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JPH09321555A - 半導体集積回路の差動増幅器 - Google Patents

半導体集積回路の差動増幅器

Info

Publication number
JPH09321555A
JPH09321555A JP13313196A JP13313196A JPH09321555A JP H09321555 A JPH09321555 A JP H09321555A JP 13313196 A JP13313196 A JP 13313196A JP 13313196 A JP13313196 A JP 13313196A JP H09321555 A JPH09321555 A JP H09321555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
differential
bias
resistors
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13313196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Sato
秀暁 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP13313196A priority Critical patent/JPH09321555A/ja
Publication of JPH09321555A publication Critical patent/JPH09321555A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力バイアス電圧を安定化させる。 【解決手段】 負荷抵抗5と6は同じ抵抗値であり、出
力端子out1、out2の出力バイアス電圧Vout1、
Vout2の平均電圧Vom(ここではVom=Vout1=Vout
2)を検出端子dtcに出力するための抵抗11と12
は、負荷抵抗に比べて充分大きく、相等しい抵抗値を有
する。電圧比較器8は演算増幅器であり、その反転入力
端子(−)には出力バイアス電圧の設計値VrQが入力さ
れる。Vom>VrQとなると、電圧比較器8の出力電圧が
上昇して電流源FET3のゲート電圧を上昇させ、電流
源FET3の動作電流Isが増加し、負荷抵抗に流れる
バイアス電流が増加し、Vomは降下してVrQと同じ値に
制御される。またVom<VrQとなると、電圧比較器8の
出力電圧が降下してIsが減少するので、負荷抵抗のバ
イアス電流が減少し、Vomは降下してVrQと同じ値に制
御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
おいて電界効果トランジスタ(以下、FETと呼ぶ)等
を用いて構成される差動増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、トランジスタとしてFETを用
いた差動増幅器においては、温度変動によるFETや負
荷抵抗の特性の変化や電源のレベル変動等により、差動
出力端子のバイアス電圧(以下、出力バイアス電圧と称
する)が設計値からずれてしまい、差動増幅器としての
所望の特性が得られなくなる場合があるので、出力バイ
アス電圧の安定化のための手段を設ける必要がある。
【0003】従来の半導体集積回路においては、例えば
特開平07−106875号公報に記載されているよう
な差動増幅器を採用している。図3はこのような従来の
差動増幅器の一例を示す回路図である。図3に示す差動
増幅器は、差動FET1および2と、負荷抵抗5および
6と、電流源FET3により差動増幅回路を構成し、こ
れらに加えて、直列接続されて電源VDDと接地電位の間
に挿入され、バイアス検出回路を構成する抵抗7および
FET4と、演算増幅器による電圧比較器8とを備え
る。抵抗5、6と抵抗7、および電流源FET3とFE
T4がそれぞれ同じ特性を有する。抵抗7およびFET
4の接続点は電圧比較器8の非反転入力端子(+)に接
続され、電圧比較器8の反転入力端子(−)は比較基準
電圧に接続される。電圧比較器8の出力端子は電流源F
ET3およびFET4のゲート電極に接続される。
【0004】温度変動等によりバイアス検出電圧(FE
T4のドレイン電圧)が比較基準電圧よりも小さくなる
と、電圧比較器8の出力電圧が下降するので、FET4
に流れる電流が減少し、バイアス検出電圧は比較基準電
圧と等しくなる。またバイアス検出電圧が比較基準電圧
よりも大きくなると、電圧比較器8の出力電圧が上昇す
るので、FET4に流れる電流が増加し、バイアス検出
電圧は比較基準電圧と等しくなる。このように、バイア
ス検出電圧を比較基準電圧に等しくなるように制御し、
この電圧比較器8の出力電圧をFET3のゲート電極に
も印加することにより、差動出力端子out1、out
2のバイアス電圧の変動を上記のバイアス検出電圧と同
様に抑えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す差動増幅器においては、製造ばらつきにより、抵抗
5、6と抵抗7、または電流源FET3とFET4の特
性に差異を生じると、出力バイアス電圧は安定化されな
いという課題があった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するもので
あり、出力バイアス電圧の安定度の向上を図ることを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の差動増幅器は、各第1電極がそれぞれの負
荷抵抗を介して第1電源に接続され、第2電極が共通接
続され、各制御電極を差動入力端子とし、前記各第1電
極を差動出力端子とする一対のトランジスタと、前記差
動トランジスタの第2電極と第2電源の間に接続された
電流源トランジスタと、前記各差動出力端子のバイアス
電圧の加重平均電圧を検出するバイアス検出手段と、前
記加重平均電圧と予め設定されている基準電圧との差電
圧に応じて前記電流源トランジスタの制御電極に印加す
る電圧を変化させることにより、前記加重平均電圧を前
記基準電圧に等しくなるように制御するバイアス制御手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】また請求項2に記載の差動増幅器は、前記
バイアス検出手段が、直列接続されて前記差動出力端子
間に挿入された2つの抵抗と、この2つの抵抗の接続点
と前記第1電源の間、またはこの接続点と第2電源の間
に挿入されたコンデンサからなり、前記2つの抵抗の接
続点を前記加重平均電圧の検出端子とし、前記2つの抵
抗の抵抗値をこれらの抵抗に流れる電流の最大値が前記
負荷抵抗に流れる電流の最小値よりも充分小さくなるよ
うな値としたものであり、前記バイアス制御手段が、前
記加重平均電圧が非反転入力端子に入力され、前記基準
電圧が反転入力端子に入力され、出力端子が前記電流源
トランジスタの制御電極に接続された演算増幅器からな
るものであることを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の差動増幅器は、前記第1
電源を接地電位としたことを特徴とするものである。
【0010】従って本発明によれば、バイアス検出手段
により各差動出力端子のバイアス電圧(出力バイアス電
圧)の加重平均電圧を検出し、バイアス制御手段によ
り、前記加重平均電圧と予め設定されている基準電圧と
の差電圧に応じて電流源トランジスタの制御電極に印加
する電圧を変化させて電流源トランジスタに流れる電流
を変化させ、前記加重平均電圧を前記基準電圧に等しく
なるように制御することにより、出力バイアス電圧の変
動を抑えることができる。
【0011】また請求項3に記載の差動増幅器によれ
ば、第1電源を接地電位とすることにより、電源の変動
による出力バイアス電圧の変動をなくすことができるの
で、さらに出力バイアス電圧を安定化させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】
第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態を示す差動増幅器の回路
図である。この差動増幅器は、一対の差動トランジスタ
となるN型の差動FET1および2と、差動FET1の
負荷抵抗5と、差動FET2の負荷抵抗6と、定電流源
となるN型の電流源FET3と、出力バイアス電圧の平
均値を検出するための抵抗11および12と、演算増幅
器を用いた電圧比較器8と、コンデンサ13とを有す
る。
【0013】図1の差動増幅器は、差動FET1のゲー
ト電極(制御電極)を差動入力端子in1とし、ドレイ
ン電極(第1電極)を差動出力端子out1とし、また
差動FET2のゲート電極(制御電極)を差動入力端子
in2とし、ドレイン電極(第1電極)を差動出力端子
out2とする。差動FET1のドレイン電極は負荷抵
抗5を介して正電源VDDに接続されており、差動FET
2のドレイン電極は負荷抵抗6を介して正電源VDDに接
続されている。差動FET1と2のソース電極(第2電
極)は共通接続され、電流源FET3のドレイン電極
(第1電極)に接続されており、電流源FET3のソー
ス電極(第2電極)は接地されている。尚、ここでは差
動FET1と2は同じ特性であり、また負荷抵抗5と6
は同じ抵抗値であるものとする。
【0014】さらに、一端が差動FET1のドレイン電
極に接続された抵抗11の他端と、一端が差動FET2
のドレイン電極に接続された抵抗12の他端とを接続
し、この抵抗11と12の接続点をout1の出力バイ
アス電圧Vout1とout2のバイアス電圧Vout2の平均
電圧Vomの検出端子dtcとし、抵抗11と12の抵抗
値は同じ値であるものとする。ここでは負荷抵抗5と6
は同じ抵抗値であるので、Vom=Vout1=Vout2とな
る。この構成は、単純に片側の出力端子のバイアス電圧
を検出する場合に比べて差動信号成分の影響を除去する
ことができるものとなっている。尚、抵抗11と12の
抵抗値は、差動増幅器の特性に影響を与えないように設
定すること、すなわち、抵抗5または6に流れる瞬時電
流の最小値に比べて、抵抗11および12に流れる瞬時
電流の最大値が無視できるほど小さくなるような値に設
定することが好ましい。
【0015】コンデンサ13は、抵抗11および12と
ともにバイアス検出手段を構成しており、一端が検出端
子dtcに接続され、他端が接地されており、同相信号
除去比が有限であるために平均電圧Vomに混入する同相
信号成分を除去するものである。
【0016】電圧比較器8は、バイアス制御手段に該当
するものであり、反転入力端子(−)と非反転入力端子
(+)と出力端子を有し、2つの入力端子の間が仮想接
地となる大きな利得Aをもつ演算増幅器である。反転入
力端子(−)には比較基準電圧として出力バイアス電圧
Vout1、Vout2の設計値VrQが入力され、非反転入力端
子(+)は検出端子dtcに接続され、出力端子は電流
源FET3のゲート電極に接続される。dtcからのV
omがVrQと等しいときに、電流源FET3のゲートバイ
アス電圧の設計値VgQを出力し、VdとVrQが異なると
きは、出力電圧をVgQからA×(Vd−VrQ)だけ変化
させて電流源FET3に流れる電流を変化させ、Vomを
VrQと等しい値になるように制御する。
【0017】尚、負荷抵抗5と6が異なる値に設計され
ているときには、コンデンサ13は、Vomに混入する差
動信号成分も同時に除去する。またこのときは、Vomに
差動信号成分が混入することを回避するために、抵抗1
1と12の抵抗比を負荷抵抗5と6の抵抗比に応じて設
定し、出力バイアス電圧の加重平均値を検出するように
しても良い。例えば、負荷抵抗5と6の抵抗比が1:2
のときは、抵抗11と12の抵抗比を1:2に設定し、
検出端子dtcから加重平均電圧(2Vout1+Vout2)
/3を検出するようにしても良い。
【0018】次に、図1の差動増幅器の動作について説
明する。電流源FET3と負荷抵抗5および6の特性が
設計値に等しければ、出力バイアス電圧Vout1およびV
out2はともに設計値出力バイアス電圧(比較基準電圧)
VrQに等しく、従ってVomはVrQと等しく、電圧比較器
8の出力電圧は設計値ゲートバイアス電圧VgQとなり、
このとき電流源FET3に流れる電流Isは動作電流の
設計値IsQとなる。
【0019】まず、温度変動により電流源FET3の特
性が変化した場合、あるいは製造ばらつきにより電流源
FET3の特性が設計値からずれた場合の動作について
説明する。尚、温度変動の場合は、差動FET1および
2の特性も同時に変化するが、差動FET1および2の
特性変化は出力バイアス電圧の変動には影響しない(差
動FET1および2の共通ソース電極の電位を変動させ
るだけである)。また温度変動の場合は、負荷抵抗5お
よび6の特性も同時に変化するが、これについては後述
する。
【0020】このとき、仮に電流源FET3のゲート電
極に設計値ゲートバイアス電圧VgQが印加されていて
も、電流Isは設計値動作電流IsQとはならず、これに
よりVout1、Vout2は設計値出力バイアス電圧VrQとは
ならない。
【0021】Vom>VrQとなる温度変動または製造誤差
が生じた場合には、電圧比較器8の出力電圧が増加して
電流源FET3のゲート・ソース間電圧がVgQよりも大
きくなる。これにより電流Isは増加し、負荷抵抗5お
よび6に流れるバイアス電流が増加するので、Vomは降
下する。電圧比較器8の入力端子間は仮想接地とみなす
ことができるので、電圧比較器8により形成される負帰
還ループにより、Vomすなわち出力バイアス電圧Vout1
およびVout2は比較基準電圧VrQと等しい値に制御され
る。尚、このとき電流Isは電流源FET3の設計値動
作電流IsQと等しい値に制御される。
【0022】またVom<VrQとなる温度変動または製造
誤差が生じた場合には、電圧比較器8の出力電圧がVgQ
よりも小さくなり、電流Isが減少するので、負荷抵抗
5および6に流れるバイアス電流が減少し、Vout1およ
びVout2は降下してVrQと等しい値に制御され、電流I
sはIsQと等しい値に制御される。
【0023】次に、温度変動により負荷抵抗5および6
の抵抗値が変化した場合、あるいは製造ばらつきにより
負荷抵抗5および6の抵抗値が設計値からずれた場合の
動作について説明する。このとき、仮に電流IsがIsQ
に等しい値であっても、Vout1およびVout2はVrQと等
しい値にはならない。
【0024】Vom>VrQとなる製造誤差が生じた場合に
は、電圧比較器8の出力電圧はVgQよりも増加し、電流
IsはIsQよりも増加するので、負荷抵抗5および6に
流れるバイアス電流が増加し、VomすなわちVout1およ
びVout2は降下してVrQに等しい値に制御される。
【0025】またVom<VrQとなる製造誤差が生じた場
合には、電圧比較器8の出力電圧はVgQよりも減少し、
電流IsはIsQよりも減少するので、負荷抵抗5および
6に流れるバイアス電流が減少し、VomすなわちVout1
およびVout2は上昇してVrQに等しい値に制御される。
【0026】尚、電流源FET3と負荷抵抗5および6
の特性が同時に変化した、あるいは設計値からずれた場
合にも、Vout1およびVout2はVrQに等しい値に制御さ
れることは言うまでもない。
【0027】このように上記第1の実施形態によれば、
抵抗11および12により出力バイアス電圧の平均電圧
Vomを直接検出し、電圧比較器8により、Vomと設計値
出力バイアス電圧(基準電圧)VrQとの差電圧に応じて
電流源FET3のゲートバイアスを変化させて電流源F
ET3の動作電流を変化させ、VomをVrQと等しくなる
ように制御することにより、負荷抵抗5および6や電流
源FET3の特性の製造ばらつきや温度変化に対して出
力バイアス電圧Vout1およびVout2の変動を抑えること
ができる。
【0028】尚、上記第1の実施形態においては、差動
FET1および2、電流源FET3をN型としたが、こ
れに限定されることはなく、上記のFETをP型とし、
正電源VDDに替えて負電源を用いて構成しても良い。ま
た上記のトランジスタはFETに限定されることはな
く、バイポーラトランジスタを用いても良い。
【0029】第2の実施形態 図2は本発明の第2の実施形態を示す差動増幅器の回路
図であり、図1の要素と共通の要素には共通の符号を付
してある。
【0030】図2に示す差動増幅器は、図1において、
負荷抵抗5と6の接続点を正電源VDDに接続せずに接地
し、電流源FET3のソース電極を接地せずに負電源V
EEに接続したものである。
【0031】従って出力端子out1およびout2の
出力バイアス電圧は負電圧となり、コンデンサ13の極
性が反転し、電圧比較器の反転入力端子(−)に入力さ
れる比較基準電圧は負電圧となる。尚、動作は図1に示
す差動増幅器と同様である。
【0032】図1に示す差動増幅器においては、正電源
VDDのレベル変動によっても出力バイアス電圧が変動
し、この変動についても電圧比較器8による負帰還ルー
プによって制御していたが、上記第2の実施形態によれ
ば、正電源VDDを用いずに接地電位とすることによっ
て、電源のレベル変動による出力バイアス電圧の変動が
なくなるので、さらに出力バイアス電圧を安定化させる
ことができる。
【0033】尚、上記第2の実施形態における差動FE
T1および2、電流源FET3をP型とし、負電源VEE
に替えて正電源を用いて構成しても良い。また上記のト
ランジスタはFETに限定されることはなく、バイポー
ラトランジスタを用いても良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
差動出力端子のバイアス電圧の加重平均電圧を検出し、
前記加重平均電圧と予め設定されている基準電圧との差
電圧に応じて電流源トランジスタの制御電極に印加する
電圧を変化させ、前記加重平均電圧を前記基準電圧に等
しくなるように制御することにより、出力バイアス電圧
の変動を抑えることができるという効果を有する。
【0035】また請求項3に記載の差動増幅器によれ
ば、第1電源を接地電位とすることにより、電源の変動
による出力バイアス電圧の変動がなくなるので、さらに
出力バイアス電圧を安定化させることができるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す差動増幅器の回
路図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す差動増幅器の回
路図である。
【図3】従来の差動増幅器の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1、2 差動FET 3 電流源FET 5、6 負荷抵抗 8 電圧比較器 11、12 抵抗 13 コンデンサ in1、in2 差動入力端子 out1、out2 差動出力端子 dtc 検出端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各第1電極がそれぞれの負荷抵抗を介し
    て第1電源に接続され、第2電極が共通接続され、各制
    御電極を差動入力端子とし、前記各第1電極を差動出力
    端子とする一対のトランジスタと、 前記差動トランジスタの第2電極と第2電源の間に接続
    された電流源トランジスタと、 前記各差動出力端子のバイアス電圧の加重平均電圧を検
    出するバイアス検出手段と、 前記加重平均電圧と予め設定されている基準電圧との差
    電圧に応じて前記電流源トランジスタの制御電極に印加
    する電圧を変化させることにより、前記加重平均電圧を
    前記基準電圧に等しくなるように制御するバイアス制御
    手段とを備えたことを特徴とする半導体集積回路の差動
    増幅器。
  2. 【請求項2】 前記バイアス検出手段は、 直列接続されて前記差動出力端子間に挿入された2つの
    抵抗と、この2つの抵抗の接続点と前記第1電源の間、
    またはこの接続点と第2電源の間に挿入されたコンデン
    サからなり、前記2つの抵抗の接続点を前記加重平均電
    圧の検出端子とし、前記2つの抵抗の抵抗値をこれらの
    抵抗に流れる電流の最大値が前記負荷抵抗に流れる電流
    の最小値よりも充分小さくなるような値としたものであ
    り、 前記バイアス制御手段は、 前記加重平均電圧が非反転入力端子に入力され、前記基
    準電圧が反転入力端子に入力され、出力端子が前記電流
    源トランジスタの制御電極に接続された演算増幅器から
    なるものであることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体集積回路の差動増幅器。
  3. 【請求項3】 前記第1電源を接地電位としたことを特
    徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路の差
    動増幅器。
JP13313196A 1996-05-28 1996-05-28 半導体集積回路の差動増幅器 Pending JPH09321555A (ja)

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