JPH09319266A - 画像形成装置用の高圧電源装置 - Google Patents
画像形成装置用の高圧電源装置Info
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- JPH09319266A JPH09319266A JP8159074A JP15907496A JPH09319266A JP H09319266 A JPH09319266 A JP H09319266A JP 8159074 A JP8159074 A JP 8159074A JP 15907496 A JP15907496 A JP 15907496A JP H09319266 A JPH09319266 A JP H09319266A
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- JP
- Japan
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- voltage
- image forming
- power supply
- voltage power
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高精度の電源供給を可能とした画像形成装置
用のデジタル型高圧電源装置を得る。 【解決手段】 電源検出回路1と高圧電源制御部2とに
より構成され、電源検出回路1は画像形成装置制御部3
と接続される。電源検出回路1には2個の電圧検出抵抗
器r1、r2が設けられている。これらの抵抗器r1、
r2は、画像形成に必要な制御電圧を検出するための抵
抗である。この抵抗により検出された電圧をA/Dコン
バータ(ADC)がA/D変換し、A/D変換された電
圧値を用いた演算により、コントローラ(CNT)がP
WM信号のデューティを決定する。抵抗値の異なる2個
以上の制御電圧検出用の抵抗器の接続をSWが切り替
え、画像形成装置内の部材に、バイアス電圧を印加する
ための低電圧制御による高精度の高圧電源の供給を可能
とする。
用のデジタル型高圧電源装置を得る。 【解決手段】 電源検出回路1と高圧電源制御部2とに
より構成され、電源検出回路1は画像形成装置制御部3
と接続される。電源検出回路1には2個の電圧検出抵抗
器r1、r2が設けられている。これらの抵抗器r1、
r2は、画像形成に必要な制御電圧を検出するための抵
抗である。この抵抗により検出された電圧をA/Dコン
バータ(ADC)がA/D変換し、A/D変換された電
圧値を用いた演算により、コントローラ(CNT)がP
WM信号のデューティを決定する。抵抗値の異なる2個
以上の制御電圧検出用の抵抗器の接続をSWが切り替
え、画像形成装置内の部材に、バイアス電圧を印加する
ための低電圧制御による高精度の高圧電源の供給を可能
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置用の
デジタル型高圧電源装置用の高圧電源装置に関する。
デジタル型高圧電源装置用の高圧電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置は一般に、電子写真
装置の画像の作成・定着等において高圧電源を必要とす
る。この高圧電源により作成される電源の性能、効率等
は、画像形成装置の性能を決める一つの重要な要素とな
る。
装置の画像の作成・定着等において高圧電源を必要とす
る。この高圧電源により作成される電源の性能、効率等
は、画像形成装置の性能を決める一つの重要な要素とな
る。
【0003】図4に基づいて従来の帯電グリッドの定電
圧制御高圧電源の構成/動作を説明する。感光体PCの
表面を均一に帯電させるために、グリッド電圧Vout
が一定になるように制御する必要がある。そのために、
出力電圧Voutを2つの検出抵抗R、rで分圧し、V
out×r/(r+R)で得られる電圧を演算回路の制
御部10にフィードバックし、AD変換された値を常に
目標値と等しくなるようにPWM制御している。
圧制御高圧電源の構成/動作を説明する。感光体PCの
表面を均一に帯電させるために、グリッド電圧Vout
が一定になるように制御する必要がある。そのために、
出力電圧Voutを2つの検出抵抗R、rで分圧し、V
out×r/(r+R)で得られる電圧を演算回路の制
御部10にフィードバックし、AD変換された値を常に
目標値と等しくなるようにPWM制御している。
【0004】具体的には、AD変換値が目標値よりも大
きい場合にはPWM信号のDUTYを小さくし、目標値
よりも小さい場合にはPWM信号のDUTYを大きくし
ている。そして、その、PWM信号でトランジスタをO
N/OFFすることにより、トランスTを駆動し出力を
得ている。また、PWM信号波形のDUTYは、トラン
スTが磁気飽和しないレベルで制限をしている。
きい場合にはPWM信号のDUTYを小さくし、目標値
よりも小さい場合にはPWM信号のDUTYを大きくし
ている。そして、その、PWM信号でトランジスタをO
N/OFFすることにより、トランスTを駆動し出力を
得ている。また、PWM信号波形のDUTYは、トラン
スTが磁気飽和しないレベルで制限をしている。
【0005】以下に本従来例の高圧電源装置の構成およ
び動作について説明する。この画像形成装置用のデジタ
ル型高圧電源装置の第1の画像形成モードの帯電電位制
御範囲が200〜700V、第2の画像形成モードの帯
電電位制御範囲が500〜1000Vであるとする。こ
のとき、この画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置
の高圧電源としては、200〜1000Vの制御(出
力)範囲を考慮しなければならない。
び動作について説明する。この画像形成装置用のデジタ
ル型高圧電源装置の第1の画像形成モードの帯電電位制
御範囲が200〜700V、第2の画像形成モードの帯
電電位制御範囲が500〜1000Vであるとする。こ
のとき、この画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置
の高圧電源としては、200〜1000Vの制御(出
力)範囲を考慮しなければならない。
【0006】A/D変換の入力電圧範囲が0〜5Vであ
るとき、帰還電圧はこの電圧範囲に収まらなければなら
ない。このため、例えば、検出抵抗のR、rの値を5.
9MΩ、28kΩとすると、帰還電圧範囲は1.00〜
4.98Vとなる。
るとき、帰還電圧はこの電圧範囲に収まらなければなら
ない。このため、例えば、検出抵抗のR、rの値を5.
9MΩ、28kΩとすると、帰還電圧範囲は1.00〜
4.98Vとなる。
【0007】本発明と技術分野が類似する従来技術例と
して、特開平1−82076号公報の「静電記録装置」
がある。本従来例では、高速・低速時、および裏面・表
面時に応じて、転写極および分離極の制御電流を変える
ことにより、全てのモードについて良好な転写、分離を
可能とするとしている。
して、特開平1−82076号公報の「静電記録装置」
がある。本従来例では、高速・低速時、および裏面・表
面時に応じて、転写極および分離極の制御電流を変える
ことにより、全てのモードについて良好な転写、分離を
可能とするとしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の高圧電源では、出力電圧を帰還して、その帰還電圧
をA/D変換し、A/D変換されたデータを用いて演算
している。PWM信号のデューティを決定する、デジタ
ル方式の高圧電源を有する画像形成装置用のデジタル型
高圧電源装置において、複数の画像形成モードを持ち、
その画像形成モード毎に制御電圧範囲が異なる場合に、
各画像形成モードの全ての制御電圧範囲を満足するよう
な抵抗値の検出抵抗を選択する。この選択により、ある
特定の画像形成モードにおいては、出力電流範囲に対す
る帰還電圧範囲が狭くなり、制御上の精度が低くなる問
題点が生じる。
来の高圧電源では、出力電圧を帰還して、その帰還電圧
をA/D変換し、A/D変換されたデータを用いて演算
している。PWM信号のデューティを決定する、デジタ
ル方式の高圧電源を有する画像形成装置用のデジタル型
高圧電源装置において、複数の画像形成モードを持ち、
その画像形成モード毎に制御電圧範囲が異なる場合に、
各画像形成モードの全ての制御電圧範囲を満足するよう
な抵抗値の検出抵抗を選択する。この選択により、ある
特定の画像形成モードにおいては、出力電流範囲に対す
る帰還電圧範囲が狭くなり、制御上の精度が低くなる問
題点が生じる。
【0009】本発明は、高精度の電源供給を可能とした
画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置を提供するこ
とを目的とする。
画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置
は、画像形成に必要な制御電圧を検出するための抵抗
と、この抵抗により検出された電圧をA/D変換するA
/Dコンバータと、A/D変換された電圧値を用いた演
算によりPWM信号のデューティを決定する制御手段
と、抵抗値の異なる少なくとも2個以上の制御電圧検出
用の抵抗器と、この抵抗器の接続を切り替える切替手段
とを有して構成され、画像形成装置内の部材にバイアス
電圧を印加するための定電圧制御による高圧電源を供給
することを特徴としている。
め、本発明の画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置
は、画像形成に必要な制御電圧を検出するための抵抗
と、この抵抗により検出された電圧をA/D変換するA
/Dコンバータと、A/D変換された電圧値を用いた演
算によりPWM信号のデューティを決定する制御手段
と、抵抗値の異なる少なくとも2個以上の制御電圧検出
用の抵抗器と、この抵抗器の接続を切り替える切替手段
とを有して構成され、画像形成装置内の部材にバイアス
電圧を印加するための定電圧制御による高圧電源を供給
することを特徴としている。
【0011】また、上記の画像形成装置の画像形成モー
ド設定時に、制御電圧検出用の抵抗器との接続を切替手
段が切り替えるとよい。
ド設定時に、制御電圧検出用の抵抗器との接続を切替手
段が切り替えるとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置の実施の
形態を詳細に説明する。図1〜図3を参照すると、本発
明の画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置の一実施
形態が示されている。図1及至図3に基づいて基本的な
画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置の構成および
動作について説明する。
よる画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置の実施の
形態を詳細に説明する。図1〜図3を参照すると、本発
明の画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置の一実施
形態が示されている。図1及至図3に基づいて基本的な
画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置の構成および
動作について説明する。
【0013】図1に示した画像形成部は、ドラム状の感
光体PCが接地されており、矢印の方向に回転してい
る。感光体PCの周囲には、帯電チャージャCH、帯電
用グリッドG、現像装置D、誘電体ベルトBおよび誘電
体ベルトBに電荷を供給する接触電極を兼ねる転写ロー
ラRBとアース用のローラRAとからなる転写搬送装
置、クリーニング装置C、除電器QL等が配置される。
光体PCが接地されており、矢印の方向に回転してい
る。感光体PCの周囲には、帯電チャージャCH、帯電
用グリッドG、現像装置D、誘電体ベルトBおよび誘電
体ベルトBに電荷を供給する接触電極を兼ねる転写ロー
ラRBとアース用のローラRAとからなる転写搬送装
置、クリーニング装置C、除電器QL等が配置される。
【0014】感光体PCは、帯電装置CHにより帯電さ
れ、帯電用グリッドGにより帯電電位を均一化される。
次に感光体PCに画像情報が照射され、感光体PCに静
電潜像が形成される。現像装置Dによりトナーを吸着さ
せ、感光体PC上で可視像とする。次に、転写バイアス
が印加された転写ベルトBに静電的に吸着され、転写紙
はトナー像と重ねられ、転写ベルトBを介して転写紙の
裏面からトナーの電荷と逆極性のバイアスとが印加され
ることにより、トナー像は転写紙に転写される。
れ、帯電用グリッドGにより帯電電位を均一化される。
次に感光体PCに画像情報が照射され、感光体PCに静
電潜像が形成される。現像装置Dによりトナーを吸着さ
せ、感光体PC上で可視像とする。次に、転写バイアス
が印加された転写ベルトBに静電的に吸着され、転写紙
はトナー像と重ねられ、転写ベルトBを介して転写紙の
裏面からトナーの電荷と逆極性のバイアスとが印加され
ることにより、トナー像は転写紙に転写される。
【0015】次に、転写紙は転写ベルトから分離し、定
着ローラRFと加圧ローラ等により構成される定着装置
Fを通ることによりトナー像が転写紙に定着する。一
方、転写後の感光体PC上には紙粉や転写されなかった
少量のトナーが付着しているので、クリーニング装置C
で除去され排出される。次に、感光体PCの除電装置Q
Lで光除電され、感光体PCは初期状態に復帰し、一連
の作像プロセスは終了する。
着ローラRFと加圧ローラ等により構成される定着装置
Fを通ることによりトナー像が転写紙に定着する。一
方、転写後の感光体PC上には紙粉や転写されなかった
少量のトナーが付着しているので、クリーニング装置C
で除去され排出される。次に、感光体PCの除電装置Q
Lで光除電され、感光体PCは初期状態に復帰し、一連
の作像プロセスは終了する。
【0016】上記作像プロセスにおいて、一般的に帯電
チャージャCH、誘電体ベルトBの印加部材RBには定
電流制御されている高圧電源が接続され、帯電用グリッ
ドG、現像装置D内の現像スリープには定電圧制御され
ている高圧電源が接続されている。本実施形態は、定電
圧制御の高圧電源に関するものであり、帯電用グリッド
Gと現像スリープ用の高圧電源の基本的構成は同じであ
るので、以下の説明は帯電グリッド用高圧電源を例に説
明する。
チャージャCH、誘電体ベルトBの印加部材RBには定
電流制御されている高圧電源が接続され、帯電用グリッ
ドG、現像装置D内の現像スリープには定電圧制御され
ている高圧電源が接続されている。本実施形態は、定電
圧制御の高圧電源に関するものであり、帯電用グリッド
Gと現像スリープ用の高圧電源の基本的構成は同じであ
るので、以下の説明は帯電グリッド用高圧電源を例に説
明する。
【0017】以下に本実施形態の高圧電源装置の構成に
ついて説明する。図2において、本実施形態の高圧電源
装置は、電源検出回路1と高圧電源制御部2とを有し、
電源検出回路1が画像形成装置制御部3と接続されて構
成される。電源検出回路は、図2に示すように、高圧電
源の検出のために複数(本実施形態では2個)の抵抗器
r1,r2と、これらの接続を切り替える切替器SWと
を設けている。
ついて説明する。図2において、本実施形態の高圧電源
装置は、電源検出回路1と高圧電源制御部2とを有し、
電源検出回路1が画像形成装置制御部3と接続されて構
成される。電源検出回路は、図2に示すように、高圧電
源の検出のために複数(本実施形態では2個)の抵抗器
r1,r2と、これらの接続を切り替える切替器SWと
を設けている。
【0018】通常グリッド電圧値はある一定の電圧値に
定電圧制御されるが、環境変動や感光体PCなどの経時
劣化などによりグリッドを調整する場合がある。また、
上記の電圧制御範囲が異なる複数の画像形成モードを有
する画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置において
は、更に高圧電源としての制御範囲が大きくなり、その
ために高圧電源としてはその電圧の制御幅を見込んだ仕
様となる。各部品共その使用に耐え得る部品で構成され
るのは自明であり、ここでは検出抵抗器r1,r2の抵
抗値について説明する。
定電圧制御されるが、環境変動や感光体PCなどの経時
劣化などによりグリッドを調整する場合がある。また、
上記の電圧制御範囲が異なる複数の画像形成モードを有
する画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置において
は、更に高圧電源としての制御範囲が大きくなり、その
ために高圧電源としてはその電圧の制御幅を見込んだ仕
様となる。各部品共その使用に耐え得る部品で構成され
るのは自明であり、ここでは検出抵抗器r1,r2の抵
抗値について説明する。
【0019】画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置
としての高圧電源は、200〜1000Vの制御(出
力)範囲を考慮しなければならない。この内容は、従来
例において既述した。本実施形態では、従来の構成に対
し図2のように2種類の抵抗値の異なる検出抵抗r1,
r2とその検出抵抗の経路を切り替える切替器SWとを
有する。この切替器SWは、帰還電圧のレベルを切り替
えるための切替器である。
としての高圧電源は、200〜1000Vの制御(出
力)範囲を考慮しなければならない。この内容は、従来
例において既述した。本実施形態では、従来の構成に対
し図2のように2種類の抵抗値の異なる検出抵抗r1,
r2とその検出抵抗の経路を切り替える切替器SWとを
有する。この切替器SWは、帰還電圧のレベルを切り替
えるための切替器である。
【0020】例えば、本実施形態のデジタル型高圧電源
装置が適用される画像形成装置は、2種類の画像形成モ
ードを有しているものとする。この画像形成モードと帰
還電圧範囲との関係を以下のように定める。第1の画像
形成モードにおける帰還電圧範囲を1.00〜3.48
V、第2の画像形成モードにおける帰還電圧範囲を2.
49〜4.98Vとする。これらの出力電圧と帰還電圧
の関係を、図3に示している。
装置が適用される画像形成装置は、2種類の画像形成モ
ードを有しているものとする。この画像形成モードと帰
還電圧範囲との関係を以下のように定める。第1の画像
形成モードにおける帰還電圧範囲を1.00〜3.48
V、第2の画像形成モードにおける帰還電圧範囲を2.
49〜4.98Vとする。これらの出力電圧と帰還電圧
の関係を、図3に示している。
【0021】具体的な乗数の設定例として、R1=5.
6MΩ、r1=39kΩ、r2=28kΩとし、帰還電
圧は第1の画像形成モードの時にVout×r1/(R
1+r1)、第2の画像形成モードの時にVout×r
2/(R1+r2)とすると、第1の画像形成モードに
おける帰還電圧範囲は2.48〜4.98Vとなる。よ
って、本実施形態の構成により、少なくとも第1の画像
形成モードにおける帰還電圧範囲が広がり、実用上のA
/D変換の分解能が向上し、結果的により精度の高い高
圧電源の定電圧制御が行える。検出抵抗r1,r2の切
替器SWによる設定状態と、出力電圧および帰還電圧の
関係は図3による。
6MΩ、r1=39kΩ、r2=28kΩとし、帰還電
圧は第1の画像形成モードの時にVout×r1/(R
1+r1)、第2の画像形成モードの時にVout×r
2/(R1+r2)とすると、第1の画像形成モードに
おける帰還電圧範囲は2.48〜4.98Vとなる。よ
って、本実施形態の構成により、少なくとも第1の画像
形成モードにおける帰還電圧範囲が広がり、実用上のA
/D変換の分解能が向上し、結果的により精度の高い高
圧電源の定電圧制御が行える。検出抵抗r1,r2の切
替器SWによる設定状態と、出力電圧および帰還電圧の
関係は図3による。
【0022】本実施形態の画像形成装置用のデジタル型
高圧電源装置の電源検出回路1において、各画像形成モ
ードが選択されたときに画像形成装置用のデジタル型高
圧電源装置の制御部から切替器SWを切り替え、各画像
形成モードに適した分圧値を選択する。
高圧電源装置の電源検出回路1において、各画像形成モ
ードが選択されたときに画像形成装置用のデジタル型高
圧電源装置の制御部から切替器SWを切り替え、各画像
形成モードに適した分圧値を選択する。
【0023】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置は、画像形
成に必要な制御電圧が検出され、検出された電圧をA/
D変換し、A/D変換された電圧値を用いた演算により
PWM信号のデューティを決定する。この制御のために
抵抗値の異なる少なくとも2個以上の制御電圧検出用の
抵抗器と、この抵抗器の接続を切り替える切替手段とを
有し、画像形成装置内の部材にバイアス電圧を印加する
ための定電圧制御による高圧電源を供給する。
の画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置は、画像形
成に必要な制御電圧が検出され、検出された電圧をA/
D変換し、A/D変換された電圧値を用いた演算により
PWM信号のデューティを決定する。この制御のために
抵抗値の異なる少なくとも2個以上の制御電圧検出用の
抵抗器と、この抵抗器の接続を切り替える切替手段とを
有し、画像形成装置内の部材にバイアス電圧を印加する
ための定電圧制御による高圧電源を供給する。
【0024】画像形成装置が複数の画像形成モードを持
ち、その画像形成モード毎に制御電圧範囲が異なる場合
に、各画像形成モードの全ての制御電圧範囲を満足する
ような抵抗値の検出抵抗を選択すると、ある特定の画像
形成モードにおいては制御電圧範囲に対する帰還電圧範
囲が狭くなり細かい制御が出来ない場合があるが、本発
明により精度の高い制御が可能となる。
ち、その画像形成モード毎に制御電圧範囲が異なる場合
に、各画像形成モードの全ての制御電圧範囲を満足する
ような抵抗値の検出抵抗を選択すると、ある特定の画像
形成モードにおいては制御電圧範囲に対する帰還電圧範
囲が狭くなり細かい制御が出来ない場合があるが、本発
明により精度の高い制御が可能となる。
【0025】また、各画像形成モード設定時に最適の抵
抗値を選択することにより効率のよい精度の高い制御が
可能となる。
抗値を選択することにより効率のよい精度の高い制御が
可能となる。
【図1】本発明の画像形成装置用のデジタル型高圧電源
装置が適用される複写機の実施形態を示す概念図であ
る。
装置が適用される複写機の実施形態を示す概念図であ
る。
【図2】図1に適用される本実施形態の高圧電源装置の
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図3】図2の高圧電源装置の出力電圧と帰還電圧との
関係を示す特性図である。
関係を示す特性図である。
【図4】従来の高圧電源装置の構成例を示す図である。
【図5】図4の高圧電源装置の出力電圧と帰還電圧との
関係を示す特性図である。
関係を示す特性図である。
1 電源検出回路 2 高圧電源制御部 3 画像形成装置制御部 B 誘電体ベルト C クリーニング装置 CH 帯電チャージャ D 現像装置 G 帯電用グリッド PC 感光体 QL 除電器 RA ローラ RB 転写ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 3/28 H02M 3/28 N H04N 1/00 H04N 1/00 C
Claims (2)
- 【請求項1】 画像形成に必要な制御電圧を検出するた
めの抵抗と、 該抵抗により検出された電圧をA/D変換するA/Dコ
ンバータと、 該A/D変換された電圧値を用いた演算によりPWM信
号のデューティを決定する制御手段と、 抵抗値の異なる少なくとも2個以上の制御電圧検出用の
抵抗器と、 該抵抗器の接続を切り替える切替手段とを有して構成さ
れ、 画像形成装置内の部材にバイアス電圧を印加するための
定電圧制御による高圧電源を供給することを特徴とする
画像形成装置用のデジタル型高圧電源装置。 - 【請求項2】 前記画像形成装置の画像形成モード設定
時に、制御電圧検出用の前記抵抗器との接続を前記切替
手段が切り替えることを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置用のデジタル型高圧電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8159074A JPH09319266A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 画像形成装置用の高圧電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8159074A JPH09319266A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 画像形成装置用の高圧電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09319266A true JPH09319266A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15685657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8159074A Pending JPH09319266A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 画像形成装置用の高圧電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09319266A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006074857A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Fuji Xerox Co Ltd | スイッチング電源装置、画像形成装置及び電源制御方法 |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP8159074A patent/JPH09319266A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006074857A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Fuji Xerox Co Ltd | スイッチング電源装置、画像形成装置及び電源制御方法 |
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