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JPH09331254A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

Info

Publication number
JPH09331254A
JPH09331254A JP8151080A JP15108096A JPH09331254A JP H09331254 A JPH09331254 A JP H09331254A JP 8151080 A JP8151080 A JP 8151080A JP 15108096 A JP15108096 A JP 15108096A JP H09331254 A JPH09331254 A JP H09331254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase difference
multiplexer
circuit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8151080A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Yoshie
一明 吉江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8151080A priority Critical patent/JPH09331254A/ja
Publication of JPH09331254A publication Critical patent/JPH09331254A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤ロックを確実に防止すると共に、LSI化
する際、回路規模を小さくして製造時のばらつきに左右
されないPLL回路を実現する。 【解決手段】 VCO出力の分周信号とリファレンス信
号との位相差を位相比較器3により検出し、その位相差
信号をローパスフィルタ4を介してVCO1に供給する
PLL回路において、ローパスフィルタ4の前段にマル
チプレクサ8を設け、パルス発生器7からの所定周波数
のパルス信号と位相比較器3からの位相差信号をマルチ
プレクサに入力し、パワーオンリセット信号に応じて、
電源投入後所定期間はパルス信号をローパスフィルタ4
に供給し、所定期間経過後は位相差信号をローパスフィ
ルタ4に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧制御型発振器
(以下、VCOという)を用いるPLL回路に係わり、
PLL回路の誤ロックの防止、あるいは、誤ロックから
の復帰を実現する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、PLL回路は、図4に示すよう
に基本的には、入力される制御電圧により発振周波数が
制御されるVCO1と、VCO1の出力信号を分周する
分周器2と、分周器2の分周出力とリファレンス信号の
位相を比較して位相差信号を出力する位相比較器3と、
位相比較器3からの位相差信号を入力し位相差信号に対
応する制御電圧をVCO1に供給するローパスフィルタ
4から構成されている。そして、VCO1の入力制御電
圧に対する発振周波数特性は、図5に示すように、電圧
の上昇にほぼ比例して発振周波数が上昇する特性を有し
ている。
【0003】ここで、電源投入時においては、ローパス
フィルタ4からの制御電圧は緩やかに上昇するので、図
5の特性に従ってVCO1の周波数も徐々に上昇し、制
御電圧がVcになると、VCO1の発振周波数は所望の
発振周波数fcになり、PLLはロックする。ところ
が、電源投入時、実際には図6に示すように、制御電圧
は所望の発振周波数fcに対応する電圧Vcに達する前
に、所望の発振周波数fcの整数n分の1の周波数fc
/nに対応する電圧Vnになり、この状態では図7に示
すように、VCO1の出力信号を分周した信号(図7
ウ)とリファレンス信号(図7ア)の位相が同期してし
まい、この周波数においてPLLが誤ロックしてしま
う。尚、図7は、n=2で位相比較器3がリファレンス
信号の立ち上がりと立ち下がりの両エッジを検出してい
る例を示す。
【0004】そこで、従来は、図4に示すように、抵抗
分割回路51とオペアンプ52から成るDCバイアス回
路を設け、電源投入時から所定期間、具体的にはパワー
オンリセットの期間、位相比較器3の出力を強制的にハ
イインピーダンス状態にすると共に、DCバイアス回路
5からのバイアス電圧をスイッチ6を介してローパスフ
ィルタ4に供給し、これによって周波数fc/nでの誤
ロックを防止するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来用いられていたバ
イアス回路は、オペアンプや抵抗等のアナログ部品で構
成されているため、製造のばらつきや回路規模といった
面でMOSLSIにオンチップするのに不向きであっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電圧制御型発
振器と、該電圧制御型発振器の出力を分周する分周器
と、分周器からの分周信号とリファレンス信号の位相を
比較して位相差信号を出力する位相比較器と、所定周波
数のパルス信号を出力するパルス発生器と、該パルス発
生器から出力されるパルス信号と前記位相差信号のいず
れか一方を制御信号に応じて選択するマルチプレクサ
と、該マルチプレクサで選択された信号を入力し、出力
を前記電圧制御型発振器に供給するローパスフィルタと
により、PLL回路を構成することを特徴とする。
【0007】また、前記制御信号として、電源投入後所
定期間は第1レベルとなり所定期間経過後第2レベルと
なる信号を供給し、前記マルチプレクサは前記制御信号
が第1レベルのとき前記パルス発生器の出力パルス信号
を選択し、第2レベルのとき前記位相差信号を選択する
ことを特徴とする。本発明では、アナログ部品を用いる
ことなく、ロジック的にバイアスレベルを生成でき、こ
のため、MOSLSI化に最適となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示すブ
ロック図であり、VCO1,分周器2,位相比較器3,
ローパスフィルタ4は、図4の従来例と同一構成であ
る。ここでは、所定周波数のパルス信号を出力するパル
ス発生器7と、このパルス発生器7からのパルス信号と
位相比較器3からの位相差信号を入力し、いずれかの信
号を制御信号PWRに応じて選択して後段のローパスフ
ィルタ4に供給するマルチプレクサ8を備えている。そ
して、制御信号PWRとしては、電源投入後所定期間L
レベルとなり、所定期間経過後Hレベルとなるパワーオ
ンリセット信号を、マルチプレクサ8に印加するように
している。
【0009】そこで、例えば、ロックしようとするVC
O1の所望の発振周波数がfcで、この周波数に設定す
るためのVCO1の制御電圧VcがVDD/2である場
合、パルス発生器7からは、振幅がVDDでディーティが
50%のパルス信号を出力させるようにしている。そし
て、電源が投入されると、パワーオンリセット信号PW
Rは図3アの如く所定期間Tの間Lレベルであるので、
マルチプレクサ8は、図3イに示すようにこの所定期
間、パルス発生器7の出力パルス信号を選択してローパ
スフィルタ4に出力する。ローパスフィルタ7では、入
力される信号が振幅がVDDでディーティが50%のパル
ス信号であるので、その出力は図3ウに示すように徐々
に上昇し、発振周波数fc/nに対応する電圧を通過し
て、ついにはVDD/2のDC電圧となり、この電圧が制
御電圧としてVCO1に供給される。よって、従来例に
おいてDCバイアス回路5からのDCバイアスを供給し
たときと同様、VCO1の発振周波数はfcまで上昇す
る。
【0010】所定期間Tの経過後は、パワーオンリセッ
ト信号PWRがHレベルに変化するので(図3ア)、位
相比較器3からの位相差信号がマルチプレクサ8で選択
され、この位相差信号がローパスフィルタ4に供給され
る。従って、PLLが構成されて位相差に応じた所望の
発振周波数fcにロックする。このように、電源投入時
において、PLLが周波数fc/nに誤ロックすること
が防止される。
【0011】ところで、本発明の回路は、何らかの原因
で誤ロックした場合に、復帰させる手段としても利用可
能である。図2は、このような他の実施形態を示すブロ
ック図であり、入力されるデータをリファレンス信号と
して位相比較器3に入力する構成において、VCO1の
出力をクロック信号として入力し、このクロックに基づ
いて入力データのフレーム同期を検出するフレーム同期
検出回路9を設けている。そして、フレーム同期検出回
路9はフレーム同期がとれないことを検出した場合、通
常Hレベルであるフレーム同期検出信号FRを検出後所
定期間Lレベルとし、このフレーム同期検出信号FRを
マルチプレクサ8へ制御信号として入力している。
【0012】この構成によれば、PLLが所望周波数以
外の周波数の誤ロックした場合、入力データのフレーム
同期が取れないため、フレーム同期検出信号FRがLレ
ベルに変化し、所定期間マルチプレクサ8ではパルス発
生器7からのパルス信号を選択し、ローパスフィルタ4
に出力する。このため、VCO1の制御電圧は、パルス
信号の振幅及びディーティに対応した電圧となり、誤ロ
ックが解除される。所定経過後は、フレーム同期検出信
号FRがHレベルになるのでマルチプレクサ8は位相比
較器3からの位相差信号を選択してローパスフィルタ4
に出力するので、PLLは通常動作状態となって所望の
周波数にロックする。このようにして、誤ロックからの
復帰が可能となる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、誤ロックを確実に防止
できると共に、パルス発生器やマルチプレクサ等のロジ
ック回路を用いて誤ロックを防止するようにしているの
で、LSI化する際、回路規模を小さくして製造時のば
らつきに左右されないPLL回路を実現できる。更に
は、誤ロック検出回路を付加することによって、誤ロッ
クからの復帰手段としても利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施形態の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図4】従来のPLL回路を示すブロック図である。
【図5】VCOの制御電圧と発振周波数との関係を示す
特性図である。
【図6】従来回路における電源投入時のVCO制御電圧
波形図である。
【図7】従来回路における誤ロック状態を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 VCO 2 分周器 3 位相比較器 4 ローパスフィルタ 5 DCバイアス発生回路 6 スイッチ 7 パルス発生器 8 マルチプレクサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧制御型発振器と、該電圧制御型発振
    器の出力を分周する分周器と、分周器からの分周信号と
    リファレンス信号の位相を比較して位相差信号を出力す
    る位相比較器と、所定周波数のパルス信号を出力するパ
    ルス発生器と、該パルス発生器から出力されるパルス信
    号と前記位相差信号のいずれか一方を制御信号に応じて
    選択するマルチプレクサと、該マルチプレクサで選択さ
    れた信号を入力し、出力を前記電圧制御型発振器に供給
    するローパスフィルタとを備えたことを特徴とするPL
    L回路。
  2. 【請求項2】 前記制御信号として、電源投入後所定期
    間は第1レベルとなり所定期間経過後第2レベルとなる
    信号を供給し、前記マルチプレクサは前記制御信号が第
    1レベルのとき前記パルス発生器の出力パルス信号を選
    択し、第2レベルのとき前記位相差信号を選択すること
    を特徴とする請求項1記載のPLL回路。
  3. 【請求項3】 PLL回路が誤ロックしたことを検出し
    て検出後所定期間検出信号を出力する検出回路を更に備
    え、該検出信号を前記制御信号として供給することによ
    り、前記マルチプレクサにおいて、前記所定期間は前記
    パルス発生器の出力パルス信号を選択し、前記所定期間
    経過後前記位相差信号を選択することを特徴とする請求
    項1記載のPLL回路。
JP8151080A 1996-06-12 1996-06-12 Pll回路 Pending JPH09331254A (ja)

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JP8151080A JPH09331254A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 Pll回路

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JP8151080A JPH09331254A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 Pll回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19950360B4 (de) * 1999-10-19 2005-12-15 VIA Technologies, Inc., Hsien-Tien Phasenregelkreis (PLL)-Taktgeber mit programierbarem Laufzeitunterschied und programmierbarer Frequenz
US8327204B2 (en) * 2005-10-27 2012-12-04 Dft Microsystems, Inc. High-speed transceiver tester incorporating jitter injection

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19950360B4 (de) * 1999-10-19 2005-12-15 VIA Technologies, Inc., Hsien-Tien Phasenregelkreis (PLL)-Taktgeber mit programierbarem Laufzeitunterschied und programmierbarer Frequenz
DE19950360B8 (de) * 1999-10-19 2006-03-30 VIA Technologies, Inc., Hsien-Tien Phasenregelkreis (PLL)-Taktgeber mit programmierbarem Laufzeitunterschied und programmierbarer Frequenz
US8327204B2 (en) * 2005-10-27 2012-12-04 Dft Microsystems, Inc. High-speed transceiver tester incorporating jitter injection

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