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JPH0933969A - レンズ交換可能なカメラ - Google Patents

レンズ交換可能なカメラ

Info

Publication number
JPH0933969A
JPH0933969A JP7189059A JP18905995A JPH0933969A JP H0933969 A JPH0933969 A JP H0933969A JP 7189059 A JP7189059 A JP 7189059A JP 18905995 A JP18905995 A JP 18905995A JP H0933969 A JPH0933969 A JP H0933969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens barrel
camera
camera body
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7189059A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Miyamoto
英典 宮本
Yuji Katano
勇次 片野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP7189059A priority Critical patent/JPH0933969A/ja
Publication of JPH0933969A publication Critical patent/JPH0933969A/ja
Priority to US09/345,503 priority patent/US6390693B1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/12Bodies with means for supporting objectives, supplementary lenses, filters, masks, or turrets
    • G03B17/14Bodies with means for supporting objectives, supplementary lenses, filters, masks, or turrets interchangeably

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ鏡筒をカメラボディに簡単に装着で
き、また光軸方向への進退動作でカメラボディ内に所要
の状態で沈胴可能に構成する。 【解決手段】 レンズ鏡筒30をカメラボディ1に着脱
可能に装着するための装着装置としてボディ側マウント
3を備える。この装着装置を、光軸回りでの回転を阻止
しかつ光軸方向に進退動作するように設ける。また、こ
の装着装置を光軸方向に進退動作することによりレンズ
鏡筒をカメラボディ内に収納する進退装置としてセット
筒4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ鏡筒をカメラ
ボディに対し着脱可能に設けているレンズ交換可能なカ
メラに関し、特にその交換可能なレンズ鏡筒をカメラボ
ディに着脱可能に装着するとともに沈胴させることがで
きるレンズ交換可能なカメラにおけるレンズ鏡筒の装着
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ交換可能なカメラにおいて、レン
ズ鏡筒をカメラボディに対し着脱自在に装着するにあた
って従来一般には、スクリュマウントによるねじ込み式
のものまたはバヨネットマウントによるばね付き着脱式
のものが知られている。
【0003】すなわち、前者の方式によるものはカメラ
ボディのレンズ受け口部分とレンズ鏡筒後端側のマウン
ト部分とにねじ部を設け、レンズ鏡筒(交換レンズ)を
回転させながら、両ねじ部を螺合させて締付けることに
より、カメラボディに対し着脱自在に装着する構造であ
った。また、後者の方式によるものも、レンズ鏡筒をカ
メラボディに対し所定角度宛回動させることにより、着
脱自在に装着する構造であった。
【0004】このような交換式のレンズ鏡筒をカメラボ
ディに着脱自在に装着しているレンズ交換可能なカメラ
において、レンズ鏡筒をカメラボディ内に沈胴させるこ
とにより小型、軽量化を図ったものが、たとえば特開昭
56−91224号公報により従来既に提案されてい
る。
【0005】すなわち、この従来のレンズ交換可能なカ
メラでは、レンズ鏡筒をカメラボディの前面側に設けた
装着部に着脱自在に設け、かつこのレンズ鏡筒を装着部
内でこの装着部に対し光軸方向に沿って進退動作させる
ように構成している。ここで、この従来のカメラでは、
レンズ鏡筒のカメラボディ内への繰り込みを可能とする
ためにレンズ式シャッタを採用するとともに、カメラボ
ディ内でフィルム面の前方に、レンズ鏡筒の着脱時の動
作、たとえばバヨネットの回転に連動して開閉し、レン
ズ鏡筒の取外し時にフィルム面への光路を遮断する遮光
板装置を設けている。
【0006】そして、この遮光板装置をレンズ鏡筒のカ
メラボディへの装着時の回動動作に連動して開放し、か
つレンズ鏡筒を光軸方向に沿ってフィルム面側に繰り込
み移動させ、この遮光板装置部分を通過させて沈胴させ
る構成であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な従来のレンズ交換可能なカメラでは、レンズ鏡筒の装
着部を、カメラボディの前面部であってレンズ鏡筒の外
周部に形成しなければならない。特に、このような構成
によれば、このレンズ鏡筒の装着部がカメラの外観に見
えてしまい、外観の体裁をよくするうえでの妨げになる
だけでなく、この装着部がレンズ鏡筒部分の直径よりも
大きくなるため、カメラボディ内でのレンズ鏡筒の駆動
機構を含めた機構部構成が大きくなり、結果としてカメ
ラの小型化の妨げになっていた。
【0008】このため、上述したカメラボディ側の装着
部構造を改良し、レンズ鏡筒を着脱自在に装着可能とす
るとともに、カメラ外観上の体裁を向上させるととも
に、カメラの小型化を図ることができるような何らかの
対策を講じることが望まれている。
【0009】たとえば従来のレンズ交換可能なカメラに
おいて、レンズ鏡筒の装着部をカメラボディ内で光軸方
向に進退動作可能に設けたものが知られている。しか
し、この従来のカメラでは、装着部自体を回転させなが
ら光軸方向に進退動作することにより、撮影レンズを合
焦動作させているだけのもので、レンズ鏡筒を光軸方向
に進退移動させるためには別の機構部が必要で、構造が
複雑なものであった。
【0010】また、このような構造では、レンズ鏡筒の
装着部をカメラボディ内に組込んでおり、外観上の体裁
は優れているが、光軸方向への進退動作時に装着部自体
が回転するために、カメラボディとレンズ鏡筒との間で
の動力伝達や電気信号の伝達が困難となる等の問題があ
り、装着部構造の改良にあたってはこれらの問題をも配
慮しなければならない。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、レンズ鏡筒のカメラボディへの装着を簡単
にしかも確実に装着できるとともに、光軸方向への進退
動作によってカメラボディ内に沈胴させることができ、
またカメラ外観上での制約をなくし、カメラ全体の小型
化も図れるレンズ交換可能なカメラを得ることを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係るレンズ交換可能なカメラは、レンズ
鏡筒をカメラボディに着脱可能に装着するための装着装
置を備え、この装着装置を、光軸回りでの回転を阻止し
かつ光軸方向に進退動作するように設けるとともに、こ
の装着装置を光軸方向に進退動作し、レンズ鏡筒をカメ
ラボディ内に収納する進退装置を設けたものである。
【0013】さらに、本発明に係るレンズ交換可能なカ
メラは、レンズ鏡筒をカメラボディに対し装着装置を介
して組付けた状態でこの装着装置をカメラボディ内に引
き込み移動させ、この装着装置が沈胴位置に至った時点
で、レンズ鏡筒側の電気的駆動部材がカメラボディ側の
制御回路に電気的に接続可能としている。
【0014】また、本発明に係るレンズ交換可能なカメ
ラは、装着装置からのレンズ鏡筒の取外しを、装着装置
をカメラボディ内で光軸方向に沿って繰り出し位置まで
移動させた状態で行なうようにしている。
【0015】さらに、本発明に係るレンズ交換可能なカ
メラは、レンズ鏡筒をそれ自体が光軸方向に伸縮自在に
構成し、このレンズ鏡筒を装着装置に対し着脱する時に
は光軸方向の長さが最短状態となるように構成したので
ある。また、本発明に係るレンズ交換可能なカメラは、
レンズ鏡筒に撮影レンズ前面側の撮影光路を開閉可能な
レンズ保護部材を設け、レンズ鏡筒を装着装置から取外
す時にレンズ保護部材が撮影光路を閉じる位置にあるよ
うに構成している。
【0016】本発明によれば、カメラボディ内で光軸回
りの回転が阻止されかつ光軸方向に進退動作するレンズ
鏡筒の装着装置を、カメラボディ内で繰出し位置まで移
動させた状態で、この装着装置にレンズ鏡筒を組付け
し、この状態で装着装置をカメラボディ内に進退装置に
より引き込み移動させ、装着装置を沈胴位置まで移動さ
せることにより、レンズ鏡筒側の電気的駆動部材とカメ
ラボディ側の制御回路とが電気的に接続された装着状態
となる。
【0017】また、本発明によれば、装着装置をカメラ
ボディ内で光軸方向に沿って繰出し位置まで直進移動さ
せ、かつこのレンズ鏡筒を光軸方向の長さが最短となる
状態として、装着装置からレンズ鏡筒を取外す。さら
に、この取外し時に、レンズ鏡筒の前面側で撮影光路を
開閉するレンズ保護部材を閉じるようにしている。
【0018】ここで、装着装置はたとえばボディ側マウ
ントとレンズ側マウントとによって構成される。また、
進退装置はたとえばセット筒によって構成される。さら
に、カメラボディ側の電気的機構部はたとえば制御回路
やこれに関連する部材、フォーカス駆動用モータ、ズー
ミングモータがあり、機械的機構部としてはたとえばズ
ーム駆動用カップリングギヤがある。また、レンズ鏡筒
内での電気的駆動部材としては、導電材からなる接続ピ
ン等による電気的伝達手段を介して接続されるシャッ
タ、フォーカシング駆動部がある。さらに、レンズ保護
部材は、たとえばカメラボディのアパーチャー部に設け
られる遮光装置の遮光板によって構成される。しかし、
これらには限定されず、別の手段によっても、本発明を
実施することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明に係るレ
ンズ交換可能なカメラの一つの実施の形態を示し、これ
らの図において、図1は交換式のレンズ鏡筒をカメラボ
ディ内に収納した状態を、図2は交換式のレンズ鏡筒を
カメラボディから外した状態を、図3は同じく交換式の
レンズ鏡筒を回転させカメラボディ側のマウントに一般
に広く知られているバヨネット結合により装着した時点
の状態を、図4は図1の状態からズーミング動作した状
態を示している。
【0020】これらの図において、符号1は一部のみを
図示しているカメラボディで、このカメラボディ1は、
カメラ中央部で光軸方向に突設されてレンズ鏡筒保持部
を構成する案内筒2を一体に有している。この案内筒2
の周方向の一部には、光軸方向に沿った案内溝2aが形
成され、この案内溝2aは、前記案内筒2の内周部で光
軸方向に沿って移動自在に設けたレンズ鏡筒の装着装置
を構成するボディ側マウント3のフォロワピン3aを光
軸方向にのみ案内するようになっている。
【0021】4は前記案内筒2の外周部に回転自在に嵌
装されかつ固定リング5によって光軸方向の移動を規制
して設けられているセット筒で、このセット筒4の内周
部には、前記フォロワピン3aの先端が案内溝2aを介
して係入するカム溝4aが形成されている。このカム溝
4aは、たとえば図7の(a)に示すように、セット筒
4の外周部に光軸方向において所定の傾きをもつ部分と
光軸に直交する部分とで形成されている。そして、前記
フォロワピン3aの案内溝2aとカム溝4aへの係合に
よって、前記セット筒4を回転させると、フォロワピン
3aはカム溝4aに沿って移動し、光軸方向に繰り出さ
れたり引き込まれたりする。
【0022】図中1aは前記カメラボディ1の中央部背
面側に形成したアパーチャー部、6はその背面側のフィ
ルム走行路を走行する感光材であるフィルム、7はこの
フィルム6の背面側を支える圧板を示す。8は前記アパ
ーチャー部1aの周縁部で前記ボディ側マウント3の背
面側の一部に配置されたボディ側の機械的機構部である
ズーム駆動用カップリングギヤで、図示しない電動モー
タとギヤ結合され、このモータの回転力を後述するレン
ズ鏡筒30のカム筒に伝達するように構成されている。
このカップリングギヤ8のレンズ鏡筒側との連結側先端
8aは、前記ボディ側マウント3に穿設されている孔部
3bに係入し、レンズ鏡筒側のカップリングギヤ42
(後述する)と係合し、回転伝達を行なうように構成さ
れている。
【0023】9は前記ボディ側のズーム駆動用カップリ
ングギヤ8と周方向にずれた位置に配置されカメラボデ
ィ1とレンズ鏡筒との間での電気的な制御信号の伝達を
行なうための電気的伝達手段となる導電材からなる接続
ピンで、この接続ピン9は、先端が前記ボディ側マウン
ト3に穿設した孔部3cを貫通して後述するレンズ鏡筒
のレンズ側マウントとの間で電気的接続を行なうように
構成されている。また、この接続ピン9の基端部は導電
ばね10に接続され、この導電ばね10を介してカメラ
本体カバー19内の適宜の位置に設けた制御回路11に
フレキシブルプリント配線基板12によって接続されて
いる。
【0024】13は前記カメラボディ1のアパーチャー
部1a周辺部分に臨ませて設けた遮光装置であり、その
詳細を図5および図6に示している。これを説明する
と、図中14,15,16は前記フィルム6を遮光する
ためにアパーチャー部1aの直前に開閉自在に配置した
複数枚(この実施の形態では三枚)の遮光板で、これら
の遮光板14,15,16はそれぞれに枢支部14a,
15a,16a;14b,15b,16bを介して連結
している二本の平行リンクを形成する開閉腕17,18
のリンク運動に伴い図中上下方向に動作し、アパーチャ
ー部1aを開閉する。なお、図中17a,18aは開閉
腕17,18のカメラボディ1側への枢支軸である。
【0025】このような遮光装置13の開閉は、図1や
図14の(a)に示されるようにカメラ底面部にスライ
ド操作自在に配置される着脱つまみ20によって行な
う。この着脱つまみ20は、カメラ底部すなわちカメラ
本体カバー19の底面部にスライド操作自在に設けられ
たスライドスイッチを構成するものであって、カメラの
メインスイッチである電源スイッチつまみも兼ねてい
る。これを図1や図5および図6を用いて説明すると、
この着脱つまみ20は、前記開閉腕17,18の一方の
腕17に設けたフォロワピン17bが当接する傾斜カム
面21aを有する突条部21を有する。そして、前記開
閉腕17には、フォロワピン17bが前記傾斜カム面2
1aに常時圧接状態で係合するような付勢力を与える引
張りばね22が付設されている。
【0026】このような構成において、着脱つまみ20
を、たとえば図5中矢印方向に移動すると、突条部21
上端の傾斜カム面21aに沿ってフォロワピン17bが
相対的に移動し、開閉腕17,18が回動する。この回
動によって遮光板14,15,16は下方に移動し、図
6に示す位置まで着脱つまみ20が移動すると、アパー
チャー部1aを開放することになる。
【0027】ここで、このフォロワピン17bの傾斜カ
ム面21a上での動きを、図7の(b)に示し、この図
中符号A,Bで示す位置では遮光装置13は閉状態にあ
り、符号C,Dで示す位置では遮光装置13が開状態と
なる。すなわち、同図中符号Aで示す位置でカメラボデ
ィ1側にレンズ鏡筒30を装着し、着脱つまみ20をス
ライド操作してB位置からC位置を介してD位置でフォ
ロワピン17bが傾斜カム面21aに係合するようにす
ると、遮光装置13が閉状態から開状態へと動作する。
【0028】前記着脱つまみ20の上面の一部には、カ
メラの左右方向に沿ってラック20aが形成されてお
り、このラック20aは、前記セット筒4の外周の一部
に形成したギヤ4bと噛合している。したがって、この
着脱つまみ20をカメラの左右いずれかの方向にスライ
ド操作すると、セット筒4が回動し、これにより前記ボ
ディ側マウント3が光軸回りでの回転が阻止されて光軸
方向に進退動作し、後述するレンズ鏡筒を光軸方向に沿
ってボディ内に引き込んだり、繰り出したりすることが
できる。
【0029】30は前記カメラボディ1の案内筒2内に
カメラ本体カバー19の前面中央の開口19aから引き
込み可能に配置される交換式のレンズ鏡筒で、このレン
ズ鏡筒30は、前記案内筒2内で光軸方向に移動可能な
装着装置を構成するボディ側マウント3に対し着脱自在
に設けられる。すなわち、このレンズ鏡筒30は、カメ
ラボディ1に対し着脱自在であって、かつこのカメラボ
ディ1内に沈胴して収納できるように構成され、いわゆ
るレンズ交換型の沈胴式カメラに用いられる。
【0030】このレンズ鏡筒30内には、ズームレンズ
を構成する第1、第2のレンズ群31,32が、それぞ
れのレンズ群保持枠33,34に保持された状態で配置
されている。ここで、第1のレンズ群保持枠33は、図
示を省略したアクチュエータを内蔵し、その背面側に設
けたシャッタ35の開閉を行なうとともに、第1のレン
ズ群31を組込んだレンズ室部材36を、その内部に設
けた駆動リングから突設された腕部37を介して回転さ
せ、レンズ室部材36の外周に形成した雄ねじ36aと
第1のレンズ群保持枠33に形成した雌ねじ33bのね
じ結合によって第1のレンズ群31の繰り出し、繰り込
みによるフォーカシングを行なうように構成されてい
る。なお、図中38はレンズ室部材36を一方に付勢す
ることにより雄ねじ36aと雌ねじ33bとの間でのバ
ックラッシュを取り除くための圧縮ばねである。
【0031】40はレンズ鏡筒30を構成するカム筒
で、第1のレンズ群保持枠33のカムフォロワピン33
aと第2のレンズ群保持枠34のカムフォロワピン34
aが係合するカム溝40a,40bを有している。41
はレンズ鏡筒30を構成する固定筒で、前記カム筒40
の外周部に配置され、前記カムフォロワピン33a,3
4aの光軸方向の案内溝41aが形成されている。
【0032】前記固定筒41の後端には、カム筒40の
後端に形成されたギヤ部40cと噛合うカップリングギ
ヤ42を回転自在に軸支するとともに、レンズ側マウン
ト43を設けている。このレンズ側マウント43には、
前記ボディ側マウント3と対応し、レンズ鏡筒30をカ
メラボディ1側に装着したときに両部材を連結する手段
を設けている。すなわち、前記ボディ側マウント3とレ
ンズ側マウント43には、レンズ鏡筒30の組付け時に
組付け位置において非係合状態にあり、このレンズ鏡筒
30を一旦組付けてから所定角度回動することにより当
接して係合し、レンズ鏡筒30の抜出しを阻止する回転
制限手段(図示せず)と係合爪43d,43dを備えて
いる。
【0033】このレンズ側マウント43において、前記
ボディ側マウント3に穿設されている孔部3bに対向す
る位置には、前記カップリングギヤ42の軸端部42a
が貫通して設けられている。そして、この軸端部42a
は、図1等に示すように、レンズ鏡筒30の装着時にお
いて前記ボディ側のカップリングギヤ8の連結側先端8
aと回転伝達を行なうように係合する。
【0034】前記レンズ側マウント43において、前記
ボディ側マウント3の接続ピン9用の孔部3cに対応す
る部分には、孔部43aが穿設されている。そして、こ
の孔部43aの奥側でこのレンズ側マウント43と固定
筒41の端部との間にはプリント基板44が介在して配
置され、このプリント基板44には、レンズ鏡筒30内
に配置したシャッタ35およびフォーカシング駆動を行
なう駆動部材とカメラ本体側の制御装置との電気的接続
を行なうための中継フレキシブルプリント基板45が接
続されている。この中継フレキシブルプリント基板45
はレンズ群31,32がズーム動作のために移動しても
よいように折畳まれた部分を有する。
【0035】前記プリント基板45のレンズ側マウント
43に臨む面には導電層が形成され、前記孔部43a内
に露呈している。そして、レンズ鏡筒30の装着時にこ
の孔部43aに前記接続ピン9が挿入し、その一端が前
記導電層に接触することにより、この接続ピン9を介し
てレンズ鏡筒30側が前記フレキシブル配線基板12を
介して制御回路11に接続されている。
【0036】図1等において46は第2のレンズ群保持
枠34を一方向に付勢することによりカム溝40a,4
0bに対してカムフォロワピン33a,34aのバック
ラッシュを取り除くためのばねである。図中47はレン
ズ鏡筒30の外郭を形成するとともにカム筒40を固定
筒41に回転自在に保持する鏡筒外側カバーである。
【0037】50は前記レンズ鏡筒30内の撮影レンズ
31,32の前端部で撮影光路を開閉するように設けら
れたレンズ保護部材であるバリア開閉機構で、このバリ
ア開閉機構50は、前記レンズ鏡筒30の前端部で第1
のレンズ群31の前面部分を遮蔽する一対のバリア羽根
51,52を備えている。これらのバリア羽根51,5
2は、図8および図10に示すようにレンズ鏡筒30を
カメラから取り外したときに閉じられ、図9および図1
1に示すようにレンズ鏡筒30をカメラに装着したとき
に開けられるようになっている。
【0038】このようなバリア開閉機構50はバリア開
閉駆動リング53を備え、その周方向の一部から腕53
aをレンズ鏡筒30の外周部分に沿って後端側に延設さ
せている。この腕53aは、レンズ鏡筒30の全長が最
短の時にレンズ側マウント43の係合部43eに係合
し、引張りばね54の付勢力に抗して、図12に示すよ
うに同図中上方に移動した状態となる。これにより、こ
のバリア開閉駆動リング53は、レンズ鏡筒30の前端
部で回動し、図8および図10に示す状態となり、バリ
ア羽根51,52は、引張りばね55,56の作用によ
り閉じている。すなわち、このようなレンズ鏡筒30を
カメラボディ1側から外す場合は、着脱動作が必ずレン
ズを沈胴させた後に行われるので、レンズ鏡筒30の全
長は最短になっており、これによりバリア羽根51,5
2は閉じている。
【0039】このレンズ鏡筒30をカメラボディ1に装
着し、さらにレンズ鏡筒30を撮影可能な状態に繰り出
すと、前記腕53aはレンズ側マウント4との係合が外
れ、バリア開閉駆動リング53が引張りばね54の引張
り力により図中時計方向に回動する。これにより、各バ
リア羽根51,52は、レンズ鏡筒30の固定部への支
軸51a,52aよりも外側に延設された作用端に植設
された係合ピン51b,52bに、前記バリア開閉駆動
リング53の切欠きによる係合部53b,53cが係合
し、それぞれを引張りばね55,56の引張り力に抗し
て開方向に回動させ、図9および図11に示すように開
状態となる。
【0040】ここで、図1や図8および図9において、
58は第1のレンズ群保持枠33の外側を保護するよう
に設けた鏡筒内側カバーで、レンズ鏡筒30の装着時に
おいてレンズ群31,32等を撮影準備状態としたとき
に、図9に示すように鏡筒前端部から繰り出される。こ
のとき、バリア羽根51,52が開状態となる。
【0041】図8、図9に示した交換式のレンズ鏡筒3
0を装着するカメラにおいて、外表面を覆うカメラ本体
カバー19における上端面で一側寄りの部分にはレリー
ズ釦61が設けられ、さらに前面側中央部のレンズ鏡筒
30を取付ける開口19aの上側には、窓62とこれに
並んでストロボ発光窓63を設けている。なお、この窓
62の中には、一般に知られている測光装置、測距装
置、ファインダが配置されている。また、カメラの背面
側上部には、ズームレンズ(レンズ群31,32によ
る)を駆動制御するためのズームスイッチとなるズーム
アップスイッチZUSとズームダウンスイッチZDSが
設けられている。
【0042】上述した構成において、図5、図6に示し
たように、着脱つまみ20には、そのつまみ20の操作
位置を検出するための検出スイッチ25が付設されてい
る。ここで、26は前記着脱つまみ20の一部に設けら
れたブラシによる摺動子、27はこの摺動子71の各ブ
ラシが摺動するプリント基板で、この基板27上に形成
した導電パターン27a,27b,27cへの摺接位置
によって、着脱つまみ20の操作位置を検出できるよう
に構成されている。すなわち、GND側の導電パターン
27aと第1の導電パターン27bとによって第1の位
置検出スイッチSW1を、GND側の導電パターン27
aと第2の導電パターン27cによって第2の位置検出
スイッチSW2を形成している。
【0043】たとえば、レンズ鏡筒30を図2の状態か
ら図3に示すようにカメラボディ1側にボディ側マウン
ト3に所定角度回動させて組付けし、この状態で着脱つ
まみ20を図14の「B」位置に操作しセット状態とす
る。すると、遮光板14,15,16が前述したように
退避してアパーチャ部1aを開放するとともに、装着装
置を構成するボディ側マウント3が光軸回りの回転を阻
止された状態で光軸方向に進退動作し、沈胴位置まで移
動することにより、図1および図13の(a)に示すよ
うにレンズ鏡筒30側、カメラボディ1側のカップリン
グギヤ42,8が連結され、またシャッタ35およびフ
ォーカシング駆動用の電気信号中継基板44と接続ピン
9とが接触した装着状態となり、このとき撮影準備への
移行可能な状態となる。
【0044】その後、着脱つまみ20を図14の「C」
位置に操作すると、図示しないズーム駆動用モータが駆
動し、カップリングギヤ8,42を介してカム筒40を
回転させ、レンズ群保持枠32,33を光軸方向に繰り
出し、ワイド端(W端)位置で停止する。この状態を図
4および図13の(b)に示す。
【0045】このとき、図12の二点鎖線で示したよう
に、駆動リング53の腕53aはばね54によって下方
への引張り力が与えられて下がり、これにより図11に
示すように駆動リング53は図中時計方向に回転し、バ
リア羽根51,52の作用端の係合ピン51b,52b
を介して支軸51a,52aの回りでバリア羽根51,
52を引張りばね55,56の引張り力に抗して回転さ
せて開く。
【0046】ここで、図14において、カメラ底面部に
配置された電源スイッチを兼ねた着脱つまみ20を操作
することにより、以下の状態となる。すなわち、「A」
位置ではレンズ鏡筒30を着脱するためにボディ側マウ
ント3を繰り出し位置に位置させた場合を、「B」位置
ではボディ側マウント3をカメラボディ1の案内筒2内
で引き込み、レンズ鏡筒30との電気的および機械的な
連結が完了した場合を、「C」位置では電源スイッチが
オンとなってカメラが撮影可能な状態となった場合を示
す。
【0047】そして、このような着脱つまみ20の操作
位置(ポジションA,B,C)は、検出スイッチSW
1,SW2がオンまたはオフし、スイッチからの信号レ
ベルが「H」または「L」であることにより、図14の
(b)に示す図から確認できるようになっており、これ
により図15に示した制御回路によるカメラの動作制御
が行われる。
【0048】図7の(a),(b)にはセット筒4のカ
ム溝4aに対しての着脱つまみ20での傾斜カム面21
aの位相の関係を示しており、レンズ鏡筒30を着脱す
るときには、ボディ側マウント3は、カメラボディ1の
案内筒2前端部まで移動しており(図中Aで示す位
置)、このときレンズ鏡筒を着脱するようになってい
る。このときには、遮光装置13は閉状態である。
【0049】レンズ鏡筒30を図2に示す状態からカメ
ラボディ1内に光軸方向に差し込み、かつ所定角度回動
させることにより、図3に示すように、両マウント4
3,3を係合させ、この状態で着脱つまみ20を操作
し、図7の(a),(b)において、B位置、C位置、
さらにD位置へと移動させるとよい。これにより、レン
ズ鏡筒30は、そのレンズ側マウント43がボディ側マ
ウント3に連結されていることから、その動きに伴って
カメラボディ1内に引き込まれ、図1に示す沈胴状態と
なる。
【0050】この状態において、ズーミングモータ(図
15で符号72で示す)によりカップリングギヤ8,4
2を介してカム筒40を回転させることにより、図4に
示すように、各レンズ群31,32を光軸方向に駆動
し、所要のズーム倍率による撮影が可能となる。
【0051】図13はレンズ鏡筒30のズーム駆動状態
を示し、(a)は沈胴状態を、(b)はワイド端の状態
を、(c)はテレ端の状態を示す。また、このようなレ
ンズ鏡筒30の動きは、前記カム筒40と固定筒41と
の間に介在されたブラシと導電パターンからなるズーム
位置検出スイッチSW3によって、検出されるように構
成されている。
【0052】図15は本発明に係るカメラでの制御回路
ブロックを示し、図において、前述した図1ないし図1
4と同一または相当する部分には同一符号を付して説明
は省略する。ここで、図中70はカメラ内に設けられた
CPUで、このCPU70には、前記シャッタ35、フ
ォーカス駆動用モータ71、ズーミングモータ72が接
続された前記制御回路11と、測光装置73、測距装置
74、ストロボ回路75が接続されている。また、この
CPU70には、レリーズ釦61によるスイッチ、前記
着脱つまみ20の操作位置検出スイッチSW1,SW
2、ズームアップスイッチZUS、ズームダウンスイッ
チZDS、さらには図13に示すようにレンズ鏡筒30
でのズーム位置検出スイッチSW3が接続され、各部の
条件に応じて、所要の撮影動作を行なうように構成され
ている。
【0053】以上の構成によるレンズ交換可能なカメラ
によれば、レンズ鏡筒30をカメラボディ1に着脱可能
に装着するための装着装置としてのボディ側マウント
3、これを光軸方向に進退動作させる進退装置を構成す
るセット筒4、ボディ側マウント3がフィルム面側の沈
胴位置に至った時点で電気的、機械的伝達を行なうカッ
プリングギヤ8や接続ピン9等を備えている。そして、
光軸回りでの回転を阻止しかつ光軸方向に進退動作する
ように設けた装着装置を構成するボディ側マウント3
を、進退装置であるセット筒4を着脱つまみ20で回動
することにより、フォロワピン3aと案内溝2aおよび
カム溝4aの係合によって、光軸方向に進退動作させ、
レンズ鏡筒30をカメラボディ1内に収納し装着状態と
することができる。
【0054】たとえば、レンズ鏡筒30をカメラボディ
1に対しボディ側マウント3を介して組付けた状態でこ
のボディ側マウント3をカメラボディ1内に引き込み移
動させることにより、このボディ側マウント3が沈胴位
置に至った時点で、レンズ鏡筒30側の電気的駆動部材
(シャッタ、フォーカス駆動用モータ、ズーミングモー
タ)をカメラボディ1側の制御回路11に電気的に接続
可能としている。
【0055】本発明によれば、装着装置であるボディ側
マウント3をカメラボディ1内で光軸方向に沿って繰出
し位置(図3参照)まで直進移動させ、かつこのレンズ
鏡筒30を光軸方向の長さが最短となる状態として、マ
ウント3からレンズ鏡筒30を取外すようにしている。
このとき、レンズ鏡筒30の前面側で撮影光路を開閉す
るレンズ保護部材であるバリア開閉機構50のバリア波
ね51,52は、前記バリア開閉駆動リング53の腕5
3aとレンズ側マウント4との係合によって閉じるよう
になっている。
【0056】なお、本発明は上述した実施の形態での構
造には限定されず、レンズ交換可能なカメラ各部の形
状、構造等を適宜変形、変更し得ることはものであり、
種々の変形例が考えられることは言うまでもない。要
は、レンズ鏡筒30を着脱自在に構成した装着装置を、
カメラボディ1内で光軸回りの回転を阻止しかつ光軸方
向に進退動作するように構成し、この装着装置をフィル
ム面側の沈胴位置まで移動させることにより、レンズ鏡
筒とカメラボディとを連結し、写真撮影が可能な装着状
態とすればよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレンズ
交換可能なカメラによれば、レンズ鏡筒をカメラボディ
に着脱可能に装着するための装着装置を備え、この装着
装置を、光軸回りでの回転を阻止しかつ光軸方向に進退
動作するように設けるとともに、この装着装置を光軸方
向に進退動作し、レンズ鏡筒をカメラボディ内に収納す
る進退装置を設けたので、装着装置がカメラボディ内に
沈胴するため、カメラボディ外部に出てこない。したが
って、レンズ鏡筒の外側は直ぐにカバーとすることがで
き、デザイン上での制約がなくなる。
【0058】また、本発明によれば、レンズ鏡筒の装着
装置をレンズ鏡筒の直径と等しいか、あるいはこれより
も小さくできるので、レンズ鏡筒よりも大きい領域に取
付面が不要となることから、カメラの大型化を防ぐこと
ができる。さらに、本発明によれば、カメラボディ内に
レンズ鏡筒を完全に沈胴させてしまい込むことが可能で
あり、レンズ鏡筒の出っ張りをなくすことにより持ち運
びに便利である。
【0059】また、本発明に係るレンズ交換可能なカメ
ラによれば、レンズ鏡筒をカメラボディに対し装着装置
を介して組付けた状態でこの装着装置をカメラボディ内
に引き込み移動させ、この装着装置が沈胴位置に至った
時点で、レンズ鏡筒側の電気的駆動部材がカメラボディ
側の制御回路に電気的に接続可能としているので、電気
的機構部の確実な連結状態が得られる。このような利点
は機械的機構部においても同様に得られる。
【0060】また、本発明に係るレンズ交換可能なカメ
ラによれば、装着装置からのレンズ鏡筒の取外しを、装
着装置をカメラボディ内で光軸方向に沿って繰り出し位
置まで移動させた状態で行なうようにしたり、レンズ鏡
筒をそれ自体が光軸方向に伸縮自在に構成し、このレン
ズ鏡筒を装着装置に対し着脱する時には光軸方向の長さ
が最短状態となるようにしたり、レンズ鏡筒に撮影レン
ズ前面側の撮影光路を開閉可能なレンズ保護部材を設
け、レンズ鏡筒を装着装置から取外す時にレンズ保護部
材が撮影光路を閉じる位置にあるように構成しているの
で、上述したようにレンズ鏡筒のカメラボディへの装着
を簡単にしかも確実に装着できるとともに、光軸方向へ
の進退動作によってカメラボディ内に沈胴させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るレンズ交換可能なカメラの一つ
の実施の形態を示し、レンズ鏡筒をカメラボディ内に収
納した状態を示す概略断面図である。
【図2】 図1のレンズ交換可能なカメラにおいて、レ
ンズ鏡筒をカメラボディから外した状態を示す概略断面
図である。
【図3】 図1のレンズ交換可能なカメラにおいて、レ
ンズ鏡筒を回してカメラボディにバヨネット結合により
装着した状態を示す概略断面図である。
【図4】 図1のレンズ交換可能なカメラにおいて、レ
ンズ鏡筒をズーミング動作させた状態を示す概略断面図
である。
【図5】 本発明に係るレンズ交換可能なカメラにおい
て、レンズ鏡筒の着脱つまみと遮光装置との関係を示す
概略斜視図である。
【図6】 図5のレンズ交換可能なカメラにおいて、着
脱つまみをレンズ装着位置に操作し、遮光装置が開動作
したときの状態を示す概略斜視図である。
【図7】 本発明に係るレンズ交換可能なカメラにおい
て、レンズ鏡筒におけるセット筒のカム溝と着脱つまみ
の傾斜カム面との位相の関係を示し、(a)はセット筒
の概略図、(b)は傾斜カム面の概略図である。
【図8】 本発明に係るレンズ交換可能なカメラにおい
て、レンズ鏡筒に付設されるバリア開閉機構の動きを説
明するための概略分解斜視図である。
【図9】 図8のレンズ交換可能なカメラにおいて、レ
ンズ鏡筒を装着してバリア開閉機構を開動作させたとき
の状態を示す概略斜視図である。
【図10】 図8の状態においてバリア開閉機構を拡大
して示した概略図である。
【図11】 図9の状態においてバリア開閉機構を拡大
して示した概略図である。
【図12】 図8等でのバリア開閉機構においてバリア
を開閉動作させるための腕とレンズ側マウントに設けた
係合部との関係を示す図である。
【図13】 レンズ鏡筒において、ズーム位置検出スイ
ッチとの関係を示す図であって、(a)は沈胴時の状
態、(b)はワイド端にある状態、(c)はテレ端にあ
る状態を示す概略図である。
【図14】 (a)はレンズ交換可能なカメラにおける
底面部に設けた電源スイッチを兼ねる着脱つまみを示す
底面図、(b)は着脱つまみの操作位置と第1、第2の
位置検出スイッチとの関係を示す図である。
【図15】 本発明に係るレンズ交換可能なカメラにお
ける制御回路ブロック図である。
【符号の説明】
1…カメラボディ、1a…アパーチャー部、2…案内
筒、2a…案内溝、3…ボディ側マウント(装着装
置)、3a…フォロワピン、3b,3c…孔部、3d…
係合爪、4…セット筒(進退装置)、4a…カム溝、4
b…ギヤ、5…固定リング、6…フィルム、7…圧板、
8…ボディ側ズーム駆動用カップリングギヤ、9…接続
ピン、10…導電ばね、11…制御回路、12…フレキ
シブルプリント配線基板、13…遮光装置、14,1
5,16…遮光板、17,18…開閉腕、19…カメラ
本体カバー、19a…開口、20…電源スイッチを兼ね
る着脱つまみ、20a…ラック、21…突条部、21a
…傾斜カム面、22…引張りばね、25…着脱つまみの
操作位置検出スイッチ、30…レンズ鏡筒、31,32
…第1、第2のレンズ群、33,34…第1、第2のレ
ンズ群保持枠、33a,34a…カムフォロワピン、3
3b…雌ねじ、35…シャッタ、36…レンズ室部材、
36a…雄ねじ、37…駆動リングの腕部、38…圧縮
ばね、40…カム筒、40a,40b…カム溝、40c
…ギヤ部、41…固定筒、41a…案内溝、42…レン
ズ鏡筒側カップリングギヤ、43…レンズ側マウント、
43a…孔部、43d…係合爪、44…プリント基板、
45…中継フレキシブルプリント基板、47…鏡筒外側
カバー、50…バリア開閉機構、51,52…バリア羽
根、53…バリア開閉駆動リング、58…鏡筒内側カバ
ー、61…レリーズ釦。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ鏡筒をカメラボディに着脱可能に
    装着するための装着装置を備え、 この装着装置を、光軸回りでの回転を阻止しかつ光軸方
    向に進退動作するように設けるとともに、 この装着装置を光軸方向に進退動作することにより前記
    レンズ鏡筒を前記カメラボディ内に収納する進退装置を
    設けたことを特徴とするレンズ交換可能なカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレンズ交換可能なカメラ
    において、 装着装置を、この装着装置にレンズ鏡筒を組付けた状態
    でカメラボディ内の沈胴位置まで光軸方向に沿って引き
    込み移動させることにより、前記レンズ鏡筒を前記装着
    装置を介してカメラボディ側の電気的機構部および機械
    的機構部に連結するように構成したことを特徴とするレ
    ンズ交換可能なカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のレンズ交
    換可能なカメラにおいて、 レンズ鏡筒は電気的駆動部材を備え、 カメラボディは前記電気的駆動部材を制御する制御回路
    を備えており、 前記レンズ鏡筒をカメラボディに対し装着装置を介して
    組付けた状態でこの装着装置をカメラボディ内に引き込
    み移動させ、この装着装置が沈胴位置に至った時点で、
    前記電気的駆動部材が前記制御回路に電気的に接続する
    ように構成したことを特徴とするレンズ交換可能なカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    のレンズ交換可能なカメラにおいて、 装着装置からのレンズ鏡筒の取外しを、前記装着装置を
    カメラボディ内で光軸方向に沿って繰り出し位置まで移
    動させた状態で行なうように構成したことを特徴とする
    レンズ交換可能なカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3または請
    求項4記載のレンズ交換可能なカメラにおいて、 レンズ鏡筒は、それ自体が光軸方向に伸縮自在に構成さ
    れており、 このレンズ鏡筒を装着装置に対し着脱する時には光軸方
    向の長さが最短状態となるように構成したことを特徴と
    するレンズ交換可能なカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4または請求項5記載のレンズ交換可能なカメラにおい
    て、 レンズ鏡筒は、その内部の撮影レンズの前面側に撮影光
    路を開閉可能なレンズ保護部材を備えており、 前記レンズ鏡筒を装着装置から取り外す時には、前記レ
    ンズ保護部材が前記撮影光路を閉じる位置にあるように
    構成したことを特徴とするレンズ交換可能なカメラ。
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