JPH09325607A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH09325607A JPH09325607A JP8138528A JP13852896A JPH09325607A JP H09325607 A JPH09325607 A JP H09325607A JP 8138528 A JP8138528 A JP 8138528A JP 13852896 A JP13852896 A JP 13852896A JP H09325607 A JPH09325607 A JP H09325607A
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Links
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Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリーナーレスタイプの画像形成装置におい
て、残留トナーの蓄積によるトナー攪乱部材の攪乱効果
の低下やトナー飛散がなく、現像手段による残留トナー
の現像同時回収を長期にわたって安定して行うことがで
きるようにする。 【解決手段】 転写手段に対して感光体の回転方向下流
側の位置に、転写後の感光体の表面電位を調整する電位
調整手段を配設するとともに、この電位調整手段と帯電
手段の間の位置に、バイアス電圧が印加されつつ感光体
表面に接触して回転するトナー攪乱用回転体を配設し、
そのトナー攪乱用回転体には、転写後の感光体の画像形
成領域部が通過する間は残留トナーがトナー攪乱用回転
体側に付着する電界を形成し得るバイアス電圧を印加す
る一方、その感光体の非画像形成領域部が通過する間は
トナー攪乱用回転体に付着した残留トナーが感光体側に
付着する電界を形成し得るバイアス電圧を印加するよう
にした。
て、残留トナーの蓄積によるトナー攪乱部材の攪乱効果
の低下やトナー飛散がなく、現像手段による残留トナー
の現像同時回収を長期にわたって安定して行うことがで
きるようにする。 【解決手段】 転写手段に対して感光体の回転方向下流
側の位置に、転写後の感光体の表面電位を調整する電位
調整手段を配設するとともに、この電位調整手段と帯電
手段の間の位置に、バイアス電圧が印加されつつ感光体
表面に接触して回転するトナー攪乱用回転体を配設し、
そのトナー攪乱用回転体には、転写後の感光体の画像形
成領域部が通過する間は残留トナーがトナー攪乱用回転
体側に付着する電界を形成し得るバイアス電圧を印加す
る一方、その感光体の非画像形成領域部が通過する間は
トナー攪乱用回転体に付着した残留トナーが感光体側に
付着する電界を形成し得るバイアス電圧を印加するよう
にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用した複写機、プリンター等の画像形成装置に係り、詳
しくは、転写後に感光体上に残る残留トナーを除去する
ための専用のクリーニング装置を使用しないタイプの画
像形成装置に関するものである。
用した複写機、プリンター等の画像形成装置に係り、詳
しくは、転写後に感光体上に残る残留トナーを除去する
ための専用のクリーニング装置を使用しないタイプの画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄トナーを無くして(いわゆる
廃トナーレス化により)環境保全を図ることをめざした
画像形成装置として、感光体の周囲に配設したクリーニ
ング装置により転写後の感光体に残る残留トナーを回収
し、その回収した残留トナーを搬送手段を経て現像装置
に戻すことにより再利用する方式が実用化されていた
が、その搬送手段(経路)等を設ける必要性から装置が
大型になったり、コストもかかるという難点があった。
廃トナーレス化により)環境保全を図ることをめざした
画像形成装置として、感光体の周囲に配設したクリーニ
ング装置により転写後の感光体に残る残留トナーを回収
し、その回収した残留トナーを搬送手段を経て現像装置
に戻すことにより再利用する方式が実用化されていた
が、その搬送手段(経路)等を設ける必要性から装置が
大型になったり、コストもかかるという難点があった。
【0003】そのため、近年になって、上記したような
専用のクリーニング装置を設けず、感光体上の残留トナ
ーを現像装置によりその現像動作と同時に回収する、い
わゆるクリーナーレスタイプの画像形成装置が提案され
ている。この種の画像形成装置は、現像装置の現像ロー
ルにより、感光体上の静電潜像を現像すると同時に感光
体上の残留トナーを静電的及び/又は磁気的に吸着して
回収するようにしたものである。そして、前記した搬送
手段はもとより感光体の周囲に配設したクリーニング装
置もその設置を省略できるため、装置の小型化が図れる
と同時に低コスト化も図れるという利点を有している。
専用のクリーニング装置を設けず、感光体上の残留トナ
ーを現像装置によりその現像動作と同時に回収する、い
わゆるクリーナーレスタイプの画像形成装置が提案され
ている。この種の画像形成装置は、現像装置の現像ロー
ルにより、感光体上の静電潜像を現像すると同時に感光
体上の残留トナーを静電的及び/又は磁気的に吸着して
回収するようにしたものである。そして、前記した搬送
手段はもとより感光体の周囲に配設したクリーニング装
置もその設置を省略できるため、装置の小型化が図れる
と同時に低コスト化も図れるという利点を有している。
【0004】例えば、特開昭64−20587号公報に
は、そのクリーナーレスタイプの画像形成装置として、
転写手段に対して感光体の回転方向下流側の位置に、感
光体表面を摺擦するブラシやブレードからなるメモリー
除去部材を設置したものが提案されている。この装置
は、上記メモリー除去部材により、転写後の感光体上に
残る残留トナーを攪乱して残留トナーの感光体に対する
付着力を機械的に弱め、もって、残留トナーが存在して
いても前回の画像(イメージ)が残らないようにできる
ものである。
は、そのクリーナーレスタイプの画像形成装置として、
転写手段に対して感光体の回転方向下流側の位置に、感
光体表面を摺擦するブラシやブレードからなるメモリー
除去部材を設置したものが提案されている。この装置
は、上記メモリー除去部材により、転写後の感光体上に
残る残留トナーを攪乱して残留トナーの感光体に対する
付着力を機械的に弱め、もって、残留トナーが存在して
いても前回の画像(イメージ)が残らないようにできる
ものである。
【0005】しかしながら、このような画像形成装置
は、そのメモリー除去部材が単に感光体表面を摺擦する
ように固定して設置されたものであるため、例えば、画
像形成中において紙詰まり等が発生した場合、その詰ま
った紙を除去した後において、感光体上に現像されたト
ナー像が転写されずにそのままの状態でメモリー除去部
材に到達することが起こり、そのトナー全体がメモリー
除去部材により十分に攪乱されず、しかも現像ロールに
よっても十分に回収されなくなる結果、前の画像履歴が
残って再現されてしまうという画質不良が発生する。ま
た、メモリー除去部材に残留トナーが次第に蓄積される
ため、メモリー除去部材本来のトナー攪乱効果が弱くな
ったり、場合によっては蓄積されたトナーを飛散させて
しまうという不具合がある。
は、そのメモリー除去部材が単に感光体表面を摺擦する
ように固定して設置されたものであるため、例えば、画
像形成中において紙詰まり等が発生した場合、その詰ま
った紙を除去した後において、感光体上に現像されたト
ナー像が転写されずにそのままの状態でメモリー除去部
材に到達することが起こり、そのトナー全体がメモリー
除去部材により十分に攪乱されず、しかも現像ロールに
よっても十分に回収されなくなる結果、前の画像履歴が
残って再現されてしまうという画質不良が発生する。ま
た、メモリー除去部材に残留トナーが次第に蓄積される
ため、メモリー除去部材本来のトナー攪乱効果が弱くな
ったり、場合によっては蓄積されたトナーを飛散させて
しまうという不具合がある。
【0006】そこで、このような問題を回避することが
できるクリーナーレスタイプの画像形成装置として、固
定されたメモリー除去部材に代えて、攪乱用電圧が印加
されて回転する第2回転ブラシを設置し、その攪乱用電
圧として第2回転ブラシの下流側に配置される帯電用の
第1回転ブラシによる帯電電位と同極性又は逆極性の関
係にある電圧を印加するものが提案されている(特開平
4−371975号、特開平4−371976号の公
報)。この装置は、攪乱部材としての第2回転ブラシと
第1回転ブラシの回転により塊状の残留トナーを機械的
に崩して攪乱することに加え、負極性又は正極性に帯電
している残留トナーを、回転ブラシ側に静電気的に引き
込んで攪乱用電圧の極性に転化させた状態で感光体上に
戻し、最終的に第1のブラシにおいて帯電電位と同じ極
性に一律に揃えることにより、残留トナーを現像装置に
て確実に回収せしめてトナーの利用効率を高めるように
したものである。
できるクリーナーレスタイプの画像形成装置として、固
定されたメモリー除去部材に代えて、攪乱用電圧が印加
されて回転する第2回転ブラシを設置し、その攪乱用電
圧として第2回転ブラシの下流側に配置される帯電用の
第1回転ブラシによる帯電電位と同極性又は逆極性の関
係にある電圧を印加するものが提案されている(特開平
4−371975号、特開平4−371976号の公
報)。この装置は、攪乱部材としての第2回転ブラシと
第1回転ブラシの回転により塊状の残留トナーを機械的
に崩して攪乱することに加え、負極性又は正極性に帯電
している残留トナーを、回転ブラシ側に静電気的に引き
込んで攪乱用電圧の極性に転化させた状態で感光体上に
戻し、最終的に第1のブラシにおいて帯電電位と同じ極
性に一律に揃えることにより、残留トナーを現像装置に
て確実に回収せしめてトナーの利用効率を高めるように
したものである。
【0007】しかしながら、上記画像形成装置において
は、第2や第1の回転ブラシで極性を一律に揃えた残留
トナーを感光体に戻す際、その戻す感光体部分が特に画
像形成サイクルの前後間や記録用紙間(インターイメー
ジ部)等の非画像形成領域であると、その感光体の非画
像形成領域は転写電圧の影響により様々に異なった帯電
電位状態になる関係上、どちらか一方の極性の攪乱用電
圧が常時印加されている回転ブラシでは極性を一律に揃
えた残留トナーを感光体側に戻せない場合が発生する。
この結果、その回転ブラシに残留トナーが次第に蓄積さ
れて回転ブラシによる残留トナーの攪乱効果や極性の転
化効果が経時的に低下してしまい、十分に攪乱されない
残留トナーが現像装置においても十分に回収されないと
いう問題がある。
は、第2や第1の回転ブラシで極性を一律に揃えた残留
トナーを感光体に戻す際、その戻す感光体部分が特に画
像形成サイクルの前後間や記録用紙間(インターイメー
ジ部)等の非画像形成領域であると、その感光体の非画
像形成領域は転写電圧の影響により様々に異なった帯電
電位状態になる関係上、どちらか一方の極性の攪乱用電
圧が常時印加されている回転ブラシでは極性を一律に揃
えた残留トナーを感光体側に戻せない場合が発生する。
この結果、その回転ブラシに残留トナーが次第に蓄積さ
れて回転ブラシによる残留トナーの攪乱効果や極性の転
化効果が経時的に低下してしまい、十分に攪乱されない
残留トナーが現像装置においても十分に回収されないと
いう問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
技術の各種問題点を解消するためになされたもので、そ
の目的とするところは、クリーナーレスタイプの画像形
成装置として、残留トナーの蓄積によるトナー攪乱部材
の攪乱効果の低下やトナー飛散がなく、現像手段による
残留トナーの現像同時回収を長期にわたって安定して行
うことができる画像形成装置を提供することにある。
技術の各種問題点を解消するためになされたもので、そ
の目的とするところは、クリーナーレスタイプの画像形
成装置として、残留トナーの蓄積によるトナー攪乱部材
の攪乱効果の低下やトナー飛散がなく、現像手段による
残留トナーの現像同時回収を長期にわたって安定して行
うことができる画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、回転する感光体を帯電させる帯電手段と、その帯電
された感光体に静電潜像を形成する像露光手段と、その
静電潜像をトナーにより現像する現像手段と、感光体上
に形成されたトナー像を記録媒体に静電的に転写する転
写手段とを備え、上記転写手段による転写後に感光体上
に残った残留トナーを現像手段により現像と同時に回収
するようにした画像形成装置において、上記転写手段に
対して感光体の回転方向下流側であって帯電手段に対し
て感光体の回転方向上流側の位置に、転写後の感光体の
表面電位を調整する電位調整手段を配設するとともに、
この電位調整手段に対して感光体の回転方向下流側であ
って帯電手段に対して感光体の回転方向上流側の位置
に、バイアス電圧が印加されつつ感光体表面に接触して
回転するトナー攪乱用回転体を配設し、かつ、そのトナ
ー攪乱用回転体には、転写後の感光体の画像形成領域部
が通過する間は残留トナーがトナー攪乱用回転体側に付
着する電界を形成し得るバイアス電圧を印加し、その感
光体の非画像形成領域部が通過する間はトナー攪乱用回
転体に付着した残留トナーが感光体側に付着する電界を
形成し得るバイアス電圧を印加するように制御すること
を特徴とするものである。
は、回転する感光体を帯電させる帯電手段と、その帯電
された感光体に静電潜像を形成する像露光手段と、その
静電潜像をトナーにより現像する現像手段と、感光体上
に形成されたトナー像を記録媒体に静電的に転写する転
写手段とを備え、上記転写手段による転写後に感光体上
に残った残留トナーを現像手段により現像と同時に回収
するようにした画像形成装置において、上記転写手段に
対して感光体の回転方向下流側であって帯電手段に対し
て感光体の回転方向上流側の位置に、転写後の感光体の
表面電位を調整する電位調整手段を配設するとともに、
この電位調整手段に対して感光体の回転方向下流側であ
って帯電手段に対して感光体の回転方向上流側の位置
に、バイアス電圧が印加されつつ感光体表面に接触して
回転するトナー攪乱用回転体を配設し、かつ、そのトナ
ー攪乱用回転体には、転写後の感光体の画像形成領域部
が通過する間は残留トナーがトナー攪乱用回転体側に付
着する電界を形成し得るバイアス電圧を印加し、その感
光体の非画像形成領域部が通過する間はトナー攪乱用回
転体に付着した残留トナーが感光体側に付着する電界を
形成し得るバイアス電圧を印加するように制御すること
を特徴とするものである。
【0010】ここで、上記感光体の非画像形成領域部と
は、画像形成サイクルの前後間や記録媒体(用紙)間
(インターイメージ部)となる部分をさす。上記トナー
攪乱用回転体としては、ブラシ状のものやロール状のも
の等を使用することができる。上記表面調整手段として
は、露光ランプや帯電器等を使用することができる。
は、画像形成サイクルの前後間や記録媒体(用紙)間
(インターイメージ部)となる部分をさす。上記トナー
攪乱用回転体としては、ブラシ状のものやロール状のも
の等を使用することができる。上記表面調整手段として
は、露光ランプや帯電器等を使用することができる。
【0011】また、この画像形成装置において、トナー
攪乱用回転体に印加するバイアス電圧は、上記したよう
な電界がそれぞれ形成されるようなものであれば特に限
定されるものではなく、例えば、画像形成領域部が通過
する間と非画像形成領域部が通過する間とで極性が反対
であり、かつ、電圧値が電位調整手段を通過した後の感
光体の表面電位の絶対値よりも大きい値に設定された電
圧であることが望ましい。このようなバイアス電圧を適
用する場合には、トナー攪乱用回転体による残留トナー
の捕集と捕集した残留トナーの感光体への戻しを確実に
かつ安定して行うことができ、また、そのバイアス電圧
を印加するための電源等の制御等を簡易化することがで
きる。
攪乱用回転体に印加するバイアス電圧は、上記したよう
な電界がそれぞれ形成されるようなものであれば特に限
定されるものではなく、例えば、画像形成領域部が通過
する間と非画像形成領域部が通過する間とで極性が反対
であり、かつ、電圧値が電位調整手段を通過した後の感
光体の表面電位の絶対値よりも大きい値に設定された電
圧であることが望ましい。このようなバイアス電圧を適
用する場合には、トナー攪乱用回転体による残留トナー
の捕集と捕集した残留トナーの感光体への戻しを確実に
かつ安定して行うことができ、また、そのバイアス電圧
を印加するための電源等の制御等を簡易化することがで
きる。
【0012】さらに、上記トナー攪乱用回転体は、体積
抵抗値が105 〜1010Ω・cmの半導電性材料にて主
に形成したものが望ましい。体積抵抗値が105 Ω・c
m未満の(導電性)材料を使用した場合には感光体への
バイアスリークが発生する等の問題があり、反対に10
10Ω・cmを越える(電気絶縁性)材料を使用した場合
には、高いバイアス電圧値が必要となるためオゾンの発
生を誘発したり、材料の絶縁破壊を招いたりする等の問
題がある。
抵抗値が105 〜1010Ω・cmの半導電性材料にて主
に形成したものが望ましい。体積抵抗値が105 Ω・c
m未満の(導電性)材料を使用した場合には感光体への
バイアスリークが発生する等の問題があり、反対に10
10Ω・cmを越える(電気絶縁性)材料を使用した場合
には、高いバイアス電圧値が必要となるためオゾンの発
生を誘発したり、材料の絶縁破壊を招いたりする等の問
題がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0014】図1は、本発明の画像形成装置の一形態例
を示すもので、その要部の構成を概念的に示したもので
ある。図中、符号1は矢印方向に回転する感光体ドラム
である。この感光体ドラム1の周囲には、主に、帯電装
置2、像露光装置3、現像装置4、転写装置5、電位調
整装置7及びトナー攪乱用回転体8がこの順に配設され
ている。
を示すもので、その要部の構成を概念的に示したもので
ある。図中、符号1は矢印方向に回転する感光体ドラム
である。この感光体ドラム1の周囲には、主に、帯電装
置2、像露光装置3、現像装置4、転写装置5、電位調
整装置7及びトナー攪乱用回転体8がこの順に配設され
ている。
【0015】本例において、帯電装置2は、感光体ドラ
ム1の表面に接触して回転する帯電用ロール20とこの
帯電用ロール20に所定の帯電用電圧を印加する帯電用
電源21とで構成されており、感光体ドラム1の表面を
一定電位に帯電させるようになっている。像露光装置3
は、例えばレーザ式の露光装置であり、一様に帯電され
た感光体ドラム表面に画像情報に応じた露光を行って静
電潜像を形成する。
ム1の表面に接触して回転する帯電用ロール20とこの
帯電用ロール20に所定の帯電用電圧を印加する帯電用
電源21とで構成されており、感光体ドラム1の表面を
一定電位に帯電させるようになっている。像露光装置3
は、例えばレーザ式の露光装置であり、一様に帯電され
た感光体ドラム表面に画像情報に応じた露光を行って静
電潜像を形成する。
【0016】現像装置4は、感光体ドラムに対向して回
転する現像ロール40を備えた装置本体と現像ロール4
0に所定の現像バイアスを印加する現像バイアス用電源
41とで構成されており、上記静電潜像を現像ロール4
0にて供給するトナーにて顕像化してトナー像を形成す
ると同時に、非画像領域部に付着している残留トナーを
現像ロール40側に静電的に引きつけて回収する。
転する現像ロール40を備えた装置本体と現像ロール4
0に所定の現像バイアスを印加する現像バイアス用電源
41とで構成されており、上記静電潜像を現像ロール4
0にて供給するトナーにて顕像化してトナー像を形成す
ると同時に、非画像領域部に付着している残留トナーを
現像ロール40側に静電的に引きつけて回収する。
【0017】転写装置5は、例えば転写コロトロン50
とコロトロン50に所定の転写用電圧を印加する転写用
電源51とで構成されており、トナー像を所定のタイミ
ングで供給される記録媒体(記録紙)6に静電的に転写
する。詳しくは、転写装置5に対して感光体ドラム1の
回転方向下流側には剥離装置があり、転写後の記録媒体
6を感光体ドラム1表面から静電的あるいは機械的に剥
離するようになっている。
とコロトロン50に所定の転写用電圧を印加する転写用
電源51とで構成されており、トナー像を所定のタイミ
ングで供給される記録媒体(記録紙)6に静電的に転写
する。詳しくは、転写装置5に対して感光体ドラム1の
回転方向下流側には剥離装置があり、転写後の記録媒体
6を感光体ドラム1表面から静電的あるいは機械的に剥
離するようになっている。
【0018】電位調整装置7は、転写装置5とトナー攪
乱用回転体8の間に位置し、転写後の感光体ドラム1の
表面を露光又は除電してその表面電位を調整するもので
ある。この電位調整装置7としては、本例ではLED素
子からなる露光用ランプを使用しているが、上記の機能
を果たすものであればこれに限定されるものではなく、
例えば、コロトロン、スコロトロン等のコロナ放電器等
を使用してもよい。そして、この除電装置7は、除電用
電源70から印加される表面電位調整用の除電電圧によ
り動作して転写後の感光体ドラムの表面電位を全体的に
出来る限り一定の電位に揃えるようになっている。
乱用回転体8の間に位置し、転写後の感光体ドラム1の
表面を露光又は除電してその表面電位を調整するもので
ある。この電位調整装置7としては、本例ではLED素
子からなる露光用ランプを使用しているが、上記の機能
を果たすものであればこれに限定されるものではなく、
例えば、コロトロン、スコロトロン等のコロナ放電器等
を使用してもよい。そして、この除電装置7は、除電用
電源70から印加される表面電位調整用の除電電圧によ
り動作して転写後の感光体ドラムの表面電位を全体的に
出来る限り一定の電位に揃えるようになっている。
【0019】トナー攪乱用回転体8は、電位調整装置7
と帯電装置2との間に位置し、バイアス電圧が印加され
つつ感光体ドラム1の表面に接触しながら回転するもの
である。このトナー攪乱用回転体8として、本例では回
転ブラシ80を使用しているが、回転弾性ロール等であ
ってもよい。また、このトナー攪乱用回転体8は、転写
後の感光体の画像形成領域部が通過する間とその感光体
の非画像形成領域部が通過する間とで異なるバイアス電
圧が攪乱用バイアス電圧電源81から切り換えスイッチ
82により切り換えられて印加される。すなわち、転写
後の感光体の画像形成領域部が通過する間は、転写後の
感光体ドラム1上に残っている残留トナーがトナー攪乱
用回転体8側に付着するような電界を形成し得るバイア
ス電圧を印加し、一方、その感光体の非画像形成領域部
が通過する間は、トナー攪乱用回転体8に付着した残留
トナーが感光体ドラム1側に付着するような電界を形成
し得るバイアス電圧を印加するようになっている。な
お、トナー攪乱用回転体8に印加する電圧は、直流電
圧、又は直流と交流を重畳した重畳電圧である。
と帯電装置2との間に位置し、バイアス電圧が印加され
つつ感光体ドラム1の表面に接触しながら回転するもの
である。このトナー攪乱用回転体8として、本例では回
転ブラシ80を使用しているが、回転弾性ロール等であ
ってもよい。また、このトナー攪乱用回転体8は、転写
後の感光体の画像形成領域部が通過する間とその感光体
の非画像形成領域部が通過する間とで異なるバイアス電
圧が攪乱用バイアス電圧電源81から切り換えスイッチ
82により切り換えられて印加される。すなわち、転写
後の感光体の画像形成領域部が通過する間は、転写後の
感光体ドラム1上に残っている残留トナーがトナー攪乱
用回転体8側に付着するような電界を形成し得るバイア
ス電圧を印加し、一方、その感光体の非画像形成領域部
が通過する間は、トナー攪乱用回転体8に付着した残留
トナーが感光体ドラム1側に付着するような電界を形成
し得るバイアス電圧を印加するようになっている。な
お、トナー攪乱用回転体8に印加する電圧は、直流電
圧、又は直流と交流を重畳した重畳電圧である。
【0020】本例では、転写後の感光体の画像形成領域
部が通過する間は、トナーの極性(現像時)と反対の極
性であり、かつ、上記除電装置7を通過した後の感光体
ドラム1の表面全体における電位(画像形成領域部の露
光部及び非露光部の電位や、非画像形成領域部の電位の
すべて)の絶対値よりも大きい値に電圧を印加するよう
になっている。トナー攪乱用回転体8に印加するバイア
ス電圧は、この例に限定されるものではなく、画像形成
領域部通過時には残留トナーがトナー攪乱用回転体8に
静電的に付着し、非画像形成領域部通過時には残留トナ
ーがトナー攪乱用回転体8から感光体ドラム1に静電的
に付着する電界が発生するものであればよい。従って、
このような電界を形成できる場合には、極性は常に同じ
であって電圧値のみが適宜設定されたバイアス電圧を使
用してもよい。
部が通過する間は、トナーの極性(現像時)と反対の極
性であり、かつ、上記除電装置7を通過した後の感光体
ドラム1の表面全体における電位(画像形成領域部の露
光部及び非露光部の電位や、非画像形成領域部の電位の
すべて)の絶対値よりも大きい値に電圧を印加するよう
になっている。トナー攪乱用回転体8に印加するバイア
ス電圧は、この例に限定されるものではなく、画像形成
領域部通過時には残留トナーがトナー攪乱用回転体8に
静電的に付着し、非画像形成領域部通過時には残留トナ
ーがトナー攪乱用回転体8から感光体ドラム1に静電的
に付着する電界が発生するものであればよい。従って、
このような電界を形成できる場合には、極性は常に同じ
であって電圧値のみが適宜設定されたバイアス電圧を使
用してもよい。
【0021】トナー攪乱用回転体8として回転ブラシを
使用する場合、その回転ブラシ80は、導電性の回転軸
に起毛状の半導電性繊維層を円筒形になるように形成し
たものである。半導電性繊維層としては、例えば、カー
ボンブラック等の導電性材料をアクリル、レーヨン、ポ
リプロピレン、ナイロン等に分散させたものや、金属化
合物を複層構造にしたものを繊維状にし、その繊維の電
気抵抗値を105 〜1010Ω/cmに、繊維の太さを
2.5〜17デニールにそれぞれ設定した繊維材料を、
毛足の長さが2〜10mmとなるよう起毛状にしたもの
が使用される。
使用する場合、その回転ブラシ80は、導電性の回転軸
に起毛状の半導電性繊維層を円筒形になるように形成し
たものである。半導電性繊維層としては、例えば、カー
ボンブラック等の導電性材料をアクリル、レーヨン、ポ
リプロピレン、ナイロン等に分散させたものや、金属化
合物を複層構造にしたものを繊維状にし、その繊維の電
気抵抗値を105 〜1010Ω/cmに、繊維の太さを
2.5〜17デニールにそれぞれ設定した繊維材料を、
毛足の長さが2〜10mmとなるよう起毛状にしたもの
が使用される。
【0022】また、トナー攪乱用回転体8として回転弾
性ロールを使用する場合、その回転弾性ロールは、導電
性の回転軸に半導電性の弾性体層を形成したものであ
る。半導電性の弾性体層としては、例えば、発泡ウレタ
ンやEPDM等の弾性部材中に、カーボンブラックや、
すず等の金属酸化物や、過塩素酸塩、4級アンモニウム
塩等のイオン導電性物質を分散させて、その体積抵抗値
を105 〜1010Ω・cmにしたものが使用される。
性ロールを使用する場合、その回転弾性ロールは、導電
性の回転軸に半導電性の弾性体層を形成したものであ
る。半導電性の弾性体層としては、例えば、発泡ウレタ
ンやEPDM等の弾性部材中に、カーボンブラックや、
すず等の金属酸化物や、過塩素酸塩、4級アンモニウム
塩等のイオン導電性物質を分散させて、その体積抵抗値
を105 〜1010Ω・cmにしたものが使用される。
【0023】トナー攪乱用回転体8は、感光体ドラム1
の回転速度に対して若干の速度差をもって回転すること
が望ましいが、これに限定されない。また、この回転体
8は、本例のように感光体ドラム1との対向位置におい
て同じ方向に移動するように回転する場合に限らず、そ
の逆方向に回転させてもよい。
の回転速度に対して若干の速度差をもって回転すること
が望ましいが、これに限定されない。また、この回転体
8は、本例のように感光体ドラム1との対向位置におい
て同じ方向に移動するように回転する場合に限らず、そ
の逆方向に回転させてもよい。
【0024】次に、この画像形成装置の動作について説
明する。
明する。
【0025】まず、図2に示すように、画像形成の開始
指令により時間t1 において感光体ドラム1が回転し始
めると、これとほぼ同時に帯電装置2、転写装置5、電
位調整装置7及びトナー攪拌用回転体8が始動する。次
いで、感光体ドラム1が画像形成に寄与しない所定時間
だけ(時間t2 まで)回転した段階で、露光装置2と現
像装置4が始動して、画像形成領域部(本例では記録紙
1ページ分)に相当する潜像形成及び現像動作が時間t
3 まで行われる。その後、感光体ドラム1は画像形成に
寄与しない所定時間だけ(時間t4 まで)回転した後に
停止するようになっている。
指令により時間t1 において感光体ドラム1が回転し始
めると、これとほぼ同時に帯電装置2、転写装置5、電
位調整装置7及びトナー攪拌用回転体8が始動する。次
いで、感光体ドラム1が画像形成に寄与しない所定時間
だけ(時間t2 まで)回転した段階で、露光装置2と現
像装置4が始動して、画像形成領域部(本例では記録紙
1ページ分)に相当する潜像形成及び現像動作が時間t
3 まで行われる。その後、感光体ドラム1は画像形成に
寄与しない所定時間だけ(時間t4 まで)回転した後に
停止するようになっている。
【0026】この場合において、時間t1 〜t2 と時間
t3 〜t4 の間における感光体ドラム1の領域が「非画
像形成領域部B」となり、時間t2 〜t3 の間における
感光体ドラム1の領域が「画像形成領域部A」となる。
また、トナー攪乱用回転体8には、この画像形成領域部
Aが通過する時間帯にトナーとは逆極性のバイアス電圧
が印加される一方、非画像形成領域部Bが通過する時間
帯にトナーと同極性のバイアス電圧が印加されるように
なっている。
t3 〜t4 の間における感光体ドラム1の領域が「非画
像形成領域部B」となり、時間t2 〜t3 の間における
感光体ドラム1の領域が「画像形成領域部A」となる。
また、トナー攪乱用回転体8には、この画像形成領域部
Aが通過する時間帯にトナーとは逆極性のバイアス電圧
が印加される一方、非画像形成領域部Bが通過する時間
帯にトナーと同極性のバイアス電圧が印加されるように
なっている。
【0027】例えば、負帯電性のトナーを用いて反転現
像を行う場合の転写動作までについて説明すると、図3
aに示すように、帯電装置2により一様に帯電(−37
0V)された感光体ドラム1の表面は、露光装置3によ
り像露光が行われて露光部(VL1、表面電位−45
V)と非露光部(VH1、表面電位−370V)が混在
する静電潜像が形成される。次いで、その静電潜像は、
現像装置4において現像ロール40から供給される負帯
電性のトナーが所定の現像バイアスにより感光体ドラム
1の露光部に付着することによって反転現像される。こ
の現像により感光体ドラム1上に形成されたトナー像
は、転写装置5においてトナーとは反対極性の静電的作
用を受けることにより記録紙6に転写される。なお、こ
の転写後の感光体ドラム1の画像形成領域部には、転写
されずに残る残留トナーがわずかながら付着している。
像を行う場合の転写動作までについて説明すると、図3
aに示すように、帯電装置2により一様に帯電(−37
0V)された感光体ドラム1の表面は、露光装置3によ
り像露光が行われて露光部(VL1、表面電位−45
V)と非露光部(VH1、表面電位−370V)が混在
する静電潜像が形成される。次いで、その静電潜像は、
現像装置4において現像ロール40から供給される負帯
電性のトナーが所定の現像バイアスにより感光体ドラム
1の露光部に付着することによって反転現像される。こ
の現像により感光体ドラム1上に形成されたトナー像
は、転写装置5においてトナーとは反対極性の静電的作
用を受けることにより記録紙6に転写される。なお、こ
の転写後の感光体ドラム1の画像形成領域部には、転写
されずに残る残留トナーがわずかながら付着している。
【0028】この転写動作が終了した段階においては、
一般に、感光体ドラム1の表面電位は図3bに示すよう
な状態になっている。すなわち、感光体ドラム1は、転
写装置5による転写電界(電流)の影響を受ける結果、
その画像形成領域部Aの露光部及び非露光部では電位が
それぞれ一律に変動しているほか、非画像形成領域部B
では電位(VH2)が不規則に変動している。このよう
に転写後の感光体ドラム1は、特に、その非画像形成領
域部Bの表面電位が一定しておらず、また、画像形成領
域部Aの露光部電位もその極性が転写前に対して反対に
なる場合も発生する。
一般に、感光体ドラム1の表面電位は図3bに示すよう
な状態になっている。すなわち、感光体ドラム1は、転
写装置5による転写電界(電流)の影響を受ける結果、
その画像形成領域部Aの露光部及び非露光部では電位が
それぞれ一律に変動しているほか、非画像形成領域部B
では電位(VH2)が不規則に変動している。このよう
に転写後の感光体ドラム1は、特に、その非画像形成領
域部Bの表面電位が一定しておらず、また、画像形成領
域部Aの露光部電位もその極性が転写前に対して反対に
なる場合も発生する。
【0029】このため、前述した従来技術のように一律
のバイアス電圧を印加するトナー攪乱部材を使用した場
合には、特に表面電位が不規則に変動している非画像形
成領域部に対しては、その攪乱部材に取り込んだトナー
を感光体側に再び戻すことが困難な場合が起こり得る。
なお、このような転写動作による非画像形成領域部Bの
電位変動を少なくするため、例えば転写装置5の転写動
作時間(t1 〜t4 )をt2 〜t3 に短縮しても、画像
形成領域部A内にある記録紙6が対向しない領域(非通
紙部)も転写動作により同じく電位変動を受けているた
め、その非通紙部でのトナー戻りの困難性が依然として
残ってしまう。
のバイアス電圧を印加するトナー攪乱部材を使用した場
合には、特に表面電位が不規則に変動している非画像形
成領域部に対しては、その攪乱部材に取り込んだトナー
を感光体側に再び戻すことが困難な場合が起こり得る。
なお、このような転写動作による非画像形成領域部Bの
電位変動を少なくするため、例えば転写装置5の転写動
作時間(t1 〜t4 )をt2 〜t3 に短縮しても、画像
形成領域部A内にある記録紙6が対向しない領域(非通
紙部)も転写動作により同じく電位変動を受けているた
め、その非通紙部でのトナー戻りの困難性が依然として
残ってしまう。
【0030】これに対し、この画像形成装置では、転写
後の感光体ドラム1は、トナー攪乱用回転体8に到達す
る前に電位調整装置7を通過し、その表面電位がほぼ一
定した状態に揃えられるようになっている。この例で
は、電位調整装置7としてのLED素子からなる露光ラ
ンプが転写後の感光体ドラム1の表面を一律に露光し、
これにより、図3cに示すように非画像形成領域部Bと
画像形成領域部Aの非露光部がいずれもほぼ同じ電位
(−15V)に揃えられ、一方、画像形成領域部Aの露
光部が正極側にシフトする。
後の感光体ドラム1は、トナー攪乱用回転体8に到達す
る前に電位調整装置7を通過し、その表面電位がほぼ一
定した状態に揃えられるようになっている。この例で
は、電位調整装置7としてのLED素子からなる露光ラ
ンプが転写後の感光体ドラム1の表面を一律に露光し、
これにより、図3cに示すように非画像形成領域部Bと
画像形成領域部Aの非露光部がいずれもほぼ同じ電位
(−15V)に揃えられ、一方、画像形成領域部Aの露
光部が正極側にシフトする。
【0031】そして、電位調整装置7を通過した後の感
光体ドラム1は、トナー攪乱用回転体8を通過すること
により、そのドラム表面に付着する残留トナーが常時機
械的に攪乱される他、その残留トナーが画像形成領域部
Aの通過時にはトナー攪乱用回転体8側に一旦捕集され
た後、非画像形成領域部Bの通過時には感光体ドラム1
側に再び戻される(吐き出される)ようになっている。
光体ドラム1は、トナー攪乱用回転体8を通過すること
により、そのドラム表面に付着する残留トナーが常時機
械的に攪乱される他、その残留トナーが画像形成領域部
Aの通過時にはトナー攪乱用回転体8側に一旦捕集され
た後、非画像形成領域部Bの通過時には感光体ドラム1
側に再び戻される(吐き出される)ようになっている。
【0032】つまり、図2や図3dに示すように、転写
後の感光体ドラム1の画像形成領域部Aが通過する間
は、電位調整装置7通過後の感光体ドラム全体の表面電
位の絶対値よりも大きく且つトナーと逆極性のバイアス
電圧(例えば+350V)がトナー攪乱用回転体8に印
加され、これにより、トナーに対してトナー攪乱用回転
体8と画像形成領域部Aの間に、感光体ドラム1からト
ナー攪乱用回転体8の方向に向かう電気力線(S)が発
生する電界が形成されるため、負帯電している残留トナ
ーはトナー攪乱用回転体8側に静電的に付着して捕集さ
れる。この際、転写工程において正極側に転化した残留
トナーは、トナー攪乱用回転体8に捕集されずそのまま
通過してしまう。
後の感光体ドラム1の画像形成領域部Aが通過する間
は、電位調整装置7通過後の感光体ドラム全体の表面電
位の絶対値よりも大きく且つトナーと逆極性のバイアス
電圧(例えば+350V)がトナー攪乱用回転体8に印
加され、これにより、トナーに対してトナー攪乱用回転
体8と画像形成領域部Aの間に、感光体ドラム1からト
ナー攪乱用回転体8の方向に向かう電気力線(S)が発
生する電界が形成されるため、負帯電している残留トナ
ーはトナー攪乱用回転体8側に静電的に付着して捕集さ
れる。この際、転写工程において正極側に転化した残留
トナーは、トナー攪乱用回転体8に捕集されずそのまま
通過してしまう。
【0033】一方、転写後の感光体ドラム1の非画像形
成領域部Bが通過する間は、上記のバイアス電圧とは極
性のみが反対であるバイアス電圧、即ち−350Vの電
圧がトナー攪乱用回転体8に印加され、これにより、ト
ナー攪乱用回転体8と非画像形成領域部Bの間に、トナ
ー攪乱用回転体8から感光体ドラム1の方向に向かう電
気力線(R)が発生する電界が形成されるため(図3
d)、トナー攪乱用回転体8に捕集されている残留トナ
ーは感光体ドラム1側に静電的に付着して戻される。
成領域部Bが通過する間は、上記のバイアス電圧とは極
性のみが反対であるバイアス電圧、即ち−350Vの電
圧がトナー攪乱用回転体8に印加され、これにより、ト
ナー攪乱用回転体8と非画像形成領域部Bの間に、トナ
ー攪乱用回転体8から感光体ドラム1の方向に向かう電
気力線(R)が発生する電界が形成されるため(図3
d)、トナー攪乱用回転体8に捕集されている残留トナ
ーは感光体ドラム1側に静電的に付着して戻される。
【0034】このようにして、残留トナーは、基本的に
感光体ドラム1の非画像形成領域部Bに付着した状態で
次の工程に送られる。すなわち、残留トナーを非画像形
成領域部Bに担持した感光体ドラム1は、次の画像形成
サイクルに入ることにより、まず帯電装置2による一様
帯電と露光装置3による像露光を受けた後、現像装置4
による現像に供される。そして、この現像装置4によ
り、新たな画像形成領域部Aに対しては現像ロール40
から負帯電性のトナーが供給されて通常の反転現像が行
われる一方、非画像形成領域部Bに対してはその領域に
付着した残留トナーが帯電装置2による一様帯電を受け
て負極性に帯電された状態で搬送される結果現像ロール
40側に吸着され、もって残留トナーの回収が行われ
る。
感光体ドラム1の非画像形成領域部Bに付着した状態で
次の工程に送られる。すなわち、残留トナーを非画像形
成領域部Bに担持した感光体ドラム1は、次の画像形成
サイクルに入ることにより、まず帯電装置2による一様
帯電と露光装置3による像露光を受けた後、現像装置4
による現像に供される。そして、この現像装置4によ
り、新たな画像形成領域部Aに対しては現像ロール40
から負帯電性のトナーが供給されて通常の反転現像が行
われる一方、非画像形成領域部Bに対してはその領域に
付着した残留トナーが帯電装置2による一様帯電を受け
て負極性に帯電された状態で搬送される結果現像ロール
40側に吸着され、もって残留トナーの回収が行われ
る。
【0035】以上のように、この画像形成装置によれ
ば、電位調整装置7を通過した後の感光体ドラム1とト
ナー攪乱用回転体8との間に、その感光体ドラムの画像
形成領域部A又は非画像形成領域部Bに関係なく、常に
一定した電界を任意に形成することができるため、トナ
ー攪乱用回転体による残留トナーの捕集とその捕集した
残留トナーの感光体ドラムへの戻しを画像形成領域部A
の通過時と非画像形成領域部Bの通過時に分けて連続し
て行うことができる。このため、紙詰まり等の発生によ
り多量の残留トナーがあっても、トナー攪乱用回転体8
により確実に攪乱かつ捕集することができるとともに、
その捕集した残留トナーを再度感光体に対して確実に戻
すことができ、結果的に、トナー攪乱用回転体8に残留
トナーが蓄積されることがない。従って、トナー攪乱作
業が長期にわたって安定して得られる。また、多量の残
留トナーがトナー攪乱用回転体8により十分に攪乱され
ないまま現像装置まで送られることにより十分に回収さ
れないということ(回収不良)も殆ど発生しない。
ば、電位調整装置7を通過した後の感光体ドラム1とト
ナー攪乱用回転体8との間に、その感光体ドラムの画像
形成領域部A又は非画像形成領域部Bに関係なく、常に
一定した電界を任意に形成することができるため、トナ
ー攪乱用回転体による残留トナーの捕集とその捕集した
残留トナーの感光体ドラムへの戻しを画像形成領域部A
の通過時と非画像形成領域部Bの通過時に分けて連続し
て行うことができる。このため、紙詰まり等の発生によ
り多量の残留トナーがあっても、トナー攪乱用回転体8
により確実に攪乱かつ捕集することができるとともに、
その捕集した残留トナーを再度感光体に対して確実に戻
すことができ、結果的に、トナー攪乱用回転体8に残留
トナーが蓄積されることがない。従って、トナー攪乱作
業が長期にわたって安定して得られる。また、多量の残
留トナーがトナー攪乱用回転体8により十分に攪乱され
ないまま現像装置まで送られることにより十分に回収さ
れないということ(回収不良)も殆ど発生しない。
【0036】図4に、電位調整装置7として、前記のL
ED素子からなる露光ランプに代えてスコロトロンを使
用した場合の動作状態について示した。
ED素子からなる露光ランプに代えてスコロトロンを使
用した場合の動作状態について示した。
【0037】電位調整装置7がスコロトロンである場合
には、図4bに示すように様々な表面電位状態にある転
写後の感光体ドラム1は、例えば−250Vのグリッド
電圧を印加したスコロトロン7を通過することにより、
図4cに示すようにその画像形成領域部Aと非画像形成
領域Bの表面電位がいずれも概ね上記グリッド電圧に近
い電圧(−220V又は−180V)に揃えられる。し
かも、これに加えて、残留トナーがコロナ放電により強
制的に負極に帯電されて揃えられる効果が得られる。こ
の結果、トナー攪乱用回転体8を通過する際には、残留
トナーの極性がほとんど同じ極性に揃っている関係上、
画像形成領域部Aでは残留トナーはトナー攪乱用回転体
8側により確実に捕集され、非画像形成領域Bではその
捕集された残留トナーは感光体ドラム1側に確実に戻さ
れる(図4d)。
には、図4bに示すように様々な表面電位状態にある転
写後の感光体ドラム1は、例えば−250Vのグリッド
電圧を印加したスコロトロン7を通過することにより、
図4cに示すようにその画像形成領域部Aと非画像形成
領域Bの表面電位がいずれも概ね上記グリッド電圧に近
い電圧(−220V又は−180V)に揃えられる。し
かも、これに加えて、残留トナーがコロナ放電により強
制的に負極に帯電されて揃えられる効果が得られる。こ
の結果、トナー攪乱用回転体8を通過する際には、残留
トナーの極性がほとんど同じ極性に揃っている関係上、
画像形成領域部Aでは残留トナーはトナー攪乱用回転体
8側により確実に捕集され、非画像形成領域Bではその
捕集された残留トナーは感光体ドラム1側に確実に戻さ
れる(図4d)。
【0038】電位調整装置7としてのスコロトロンには
正極のグリッド電圧を印加してもよく、この場合には、
残留トナーが正極に強制的に帯電されることになるた
め、例えば、画像形成領域部A通過時と非画像形成領域
B通過時にトナー攪乱用回転体8に印加するバイアス電
圧の極性を上記例の場合とは反転に設定し直すことによ
り、画像形成装置全体を前記の例と同様に機能させるこ
とができる。
正極のグリッド電圧を印加してもよく、この場合には、
残留トナーが正極に強制的に帯電されることになるた
め、例えば、画像形成領域部A通過時と非画像形成領域
B通過時にトナー攪乱用回転体8に印加するバイアス電
圧の極性を上記例の場合とは反転に設定し直すことによ
り、画像形成装置全体を前記の例と同様に機能させるこ
とができる。
【0039】また、前記した例では、トナーとして負帯
電性のものを使用した場合について説明したが、本発明
は正帯電性のトナーも適用可能であり、この場合にはト
ナー攪乱用回転体8に極性を適宜変更設定したバイアス
電圧を印加することで同様の作用効果を得ることができ
る。
電性のものを使用した場合について説明したが、本発明
は正帯電性のトナーも適用可能であり、この場合にはト
ナー攪乱用回転体8に極性を適宜変更設定したバイアス
電圧を印加することで同様の作用効果を得ることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、電位調整手段により転写後の感光体の表面電位
状態をある程度揃え、しかる後、トナー攪乱用回転体に
よりその感光体上の残留トナーを機械的に攪乱する他、
感光体の画像形成領域部の通過時と非画像形成領域部の
通過時に分けてトナー攪乱用回転体側に捕集するととも
に感光体側に戻すようにしているため、トナー攪乱用回
転体に残留トナーが蓄積することがなく、しかも、その
トナー攪乱用回転体で捕集した残留トナーを攪乱した状
態で感光体に確実に戻すことができる。この効果は、多
量の残留トナーが到来した場合であっても同様にして得
られる。また、電位調整手段による転写後の感光体表面
電位の調整が予め実行されるため、その後の帯電手段に
おける帯電むらの発生を防止することができる。
装置は、電位調整手段により転写後の感光体の表面電位
状態をある程度揃え、しかる後、トナー攪乱用回転体に
よりその感光体上の残留トナーを機械的に攪乱する他、
感光体の画像形成領域部の通過時と非画像形成領域部の
通過時に分けてトナー攪乱用回転体側に捕集するととも
に感光体側に戻すようにしているため、トナー攪乱用回
転体に残留トナーが蓄積することがなく、しかも、その
トナー攪乱用回転体で捕集した残留トナーを攪乱した状
態で感光体に確実に戻すことができる。この効果は、多
量の残留トナーが到来した場合であっても同様にして得
られる。また、電位調整手段による転写後の感光体表面
電位の調整が予め実行されるため、その後の帯電手段に
おける帯電むらの発生を防止することができる。
【0041】従って、本発明によれば、残留トナーの蓄
積によるトナー攪乱用回転体の攪乱効果の低下やトナー
飛散がなく、現像手段による残留トナーの現像同時回収
を長期にわたって確実にかつ安定して行うことができ、
結果として、画像履歴が現出しない品位の高い画像形成
を行うことができる。
積によるトナー攪乱用回転体の攪乱効果の低下やトナー
飛散がなく、現像手段による残留トナーの現像同時回収
を長期にわたって確実にかつ安定して行うことができ、
結果として、画像履歴が現出しない品位の高い画像形成
を行うことができる。
【図1】 本発明の画像形成装置の要部構成を示す概念
図である。
図である。
【図2】 画像形成装置の動作タイミングを示す図図で
ある。
ある。
【図3】 各動作機能(電位調整手段として露光ランプ
を使用した場合)と電位状態を示す説明図である。
を使用した場合)と電位状態を示す説明図である。
【図4】 各動作機能(電位調整手段としてスコロトロ
ンを使用した場合)と電位状態を示す説明図である。
ンを使用した場合)と電位状態を示す説明図である。
1…感光体、2…帯電手段、3…像露光手段、4…現像
手段、5…転写手段、6…記録媒体、7…電位調整手
段、8…トナー攪乱用回転体。
手段、5…転写手段、6…記録媒体、7…電位調整手
段、8…トナー攪乱用回転体。
Claims (3)
- 【請求項1】 回転する感光体を帯電させる帯電手段
と、その帯電された感光体に静電潜像を形成する像露光
手段と、その静電潜像をトナーにより現像する現像手段
と、感光体上に形成されたトナー像を記録媒体に静電的
に転写する転写手段とを備え、上記転写手段による転写
後に感光体上に残った残留トナーを現像手段により現像
と同時に回収するようにした画像形成装置において、 上記転写手段に対して感光体の回転方向下流側であって
帯電手段に対して感光体の回転方向上流側の位置に、転
写後の感光体の表面電位を調整する電位調整手段を配設
するとともに、この電位調整手段に対して感光体の回転
方向下流側であって帯電手段に対して感光体の回転方向
上流側の位置に、バイアス電圧が印加されつつ感光体表
面に接触して回転するトナー攪乱用回転体を配設し、か
つ、そのトナー攪乱用回転体には、転写後の感光体の画
像形成領域部が通過する間は残留トナーがトナー攪乱用
回転体側に付着する電界を形成し得るバイアス電圧を印
加し、その感光体の非画像形成領域部が通過する間はト
ナー攪乱用回転体に付着した残留トナーが感光体側に付
着する電界を形成し得るバイアス電圧を印加するように
制御することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記トナー攪乱用回転体に印加するバイ
アス電圧として、画像形成領域部が通過する間と非画像
形成領域部が通過する間とで極性が反対であり、かつ、
電圧値が前記電位調整手段を通過した後の感光体の表面
電位の絶対値よりも大きい値に設定された電圧を印加す
るようにした請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記トナー攪乱用回転体は、体積抵抗値
が105 〜1010Ω・cmの半導電性材料にて主に形成
されている請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8138528A JPH09325607A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8138528A JPH09325607A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09325607A true JPH09325607A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15224268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8138528A Pending JPH09325607A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09325607A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006276830A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Toshiba Corp | 画像形成方法及び画像形成装置 |
US7123859B2 (en) | 2003-12-26 | 2006-10-17 | Samsung Electronics Co, Ltd. | Image forming apparatus reducing adhesion of residual toner to a photosensitive conductor |
US7295796B1 (en) | 2002-08-30 | 2007-11-13 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having a temporary toner holding device and a toner collecting device |
JP2008009427A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
US11669034B2 (en) | 2021-02-24 | 2023-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US11693351B2 (en) | 2021-02-24 | 2023-07-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus capable of reducing image defects caused by paper dust |
US11815827B2 (en) | 2021-12-16 | 2023-11-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP8138528A patent/JPH09325607A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7295796B1 (en) | 2002-08-30 | 2007-11-13 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having a temporary toner holding device and a toner collecting device |
US7123859B2 (en) | 2003-12-26 | 2006-10-17 | Samsung Electronics Co, Ltd. | Image forming apparatus reducing adhesion of residual toner to a photosensitive conductor |
JP2006276830A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Toshiba Corp | 画像形成方法及び画像形成装置 |
JP2008009427A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
US11669034B2 (en) | 2021-02-24 | 2023-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US11693351B2 (en) | 2021-02-24 | 2023-07-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus capable of reducing image defects caused by paper dust |
US11815827B2 (en) | 2021-12-16 | 2023-11-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US12099315B2 (en) | 2021-12-16 | 2024-09-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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