
一端が挿入されている。ケーブル3は,二重シールドケ
ーブルからなり,具体的には,図2に最も良く示される
ように,絶縁性物質21により覆われた複数の信号線8
と,この絶縁性物質21の周囲を覆って設けられた第1
のシールド被膜4と,さらに,この周囲に絶縁性物質2
2を介して設けられた第2のシールド被膜6と,これを
覆う絶縁性物質からなる外皮9とを備えている。
【0011】図1に戻って,コネクタ10は,導電性の
シェル1と,絶縁性のハウジング2とを備えている。ケ
ーブル3の第1のシールド被膜4は,装置の信号系のグ
ランド5をなすリード線に接続されており,第2のシー
ルド被膜6は,シェルに固定された導電性を備えた保持
リング7を通してコネクタ10の導電性のシェル1に電
気的に接続されている。ここで,ケーブル3の一端の信
号系グラウンドをなすリード線5,信号線8の他端は,
シェル1のケーブル3の挿入部11に対向した一端側に
設けられた絶縁性のハウジング2に収容されている。
【0012】図3(a)に最も良く示されるように,絶
縁性のハウジング2の外側にコンタクト収容孔2aが設
けられており,このコンタクト収容孔2aには,図示し
ないコンタクトが夫々設けられている。このコンタクト
に,図1に示した信号系のグランド及び信号線8が夫々
接続されている。
【0013】図3(b)に最も良く示されるように,こ
の絶縁性のハウジング2は,複数の植設されたピン端子
31を備えた,相手側コネクタ30に嵌合接続される。
【0014】図4(a)に示すように,この相手側コネ
クタは,シェルフ11,12に夫々設けられている。図
4(a)を参照して,コネクタ10は,ケーブル3の両
端に設けられて,シェルフ11及びシェルフ12とを電
気的に接続している。図4(b)の図4(a)のA部分
拡大図に示すように,シェルフ11と導電性のシェル1
の接触部に導電性のバネ13が設けられており,シェル
フ11とコネクタ10の側面をなすシェル1は,電気的
に接続される。また,導電性の保持リング7(図1参
照)を通してコネクタ10とケーブルの第2のシールド
被膜6も接続されている。ここで,装置のシェルフ1
1,12は,図示しない設置場所のグランドに接続され
るので,シェルフ11,12,コネクタ10,及びケー
ブル3の第2のシールド被膜6は,1つのグランドで接
続されたことになり,グランドが強化される。
【0015】この構成によって,ケーブル3に流れる信
号の電磁放射は,まず,リード線からなる信号系のグラ
ンド5で遮断され,更に,設置場所の図示しないグラン
ドで遮断される。また,シェルフ11とコネクタ10の
すき間の部分もシェルフ11,12の導電性のバネ13
とコネクタ10のシェル1とが電気的に接続されている
ので,電磁放射を減少させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように,本発明は,ケーブ
ルを2重シールド被膜のものにし,また,コネクタのシ
ェルを導電性を有するもので構成することにより,ケー
ブルを流れる信号からの電磁放射とシェルフとコネクタ
との接触部のすき間からの電磁放射を遮断することがで
きる電磁放射対策ケーブルと,コネクタと,それを用い
た電磁放射対策ケーブル接続構造とを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す図である。
【図2】図1のケーブルの構造を示す横断面図である。
【図3】(a)図1の絶縁性のハウジングの構造を示す
斜視図である。 (b)(a)のハウジングに接続される相手側コネクタ
を示す斜視図である。
【図4】図1のコネクタを装置に取り付けたときの一例
を示す図である。
【図5】従来例に係るコネクタを示す断面図である。
【符号の説明】
1 シェル 2 ハウジング 3 ケーブル 4 第1のシールド被膜 5 信号系のグランド 6 第2のシールド被膜 7 保持リング 8 信号線 10 コネクタ 11,12 シェルフ 13 バネ 51 コード 52 コンタクト 53 ハウジング 54 ガイドケース 55 内カバー 56 保持リング 57 カバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置のシェルフ間を接続するケーブルに
    おいて,信号線導体を絶縁体を介して2重のシールド被
    膜で覆ったことを特徴とする電磁放射対策ケーブル。
  2. 【請求項2】 装置のシェルフ間を接続するケーブルの
    ケーブルコネクタにおいて,前記コネクタは,導電性の
    シェルと,前記シェルフの内の一方に設けられた相手側
    コネクタと接続する絶縁性のハウジングと,前記シェル
    内に設けられ,前記ケーブルの一端を保持する導電性の
    保持リングとを備えていることを特徴とする電磁放射対
    策ケーブルコネクタ。
  3. 【請求項3】 装置のシェルフ間を接続する接続構造に
    おいて,信号線及びグランドを備えたケーブルと,前記
    ケーブルの一端に設けられたコネクタとを備え,前記コ
    ネクタは,導電性のシェルと,前記導電性のシェルの一
    端に設けられ,前記シェルフに設けられた相手側コネク
    タと接続するコンタクトを備えた絶縁性のハウジング
    と,前記ケーブルを保持するための,前記シェルと電気
    的に接続された導電性の保持リングとを備えていること
    を特徴とする電磁放射対策ケーブル接続構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電磁放射対策ケーブル接
    続構造において,前記ケーブルは,前記信号線の周囲を
    絶縁材料を介して設けられた第1及び第2のシールド被
    膜を備え,前記信号線及び前記第1のシールド被膜は前
    記コンタクトに電気的に接続され,前記第2のシールド
    被膜は前記保持リングを介して前記シェルに電気的に接
    続されていることを特徴とする電磁放射対策ケーブル接
    続構造。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の電磁放射対策ケーブル接
    続構造において,前記シェルフは前記コネクタを収容す
    る収容孔を備え,前記収容孔は前記コネクタを収容した
    ときに前記シェルに圧接する導電性のバネ部材を備えて
    いることを特徴とする電磁放射対策ケーブル接続構造。
JP19648695A 1995-08-01 1995-08-01 電磁放射対策ケーブル,それに用いるコネクタ,及びケーブル接続構造 Pending JPH0945145A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19648695A JPH0945145A (ja) 1995-08-01 1995-08-01 電磁放射対策ケーブル,それに用いるコネクタ,及びケーブル接続構造

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JP19648695A JPH0945145A (ja) 1995-08-01 1995-08-01 電磁放射対策ケーブル,それに用いるコネクタ,及びケーブル接続構造

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JPH0945145A true JPH0945145A (ja) 1997-02-14

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JP19648695A Pending JPH0945145A (ja) 1995-08-01 1995-08-01 電磁放射対策ケーブル,それに用いるコネクタ,及びケーブル接続構造

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JP (1) JPH0945145A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6017812A (ja) * 1983-07-11 1985-01-29 日立電線株式会社 二重シ−ルド電線のシ−ルド層被覆方法
JPH0548132B2 (ja) * 1986-11-04 1993-07-20 Toray Industries
JPH0587850B2 (ja) * 1983-12-05 1993-12-20 Fuji Denki Kk
JPH06132690A (ja) * 1992-10-20 1994-05-13 Fujitsu Ltd 電子装置および該電子装置に接続される外線コネクタ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990224