JPH09312927A - ケーブル導入穴封止部材 - Google Patents
ケーブル導入穴封止部材Info
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Abstract
穴における光ケーブルの挿入作業や差し替え作業が他の
ケーブル穴に挿入されている光ケーブルに影響を与えや
すく、作業性が劣るといった問題がある。 【解決手段】 ケーブル導入穴24の軸線と平行に貫設
されたケーブル穴26と、該ケーブル穴26から外周面
25にわたって貫設され、ケーブル穴26の内外にケー
ブル21を出し入れ可能とするスリット27とを有し、
ケーブル導入穴24内面に嵌込まれる概略円柱状に形成
され、スリット27の軸線がケーブル穴26の軸線から
ずらされている弾性体アダプタ20を提供する。
Description
に形成されたケーブル導入穴に使用されるケーブル導入
穴封止部材に関する。
導入穴は、ゴム等の弾性材料で形成された弾性体アダプ
タを嵌込むことにより水密あるいは気密に封止すること
が一般的である。図10は、従来例の弾性体アダプタ1
を示す。弾性体アダプタ1は、ゴム等で形成された二つ
割り円盤状の部材であって、一体化した時に光ケーブル
2を挟み込むようにして保持するケーブル穴3が中央部
に2つ形成されている。
例を示す。図11に示す弾性体アダプタ4は、ゴム等の
弾性材料からなる一体物の円盤状の部材であって、中央
部に2つのケーブル穴5が開口されている。これらケー
ブル穴5は、それぞれ弾性体アダプタ4の中心軸線と平
行な軸線に沿って貫設されている。また、弾性体アダプ
タ4には、その外周面6から光ケーブル2をケーブル穴
5に挿入するためのスリット7が形成されている。スリ
ット7は、ケーブル穴5の径方向に延在し、外周面6に
連通している。
アダプタ1、4には、一部のケーブル穴3、5における
光ケーブル2を挿入作業や差し替え作業が他のケーブル
穴3、5に挿入されている光ケーブル2に影響を与えや
すく、作業性が劣るといった問題がある。すなわち、図
10記載の弾性体アダプタ1の場合、弾性体アダプタ1
を一旦分割し、再度一体化しなければ新規の光ケーブル
2をケーブル穴3に挿入することができず、既設の光ケ
ーブル2の保持を一旦解除して、既設の光ケーブル2の
運用回線に影響を与えないように慎重に作業を進める必
要がある。また、図11記載の弾性体アダプタ4の場
合、スリット7がケーブル穴5の中心軸線を通る位置に
形成されているために、ケーブル穴5に光ケーブル2を
挿入するには、スリット7を開口させる時に弾性体アダ
プタ4の変位量が大きくなるために既設の光ケーブル2
の変位量が大きくなるので、既設の光ケーブル2の通信
に影響を与えずに作業を行うには手間がかかり、作業性
が低下する。
形成された3以上のケーブル穴8を有する弾性体アダプ
タ9においては、特に中央部のケーブル穴8について光
ケーブル2を出し入れする場合に弾性体アダプタ9を変
形させた上、他のケーブル穴8の既設の光ケーブル2を
大きく外側に湾曲させる必要があるため、活線状態では
通信に振動等の影響を与えないように慎重に作業を行わ
ねばならず、作業性が低下するといった問題が生じてい
た。また、弾性体アダプタ9に保持される計3本の光ケ
ーブル2は、図13に示す固定具10によって一列に並
列して同時に把持固定されるようになっているので、中
央のケーブル穴8に対して光ケーブル2を出し入れする
作業では外側のケーブル穴8の既設の光ケーブル2の固
定状態を一旦解除して固定具10から引き出す必要があ
り、作業に手間がかかる。
ル導入穴11から光ケーブル2を導入した場合でも、合
計3本以上の光ケーブル2を並列すると、並列の中央部
で光ケーブル2の出し入れ作業を行う時には外側の光ケ
ーブル2の把持を解除する必要がある。
ル穴を閉塞する閉塞栓が取り出しにくくなり、光ケーブ
ル2の増設等の作業性が低下するといった問題があっ
た。図15は閉塞栓12を示す。図において閉塞栓12
は、弾性体アダプタ13のケーブル穴14に適合する円
筒面の外周面15を有する円柱体であって、ケーブル穴
14に嵌込むことにより、該ケーブル穴14の内面側に
突設された図示しない突起が外周面15に圧接されて、
ケーブル穴14を水密あるいは気密に封止するようにな
っている。この閉塞栓12を使用した弾性体アダプタ1
3は、スリット17がケーブル穴14の径方向に延在し
ていることに起因して、ケーブル導入穴の密閉時の圧縮
力がスリット17のケーブル穴14に開口する開口部1
8が押し開かれる方向に作用してしまい、スリット17
に重点的に設けられるシール材(未加硫ゴムからなり、
高い柔軟性を有する)がスリット開口部18近傍から押
し出されて、突起によって閉塞栓12とケーブル穴14
との間に形成される間隙にフローしやすくなる。このた
め、後工程で閉塞栓12を取り出す場合には、フローし
たシール材が閉塞栓12の引き抜き抵抗を生じて作業性
が低下するケースがあった。なお、ケーブル穴14内面
に突起が無い場合には、外周面に突起を有する閉塞栓を
適用するが、この場合でも同様にシール材がフローしや
すく、閉塞栓28の取り出し作業性が低下する。
ので、ケーブル接続箱等に導入する光ケーブルの増設や
取り出しの作業性が向上するケーブル導入穴封止部材を
提供することを目的とするものである。
導入穴封止部材では、前記課題を解決するため、ケーブ
ル接続箱等に形成されたケーブル導入穴内面と該ケーブ
ル導入穴に挿入したケーブル外周面との間に介装される
ことによりケーブル導入穴を水密あるいは気密に封止す
るケーブル導入穴封止部材において、ケーブル導入穴内
面に当接される外周面と、ケーブル導入穴の軸線と平行
に貫設されたケーブル穴と、該ケーブル穴から外周面に
わたって貫設され、ケーブル穴の内外にケーブルを出し
入れ可能とするスリットとを有してなり、前記スリット
の軸線がケーブル穴の軸線からずらされていることを前
記課題の解決手段とした。
は、複数のケーブル穴を有し、これらケーブル穴が、同
一平面上に複数配列して形成されたケーブル導入穴の配
列平面に対してほぼ垂直の方向に配列されていることを
前記課題の解決手段とした。
は、ケーブルが挿入されないケーブル穴に挿入される閉
塞栓を備えてなり、閉塞栓の側部には、スリットのケー
ブル穴に開口する開口部およびその周囲のケーブル穴内
面に当接されて該開口部を閉塞する突部が設けられてい
ることを前記課題の解決手段とした。
る。請求項1記載の発明によれば、スリットの軸線がケ
ーブル穴の軸線からずらされているので、ケーブル穴に
ケーブルを出し入れする際には、ケーブル導入穴の外に
ケーブル導入穴封止部材を取り出し、ケーブル導入穴封
止部材の該当のケーブル穴近傍のみを変形させれば良い
ので、他のケーブル穴に挿入したケーブルに振動等の影
響を与えること無く、作業を効率良く行うことができ
る。また、請求項1記載の発明は、光ケーブルに適用さ
れるケーブル導入穴封止部材にあっては、ケーブル穴に
光ケーブルを出し入れする作業で生じる振動等の影響が
既設の光ケーブルに作用しないので、活線状態であって
も該光ケーブルの通信に影響を与えること無く作業を行
うことができる。
ブル導入穴封止部材のケーブル穴が、ケーブル導入穴の
配列とほぼ垂直の方向に配列されるので、外側のケーブ
ルを取り出すこと無く内側のケーブルを出し入れするこ
とが可能となる。
を閉塞する閉塞栓の突部が、スリットのケーブル穴内面
に開口する開口部に当接されるので、ケーブル穴内面を
閉塞栓に圧接させる圧縮力がケーブル導入穴封止部材に
作用した時に、突部がスリット開口部近傍のシール材を
押さえてフローすることを防止する。
部材の第1実施形態を、図2から図5を参照して説明す
る。図中符号20は、光ケーブル21の光接続部を収納
するクロージャ22に適用されるケーブル導入穴封止部
材(以下「弾性体アダプタ」)である。前記弾性体アダ
プタ20は、図1、図2に示すように、クロージャ22
の軸線方向(図1左右方向、図2紙面奥行き方向)両端
部の端面部23に開口されたケーブル導入穴24に嵌込
むことにより、該ケーブル導入穴23を水密あるいは気
密に封止可能な概略円盤状の部材である。この弾性体ア
ダプタ20は、CR(クロロプレンゴム)、NBR(ニ
トリルゴム)、EPDM、熱可塑性エラストマー等でJ
IS規格A指定の硬度計での計測による硬度30〜80
度、好ましくは55度程度に形成され、人間が手で弾性
変形させることが可能な程度の柔軟性を有している。
の詳細を説明する。図において、弾性体アダプタ20
は、ケーブル導入穴24内面に当接される円筒面状の外
周面25と、弾性体アダプタ20をケーブル導入穴24
に嵌込んだ時に該ケーブル導入穴24の軸線と平行とな
るように貫設されたケーブル穴26と、該ケーブル穴2
6から外周面25にわたって貫設され、ケーブル穴26
の内外に光ケーブル21を出し入れ可能とするスリット
27とを有している。外周面25の軸線方向両端部に
は、弾性体アダプタ20をケーブル導入口24に対する
弾性体アダプタ20の抜け抵抗力を発生するリブ25a
が突設されている。ケーブル穴26は、2本形成され、
弾性体アダプタ20の断面直径方向に均等配置されてい
る。スリット27は、その軸線がケーブル穴26の軸線
からずらされており、各ケーブル穴26の弾性体アダプ
タ20断面方向中央部寄りの位置から外周面25に連通
している。また、各ケーブル穴26に係るスリット27
は、閉塞時に互いに近い位置で並行する。
空きのケーブル穴26を閉塞する閉塞栓28を示す。図
において、閉塞栓28は、円柱状の閉塞栓本体29を有
している。該閉塞栓本体29の軸線方向複数箇所には、
閉塞栓本体29の外周方向に環状に延在するフランジ3
0が突設されている。これらのフランジ30は、閉塞栓
28をケーブル穴26内に嵌合した時に、閉塞栓28の
ケーブル穴26に対する抜け抵抗力を発生する。閉塞栓
本体29の一側部には、その軸線方向に沿って延在する
突条31が突設されている。この突条31は、スリット
27のケーブル穴26に開口する開口部32およびその
周囲のケーブル穴26内面に当接されることにより、ス
リット27をシールする柔軟性の高いシール材(図示せ
ず)を押さえてケーブル穴26側にフローすることを防
止するようになっている。閉塞栓本体29の長手方向両
端部には、ケーブル穴26に対する抜け抵抗力を発生す
るリブ33が突設されている。なお、突条31は、請求
項3記載の突部に相当する。
参照して説明する。図において、クロージャ22は、二
つ割り円筒状のスリーブ34と、該スリーブ34の軸線
方向両端面を閉塞する端面部23とを有し、これらスリ
ーブ34と端面部23とによって、水密あるいは気密な
内部空間を形成可能になっている。クロージャ22の内
部には、ケーブル導入穴24を介して導入された光ケー
ブル21のシース部分を把持固定する把持金具35をそ
の長手方向両端部に固定された連結棒36が収納され
る。クロージャ22は、請求項1記載のケーブル接続箱
に相当する。
とほぼ等しい寸法を有する長尺の部材であって、クロー
ジャ22のの軸線方向に沿って配置される。把持金具3
5は、それぞれクロージャ22の軸線方向両端部に位置
し、端面部23の近傍で光ケーブル21を把持固定する
ようになっている。連結棒36の把持金具35より長手
方向中央部寄りには、把持金具35によって把持固定し
た光ケーブル21の端末に露出させたテンションメンバ
37を把持固定するテンションメンバ固定金具38が固
定されている。また、連結棒36の長手方向中央部に
は、把持金具35およびテンションメンバ固定金具38
によって固定された光ケーブル21の端末から引き出さ
れた光ファイバ心線39同士の図示しない光接続部を収
納する外観薄板状の収納トレー40が多段に積層されて
いる。前記光接続部としては、融着接続部やコネクタ接
続部が適用される。なお、スリーブ34は、該スリーブ
34を一体化する締結具41を操作して締結力を調整す
ることにより、開閉可能になっている。
のケーブル導入穴24が並列に開口されており、一方の
ケーブル導入穴24にはケーブル穴を一つ有する弾性体
アダプタ42が嵌込まれ、他方のケーブル導入穴24に
は本実施形態の弾性体アダプタ20が嵌込まれるように
なっている。これらケーブル導入穴24は、クロージャ
22を設置した時に水平(図2左右方向)な同一配列平
面上に位置するようになっている。また、弾性体アダプ
タ20は、ケーブル導入穴24の配列平面に対して垂直
の方向にケーブル穴26が配列されるようにして嵌込ま
れる。これら弾性体アダプタ20、42を介してクロー
ジャ22内に導入される光ケーブル21は全て上下方向
(図1、図2上下)で異なる位置にある。なお、ケーブ
ル導入穴24の内面には、弾性体アダプタ20の外周面
25との間をシールするための図示しないシール材が充
填される。端面部23の上部にはガスバルブ43が設け
られ、下部にはアース端子44が設けられている。
て、把持金具35は、弾性体アダプタ42からクロージ
ャ22内に導入された光ケーブル21を連結棒36に固
定されたI字状の把持金具本体45の一側部(図6左
側)に設けられた一対の鬼目可動体46の間に把持固定
し、弾性体アダプタ20を介して導入される光ケーブル
21を把持金具本体45の他側部(図6右側)に設けら
れた2基の把持機構47によって把持固定する構成にな
っている。各把持機構47は、把持金具本体45の中央
部から他側部に突設された鬼目プレート48と、該鬼目
プレート48に対して接近離間する鬼目可動体49との
間に光ケーブル21を把持固定するようになっている。
把持金具35に把持固定した光ケーブル21は、鬼目可
動体46、49を移動させることにより把持解除するこ
とも可能である。
する。前記弾性体アダプタ20は、光ケーブル21をス
リット27を通過させることによりケーブル穴26に出
し入れする構成になっているが、この時、スリット27
の軸線がケーブル穴26の中心軸線からずらされている
ので、作業対象のケーブル穴26近傍のみ弾性体アダプ
タ20を変形させるだけで作業することができる。すな
わち、スリット27に光ケーブル21を通過させるため
にスリット27を開放するには、弾性体アダプタ20の
該当ケーブル穴26を介してスリット27と対向する部
分からスリット27までの部分を変形させる。こうする
ことにより、弾性体アダプタ20の他のケーブル穴26
側の部分を変形させること無くスリット27を開閉する
ことができ、既設の光ケーブル21に振動等の影響を与
えないで作業を行うことができる。したがって、目的の
光ケーブル21について作業は、既設の光ケーブル21
が活線状態であっても通信に影響を与えること無く効率
良く行うことができる。
4を締結した時にケーブル穴26に挿入した光ケーブル
21と圧接することによりケーブル穴26を封止するよ
うになっている。この時、スリット27の軸線がケーブ
ル穴26の中心軸線からずらされていることにより、弾
性体アダプタ20のケーブル穴26近傍に作用する圧縮
力がスリット開口部32が閉じる方向に働き、ケーブル
穴26を効率良く封止することができる。空きのケーブ
ル穴26に閉塞栓28を嵌込んで弾性体アダプタ20を
締めた場合では、特に、突条31によって、スリット開
口部32近傍のシール材がケーブル穴26の内面側にフ
ローすることが防止されるので、ケーブル穴26を確実
に封止することができる。シール材のフローが防止され
ると、閉塞栓28にシール材が付着することも無くな
り、ケーブル穴26から閉塞栓28を引き抜く時の作業
性が向上する。
ーブル21が全て上下方向で異なる位置になることか
ら、把持金具35による光ケーブル21の把持固定位置
やテンションメンバ固定金具38によるテンションメン
バ37の固定位置が光ケーブル21毎に上下方向にずれ
るので、これら把持金具35やテンションメンバ固定金
具38における光ケーブル21の固定および固定解除作
業を他の光ケーブル21と干渉すること無く行うことが
でき、作業性が向上するとともに、既設の光ケーブル2
1の固定を解除したり湾曲させて作業の干渉を回避させ
たりする必要が無いので、活線状態においても通信に影
響を与えること無く作業を行うことができる。
第2実施形態を図7から図9を参照して説明する。図7
において、弾性体アダプタ50は、第1実施形態記載の
弾性体アダプタ20と同様の材料からなる概略円柱状に
形成されており、円筒面状の外周面51と、該外周面5
1の軸線と平行に貫設された3個のケーブル穴52と、
これら各ケーブル穴52から外周面51にわたって貫設
されたスリット53とを有している。外周面51の軸線
方向両端部には、端面部23のケーブル導入穴24に対
する抜け抵抗力を発生するリブ54が突設されている。
各スリット53は、その軸線がケーブル穴52の軸線か
らずらされており、しかも互いに並行して弾性体アダプ
タ50の一側部に開口している。
のケーブル導入穴24に嵌込んだ状態を示す。弾性体ア
ダプタ50は、図中鎖線で示すように、ケーブル導入穴
24の配列平面に垂直な方向にケーブル穴52が配列す
る向きで嵌込まれる。図9は、クロージャ内に導入され
た光ケーブル21のシース部分を把持固定する把持金具
55を示す。この把持金具55は、連結棒36に固定さ
れるI字状の把持具本体56を有し、ケーブル穴52を
一つのみ有する弾性体アダプタ57を介して導入された
光ケーブル52を該把持具本体56の一側部(図8左
側)に設けた一対の鬼目可動体58の間に把持固定し、
弾性体アダプタ50を介して導入された計3本の光ケー
ブル21を把持具本体56の他側部に設けられた計3基
の把持機構59、60、61によって把持固定するよう
になっている。鬼目可動体58は、把持具本体56の一
側部に突出する一対のフランジ部62にそれぞれ螺合さ
れて対向配置されており、回転させることにより接近離
間して光ケーブル21をその径に対応して把持固定でき
るようになっている。
フランジ部63の近傍には、第1、第2の把持機構5
9、60が設けられている。これら第1、第2の把持機
構59、60は、フランジ部63に螺合された鬼目可動
体64と、把持具本体56のウェブ65に固定された鬼
目プレート66との間で光ケーブル21を把持固定する
構成になっている。第3の把持機構61は、ウェブ65
の中央部から他側部に突設された支持体67の先端に螺
合された鬼目可動体68と、支持体67の中央部に固定
された鬼目プレート69との間に光ケーブル21を把持
固定するようになっている。支持体67とその下側(図
8下側)の鬼目プレート66との間には、第3の把持機
構61に把持固定される光ケーブル21が通過可能な程
度のクリアランスが介在されている。
0、61は上下方向(図8、図9上下)にずらして設け
られている上、しかも、図9に示すように、第3の把持
機構61が第1、第2の把持機構59、60よりもクロ
ージャの中央部(図中右側)方向にずらして設けられて
いるので、第3の把持機構61によって把持固定される
光ケーブル21が第1、第2の把持機構59、60およ
びこれらに把持固定された既設の光ケーブル21と干渉
すること無く、目的の布設位置に出し入れすることがで
きるようになっている。また、これら把持機構59、6
0、61によって把持固定された光ケーブル21の端末
に露出させたテンションメンバ37は、連結棒36に固
定されたテンションメンバ固定金具70の上下方向3カ
所に着脱可能にネジ止めされる固定板71によってそれ
ぞれ固定されるようになっている。これら固定板71の
取り付け位置は上下方向にずらされているので、いずれ
の固定板71においても、テンションメンバ37の着脱
作業を他の固定板71等と干渉すること無く効率行うこ
とができる。なお、これら第1から第3の把持機構5
9、60、61およびテンションメンバ固定金具70に
おける作業は、把持具本体56の一側部の光ケーブル2
1との干渉を回避できることは言うまでもない。
作用および効果を説明する。前記弾性体アダプタ50に
よれば、ケーブル穴52に順次光ケーブル21を挿入し
ていくことにより、既設の光ケーブル21に振動等の影
響を与えること無く、効率良く光ケーブル21の増設作
業を行うことができる。すなわち、弾性体アダプタ50
を介してクロージャに導入される光ケーブル21は、弾
性体アダプタ50に配列された一端のケーブル穴52か
ら他端のケーブル穴52に順次挿入して増設されるよう
になっている。例えば、図8において最下部にあるケー
ブル穴52に最初の光ケーブル21を挿入し、中央のケ
ーブル穴52に2本目の光ケーブル21を挿入する。2
本目以降の光ケーブル21の挿入作業は、弾性体アダプ
タ50の目的のケーブル穴52に開口するスリット53
より上側の部分をスリット53を開くようにして変形さ
せるので、弾性体アダプタ50の既設の光ケーブル21
が挿入されているケーブル穴52近傍を変形させること
が無い。こうすることにより、既設の光ケーブル21に
振動等の影響を与えること無く、多数の光ケーブル21
を順次クロージャに導入することができる。
3は、ケーブル穴52の中心軸線を通らないように形成
されているため、開閉動作を行っても再度密閉時に弾性
体アダプタ50に作用する圧縮力がスリット53が閉塞
する方向に働く。したがって、ケーブル穴52には何度
でも光ケーブル21を出し入れすることができ、しか
も、常に良好な封止状態を維持することができる。ま
た、各スリット53が、いずれもケーブル穴52の配列
平面に対して垂直の同方向に延在しているので、複数の
光ケーブル21の増設作業を連続して行う時等に便利で
ある。
ル21を取り出す場合には、上下いずれか一方の既設の
光ケーブル21を一旦取り出した後、中央の光ケーブル
21を取り出す。すなわち、図8における最下段の光ケ
ーブル21を先行して取り外す場合には、最下段の光ケ
ーブル21に続いて中央の光ケーブル21を取り外し、
最下段の光ケーブル21を元に戻す。最下段の光ケーブ
ル21のケーブル穴52への出し入れは、弾性体アダプ
タ50の該ケーブル穴52に係るスリット53から下側
の部分のみを変形してスリット53を開閉するので、他
の光ケーブル21に振動等の影響を与えること無く作業
を進めることができる。また、中央の光ケーブル21の
取り出し作業は、弾性体アダプタ50の中央のケーブル
穴52に係るスリット53から下側の部分のみをスリッ
ト53が開放するように変形させる。この時、弾性体ア
ダプタ50の変形は、最下段の光ケーブル21が取り出
したが完了後であるので、最下段の光ケーブル21に与
える影響を考慮する必要が無く、効率良く作業を進める
ことができる。また、最上段の光ケーブル21は、定位
置で把持されたままなので、これらの作業の影響を全く
受けない。なお、把持金具55やテンションメンバ固定
金具70においても、中央のケーブル穴52に挿入した
光ケーブル21を他の光ケーブル21に影響を与えるこ
と無く取り出すことができるので、既設の光ケーブル2
1の通信を確実に維持することができる。
穴は、4個以上とすることも可能である。また、本発明
のケーブル導入穴封止部材は、同一の端面部に開口され
ている複数のケーブル導入穴に適用することも可能であ
る。この場合、各ケーブル導入穴封止部材のケーブル穴
の配列方向を、ケーブル導入穴の配列平面と垂直にす
る。本発明のケーブル導入穴封止部材は、光ケーブル2
1以外、メタルケーブル用のクロージャ等の各種構造物
に形成されたケーブル導入穴に適用することが可能であ
る。
明によれば、スリットの軸線がケーブル穴の軸線からず
らされているため、ケーブル導入穴封止部材の該当のケ
ーブル穴近傍のみを変形させるだけで、他のケーブル穴
に挿入したケーブルに振動等の影響を与えること無く、
目的のケーブル穴にケーブルを出し入れする作業を効率
良く行うことができる。また、弾性体アダプタに圧縮力
が作用した場合には、該圧縮力がケーブル穴近傍でスリ
ットを閉じる方向に働くので、ケーブル穴を確実に封止
することができるといった優れた効果を奏する。
入穴封止部材のケーブル穴に挿入した複数本のケーブル
の配列方向をケーブル導入穴の配列平面と一致させない
ことにより、各ケーブル穴におけるケーブルの出し入れ
作業が既設のケーブルや該ケーブルを把持固定する部品
等と干渉することを回避できるので、ケーブルの出し入
れの作業性が向上するといった優れた効果を奏する。
を閉塞する閉塞栓の突部が、スリットのケーブル穴内面
に開口する開口部を閉塞して、スリット開口部近傍のシ
ール材を押さえてフローすることを防止することによ
り、後工程でケーブル穴から閉塞栓を抜き出す作業の能
率が向上するといった優れた効果を奏する。
用したクロージャを示す部分破断正面図である。
す斜視図である。
る閉塞栓を示す斜視図である。
す側断面図である。
す斜視図である。
の把持金具を示す側断面図である。
の把持金具およびテンションメンバ固定金具を示す要部
拡大正面図である。
て、二つ割りタイプの弾性体アダプタを示す斜視図であ
る。
て、スリットを有する弾性体アダプタを示す図である。
て、3個以上のケーブル穴を有する弾性体アダプタを示
す正面図である。
入される光ケーブルを把持固定する固定具を示す正面図
である。
あって、複数のケーブル導入穴から合計3本以上の光ケ
ーブルを導入した例を示す正面図である。
あって、従来例の弾性体アダプタのケーブル穴を閉塞す
る閉塞栓を示す斜視図である。
1…ケーブル(光ケーブル)、22…ケーブル接続箱
(クロージャ)、24…ケーブル導入穴、25…外周
面、26…ケーブル穴、27…スリット、28…閉塞
栓、31…突部(突条)、32…開口部、50…ケーブ
ル導入穴封止部材(弾性体アダプタ)、51…外周面、
52…ケーブル穴基端部、53…スリット。
Claims (3)
- 【請求項1】 ケーブル接続箱(22)等に形成された
ケーブル導入穴(24)内面と該ケーブル導入穴に挿入
したケーブル(21)外周面との間に介装されることに
よりケーブル導入穴を水密あるいは気密に封止するケー
ブル導入穴封止部材(20、50)において、 ケーブル導入穴内面に当接される外周面(25、51)
と、ケーブル導入穴の軸線と平行に貫設されたケーブル
穴(26、52)と、該ケーブル穴から外周面にわたっ
て貫設され、ケーブル穴の内外にケーブルを出し入れ可
能とするスリット(27、53)とを有してなり、 前記スリットの軸線がケーブル穴の軸線からずらされて
いることを特徴とするケーブル導入穴封止部材。 - 【請求項2】 請求項1記載のケーブル導入穴封止部材
において、 複数のケーブル穴を有し、これらケーブル穴が、同一平
面上に複数配列して形成されたケーブル導入穴の配列平
面に対してほぼ垂直の方向に配列されていることを特徴
とするケーブル導入穴封止部材。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のケーブル導入穴
封止部材において、 ケーブルが挿入されないケーブル穴に挿入される閉塞栓
(28)を備えてなり、 閉塞栓の側部には、スリットのケーブル穴に開口する開
口部(32)およびその周囲のケーブル穴内面に当接さ
れて該開口部を閉塞する突部(31)が設けられている
ことを特徴とするケーブル導入穴封止部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12881096A JP4030611B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ケーブル導入穴封止部材、ケーブル接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12881096A JP4030611B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ケーブル導入穴封止部材、ケーブル接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312927A true JPH09312927A (ja) | 1997-12-02 |
JP4030611B2 JP4030611B2 (ja) | 2008-01-09 |
Family
ID=14993987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12881096A Expired - Lifetime JP4030611B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ケーブル導入穴封止部材、ケーブル接続箱 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4030611B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1996
- 1996-05-23 JP JP12881096A patent/JP4030611B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US11309695B2 (en) | 2016-06-27 | 2022-04-19 | Volvo Group Canada Inc. | Cable sealing device for an electrical junction box |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4030611B2 (ja) | 2008-01-09 |
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