JPH09316404A - 手切れ性粘着テープの製造方法 - Google Patents
手切れ性粘着テープの製造方法Info
- Publication number
- JPH09316404A JPH09316404A JP13358796A JP13358796A JPH09316404A JP H09316404 A JPH09316404 A JP H09316404A JP 13358796 A JP13358796 A JP 13358796A JP 13358796 A JP13358796 A JP 13358796A JP H09316404 A JPH09316404 A JP H09316404A
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- JP
- Japan
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- film
- adhesive tape
- substrate
- roll
- synthetic resin
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】粘着テープ原反を原反ロールから繰り出し、巻
き取る際に張力を受けても破断することなく、生産性の
よい粘着テープの製造方法を提供する。 【解決手段】 幅方向に手切れ性を有するように少なく
とも一方の面が凹凸加工されてなる原反フィルム1の片
面に粘着層2を形成する手切れ性粘着テープの製造方法
において、長手方向両側縁部は非凹凸部12となされて
いる合成樹脂フィルムを使用する。
き取る際に張力を受けても破断することなく、生産性の
よい粘着テープの製造方法を提供する。 【解決手段】 幅方向に手切れ性を有するように少なく
とも一方の面が凹凸加工されてなる原反フィルム1の片
面に粘着層2を形成する手切れ性粘着テープの製造方法
において、長手方向両側縁部は非凹凸部12となされて
いる合成樹脂フィルムを使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手切れ性を有する
粘着テープを製造する方法に関する。
粘着テープを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】粘着テープに手切れ性を付与するため
に、基材フィルムの片面にエンボス加工等により凹凸を
形成することが行われている(例えば特公昭50−13
306号公報参照)。ところで、従来はこのような粘着
テープの原反として、図4に示すように広幅のフィルム
5の片面全面に凹凸51が形成され、片面に粘着剤層2
が積層された長尺のものを巻き取って太巻きロールとさ
れたものが使用されていた。
に、基材フィルムの片面にエンボス加工等により凹凸を
形成することが行われている(例えば特公昭50−13
306号公報参照)。ところで、従来はこのような粘着
テープの原反として、図4に示すように広幅のフィルム
5の片面全面に凹凸51が形成され、片面に粘着剤層2
が積層された長尺のものを巻き取って太巻きロールとさ
れたものが使用されていた。
【0003】粘着層形成時の原反フィルムの繰り出し
や、広幅で太巻きロールとなされた粘着テープ原反を小
巻きロールとするために繰り出すと起動時に衝撃的な張
力を受ける。更に加工中、特にライン速度が加速される
際にも大きな張力を受け、両側縁の凹凸部から幅方向へ
引裂けが起こり易く、製造ラインにおけるトラブルの原
因となっていた。
や、広幅で太巻きロールとなされた粘着テープ原反を小
巻きロールとするために繰り出すと起動時に衝撃的な張
力を受ける。更に加工中、特にライン速度が加速される
際にも大きな張力を受け、両側縁の凹凸部から幅方向へ
引裂けが起こり易く、製造ラインにおけるトラブルの原
因となっていた。
【0004】また、原反ロールを移動するときなどに側
縁部に小さな傷が付き易く、この傷が凹凸部に連なって
僅かな張力でもフィルム切れが起こるという問題があ
る。太巻きロールから繰り出したフィルムに負荷を与え
ないで巻き取るのが理想的であるが、粘着加工されたフ
ィルムを繰り出す場合に発生する張力は避けられない。
縁部に小さな傷が付き易く、この傷が凹凸部に連なって
僅かな張力でもフィルム切れが起こるという問題があ
る。太巻きロールから繰り出したフィルムに負荷を与え
ないで巻き取るのが理想的であるが、粘着加工されたフ
ィルムを繰り出す場合に発生する張力は避けられない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点を解消し、原反ロールから繰り出し、巻き取る際に
張力を受けても破断することなく、生産性のよい粘着テ
ープの製造方法を提供することを目的とする。
題点を解消し、原反ロールから繰り出し、巻き取る際に
張力を受けても破断することなく、生産性のよい粘着テ
ープの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明粘着テープの製造
方法は、幅方向に手切れ性を有するように少なくとも一
方の面が凹凸加工されてなる合成樹脂フィルム原反基材
の片面に粘着層を形成する手切れ性粘着テープの製造方
法において、長手方向両側縁部には凹凸加工がなされて
いない合成樹脂フィルムを原反基材として用いることを
特徴とするものである。
方法は、幅方向に手切れ性を有するように少なくとも一
方の面が凹凸加工されてなる合成樹脂フィルム原反基材
の片面に粘着層を形成する手切れ性粘着テープの製造方
法において、長手方向両側縁部には凹凸加工がなされて
いない合成樹脂フィルムを原反基材として用いることを
特徴とするものである。
【0007】粘着テープの基材とする原反フィルムは、
ポリプロピレン、ポリエチレン、プロピレンとエチレン
との共重合体、ポリエステル等の熱可塑性樹脂フィルム
が代表的であり、その厚みは0.02〜0.15mmが
一般的である。Tダイやインフレーション法により成形
されたフィルムは平滑な両面を有するものである。手切
れ性を付与するため、エンボスロールを通過させるなど
して片面に細かい凹凸を形成させる。本発明では原反基
材の片面は平滑面のままとし、他の面には両側縁部で長
手方向に一定幅の範囲で凹凸のない非凹凸部とし、これ
以外の全面に凹凸を形成する。従って、非凹凸部は手切
れ性がない。
ポリプロピレン、ポリエチレン、プロピレンとエチレン
との共重合体、ポリエステル等の熱可塑性樹脂フィルム
が代表的であり、その厚みは0.02〜0.15mmが
一般的である。Tダイやインフレーション法により成形
されたフィルムは平滑な両面を有するものである。手切
れ性を付与するため、エンボスロールを通過させるなど
して片面に細かい凹凸を形成させる。本発明では原反基
材の片面は平滑面のままとし、他の面には両側縁部で長
手方向に一定幅の範囲で凹凸のない非凹凸部とし、これ
以外の全面に凹凸を形成する。従って、非凹凸部は手切
れ性がない。
【0008】上記凹凸はフィルムの幅方向に溝状で設け
られるのが好ましく、溝の深さは原反基材厚みの10〜
80%程度が好ましく、溝の間隔は0.8〜1.4mm
が好ましい。非凹凸部の幅はフィルムの端縁から1cm
〜3cmであることが好ましい。小巻きロールを所定幅
に切断して製品とするためには小巻きロールの両端部は
不要部分として切断除去される。このため両側縁の非凹
凸部の幅を1cm以下に制御する必要はない。
られるのが好ましく、溝の深さは原反基材厚みの10〜
80%程度が好ましく、溝の間隔は0.8〜1.4mm
が好ましい。非凹凸部の幅はフィルムの端縁から1cm
〜3cmであることが好ましい。小巻きロールを所定幅
に切断して製品とするためには小巻きロールの両端部は
不要部分として切断除去される。このため両側縁の非凹
凸部の幅を1cm以下に制御する必要はない。
【0009】また、この幅が1cm未満であるとフィル
ムの巻重体を移動する際に受ける傷と凹凸部とが連なり
やすく、フィルムが切れる原因となる。また、非凹凸部
は最終的には捨てられるので、この部分の幅が3cmを
超えると非凹凸部が製品の一部となるおそれがあり、ま
た、製品となる凹凸の形成された部分が少なくなり材料
ロスが多くなる。
ムの巻重体を移動する際に受ける傷と凹凸部とが連なり
やすく、フィルムが切れる原因となる。また、非凹凸部
は最終的には捨てられるので、この部分の幅が3cmを
超えると非凹凸部が製品の一部となるおそれがあり、ま
た、製品となる凹凸の形成された部分が少なくなり材料
ロスが多くなる。
【0010】エンボス加工による凹凸を形成するには、
Tダイやインフレーション法により押出機から溶融押出
して成形したフィルムが軟化状態のうちにエンボスロー
ルと平滑ロールとの間で押圧しながら通過させるのが能
率的である。この際、エンボスロールのエンボス加工面
の長さをフィルム幅よりも上記の幅だけ短くし、その両
側を非凹凸部とすることにより、フィルムの両側縁の所
定幅を非凹凸部即ち平滑面とすることができる。
Tダイやインフレーション法により押出機から溶融押出
して成形したフィルムが軟化状態のうちにエンボスロー
ルと平滑ロールとの間で押圧しながら通過させるのが能
率的である。この際、エンボスロールのエンボス加工面
の長さをフィルム幅よりも上記の幅だけ短くし、その両
側を非凹凸部とすることにより、フィルムの両側縁の所
定幅を非凹凸部即ち平滑面とすることができる。
【0011】上記原反フィルムの凹凸が形成された面又
はこれと反対側の平滑面に粘着剤層を積層する。粘着剤
層を平滑面に積層すると巻重体とした後で粘着剤層に凹
凸形状が転写され、粘着力が低下するなどの問題が起こ
り易いので、凹凸面に積層するのが好ましい場合が多
い。
はこれと反対側の平滑面に粘着剤層を積層する。粘着剤
層を平滑面に積層すると巻重体とした後で粘着剤層に凹
凸形状が転写され、粘着力が低下するなどの問題が起こ
り易いので、凹凸面に積層するのが好ましい場合が多
い。
【0012】粘着剤層を積層する方法は、ロールコータ
ー等従来の塗布装置を用いて塗布・乾燥する方法、ま
た、別途離型紙に形成した粘着剤層を転写する方法など
が採用できる。粘着剤層を積層したフィルムを一旦太巻
きロールとし、再びこれを繰り出して所定長さの小巻き
ロールとする。小巻きロールの両端部、即ち凹凸が形成
されていない部分を切り落とした小巻きロールを製品幅
に切断して粘着テープが得られる。
ー等従来の塗布装置を用いて塗布・乾燥する方法、ま
た、別途離型紙に形成した粘着剤層を転写する方法など
が採用できる。粘着剤層を積層したフィルムを一旦太巻
きロールとし、再びこれを繰り出して所定長さの小巻き
ロールとする。小巻きロールの両端部、即ち凹凸が形成
されていない部分を切り落とした小巻きロールを製品幅
に切断して粘着テープが得られる。
【0013】粘着剤層と反対側のフィルム面には必要に
応じて離型処理を行ってもよい。離型処理はシリコーン
系離型剤、非シリコーン系離型剤等公知のものが使用で
きる。
応じて離型処理を行ってもよい。離型処理はシリコーン
系離型剤、非シリコーン系離型剤等公知のものが使用で
きる。
【0014】(作用)広幅で太巻きロールとなされた原
反フィルムを二次加工するために繰り出して起動時に衝
撃的な張力を受けたり、加工中にライン速度が加速され
る際に受ける張力を受けても、両側縁の凹凸部から幅方
向へ引裂けが起こることがない。
反フィルムを二次加工するために繰り出して起動時に衝
撃的な張力を受けたり、加工中にライン速度が加速され
る際に受ける張力を受けても、両側縁の凹凸部から幅方
向へ引裂けが起こることがない。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を図面を参照
して説明する。 (実施例1)図1乃至図3は本発明の実施例を示す斜視
図であり、図1に示すように、ポリエチレン(密度0.
960g/cm3 ,メルトインデックス7g/10分)
を溶融押出して幅1300mm、厚み0.13mmのフ
ィルムを成形し、該フイルムが軟化状態のうちに、エン
ボスロールと平滑ロールとの間を通過させ、フィルムの
片面の幅方向に両側縁に幅1cmの非凹凸部12、12
を残して深さ0.07mmの溝11を1.2mm間隔で
形成し、裏面に粘着剤を塗布・乾燥して粘着剤層2を積
層して100m巻きの原反フィルム1とした。
して説明する。 (実施例1)図1乃至図3は本発明の実施例を示す斜視
図であり、図1に示すように、ポリエチレン(密度0.
960g/cm3 ,メルトインデックス7g/10分)
を溶融押出して幅1300mm、厚み0.13mmのフ
ィルムを成形し、該フイルムが軟化状態のうちに、エン
ボスロールと平滑ロールとの間を通過させ、フィルムの
片面の幅方向に両側縁に幅1cmの非凹凸部12、12
を残して深さ0.07mmの溝11を1.2mm間隔で
形成し、裏面に粘着剤を塗布・乾燥して粘着剤層2を積
層して100m巻きの原反フィルム1とした。
【0016】図2は図1のA部の拡大図であり、フィル
ムの一方の側縁部13から幅1cmの非凹凸部12が設
けられ、フィルムの裏面には粘着剤層2が設けられた状
態を示す。図3は図1の原反フィルム1を巻き戻し、直
径75mmの紙管4に巻き取った小巻きロール3を示
し、両側縁部の非凹凸部12、12は切除され、所定幅
の切断部32、32、・・・で切断されて製品とされ
る。
ムの一方の側縁部13から幅1cmの非凹凸部12が設
けられ、フィルムの裏面には粘着剤層2が設けられた状
態を示す。図3は図1の原反フィルム1を巻き戻し、直
径75mmの紙管4に巻き取った小巻きロール3を示
し、両側縁部の非凹凸部12、12は切除され、所定幅
の切断部32、32、・・・で切断されて製品とされ
る。
【0017】(実施例2)非凹凸部の幅を3cmとした
以外は実施例1と同様にして原反フィルムとした。
以外は実施例1と同様にして原反フィルムとした。
【0018】(実施例3)非凹凸部の幅を10cmとし
た以外は実施例1と同様にして原反フィルムとした。
た以外は実施例1と同様にして原反フィルムとした。
【0019】(実施例4)溝状の凹凸部の深さを0.0
2mmとし、非凹凸部の幅を2cmとした以外は実施例
1と同様にして原反フィルムとした。
2mmとし、非凹凸部の幅を2cmとした以外は実施例
1と同様にして原反フィルムとした。
【0020】(実施例5)溝状の凹凸部の深さを0.1
2mmとし、非凹凸部の幅を2cmとした以外は実施例
1と同様にして原反フィルムとした。
2mmとし、非凹凸部の幅を2cmとした以外は実施例
1と同様にして原反フィルムとした。
【0021】(比較例1)非凹凸部を設けず、溝状の凹
凸部を両端縁まで設けた以外は実施例1と同様にして原
反フィルムとした。
凸部を両端縁まで設けた以外は実施例1と同様にして原
反フィルムとした。
【0022】(比較例2)溝状の凹凸部の深さを0.0
2mmとし、非凹凸部を設けなかった以外は実施例1と
同様にして原反フィルムとした。
2mmとし、非凹凸部を設けなかった以外は実施例1と
同様にして原反フィルムとした。
【0023】(比較例3)溝状の凹凸部の深さを0.1
2mmとし、非凹凸部を設けなかった以外は実施例1と
同様にして原反フィルムとした。
2mmとし、非凹凸部を設けなかった以外は実施例1と
同様にして原反フィルムとした。
【0024】以上実施例1〜3と比較例1のものにつ
き、以下(1)(2)のとおり性能評価した。 (1)フィルム切れの発生率 巻戻し機を使用して粘着テープ原反を直径75mmの紙
管に50m巻いて小巻きロールとする際、起動時から巻
き取り速度がピーク(100m/分)となるまでは平均
加速度200m/分/分で加速した。巻取り速度に対応
して自動的に張力調整を行い、到達張力は原反ロール側
で10kg/全幅、巻き取り側の張力は16kg/全幅
であった。この条件で30回巻き取りを繰り返し、フィ
ルムの破断した回数を100分率で表した。 (2)フィルム破断が生じた最低張力 上記(1)においてフィルム破断が1回でも生じた場合
の最低張力を表した。以上の結果を表1に示す。
き、以下(1)(2)のとおり性能評価した。 (1)フィルム切れの発生率 巻戻し機を使用して粘着テープ原反を直径75mmの紙
管に50m巻いて小巻きロールとする際、起動時から巻
き取り速度がピーク(100m/分)となるまでは平均
加速度200m/分/分で加速した。巻取り速度に対応
して自動的に張力調整を行い、到達張力は原反ロール側
で10kg/全幅、巻き取り側の張力は16kg/全幅
であった。この条件で30回巻き取りを繰り返し、フィ
ルムの破断した回数を100分率で表した。 (2)フィルム破断が生じた最低張力 上記(1)においてフィルム破断が1回でも生じた場合
の最低張力を表した。以上の結果を表1に示す。
【0025】(3)実施例4、5と比較例2、3によ
り、非凹凸部の有無と、溝状凹凸部の深さについてフィ
ルム破断の発生率を調べた結果を表2に示す。
り、非凹凸部の有無と、溝状凹凸部の深さについてフィ
ルム破断の発生率を調べた結果を表2に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】表1から明らかな通り、原反フィルムの両
側縁に非凹凸部が設けられているものは調整範囲の張力
で破断が起こらず、製造中にトラブルが起こることはな
い。しかし非凹凸部が設けられていないものは低い張力
でもフィルムの破断が非常に多く発生した。
側縁に非凹凸部が設けられているものは調整範囲の張力
で破断が起こらず、製造中にトラブルが起こることはな
い。しかし非凹凸部が設けられていないものは低い張力
でもフィルムの破断が非常に多く発生した。
【0029】また、表2により、非凹凸部が設けられて
いると凹凸部の深さに関係なくフィルムの破断は起こら
ず、手切れ性にすぐれた粘着テープが得られることが判
る。
いると凹凸部の深さに関係なくフィルムの破断は起こら
ず、手切れ性にすぐれた粘着テープが得られることが判
る。
【0030】
【発明の効果】本発明手切れ性粘着テープの製造方法は
以上の構成であり、巻重体となされた原反フィルムを二
次加工するために繰り出して起動時に衝撃的な張力を受
けたり、加工中にライン速度が加速される際に受ける張
力によっても、両側縁の凹凸部から幅方向へ引裂けが起
こることがなく、生産性よく粘着テープを製造すること
ができる。
以上の構成であり、巻重体となされた原反フィルムを二
次加工するために繰り出して起動時に衝撃的な張力を受
けたり、加工中にライン速度が加速される際に受ける張
力によっても、両側縁の凹凸部から幅方向へ引裂けが起
こることがなく、生産性よく粘着テープを製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】本発明における小巻きロールの例を示す斜視
図。
図。
【図4】従来の粘着テープ原反を示す斜視図。
1 :原反フィルム 2 :粘着剤層 3 :小巻きロール 4 :紙管 5 :フィルム 11,51:溝 12:非凹凸部 13:側縁部 32:切断部
Claims (1)
- 【請求項1】 幅方向に手切れ性を有するように少なく
とも一方の面が凹凸加工されてなる合成樹脂フィルム原
反基材の片面に粘着層を形成する手切れ性粘着テープの
製造方法において、長手方向両側縁部には凹凸加工がな
されていない合成樹脂フィルムを原反基材として用いる
ことを特徴とする手切れ性粘着テープの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13358796A JPH09316404A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 手切れ性粘着テープの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13358796A JPH09316404A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 手切れ性粘着テープの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09316404A true JPH09316404A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15108300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13358796A Pending JPH09316404A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 手切れ性粘着テープの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09316404A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2349107A (en) * | 1999-02-24 | 2000-10-25 | Jevtec Limited | Masking tape |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP13358796A patent/JPH09316404A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2349107A (en) * | 1999-02-24 | 2000-10-25 | Jevtec Limited | Masking tape |
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