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JPH09324001A - ヒアルロン酸ナトリウムの精製法 - Google Patents

ヒアルロン酸ナトリウムの精製法

Info

Publication number
JPH09324001A
JPH09324001A JP7485997A JP7485997A JPH09324001A JP H09324001 A JPH09324001 A JP H09324001A JP 7485997 A JP7485997 A JP 7485997A JP 7485997 A JP7485997 A JP 7485997A JP H09324001 A JPH09324001 A JP H09324001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sodium hyaluronate
purification method
sodium
salt
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7485997A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Suga
繁紀 菅
Kenichi Muroi
健一 室井
Itaru Kinoshita
格 木下
Joji Goto
譲治 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd filed Critical Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority to JP7485997A priority Critical patent/JPH09324001A/ja
Publication of JPH09324001A publication Critical patent/JPH09324001A/ja
Priority to KR1019980008040A priority patent/KR19980080116A/ko
Priority to CA002232785A priority patent/CA2232785A1/en
Priority to CN98105885A priority patent/CN1195027A/zh
Priority to EP98105659A priority patent/EP0867453A3/en
Priority to AU59684/98A priority patent/AU5968498A/en
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱性物質含量の低い高純度のヒアルロン酸
ナトリウムを容易に取得するための精製法および該精製
法により取得されたヒアルロン酸ナトリウムを提供す
る。 【解決手段】 ヒアルロン酸ナトリウムを含むヒアルロ
ン酸ナトリウム溶解液、または該溶解液を正に帯電した
フィルターに通した溶液に塩および水溶性有機溶剤を添
加し、ヒアルロン酸ナトリウムを析出・沈降させ、上澄
み液を抜き取ることにより発熱性物質を除去することを
を特徴とするヒアルロン酸ナトリウムの精製法および該
精製法により取得されたヒアルロン酸ナトリウムを提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒアルロン酸ナトリ
ウムの精製法および該精製法により取得されたヒアルロ
ン酸ナトリウムに関する。
【0002】
【従来の技術】ストレプトリシンを含まず溶血性を示さ
ないヒアルロン酸ナトリウム(特公平3―7811
6)、ヒト多形核白血球の走化性が低く、家兎における
眼内投与において細胞の侵襲能が低いヒアルロン酸ナト
リウム(特公平6―8323)、発熱性物質を含まない
高純度のヒアルロン酸ナトリウム(特開昭62―501
471)等が知られている。
【0003】ヒアルロン酸ナトリウムの工業的製法とし
ては、鶏冠からの抽出物を精製する方法あるいはストレ
プトコッカス属の菌株から得られる発酵液から該物質を
精製する方法等が知られている。ヒアルロン酸ナトリウ
ム中の不純物として存在する発熱性物質等の高分子化合
物を除去する方法としては、トリクロル酢酸、クロロホ
ルム−イソアミルアルコール処理、酵素処理(特開昭6
0−24194)、イオン交換樹脂処理(特開昭63−
12293)、吸着樹脂処理(特開平2−10320
3)、あるいは、セチルピリジニウムクロライド(特開
昭60−133894)、大量の水溶性有機溶剤等でヒ
アルロン酸ナトリウムを選択的に沈殿させる方法(特開
平2−268765)、2〜6万センチストークスの粘
度を有する溶液を、pH6〜10の溶液中で正に帯電し
たフィルターに通すことにより発熱性物質を除去する方
法(特開平6−199656)等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】溶血性を示さない、化
学走性のない、あるいは発熱性試験陰性である等の物性
を示すヒアルロン酸ナトリウムが提供されてきたが、発
熱性物質を除去するために煩雑な操作が必要とされてき
た。ヒアルロン酸ナトリウムから容易に発熱性物質を除
去するための精製法が望まれている。
【0005】本発明は、発熱性物質含量の低い高純度の
ヒアルロン酸ナトリウムを容易に取得するための精製法
および該精製法により取得されたヒアルロン酸ナトリウ
ムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明により、ヒアルロ
ン酸ナトリウムを含むヒアルロン酸ナトリウム溶解液に
塩および水溶性有機溶剤を添加し、ヒアルロン酸ナトリ
ウムを析出・沈降させ、上澄み液を抜き取ることにより
発熱性物質を除去することを特徴とするヒアルロン酸ナ
トリウムの精製法および該精製法により取得されたヒア
ルロン酸ナトリウムを提供することができる。
【0007】また、ヒアルロン酸ナトリウムを含むヒア
ルロン酸ナトリウム溶解液を正に帯電したフィルターに
通し、同上の方法で発熱性物質を除去することを特徴と
するヒアルロン酸ナトリウムの精製法および該精製法に
より取得されたヒアルロン酸ナトリウムを提供すること
ができる。更に、上記方法により取得されたヒアルロン
酸ナトリウムを50%(v/v)以上の水溶性有機溶剤
で洗浄し、粉末状にした後、真空乾燥することにより、
更に発熱性物質を低減することを特徴とするヒアルロン
酸ナトリウムの精製法および該精製法により取得された
ヒアルロン酸ナトリウムを提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において用いることのでき
るヒアルロン酸ナトリウムは、微生物、動物等の由来お
よびヒアルロン酸ナトリウムの分子量に関係なく、いか
なるものも用いることができる。ヒアルロン酸ナトリウ
ムとしては、例えば、硝子体、へその緒、関節液、鶏冠
等より単離したもの、ストレプトコッカス・ピオゲネス
Streptococcus pyogenes)、ストレプトコッカス・エ
キ(Streptococcus equi)、ストレプ トコッカス・エ
キシミリス(Streptococcus equismilis)、ストレプト
コッカス・ディスガラクティエ(Streptococcus dysgal
actiae)、ストレプトコッカス・ズーエピデミカス(St
reptococcus zooepidemicus)等の微生物により 生産さ
れたもの等をあげることができる。
【0009】ヒアルロン酸ナトリウム溶解液は0.00
1〜1%(w/v)の濃度のヒアルロン酸ナトリウムを
含む水溶液が好ましく、ヒアルロン酸ナトリウムを溶解
させるために用いる水は、発熱性物質が0.01EU/
ml以下のものが好ましい。該ヒアルロン酸ナトリウム
溶解液を除菌または不溶物除去のために0.2〜5.0μ
mのフィルターを用いてろ過処理を行ってもよい。
【0010】また、ヒアルロン酸ナトリウム溶解中の発
熱性物質を除去する目的で、特定のpH領域で正に帯電
したフィルターを用いてろ過処理を行ってもよい。該フ
ィルターとしては、pH3〜10の水溶液で正に帯電す
るフィルターであればいずれも用いることができる。好
ましくは、メンブレンフィルターをあげることができ
る。
【0011】該フィルターとしては、ナイロン−66等
のポリアミド樹脂を一成分とする共重合体よりなる膜孔
径0.20〜5.0μmのフィルターであることが好まし
い。該フィルターの具体的な例として、例えば、日本ポ
ール(株)製のポジダインフィルター(商品名)、プロ
ファイルIIプラス(商品名)等をあげることができる。
【0012】該フィルターを用いてろ過処理を行うとき
に、ろ過性を向上させるために、塩の添加、またはヒア
ルロン酸溶液の液温を上げる処理を行ってもよい。塩と
しては、塩基成分として、リチウム、ナトリウム、カリ
ウム等のアルカリ金属イオン、マグネシウム、カルシウ
ム等のアルカリ土類金属イオン等およびアルミニウムイ
オン等からなる陽性成分と、酸成分として、塩素、臭素
等のハロゲンイオン、硫酸、硝酸等の無機酸、および蟻
酸、酢酸等の有機酸の酸根等からなる陰性成分とからな
る塩をあげることができ、好ましくはナトリウム塩をあ
げることができる。これらの塩は単独もしくは組み合わ
せて用いることができる。
【0013】具体的塩としては、塩化ナトリウム、硫酸
ナトリウム、酢酸ナトリウム等をあげることができる。
塩は、ヒアルロン酸溶解液に対して、0.1〜30%
(w/v)添加することが好ましい。ヒアルロン酸溶液
の液温は80℃まで上げることが可能である。
【0014】上記フィルターろ過処理を行ったヒアルロ
ン酸ナトリウム溶解液あるいは、該処理を行っていない
ヒアルロン酸ナトリウム溶解液に塩および水溶性の有機
溶剤を添加する。塩としては、上記記載の塩を単独もし
くは組み合わせて用いることができる。塩は、ヒアルロ
ン酸溶解液に対して、1〜30%(w/v)添加するこ
とが好ましい。
【0015】水溶性有機溶剤の添加量は、最終濃度とし
て、ヒアルロン酸ナトリウムの析出可能な30〜90%
(v/v)になるように添加するのが好ましい。水溶性
有機溶剤としては、水に可溶な有機溶剤であればいずれ
も用いることができ、具体的にはメタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、イソプロパノール等のアルコー
ル類、アセトン等のケトン類、ジメトキシエタン、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、アセトニ
トリル等をあげることができる。これらの水溶性有機溶
剤は単独もしくは混合して用いることができる。また、
用いる水溶性有機溶剤は発熱性物質含量の低いものが好
ましい。
【0016】ヒアルロン酸ナトリウム溶解液への水溶性
有機溶剤の添加により析出・沈降させたヒアルロン酸ナ
トリウムから発熱性物質を効率よく除去するためには、
ヒアルロン酸ナトリウムを充分に沈降させることが好ま
しく、通常水溶性有機溶剤の添加後2時間以上放置し、
ヒアルロン酸ナトリウムを沈降させる。このとき、沈降
したヒアルロン酸ナトリウムはゲル状の比容の小さい半
透明な状態となっている。
【0017】該ヒアルロン酸ナトリウムを沈降させた溶
液から上澄み液を抜き取ることにより発熱性物質を除去
できる。また、上澄み液を除去して残ったヒアルロン酸
ナトリウムより以下の方法により、更に発熱性物質の除
去されたヒアルロン酸ナトリウムを取得できる。上澄み
液を抜き取ったゲル状の上記ヒアルロン酸ナトリウム
に、50〜100%(v/v)の水溶性有機溶剤を添加
し、洗浄する。該操作により、該ヒアルロン酸ナトリウ
ムはゲル状から粉末状となる。該粉末状のヒアルロン酸
ナトリウムに必要に応じて、更に50〜100%(v/
v)の水溶性有機溶剤を添加し、洗浄後、真空乾燥する
ことにより、発熱性物質含量0.0015〜0.003E
U/mg以下のヒアルロン酸ナトリウムを取得できる。
【0018】発熱性物質の測定は、ヒアルロン酸ナトリ
ウムを2g/lとなるように発熱性物質含量が0.00
6EU/ml以下の水に溶解後、トキシカラーシステム
(生化学工業社製)を用い、添付のマニュアルに従っ
て、比色分析することにより行う。以下に本発明の実施
例を示す。
【0019】
【実施例】
実施例1 発熱性物質含量0.02EU/mgのヒアルロン酸ナト
リウム25gを、発熱性物質含量0.01EU/ml以
下の水10Lに溶解した後、0.45μmのマイクロフ
ィルターを用いてろ過処理し、ろ液を得た。
【0020】該ろ液に塩化ナトリウムを58.5g/l
になるように添加後、50または44%(v/v)とな
るようにエタノールを添加した。該溶液を約5時間放置
することによりヒアルロン酸ナトリウムを析出・沈降さ
せ、該溶液の上澄み液を抜き取り、ヒアルロン酸ナトリ
ウムの沈降物を得た。該沈降物を80%エタノール水で
洗浄後、100%エタノールで洗浄した。
【0021】該洗浄物を真空乾燥することより、精製ヒ
アルロン酸ナトリウムを20g取得した。取得したヒア
ルロン酸ナトリウム中の発熱性物質含量を第1表に示し
た。
【0022】
【表1】
【0023】実施例2 発熱性物質含量0.02EU/mgのヒアルロン酸ナト
リウム25gを、発熱性物質含量0.01EU/ml以
下の水10Lに溶解した後、0.45μmのマイクロフ
ィルターを用いてろ過し、ろ液を得た。該ろ液に塩化ナ
トリウムを58.5g/lになるように添加後、50、
44または41%(v/v)となるようにアセトンを添
加した。
【0024】該溶液を約5時間放置することにより、ヒ
アルロン酸ナトリウムを析出・沈降させ、該溶液の上澄
み液を抜き取り、ヒアルロン酸ナトリウムの沈降物を得
た。該沈殿物を80%アセトンで洗浄後、100%アセ
トンで洗浄した。該洗浄物を真空乾燥することにより、
精製ヒアルロン酸ナトリウムを20g取得した。
【0025】取得したヒアルロン酸ナトリウム中の発熱
性物質含量を第2表に示した。
【0026】
【表2】
【0027】実施例3 ストレプトコッカス・ズーエピデミクス(Streptococcu
s zooepidemicus) NCTC7023[J. Gen. Microbiol., 1
5, 485-491 (1956)]をブレイン・ハート・インヒュー
ジョン寒天培地(日水製薬社製)で37℃、16時間培
養した菌体を、グルコース1%、ペプトン1.5%、酵
母エキス0.5%、コーンスチープリーカー1%、グル
タミン酸ナトリウム0.3%、りん酸二カリウム0.2
%、硫酸マグネシウム0.05%、チオ硫酸ナトリウム
0.1%、炭酸カルシウム2%からなる種培地(pH7.
0)300mlに接種し、37℃、16時間振盪培養し
た。
【0028】この種培養液150mlをグルコース2.
5%、ペプトン1.5%、酵母エキス0.5%、コーンス
チープリーカー0.5%、りん酸二カリウム0.2%、硫
酸マグネシウム0.005%、チオ硫酸ナトリウム0.1
%からなる発酵培地(pH7.2)を3L添加した5L
容ジャーファーメンターに接種し37℃、通気量0.3
vvm、pH7.0にて26時間培養し、ヒアルロン酸
培養液を得た。
【0029】該ヒアルロン酸培養液3Lをイオン交換水
で20Lに希釈し、カーボン200gを添加し、室温で
1時間攪拌した後、ヌッチェでろ過を行い、カーボン処
理液20Lを得た。該カーボン処理液を、マクロレティ
キュラー型陰イオン交換樹脂ダイヤイオンHPA−75
(三菱化学社製)2.5L、ゲル型強酸性陽イオン交換
樹脂SK1B(三菱化学社製)1.25Lに5L/hの
流速で連続通塔し、クロマト処理液20Lを得た。
【0030】該処理液を水酸化ナトリウムでpH7.0
に調整後、カーボン200gを添加し、室温で1時間攪
拌した。攪拌後、ヌッチェを用いてろ過し、得られたろ
液を、0.45μmのマイクロフィルターを用いてろ過
し、20Lのろ液を得た。該ろ液の発熱性物質含量は、
ヒアルロン酸ナトリウム当たり0.04EU/mgであ
った。
【0031】該ろ液に1.2kgの塩化ナトリウムを加
え、14Lのアセトンを添加した。約5時間放置するこ
とにより、ヒアルロン酸ナトリウムを析出・沈降させ、
該溶液の上澄み液を抜き取り、ヒアルロン酸ナトリウム
の沈降物を得た。該沈殿物を80%アセトンで洗浄後、
100%アセトンで洗浄した。該洗浄物を真空乾燥する
ことにより、精製ヒアルロン酸ナトリウムを11.5g
取得した。
【0032】取得したヒアルロン酸ナトリウム中の発熱
性物質含量を第3表に示した。
【0033】
【表3】
【0034】実施例4 鶏冠由来で発熱性物質含量0.02EU/mgのヒアル
ロン酸ナトリウム25gを、発熱性物質含量0.01E
U/ml以下の水10Lに溶解した後、0.45μmの
マイクロフィルターを用いてろ過し、ろ液を得た。該ろ
液に塩化ナトリウムを58.5g/lになるように添加
後、41%(v/v)となるようにアセトンを添加し
た。
【0035】該溶液を約5時間放置することにより、ヒ
アルロン酸ナトリウムを析出・沈降させ、該溶液の上澄
み液を抜き取り、ヒアルロン酸ナトリウムの沈降物を得
た。該沈殿物を80%アセトンで洗浄後、100%アセ
トンで洗浄した。該洗浄物を真空乾燥することにより、
精製ヒアルロン酸ナトリウムを20g取得した。
【0036】取得したヒアルロン酸ナトリウム中の発熱
性物質含量を第4表に示した。
【0037】
【表4】
【0038】実施例5 発熱性物質含量0.02EU/mg・分子量230万の
ヒアルロン酸ナトリウム25gを、発熱性物質含量0.
01EU/ml以下の水10Lに溶解した。該溶解液に
塩化ナトリウムを10g/lになるように添加した。p
H3〜10において正に帯電するマイクロフィルター
[絶対ろ過精度0.45μm・日本ポール(株)製のポジダ
インフィルター(商品名)]を用い、ろ過温度25℃
で、該ヒアルロン酸溶解液をろ過処理し、ろ液を得た。
【0039】該ろ液に塩化ナトリウムを58.5g/l
になるように添加後、44%(v/v)となるようにエ
タノールを添加した。該溶液を約5時間放置することに
よりヒアルロン酸ナトリウムを析出・沈降させ、該溶液
の上澄み液を抜き取り、ヒアルロン酸ナトリウムの沈降
物を得た。該沈降物を80%エタノール水で洗浄後、1
00%エタノールで洗浄した。該洗浄物を真空乾燥する
ことより、精製ヒアルロン酸ナトリウムを20g取得し
た。
【0040】取得したヒアルロン酸ナトリウム中の発熱
性物質含量を第5表に示した。
【0041】
【表5】
【0042】実施例6 発熱性物質含量0.02EU/mg・分子量60万のヒ
アルロン酸ナトリウム50gを、発熱性物質含量0.0
1EU/ml以下の水10Lに溶解した。該溶解液に塩
化ナトリウムを10g/lになるように添加した。pH
3〜10において正に帯電するメンブレンフィルター
[絶対ろ過精度0.45μm・日本ポール(株)製のポジダ
インフィルター(商品名)]を用い、ろ過温度25℃
で、該ヒアルロン酸溶解液をろ過処理し、ろ液を得た。
【0043】該ろ液に塩化ナトリウムを58.5g/l
になるように添加後、44%(v/v)となるようにエ
タノールを添加した。該溶液を約5時間放置することに
よりヒアルロン酸ナトリウムを析出・沈降させ、該溶液
の上澄み液を抜き取り、ヒアルロン酸ナトリウムの沈降
物を得た。該沈降物を80%エタノール水で洗浄後、1
00%エタノールで洗浄した。
【0044】該洗浄物を真空乾燥することより、精製ヒ
アルロン酸ナトリウムを40g取得した。取得したヒア
ルロン酸ナトリウム中の発熱性物質含量を第6表に示し
た。
【0045】
【表6】
【0046】実施例7 ストレプトコッカス・ズーエピデミクス(Streptococcu
s zooepidemicus) NCTC7023[J. Gen. Microbiol., 1
5, 485-491 (1956)]をブレイン・ハート・インヒュー
ジョン寒天培地(日水製薬社製)で37℃、16時間培
養した菌体を、グルコース1%、ペプトン1.5%、酵
母エキス0.5%、コーンスチープリーカー1%、グル
タミン酸ナトリウム0.3%、りん酸二カリウム0.2
%、硫酸マグネシウム0.05%、チオ硫酸ナトリウム
0.1%、炭酸カルシウム2%からなる種培地(pH7.
0)300mlに接種し、37℃、16時間振盪培養し
た。
【0047】この種培養液150mlをグルコース2.
5%、ペプトン1.5%、酵母エキス0.5%、コーンス
チープリーカー0.5%、りん酸二カリウム0.2% 、
硫酸マグネシウム0.005%、チオ硫酸ナトリウム0.
1%からなる発酵培地(pH7.2)を3L添加した5
L容ジャーファーメンターに接種し37℃、通気量0.
3vvm、pH7.0にて26時間培養し、ヒアルロン
酸培養液を得た。
【0048】該ヒアルロン酸培養液3Lをイオン交換水
で20Lに希釈し、カーボン200gを添加し、室温で
1時間攪拌した後、ヌッチェでろ過を行い、カーボン処
理液20Lを得た。該カーボン処理液を、マクロレティ
キュラー型陰イオン交換樹脂ダイヤイオンHPA−75
(三菱化学社製)2.5L、ゲル型強酸性陽イオン交換
樹脂SK1B(三菱化学社製)1.25Lに5L/hの
流速で連続通塔し、クロマト処理液20Lを得た。
【0049】該処理液を水酸化ナトリウムでpH7.0
に調整後、カーボン200gを添加し、室温で1時間攪
拌し、ヌッチェを用いてろ過し、ろ液を取得した。該溶
解液に塩化ナトリウムを10g/lになるように添加し
た。pH3〜10において正に帯電するメンブレンフィ
ルター[絶対ろ過精度0.45μm・日本ポール(株)製の
ポジダインフィルター(商品名)]を用い、ろ過温度2
5℃で、該ヒアルロン酸溶解液をろ過処理し、18Lの
ろ液を得た。
【0050】該ろ液の発熱性物質含量は、ヒアルロン酸
ナトリウム当たり0.01EU/mgであった。該ろ液
に1.1kgの塩化ナトリウムを加え、14Lのエタノ
ールを添加した。約5時間放置することにより、ヒアル
ロン酸ナトリウムを析出・沈降させ、該溶液の上澄み液
を抜き取り、ヒアルロン酸ナトリウムの沈降物を得た。
【0051】該沈殿物を80%エタノールで洗浄後、1
00%エタノールで洗浄した。該洗浄物を真空乾燥する
ことにより、精製ヒアルロン酸ナトリウムを10.0g
取得した。該ヒアルロン酸ナトリウムの分子量は極限粘
度法で分析したとき220万であった。取得したヒアル
ロン酸ナトリウム中の発熱性物質含量を第7表に示し
た。
【0052】
【表7】
【0053】実施例8 鶏冠由来で発熱性物質含量0.02EU/mg・分子量
100万のヒアルロン酸ナトリウム50gを、発熱性物
質含量0.01EU/ml以下の水10Lに溶解した。
該溶解液に塩化ナトリウムを10g/lになるように添
加した。
【0054】pH3〜10において正に帯電するメンブ
レンフィルター[絶対ろ過精度0.45μm・日本ポール
(株)製のポジダインフィルター(商品名)]を用い、ろ
過温度25℃で、該ヒアルロン酸溶解液をろ過処理し、
ろ液を得た。該ろ液に塩化ナトリウムを58.5g/l
になるように添加後、41%(v/v)となるようにア
セトンを添加した。
【0055】該溶液を約5時間放置することにより、ヒ
アルロン酸ナトリウムを析出・沈降させ、該溶液の上澄
み液を抜き取り、ヒアルロン酸ナトリウムの沈降物を得
た。該沈殿物を80%アセトンで洗浄後、100%アセ
トンで洗浄した。該洗浄物を真空乾燥することにより、
精製ヒアルロン酸ナトリウムを40g取得した。
【0056】取得したヒアルロン酸ナトリウム中の発熱
性物質含量を第8表に示した。
【0057】
【表8】
【0058】実施例9 発熱性物質含量0.1EU/mg・分子量230万のヒ
アルロン酸ナトリウム10gを、発熱性物質含量0.0
1EU/ml以下の水10Lに溶解した。該溶解液に塩
化ナトリウムを10g/lになるように添加した。pH
3〜10において正に帯電するマイクロフィルター[絶
対ろ過精度0.2μm・日本ポール(株)製のポジダイン
フィルター(商品名)]を用い、ろ過温度25℃で、該
ヒアルロン酸溶解液をろ過処理し、ろ液を得た。
【0059】該ろ液に塩化ナトリウムを58.5g/l
になるように添加後、44%(v/v)となるようにエ
タノールを添加した。該溶液を約5時間放置することに
よりヒアルロン酸ナトリウムを析出・沈降させ、該溶液
の上澄み液を抜き取り、ヒアルロン酸ナトリウムの沈降
物を得た。該沈降物を80%エタノール水で洗浄後、1
00%エタノールで洗浄した。該洗浄物を真空乾燥する
ことより、精製ヒアルロン酸ナトリウムを2g取得し
た。
【0060】取得したヒアルロン酸ナトリウム中の発熱
性物質含量を第9表に示した。
【0061】
【表9】
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、発熱性物質含量の低い
高純度のヒアルロン酸ナトリウムを容易に取得するため
の精製法および該精製法により取得されたヒアルロン酸
ナトリウムを提供することができる。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒアルロン酸ナトリウムを含むヒアルロ
    ン酸ナトリウム溶解液に塩および水溶性有機溶剤を添加
    し、ヒアルロン酸ナトリウムを析出沈降させ、上澄み液
    を抜き取ることにより発熱性物質を除去することを特徴
    とするヒアルロン酸ナトリウムの精製法。
  2. 【請求項2】 ヒアルロン酸ナトリウム溶解液に含まれ
    るヒアルロン酸ナトリウムが、0.001〜1%(W/
    V)である、請求項1記載の精製法。
  3. 【請求項3】 ヒアルロン酸ナトリウムが、鶏冠または
    微生物由来のヒアルロン酸ナトリウムである、請求項1
    記載の精製法。
  4. 【請求項4】 微生物が、ストレプトコッカス属に属す
    る微生物である、請求項3記載の精製法。
  5. 【請求項5】 ストレプトコッカス属に属する微生物
    が、ストレプトコッカス・ズーエピデミクスNCTC7
    023である、請求項4記載の精製法。
  6. 【請求項6】 塩の添加が1〜30%(W/V)であ
    る、請求項1記載の精製法。
  7. 【請求項7】 塩がナトリウム塩である、請求項1また
    は6記載の精製法。
  8. 【請求項8】 ナトリウム塩が、塩化ナトリウム、硫酸
    ナトリウムおよび酢酸ナトリウムより選ばれる塩であ
    る、請求項7記載の精製法。
  9. 【請求項9】 水溶性有機溶剤の添加が30〜45%
    (V/V)である、請求項1記載の精製法。
  10. 【請求項10】 水溶性有機溶剤が、メタノール、エタ
    ノールまたはアセトンである、請求項1記載の精製法。
  11. 【請求項11】 ヒアルロン酸ナトリウムを含むヒアル
    ロン酸ナトリウム溶解液が、pH3〜10の溶液中で正
    に帯電したマイクロフィルターに通す処理を行ったヒア
    ルロン酸ナトリウム溶解液である、請求項1または2記
    載のヒアルロン酸ナトリウムの精製法。
  12. 【請求項12】 正に帯電したマイクロフィルターの孔
    径が0.20〜5.0μmである、請求項11記載の精製
    法。
  13. 【請求項13】 ヒアルロン酸ナトリウム溶解液が塩を
    含むことを特徴とする、請求項11記載の精製法。
  14. 【請求項14】 塩の添加が0.1〜30%(W/V)
    である、請求項17記載の精製法。
  15. 【請求項15】 塩がナトリウム塩である、請求項17
    または18記載の精製法。
  16. 【請求項16】 ナトリウム塩が、塩化ナトリウム、硫
    酸ナトリウムおよび酢酸ナトリウムより選ばれる塩であ
    る、請求項19記載の精製法。
  17. 【請求項17】 請求項1〜20のいずれかに記載の精
    製法により取得されたヒアルロン酸ナトリウムに、50
    〜100%(V/V)の水溶性有機溶剤を添加し、ヒア
    ルロン酸ナトリウムを洗浄し、真空乾燥することからな
    るヒアルロン酸ナトリウムの精製法。
  18. 【請求項18】 請求項1〜21のいずれかに記載の精
    製法により取得されることを特徴とするヒアルロン酸ナ
    トリウム。
  19. 【請求項19】 発熱性物質の含量が0.003エンド
    トキシン・ユニット/mg以下であるヒアルロン酸ナト
    リウム。
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