JPH09321349A - 熱電気変換装置 - Google Patents
熱電気変換装置Info
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- JPH09321349A JPH09321349A JP8132216A JP13221696A JPH09321349A JP H09321349 A JPH09321349 A JP H09321349A JP 8132216 A JP8132216 A JP 8132216A JP 13221696 A JP13221696 A JP 13221696A JP H09321349 A JPH09321349 A JP H09321349A
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- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱電変換素子の破損の無い信頼性の高いもの
とする。 【解決手段】 吸熱対象A との接合面の裏面に電極を形
成してなる熱交換基板20と、加熱対象B との接合面の裏
面に電極を形成してなる熱交換基板21と、両電極間に挟
持接合される複数の熱電変換素子とを備える熱電気変換
装置2 において、熱電変換素子と電極との接合部を摺動
可能接触構造とした。また、熱電変換素子を円柱状と成
すとともに、両電極に、円柱状の熱電変換素子の円筒面
を挟持するための平行な平面を設けた。
とする。 【解決手段】 吸熱対象A との接合面の裏面に電極を形
成してなる熱交換基板20と、加熱対象B との接合面の裏
面に電極を形成してなる熱交換基板21と、両電極間に挟
持接合される複数の熱電変換素子とを備える熱電気変換
装置2 において、熱電変換素子と電極との接合部を摺動
可能接触構造とした。また、熱電変換素子を円柱状と成
すとともに、両電極に、円柱状の熱電変換素子の円筒面
を挟持するための平行な平面を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸熱対象と加熱対
象との温度差の大きい熱電気変換装置に関する。
象との温度差の大きい熱電気変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】P型半導体とN型半導体とを禁則を介し
て接合してPN素子対を形成し、この接合部に流れる電
流の方向によって、一方の端部が発熱するとともに他方
の端部が冷却するペルチェ効果を利用した熱電変換素子
は、小型で構造が簡単なことから、様々な装置に対して
幅広い利用が期待されている。
て接合してPN素子対を形成し、この接合部に流れる電
流の方向によって、一方の端部が発熱するとともに他方
の端部が冷却するペルチェ効果を利用した熱電変換素子
は、小型で構造が簡単なことから、様々な装置に対して
幅広い利用が期待されている。
【0003】この様な熱電変換素子を多数個集めサーモ
モジュールとして構成した熱電気変換装置1は、図11
に示すように、吸熱対象との接合面の裏面に電極10a
を形成してなる熱交換基板10と、加熱対象との接合面
の裏面に電極11aを形成してなる熱交換基板11と、
前記両電極10a,11a間に挟持接合される複数の熱
電変換素子12,…とを備える。
モジュールとして構成した熱電気変換装置1は、図11
に示すように、吸熱対象との接合面の裏面に電極10a
を形成してなる熱交換基板10と、加熱対象との接合面
の裏面に電極11aを形成してなる熱交換基板11と、
前記両電極10a,11a間に挟持接合される複数の熱
電変換素子12,…とを備える。
【0004】熱交換基板10,11としては、例えば、
アルミナセラミックス基板などの熱伝導性の良好な絶縁
性基板が用いられる。また、電極10a,11aは、そ
れぞの熱交換基板の対向面にパターン形成された銅板な
どであり、各熱電変換素子12,…を挟持接合して、そ
れぞれの熱電変換素子12,…を直列接続する。熱電変
換素子12は、対向する電極10a,11a間に挟持接
合され、半田などの導電性接着剤(図示せず)を介して
固着される。
アルミナセラミックス基板などの熱伝導性の良好な絶縁
性基板が用いられる。また、電極10a,11aは、そ
れぞの熱交換基板の対向面にパターン形成された銅板な
どであり、各熱電変換素子12,…を挟持接合して、そ
れぞれの熱電変換素子12,…を直列接続する。熱電変
換素子12は、対向する電極10a,11a間に挟持接
合され、半田などの導電性接着剤(図示せず)を介して
固着される。
【0005】ところで、熱交換効率の増大を図るには、
熱交換基板を熱伝導性の良好な絶縁性材料で構成する必
要がある。また、熱電変換素子の熱歪みによる劣化を防
止するには、熱交換基板を熱膨張率の小さなもので構成
する必要がある。しかしながら、従来から、熱交換基板
材料として、アルミナセラミックス基板が用いられてい
る。アルミナセラミックス基板は線膨張係数7×10-6
/°Cと大きい。そして、該アルミナセラミックス基板
に線膨張係数16.5×10-6/°Cの銅電極が形成さ
れる。
熱交換基板を熱伝導性の良好な絶縁性材料で構成する必
要がある。また、熱電変換素子の熱歪みによる劣化を防
止するには、熱交換基板を熱膨張率の小さなもので構成
する必要がある。しかしながら、従来から、熱交換基板
材料として、アルミナセラミックス基板が用いられてい
る。アルミナセラミックス基板は線膨張係数7×10-6
/°Cと大きい。そして、該アルミナセラミックス基板
に線膨張係数16.5×10-6/°Cの銅電極が形成さ
れる。
【0006】従って、高温側のアルミナセラミックス基
板はかなり膨張するし、低温側のアルミナセラミックス
基板はかなり収縮する。よって、アルミナセラミックス
基板の周縁近傍部の熱電変換素子にあっては、熱電変換
素子と電極との間に大きな応力が加わり、熱電変換素子
が破損したりする。そこで、応力を緩和するために、ア
ルミナセラミックス基板を分割構造としたり、アルミナ
セラミックス基板を用いること無く、電極のみで構成す
るスケルトン構造にしたりする方法が採られているが、
構造が複雑になる。
板はかなり膨張するし、低温側のアルミナセラミックス
基板はかなり収縮する。よって、アルミナセラミックス
基板の周縁近傍部の熱電変換素子にあっては、熱電変換
素子と電極との間に大きな応力が加わり、熱電変換素子
が破損したりする。そこで、応力を緩和するために、ア
ルミナセラミックス基板を分割構造としたり、アルミナ
セラミックス基板を用いること無く、電極のみで構成す
るスケルトン構造にしたりする方法が採られているが、
構造が複雑になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】つまり、従来の熱電気
変換装置にあっては、吸熱対象に接合する熱交換基板と
加熱対象に接合する熱交換基板との温度差が大きくなる
に伴い、熱電変換素子の破損や脱落が生じたりするとい
う問題点があった。
変換装置にあっては、吸熱対象に接合する熱交換基板と
加熱対象に接合する熱交換基板との温度差が大きくなる
に伴い、熱電変換素子の破損や脱落が生じたりするとい
う問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、吸熱対象に
接合する熱交換基板と加熱対象に接合する熱交換基板と
の温度差が大きい場合でも、熱電変換素子が破損したり
脱落したりしない、信頼性の高い熱電気変換装置を提供
することにある。
なされたもので、その目的とするところは、吸熱対象に
接合する熱交換基板と加熱対象に接合する熱交換基板と
の温度差が大きい場合でも、熱電変換素子が破損したり
脱落したりしない、信頼性の高い熱電気変換装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、吸熱対
象との接合面の裏面に電極を形成してなる熱交換基板
と、加熱対象との接合面の裏面に電極を形成してなる熱
交換基板と、前記両電極間に挟持接合される複数の熱電
変換素子とを備える熱電気変換装置において、前記熱電
変換素子と前記電極との接合部を摺動可能接触構造とし
たことを特徴とする。
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、吸熱対
象との接合面の裏面に電極を形成してなる熱交換基板
と、加熱対象との接合面の裏面に電極を形成してなる熱
交換基板と、前記両電極間に挟持接合される複数の熱電
変換素子とを備える熱電気変換装置において、前記熱電
変換素子と前記電極との接合部を摺動可能接触構造とし
たことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明にあっては、前記摺動
可能接触構造は、同曲率の、熱電変換素子に形成した凹
面と、電極に形成した凸面とにより構成したことを特徴
とする。
可能接触構造は、同曲率の、熱電変換素子に形成した凹
面と、電極に形成した凸面とにより構成したことを特徴
とする。
【0011】請求項3記載の発明にあっては、前記摺動
可能接触構造は、同曲率の、熱電変換素子に形成した凸
面と、電極に形成した凹面とにより構成したことを特徴
とする。
可能接触構造は、同曲率の、熱電変換素子に形成した凸
面と、電極に形成した凹面とにより構成したことを特徴
とする。
【0012】請求項4記載の発明にあっては、前記凸面
と前記凹面とはそれぞれ球面であることを特徴とする。
と前記凹面とはそれぞれ球面であることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明にあっては、前記熱電
変換素子の摺動部近傍に絶縁性の過剰回動抑止部を設け
たことを特徴とする。
変換素子の摺動部近傍に絶縁性の過剰回動抑止部を設け
たことを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明にあっては、吸熱対象
との接合面の裏面に電極を形成してなる熱交換基板と、
加熱対象との接合面の裏面に電極を形成してなる熱交換
基板と、前記両電極間に挟持接合される複数の熱電変換
素子とを備える熱電気変換装置において、前記熱電変換
素子を円柱状となすとともに、前記両電極に、前記円柱
状の熱電変換素子の円筒面を挟持するための平行な平面
を設けたことを特徴とする。
との接合面の裏面に電極を形成してなる熱交換基板と、
加熱対象との接合面の裏面に電極を形成してなる熱交換
基板と、前記両電極間に挟持接合される複数の熱電変換
素子とを備える熱電気変換装置において、前記熱電変換
素子を円柱状となすとともに、前記両電極に、前記円柱
状の熱電変換素子の円筒面を挟持するための平行な平面
を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明にあっては、前記円柱
状の熱電変換素子に、流通電流を遮断するための絶縁面
を設けたことを特徴とする。
状の熱電変換素子に、流通電流を遮断するための絶縁面
を設けたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る熱電気変換装
置の、第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて、第2
の実施の形態を図4および図5に基づいて、第3の実施
の形態を図6〜図8に基づいて、第4の実施の形態を図
9および図10に基づいて、それぞれ詳細に説明する。
置の、第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて、第2
の実施の形態を図4および図5に基づいて、第3の実施
の形態を図6〜図8に基づいて、第4の実施の形態を図
9および図10に基づいて、それぞれ詳細に説明する。
【0017】〔第1の実施の形態〕図1は熱電気変換装
置の用い方を示す断面側面図である。図2は熱電気変換
装置の要部を示す説明図であり、図2(a)は電極と熱
電変換素子との接合を示す要部断面側面図、図2(b)
は熱電変換素子の形状を示す斜視図、図2(c)は電極
の形状を示す要部斜視図である。図3は他の熱電変換素
子の形状を示す斜視図である。
置の用い方を示す断面側面図である。図2は熱電気変換
装置の要部を示す説明図であり、図2(a)は電極と熱
電変換素子との接合を示す要部断面側面図、図2(b)
は熱電変換素子の形状を示す斜視図、図2(c)は電極
の形状を示す要部斜視図である。図3は他の熱電変換素
子の形状を示す斜視図である。
【0018】図1に示すように、熱電気変換装置2は、
例えば、吸熱対象に相当する冷却部Aと加熱対象に相当
する放熱部Bとの間に、挟持されるように配設される。
熱電気変換装置2は、通電することにより、熱を冷却部
Aから放熱部Bへ移送する。また、熱電気変換装置2に
対する過大挟持力の防止および熱交換効率の向上のため
に、蔓巻バネC,Dを介しビスEを用いて冷却部Aと放
熱部Bとを連結することによって、熱電気変換装置2の
一方の面は程良い力で常に冷却部Aに密着し、且つ、熱
電気変換装置2の他方の面は程良い力で常に放熱部Bに
密着するようにされている。
例えば、吸熱対象に相当する冷却部Aと加熱対象に相当
する放熱部Bとの間に、挟持されるように配設される。
熱電気変換装置2は、通電することにより、熱を冷却部
Aから放熱部Bへ移送する。また、熱電気変換装置2に
対する過大挟持力の防止および熱交換効率の向上のため
に、蔓巻バネC,Dを介しビスEを用いて冷却部Aと放
熱部Bとを連結することによって、熱電気変換装置2の
一方の面は程良い力で常に冷却部Aに密着し、且つ、熱
電気変換装置2の他方の面は程良い力で常に放熱部Bに
密着するようにされている。
【0019】熱電気変換装置2は、冷却部Aに密着する
熱交換基板20と、放熱部Bに密着する熱交換基板21
とを備える。熱交換基板20は、冷却部Aとの接合面の
裏面に、図2(a)に示すような銅製の電極20aを複
数備える。また、熱交換基板21は、放熱部Bとの接合
面の裏面に、図2(a)に示すような銅製の電極21a
を複数備える。
熱交換基板20と、放熱部Bに密着する熱交換基板21
とを備える。熱交換基板20は、冷却部Aとの接合面の
裏面に、図2(a)に示すような銅製の電極20aを複
数備える。また、熱交換基板21は、放熱部Bとの接合
面の裏面に、図2(a)に示すような銅製の電極21a
を複数備える。
【0020】電極20aは平面視略正方形の凹部20b
を備える。凹部20bの底面20cは凸状円筒面に成形
されている。電極21aは平面視略正方形の凹部21b
を備える。凹部21bの底面21cは凸状円筒面に成形
されている。凹部20bと凹部21bとはそれぞれ対向
している。底面20cの凸状円筒面の軸と底面21cの
凸状円筒面の軸とは、平行にされている。なお、電極2
0aの凹部20bの近傍、および、電極21aの凹部2
1bの近傍の形状は、図2(c)に示すようにされてい
る。
を備える。凹部20bの底面20cは凸状円筒面に成形
されている。電極21aは平面視略正方形の凹部21b
を備える。凹部21bの底面21cは凸状円筒面に成形
されている。凹部20bと凹部21bとはそれぞれ対向
している。底面20cの凸状円筒面の軸と底面21cの
凸状円筒面の軸とは、平行にされている。なお、電極2
0aの凹部20bの近傍、および、電極21aの凹部2
1bの近傍の形状は、図2(c)に示すようにされてい
る。
【0021】熱電変換素子22は、図2(b)に示すよ
うに、断面略正方形の棒状に成形されている。熱電変換
素子22の断面は、電極20a,21aの平面視略正方
形の凹部20b,21bよりも、余裕を以て小さくされ
ている。熱電変換素子22の両端面は、それぞれ凹状円
筒面22a,22bに成形され、凹状円筒面22a,2
2bの軸は平行にされている。また、熱電変換素子22
の両端の凹状円筒面22a,22bの曲率と、電極20
aの凹部20bの底面20cの凸状円筒面の曲率と、電
極21aの凹部21bの底面21cの凸状円筒面の曲率
とは、それぞれ等しくされている。
うに、断面略正方形の棒状に成形されている。熱電変換
素子22の断面は、電極20a,21aの平面視略正方
形の凹部20b,21bよりも、余裕を以て小さくされ
ている。熱電変換素子22の両端面は、それぞれ凹状円
筒面22a,22bに成形され、凹状円筒面22a,2
2bの軸は平行にされている。また、熱電変換素子22
の両端の凹状円筒面22a,22bの曲率と、電極20
aの凹部20bの底面20cの凸状円筒面の曲率と、電
極21aの凹部21bの底面21cの凸状円筒面の曲率
とは、それぞれ等しくされている。
【0022】このような熱電変換素子22の端部22a
は電極20aの凹部20bに挿入され、端部22bは電
極21aの凹部21bに挿入され、熱電変換素子22は
蔓巻バネC,Dの付勢力を以て電極20aと電極21a
とで挟持される。また、それぞれの円筒面は滑らかに仕
上げ加工がなされている。
は電極20aの凹部20bに挿入され、端部22bは電
極21aの凹部21bに挿入され、熱電変換素子22は
蔓巻バネC,Dの付勢力を以て電極20aと電極21a
とで挟持される。また、それぞれの円筒面は滑らかに仕
上げ加工がなされている。
【0023】従って、熱交換基板20が熱収縮し、且
つ、熱交換基板21が熱膨張し、例えば、図2(a)に
示す矢印の方向に応力が加わった場合、熱電変換素子2
2の凹状円筒面をなす端面22aは、電極20aの凹部
20bの底面20cの凸状円筒面を摺動回動でき、熱電
変換素子22の凹状円筒面をなす端面22bは、電極2
1aの凹部21bの底面21cの凸状円筒面を摺動回動
できる。
つ、熱交換基板21が熱膨張し、例えば、図2(a)に
示す矢印の方向に応力が加わった場合、熱電変換素子2
2の凹状円筒面をなす端面22aは、電極20aの凹部
20bの底面20cの凸状円筒面を摺動回動でき、熱電
変換素子22の凹状円筒面をなす端面22bは、電極2
1aの凹部21bの底面21cの凸状円筒面を摺動回動
できる。
【0024】また、図2(a)に示す矢印の方向と直交
する方向(円筒面の軸方向)に応力が加わった場合、熱
電変換素子22の凹状円筒面をなす端面22aは、電極
20aの凹部20bの底面20cの凸状円筒面を摺動し
て平行移動でき、熱電変換素子22の凹状円筒面をなす
端面22bは、電極21aの凹部21bの底面21cの
凸状円筒面を摺動して平行移動できる。
する方向(円筒面の軸方向)に応力が加わった場合、熱
電変換素子22の凹状円筒面をなす端面22aは、電極
20aの凹部20bの底面20cの凸状円筒面を摺動し
て平行移動でき、熱電変換素子22の凹状円筒面をなす
端面22bは、電極21aの凹部21bの底面21cの
凸状円筒面を摺動して平行移動できる。
【0025】つまり、上述のような熱電気変換装置2に
あっては、熱交換基板20,21が線膨張係数の大きい
アルミナセラミックス基板などであって、しかも、利用
のされ方として熱交換基板20,21の温度差が大きく
ても、熱電変換素子22が破損したり脱落したりするこ
とのない、信頼性の高いものにできる。
あっては、熱交換基板20,21が線膨張係数の大きい
アルミナセラミックス基板などであって、しかも、利用
のされ方として熱交換基板20,21の温度差が大きく
ても、熱電変換素子22が破損したり脱落したりするこ
とのない、信頼性の高いものにできる。
【0026】なお、熱電変換素子の両端面22a,22
bを図3に示すように凹状球面にするとともに、電極2
0aの凹部20bの底面20cと電極21aの凹部21
bの底面21cとを、同曲率の凸状球面にすることがで
きる。この場合、それぞれの熱交換基板が、各平面の何
方の方向に熱収縮したり熱膨張したりしても、熱電変換
素子の一方の凹状球面の端面は、一方の電極の凹部の底
面の凸状球面を摺動回動でき、熱電変換素子の他方の凹
状球面の端面は、他方の電極の凹部の底面の凸状球面を
摺動回動できる。つまり、熱電気変換装置を、熱電変換
素子が破損したり脱落したりすることのない、信頼性の
高いものにできる。
bを図3に示すように凹状球面にするとともに、電極2
0aの凹部20bの底面20cと電極21aの凹部21
bの底面21cとを、同曲率の凸状球面にすることがで
きる。この場合、それぞれの熱交換基板が、各平面の何
方の方向に熱収縮したり熱膨張したりしても、熱電変換
素子の一方の凹状球面の端面は、一方の電極の凹部の底
面の凸状球面を摺動回動でき、熱電変換素子の他方の凹
状球面の端面は、他方の電極の凹部の底面の凸状球面を
摺動回動できる。つまり、熱電気変換装置を、熱電変換
素子が破損したり脱落したりすることのない、信頼性の
高いものにできる。
【0027】〔第2の実施の形態〕図4は熱電気変換装
置の要部を示す説明図であり、図4(a)は電極と熱電
変換素子との接合を示す要部断面側面図、図4(b)は
熱電変換素子の形状を示す斜視図、図4(c)は電極の
形状を示す斜視図である。図5は他の熱電変換素子の形
状を示す要部斜視図である。なお、前述の第1の実施の
形態の熱電気変換装置と同等の部分には同じ符号を付し
てあるので、同じ符号を付した部分の詳細な説明は省略
する。
置の要部を示す説明図であり、図4(a)は電極と熱電
変換素子との接合を示す要部断面側面図、図4(b)は
熱電変換素子の形状を示す斜視図、図4(c)は電極の
形状を示す斜視図である。図5は他の熱電変換素子の形
状を示す要部斜視図である。なお、前述の第1の実施の
形態の熱電気変換装置と同等の部分には同じ符号を付し
てあるので、同じ符号を付した部分の詳細な説明は省略
する。
【0028】図4に示すように、この熱電気変換装置
が、前述の第1の実施の形態の熱電気変換装置と異なり
特徴となるのは次の構成である。すなわち、前述の第1
の実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20a
の凹部20bの底面20cおよび電極21aの凹部21
bの底面21cを凸状円筒面あるいは球面に成形すると
ともに、熱電変換素子22の両端面22a,22bを凹
状円筒面あるいは球面に成形しているのに対し、第2の
実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20aの
凹部20bの底面20dおよび電極21aの凹部21b
の底面21dを凹状円筒面に成形するとともに、熱電変
換素子22の両端面22c,22dを凸状円筒面に成形
し、且つ、両端面22c,22dの凸状円筒面の軸を平
行にしている構成である。なお、電極20aの凹部20
bの近傍、および、電極21aの凹部21bの近傍の形
状は、図4(c)に示すようにされている。
が、前述の第1の実施の形態の熱電気変換装置と異なり
特徴となるのは次の構成である。すなわち、前述の第1
の実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20a
の凹部20bの底面20cおよび電極21aの凹部21
bの底面21cを凸状円筒面あるいは球面に成形すると
ともに、熱電変換素子22の両端面22a,22bを凹
状円筒面あるいは球面に成形しているのに対し、第2の
実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20aの
凹部20bの底面20dおよび電極21aの凹部21b
の底面21dを凹状円筒面に成形するとともに、熱電変
換素子22の両端面22c,22dを凸状円筒面に成形
し、且つ、両端面22c,22dの凸状円筒面の軸を平
行にしている構成である。なお、電極20aの凹部20
bの近傍、および、電極21aの凹部21bの近傍の形
状は、図4(c)に示すようにされている。
【0029】このような熱電変換素子22の端部22c
は電極20aの凹部20bに挿入され、端部22dは電
極21aの凹部21bに挿入され、熱電変換素子22は
蔓巻バネC,D(図1に示す)の付勢力を以て電極20
aと電極21aとで挟持される。また、それぞれの円筒
面は滑らかに仕上げ加工がなされている。
は電極20aの凹部20bに挿入され、端部22dは電
極21aの凹部21bに挿入され、熱電変換素子22は
蔓巻バネC,D(図1に示す)の付勢力を以て電極20
aと電極21aとで挟持される。また、それぞれの円筒
面は滑らかに仕上げ加工がなされている。
【0030】従って、冷却部側の熱交換基板が熱収縮
し、且つ、放熱部側の熱交換基板が熱膨張し、例えば、
図4(a)に示す矢印の方向に応力が加わった場合、熱
電変換素子22の凸状円筒面をなす端面22cは、電極
20aの凹部20bの底面20dの凹状円筒面を摺動回
動でき、熱電変換素子22の凸状円筒面をなす端面22
dは、電極21aの凹部21bの底面21dの凹状円筒
面を摺動回動できる。
し、且つ、放熱部側の熱交換基板が熱膨張し、例えば、
図4(a)に示す矢印の方向に応力が加わった場合、熱
電変換素子22の凸状円筒面をなす端面22cは、電極
20aの凹部20bの底面20dの凹状円筒面を摺動回
動でき、熱電変換素子22の凸状円筒面をなす端面22
dは、電極21aの凹部21bの底面21dの凹状円筒
面を摺動回動できる。
【0031】つまり、上述のような熱電気変換装置にあ
っては、熱交換基板が線膨張係数の大きいアルミナセラ
ミックス基板などであって、しかも、利用のされ方とし
て、冷却部側の熱交換基板と放熱部側の熱交換基板との
温度差が大きくても、熱電変換素子22が破損したり脱
落したりすることのない、信頼性の高いものにできる。
しかもこの場合、前述の第1の実施の形態の熱電気変換
装置に比べて、電極20aの凹部20bの側面と底面2
0dとのなす角および熱電変換素子22のエッジは鈍角
となり、振動などの衝撃でも熱電変換素子22の欠けが
防止できる利点がある。
っては、熱交換基板が線膨張係数の大きいアルミナセラ
ミックス基板などであって、しかも、利用のされ方とし
て、冷却部側の熱交換基板と放熱部側の熱交換基板との
温度差が大きくても、熱電変換素子22が破損したり脱
落したりすることのない、信頼性の高いものにできる。
しかもこの場合、前述の第1の実施の形態の熱電気変換
装置に比べて、電極20aの凹部20bの側面と底面2
0dとのなす角および熱電変換素子22のエッジは鈍角
となり、振動などの衝撃でも熱電変換素子22の欠けが
防止できる利点がある。
【0032】なお、熱電変換素子22の両端面22c,
22dを図5に示すように凸状球面にするとともに、電
極20aの凹部20bの底面20dと電極21aの凹部
21bの底面21dとを凹状球面にすることができる。
勿論、それぞれの球面は同曲率とされる。この場合、そ
れぞれの熱交換基板が、各平面の何方の方向に熱収縮し
たり熱膨張したりしても、熱電変換素子の一方の凸状球
面の端面は、一方の電極の凹部の底面の凹状球面を摺動
回動でき、熱電変換素子の他方の凸状球面の端面は、他
方の電極の凹部の底面の凹状球面を摺動回動できる。つ
まり、熱電気変換装置を、熱電変換素子が破損したり脱
落したりすることのない、信頼性の高いものにできる。
22dを図5に示すように凸状球面にするとともに、電
極20aの凹部20bの底面20dと電極21aの凹部
21bの底面21dとを凹状球面にすることができる。
勿論、それぞれの球面は同曲率とされる。この場合、そ
れぞれの熱交換基板が、各平面の何方の方向に熱収縮し
たり熱膨張したりしても、熱電変換素子の一方の凸状球
面の端面は、一方の電極の凹部の底面の凹状球面を摺動
回動でき、熱電変換素子の他方の凸状球面の端面は、他
方の電極の凹部の底面の凹状球面を摺動回動できる。つ
まり、熱電気変換装置を、熱電変換素子が破損したり脱
落したりすることのない、信頼性の高いものにできる。
【0033】〔第3の実施の形態〕図6は熱電気変換装
置の要部を示す説明図であり、図6(a)は電極と熱電
変換素子との接合を示す要部断面側面図、図6(b)は
熱電変換素子の形状を示す斜視図、図6(c)は電極の
形状を示す斜視図である。図7は熱電変換素子の動作を
示す断面側面図、図8は他の熱電変換素子の形状を示す
斜視図である。なお、前述の第2の実施の形態の熱電気
変換装置と同等の部分には同じ符号を付してあるので、
同じ符号を付した部分の詳細な説明は省略する。
置の要部を示す説明図であり、図6(a)は電極と熱電
変換素子との接合を示す要部断面側面図、図6(b)は
熱電変換素子の形状を示す斜視図、図6(c)は電極の
形状を示す斜視図である。図7は熱電変換素子の動作を
示す断面側面図、図8は他の熱電変換素子の形状を示す
斜視図である。なお、前述の第2の実施の形態の熱電気
変換装置と同等の部分には同じ符号を付してあるので、
同じ符号を付した部分の詳細な説明は省略する。
【0034】図6に示すように、この熱電気変換装置
が、前述の第2の実施の形態の熱電気変換装置と異なり
特徴となるのは次の構成である。すなわち、前述の第2
の実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20a
の凹部20bの底面20dおよび電極21aの凹部21
bの底面21dを凹状円筒面あるいは球面に成形すると
ともに、熱電変換素子22の両端面22c,22dを凸
状円筒面あるいは球面に成形しているのに対し、第3の
実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20aの
平面部に凹状円筒面部20eを、電極21aの平面部に
凹状円筒面部21eを、それぞれ直接に成形するととも
に、熱電変換素子22の両端面の中央部に凸状円筒面を
なす導電摺動部22e,22fをそれぞれ成形し、且
つ、導電摺動部22e,22fの凸状円筒面の軸を平行
にし、更に、導電摺動部22e,22fの周縁面全体に
硬質の絶縁層22gを形成している構成である。
が、前述の第2の実施の形態の熱電気変換装置と異なり
特徴となるのは次の構成である。すなわち、前述の第2
の実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20a
の凹部20bの底面20dおよび電極21aの凹部21
bの底面21dを凹状円筒面あるいは球面に成形すると
ともに、熱電変換素子22の両端面22c,22dを凸
状円筒面あるいは球面に成形しているのに対し、第3の
実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20aの
平面部に凹状円筒面部20eを、電極21aの平面部に
凹状円筒面部21eを、それぞれ直接に成形するととも
に、熱電変換素子22の両端面の中央部に凸状円筒面を
なす導電摺動部22e,22fをそれぞれ成形し、且
つ、導電摺動部22e,22fの凸状円筒面の軸を平行
にし、更に、導電摺動部22e,22fの周縁面全体に
硬質の絶縁層22gを形成している構成である。
【0035】なお、電極20aの凹状円筒面部20eの
近傍および電極21aの凹状円筒面部21eの近傍の形
状は、図6(c)に示すようにされている。また、凹状
円筒面部20e,21e,導電摺動部22e,22fの
それぞれの円筒面の曲率は等しくされている。
近傍および電極21aの凹状円筒面部21eの近傍の形
状は、図6(c)に示すようにされている。また、凹状
円筒面部20e,21e,導電摺動部22e,22fの
それぞれの円筒面の曲率は等しくされている。
【0036】このような、熱電変換素子22の一端部の
導電摺動部22eは電極20aの凹状円筒面部20eに
挿入され、熱電変換素子22の他端部の導電摺動部22
fは電極21aの凹状円筒面部21eに挿入され、熱電
変換素子22は蔓巻バネC,D(図1に示す)の付勢力
を以て電極20aと電極21aとで挟持される。また、
それぞれの円筒面は滑らかに仕上げ加工がなされてい
る。
導電摺動部22eは電極20aの凹状円筒面部20eに
挿入され、熱電変換素子22の他端部の導電摺動部22
fは電極21aの凹状円筒面部21eに挿入され、熱電
変換素子22は蔓巻バネC,D(図1に示す)の付勢力
を以て電極20aと電極21aとで挟持される。また、
それぞれの円筒面は滑らかに仕上げ加工がなされてい
る。
【0037】従って、冷却部側の熱交換基板が熱収縮
し、且つ、放熱部側の熱交換基板が熱膨張し、例えば、
図6(a)に示す矢印の方向に応力が加わった場合、変
位が小さいうちは、熱電変換素子22の導電摺動部22
eは、電極20aの凹状円筒面部20eを摺動回動で
き、熱電変換素子22の導電摺動部22fは、電極21
aの凹状円筒面部21eを摺動回動できる。また、例え
ば図7に示すように、変位が大きくなり、電極20aが
右に電極21aが左に、熱電変換素子22の導電摺動部
22e,22fの摺動範囲を超える変位があると、熱電
変換素子22は過剰回動抑止部に相当する対角の角部2
2P,22Pを支点として、回動するようになり、導電
摺動部22eは電極20aから離隔するとともに導電摺
動部22fは電極21aから離隔し、熱電変換素子22
の通電が遮断し、熱電変換素子22は熱移送機能を停止
して、現在以上の熱収縮および熱膨張の影響を防止す
る。
し、且つ、放熱部側の熱交換基板が熱膨張し、例えば、
図6(a)に示す矢印の方向に応力が加わった場合、変
位が小さいうちは、熱電変換素子22の導電摺動部22
eは、電極20aの凹状円筒面部20eを摺動回動で
き、熱電変換素子22の導電摺動部22fは、電極21
aの凹状円筒面部21eを摺動回動できる。また、例え
ば図7に示すように、変位が大きくなり、電極20aが
右に電極21aが左に、熱電変換素子22の導電摺動部
22e,22fの摺動範囲を超える変位があると、熱電
変換素子22は過剰回動抑止部に相当する対角の角部2
2P,22Pを支点として、回動するようになり、導電
摺動部22eは電極20aから離隔するとともに導電摺
動部22fは電極21aから離隔し、熱電変換素子22
の通電が遮断し、熱電変換素子22は熱移送機能を停止
して、現在以上の熱収縮および熱膨張の影響を防止す
る。
【0038】つまり、上述のような熱電気変換装置にあ
っては、熱交換基板が線膨張係数の大きいアルミナセラ
ミックス基板などであって、しかも、利用のされ方とし
て、冷却部側の熱交換基板と放熱部側の熱交換基板との
温度差が大きくても、熱電変換素子22が破損したり脱
落したりすることのない、信頼性の高いものにできる。
また、熱収縮および熱膨張による変位が所定以上なると
熱電変換素子22の熱移送機能を停止させることがで
き、冷却部側の熱交換基板と放熱部側の熱交換基板との
温度差が、所定温度差以上に拡大することを防止でき
る、熱電気変換装置とすることができる。
っては、熱交換基板が線膨張係数の大きいアルミナセラ
ミックス基板などであって、しかも、利用のされ方とし
て、冷却部側の熱交換基板と放熱部側の熱交換基板との
温度差が大きくても、熱電変換素子22が破損したり脱
落したりすることのない、信頼性の高いものにできる。
また、熱収縮および熱膨張による変位が所定以上なると
熱電変換素子22の熱移送機能を停止させることがで
き、冷却部側の熱交換基板と放熱部側の熱交換基板との
温度差が、所定温度差以上に拡大することを防止でき
る、熱電気変換装置とすることができる。
【0039】なお、熱電変換素子22を円柱状のものに
し、熱電変換素子22の両端面22e,22fを図8に
示すように凸状球面にするとともに、電極20aの凹状
円筒面部20eと電極21aの凹状円筒面部21eと
を、凹状球面にすることができる。勿論、それぞれの球
面は同曲率とされる。この場合、それぞれの熱交換基板
が、各平面の何方の方向に熱収縮したり熱膨張したりし
ても、熱電変換素子の一方の凸状球面の端面は、一方の
電極の凹部の底面の凹状球面を摺動回動でき、熱電変換
素子の他方の凸状球面の端面は、他方の電極の凹部の底
面の凹状球面を摺動回動できる。更に、熱収縮および熱
膨張による変位が所定以上なると熱電変換素子22の熱
移送機能を停止させることができる。つまり、熱電気変
換装置を、熱電変換素子が破損したり脱落したりするこ
とのない、信頼性の高いものにできる。
し、熱電変換素子22の両端面22e,22fを図8に
示すように凸状球面にするとともに、電極20aの凹状
円筒面部20eと電極21aの凹状円筒面部21eと
を、凹状球面にすることができる。勿論、それぞれの球
面は同曲率とされる。この場合、それぞれの熱交換基板
が、各平面の何方の方向に熱収縮したり熱膨張したりし
ても、熱電変換素子の一方の凸状球面の端面は、一方の
電極の凹部の底面の凹状球面を摺動回動でき、熱電変換
素子の他方の凸状球面の端面は、他方の電極の凹部の底
面の凹状球面を摺動回動できる。更に、熱収縮および熱
膨張による変位が所定以上なると熱電変換素子22の熱
移送機能を停止させることができる。つまり、熱電気変
換装置を、熱電変換素子が破損したり脱落したりするこ
とのない、信頼性の高いものにできる。
【0040】〔第4の実施の形態〕図9は熱電気変換装
置の要部を示す説明図であり、図9(a)は電極と熱電
変換素子との接合を示す要部断面側面図、図9(b)は
熱電変換素子の形状を示す斜視図である。図10は他の
熱電変換素子の形状を示す要部斜視図である。なお、前
述の第3の実施の形態の熱電気変換装置と同等の部分に
は同じ符号を付してあるので、同じ符号を付した部分の
詳細な説明は省略する。
置の要部を示す説明図であり、図9(a)は電極と熱電
変換素子との接合を示す要部断面側面図、図9(b)は
熱電変換素子の形状を示す斜視図である。図10は他の
熱電変換素子の形状を示す要部斜視図である。なお、前
述の第3の実施の形態の熱電気変換装置と同等の部分に
は同じ符号を付してあるので、同じ符号を付した部分の
詳細な説明は省略する。
【0041】図9に示すように、この熱電気変換装置
が、前述の第3の実施の形態の熱電気変換装置と異なり
特徴となるのは次の構成である。すなわち、前述の第3
の実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20a
の平面部に凹状円筒面部20eを、電極21aの平面部
に凹状円筒面部21eを、それぞれ直接に成形するとと
もに、熱電変換素子22の両端面の中央部に凸状円筒面
あるいは球面をなす導電摺動部22e,22fをそれぞ
れ成形し、更に、導電摺動部22e,22fの周縁面全
体に硬質の絶縁層22gを形成しているのに対し、第4
の実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20a
に段平面部20fを、電極21aに段平面部21fを成
形するとともに、熱電変換素子22を円柱状に成形し、
段平面部20fと段平面部21fとで円柱状の熱電変換
素子22の円筒面を挟持する構成である。そして、円柱
状の熱電変換素子22は、蔓巻バネC,D(図1に示
す)の付勢力を以て電極20aと電極21aとで挟持さ
れる。
が、前述の第3の実施の形態の熱電気変換装置と異なり
特徴となるのは次の構成である。すなわち、前述の第3
の実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20a
の平面部に凹状円筒面部20eを、電極21aの平面部
に凹状円筒面部21eを、それぞれ直接に成形するとと
もに、熱電変換素子22の両端面の中央部に凸状円筒面
あるいは球面をなす導電摺動部22e,22fをそれぞ
れ成形し、更に、導電摺動部22e,22fの周縁面全
体に硬質の絶縁層22gを形成しているのに対し、第4
の実施の形態の熱電気変換装置にあっては、電極20a
に段平面部20fを、電極21aに段平面部21fを成
形するとともに、熱電変換素子22を円柱状に成形し、
段平面部20fと段平面部21fとで円柱状の熱電変換
素子22の円筒面を挟持する構成である。そして、円柱
状の熱電変換素子22は、蔓巻バネC,D(図1に示
す)の付勢力を以て電極20aと電極21aとで挟持さ
れる。
【0042】従って、冷却部側の熱交換基板が熱収縮
し、且つ、放熱部側の熱交換基板が熱膨張し、例えば、
図9(a)に示す矢印の方向に応力が加わった場合、円
柱状の熱電変換素子22は転がることができ、剪断応力
が加わるようなことを無くすことができる。つまり、上
述のような熱電気変換装置にあっては、熱交換基板が線
膨張係数の大きいアルミナセラミックス基板などであっ
て、しかも、利用のされ方として、冷却部側の熱交換基
板と放熱部側の熱交換基板との温度差が大きくても、熱
電変換素子22が破損したり脱落したりすることのな
い、信頼性の高いものにできる。
し、且つ、放熱部側の熱交換基板が熱膨張し、例えば、
図9(a)に示す矢印の方向に応力が加わった場合、円
柱状の熱電変換素子22は転がることができ、剪断応力
が加わるようなことを無くすことができる。つまり、上
述のような熱電気変換装置にあっては、熱交換基板が線
膨張係数の大きいアルミナセラミックス基板などであっ
て、しかも、利用のされ方として、冷却部側の熱交換基
板と放熱部側の熱交換基板との温度差が大きくても、熱
電変換素子22が破損したり脱落したりすることのな
い、信頼性の高いものにできる。
【0043】なお、図10に示すように、熱電変換素子
22は、円柱状に成形するとともに、この円柱状に成形
した熱電変換素子22の円筒面に、この円筒面の軸に平
行な帯状の絶縁部22hを形成することができる。この
場合、円柱状の熱電変換素子22が転がり、絶縁部22
hが電極20aまたは電極21aと接触するようになる
と、熱電変換素子22の通電が遮断し、熱電変換素子2
2の熱移送機能を停止させることができ、冷却部側の熱
交換基板と放熱部側の熱交換基板との温度差が所定以上
に拡大することを防止できる、熱電気変換装置とするこ
とができる。
22は、円柱状に成形するとともに、この円柱状に成形
した熱電変換素子22の円筒面に、この円筒面の軸に平
行な帯状の絶縁部22hを形成することができる。この
場合、円柱状の熱電変換素子22が転がり、絶縁部22
hが電極20aまたは電極21aと接触するようになる
と、熱電変換素子22の通電が遮断し、熱電変換素子2
2の熱移送機能を停止させることができ、冷却部側の熱
交換基板と放熱部側の熱交換基板との温度差が所定以上
に拡大することを防止できる、熱電気変換装置とするこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、熱電変換
素子と電極との接合部を摺動可能接触構造としたので、
吸熱対象に接合する熱交換基板と加熱対象に接合する熱
交換基板との温度差が大きい場合でも、熱電変換素子と
電極とが摺動し、熱電変換素子に大きな応力が加わら
ず、熱電変換素子が破損したり脱落したりすることのな
い信頼性の高い熱電気変換装置を提供できるという効果
を奏する。
素子と電極との接合部を摺動可能接触構造としたので、
吸熱対象に接合する熱交換基板と加熱対象に接合する熱
交換基板との温度差が大きい場合でも、熱電変換素子と
電極とが摺動し、熱電変換素子に大きな応力が加わら
ず、熱電変換素子が破損したり脱落したりすることのな
い信頼性の高い熱電気変換装置を提供できるという効果
を奏する。
【0045】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、熱電変換素子と電極とが同曲
率の面で接触するので、接触面積を大きくすることがで
き、接触抵抗損失の少ない、熱電気変換装置を提供でき
るという効果を奏する。
載の発明の効果に加えて、熱電変換素子と電極とが同曲
率の面で接触するので、接触面積を大きくすることがで
き、接触抵抗損失の少ない、熱電気変換装置を提供でき
るという効果を奏する。
【0046】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、熱電変換素子のエッジ部を鈍
角にすることができ、エッジ部からの破損の少ない、更
に信頼性の高い熱電気変換装置を提供できるという効果
を奏する。
載の発明の効果に加えて、熱電変換素子のエッジ部を鈍
角にすることができ、エッジ部からの破損の少ない、更
に信頼性の高い熱電気変換装置を提供できるという効果
を奏する。
【0047】請求項4記載の発明によれば、請求項2ま
たは請求項3記載の発明の効果に加えて、熱交換基板の
面内のあらゆる方向の変位に対して、略等しい条件で熱
電変換素子を摺動回動できる、熱電気変換装置を提供で
きるという効果を奏する。
たは請求項3記載の発明の効果に加えて、熱交換基板の
面内のあらゆる方向の変位に対して、略等しい条件で熱
電変換素子を摺動回動できる、熱電気変換装置を提供で
きるという効果を奏する。
【0048】請求項5記載の発明によれば、請求項2乃
至4記載の発明の効果に加えて、熱収縮および熱膨張に
よる熱交換基板相互の所定以上の変位に対し、通電を遮
断し熱移送機能を停止させて、所定以上の熱交換基板相
互の温度差を防止できる、熱電気変換装置を提供できる
という効果を奏する。
至4記載の発明の効果に加えて、熱収縮および熱膨張に
よる熱交換基板相互の所定以上の変位に対し、通電を遮
断し熱移送機能を停止させて、所定以上の熱交換基板相
互の温度差を防止できる、熱電気変換装置を提供できる
という効果を奏する。
【0049】請求項6記載の発明によれば、熱電変換素
子の転がりで、熱収縮および熱膨張による熱交換基板相
互の変位に対する応力を逃がすことができ、熱電変換素
子が破損したり脱落したりすることのない、信頼性の高
い熱電気変換装置を提供できるという効果を奏する。
子の転がりで、熱収縮および熱膨張による熱交換基板相
互の変位に対する応力を逃がすことができ、熱電変換素
子が破損したり脱落したりすることのない、信頼性の高
い熱電気変換装置を提供できるという効果を奏する。
【0050】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明の効果に加えて、熱収縮および熱膨張による熱
交換基板相互の所定以上の変位に対し、通電を遮断し熱
移送機能を停止させて、所定以上の熱交換基板相互の温
度差を防止できる、熱電気変換装置を提供できるという
効果を奏する。
載の発明の効果に加えて、熱収縮および熱膨張による熱
交換基板相互の所定以上の変位に対し、通電を遮断し熱
移送機能を停止させて、所定以上の熱交換基板相互の温
度差を防止できる、熱電気変換装置を提供できるという
効果を奏する。
【図1】本発明に係る熱電気変換装置の用い方を示す断
面側面図である。
面側面図である。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態の熱電気変換装
置の要部を示す説明図である。
置の要部を示す説明図である。
【図3】上記熱電気変換装置の他の熱電変換素子の形状
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る第2の実施の形態の熱電気変換装
置の要部を示す説明図である。
置の要部を示す説明図である。
【図5】上記熱電気変換装置の他の熱電変換素子の形状
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る第3の実施の形態の熱電気変換装
置の要部を示す説明図である。
置の要部を示す説明図である。
【図7】上記熱電気変換装置の熱電変換素子の動作を示
す断面側面図である。
す断面側面図である。
【図8】上記熱電気変換装置の他の熱電変換素子の形状
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図9】本発明に係る第4の実施の形態の熱電気変換装
置の要部を示す説明図である。
置の要部を示す説明図である。
【図10】上記熱電気変換装置の他の熱電変換素子の形
状を示す斜視図である。
状を示す斜視図である。
【図11】従来の熱電気変換装置を示す斜視図である。
2 熱電気変換装置 20 熱交換基板 20a 電極 20c 電極に形成した凸面 20d 電極に形成した凹面 21 熱交換基板 21a 電極 21c 電極に形成した凸面 21d 電極に形成した凹面 22 熱電変換素子 22a 熱電変換素子に形成した凹面 22b 熱電変換素子に形成した凹面 22c 熱電変換素子に形成した凸面 22d 熱電変換素子に形成した凸面 22h 流通電流を遮断するための絶縁面 22p 過剰回動抑止部 A 吸熱対象 B 加熱対象
Claims (7)
- 【請求項1】 吸熱対象との接合面の裏面に電極を形成
してなる熱交換基板と、加熱対象との接合面の裏面に電
極を形成してなる熱交換基板と、前記両電極間に挟持接
合される複数の熱電変換素子とを備える熱電気変換装置
において、前記熱電変換素子と前記電極との接合部を摺
動可能接触構造としたことを特徴とする熱電気変換装
置。 - 【請求項2】 前記摺動可能接触構造は、同曲率の、熱
電変換素子に形成した凹面と、電極に形成した凸面とに
より構成したことを特徴とする請求項1記載の熱電気変
換装置。 - 【請求項3】 前記摺動可能接触構造は、同曲率の、熱
電変換素子に形成した凸面と、電極に形成した凹面とに
より構成したことを特徴とする請求項1記載の熱電気変
換装置。 - 【請求項4】 前記凸面と前記凹面とはそれぞれ球面で
あることを特徴とする請求項2または3記載の熱電気変
換装置。 - 【請求項5】 前記熱電変換素子の摺動部近傍に絶縁性
の過剰回動抑止部を設けたことを特徴とする請求項2乃
至4記載の熱電気変換装置。 - 【請求項6】 吸熱対象との接合面の裏面に電極を形成
してなる熱交換基板と、加熱対象との接合面の裏面に電
極を形成してなる熱交換基板と、前記両電極間に挟持接
合される複数の熱電変換素子とを備える熱電気変換装置
において、前記熱電変換素子を円柱状となすとともに、
前記両電極に、前記円柱状の熱電変換素子の円筒面を挟
持するための平行な平面を設けたことを特徴とする熱電
気変換装置。 - 【請求項7】 前記円柱状の熱電変換素子に、流通電流
を遮断するための絶縁面を設けたことを特徴とする請求
項6記載の熱電気変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132216A JPH09321349A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 熱電気変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132216A JPH09321349A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 熱電気変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09321349A true JPH09321349A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15076111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8132216A Pending JPH09321349A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 熱電気変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09321349A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005064457A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-03-10 | Toshiba Corp | 熱電変換装置 |
JP2005277206A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Toshiba Corp | 熱電変換装置 |
JP2006049872A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-02-16 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 熱電変換モジュール |
JP2007294689A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Toyota Motor Corp | 熱電変換素子 |
JP2008182011A (ja) * | 2007-01-24 | 2008-08-07 | Toshiba Corp | 熱電変換システム信頼性評価装置及び方法 |
JP2008235702A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Toyota Motor Corp | 熱電発電装置 |
JP2018137374A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 三菱マテリアル株式会社 | 熱電変換モジュール、及び、熱電変換モジュールの製造方法 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP8132216A patent/JPH09321349A/ja active Pending
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