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JPH0936632A - 3周波共用車載アンテナ - Google Patents

3周波共用車載アンテナ

Info

Publication number
JPH0936632A
JPH0936632A JP7202700A JP20270095A JPH0936632A JP H0936632 A JPH0936632 A JP H0936632A JP 7202700 A JP7202700 A JP 7202700A JP 20270095 A JP20270095 A JP 20270095A JP H0936632 A JPH0936632 A JP H0936632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
radiator
outer conductor
frequency band
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7202700A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Onoda
政秀 小野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Antenna Co Ltd
Original Assignee
Nippon Antenna Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Antenna Co Ltd filed Critical Nippon Antenna Co Ltd
Priority to JP7202700A priority Critical patent/JPH0936632A/ja
Publication of JPH0936632A publication Critical patent/JPH0936632A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スリーブアンテナの大径化を防止すると共に、
その組立を容易に行うことができ、さらに電気的特性も
良好にする。 【解決手段】コネクタージョイント22の中央部に外導
体パイプ25が位置する共に、その外周にはシュペルト
ップ24が嵌挿される。外導体パイプ25の先端は埋込
Bにより第2のラジエター28に接続され、外導体パイ
プ25の中心のコアー26は埋込A31により第1のラ
ジエター32に接続されている。第1のラジエター32
と第2のラジエター28とで電話周波帯のダイポールア
ンテナが形成される。第1のラジエター32の上端はト
ラップコイル33を介してホイップアンテナが取り付け
られるジョイントBに接続される。ホイップアンテナと
スリーブアンテナ部12とでAM周波帯を受信すると共
に、FM周波帯に共振するアンテナとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話周波帯および
FM周波帯、AM周波帯で使用可能な取り外すことので
きる車載アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車載アンテナは、AM周波帯とF
M周波帯を受信するためのアンテナが主であったが、最
近自動車電話の普及に伴い、自動車電話周波帯の送受信
用アンテナをさらに設置するようにしている。自動車電
話周波帯の送受信用アンテナを別に設置するのは、自動
車電話周波帯が、AM周波帯やFM周波帯とは著しく異
なり850MHz〜950MHzとされていると共に、
その放射特性も特異とされているからである。しかしな
がら、従来のAM/FM用アンテナに加えて自動車電話
周波帯の送受信用アンテナをさらに車体に設置すると美
観上好ましくなく、またアンテナの取付作業も煩雑であ
り、コストも上昇することとなっていた。
【0003】そこで、AM/FM用アンテナに加えて自
動車電話周波帯の送受信用アンテナとしても使用可能な
3周波共用アンテナが提案されている(特開昭64−5
104号公報参照)。この3周波共用アンテナは、スリ
ーブアンテナの上部に、帯域分離用コイルを介してホイ
ップアンテナが設けられている。この帯域分離用コイル
によってスリーブアンテナの進行波がホイップアンテナ
に給電されることを阻止することにより、スリーブアン
テナを比較的周波数の高い自動車用電話の送受信に使用
可能としたものである。
【0004】さらに、アンテナの全長が1mを越える長
いものとなるため、車庫入れや洗車時のアンテナの破損
防止の目的から、ホイップアンテナをスリーブアンテナ
の内部に収納可能な構造としている。また、防水構造も
備えるようにされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の3周波
共用アンテナによれば、スリーブアンテナ固有の何層も
の構造に加え、ホイップアンテナを収納するためのスペ
ースと、防水のための排水路のスペースとが必要であ
る。さらに、排水路の外周に給電用の同軸ケーブルを配
設するスペースも必要とされる。このため、スリーブア
ンテナ部の大径化と繁雑化が避けられず、しかも、スリ
ーブアンテナの上下のラジエター部以外には無駄な空隙
部が生じると云う問題点がある。さらに、給電用の同軸
ケーブルの外部導体側に流れる高周波電流による放射減
少を防ぐ構成となっておらず、電気的特性が劣化すると
云った問題点もある。
【0006】そこで、本発明はスリーブアンテナの大径
化を防止すると共に、その組立を容易に行うことのでき
る電気的特性の良好な3周波共用車載アンテナを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の3周波共用車載アンテナは、筒状のシュペ
ルトップと、該シュペルトップ内に配置された同軸線路
部と、該同軸線路部の先端にその外導体部が折り返され
るように形成された筒状の第2のラジエターと、該同軸
線路部のコアーを延伸するよう形成された筒状の第1の
ラジエターと、該第1のラジエターにトラップコイルを
介して接続されたジョイントからなるスリーブアンテナ
と、前記ジョイントに着脱可能なホイップアンテナ部と
からなり、前記第1のラジエターと前記第2のラジエタ
ーとで電話周波帯のダイポールアンテナが形成され、前
記第1のラジエターと、前記第2のラジエターと、前記
トラップコイルと、前記ホイップアンテナ部とでFM周
波帯に共振すると共に、AM周波帯を受信するFM/A
Mアンテナが形成されるようにしたものである。
【0008】また、上記3周波共用車載アンテナにおい
て、前記スリーブアンテナが下記(1)〜(3)のステ
ップで組み立てられるようにしたものである。 (1)前記シュペルトップ内に一側から前記外導体部を
挿入してその略中央に配置すると共に、前記シュペルト
ップの他側から突出した前記外導体部を前記第2のラジ
エターに挿入して前記シュペルトップと前記外導体部と
第2のラジエターとを一体化して第1のブロックとする
ステップ (2)前記第1のラジエターの略中央部に前記コアーを
電気的に固着して第2ブロックとするステップ (3)前記(1)のステップで組み立てられた第1のブ
ロックの前記外導体の中に、前記(2)のステップで組
み立てられた第2のブロックの前記コアーを絶縁手段を
介在させて挿入して、前記第1のブロックと前記第2の
ブロックとを一体化するステップ
【0009】さらに、前記スリーブアンテナが先端に固
着される給電部をさらに備え、前記スリーブアンテナを
取り外した給電部に装着される防水キャップと、前記ホ
イップアンテナを取り外した前記スリーブアンテナの先
端に装着される防水キャップを備えるようにしてもよい
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の3周波共用車載アンテナ
の実施の一形態の概略構成を図1に示す。この図におい
て、3周波共用車載アンテナは全長約860mmとさ
れ、車体18に取り付けられて車体18がグランドプレ
ーンとされている。この3周波共用車載アンテナは、外
管1と外管1から延伸するホイップアンテナ部2からな
る。この外管1は合成樹脂性の絶縁パイプとされてお
り、この内部にスリーブアンテナ12とシュペルトップ
11が収納されている。また、外管1の中心部には同軸
型の給電手段が外管の下端から約3/4位まで設けられ
ており、この給電手段からスリーブアンテナ部12が励
振され、あるいはスリーブアンテナ部12の受信信号が
給電手段により導かれている。さらに、スリーブアンテ
ナ部12の下段にシュペルトップ11が配設されてい
る。このシュペルトップ11は給電手段の外導体パイプ
に接続されており、外導体パイプに定在波電流が流れて
正面方向の放射が、その定在波電流で打ち消されること
を防止している。
【0011】また、給電手段の車体18側には整合・分
波器15が接続され、この整合・分波器15により、自
動車電話周波帯(TEL)とAM/FM周波帯とに分波
されてそれぞれの出力端子16,17から自動車電話機
およびAM/FM受信機に導かれている。この給電手段
に接続されているスリーブアンテナ部12は全長約15
0mmのダイポールアンテナとされており、870〜9
50MHz帯の自動車電話周波帯を、その動作周波数帯
域としている。
【0012】給電手段の芯線であるコアーはスリーブア
ンテナ部12からさらに上方に延伸してトラップコイル
13に接続されている。このトラップコイル13の他端
にはホイップアンテナ部2が接続されている。なお、ト
ラップコイル13は上段のホイップアンテナ部2とスリ
ーブアンテナ部12とを、自動車電話周波帯において電
気的にアイソレートするためのものである。そして、ス
リーブアンテナ部12の下端部からホイップアンテナ部
2の上端までの長さは約740mmとされ、ホイップア
ンテナ部2と、トラップコイル13と、スリーブアンテ
ナ部12とで共振ユニポールアンテナとされ、FM周波
帯に共振するようにされている。また、非共振ではある
が、このFM周波帯のアンテナ部でAM周波帯も受信し
ている。また、ホイップアンテナ部2には風切音の発生
を防止するための風切音対策スパイラルワイヤ14が巻
回されている。
【0013】次に、本発明の3周波共用車載アンテナの
外管1の詳細構造の一例を示す断面図を図2に示し、そ
の拡大図を図3に示している。これらの図において、絶
縁性の外管1の上端にはホイップアンテナ部2が着脱可
能に固着される雌ネジが形成されていると共に、外管1
内に配設されたジョイントB35を有する接触子34が
螺着されている。この接触子34にはトラップコイル3
3の一端が接続されており、トラップコイル33の他端
はスリーブアンテナ部12の一方を形成するパイプ状の
第1のラジエター32の上端に接続されている。この第
1のラジエター32は外管1の内面に密着するよう外管
1内に配設されている。
【0014】さらに、第1のラジエター32の下端には
埋込A31が嵌挿されて、この埋込A31にコアー26
がハンダ付け等により接続されている。さらにまた、第
1のラジエター32に絶縁ワッシャー30を介して埋込
B29が配設されている。なお、埋込B29はパイプ状
の第2のラジエター28の上端に嵌挿されている。この
第2のラジエター28内には外導体パイプ25が、外導
体パイプ25内には絶縁筒が、さらに絶縁筒の内部には
コアー26が配設されている。この外導体パイプ25、
絶縁筒、コアー26により給電手段が構成されている。
なお、絶縁ワッシャー30は外導体パイプ25と第1の
ラジエター32とを絶縁するためのものである。
【0015】上記した給電手段を第2のラジエター28
の中央部に位置させるように、第2のラジエター28内
には外導体パイプ25を支持するインシュレータ27が
配置されている。なお、第2ラジエター28も外管1の
内面に密着している。給電手段は第1のラジエター32
および第2のラジエター28からなるダイポールアンテ
ナを励振しているが、この励振電力は外管1の下端に設
けられているコネクター21から供給される。また、ダ
イポールアンテナで受信した自動車電話周波帯の信号
は、コネクター21から出力される。このコネクター2
1は外管1の下端に嵌挿されているコネクタージョイン
ト22に螺着されることにより取り付けられている。
【0016】このコネクタージョイント22の中央部に
は外導体パイプ25が嵌挿されて、外導体パイプ25と
接続されており、コネクタージョイント22の外周にパ
イプ状のシュペルトップ24が嵌挿されている。このシ
ュペルトップ24内の中央部に外導体パイプ25が配設
されるが、その支持のためにシュペルトップ24内には
インシュレータ23が嵌入されている。なお、シュペル
トップ24は外管1の内面に密着されている。シュペル
トップ24の作用について説明すると、シュペルトップ
24は自動車電話周波帯の約1/4波長とされており、
その先端が解放されているため、そのインピーダンス
は、自動車電話周波帯においてはほぼ無限大となる。す
なわち、シュペルトップ24の解放端に並列共振回路が
接続されたものと等価となる。これにより、シュペルト
ップ24に流れる定在波による放射は、前記したダイポ
ールアンテナと同相となり、正面方向の放射が相殺され
ることがなくなる。
【0017】このように本発明のスリーブアンテナ部1
2はパイプ状の第1のラジエター32とパイプ状の第2
のラジエター28とからなるダイポールアンテナとして
構成されている。そして、コネクター21から自動車電
話周波帯の励振電力が供給されると、外導体パイプ25
とコアー26とからなる同軸型の給電手段を伝送され
て、第1のラジエター32および第2のラジエター28
が励振されるようになる。なお、ラジエター28,32
はパイプ状と太くされているので、スリーブアンテナ部
12の動作周波数帯域は広帯域化されるようになる。
【0018】また、第1のラジエター32にトラップコ
イル33を介して接続されているジョイントB35に
は、ホイップアンテナ部2が着脱可能に固着されるの
で、AM/FMアンテナを使用しない場合等にはホイッ
プアンテナ2を取り外すことができるようにされてい
る。この場合、ジョイントB35に防水キャップを嵌合
することにより防水対策を施すことができる。なお、ト
ラップコイル33はスリーブアンテナ部12の自動車電
話周波帯の進行波がホイップアンテナ部12に伝送され
ないようにするものである。
【0019】次に、このスリーブアンテナ部12が内蔵
される外管1の組み立て方法を図4を参照しながら説明
する。まず、図4(a)に示すように予めコネクタージ
ョイント22にインシュレータ23の嵌挿されているシ
ュペルトップ24を装着しておき、このような組立体に
外導体パイプ25を嵌入する。次いで、この組立体から
上に突き出た外導体パイプ25に、埋込B29およびイ
ンシュレータ27が嵌挿された第2のラジエター28を
嵌入する。このようにした組立体を第1ブロックとい
う。次に、同図(b)に示すように第1ブロックのコネ
クタージョイント22の下端にコネクター21を螺着す
ることにより、第3ブロックを形成する。
【0020】また、同図(c)に示すようにコアー26
に埋込A31を嵌挿してハンダ付けした後、第1のラジ
エター32に嵌入する。この組立体を第2ブロックとい
う。次に、同図(d)に示すように第2ブロックのコア
ー26に絶縁ワッシャー30を嵌挿して、第3ブロック
の上から嵌入していく。これにより、コアー26が外導
体パイプ25に嵌入されてコネクター21まで達するよ
うになり、スリーブアンテナ部12が組み立てられるよ
うになる。後は、第2のラジエター28の上端にトラッ
プコイル33を接続し、上から外管1を嵌入する。さら
に、外管1の上端に接触子34を装着することにより、
スリーブアンテナ部12を内蔵した外管1を組み立てる
ことができる。
【0021】次に、本発明の3周波共用車載アンテナの
使用方法について図5を参照しながら説明する。この図
に示すように外管1内に収納されたスリーブアンテナ部
12の上端には、ホイップアンテナ部2を螺着により取
り付けることが可能とされており、さらに、スリーブア
ンテナ部12は給電部3の上端に螺着により取り付けら
れるようにされている。従って、3周波共用車載アンテ
ナを使用しない場合は、給電部3からスリーブアンテナ
を取り外すようにし、給電部3の上端に防水キャップA
7を装着するようにする。これにより、3周波共用車載
アンテナを給電部3から取り外した場合の防水を図るこ
とができる。
【0022】また、自動車電話だけを使用してAM/F
M周波帯を使用しない場合は、ホイップアンテナ部2を
スリーブアンテナ部12から取り外すようにする。そし
て、スリーブアンテナ12の上端に防水キャップB8を
装着して、防水を図るようにする。なお、給電部3から
は、AM/FM周波帯の受信信号がAM/FM端子4か
ら出力されると共に、自動車電話周波帯の信号がTEL
用ケーブル5を介して入力/出力される。また、3周波
共用車載アンテナのアースを車体に接続するためのアー
スライン6およびアース端子が設けられている。
【0023】次に、この給電部3の詳細構造の断面を図
6に示す。この図に示すように、給電部3の上端には給
電部3を車体に保持させるための絶縁体A50からなる
膨出部が設けられており、この絶縁体A50の下部はダ
イキャスト製のシリンダー46の上部に嵌入されてい
る。また、シリンダー46の上部の中央部に外導体49
と中心コンタクト47から構成される同軸型の給電手段
が固定ナット45によりシリンダー46内に固着されて
いる。なお、外導体49と中心コンタクト47との間に
は絶縁体B48が配置されている。
【0024】また、シリンダー46の半ば部分にはAM
/FM端子4が形成された蓋部44がネジにより取り付
けられている。この蓋部44を取り外した部分の内部に
は整合・分波器が組み込まれたプリント基板43が配置
されており、中心コンタクト47の下端部がプリント基
板43の上端に接続されて、中心コンタクト47から給
電された信号が分波器により自動車電話周波帯とAM/
FM周波帯に分波されている。分波されたAM/FM周
波帯の信号はAM/FM端子4に導かれ、分波された自
動車電話周波帯の信号はTEL用ケーブル5を介して取
り出されるようにされる。この場合、整合手段によりイ
ンピーダンス整合されて分波されるようになる。
【0025】次に、ホイップアンテナ部2の詳細構造の
断面を図7に示す。この図に示すようにホイップアンテ
ナ部2は、ロッド53とその表面にスパイラル状に巻回
されたスパイラルワイヤー54からなり、スパイラルワ
イヤー54の上から外被55で覆われている。このスパ
イラルワイヤー54は、風切り音を防止するためにロッ
ド53の表面に凹凸を付加するものである。なお、外被
55は絶縁被覆とされている。また、ロッド53の先端
にはキャップB56が嵌合され、さらにキャップB56
および外被55の上にキャップA57が嵌合している。
また、ロッド53の下端にはジョイントA51の基端部
が嵌入され、ロッド53の下部には外被55の上からキ
ャップC52が取り付けられている。このジョイントA
51が給電部3の外導体49の上端に形成されたネジ部
に螺着されることにより、スリーブアンテナ部12が給
電部3に着脱可能に取り付けられる。
【0026】上記説明したように、本発明の3周波共用
車載アンテナはスリーブアンテナ部12の上部ラジエタ
ー先端に、トラップコイル33を介してホイップアンテ
ナ2を着脱可能に取り付けるようにしたものである。ま
た、同軸型給電手段の外導体に流れる高周波電流をシュ
ペルトップにより阻止するようにしたものであり、さら
に、給電部3からスリーブアンテナ部12が取り外され
た時に、給電部3の上端に防水キャップを装着すると共
に、ホイップアンテナ2が取り付けられない場合に、ス
リーブアンテナ12の上端に防水キャップを取り付ける
ようにしたものである。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、所望に応じてアンテナ部分を取り外せることができ
るものであり、取り外しの選択の自由度を広げることが
できる。また、シュペルトップにより外導体に流れる高
周波電流を阻止することができるので、正面方向の放射
が打ち消されないと共に、広帯域に渡って良好な電気特
性を得ることができる。さらに、給電部の上端と、スリ
ーブアンテナの上端にそれぞれ装着できる防水キャップ
が備えられているので、各アンテナの取り外し選択に応
じた防水キャップの用い方が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3周波共用車載アンテナの一実施例の
概要の構成を示す図である。
【図2】本発明の3周波共用車載アンテナにおける外管
の内部に収納されるスリーブアンテナの詳細構成を示す
図である。
【図3】図2に示す外管の内部構成の拡大図を示す図で
ある。
【図4】本発明の3周波共用車載アンテナにおける外管
内に収納されるスリーブアンテナの組立方法を示す図で
ある。
【図5】本発明の3周波共用車載アンテナにおける各ア
ンテナの組立態様を示す図である。
【図6】本発明の3周波共用車載アンテナにおける給電
部の詳細構成を示す図である。
【図7】本発明の3周波共用車載アンテナにおけるホイ
ップアンテナの詳細構成を示す図である。
【符号の説明】
1 外管 2 ホイップアンテナ 3 給電部 4 AM/FM端子 5 TEL用ケーブル 6 アースライン 7 防水キャップA 8 防水キャップB 11,24 シュペルトップ 12 スリーブアンテナ部 13,33 トラップコイル 14 風切音対策スパイラルワイヤ 15 整合・分波器 18 車体 21 コネクター 22 コネクタージョイント 23,27 インシュレータ 25 外導体パイプ 26 コアー 28 第2のラジエター 29 埋込B 30 絶縁ワッシャー 31 埋込A 32 第1のラジエター 34 接触子 35 ジョイントB 41 シールド管 42 ジョイントC 43 プリント基板 44 蓋部 45 固定ナット 46 シリンダー 47 中心コンタクト 48 絶縁体B 49 外導体 50 絶縁体A 51 ジョイントA 52 キャップC 53 ロッド 54 スパイラルワイヤー 55 外被 56 キャップB 57 キャップA

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のシュペルトップと、該シュペル
    トップ内に配置された同軸線路部と、該同軸線路部の先
    端にその外導体部が折り返されるように形成された筒状
    の第2のラジエターと、該同軸線路部のコアーを延伸す
    るよう形成された筒状の第1のラジエターと、該第1の
    ラジエターにトラップコイルを介して接続されたジョイ
    ントからなるスリーブアンテナと、 前記ジョイントに着脱可能なホイップアンテナ部とから
    なり、 前記第1のラジエターと前記第2のラジエターとで電話
    周波帯のダイポールアンテナが形成され、 前記第1のラジエターと、前記第2のラジエターと、前
    記トラップコイルと、前記ホイップアンテナ部とでFM
    周波帯に共振すると共に、AM周波帯を受信するFM/
    AMアンテナが形成されていることを特徴とする3周波
    共用車載アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記スリーブアンテナが下記(1)〜
    (3)のステップで組み立てられていることを特徴とす
    る請求項1記載の3周波共用車載アンテナ。 (1)前記シュペルトップ内に一側から前記外導体部を
    挿入してその略中央に配置すると共に、前記シュペルト
    ップの他側から突出した前記外導体部を前記第2のラジ
    エターに挿入して前記シュペルトップと前記外導体部と
    第2のラジエターとを一体化して第1のブロックとする
    ステップ (2)前記第1のラジエターの略中央部に前記コアーを
    電気的に固着して第2ブロックとするステップ (3)前記(1)のステップで組み立てられた第1のブ
    ロックの前記外導体の中に、前記(2)のステップで組
    み立てられた第2のブロックの前記コアーを絶縁手段を
    介在させて挿入して、前記第1のブロックと前記第2の
    ブロックとを一体化するステップ
  3. 【請求項3】 前記スリーブアンテナが先端に固着さ
    れる給電部をさらに備え、前記スリーブアンテナを取り
    外した給電部に装着される防水キャップと、前記ホイッ
    プアンテナを取り外した前記スリーブアンテナの先端に
    装着される防水キャップを備えていることを特徴とする
    請求項1あるいは2記載の3周波共用車載アンテナ。
JP7202700A 1995-07-18 1995-07-18 3周波共用車載アンテナ Pending JPH0936632A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7202700A JPH0936632A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 3周波共用車載アンテナ

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JP7202700A JPH0936632A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 3周波共用車載アンテナ

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JPH0936632A true JPH0936632A (ja) 1997-02-07

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JP7202700A Pending JPH0936632A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 3周波共用車載アンテナ

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JP (1) JPH0936632A (ja)

Cited By (4)

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JP2007006062A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Denki Kogyo Co Ltd 無指向性アンテナ
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