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JPH0940244A - 多節式遊動バー、多節式遊動バーを有するシート材給送機構およびシート材用作業装置 - Google Patents

多節式遊動バー、多節式遊動バーを有するシート材給送機構およびシート材用作業装置

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Publication number
JPH0940244A
JPH0940244A JP8192556A JP19255696A JPH0940244A JP H0940244 A JPH0940244 A JP H0940244A JP 8192556 A JP8192556 A JP 8192556A JP 19255696 A JP19255696 A JP 19255696A JP H0940244 A JPH0940244 A JP H0940244A
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JP
Japan
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sheet material
feeding
bar
floating bar
roll
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JP8192556A
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Inventor
Darryl Colburn Stein
コルバン スタイン ダリル
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Gerber Technology LLC
Original Assignee
Gerber Garment Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gerber Garment Technology Inc filed Critical Gerber Garment Technology Inc
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Publication of JP2766633B2 publication Critical patent/JP2766633B2/ja
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    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/04Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
    • B65H23/16Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by weighted or spring-pressed movable bars or rollers
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    • B65H2404/132Details of longitudinal profile arrangement of segments along axis
    • B65H2404/1321Segments juxtaposed along axis
    • B65H2404/13211Segments juxtaposed along axis and interconnected by gearing, e.g. differential gearing
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    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/10Rollers
    • B65H2404/17Details of bearings
    • B65H2404/171Details of bearings beam supply
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65H2515/30Forces; Stresses
    • B65H2515/31Tensile forces

Landscapes

  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート材を長手方向に給送して作業を行う装
置において、シート材を正確に給送する給送機構を低コ
ストかつ簡単な構造で得る。また、該給送機構を有して
シート材に対して正確に作業を行うシート材用作業装置
を得る。 【構成】 帯状のシート材を長手方向に給送する際に、
自重により該シート材を所定方向へ引張して所定の張力
を付与する遊動バーにおいて、複数の節を接合して形成
され柔軟性を有することを特徴とする多節式遊動バー、
多節式遊動バーを有するシート材給送機構およびシート
材用作業装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材の給送装
置に関し、より詳細には給送時にシート材に張力を与え
る遊動バー、該遊動バーを備えたシート材給送機構およ
び該シート材に対して作業を行う装置に関している。
【0002】
【従来技術およびその問題点】帯状をなすシート材をそ
の長手方向に給送する機構は、シート材に対して平面方
向に作動する作業器具を備えた装置に用いられる。この
種の機械としては例えば、被服産業におけるパターンピ
ースの外形作成用のプロッタがある。このプロッタは略
平面の作業面上に給送されたシート材に対して、2次元
方向へ可動の作業器具で図柄や図表を描くもので、描か
れたパターンピースは後にシート材から切り離される。
もっとも、シート材給送機構は、シート材を長手方向に
給送する装置であればプロッタ以外にも適用可能であ
り、例えば帯状の布材やビニールシートからパーツを切
り取る裁断機、あるいはシート材に英数字や図柄を印刷
する印刷機などが挙げられる。以下では、そうした機械
の一例としてプロッタを用いて説明する。
【0003】コンピューター制御によるパターン作成用
プロッタは、例えば米国特許第3,887,903号に
開示されたものがある。このプロッタは、シート材とし
て紙を使用し、これに描画する器具(作業器具)として
ペンを備えている。以下においては、このタイプのプロ
ッタを例に説明するため、シート材を紙材、作業器具を
ペンと称する。上述した通り、本発明はプロッタに限ら
れるものではないので、紙材は別種のシート材とするこ
とができるし、ペンは他の作業器具であってもよい。ま
た、プロッタであっても、シート材が感光フィルムから
なり、描画器具がフィルムを露光させるビーム光である
フォトプロッタであってもよい。
【0004】シート材給送装置を備えたプロッタは、順
送りプロッタと呼ばれ、平面の支持面(作業面)に対し
て平面、すなわちXおよびY方向へ可動のペンを備えて
いる。このペンの可動領域(描画範囲)はプロッタの支
持面に限られるため、紙材が帯状であるとその長手方向
の全長をカバーできない。そこで描画範囲上へ紙材を給
送し、シート材の長手方向へ順送りに描画を行ってい
く。このシート材の給送およびプロッタの作動には、間
欠給送方式、連続給送方式またはその両者の組み合わせ
方式がある。
【0005】上記方式の中では、間欠給送方式が用いら
れることが多い。これは、作成する図柄や図表をペンの
描画範囲ごとに複数に分割して、各範囲ごとに描画して
いく方式である。つまり、一度に描画範囲一回分の長さ
(1セクション)の紙材がプロッタの作業面に送られて
固定され、それからペンが該1セクションの紙材に対し
てX、Y方向に移動して描画作業を行う。描画作業後
は、紙材が長手方向に送られ、ペンの描画範囲に対応す
る次の未描画の1セクションが固定される。そして所定
の図柄や図表が完成するまで同様の作業が繰り返され
る。
【0006】こうしたプロッタにおいては、横方向のず
れやねじれがなく紙材の給送が行われることが肝要であ
る。例えば、あるひとつのパターンが1セクションに収
まらずに紙材の給送を要する場合、給送が正確でない
と、前の描画済セクションと線がつながらなかったり、
図柄が分断されてしまったりする。つまり予定した通り
の図柄あるいは図表が作成できないおそれがある。その
ため、給送方向に対するシート材の横方向のずれ、ねじ
れ、シート材の変形が起こらない給送機構や作業装置が
望まれている。
【0007】
【発明の目的】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされ
たもので、シート材を長手方向に給送して作業を行う装
置において、シート材を正確に給送する給送機構を低コ
ストかつ簡単な構造で得ることを目的とする。また本発
明は、該給送機構を有してシート材に対して正確に作業
を行うシート材用作業装置を得ることを目的とする。
【0008】
【発明の概要】本発明は、帯状のシート材を長手方向に
給送する際に自重により該シート材を所定方向へ引張し
て所定の張力を付与する遊動バーを、複数のバーセグメ
ントを接合して形成され柔軟性を有する多節式遊動バー
として構成したことを特徴とする。これにより、一体式
の遊動バーに起こりがちであったバー自身の重さによる
バーの変形を解消することができる。この多節式遊動バ
ーは、シート材の幅とほぼ等しい長さを有することが望
ましい。遊動バーの長さがシート材の幅に等しく、しか
も柔軟性をもって接合されていると、シート材の幅全体
にわたって均一な張力を付与することが可能であるから
である。シート材の幅全体に張力が均一に作用すれば、
方向ずれなどを起こさずにシート材を給送できる。
【0009】さらに、多節式遊動バーを構成する各バー
セグメントは相互に着脱可能であることが好ましい。こ
れにより、所望のバーセグメントを選択的に接合して、
多節式遊動バーをシート材の幅とほぼ等しい長さに形成
することが容易になる。このとき、バーセグメントの長
さは少なくとも2種類以上用意されていると、より容易
かつ正確にバーの長さをシート材の幅に近づけることが
できるので好ましい。
【0010】本発明はまた、ロール状に巻回された帯状
のシート材を長手方向へ給送するシート材給送機構にお
いて、上記ロールを支持するロール支持手段;上記シー
ト材を支持するシート材支持面;上記ロールから送り出
されたシート材を受け、上記シート材支持面上を所定方
向へ給送する給送ローラー;上記ロールと上記給送ロー
ラーの間に形成されたシート材のループ状部;および、
上記シート材のループ状部の一部をなす下方湾曲部を、
上記シート材支持面に対して下方へ引張ることで該ルー
プ状部に所定の張力を付与する、複数のバーセグメント
を接合して形成された柔軟性を有する多節式遊動バー;
を備えたことを特徴とする。この多節式遊動バーは上記
と同様の構成によるものであり、シート材のループ状部
に所定の張力が付与されるため、給送ローラーによる給
送に際してシート材の方向ずれやねじれなどが生じるお
それがない。
【0011】本発明はさらに、略帯状のシート材を長手
方向に給送する機構を備えたにシート材用作業装置にお
いて、シート材に対する作業中に該シート材を支持す
る、送出端と巻上端を備えたシート材支持面;上記支持
面に対して所定方向に動作を行う、該支持面上方に設け
られた作業器具;シート材を巻回して形成された送出ロ
ールを上記支持面の送出端側に支持する送出ロール支持
手段;上記送出ロールから送出されたシート材を受けて
上記シート材支持面上を給送させる給送ローラー;上記
送出ロールと上記給送ローラーの間に形成されたシート
材のループ状部;および、上記シート材のループ状部の
一部をなす下方湾曲部を、上記シート材支持面に対して
下方へ引張ることで該ループ状部に所定の張力を付与す
る、複数のバーセグメントを接合して形成された柔軟性
を有する多節式遊動バー;を備えたことを特徴とする。
この作業機械では、給送ローラーは支持面の巻上端側に
配置され、ループ状部の湾曲部は送出ロールと支持面の
送出端の間に配置することができる。
【0012】給送ローラー近傍には、該給送ローラーと
の間にシート材を狭窄して給送する面を形成するシート
材保持手段を備えることが望ましい。該シート材保持手
段は、給送ローラーに当接して狭窄給送面を形成する位
置と、該給送ローラーから離反する位置とを取ることが
可能であり、給送ローラーの長手方向に少なくとも一
つ、好ましくは複数がスライド自在に設置される。
【0013】以上のシート材給送機構およびシート材用
作業装置においては、さらに、上記ロールから上記ルー
プ部へシート材を送出させる送出手段と;上記シート材
支持面に対する上記多節式遊動バーの垂直方向位置を検
出し、シート材の送出量を検知する位置検出手段と;上
記位置検出手段による所定量のシート材送出検知を受け
て、シート材の送出を停止して上記ロールの回転を係止
する送出停止手段と;を備えることが望ましい。また、
この送出工程は所定の制御手段により制御することがで
きる。
【0014】また、シート材給送機構およびシート材用
作業装置は、給送ローラーの回転駆動を伝達可能に接続
された、シート材巻上用の巻取ロールを備えることがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図示実施形態に基づいて本発
明を説明する。前述のように、本発明はシート材給送機
構を備えた作業装置に幅広く適用できるものであるが、
ここでは順送りプロッタに適用した例に基づき説明を進
める。図1および図2に示すように、(順送り)プロッ
タ10は、テーブル12、テーブル12を支持する基台
14および機枠16を備えている。テーブル12は、プ
ロッタ10の上方に向けて展開された略平面の支持面
(作業面)18を有し、紙材22のうち該支持面18に
支持される一幅が描画セクション20を形成している。
紙材22(描画セクション20)の上面側は、描画作業
が行われる被作業面24である。例えば被服製造におい
ては、シート材から裁断されるべきパターンピースの外
形や配置を記したマーカーが、この被作業面24に描か
れる。紙材22はシート材給送機構25によってプロッ
タ10の短手方向へ給送される。シート材給送機構25
は、送出ロール26、給送ローラー30および巻取ロー
ル38を備えている。送出ロール26は、支持面18の
送出端28側にこれと略平行な軸線を有して、矢印A方
向へ回転可能に機枠16に支持されている(図2)。紙
材22を給送する駆動源である給送ローラー30は、支
持面18の巻上端32側にこれと略平行な軸線を有し
て、矢印B方向へ回転可能に機枠16に支持されている
(同図)。給送ローラー30と複数の紙材保持機構34
(図5)は、その間に狭窄給送面36を形成しており、
支持面18上から送られる紙材22をこの狭窄給送面3
6で受け取り、保持する。巻取ロール38は、上記送出
ロール26および給送ローラー30と略平行な軸線を有
し、矢印C方向へ回転可能に機枠16に支持されてい
る。
【0016】紙材22を巻回された送出ロール26と、
これをテーブル12を挟んで牽引、給送する給送ローラ
ー30は、両者の間に紙材22のループ部31(図2)
を形成するよう配置されている(図1および図2)。こ
のループ部31内において、支持面18の送出端28と
送出ロール26の間にはループ湾曲部40が形成され
る。つまり、ループ部31は、送出ロール26から給送
ローラー30までの間にある紙材22の全長を指してお
り、上記描画セクション20とループ湾曲部40がこれ
に含まれている。複数のバーセグメントからなる遊動バ
ー42は、上記送出ロール26や給送ローラー30の回
動軸と略平行に設置されてループ湾曲部40を受け、そ
の両端は一対のピボットアーム43によって支持され
る。このピボットアーム43は、テーブル12の基台1
4から所定幅の回動が可能に延設されており、よって遊
動バー42は矢印D方向に円弧状の回動を行うことがで
きる。遊動バー42は、自重によって常時下方に紙材2
2を引き、描画セクション20に所定の張力を付与して
いる。そして該張力により、描画セクション20には下
(支持面18)向きの引力が作用し、たるみやしわがな
く展開された形で支持面18に安定保持される。これに
より、紙材22の描画セクション20は、支持面18上
を給送ローラー30に給送されるとき、支持面18に対
する方向ずれ、ねじれあるいは変形などを生じることな
く送られる。この遊動バー42の構造および作用に関し
ては、図3を用いて後に詳述する。
【0017】プロッタ10の動作について説明を進め
る。上記のシート材給送装置25によって支持面18上
に送られ安定支持された描画セクション20の被作業面
24に対して、描画ペン44が描画を行う。描画ペン4
4は、図中のXおよびY方向へ可動のX軸キャリッジ
(ペンキャリッジ)46に保持されて、支持面18(被
作業面24)に対し平面方向へ移動できる。X軸キャリ
ッジ46は、X方向へスライド自在にY軸キャリッジ4
8に支持されている。Y軸キャリッジ48の両端は、支
持面18の送出端28、巻上端32とそれぞれ略平行に
テーブル12の両側部近傍に延設された一対のガイドレ
ール50によって、Y方向へスライド自在に支持されて
いる。従って、X軸キャリッジ46および描画ペン44
はX、Y方向に合成された移動を行うことができる。
【0018】描画ペン44に用いられるインクは圧縮空
気により加圧されて該描画ペン44に送られる。また、
描画ペン44の動作は所定の信号の下で電動により行わ
れる。これら圧縮空気や電気信号などは、可撓性を有す
る接続チューブ51によってプロッタ10に備えた供給
部(不図示)からX軸キャリッジ46に供給される。接
続チューブ51は、一端側のX軸キャリッジ46、一方
のガイドレール50に固定された他端側の固定具52に
対してそれぞれ軸回転可能に接続されている。よって、
接続チューブ51は描画ペン44の様々な動作に対応す
ることができる。また、支持面18に対する描画ペン4
4のX、Y方向への移動、描画セクション20の被作業
面24に対する描画ペン44の描画作業は、不図示のコ
ントローラーの指示の下で自動的に行わせることが可能
である。コントローラーは、コンピュータ制御のマーカ
ー作成システム、あるいは公知の類似の制御システムに
接続されている。
【0019】続いて図1、図2および図4を参照して、
支持面18上における紙材22の間欠給送に関する作業
工程ついて説明する。図4は、本実施形態での紙材22
の給送工程を概念化したフローチャートである。
【0020】まず、紙材22の次の未処理(未描画)部
分である描画セクション20を、支持面18上に給送す
る。すなわち、支持面18上にある紙材22の前部分の
処理(描画)が終了した時点からスタートする。この段
階では、遊動バー42が図2に一点鎖線で示す上昇位置
にある。最初のステップでは不図示のコントローラー
が、遊動バー42が図2に実線で示す下降位置にあるか
否かを判断する(S1)。もし遊動バー42が下降位置
になければ、コントローラーは送出ロール駆動モータ5
4(図2)に指示を出してこれを作動させる。送出ロー
ル駆動モータ54の作動は、送出ロール26を矢印A方
向に回転させて紙材22を送り出すように接続されてい
る。送出ロール26がA方向に回転すると、これに巻回
された紙材22が送出され、送出ロール26と給送ロー
ラー30の間にある紙材22のループ部31には余裕が
生じて長くなる。ループ部31の延長に従って、遊動バ
ー42は自重によって上昇位置から下降位置へ向けて矢
印D方向へ円弧状運動を行い、ループ湾曲部40を下方
へ引張る。送出ロール26からの紙材22の送出は、一
方のピボットアーム43が感応スイッチ56に接触する
まで続行される。この接触時点を遊動バー42の下降位
置とする。
【0021】感応スイッチ56は、基台14の側面に上
方を向いて支持されており、ピボットアーム43が接触
すると、コントローラーを介して送出ロール駆動モータ
54の動作を停止させる。ピボットアーム43の回動距
離は、遊動バー42の上昇位置と下降位置の距離が、支
持面18上で処理される一回分の紙材22、すなわち描
画セクション20の幅に等しくなるように設定される。
この場合、描画セクション20の幅と支持面18のX方
向(図1)の幅が一致するように、遊動バー42の上昇
位置と下降位置の距離は支持面18の幅にも等しいこと
が好ましい。
【0022】送出ロール駆動モータ54の作動が停止さ
れると、コントローラーは給送ローラー駆動モータ58
(図2)を作動させる指示を出す。給送ローラー駆動モ
ータ58は、給送ローラー30を矢印B方向に回転させ
るよう接続されていて、給送ローラー30は支持面18
から受け取った紙材22を所定量給送する(S2)。こ
こで支持面18上をX方向に給送される紙材22の量
は、上記ステップで送出ロール26から送出された紙材
22の量と等しい。
【0023】以上のように、シート材給送機構25によ
り紙材22の描画セクション20が支持面18上に給送
される。一回分の給送が終了したときには、紙材22の
湾曲部40が支持面18上に送られて描画セクション2
0となり、送られた分の湾曲部40が短くなるために遊
動バー42は矢印Dを逆方向に移動され、上昇位置に復
帰している。送出ロール駆動モータ58が停止している
ときは、送出ロール26の回転は係止されているため、
遊動バー42が自重で下降位置に移動することはない。
なお、ピボットアーム43および感応スイッチ56は取
付クランプ57によって、遊動バー42の長手方向と略
平行にスライド自在に基台14に支持されていて、遊動
バー42の長さあるいは紙材22の幅に対応して位置を
調節することができる。
【0024】給送ローラー30による紙材22の給送一
回分が終了すると、コントローラーはX軸キャリッジ4
6およびY軸キャリッジ48へ作動指示を発する。X軸
キャリッジ46およびY軸キャリッジ48は、該指示に
よってX、Y方向にそれぞれ所定の移動を行い、描画ペ
ン44が描画セクション20(被作業面24)に図柄を
作成していく(S3)。該描画セクション20に対する
描画作業が終了すると、上記ステップが繰り返されて未
処理の次の描画セクション20を給送、処理していく。
この各ステップは、所望の図柄や図表が完成されるまで
繰り返される。
【0025】次に図3を用いて、上記のシート材給送機
構25に用いられる遊動バー42の詳細を説明する。遊
動バー42は、金属製の中空軸体からなる複数のバーセ
グメントより構成されている。まず、連動バー42は複
数のバーセグメント60を備えていて、各バーセグメン
ト60はそれぞれ両端に雄部62と雌部64が形成され
ている。雄部62、雌部64には軸受ソケット66が挿
入固定される。この軸受ソケット66は、わずかな可撓
性のある硬質プラスチックからなっていて、雄部62側
の軸受ソケット66には接合ピン68の一端が挿入され
る。この接合ピン68の一端側には、接合ピン68の長
手方向に沿ってリブ、ローレットあるいは別種の加工が
施されて、係合外周面70が形成されている。係合外周
面70側の接合ピン68の径は、軸受ソケット66に挿
入されたときわずかに該軸受ソケット66を変形させる
程度に形成されており、これによって雄部62側の軸受
ソケット66には、接合ピン68の係合外周面70側が
挿入固定される。一方、接合ピン68において係合外周
面70の他端側には、滑らかな着脱外周面72が形成さ
れていて、この着脱外周面72側の接合ピン68の径
は、雌部64側の軸受ソケット66へ手によって容易に
挿脱可能であるように設定されている。この着脱外周面
72側の接合ピン68の径はさらに、該着脱外周面72
と雌部64側の軸受ソケット66の接合箇所が、各遊動
バー42の各間に柔軟性を付与できるサイズに設定され
ている。もっとも、この接合関係は柔軟性を有してはい
るが、紙材22の給送中や遊動バー42の動作中におい
て相互の結合に脱落が生じてはならないのであり、両者
の接合が解けないよう充分堅固に固定されなければなら
ない。
【0026】遊動バー42は、さらにバーセグメント7
4を備えている。バーセグメント74の両端部には上述
の雄部62と同様の雄部76が形成されている。図3に
示すように、バーセグメント60、バーセグメント74
はそれぞれ異なる長さを有し、これらを適当な数や長さ
で組み合わせることによって、遊動バー42を自在な長
さに形成することが可能である。バーセグメント60、
74を用いて遊動バー42を構成するには、両端に雄部
76を備えたバーセグメント74を中央に用意し、該バ
ーセグメント74の両方向に雄部62と雌部64を備え
たバーセグメント60を、所定の遊動バー42の長さに
なるまで順次接合していけばよい。この遊動バー42の
長さは、給送される紙材22の幅とほぼ等しく設定され
る。多様な幅を有する紙材22に対して、所望のバーセ
グメント60およびバーセグメント74を選択して接合
するだけで遊動バー42の長さを容易に調節できる。
【0027】なお、図3においてバーセグメント60と
バーセグメント74の間のギャップはかなり広く描かれ
ているが、これは各を見やすくするために強調したもの
で、実際は、接合ピン68の着脱外周面72と雌部64
の軸受ソケット66との接合により得られる柔軟性が減
殺されないようにするためのわずかなギャップが設けら
れているだけであり、バーセグメント60とバーセグメ
ント74の対向する端面は、ほぼ隣接している。柔軟性
を有する遊動バー42には、従来の一体型遊動バーに起
こりがちであったバーの変形のおそれがない。バーに変
形が起きてしまうと、紙材22の中央部には端部よりも
強い張力が作用してしまう。一方、遊動バー42は、紙
材22の全幅にわたって均一な張力を付与することが可
能である。紙材22の全幅にわたり均一な張力が作用し
ていると、支持面18上に給送されるときに方向ずれや
ねじれが起こらない。
【0028】また、バーが一体型であると長さの調節が
きかないため、紙材22の幅によっては紙材22の端部
から突出したり、あるいは端部まで届かない場合があ
る。紙材22の全幅にわたって均一な張力を与えるに
は、紙材22の幅とバーの長さが等しいことが望まし
く、多節からなる遊動バー42であれば容易に紙材22
の幅に合わせることができる。バーが上下動する際に
は、紙材22の幅よりもバーが長いと紙材22の両端部
に余分な負荷がかかり、紙材22の幅よりバーが短いと
紙材22の中央部に集中して負荷がかかってしまう。こ
れらは紙材22の正確な給送を妨げる原因となる。紙材
22の幅と容易に一致できる遊動バー42であれば、バ
ーの長さの不一致に起因する紙材22の給送エラーを防
止することができる。
【0029】次に図2および図5を参照して、紙材22
を給送する給送ローラー30について説明する。給送ロ
ーラー30は、その長手方向に複数の紙材保持機構34
を備えており、該紙材保持機構34との間に狭窄給送面
36を形成している。支持面18上から送られる紙材2
2はこの狭窄給送面36に受け取られ、保持される。給
送ローラー30が矢印B方向(図2)へ回転すると、狭
窄給送面36に保持された紙材22は給送され、支持面
18上に未処理の新しい描画セクション20が送られ
る。支持面18の巻上端32側のガイドレール50の底
面にはT字溝82が設けられ、該T字溝82内に紙材保
持機構34のスライドフレーム80が摺動自在に支持さ
れている。一対の回動ブラケット84の一端側は該スラ
イドフレーム80に回動可能に軸支されて、他端側は略
円筒状のグリップローラー86を回動可能に支持してい
る。これによりグリップローラー86は、給送ローラー
30に対してその円筒面を接離可能であるとともに給送
ローラー30と略平行な軸回転を行うことができる。グ
リップローラー86と給送ローラー30の接離を制御す
る回動ブラケット84の揺動は、外部操作ハンドル90
により操作可能である。また、スライドフレーム80と
回動ブラケット84のグリップローラー86側端部の間
は、思案ばね88によって接続されていて、グリップロ
ーラー86と給送ローラー30が離反しているときに操
作ハンドル90を(グリップローラー86と給送ローラ
ー30の)当接方向へ操作すると、思案ばね88は一旦
伸びてこの操作に抵抗し、思案点を越えると逆にグリッ
プローラー86を当接方向へ付勢して両者を図2に示す
当接状態に保持する。
【0030】このように紙材保持機構34は、給送ロー
ラー30に対して接離自在であるから、狭窄給送面36
による紙材22の保持および解放は操作ハンドル90を
用いて容易に行うことができる。加えて紙材保持機構3
4のスライドフレーム80は、T字溝82に沿って移動
することで給送ローラー30の長手方向の所望位置へ調
節可能であるから、多様な幅の紙材22に対応できる。
また、給送ローラー30の表面の所望範囲にわたり、高
摩擦素材からなる摩擦面92を形成すると、紙材22に
対する狭窄給送面36の保持力(グリップ)が向上する
ので好ましい。摩擦面92は、目の細かい研磨紙を給送
ローラー30に貼付、接着して得ることができる。
【0031】図2に示すように、給送ローラー30の端
部に設けられたプーリー96と、巻取ロール38の両端
部に設けられたハブ98の一方とを駆動ベルト94接続
が接続しており、給送ローラー30の回転駆動が巻取ロ
ール38に伝達される。給送ローラー30が矢印B方向
に回転すると紙材22が給送され、これを矢印C方向へ
回転する巻取ロール38が巻き上げていく。なおハブ9
8については、本出願人による同時係属中の米国特許出
願第08/505,100号に詳細が開示されているの
で説明を省略する。
【0032】図6には、以上とは異なる実施形態のシー
ト材給送機構125を備えたプロッタ110を示してい
る。このプロッタ110は、上記プロッタ10と共通部
分を多く有しているので、同様の部材は同一符号で表し
ている。プロッタ110では、遊動バー42は基台14
から延設された一対の遊動バー支持板100に支持され
ている。遊動バー42の両端には接合ピン68が延長し
て突設され、これを遊動バー支持板100内の略垂直方
向へ穿設した垂直案内孔102に挿通している。つまり
遊動バー42は、垂直案内孔102のガイドを受けて垂
直方向へ摺動自在である。少なくとも一方の遊動バー支
持板100には上昇位置検知センサ104、下降位置検
知センサ106が設けられ、図6に一点鎖線で示す遊動
バー42の上昇位置と、実線で示す下降位置とをそれぞ
れ検出する。
【0033】遊動バー42が上昇位置側にあるとき、コ
ントローラー(不図示)は、紙材22の未処理部分であ
る次の描画セクション20を支持面18に給送開始する
準備状態に入る。そして、遊動バー42が上昇位置に達
しているという信号が上昇位置検知センサ104からコ
ントローラーへ伝達されると給送が開始される。コント
ローラーはまず、送出ロール26を送出方向へ回転させ
る送出ロール駆動モータ54を作動させ、送出ロール2
6から所定量の紙材22が送出される。紙材22が繰り
出されると、送出ロール26と給送ローラー30の間に
形成される紙材22のループ部31が長くなるので、遊
動バー42は自重によって上昇位置から下降位置方向へ
移動(降下)する。送出ロール26からの紙材22の送
出は、遊動バー42の下降位置到達を知らせる下降位置
検知センサ106の信号がコントローラーに伝達される
まで行われる。下降位置検知センサ106の信号を受け
たコントローラーは、送出ロール駆動モータ54の駆動
を停止する。遊動バー支持板100に設けられる上昇位
置検知センサ104、下降位置検知センサ106の垂直
方向の間隔、すなわち遊動バー42の上昇位置と下降位
置との距離は、支持面18に送られる紙材22一回分の
給送量(描画セクション20)と等しくなるように設定
される。先の実施形態と同様に、この設定距離(間隔)
を支持面18のX方向の長さと等しく設定すると、描画
セクション20の送り量が支持面18の幅(X方向)に
等しくなり好ましい。
【0034】送出ロール駆動モータ54の停止後、コン
トローラーは給送ローラー駆動モータ58を作動させ、
これに接続する給送ローラー30を矢印B方向に回転さ
せる。給送ローラー30の回転は紙材22を支持面18
上のX方向へ給送させるが、この給送量は先に送出ロー
ル26が行った一回分の送出量と等しい。こうして、シ
ート材給送機構125により紙材22の未処理部分であ
る描画セクション20が支持面18上に給送される。
【0035】新しい描画セクション20が支持面18上
に送られると、コントローラーはX軸キャリッジ46お
よびY軸キャリッジ48を作動させる。描画ペン44は
X、Y方向の合成された動作を描画セクション20に対
して行い、当該描画セクション20に対応する部分の図
柄や図表を描画する。描画ペン44の必要な動作が終了
すると上述のシート材給送動作が繰り返されて、次の描
画セクション20が支持面18に送られる。以下、所定
の図柄や図表の全体が完成するまで同様の工程が行われ
る。
【0036】上述したように、本発明はプロッタのみに
限定されるものではなく、帯状のシート材を長手方向へ
給送する機構を備えた装置に広く適用することができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シート材
を長手方向に給送して作業を行う装置において、シート
材を正確に給送する給送機構を低コストかつ簡単な構造
で得ることができる。また、該給送機構を有してシート
材に対して正確に作業を行うシート材用作業装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシート材給送機構を適用したプロ
ッタの実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う部分の断面図であ
る。
【図3】図1のシート材給送機構の遊動バーを表す、部
分的に断面とした正面図である。
【図4】シート材給送機構の作動段階を示すフローチャ
ート図である。
【図5】図2のV−V線に沿う部分の断面図である。
【図6】本発明の異なる実施形態を適用したプロッタの
斜視図である。
【符号の説明】
10 110 プロッタ 12 テーブル 14 基台 18 支持面 20 描画セクション 22 紙材(シート材) 25 125 シート材給送機構 26 送出ロール 30 給送ローラー 31 ループ部(紙材) 34 紙材保持機構 36 狭窄給送面 38 巻取ロール 40 ループ湾曲部 42 遊動バー 43 ピボットアーム 44 描画ペン(作業器具) 46 X軸キャリッジ(ペンキャリッジ) 48 Y軸キャリッジ 50 ガイドレール 54 送出ロール駆動モータ 56 感応スイッチ 58 給送ローラー駆動モータ 60 74 バーセグメント 62 76 雄部 64 雌部 66 軸受ソケット 68 接合ピン 70 係合外周面 72 着脱外周面 80 スライドフレーム 84 回動ブラケット 86 グリップローラー 100 遊動バー支持板 102 垂直案内孔 104 上昇位置検知センサ 106 下降位置検知センサ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のシート材を長手方向に給送する際
    に、自重により該シート材を所定方向へ引張して所定の
    張力を付与する遊動バーにおいて、複数のバーセグメン
    トを接合して形成され柔軟性を有することを特徴とする
    多節式遊動バー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、シート材の幅とほぼ
    等しい長さを有し、シート材に均一な張力を付与する多
    節式遊動バー。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記多節式遊動バー
    を構成する各バーセグメントは略円筒状をなす多節式遊
    動バー。
  4. 【請求項4】 請求項1において、上記多節式遊動バー
    を構成する各バーセグメントは相互に着脱可能である多
    節式遊動バー。
  5. 【請求項5】 請求項2および4において、所望のバー
    セグメントを選択的に接合し、上記シート材の幅とほぼ
    等しい長さに形成された多節式遊動バー。
  6. 【請求項6】 請求項5において、バーセグメントの長
    さは少なくとも2種類以上である多節式遊動バー。
  7. 【請求項7】 ロール状に巻回された帯状のシート材を
    長手方向へ給送する装置において、 上記ロールを支持するロール支持手段;上記シート材を
    支持するシート材支持面;上記ロールから送り出された
    シート材を受け、上記シート材支持面上を所定方向へ給
    送する給送ローラー;上記ロールと上記給送ローラーの
    間に形成されたシート材のループ状部;および、 上記シート材のループ状部の一部をなす下方湾曲部を、
    上記シート材支持面に対して下方へ引張ることで該ルー
    プ状部に所定の張力を付与する、複数のバーセグメント
    を接合して形成された柔軟性を有する多節式遊動バー;
    を備えたことを特徴とする、多節式遊動バーを有するシ
    ート材給送機構。
  8. 【請求項8】 請求項7において、上記多節式遊動バー
    を構成する各バーセグメントは相互に着脱可能である多
    節式遊動バーを有するシート材給送機構。
  9. 【請求項9】 請求項7において、シート材に均一な張
    力を付与するため、シート材の幅とほぼ等しい長さとな
    るように所望のバーセグメントを選択的に接合して構成
    された、多節式遊動バーを有するシート材給送機構。
  10. 【請求項10】 請求項7において、さらに、 上記ロールから上記ループ部へシート材を送出させる送
    出手段と;上記シート材支持面に対する上記多節式遊動
    バーの垂直方向位置を検出し、シート材の送出量を検知
    する位置検出手段と;上記位置検出手段による所定量の
    シート材送出検知を受けて、シート材の送出を停止して
    上記ロールの回転を係止する送出停止手段と;を備えた
    多節式遊動バーを有するシート材給送機構。
  11. 【請求項11】 請求項7において、さらに、上記シー
    ト材支持面に対する上記多節式遊動バーの垂直方向位置
    に応じてシート材の送出および送出停止を行わせる制御
    手段を備えた、多節式遊動バーを有するシート材給送機
    構。
  12. 【請求項12】 請求項7において、さらに、上記給送
    ローラーに給送されたシート材を巻き上げる巻取ロール
    を備えた、多節式遊動バーを有するシート材給送機構。
  13. 【請求項13】 請求項12において、上記巻取ロール
    は、上記給送ローラーの回転駆動を伝達可能に接続され
    ている、多節式遊動バーを有するシート材給送機構。
  14. 【請求項14】 略帯状のシート材を長手方向に給送す
    る機構を備えた作業装置において、 シート材に対する作業中に該シート材を支持する、送出
    端と巻上端を備えたシート材支持面;上記支持面に対し
    て所定方向に動作を行う、該支持面上方に設けられた作
    業器具;シート材を巻回して形成された送出ロールを上
    記支持面の送出端側に支持する送出ロール支持手段;上
    記送出ロールから送出されたシート材を受けて上記シー
    ト材支持面上を給送させる給送ローラー;上記送出ロー
    ルと上記給送ローラーの間に形成されたシート材のルー
    プ状部;および、 上記シート材のループ状部の一部をなす下方湾曲部を、
    上記シート材支持面に対して下方へ引張ることで該ルー
    プ状部に所定の張力を付与する、複数のバーセグメント
    を接合して形成された柔軟性を有する多節式遊動バー;
    を備えたことを特徴とするシート材用作業装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、シート材に均一
    な張力を付与するため、シート材の幅とほぼ等しい長さ
    となるように所望のバーセグメントを選択的に接合して
    構成された多節式遊動バーを備えた、シート材用作業装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項14において、さらに、 上記ロールから上記ループ部へシート材を送出させる送
    出手段と;上記シート材支持面に対する上記多節式遊動
    バーの垂直方向位置を検出し、シート材の送出量を検知
    する位置検出手段と;上記位置検出手段による所定量の
    シート材送出検知を受けて、シート材の送出を停止して
    上記ロールの回転を係止する送出停止手段と;を備えた
    シート材用作業装置。
  17. 【請求項17】 請求項14において、さらに、上記シ
    ート材支持面に対する上記多節式遊動バーの垂直方向位
    置に応じてシート材の送出および送出停止を行わせる制
    御手段を備えたシート材用作業装置。
  18. 【請求項18】 請求項14において、上記給送ローラ
    ーは上記支持面の巻上端側に配置され、上記ループ状部
    の湾曲部は上記送出ロールと上記支持面の送出端の間に
    配置されたシート材用作業装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、上記巻取ロール
    は、上記給送ローラーの回転駆動を伝達可能に接続され
    ているシート材用作業装置。
  20. 【請求項20】 請求項14において、さらに、上記給
    送ローラーとの間にシート材を狭窄して給送する面を形
    成するシート材保持手段を備えたシート材用作業装置。
  21. 【請求項21】 請求項20において、上記給送ローラ
    ーに当接して上記狭窄給送面を形成する位置と、該給送
    ローラーから離反する位置とを取ることが可能な、少な
    くとも一つのシート材保持手段を備えたシート材用作業
    装置。
  22. 【請求項22】 請求項21において、上記給送ローラ
    ーの長手方向に複数のシート材保持手段を設けたシート
    材用作業装置。
  23. 【請求項23】 請求項22において、上記シート材保
    持手段は、上記給送ローラーの長手方向へスライド自在
    であるシート材用作業装置。
JP8192556A 1995-07-21 1996-07-22 多節式遊動バー、多節式遊動バーを有するシート材給送機構およびシート材用作業装置 Expired - Lifetime JP2766633B2 (ja)

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US08/505,490 1995-07-21
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