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JPH09330448A - 紙葉類の損耗度検出方法および装置 - Google Patents

紙葉類の損耗度検出方法および装置

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JPH09330448A
JPH09330448A JP8149445A JP14944596A JPH09330448A JP H09330448 A JPH09330448 A JP H09330448A JP 8149445 A JP8149445 A JP 8149445A JP 14944596 A JP14944596 A JP 14944596A JP H09330448 A JPH09330448 A JP H09330448A
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JP
Japan
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light
polarizer
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JP8149445A
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Kazuo Kato
一夫 加藤
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Glory Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に損耗度検出を行うことのできる損耗度
検出装置を提供する。 【解決手段】 本発明の第1の特徴は、光源からの光を
偏光子によって偏光させて紙葉類に照射し、前記偏光子
の偏光方向と直交する偏光方向をもつ検光子を介して、
紙葉類からの反射光を検出し、前記検出結果に基づいて
紙葉類の損耗度を検出するようにしたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類の損耗度検出方
法および検出装置に係り、特にカード、紙幣、印刷物な
どのシート類などの紙葉類の損耗の程度を検出する方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行などの金融機関では紙葉類、特に紙
幣については紙幣の適正な流通を図るために、紙幣に損
傷や汚れがあるものについてはそれを検知して新しい紙
幣と交換するようにしている。紙幣の汚れや損傷を精度
よく再現性よく検出する装置はすでに提案されている
が、使い古しの程度すなわち、損耗度を検出できるもの
はなかった。
【0003】使い古して損耗度の大きい紙幣は損傷紙幣
や汚れた紙幣に比べて流通上の障害は少ないが、紙幣の
適正な流通を図るためには使い古した紙幣はできるだけ
社会に流通させないように、一般利用客には渡すことが
ないように処理する必要がある。このために、銀行員は
その日に入金した紙幣を一枚一枚目で判断して使い古し
た紙幣を抜き出すようにしている。しかし、行員が目で
判断する場合、その検出に時間がかかってしまうと共
に、人によって損耗の判断にばらつきが生じてしまうと
いう欠点がある。
【0004】そこで本出願人は既に、レーザビームを紙
葉類の端面に照射し、紙葉類の毛羽立ち具合に起因する
端面からの、前記レーザビームの拡散光を検出すること
により紙葉類の損耗度を検出するようにしたものを提案
している(特公平4−23307号)。
【0005】しかしながらこの装置では、端面の一点し
か見ていないため、十分な検出を行うことができず、非
検出領域で毛羽立ちが大きいにもかかわらず、検出点で
は、毛羽立ちが検出されず、損耗なし、という結果にな
ってしまうなどの不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の損耗
度検出方式では、検出領域が点であるため、見落としも
大きく、十分な損耗度検出を行うことができないという
問題があった。
【0007】本発明は前記実情に鑑みてなされたもの
で、容易に損耗度検出を行うことのできる損耗度検出方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の第1の特
徴は、光源からの光を偏光子によって偏光させて紙葉類
に照射し、前記偏光子の偏光方向と直交する偏光方向を
もつ検光子を介して、紙葉類からの反射光を検出し、前
記検出光量に基づいて紙葉類の損耗度を検出するように
したことにある。
【0009】望ましくは、前記紙葉類は、表面をカール
せしめられ、このカール面の頂部に、前記光源から偏光
子を介して光を照射するようにしたことを特徴とする。
【0010】本発明の第2の特徴は、光源と、前記光源
からの光を偏光する偏光子と、前記偏光子の偏光方向と
直交する偏光方向をもつ検光子と、前記偏光子を介して
紙葉類に照射され、紙葉類から反射せしめられた反射光
を前記検光子を介して受光する受光手段と、前記受光手
段の受光量に基づき紙葉類の損耗度を検出する検出手段
とを具備したことにある。
【0011】また望ましくは、前記紙葉類は、表面をカ
ールせしめられ、このカール面の頂部に前記光源から偏
光子を介して光を照射するようにしたことを特徴とす
る。
【0012】本発明では、図1に偏光による散乱物体の
検出原理の説明図を示すように、LED、ランプなどの
光源1からの光はあらゆる偏光面をもつ光を放射する
が、第1の偏光子2はある方向に偏光した光のみを透過
する(図1(a))。そして図1(b)に示すように、第1の
偏光子2を透過した光はすべて偏光子の偏光方向に平行
な偏光の光になるため、同一偏光方向をもつ第2の偏光
子3はそのまま透過する。一方、直交する偏光方向をも
つ第3の偏光子4は図1 (c)に示すように、透過しな
い。互いに直交する偏光方向をもつ第1および第3の偏
光子の間に散乱体sがある場合、図1 (d)に示すように
散乱体sによって散乱された光は、偏光方向が回転し、
散乱体からの光は後の第3の偏光子4を透過する。
【0013】従って図2に示すように、互いに直交する
偏光子の間に鏡面体5と散乱体sとがある場合、散乱体
sによって散乱された光は、後の第3の偏光子4を透過
するが、鏡面体5によって正反射した光は透過しない。
【0014】本願発明は、この点に着目してなされたも
ので、図3に示すように、紙幣7をある曲率を持つカー
ル状に配置し、これに光源1から、レンズ系6を介して
第1の偏光子2に導き、この第1の偏光子の偏光方向と
同一の偏光方向をもつ光を形成し、これを紙幣のカール
面に照射する。そして、この紙幣7のカール面からの反
射光を、第1の偏光子と直交する偏光方向をもつ第3の
偏光子(以下検光子)4を介して観測面に導くようにし
たものである。ここで、散乱原因がない場合すなわち新
券紙幣の表面で反射した光を照射光と直交する偏光方向
をもつ検光子を通してカール面を観察すると正反射成分
は照射光と同じ偏光方向をもつため、図4(a)のように
カール部からの反射光はない。損耗し、表面が毛羽立っ
た紙幣の表面で反射した光を照射光と直交する偏光方向
をもつ検光子を通して観察すると、正反射成分は検光子
でカットされるが、毛羽で散乱された光は偏光方向が回
転するため、毛羽の部分が検光子をとおって観察され図
4(b)に示すようにカール面は明るく見える。本発明で
はこの図4(a)および(b)の差を検出することにより紙
幣の表面毛羽の状態を観察し、損耗度合を判別する。
【0015】なお、必ずしも紙葉類はカール状態で用い
る必要はないが、カールさせカール部の頂部を検出する
ようにすることにより、散乱対象となる部分のみが突出
することになり、この散乱対象に起因して偏光方向が変
わり、検光子を透過した光のみを検出することになるた
め、少しの散乱も検出することができ、高精度の検出を
行うことができる。このように、紙葉類をカール状態に
して検出するようにしているため、高精度でかつ効率良
く検出することが可能である。またローラの回転により
このカール面をずらしながら検出するようにすればより
広範囲の検出が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について図面
を参照しつつ詳細に説明する。図5は本発明の第1の実
施例の紙幣損耗度検出装置を示す概念図である。この装
置は、LEDからなる光源11からの光を、第1のレン
ズ16aおよび偏光子12を介して、ローラ18と2本
のベルト19で挟持された紙幣17に照射し、この紙幣
表面からの反射光を検光子14および第2のレンズ16
bを介して観測面に配設された反射光検出手段20(2
次元CCDイメージセンサ)で検出するように構成され
ている。なおこれら2本のベルト19の間の部分に位置
する幅48mmの領域に、偏光子12を介して一方向に
偏光された光を照射するように構成されている。
【0017】次にこの装置を用いた検出方法について説
明する。
【0018】紙幣17は、ローラ18表面に沿って2本
のベルト19により回動するようになっており、図示し
ないタイミングセンサからの出力により、1枚の紙幣か
ら受光データをサンプリングして、一旦記憶し、損耗度
を検出する。LEDからなる光源11からの光は、第1
のレンズ16aおよび偏光子12を介して、ローラ18
と2本のベルト19で挟持されてカール状態となった紙
幣17に照射する。
【0019】この時、カールの頂部に位置する部分では
毛羽がある時は毛羽がローラ表面から起立した状態にな
っており、この毛羽によって散乱された光のみが検光子
14を透過して観測面のCCDイメージセンサで検出さ
れる。
【0020】この損耗度検出装置を用いて新券紙幣、中
程度の損耗券、損耗券をそれぞれ検出した時の反射光検
出手段20(2次元CCDイメージセンサ)の出力画像
を図6(a)乃至図6(c)に示す。
【0021】これらの比較から明らかなように、図6
(a)は新券からの画像であり鏡面のままであるため出力
はまったくない。図6(b)は中程度の損耗紙幣で毛羽か
らの散乱光が出力されている。図6(c)は損耗程度のか
なり進んだ疲労券からの出力画像であり、ほぼ全面にわ
たって散乱光が出力されている。
【0022】回動している紙幣から1.5mmピッチ間
隔で検出した図6と同一のイメージセンサ出力から得ら
れた散乱光強度分布を図7乃至図9に示す。ここで横軸
は紙幣の幅方向の位置、奥行き軸は紙幣の搬送方向の位
置、縦軸はその位置での強度を示す。この図は幅48m
m、奥行き65mmに対応するものとする。図7は図6
(a)と対応しており、新券からの画像であり毛羽からの
散乱光がないため、出力は極めて小さい。また図8は図
6(b)と対応しており、中程度の損耗紙幣からの画像で
あり、毛羽からの散乱光が出力されている。図9は図6
(c)と対応しており、損耗程度のかなり進んだ疲労券か
らの出力画像であり、ほぼ全面にわたって散乱光が出力
されており、強度も高くなっている。
【0023】次に、この反射光検出手段としてフォトダ
イオードあるいはフォトダイオードアレイを用いた場合
のセンサ装置について説明する。このセンサ装置は図1
0にブロック図を示すようにフォトダイオードあるいは
フォトダイオードアレイからなる受光手段21と、この
受光手段21の出力を増幅する増幅器22と、増幅器2
2の出力をA/D変換するA/D変換器23と、さらに
この出力情報を格納するメモリ24と、メモリ24に格
納された情報に基づいて、損耗度を算出し損耗度を判定
する検出手段としてのCPU25とから構成されてい
る。
【0024】センサからの出力結果を図11に示す。こ
こでは横軸を時間とし搬送される紙幣の搬送方向での位
置を示す。また縦軸はセンサ出力を示し、各チャンネル
の出力の和として示されている。ここでaは新券の出力
データであり、場所によらず出力は殆どない。また、
b、cと進むにつれて出力強度は高くなる。この時系列
データを積分した値が、ある設定したしきい値に比べて
大きい場合この紙幣を損耗紙幣として処理するように構
成されている。
【0025】なお、前記実施例ではカール面での検出を
おこなったが、紙幣を平面に設置し観察するようにして
もよい。本発明の第2の実施例として、例えば10度の
入射角で偏光を照射し、出射角10度の方向から観察す
るようにした例について説明する。
【0026】図12にその概念図を示すようにLEDア
レイからなる光源31からの光を、ロッドレンズからな
る第1のレンズ36aおよび偏光子32を介して、平面
からなる搬送路を走行する紙幣37に照射し、この紙幣
表面からの反射光を検光子34および第2のレンズ(図
示せず)を介して観測面に配設されたフォトダイオード
アレイ40で検出するように構成されている。これと同
様の構成の光学系によって得られた新券紙幣と損耗券か
らの写真画像を図15(a)および図15(b)に示す。図
15(a)は新券からの画像であり表面印刷模様からの微
少な散乱光成分のみであるため紙幣の模様がはっきりと
見える。図15(b)は損耗程度のかなり進んだ疲労券の
観察結果であり、表面の毛羽からの強度の高い散乱光に
より、表面印刷模様からの微少な散乱光を打ち消し、紙
幣の模様は見えなくなっている。このように、偏光面が
偏光子と直交する検光子を用いることにより、図15
(a)と図15(b)の出力の差から紙幣の表面毛羽の状態
を検出することにより、損耗度合を高精度かつ効率良く
判別することができる。
【0027】図13に側面図を示す装置ではLEDアレ
イ31からの光はロッドレンズからなる第1のレンズ3
6aにより集光され、偏光子32を介して、10度の角
度をなして搬送路上の紙幣37に照射せしめられる。そ
してこの紙幣表面からの反射光を、照射方向と反対方向
で同じ角度に正反射する成分を偏光子と偏光方向が直交
するように構成された検光子34を通して出力し、この
光をセルフォックスレンズアレイなどの第2のレンズ系
36bで集光し、観測面に配設されたフォトダイオード
アレイ40aで検出するように構成されている。さらに
毛羽の影響を受けない画像を得るために紙幣に対して垂
直な方向の散乱光成分をセルフォックスレンズアレイな
どの第3のレンズ系36cで集光し、観測面に配設され
たフォトダイオードアレイ40bで検出するように構成
されている。
【0028】次に、このフォトダイオードあるいはフォ
トダイオードアレイを用いた場合のセンサ装置について
説明する。このセンサ装置は図14にブロック図を示す
ようにフォトダイオードあるいはフォトダイオードアレ
イ40a、40bからなる受光手段と、このフォトダイ
オードアレイ40a、40b の出力をそれぞれ増幅す
る増幅器41aと、増幅器41bの出力をマルチプレク
サ42を介してA/D変換するA/D変換器43と、さ
らにこの出力情報を格納するメモリ44と、メモリ44
に格納された情報に基づいて、損耗度を算出し損耗度を
判定する検出手段としてのCPU45とから構成されて
いる。
【0029】この損耗度検出装置では、照射方向と反対
方向で同じ角度すなわち10度の方向に正反射する成分
を偏光子と偏光方向が直交する検光子34を通してセル
フォックスレンズアレイなどの第2のレンズ系36bで
集光し、観測面に配設されたフォトダイオードアレイ4
0aで検出する。
【0030】次にこの装置の検出結果について説明す
る。ここで第1のフォトダイオードアレイ40aの出力
と第2のフォトダイオードアレイ40bの出力を、それ
ぞれの出力強度で正規化した場合、画像は、毛羽立って
いない紙幣の場合、図16(a)および(b)に示すようにほ
ぼ同一の出力であり、差をとると0に近い値となる。一
方毛羽たっている紙幣の場合、図16(c)および(d)に示
すように差が大きく、差の絶対値をとると大きい値とな
り、損耗程度を判別することが可能である。
【0031】また毛羽立っていない紙幣の場合、図16
(a)および(b)に示すようにそれぞれの出力の相関値は1
に近い値となる。一方毛羽立っている紙幣の場合、図1
6(c)および(d)に示すように差が大きく、それぞれの画
像は相関が小さく、この相関値の大きさから、損耗程度
を判定することが可能である。
【0032】以上の実施例では偏光を用いた例について
説明したが、第3の実施例として、偏光を用いることな
く、照射光が直接観測面に照射されないように光軸をず
らすようにした方法も有効である。すなわち、この装置
は、図17に示すように、LEDからなる光源51から
の光を、第1のレンズ56aを介して、光軸を上にずら
すようにし、ローラ58と2本のベルト59で挟持され
カールされた紙幣57に照射する。そして、この紙幣表
面からの反射光を、第2のレンズ56bを介して観測面
に配設されたCCDイメージセンサ(図示せず)で検出
するように構成されている。
【0033】この装置では、照射光が直接観測面に照射
されないように光軸を上にずらすように構成されている
ため、毛羽からの散乱光のみを観測することができる。
【0034】なおこの方法でも毛羽の検知は可能である
が、鏡面反射成分が検出されるため毛羽のみの検知に関
して精度は十分でない。
【0035】また第4の実施例として、光軸を横にずら
すようにしたものも同様に、毛羽の検出を行うことがで
きる。なお、装置構成としては図17に示した第3の実
施例とまったく同様であり図18に示すように光軸のず
れ方向が横になっている点が異なるのみである。
【0036】なお、図5に示した本発明の第1の実施例
の変形例として、受光素子としてフォトダイオードアレ
イを用い、セルフォックレンズアレイにより結像するこ
とも可能である。また、単一のフォトダイオードにより
受光することも可能である。この場合には受光光学系と
して検出範囲とフォトダイオードの大きさに相応した縮
小光学系を用いることが必要である。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、検出領域が点ではなく広範囲にわたるため、効率良
くかつ高精度で再現性のよい紙幣の損耗度検出が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の原理説明図
【図2】本発明の装置の原理説明図
【図3】本発明の装置の原理説明図
【図4】本発明の装置の原理説明図
【図5】本発明の第1の実施例の装置の概要説明図
【図6】同装置における検出結果を示す図
【図7】同装置における検出結果を示す図
【図8】同装置における検出結果を示す図
【図9】同装置における検出結果を示す図
【図10】同装置
【図11】同装置の出力例を示す図
【図12】本発明の第2の実施例の装置の概要説明図
【図13】同装置の側面図
【図14】同装置におけるにおけるセンサ部のブロック
【図15】同装置における検出結果を示す図
【図16】同装置におけるフォトダイオードアレイから
の出力概念図
【図17】本発明の第3の実施例の装置の概要説明図
【図18】本発明の第4の実施例の装置の概要説明図
【符号の説明】
1 光源 2 第1の偏光子 3 第2の偏光子 4 第3の偏光子 5 鏡面体 6 レンズ系 7 紙幣 21 受光手段 22 増幅器 23 A/D変換器 24 メモリ 25 CPU(検出手段) 31 LEDアレイ 32 偏光子 34 検光子 36a 第1のレンズ 37 紙幣 40a、40b フォトダイオードアレイ 41a、41b 増幅器 42 マルチプレクサ 43 A/D変換器 44 メモリ 45 CPU(検出手段) 51 光源 56a 第1のレンズ 56b 第2のレンズ 58 ローラ 59 ベルト 57 紙幣

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を偏光子によって偏光させ
    て紙葉類に照射し、前記偏光子の偏光方向と直交する偏
    光方向をもつ検光子を介して、紙葉類からの反射光を検
    出し、前記検出光量に基づいて紙葉類の損耗度を検出す
    るようにしたことを特徴とする紙葉類の損耗度検出方
    法。
  2. 【請求項2】 前記紙葉類は、表面をカールせしめら
    れ、このカール面の頂部に、前記光源から偏光子を介し
    て光を照射するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の紙葉類の損耗度検出方法。
  3. 【請求項3】 光源と、 前記光源からの光を偏光する偏光子と、 前記偏光子の偏光方向と直交する偏光方向をもつ検光子
    と、 前記偏光子を介して紙葉類に照射され、紙葉類から反射
    せしめられた反射光を前記検光子を介して受光する受光
    手段と、 前記受光手段の受光量に基づき紙葉類の損耗度を検出す
    る検出手段とを具備したことを特徴とする紙葉類の損耗
    度検出装置。
  4. 【請求項4】 前記紙葉類は、表面をカールせしめら
    れ、このカール面の頂部に、前記光源から偏光子を介し
    て光を照射するように構成されていることを特徴とする
    請求項3載の紙葉類の損耗度検出装置。
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