JPH0943196A - 電気泳動装置 - Google Patents
電気泳動装置Info
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- JPH0943196A JPH0943196A JP7197498A JP19749895A JPH0943196A JP H0943196 A JPH0943196 A JP H0943196A JP 7197498 A JP7197498 A JP 7197498A JP 19749895 A JP19749895 A JP 19749895A JP H0943196 A JPH0943196 A JP H0943196A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一度に多数のゲル電気泳動が可能な電気泳動
装置を提供すること。 【解決手段】 一槽型の電気泳動装置であって、泳動緩
衝液が収容されており、2以上の泳動板を浸漬し得る泳
動緩衝液槽1;該泳動緩衝液槽1の底面に対して、該2
以上の泳動板3をほぼ垂直方向にもしくは水平方向に平
行に配置する手段;および、該泳動緩衝液槽1の対向す
る側壁あるいはその近傍にそれぞれ配置される泳動電極
2a、2bであって、該一方の泳動電極2aは泳動緩衝
液槽1の一側壁のほぼ上端部であって泳動緩衝液4の界
面下に配置され、他方の泳動電極2bは該側壁と対向す
る側壁の下端部に配置される、泳動電極2a、2b;を
有する、電気泳動装置。
装置を提供すること。 【解決手段】 一槽型の電気泳動装置であって、泳動緩
衝液が収容されており、2以上の泳動板を浸漬し得る泳
動緩衝液槽1;該泳動緩衝液槽1の底面に対して、該2
以上の泳動板3をほぼ垂直方向にもしくは水平方向に平
行に配置する手段;および、該泳動緩衝液槽1の対向す
る側壁あるいはその近傍にそれぞれ配置される泳動電極
2a、2bであって、該一方の泳動電極2aは泳動緩衝
液槽1の一側壁のほぼ上端部であって泳動緩衝液4の界
面下に配置され、他方の泳動電極2bは該側壁と対向す
る側壁の下端部に配置される、泳動電極2a、2b;を
有する、電気泳動装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気泳動装置に関
する。さらに詳しくは、核酸あるいは蛋白質を分離する
に際し、一回の泳動で、多数の検体を分離することがで
きる電気泳動装置に関する。
する。さらに詳しくは、核酸あるいは蛋白質を分離する
に際し、一回の泳動で、多数の検体を分離することがで
きる電気泳動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】核酸あるいは蛋白質を電気泳動で分離す
る手法は、生命科学の分野で広く用いられてきた。特
に、近年の遺伝子工学の進歩、発展とともに、ゲノムの
構造、配列決定に際して、一度に多数の検体を解析した
い場合がある。
る手法は、生命科学の分野で広く用いられてきた。特
に、近年の遺伝子工学の進歩、発展とともに、ゲノムの
構造、配列決定に際して、一度に多数の検体を解析した
い場合がある。
【0003】従来、用いられてきた電気泳動装置は、上
部の陰極側の緩衝液槽と下部の陽極側の緩衝液槽との2
槽を有する、いわゆる2槽式の電気泳動装置である。従
来の電気泳動装置は、例えば、図3に示すように、上部
電気泳動緩衝液槽11aと下部電気泳動緩衝液槽11b
とから構成されている。上部電気泳動緩衝液槽11a
は、低面19aと、低面19aに対して垂直な3つの側
壁18a1〜18a3と電気泳動板13とで構成される。
電気泳動板13は、側壁18a1および18a2とに設け
られた取付部17aに押圧手段17により、側壁18a
と1および18a2とに密着して取り付けられる。このよ
うにして上部電気泳動緩衝液槽11aは、緩衝液を貯留
できるようになる。上部電気泳動緩衝液槽11aの低面
19aには電極12aが配置されている。上部電気泳動
緩衝液槽11aの内部には、側壁18a1および18a2
を貫通する緩衝液の冷却用コイル15が配置されてお
り、電気泳動緩衝液を冷却する。下部電気泳動緩衝液槽
11bの低面19bには電極12bが配置されている。
上部電気泳動緩衝液槽11aは、電気泳動緩衝液の界面
14aが、電気泳動板13中の電気泳動用ゲル13’の
上部13’aよりも上部にくるように、電気泳動緩衝液
で満たされる。他方、下部電気泳動緩衝液槽11bは、
電気泳動板13中の電気泳動用ゲル13’の下部13’
bよりも、電気泳動緩衝液の界面14bが上部にくるよ
うに、電気泳動緩衝液で満たされている。このようにし
て、上部電気泳動緩衝液槽11aと下部電気泳動緩衝液
槽11bとの間で電圧を印加して、電気泳動を行う。
部の陰極側の緩衝液槽と下部の陽極側の緩衝液槽との2
槽を有する、いわゆる2槽式の電気泳動装置である。従
来の電気泳動装置は、例えば、図3に示すように、上部
電気泳動緩衝液槽11aと下部電気泳動緩衝液槽11b
とから構成されている。上部電気泳動緩衝液槽11a
は、低面19aと、低面19aに対して垂直な3つの側
壁18a1〜18a3と電気泳動板13とで構成される。
電気泳動板13は、側壁18a1および18a2とに設け
られた取付部17aに押圧手段17により、側壁18a
と1および18a2とに密着して取り付けられる。このよ
うにして上部電気泳動緩衝液槽11aは、緩衝液を貯留
できるようになる。上部電気泳動緩衝液槽11aの低面
19aには電極12aが配置されている。上部電気泳動
緩衝液槽11aの内部には、側壁18a1および18a2
を貫通する緩衝液の冷却用コイル15が配置されてお
り、電気泳動緩衝液を冷却する。下部電気泳動緩衝液槽
11bの低面19bには電極12bが配置されている。
上部電気泳動緩衝液槽11aは、電気泳動緩衝液の界面
14aが、電気泳動板13中の電気泳動用ゲル13’の
上部13’aよりも上部にくるように、電気泳動緩衝液
で満たされる。他方、下部電気泳動緩衝液槽11bは、
電気泳動板13中の電気泳動用ゲル13’の下部13’
bよりも、電気泳動緩衝液の界面14bが上部にくるよ
うに、電気泳動緩衝液で満たされている。このようにし
て、上部電気泳動緩衝液槽11aと下部電気泳動緩衝液
槽11bとの間で電圧を印加して、電気泳動を行う。
【0004】しかし、この電気泳動装置は、使用する電
気泳動ゲルの強度不足から大面積を有する電気泳動ゲル
を作成できないため、一度に多数の検体を処理すること
ができない。また、電気泳動板13の対向する側壁18
a3を、電気泳動板13に変えて、2枚を同時に電気泳
動することも可能と考えられる。さらには、この装置を
横に並べて泳動板を多数配置し、多数の検体を同時に処
理することも可能と考えられる。しかし、多数の検体を
一度に処理するには、装置が大きくなりすぎて取扱いが
不便になり、装置自体も高価なものとなるという欠点が
ある。
気泳動ゲルの強度不足から大面積を有する電気泳動ゲル
を作成できないため、一度に多数の検体を処理すること
ができない。また、電気泳動板13の対向する側壁18
a3を、電気泳動板13に変えて、2枚を同時に電気泳
動することも可能と考えられる。さらには、この装置を
横に並べて泳動板を多数配置し、多数の検体を同時に処
理することも可能と考えられる。しかし、多数の検体を
一度に処理するには、装置が大きくなりすぎて取扱いが
不便になり、装置自体も高価なものとなるという欠点が
ある。
【0005】従って、一度に多数の検体が電気泳動可能
な装置の開発が望まれていた。
な装置の開発が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
電気泳動装置が有する上記欠点を解決することを目的と
するものである。
電気泳動装置が有する上記欠点を解決することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一槽型の電気
泳動装置であって、泳動緩衝液が収容されており、2以
上の泳動板を浸漬し得る泳動緩衝液槽;該泳動緩衝液槽
の底面に対して、該2以上の泳動板をほぼ垂直方向にも
しくは水平方向に平行に配置する手段;および、該泳動
緩衝液槽の対向する側壁あるいはその近傍にそれぞれ配
置される泳動電極であって、該一方の泳動電極は泳動緩
衝液槽の一側壁のほぼ上端部であって該泳動緩衝液の界
面下に配置され、他方の泳動電極は該一側壁と対向する
側壁の下端部に配置される、泳動電極;を有する、電気
泳動装置に関する。
泳動装置であって、泳動緩衝液が収容されており、2以
上の泳動板を浸漬し得る泳動緩衝液槽;該泳動緩衝液槽
の底面に対して、該2以上の泳動板をほぼ垂直方向にも
しくは水平方向に平行に配置する手段;および、該泳動
緩衝液槽の対向する側壁あるいはその近傍にそれぞれ配
置される泳動電極であって、該一方の泳動電極は泳動緩
衝液槽の一側壁のほぼ上端部であって該泳動緩衝液の界
面下に配置され、他方の泳動電極は該一側壁と対向する
側壁の下端部に配置される、泳動電極;を有する、電気
泳動装置に関する。
【0008】好適な実施態様においては、本発明の電気
泳動装置は、該2以上の泳動板の間に泳動用緩衝液が通
過可能な空間を有する。
泳動装置は、該2以上の泳動板の間に泳動用緩衝液が通
過可能な空間を有する。
【0009】好適な実施態様においては、本発明の電気
泳動装置の、泳動緩衝液槽の底面に対して、ほぼ垂直に
重ね合わせる泳動板あるいはほぼ水平に積層する泳動板
が、それぞれ、独立した泳動板である。
泳動装置の、泳動緩衝液槽の底面に対して、ほぼ垂直に
重ね合わせる泳動板あるいはほぼ水平に積層する泳動板
が、それぞれ、独立した泳動板である。
【0010】好適な実施態様においては、本発明の電気
泳動装置は、泳動緩衝液の循環手段を有する。
泳動装置は、泳動緩衝液の循環手段を有する。
【0011】さらに、好適な実施態様においては、本発
明の電気泳動装置は、泳動緩衝液の冷却手段を有する。
明の電気泳動装置は、泳動緩衝液の冷却手段を有する。
【0012】さらに本発明は、上記本発明の電気泳動装
置を用いて、一度に多数の検体を電気泳動する方法に関
する。
置を用いて、一度に多数の検体を電気泳動する方法に関
する。
【0013】泳動緩衝液が収容された泳動緩衝液槽内
に、泳動板を槽の底面に対してほぼ垂直状態で平行に配
置し、あるいはほぼ水平状態で平行に配置した後、電極
にて、電圧を印加すると、該各電極は該泳動緩衝液槽の
対向する側壁あるいはその近傍の上下部にそれぞれ配置
されていることにより、複数の泳動板には均一に電圧が
印加される。従って、多数のゲルを用いても、ほぼ均一
の電気泳動が可能となり、一度に多量の検体の電気泳動
が可能となる。
に、泳動板を槽の底面に対してほぼ垂直状態で平行に配
置し、あるいはほぼ水平状態で平行に配置した後、電極
にて、電圧を印加すると、該各電極は該泳動緩衝液槽の
対向する側壁あるいはその近傍の上下部にそれぞれ配置
されていることにより、複数の泳動板には均一に電圧が
印加される。従って、多数のゲルを用いても、ほぼ均一
の電気泳動が可能となり、一度に多量の検体の電気泳動
が可能となる。
【0014】また、近接する各泳動板の間に泳動用緩衝
液が通過可能な空間を設けることにより、泳動用緩衝液
が各泳動板の側面を移動することが可能になる。従っ
て、この泳動用緩衝液を冷却水中を通過させて冷却する
ことにより、泳動板の過剰な発熱を防止して泳動の分離
能を向上させ得る。
液が通過可能な空間を設けることにより、泳動用緩衝液
が各泳動板の側面を移動することが可能になる。従っ
て、この泳動用緩衝液を冷却水中を通過させて冷却する
ことにより、泳動板の過剰な発熱を防止して泳動の分離
能を向上させ得る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の電気泳動装置を図1に示
す。本発明の電気泳動装置は、一槽型の泳動緩衝液槽1
と、該泳動緩衝液槽1の底部に配置された電気泳動板3
を保持するための保持板8と、該泳動緩衝液槽1の側壁
部内面に配置されており泳動緩衝液槽1の底面9に対し
て、2以上の泳動板3をほぼ垂直方向に平行に配置する
押圧手段7と、該泳動緩衝液槽1内に満たされる緩衝液
の液面近くと、泳動緩衝液槽1の底部内にそれぞれ配置
される電極2a、2bと、泳動用緩衝液入口5および泳
動用緩衝液出口6と、を有している。
す。本発明の電気泳動装置は、一槽型の泳動緩衝液槽1
と、該泳動緩衝液槽1の底部に配置された電気泳動板3
を保持するための保持板8と、該泳動緩衝液槽1の側壁
部内面に配置されており泳動緩衝液槽1の底面9に対し
て、2以上の泳動板3をほぼ垂直方向に平行に配置する
押圧手段7と、該泳動緩衝液槽1内に満たされる緩衝液
の液面近くと、泳動緩衝液槽1の底部内にそれぞれ配置
される電極2a、2bと、泳動用緩衝液入口5および泳
動用緩衝液出口6と、を有している。
【0016】上記保持板8は、電気泳動槽1の底面9の
両側部にそれぞれ配置され、電気泳動槽1の底面9と間
隙を有する状態で電気泳動板3を下方から支持し得るも
のであれば、形状を問わない。あるいは、上記保持板8
は、電気泳動槽1の側壁部内面に配置され得る。上記保
持板8は電気泳動板3と嵌合し得る溝あるいは仕切を有
し得る。
両側部にそれぞれ配置され、電気泳動槽1の底面9と間
隙を有する状態で電気泳動板3を下方から支持し得るも
のであれば、形状を問わない。あるいは、上記保持板8
は、電気泳動槽1の側壁部内面に配置され得る。上記保
持板8は電気泳動板3と嵌合し得る溝あるいは仕切を有
し得る。
【0017】上記押圧手段7は、2以上の泳動板3を泳
動槽本体1の底面9に対して垂直方向に平行に保持し得
るものであればよく、複数使用し得る。泳動板3を垂直
方向に保持する押圧手段7としては、バネ、ゴム、合成
樹脂等の弾性部材やネジ等の取付部材が使用され得る。
動槽本体1の底面9に対して垂直方向に平行に保持し得
るものであればよく、複数使用し得る。泳動板3を垂直
方向に保持する押圧手段7としては、バネ、ゴム、合成
樹脂等の弾性部材やネジ等の取付部材が使用され得る。
【0018】本実施例においては、2以上の泳動板をほ
ぼ垂直方向にもしくは水平方向に平行に配置する手段と
して、上記保持板8と押圧手段7を使用しているが、こ
れらには限定されないことはいうまでもない。例えば、
電気泳動槽1の側壁部内に、電気泳動板3の厚みの間隔
で、低面9に対して垂直に電気泳動板3と嵌合し得る仕
切あるいは溝を有し得る。この仕切あるいは溝があれ
ば、上記保持板8が電気泳動板3と嵌合し得る仕切ある
いは溝を有しなくてもよい。保持板8が電気泳動板3と
嵌合し得る溝あるいは仕切を有する場合には、特に、安
定に配置され得る。
ぼ垂直方向にもしくは水平方向に平行に配置する手段と
して、上記保持板8と押圧手段7を使用しているが、こ
れらには限定されないことはいうまでもない。例えば、
電気泳動槽1の側壁部内に、電気泳動板3の厚みの間隔
で、低面9に対して垂直に電気泳動板3と嵌合し得る仕
切あるいは溝を有し得る。この仕切あるいは溝があれ
ば、上記保持板8が電気泳動板3と嵌合し得る仕切ある
いは溝を有しなくてもよい。保持板8が電気泳動板3と
嵌合し得る溝あるいは仕切を有する場合には、特に、安
定に配置され得る。
【0019】また、電気泳動板3は、電気泳動槽1の外
部から、電気泳動槽1の底面9に対して垂直方向に立設
するように、カセット式に嵌合して組立られ得、カセッ
ト毎、電気泳動層1に浸漬され得る。この場合でも、上
記カセットは、カセットの低面に対して垂直に電気泳動
板3を配置し得る手段、例えば前記押圧手段7、あるい
はカセットの側面部内に溝または仕切を有し得る。
部から、電気泳動槽1の底面9に対して垂直方向に立設
するように、カセット式に嵌合して組立られ得、カセッ
ト毎、電気泳動層1に浸漬され得る。この場合でも、上
記カセットは、カセットの低面に対して垂直に電気泳動
板3を配置し得る手段、例えば前記押圧手段7、あるい
はカセットの側面部内に溝または仕切を有し得る。
【0020】上記泳動電極2は、それぞれ電気泳動槽1
内の対角する位置に配置されている。すなわち、該一方
の泳動電極2は、該泳動緩衝液槽1の側壁あるいはその
近傍において泳動緩衝液4の界面下に配置され、他方の
泳動電極2は、該側壁に対向する側壁において電気泳動
槽1の底部近傍位置に配置されている。この場合、各電
極2は電気泳動板3のゲルの厚み方向の側壁にそれぞれ
配置されている。このように泳動電極2をそれぞれ対向
する側壁の上下端部に配置することにより、電圧が各泳
動板(ゲル)3に対して、均一に印加されるので、各ゲ
ル間での試料の分離のばらつきが少ない。
内の対角する位置に配置されている。すなわち、該一方
の泳動電極2は、該泳動緩衝液槽1の側壁あるいはその
近傍において泳動緩衝液4の界面下に配置され、他方の
泳動電極2は、該側壁に対向する側壁において電気泳動
槽1の底部近傍位置に配置されている。この場合、各電
極2は電気泳動板3のゲルの厚み方向の側壁にそれぞれ
配置されている。このように泳動電極2をそれぞれ対向
する側壁の上下端部に配置することにより、電圧が各泳
動板(ゲル)3に対して、均一に印加されるので、各ゲ
ル間での試料の分離のばらつきが少ない。
【0021】上記泳動用緩衝液入口5および泳動用緩衝
液出口6は、緩衝液の冷却装置(図示せず)と連結され
ており、緩衝液4を冷却し得る。緩衝液4を冷却するこ
とにより、電気泳動中の発熱が吸収され、電気泳動の精
度が向上する。泳動用緩衝液入口5は、好ましくは、電
気泳動槽1のいずれかの側壁の下方に、泳動用緩衝液出
口6は、冷却等の効率等を考慮すると、電気泳動槽1の
該側壁と対向する側の側壁の上方に配置され得る。
液出口6は、緩衝液の冷却装置(図示せず)と連結され
ており、緩衝液4を冷却し得る。緩衝液4を冷却するこ
とにより、電気泳動中の発熱が吸収され、電気泳動の精
度が向上する。泳動用緩衝液入口5は、好ましくは、電
気泳動槽1のいずれかの側壁の下方に、泳動用緩衝液出
口6は、冷却等の効率等を考慮すると、電気泳動槽1の
該側壁と対向する側の側壁の上方に配置され得る。
【0022】なお、泳動用の緩衝液4は、緩衝液4自体
を循環して冷却する場合の他、冷却用冷媒を循環させる
冷却パイプ等を電気泳動槽1内に通過させることによ
り、冷却され得る。
を循環して冷却する場合の他、冷却用冷媒を循環させる
冷却パイプ等を電気泳動槽1内に通過させることによ
り、冷却され得る。
【0023】上記電気泳動板3は、それぞれ独立して用
いられ得、あるいは一体としても用いられ得るが、作業
の効率、電気泳動の分離能等を考慮すると、各泳動板3
は独立している方が好ましく、電気泳動板3の間を緩衝
液が移動できる構造であることがより好ましい。最も好
ましい電気泳動板3を図2で説明する。
いられ得、あるいは一体としても用いられ得るが、作業
の効率、電気泳動の分離能等を考慮すると、各泳動板3
は独立している方が好ましく、電気泳動板3の間を緩衝
液が移動できる構造であることがより好ましい。最も好
ましい電気泳動板3を図2で説明する。
【0024】図2(b)は、基板20、20の両端部間
にスペーサー21、21を配置し、両基板20、20間
で形成される空間内にゲル25を充填して構成される電
気泳動板3の底面図である。この電気泳動板3の一方の
基板20の両端部にはさらに別のスペーサー21が取り
付けられている。
にスペーサー21、21を配置し、両基板20、20間
で形成される空間内にゲル25を充填して構成される電
気泳動板3の底面図である。この電気泳動板3の一方の
基板20の両端部にはさらに別のスペーサー21が取り
付けられている。
【0025】図2(a)の上側の図は、図2(b)の上
側に示されている、基板20の両端部にスペーサー21
が取り付けられている電気泳動板3の正面図であり、コ
ーム29は試料を負荷するための溝を形成するために使
用する。図2(a)の下側の図は、電気泳動板3の片方
の基板21を取り除いた状態の底面図である。電気泳動
板3は基板20の両端にスペーサー21を有している。
このスペーサー21は、ゲルが保持される必要な長さを
有していればよい。
側に示されている、基板20の両端部にスペーサー21
が取り付けられている電気泳動板3の正面図であり、コ
ーム29は試料を負荷するための溝を形成するために使
用する。図2(a)の下側の図は、電気泳動板3の片方
の基板21を取り除いた状態の底面図である。電気泳動
板3は基板20の両端にスペーサー21を有している。
このスペーサー21は、ゲルが保持される必要な長さを
有していればよい。
【0026】図2(c)は、上記図2(b)で示した電
気泳動板3を一つのユニットとして、複数重ねた状態の
底面図である。各ユニットを重ねることにより隣接する
電気泳動板3間に空間27が生じている。このようにし
て生じた空間27は、緩衝液の移動が自由であり、電気
泳動中の発熱が緩衝液により吸収されて、電気泳動の精
度も向上する。
気泳動板3を一つのユニットとして、複数重ねた状態の
底面図である。各ユニットを重ねることにより隣接する
電気泳動板3間に空間27が生じている。このようにし
て生じた空間27は、緩衝液の移動が自由であり、電気
泳動中の発熱が緩衝液により吸収されて、電気泳動の精
度も向上する。
【0027】本発明の装置は、泳動緩衝液槽1の底面9
に対して、2以上の泳動板3をほぼ水平に積層して配置
され得る。この場合、上記泳動緩衝液槽1の底面9に対
して垂直に電気泳動板3を配置する場合と同様に、泳動
電極2の一方は、泳動緩衝液槽1のある壁面の上端部で
あって泳動緩衝液の界面4下に、泳動電極2の他方は、
該壁面と対向する壁面の下端部に配置される。
に対して、2以上の泳動板3をほぼ水平に積層して配置
され得る。この場合、上記泳動緩衝液槽1の底面9に対
して垂直に電気泳動板3を配置する場合と同様に、泳動
電極2の一方は、泳動緩衝液槽1のある壁面の上端部で
あって泳動緩衝液の界面4下に、泳動電極2の他方は、
該壁面と対向する壁面の下端部に配置される。
【0028】電気泳動板3(ゲル)を水平に配置する手
段としては、上記した保持板8、押圧手段7、あるい
は、電気泳動槽1の側壁部内に、電気泳動板3の厚みの
間隔で、低面9に対して水平に電気泳動板3と嵌合し得
る仕切あるいは溝を有し得る。また、電気泳動板3は、
電気泳動槽1の外部から、電気泳動槽1の底面9に対し
て水平方向に配置し得るように、カセット式に嵌合して
組立られ得、カセット毎、電気泳動層1に浸漬され得
る。この場合でも、上記カセットは、カセットの低面に
対して水平に電気泳動板3を配置し得る手段、例えば前
記押圧手段7、あるいはカセットの側面部内に溝または
仕切を有し得る。電気泳動板3としては、上記と同じ電
気泳動板3が用いられ得、好適には、図2の構造を有す
る電気泳動板3が用いられ得る。
段としては、上記した保持板8、押圧手段7、あるい
は、電気泳動槽1の側壁部内に、電気泳動板3の厚みの
間隔で、低面9に対して水平に電気泳動板3と嵌合し得
る仕切あるいは溝を有し得る。また、電気泳動板3は、
電気泳動槽1の外部から、電気泳動槽1の底面9に対し
て水平方向に配置し得るように、カセット式に嵌合して
組立られ得、カセット毎、電気泳動層1に浸漬され得
る。この場合でも、上記カセットは、カセットの低面に
対して水平に電気泳動板3を配置し得る手段、例えば前
記押圧手段7、あるいはカセットの側面部内に溝または
仕切を有し得る。電気泳動板3としては、上記と同じ電
気泳動板3が用いられ得、好適には、図2の構造を有す
る電気泳動板3が用いられ得る。
【0029】さらに、水平に配置する場合、試料の負荷
のための溝は、当業者に周知のコームが使用され得、試
料が負荷できるように電気泳動板をずらして配置し得
る。
のための溝は、当業者に周知のコームが使用され得、試
料が負荷できるように電気泳動板をずらして配置し得
る。
【0030】
【実施例】縦、横それぞれ10cm、厚さ1mmの分離ゲ
ルを12枚作成した。ゲルは、4-10%のポリアクリルア
ミドゲル(アクリルアミド:ビスアクリルアミド=19:
1)を緩衝液(45mMトリスヒドロキシアミノメタ
ン、45mMほう酸、1mMエチレンジアミン4酢酸ナ
トリウム、pH8.3)中で作成した。分離ゲルを有す
る電気泳動板を1mmの間隔をおいて、電気泳動槽の低
面にほぼ垂直に、電気泳動槽内に配置した。電気泳動槽
内を上記と同じ組成の泳動用緩衝液で満たし、ΦX174フ
ァージのDNAを制限酵素HaeIIIで消化したものを、12
枚のゲルにチャージし、22℃、200Vの定電圧で泳動し
た。泳動後、1mlあたり0.5μgのエチジウムブロマイド
を含む電気泳動緩衝液を用いてゲルを染色し、320nmの
波長の紫外線を照射してDNAの分離を確認した。上下
の泳動電極を結んだ線とゲルとの切片の角度が45度以
下の場合、すべてのゲルで再現性のある均一な移動度を
示した。
ルを12枚作成した。ゲルは、4-10%のポリアクリルア
ミドゲル(アクリルアミド:ビスアクリルアミド=19:
1)を緩衝液(45mMトリスヒドロキシアミノメタ
ン、45mMほう酸、1mMエチレンジアミン4酢酸ナ
トリウム、pH8.3)中で作成した。分離ゲルを有す
る電気泳動板を1mmの間隔をおいて、電気泳動槽の低
面にほぼ垂直に、電気泳動槽内に配置した。電気泳動槽
内を上記と同じ組成の泳動用緩衝液で満たし、ΦX174フ
ァージのDNAを制限酵素HaeIIIで消化したものを、12
枚のゲルにチャージし、22℃、200Vの定電圧で泳動し
た。泳動後、1mlあたり0.5μgのエチジウムブロマイド
を含む電気泳動緩衝液を用いてゲルを染色し、320nmの
波長の紫外線を照射してDNAの分離を確認した。上下
の泳動電極を結んだ線とゲルとの切片の角度が45度以
下の場合、すべてのゲルで再現性のある均一な移動度を
示した。
【0031】
【発明の効果】本発明の装置によれば、複数の泳動板に
実質的に均一な電圧を印加できるので、一度に多量の検
体の電気泳動が可能となる。
実質的に均一な電圧を印加できるので、一度に多量の検
体の電気泳動が可能となる。
【図1】本発明の一実施例である電気泳動装置1を示す
図である。
図である。
【図2】本発明の電気泳動装置1に用いる好適な電気泳
動板を示す図である。
動板を示す図である。
【図3】従来用いられている電気泳動装置を示す図であ
る。
る。
1 一槽型泳動緩衝液槽 2 電極 3 電気泳動板 4 緩衝液 5 泳動用緩衝液入口 6 泳動用緩衝液出口 7 押圧手段 8 保持板 9 泳動緩衝液槽の底面 11 電気泳動緩衝液槽 12 電極 13 電気泳動板 14 電気泳動緩衝液の界面 15 冷却用コイル 17 押圧手段 18 側壁 19 低面 20 基板 21 スペーサー 25 ゲル 27 空間 29 コーム
Claims (6)
- 【請求項1】 1槽型の電気泳動装置であって、 泳動緩衝液が収容されており、2以上の泳動板を浸漬し
得る泳動緩衝液槽;該泳動緩衝液槽の底面に対して、該
2以上の泳動板をほぼ垂直方向にもしくは水平方向に平
行に配置する手段;および、 該泳動緩衝液槽の対向する側壁あるいはその近傍にそれ
ぞれ配置される泳動電極であって、該一方の泳動電極は
泳動緩衝液槽の一側壁のほぼ上端部であって該泳動緩衝
液の界面下に配置され、他方の泳動電極は該一側壁と対
向する側壁の下端部に配置される、泳動電極;を有す
る、電気泳動装置。 - 【請求項2】 該2以上の泳動板の間に、泳動用緩衝液
が通過可能な空間を有する、請求項1に記載の電気泳動
装置。 - 【請求項3】 該2以上の泳動板が、それぞれ、独立し
た泳動板から構成される、請求項1または2に記載の電
気泳動装置。 - 【請求項4】 さらに、泳動緩衝液の循環手段を有す
る、請求項1ないし3のいずれかの項に記載の電気泳動
装置。 - 【請求項5】 さらに、泳動緩衝液の冷却手段を有す
る、請求項4に記載の電気泳動装置。 - 【請求項6】 2以上のゲルを充填した電気泳動板を用
いて、一度に多数の検体を電気泳動する方法であって、
該方法は、 1槽型の電気泳動装置であって、 泳動緩衝液が収容されており、2以上の泳動板を浸漬し
得る泳動緩衝液槽;該泳動緩衝液槽の底面に対して、該
2以上の泳動板をほぼ垂直方向にもしくは水平方向に平
行に配置する手段;および、 該泳動緩衝液槽の対向する側壁あるいはその近傍にそれ
ぞれ配置される泳動電極であって、該一方の泳動電極は
泳動緩衝液槽の一側壁のほぼ上端部であって該泳動緩衝
液の界面下に配置され、他方の泳動電極は該一側壁と対
向する側壁の下端部に配置される、泳動電極;を有する
電気泳動装置に、2以上の泳動板を配置する工程、 検体をゲルに負荷する工程、を包含する、方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7197498A JP2835426B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 電気泳動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7197498A JP2835426B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 電気泳動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0943196A true JPH0943196A (ja) | 1997-02-14 |
JP2835426B2 JP2835426B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=16375478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7197498A Expired - Lifetime JP2835426B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 電気泳動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2835426B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001022074A1 (fr) * | 1999-09-24 | 2001-03-29 | National Institute Of Agrobiological Sciences | Procede hautement efficace de lecture du genome par balayage |
JP2002022701A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-23 | Mitsuo Itakura | 平板ゲル電気泳動装置用試料導入装置およびその試料導入方法 |
JP2011185751A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Toppan Printing Co Ltd | 電気泳動用カセット |
JP2011185750A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Toppan Printing Co Ltd | 電気泳動用カセット及び電気泳動用ゲルカセットの製造方法 |
JP2014506681A (ja) * | 2011-02-24 | 2014-03-17 | バイオ−ラッド ラボラトリーズ インコーポレーティッド | ゲルの膨潤によって引き起こされる変形を防ぐためのスラブゲルカセットの寸法安定化法 |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP7197498A patent/JP2835426B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001022074A1 (fr) * | 1999-09-24 | 2001-03-29 | National Institute Of Agrobiological Sciences | Procede hautement efficace de lecture du genome par balayage |
JP2002022701A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-23 | Mitsuo Itakura | 平板ゲル電気泳動装置用試料導入装置およびその試料導入方法 |
JP2011185751A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Toppan Printing Co Ltd | 電気泳動用カセット |
JP2011185750A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Toppan Printing Co Ltd | 電気泳動用カセット及び電気泳動用ゲルカセットの製造方法 |
JP2014506681A (ja) * | 2011-02-24 | 2014-03-17 | バイオ−ラッド ラボラトリーズ インコーポレーティッド | ゲルの膨潤によって引き起こされる変形を防ぐためのスラブゲルカセットの寸法安定化法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2835426B2 (ja) | 1998-12-14 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980831 |
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