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JPH09313798A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

Info

Publication number
JPH09313798A
JPH09313798A JP8138063A JP13806396A JPH09313798A JP H09313798 A JPH09313798 A JP H09313798A JP 8138063 A JP8138063 A JP 8138063A JP 13806396 A JP13806396 A JP 13806396A JP H09313798 A JPH09313798 A JP H09313798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clogging
predetermined value
filter
hot air
notification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8138063A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Fukui
美穂 福井
Akira Shoji
彰 荘司
Tetsuo Kawai
哲夫 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8138063A priority Critical patent/JPH09313798A/ja
Publication of JPH09313798A publication Critical patent/JPH09313798A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ドラム内の糸屑を回収するフィルターの
目詰まり状態を検知して報知する衣類乾燥機において、
過度の目詰まり状態を報知する目詰まり異常報知の前
に、常に軽度の目詰まり状態を報知する目詰まり報知が
できるようにする。 【解決手段】 回転ドラム内に熱風を供給し、熱風の温
度を熱風温度検知手段14により検知し、制御手段24
により回転ドラム内の糸屑を回収するフィルターの目詰
まり状態を判定し、記憶手段21にフィルターの目詰ま
り状態の判定結果を記憶し、表示手段23でフィルター
の目詰まり状態を報知する。制御手段24は、乾燥運転
中に目詰まりしていると判定した場合、記憶手段21に
記憶されている目詰まり状態の判定結果の履歴に今回の
運転を含めた目詰まりしていると判定した運転連続回数
と第1の所定値を比較し、第1の所定値未満の時は第1
の目詰まり報知をし、第1の所定値以上の時は第2の目
詰まり報知をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転中の回転ドラム
内の衣類の糸屑を回収するフィルターの目詰まり状態を
検知して報知する衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の衣類乾燥機において、衣
類を乾燥させる回転ドラム内に糸屑を回収するためのフ
ィルターを設け、フィルターの糸屑が多くなって目詰り
が激しくなってきた場合には、そのような状態を表示灯
などにより使用者に知らせるようになっている。フィル
ターの目詰まりが激しくなれば回転ドラム内の風が弱く
なり、ヒータ近傍の温度が異常に上昇するので、ヒータ
の近傍に温度を検知するセンサを設けて検知している。
【0003】従来の衣類乾燥機では、熱電対とサーミス
タという2つのセンサを設けて、目詰まりしていく過程
で、目詰まりが軽度である内は熱電対で検知し、運転終
了後表示灯を点灯する目詰まり報知をして使用者に掃除
をするように促し、目詰まりが過度になるとサーミスタ
で検知し、運転終了後異常内容を表示しブザーを吹鳴す
る目詰まり異常報知をして使用者に点検を強制してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような2つの独立
したセンサによって目詰まり状態を検知しようとした衣
類乾燥機では、熱電対により温度を低めに検知する、つ
まり軽度の目詰まり状態を検知しにくく、かつサーミス
タにより温度を高めに検知する、つまり過度の目詰まり
状態を検知しやすいというようなばらつきの組み合わせ
となった場合、軽度の目詰まり状態を報知する目詰まり
報知の前に、過度の目詰まり状態を報知する目詰まり異
常報知をしてしまうことがあり、使用者に掃除を促す前
に異常報知してしまう可能性があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、過度
の目詰まり状態を報知する目詰まり異常報知の前に、必
ず軽度の目詰まり状態を報知する目詰まり報知ができる
ようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の衣類乾燥機にお
いては、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱風を供
給し、熱風の温度を熱風温度検知手段により検知し、制
御手段により回転ドラム内の糸屑を回収するフィルター
の目詰まり状態を判定し、記憶手段にフィルターの目詰
まり状態の判定結果を記憶するとともに、報知手段でフ
ィルターの目詰まり状態を報知する。制御手段は、乾燥
運転中に目詰まりしていると判定した場合、記憶手段に
記憶されている目詰まり状態の判定結果の履歴に今回の
運転を含めた目詰まりしていると判定した運転連続回数
と第1の所定値を比較して、第1の所定値未満の時は第
1の目詰まり報知をし、第1の所定値以上の時は第2の
目詰まり報知をするようにしたものである。
【0007】これにより、過度の目詰まり状態を報知す
る目詰まり異常報知(第2の目詰まり報知)の前に、必
ず軽度の目詰まり状態を報知する目詰まり報知(第1の
目詰まり報知)ができ、目詰まり報知を行って、それで
もフィルターが掃除されない場合、目詰まり異常報知を
するという両報知の整合性を常にとることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱風を供給す
る送風手段と、熱風の熱源となる加熱手段と、熱風の温
度を検知する熱風温度検知手段と、前記回転ドラム内の
糸屑を回収するフィルターと、前記フィルターの目詰ま
り状態を報知する報知手段と、前記熱風温度検知手段の
出力により前記フィルターの目詰まり状態を判定する制
御手段と、前記フィルターの目詰まり状態の判定結果を
記憶する記憶手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転
中に目詰まりしていると判定した場合、前記記憶手段に
記憶されている目詰まり状態の判定結果の履歴に今回の
運転を含めた目詰まりしていると判定した運転連続回数
と第1の所定値を比較して、第1の所定値未満の時は第
1の目詰まり報知をし、第1の所定値以上の時は第2の
目詰まり報知をするようにしたものであり、軽度の目詰
まり状態を報知する目詰まり報知(第1の目詰まり報
知)により、使用者にフィルターの目詰まり報知し、フ
ィルターの掃除を促してから、過度の目詰まり状態を報
知する目詰まり異常報知(第2の目詰まり報知)をして
使用者に点検を強制するという整合性を常に取ることが
できる。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、目詰まりしていると
判定した運転連続回数と第2の所定値を比較して、第2
の目詰まり報知するタイミングを変えるようにしたもの
であり、第2の所定値未満の場合の異常報知は、衣類の
乾燥運転を終了してから行うので、衣類の未乾燥のまま
停止してしまうのを防止できて使用者の使い勝手をよく
することができ、第2の所定値以上の場合の異常報知
は、異常を検知した時点で行うので目詰まりによる機体
の過度の温度上昇を防止することができ、製品の安全性
を確保することができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、運転コース等を設定する
ための入力設定手段を備え、制御手段は、前記入力設定
手段の特殊操作により記憶手段に記憶されている目詰ま
り状態の判定結果の履歴を初期化できるようにしたもの
であり、市場において修理点検者がフィルターやバーナ
を交換するサービスが発生したとしても、目詰まり状態
の判定結果の履歴を初期化できるので、その直後の運転
から目詰まり異常することが起こり得なくなる。
【0011】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、記憶手段は第1の所定値を記憶し
ており、制御手段は、入力設定手段の特殊操作により前
記記憶手段に記憶されている第1の所定値を変えられる
ようにしたものであり、センサのばらつきによる目詰ま
り異常報知の頻度の偏りを調整することができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、記憶手段は第2の所定値を記憶し
ており、制御手段は、入力設定手段の特殊操作により前
記記憶手段に記憶されている第2の所定値を変えられる
ようにしたものであり、センサのばらつきによる、異常
報知による衣類の未乾燥の頻度、機体の過度の温度上昇
が起こる頻度の偏りを調整することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】(実施例1)図2に示すように、乾燥機本
体1は、下部に駆動源となるモータ2を設けており、こ
のモータ2と乾燥機本体1の背面側に設けたファン3お
よびこのファン3の前方に設けた回転ドラム4との間に
それぞれベルト5、6を張設して、モータ2の駆動によ
りファン(送風手段)3および回転ドラム4を回転させ
るようにしている。また、乾燥機本体1の前方下部に熱
源となるバーナ(加熱手段)7を配設し、その燃焼量を
制御するために比例制御弁8を設けている。
【0015】ドラム前板9は、回転ドラム4を前面で回
転自在に支持するもので、その平面部に多数の熱風穴1
0を設け、バーナ7の燃焼による熱風を燃焼筒11によ
り熱風穴10まで導き、回転ドラム4内に流入させて被
乾燥物(衣類)を加熱乾燥する。この回転ドラム4内の
熱風は、ファン3によって排気ガイド12に送り出さ
れ、乾燥機本体1の外に排出する。
【0016】電極13は、運転中は回転ドラム4内の衣
類に接触する位置に配設されている。この電極13は一
対の導電部材とその間の絶縁部材(いずれも図示せず)
により構成され、導電部材間の抵抗値を検知することに
よって回転ドラム4内の衣類の乾燥状態を検知する。
【0017】熱風温度検知手段14は、バーナ7の近傍
に配設したサーミスタ15を接続し、バーナ7で加熱さ
れた熱風の温度を検知するようにしている。フィルター
16は、運転中の回転ドラム4内の衣類の糸屑を回収す
るようにしている。使用者がフィルター16を掃除せず
に繰り返し運転を行った場合、糸屑がフィルター16に
堆積し、矢印Aの熱風の流れが弱くなり、バーナ7を通
過する風量が小さくなるために熱風温度検知手段14で
検知される温度は高くなる。
【0018】つぎに、図1に示すように、乾燥検知手段
17は、電極13と排気温度を検知する排気温度検知手
段18とによって回転ドラム4内の衣類の乾燥状態を検
知する。電源投入手段19は、復帰コイル(図示せず)
を有する機械式の電源スイッチ19aにより構成してお
り、手動で乾燥機本体1への通電を入り切りすることが
でき、また復帰コイルに通電することにより乾燥機本体
1への通電を切ることができる。
【0019】入力設定手段20は、運転コースなどを入
力設定するもので、図3に示すように、ふんわり切換ス
イッチ20a、タイマースイッチ20b、コーススイッ
チ20c、スタート一時停止スイッチ20dで構成して
いる。記憶手段21は、フィルター16の目詰まり状態
の判定結果などの情報を記憶するもので、通常、不揮発
性メモリー等を用いている。
【0020】駆動手段22は、モータ2、バーナ7、比
例制御弁8、電源投入手段19などを制御する。表示手
段(報知手段)23は、図3に示すように、設定された
内容などを表示するフィルター目詰まり報知ランプ23
a、ふんわりキープ表示ランプ23b、残り時間表示ラ
ンプ23c、コース表示ランプ23d〜23g、燃焼表
示ランプ23hなどで構成している。
【0021】制御手段24は、入力設定手段20による
スイッチ入力データに基づき、表示手段23によりその
内容を表示する。また、制御手段24は、乾燥検知手段
17による乾燥データや排気温度検知手段18による温
度データに基づき、駆動手段22を介してモータ2、バ
ーナ7、比例制御弁8、電源投入手段19などを制御す
る。
【0022】そして制御手段24は、フィルター16が
糸屑で目詰まりしていると乾燥性能が悪くなるので、使
用者に目詰まりしていることを知らせるために、サーミ
スタ15を接続した熱風温度検知手段14の出力により
フィルター16の目詰まり状態を判定し、目詰まりして
いると判定した場合に表示手段23で使用者にその旨を
知らせる。
【0023】すなわち、制御手段24は、乾燥運転を開
始して一定時間(たとえば、2分)以内にサーミスタ1
5の温度が所定値以上になると、フィルター16が目詰
まりしていると判定し、記憶手段21に記憶されている
目詰まり状態の判定結果の履歴に今回の運転を含めた目
詰まりしていると判定した運転連続回数と第1の所定値
(たとえば、4回)を比較して、第1の所定値未満のと
きは目詰まり報知(第1の目詰まり報知)をし、第1の
所定値以上の時は目詰まり異常報知(第2の目詰まり報
知)をする。これら目詰まり報知および目詰まり異常報
知は、乾燥運転を終了したとき報知するようにしてい
る。
【0024】また、制御手段24は、目詰まりしている
と判定した運転連続回数と第2の所定値(たとえば、5
回)を比較して、第2の所定値以上のときは、目詰まり
と判定したときに目詰まり異常報知をするようにしてい
る。
【0025】上記構成において、図4を参照しながら動
作を説明すると、ステップ26で電源スイッチ19aが
オンされると、ステップ27で記憶手段21より運転毎
にサーミスタ15による目詰まり状態の判定結果の履歴
n1、n2、・・・nkを読み出す。ここで、nkはk回前
の目詰まり判定結果を表し、kは目詰まり判定結果を記
憶する運転回数である。ステップ28でスタート一時停
止スイッチ20dがオンされて、ステップ29で通常運
転が開始する。
【0026】ステップ30へ進み、運転開始後一定時間
内の間は、ステップ31でサーミスタ15の入力値と所
定値と比較し、所定値以上であればステップ32で目詰
まりしていると判定し、今回の運転の目詰まり判定フラ
グn0=1とする。所定値未満であれば、ステップ30
へ戻り比較を続ける。
【0027】ステップ32で目詰まりしていると判定す
ると、ステップ33で1回前から(第2の所定値−1)
回前までの目詰まり結果が目詰まりしている、つまり今
回も含めて第2の所定値回目詰まりしているという運転
が続くと、ステップ34で過度の目詰まり状態を報知す
る目詰まり異常報知(第2の目詰まり報知)をし、モー
タ2、比例制御弁8などの負荷を停止し、ブザーを吹鳴
し、残り時間表示ランプに23cにフィルター目詰まり
異常内容であることを示す表示を点滅させる。図5はそ
の表示の一例で(a)、(b)を交互に点滅させる。そうでな
い場合は、乾燥運転を続行する。
【0028】ステップ30で一定時間が過ぎると、ステ
ップ35で今回の運転の目詰まり判定フラグn0=0と
する。ステップ36で乾燥検知手段17により乾燥検知
が終了して、衣類が十分に乾燥していると判断されれ
ば、乾燥運転を終了しステップ37に進む。
【0029】ステップ37で今回から(第1の所定値−
1)回前までの目詰まり結果が目詰まりしている、つま
り今回も含めて第1の所定値回目詰まりしているという
運転が続くと、ステップ38で、過度の目詰まり状態を
報知する目詰まり異常報知(第2の目詰まり報知)をす
るためのフラグ=1とし、ステップ42に進む。そうで
ない場合、ステップ39に進み今回の運転で目詰まりし
ている判定されている場合、ステップ40で、軽度の目
詰まり状態を報知する目詰まり報知(第1の目詰まり報
知)をするためのフラグ=1とし、ステップ42に進
む。両方の場合に当てはまらないときは、ステップ41
で第1、第2の目詰まり報知をするためのフラグを0と
し、ステップ42に進む。
【0030】ステップ42では、目詰まり結果を記憶す
るために、今回の結果を1回前に、1回前の結果を2回
前に、そして(k−1)回前の結果をk回前の結果にと
いうふうにシフトし、この目詰まり判定結果の履歴を記
憶する。
【0031】そして、ステップ43で送風運転を行い、
ステップ44でブザーによる終了報知を行う。ステップ
45で第2の目詰まり報知フラグが1であれば、ステッ
プ34で目詰まり異常報知(第2の目詰まり報知)を行
う。ステップ46で第1の目詰まり報知フラグが1であ
れば、ステップ47で、フィルター目詰まり報知ランプ
23aを一定時間点滅させて、目詰まり報知(第1の目
詰まり報知)を行う。両方のフラグが1でなければ、ス
テップ48で運転終了する。
【0032】ここで、第2の所定値は、前述のように第
1の所定値以上である。また、軽度の目詰まり状態を報
知する目詰まり報知(第1の目詰まり報知)は使用者に
フィルター目詰まりの掃除を促すものであり、過度の目
詰まり状態を報知する目詰まり異常報知(第2の目詰ま
り報知)は使用者に点検を強制するものである。
【0033】これにより、目詰まり異常報知より目詰ま
り報知を先に行うという整合性をはかることができる。
また、製品の安全性に問題ない限りは極力衣類を乾燥さ
せるために運転終了後に報知し、安全性が損なわれる恐
れがある場合は検知した時点で報知するので、使用者の
使い勝手の良さと製品の安全性を保つことができる。
【0034】(実施例2)図1における制御手段24
は、入力設定手段20の特殊操作により記憶手段21に
記憶されている目詰まり状態の判定結果の履歴を初期化
できるようにしている。また、記憶手段21は第1およ
び第2の所定値を記憶しており、制御手段24は、入力
設定手段20の特殊操作により記憶手段21に記憶され
ている第1および第2の所定値を変えられるようにして
いる。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0035】上記構成において図6を参照しながら動作
を説明すると、ステップ49で電源スイッチ19aがオ
ンされ、ステップ50で同時にふんわり切換スイッチ2
0aとコーススイッチ20cが同時に押されている場合
に限り、ステップ52以下に進み、それ以外はステップ
51で通常の運転行程を行う。
【0036】ステップ52では、標準ランプ23dを点
滅させ、残り時間表示ランプ23cに目詰まり判定結果
の履歴を16進数で表示させる。ステップ53でスター
ト一時停止スイッチ20dが押されると、ステップ54
で目詰まり判定結果の履歴をクリアして、それを記憶手
段21に記憶してステップ55で運転を終了させる。
【0037】ステップ56でふんわり切換スイッチ20
aが押されると、ステップ57に進み、別の工程での動
作、すなわち記憶手段21に記憶されている第1の所定
値を変える動作に切り換える。ふんわり切換スイッチ2
0aが押されない限り、この工程での動作を行う。ステ
ップ57では、厚物ランプ23eを点滅させ、残り時間
表示ランプ23cに第1の所定値を16進数で表示させ
る。
【0038】ステップ58でタイマースイッチ20bが
押さると、ステップ59で第1の所定値が1以上であれ
ば、ステップ60で第1の所定値−1を行う。ステップ
61でコーススイッチ20cが押されると、ステップ6
2で第1の所定値+1を行う。ステップ63でスタート
一時停止スイッチ20dが押されている場合、ステップ
64で第1の所定値を記憶手段21に記憶し、ステップ
55で運転を終了させる。
【0039】ステップ65でふんわり切換スイッチ20
aが押されると、ステップ66に進み、別の工程での動
作、すなわち記憶手段21に記憶されている第2の所定
値を変える動作に切り換える。ふんわり切換スイッチ2
0aが押されない限り、この工程での動作を行う。ステ
ップ66では、標準ランプ23dと厚物ランプ23eを
点滅させ、残り時間表示ランプ23cに第2の所定値を
16進数で表示させる。
【0040】ステップ67でタイマースイッチ20bが
押されると、ステップ68で第2の所定値が(第1の所
定値+1)以上であれば、ステップ69で第2の所定値
−1を行う。ステップ70でコーススイッチ20cが押
されると、ステップ71で第2の所定値+1を行う。ス
テップ72でスタート一時停止スイッチ20dが押され
ると、ステップ73で第2の所定値を記憶手段21に記
憶し、ステップ55で運転を終了させる。
【0041】ステップ74でふんわり切換スイッチ20
aが押されると、ステップ52にもどり、別の工程での
動作に切り換える。ふんわり切換スイッチ20aが押さ
れない限り、この工程での動作を行う。
【0042】これにより、フィルター16やバーナ7の
交換直後に目詰まり異常報知をすることをなくすことが
できる。また、サーミスタ15のばらつきによって目詰
まり報知、目詰まり異常報知するフィルター目詰まり度
合いに偏りがある場合、調整することが可能になる。
【0043】なお、上記各実施例では、バーナ7の燃焼
による熱風を回転ドラム4内に流入させて被乾燥物(衣
類)を加熱乾燥する、ガス衣類乾燥機について説明した
が、ヒータによる熱風を回転ドラム4内に流入させて被
乾燥物(衣類)を加熱乾燥する電気衣類乾燥機について
も、同様にして、フィルター16の目詰まり報知および
目詰まり異常報知をすることができる。
【0044】また、上記実施例では、回転ドラム4内の
熱風は、ファン3によって乾燥機本体1の外に排出して
いるが、熱風を循環するとともに、熱交換して除湿する
方式の衣類乾燥機についても、同様にして、フィルター
16の目詰まり報知および目詰まり異常報知をすること
ができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱
風を供給する送風手段と、熱風の熱源となる加熱手段
と、熱風の温度を検知する熱風温度検知手段と、前記回
転ドラム内の糸屑を回収するフィルターと、前記フィル
ターの目詰まり状態を報知する報知手段と、前記熱風温
度検知手段の出力により前記フィルターの目詰まり状態
を判定する制御手段と、前記フィルターの目詰まり状態
の判定結果を記憶する記憶手段とを備え、前記制御手段
は、乾燥運転中に目詰まりしていると判定した場合、前
記記憶手段に記憶されている目詰まり状態の判定結果の
履歴に今回の運転を含めた目詰まりしていると判定した
運転連続回数と第1の所定値を比較して、第1の所定値
未満の時は第1の目詰まり報知をし、第1の所定値以上
の時は第2の目詰まり報知をするようにしたから、軽度
の目詰まり状態を報知する目詰まり報知(第1の目詰ま
り報知)により、使用者にフィルターの目詰まり報知
し、フィルターの掃除を促してから、過度の目詰まり状
態を報知する目詰まり異常報知(第2の目詰まり報知)
をして使用者に点検を強制するという整合性を常に取る
ことができる。
【0046】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、目詰まりしていると判定した運転連続回数と
第2の所定値を比較して、第2の目詰まり報知するタイ
ミングを変えるようにしたから、第2の所定値未満の場
合の異常報知は、衣類の乾燥運転を終了してから行うの
で、衣類の未乾燥のまま停止してしまうのを防止できて
使用者の使い勝手をよくすることができ、第2の所定値
以上の場合の異常報知は、異常を検知した時点で行うの
で目詰まりによる機体の過度の温度上昇を防止すること
ができ、製品の安全性を確保することができる。
【0047】また、請求項3に記載の発明によれば、運
転コース等を設定するための入力設定手段を備え、制御
手段は、前記入力設定手段の特殊操作により記憶手段に
記憶されている目詰まり状態の判定結果の履歴を初期化
できるようにしたから、市場において修理点検者がフィ
ルターやバーナを交換するサービスが発生したとして
も、目詰まり状態の判定結果の履歴を初期化できるの
で、その直後の運転から目詰まり異常することが起こり
得なくなる。
【0048】また、請求項4に記載の発明によれば、記
憶手段は第1の所定値を記憶しており、制御手段は、入
力設定手段の特殊操作により前記記憶手段に記憶されて
いる第1の所定値を変えられるようにしたから、センサ
のばらつきによる目詰まり異常報知の頻度の偏りを調整
することができる。
【0049】また、請求項5に記載の発明によれば、記
憶手段は第2の所定値を記憶しており、制御手段は、入
力設定手段の特殊操作により前記記憶手段に記憶されて
いる第2の所定値を変えられるようにしたから、センサ
のばらつきによる、異常報知による衣類の未乾燥の頻
度、機体の過度の温度上昇が起こる頻度の偏りを調整す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の衣類乾燥機のブロック
【図2】同衣類乾燥機の縦断面図
【図3】同衣類乾燥機の操作表示部の拡大正面図
【図4】同衣類乾燥機の動作フローチャート
【図5】同衣類乾燥機の表示の一例を示す図
【図6】本発明の第2の実施例の衣類乾燥機の動作フロ
ーチャート
【符号の説明】
3 ファン(送風手段) 4 回転ドラム 7 バーナ(加熱手段) 14 熱風温度検知手段 16 フィルター 21 記憶手段 23 表示手段(報知手段) 24 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱
    風を供給する送風手段と、熱風の熱源となる加熱手段
    と、熱風の温度を検知する熱風温度検知手段と、前記回
    転ドラム内の糸屑を回収するフィルターと、前記フィル
    ターの目詰まり状態を報知する報知手段と、前記熱風温
    度検知手段の出力により前記フィルターの目詰まり状態
    を判定する制御手段と、前記フィルターの目詰まり状態
    の判定結果を記憶する記憶手段とを備え、前記制御手段
    は、乾燥運転中に目詰まりしていると判定した場合、前
    記記憶手段に記憶されている目詰まり状態の判定結果の
    履歴に今回の運転を含めた目詰まりしていると判定した
    運転連続回数と第1の所定値を比較して、第1の所定値
    未満の時は第1の目詰まり報知をし、第1の所定値以上
    の時は第2の目詰まり報知をするようにした衣類乾燥
    機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、目詰まりしていると判定し
    た運転連続回数と第2の所定値を比較して、第2の目詰
    まり報知するタイミングを変えるようにした請求項1記
    載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 運転コース等を設定するための入力設定
    手段を備え、制御手段は、前記入力設定手段の特殊操作
    により記憶手段に記憶されている目詰まり状態の判定結
    果の履歴を初期化できるようにした請求項1または2記
    載の衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 記憶手段は第1の所定値を記憶してお
    り、制御手段は、入力設定手段の特殊操作により前記記
    憶手段に記憶されている第1の所定値を変えられるよう
    にした請求項1記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 記憶手段は第2の所定値を記憶してお
    り、制御手段は、入力設定手段の特殊操作により前記記
    憶手段に記憶されている第2の所定値を変えられるよう
    にした請求項2記載の衣類乾燥機。
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