JPH09312506A - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
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- JPH09312506A JPH09312506A JP8153476A JP15347696A JPH09312506A JP H09312506 A JPH09312506 A JP H09312506A JP 8153476 A JP8153476 A JP 8153476A JP 15347696 A JP15347696 A JP 15347696A JP H09312506 A JPH09312506 A JP H09312506A
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 88
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/213—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies
- H01P1/2136—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies using comb or interdigital filters; using cascaded coaxial cavities
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/205—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
- H01P1/2056—Comb filters or interdigital filters with metallised resonator holes in a dielectric block
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フライバックxの影響を除去して、減衰特性
を向上させること。 【解決手段】誘電体磁器ブロックに共振器3A,3B,
3Cを三個以上並設し、かつ各共振器間に結合用貫通孔
6,6を形成し、さらに両外側の共振器に対向して容量
結合する入出力パッド10,10を形成した誘電体フィ
ルタ1aにあって、入出力パッド10,10から、外側
の共振器3a,3cの開口端に結合間隙g1 を介して対
置する外側結合電路11aと、内側の共振器3dの開口
端に結合間隙g2 を介して対置する内側結合電路12a
とを夫々延成し、内側結合電路12により、フライバッ
クxによる影響を緩和した。
を向上させること。 【解決手段】誘電体磁器ブロックに共振器3A,3B,
3Cを三個以上並設し、かつ各共振器間に結合用貫通孔
6,6を形成し、さらに両外側の共振器に対向して容量
結合する入出力パッド10,10を形成した誘電体フィ
ルタ1aにあって、入出力パッド10,10から、外側
の共振器3a,3cの開口端に結合間隙g1 を介して対
置する外側結合電路11aと、内側の共振器3dの開口
端に結合間隙g2 を介して対置する内側結合電路12a
とを夫々延成し、内側結合電路12により、フライバッ
クxによる影響を緩和した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共振器を複数並設
してなる誘電体フィルタに関する。
してなる誘電体フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】図10で示すように、誘電体磁器ブロッ
クaに、貫通孔の内周面に内導体を被覆することにより
構成される共振器bを三個以上並設し、かつ貫通孔が開
口する開放端面を除く所要外周面に外導体cを被覆する
と共に、各共振器間に、内面に導体の無い結合用貫通孔
dを形成し、さらに前記誘電体磁器ブロックaの側面
に、その開放端面寄り位置で、両外側の共振器に対向し
て容量結合する入出力パッドe,eを、前記外導体と絶
縁状に区画して形成した誘電体フィルタは種々提供され
ている。この結合用貫通孔dにより、共振器間に誘電体
が無くなるため、隣接する共振器相互の磁界結合強度が
向上する。
クaに、貫通孔の内周面に内導体を被覆することにより
構成される共振器bを三個以上並設し、かつ貫通孔が開
口する開放端面を除く所要外周面に外導体cを被覆する
と共に、各共振器間に、内面に導体の無い結合用貫通孔
dを形成し、さらに前記誘電体磁器ブロックaの側面
に、その開放端面寄り位置で、両外側の共振器に対向し
て容量結合する入出力パッドe,eを、前記外導体と絶
縁状に区画して形成した誘電体フィルタは種々提供され
ている。この結合用貫通孔dにより、共振器間に誘電体
が無くなるため、隣接する共振器相互の磁界結合強度が
向上する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる構成
にあって、図5ロで示すように、結合用貫通孔dの影響
によって、共振周波数の高周波寄りで、減衰極にフライ
バックxを生じ、この出力値が減衰せず、閾値である−
50dB以上を維持し、これにより減衰量Wが小さくな
って良好な減衰特性を得ることができず、ノイズを生じ
易いという問題があった。尚、この図5ロは、後述する
ように、本発明の図1,2の構成から、内側結合電路1
2を削除した構成にかかるものである。
にあって、図5ロで示すように、結合用貫通孔dの影響
によって、共振周波数の高周波寄りで、減衰極にフライ
バックxを生じ、この出力値が減衰せず、閾値である−
50dB以上を維持し、これにより減衰量Wが小さくな
って良好な減衰特性を得ることができず、ノイズを生じ
易いという問題があった。尚、この図5ロは、後述する
ように、本発明の図1,2の構成から、内側結合電路1
2を削除した構成にかかるものである。
【0004】本発明は、フライバックxの発生によって
生じる減衰特性の悪化を解決し得る構成を提供するもの
である。
生じる減衰特性の悪化を解決し得る構成を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、誘電体磁器ブ
ロックに、貫通孔の内周面に内導体を被覆することによ
り構成される共振器を三個以上並設し、かつ貫通孔が開
口する開放端面を除く所要外周面に外導体を被覆すると
共に、各共振器間に結合用貫通孔を形成し、さらに前記
誘電体磁器ブロックの側面に、その開放端面寄り位置
で、両外側の共振器に対向して容量結合する入出力パッ
ドを、前記外導体と絶縁状に区画して形成した誘電体フ
ィルタにおいて、前記入出力パッドから前記開放端面側
に、前記外側の共振器の開口端に結合間隙を介して対置
する外側結合電路と、該共振器と内側で隣接する共振器
の開口端に結合間隙を介して対置する内側結合電路とを
夫々延成したことを特徴とするものである。
ロックに、貫通孔の内周面に内導体を被覆することによ
り構成される共振器を三個以上並設し、かつ貫通孔が開
口する開放端面を除く所要外周面に外導体を被覆すると
共に、各共振器間に結合用貫通孔を形成し、さらに前記
誘電体磁器ブロックの側面に、その開放端面寄り位置
で、両外側の共振器に対向して容量結合する入出力パッ
ドを、前記外導体と絶縁状に区画して形成した誘電体フ
ィルタにおいて、前記入出力パッドから前記開放端面側
に、前記外側の共振器の開口端に結合間隙を介して対置
する外側結合電路と、該共振器と内側で隣接する共振器
の開口端に結合間隙を介して対置する内側結合電路とを
夫々延成したことを特徴とするものである。
【0006】かかる構成にあって、内側結合電路によ
り、入出力パッドを内側の共振器と容量結合することに
より、上述のフライバックxによる影響が緩和又は除去
されることが確認された。
り、入出力パッドを内側の共振器と容量結合することに
より、上述のフライバックxによる影響が緩和又は除去
されることが確認された。
【0007】上述の構成からなる三個以上の共振器を並
設した構成を送波部とし、これと共に受波部を一体的に
備えたデュプレクサを構成する誘電体フィルタにあって
も、該送波部に、入出力パッドから開放端面側に、外側
の共振器の開口端に結合間隙を介して対置する外側結合
電路と、該共振器と内側で隣接する共振器の開口端に結
合間隙を介して対置する内側結合電路とを夫々延成する
ようにしても良く、この場合にも、フライバックxによ
る影響が緩和又は除去されることとなる。
設した構成を送波部とし、これと共に受波部を一体的に
備えたデュプレクサを構成する誘電体フィルタにあって
も、該送波部に、入出力パッドから開放端面側に、外側
の共振器の開口端に結合間隙を介して対置する外側結合
電路と、該共振器と内側で隣接する共振器の開口端に結
合間隙を介して対置する内側結合電路とを夫々延成する
ようにしても良く、この場合にも、フライバックxによ
る影響が緩和又は除去されることとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】添付図面に従って、本発明の各実
施例を説明する。尚、共通部分については、同一符号を
付して説明を簡略化している。
施例を説明する。尚、共通部分については、同一符号を
付して説明を簡略化している。
【0009】図1,2は三つの共振器3A,3B,3C
によって夫々共振器を構成した三ポール型誘電体フィル
タ1aを構成した第一実施例を示す。ここで誘電体磁器
ブロック2は、酸化チタン系のセラミック誘電体からな
る略直方体状をしており、各共振器3A,3B,3Cが
夫々互いに平行に列成されている。この共振器3A,3
B,3Cは、夫々貫通孔4A,4B,4Cに夫々内導体
5が塗着形成されてなり、さらに、その貫通孔4A,4
B,4Cが開口する開放端面8を除く所要外周面に外導
体7を被覆して、これをシールド電極としている。この
共振器3A,3B,3Cは、共振周波数のλ/4に相当
する共振長寸法にほぼ一致させている。尚、共振器3B
の開放端面には、貫通孔4Bの内導体5と接続する矩形
状の張出し導体9が形成されている。
によって夫々共振器を構成した三ポール型誘電体フィル
タ1aを構成した第一実施例を示す。ここで誘電体磁器
ブロック2は、酸化チタン系のセラミック誘電体からな
る略直方体状をしており、各共振器3A,3B,3Cが
夫々互いに平行に列成されている。この共振器3A,3
B,3Cは、夫々貫通孔4A,4B,4Cに夫々内導体
5が塗着形成されてなり、さらに、その貫通孔4A,4
B,4Cが開口する開放端面8を除く所要外周面に外導
体7を被覆して、これをシールド電極としている。この
共振器3A,3B,3Cは、共振周波数のλ/4に相当
する共振長寸法にほぼ一致させている。尚、共振器3B
の開放端面には、貫通孔4Bの内導体5と接続する矩形
状の張出し導体9が形成されている。
【0010】また、各共振器3A,3B,3C間には、
隣接する共振器相互を結合するための結合用貫通孔6,
6が、各貫通孔4A,4B,4Cと平行に形成されてい
る。この結合用貫通孔6,6には、内導体がその内面に
形成されていない。この結合用貫通孔6,6により、隣
接する共振器3A,3B及び共振器3B,3C相互の結
合強度が向上する。
隣接する共振器相互を結合するための結合用貫通孔6,
6が、各貫通孔4A,4B,4Cと平行に形成されてい
る。この結合用貫通孔6,6には、内導体がその内面に
形成されていない。この結合用貫通孔6,6により、隣
接する共振器3A,3B及び共振器3B,3C相互の結
合強度が向上する。
【0011】次に本発明の要部につき説明する。誘電体
磁器ブロック2側面の開放端面寄り位置で、外側の共振
器3A,3Cに対向して容量結合する入出力パッド1
0,10が、前記外導体7と絶縁状に区画して形成され
ている。この入出力パッド10,10には、プリント基
板上の導電路等に電気的に接続されることとなる。ま
た、入出力パッド10,10には、開放端面側に、外側
の共振器3A,3Cの開口端に結合間隙を介して対置す
る外側結合電路11aと、該共振器3A,3Cと内側で
隣接する中央部の共振器3Bの開口端に結合間隙を介し
て対置する内側結合電路12aとを夫々延成している。
前記外側結合電路11aの端部は結合間隙g1 を置いて
共振器3A,3Cの貫通孔4A,4Cを囲繞する円弧縁
が形成された結合端縁eが形成されている。また内側結
合電路12aはL形となっており、直線状結合端縁を介
して前記張出し導体9の側縁と結合間隙g2 を介して対
置している。
磁器ブロック2側面の開放端面寄り位置で、外側の共振
器3A,3Cに対向して容量結合する入出力パッド1
0,10が、前記外導体7と絶縁状に区画して形成され
ている。この入出力パッド10,10には、プリント基
板上の導電路等に電気的に接続されることとなる。ま
た、入出力パッド10,10には、開放端面側に、外側
の共振器3A,3Cの開口端に結合間隙を介して対置す
る外側結合電路11aと、該共振器3A,3Cと内側で
隣接する中央部の共振器3Bの開口端に結合間隙を介し
て対置する内側結合電路12aとを夫々延成している。
前記外側結合電路11aの端部は結合間隙g1 を置いて
共振器3A,3Cの貫通孔4A,4Cを囲繞する円弧縁
が形成された結合端縁eが形成されている。また内側結
合電路12aはL形となっており、直線状結合端縁を介
して前記張出し導体9の側縁と結合間隙g2 を介して対
置している。
【0012】そして、前記入出力パッド10,10を、
外側結合電路11aを介して、共振器3A,3Cと容量
結合し、内側結合電路12aを介して共振器3Bと容量
結合するようにしている。
外側結合電路11aを介して、共振器3A,3Cと容量
結合し、内側結合電路12aを介して共振器3Bと容量
結合するようにしている。
【0013】図6は、かかる構成の等価回路を示すもの
である。
である。
【0014】この構成にあって、その減衰特性をみる
と、図5イで示す波形となった。これを同構成にあっ
て、内側結合電路12aのみを除去したものの減衰特性
をみると、図5ロで示した波形となった。この比較で明
らかなように、図5ロで示した波形は、共振周波数の高
周波寄りで、結合用貫通孔6,6の影響によってフライ
バックxが発生し、該フライバックxが減衰しないで、
その出力が閾値の−50dB以上に維持された状態とな
っているに比し、上記構成にあっては、−50dB以下
となって、その全体として、大きな減衰量を得ることが
でき、減衰特性が改善されたことが解った。
と、図5イで示す波形となった。これを同構成にあっ
て、内側結合電路12aのみを除去したものの減衰特性
をみると、図5ロで示した波形となった。この比較で明
らかなように、図5ロで示した波形は、共振周波数の高
周波寄りで、結合用貫通孔6,6の影響によってフライ
バックxが発生し、該フライバックxが減衰しないで、
その出力が閾値の−50dB以上に維持された状態とな
っているに比し、上記構成にあっては、−50dB以下
となって、その全体として、大きな減衰量を得ることが
でき、減衰特性が改善されたことが解った。
【0015】図3は、他の構成の外側結合電路11bを
形成した誘電体フィルタ1bを示すものである。この構
成にあっては、開放端面に、前記共振器3A,3Cの貫
通孔4A,4Cの内導体5と接続する矩形状の張出し導
体15,15を形成したものであり、これに対応して外
側結合電路11b,11bは前記張出し導体15,15
の前縁に沿って結合間隙g1 を置いて形成するようにし
た直線状構成としている。また、入出力パッド10,1
0には、上述と同様の構成の内側結合電路12bが延成
され、共振器3Bの張出し導体9の側縁と結合間隙g2
を介して対置している。
形成した誘電体フィルタ1bを示すものである。この構
成にあっては、開放端面に、前記共振器3A,3Cの貫
通孔4A,4Cの内導体5と接続する矩形状の張出し導
体15,15を形成したものであり、これに対応して外
側結合電路11b,11bは前記張出し導体15,15
の前縁に沿って結合間隙g1 を置いて形成するようにし
た直線状構成としている。また、入出力パッド10,1
0には、上述と同様の構成の内側結合電路12bが延成
され、共振器3Bの張出し導体9の側縁と結合間隙g2
を介して対置している。
【0016】上述の各構成にあって、入出力パッド1
0,10を、共振器3A,3B,3Cに対して、外側結
合電路11a,11b,内側結合電路12a,12bを
介して容量結合するようにしており、入出力パッド1
0,10と共振器3A,3Cを誘電体を介して側方で対
置させことにより、結合させる従来手段とは異なり、外
側結合電路11a,11b,内側結合電路12a,12
bとの電気的接続を維持さえすれば、図1矢線のよう
に、入出力パッド10,10の位置をその側面に沿っ
て、適宜に変更することができ、プリント基板上の導電
路位置に対応して、入出力パッド10,10の位置を容
易に設定することができる。
0,10を、共振器3A,3B,3Cに対して、外側結
合電路11a,11b,内側結合電路12a,12bを
介して容量結合するようにしており、入出力パッド1
0,10と共振器3A,3Cを誘電体を介して側方で対
置させことにより、結合させる従来手段とは異なり、外
側結合電路11a,11b,内側結合電路12a,12
bとの電気的接続を維持さえすれば、図1矢線のよう
に、入出力パッド10,10の位置をその側面に沿っ
て、適宜に変更することができ、プリント基板上の導電
路位置に対応して、入出力パッド10,10の位置を容
易に設定することができる。
【0017】図4は、前記入出力パッド10,10を両
側面に形成した誘電体フィルタ1cを示すものである。
この構成にあっては、プリント基板上に、該入出力パッ
ド10,10が露出することとなり、このため、該入出
力パッド10,10を利用してリード線接続が容易とな
る。そこで、該入出力パッド10,10から、外側結合
電路11c,内側結合電路12cを延成し、各共振器3
A,3B,3Cに結合間隙g1 ,g2 を介して配置し
て、夫々容量結合するようにしている。
側面に形成した誘電体フィルタ1cを示すものである。
この構成にあっては、プリント基板上に、該入出力パッ
ド10,10が露出することとなり、このため、該入出
力パッド10,10を利用してリード線接続が容易とな
る。そこで、該入出力パッド10,10から、外側結合
電路11c,内側結合電路12cを延成し、各共振器3
A,3B,3Cに結合間隙g1 ,g2 を介して配置し
て、夫々容量結合するようにしている。
【0018】このように、外側結合電路,内側結合電路
の形状は、入出力パッド10,10の位置や、張出し導
体9,15等に対応して、種々の形状が提案され得る。
の形状は、入出力パッド10,10の位置や、張出し導
体9,15等に対応して、種々の形状が提案され得る。
【0018】図7,8は、単一構造により、送波部Aと
受波部Bとを構成したデュプレクサとして機能し得る誘
電体フィルタ1dを示す。
受波部Bとを構成したデュプレクサとして機能し得る誘
電体フィルタ1dを示す。
【0019】この構成の送波部Aにあって、入出力パッ
ド10a,10bから開放端面に延成した外側結合電路
11d,内側結合電路12dを各共振器3A,3B,3
Cの張り出し部に対置して、容量結合するようにしてい
る。この構成例にあって、前記張出し導体16に矩形切
欠部17を形成し、外側結合電路11dに該矩形切欠部
17内に突出する結合凸部18を形成するようにしても
良い。この構成にあっては、内側結合電路12dは上述
の各構成と同じで、L形凸部により構成される。またこ
の構成にあっては、図中左端の入出力パッド10aを入
力パッドとし、内側の入出力パッド10bを出力パッド
としている。
ド10a,10bから開放端面に延成した外側結合電路
11d,内側結合電路12dを各共振器3A,3B,3
Cの張り出し部に対置して、容量結合するようにしてい
る。この構成例にあって、前記張出し導体16に矩形切
欠部17を形成し、外側結合電路11dに該矩形切欠部
17内に突出する結合凸部18を形成するようにしても
良い。この構成にあっては、内側結合電路12dは上述
の各構成と同じで、L形凸部により構成される。またこ
の構成にあっては、図中左端の入出力パッド10aを入
力パッドとし、内側の入出力パッド10bを出力パッド
としている。
【0020】また受波部Bにあっては、この実施例で
は、4ポール型構造となっており、共振器が4個並設さ
れている。そして、出力パッドが最端部の共振器に容量
結合されると共に、送波部Aの内側の入出力パッド10
bを受波部Bの入力パッドとして共用している。
は、4ポール型構造となっており、共振器が4個並設さ
れている。そして、出力パッドが最端部の共振器に容量
結合されると共に、送波部Aの内側の入出力パッド10
bを受波部Bの入力パッドとして共用している。
【0021】図9イは、上述の構成に係る誘電体フィル
タ1dの送波TX と、受波RX を示すものである。また
図9ロは、上述の構成から、内側結合電路12dのみを
除去した場合の波形図を示す。この比較から明らかなよ
うに、図9ロで表われるフライバックyは、図9イの送
波TX では大きく抑制されていることが理解される。
タ1dの送波TX と、受波RX を示すものである。また
図9ロは、上述の構成から、内側結合電路12dのみを
除去した場合の波形図を示す。この比較から明らかなよ
うに、図9ロで表われるフライバックyは、図9イの送
波TX では大きく抑制されていることが理解される。
【0022】尚、各構成にあって、共振器3A,3B,
3Cは、円孔だけではなく、横断面を正方形状としても
良い。このように共振器の横断面形状は種々提案され得
る。
3Cは、円孔だけではなく、横断面を正方形状としても
良い。このように共振器の横断面形状は種々提案され得
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、誘電体磁器ブロックに共振器
を三個以上並設し、かつ各共振器間に結合用貫通孔を形
成し、さらに両外側の共振器に対向して容量結合する入
出力パッドを形成した誘電体フィルタにあって、入出力
パッドから、外側の共振器の開口端に結合間隙を介して
対置する外側結合電路と、該共振器と内側で隣接する共
振器の開口端に結合間隙を介して対置する内側結合電路
とを夫々延成したものであり、この内側結合電路によ
り、入出力パッドを内側の共振器と容量結合することに
より、上述のフライバックxによる影響が緩和又は除去
され、このため、減衰量が増大して、減衰特性が向上
し、ノイズの発生が抑止される優れた効果がある。
を三個以上並設し、かつ各共振器間に結合用貫通孔を形
成し、さらに両外側の共振器に対向して容量結合する入
出力パッドを形成した誘電体フィルタにあって、入出力
パッドから、外側の共振器の開口端に結合間隙を介して
対置する外側結合電路と、該共振器と内側で隣接する共
振器の開口端に結合間隙を介して対置する内側結合電路
とを夫々延成したものであり、この内側結合電路によ
り、入出力パッドを内側の共振器と容量結合することに
より、上述のフライバックxによる影響が緩和又は除去
され、このため、減衰量が増大して、減衰特性が向上
し、ノイズの発生が抑止される優れた効果がある。
【図1】本発明の第一実施例に係る誘電体フィルタ1a
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】誘電体フィルタ1aの平面図である。
【図3】本発明の第二実施例に係る誘電体フィルタ1b
の斜視図である。
の斜視図である。
【図4】本発明の第三実施例に係る誘電体フィルタ1c
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】減衰波形を示すグラフであり、イは誘電体フィ
ルタ1aの特性を示し、ロは比較例を示す。
ルタ1aの特性を示し、ロは比較例を示す。
【図6】等価回路図である。
【図7】デュプレクサとして用いられる第四実施例の誘
電体フィルタ1dの斜視図である。
電体フィルタ1dの斜視図である。
【図8】第四実施例の誘電体フィルタ1dの裏から視た
斜視図である。
斜視図である。
【図9】減衰波形を示すグラフであり、イは誘電体フィ
ルタ1dの特性を示し、ロは比較例を示す。
ルタ1dの特性を示し、ロは比較例を示す。
【図10】従来構成の誘電体フィルタの斜視図である。
1a〜1d 誘電体フィルタ 2 誘電体磁器ブロック 3A,3B,3C 共振器 4A,4B,4C 貫通孔 5 内導体 8 開放端面 6,6 結合用貫通孔 9,15 張出し導体 10,10a,10b 入出力パッド 11a,11b,11c,11d 外側結合電路 12a,12b,12c,12d 内側結合電路 A 送波部 B 受波部 g1 ,g2 結合間隙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる構成
にあって、図5ロで示すように、結合用貫通孔dの影響
によって、共振周波数の高周波寄りで、減衰極にフライ
バックxを生じ、この出力値が減衰せず、閾値である−
50dB以上を維持し、これにより減衰量が小さくなっ
て良好な減衰特性を得ることができず、ノイズを生じ易
いという問題があった。尚、この図5ロは、後述するよ
うに、本発明の図1,2の構成から、内側結合電路12
を削除した構成にかかるものである。
にあって、図5ロで示すように、結合用貫通孔dの影響
によって、共振周波数の高周波寄りで、減衰極にフライ
バックxを生じ、この出力値が減衰せず、閾値である−
50dB以上を維持し、これにより減衰量が小さくなっ
て良好な減衰特性を得ることができず、ノイズを生じ易
いという問題があった。尚、この図5ロは、後述するよ
うに、本発明の図1,2の構成から、内側結合電路12
を削除した構成にかかるものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】この構成の送波部Aにあっても、各共振器
3A,3B,3C間には、隣接する共振器相互を結合す
るための結合用貫通孔6,6が形成されている。そし
て、かかる構成にあって、入出力パッド10a,10b
から開放端面に延成した外側結合電路11d,内側結合
電路12dを各共振器3A,3B,3Cの張り出し部に
対置して、容量結合するようにしている。この構成例に
あって、前記張出し導体16に矩形切欠部17を形成
し、外側結合電路11dに該矩形切欠部17内に突出す
る結合凸部18を形成するようにしても良い。この構成
にあっては、内側結合電路12dは上述の各構成と同じ
で、L形凸部により構成される。またこの構成にあって
は、図中左端の入出力パッド10aを入力パッドとし、
内側の入出力パッド10bを出力パッドとしている。
3A,3B,3C間には、隣接する共振器相互を結合す
るための結合用貫通孔6,6が形成されている。そし
て、かかる構成にあって、入出力パッド10a,10b
から開放端面に延成した外側結合電路11d,内側結合
電路12dを各共振器3A,3B,3Cの張り出し部に
対置して、容量結合するようにしている。この構成例に
あって、前記張出し導体16に矩形切欠部17を形成
し、外側結合電路11dに該矩形切欠部17内に突出す
る結合凸部18を形成するようにしても良い。この構成
にあっては、内側結合電路12dは上述の各構成と同じ
で、L形凸部により構成される。またこの構成にあって
は、図中左端の入出力パッド10aを入力パッドとし、
内側の入出力パッド10bを出力パッドとしている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
Claims (2)
- 【請求項1】誘電体磁器ブロックに、貫通孔の内周面に
内導体を被覆することにより構成される共振器を三個以
上並設し、かつ貫通孔が開口する開放端面を除く所要外
周面に外導体を被覆すると共に、各共振器間に結合用貫
通孔を形成し、さらに前記誘電体磁器ブロックの側面
に、その開放端面寄り位置で、両外側の共振器に対向し
て容量結合する入出力パッドを、前記外導体と絶縁状に
区画して形成した誘電体フィルタにおいて、 前記入出力パッドから開放端面側に、外側の共振器の開
口端に結合間隙を介して対置する外側結合電路と、該共
振器と内側で隣接する共振器の開口端に結合間隙を介し
て対置する内側結合電路とを夫々延成したことを特徴と
する誘電体フィルタ。 - 【請求項2】誘電体磁器ブロックに、貫通孔の内周面に
内導体を被覆することにより構成される共振器を三個以
上並設し、かつ貫通孔が開口する開放端面を除く所要外
周面に外導体を被覆すると共に、各共振器間に結合用貫
通孔を形成し、さらに前記誘電体磁器ブロックの側面
に、その開放端面寄り位置で、両外側の共振器に対向し
て容量結合する入出力パッドを、前記外導体と絶縁状に
区画して形成してなる送波部を備えたデュプレクサを構
成する誘電体フィルタにおいて、 前記送波部にあって、入出力パッドから開放端面側に、
外側の共振器の開口端に結合間隙を介して対置する外側
結合電路と、該共振器と内側で隣接する共振器の開口端
に結合間隙を介して対置する内側結合電路とを夫々延成
したことを特徴とする誘電体フィルタ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8153476A JPH09312506A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 誘電体フィルタ |
EP97303506A EP0809315B1 (en) | 1996-05-23 | 1997-05-22 | Dielectric filter |
DE69711979T DE69711979T2 (de) | 1996-05-23 | 1997-05-22 | Dielektrisches Filter |
US08/862,150 US5864264A (en) | 1996-05-23 | 1997-05-22 | Dielectric filter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8153476A JPH09312506A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 誘電体フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312506A true JPH09312506A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15563415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8153476A Pending JPH09312506A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 誘電体フィルタ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5864264A (ja) |
EP (1) | EP0809315B1 (ja) |
JP (1) | JPH09312506A (ja) |
DE (1) | DE69711979T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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SE9804354L (sv) * | 1998-07-08 | 2000-01-09 | Samsung Electro Mech | Dielektriskt filter |
TW472444B (en) * | 1998-07-08 | 2002-01-11 | Samsung Electro Mech | A duplexer dielectric filter |
US6169465B1 (en) | 1998-07-08 | 2001-01-02 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Duplexer dielectric filter |
JP3387422B2 (ja) * | 1998-08-25 | 2003-03-17 | 株式会社村田製作所 | アンテナ共用器及び通信機装置 |
JP3468143B2 (ja) * | 1999-01-28 | 2003-11-17 | 株式会社村田製作所 | 誘電体フィルタ、誘電体ディプレクサおよび通信機 |
EP1087457B1 (en) | 1999-09-24 | 2006-12-13 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Dielectric filter and method of manufacturing the same |
US6724279B1 (en) * | 2000-10-03 | 2004-04-20 | Ube Electronics, Ltd. | Duplexer filter with offset resonator holes |
US6559735B1 (en) * | 2000-10-31 | 2003-05-06 | Cts Corporation | Duplexer filter with an alternative signal path |
JP2002252503A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-09-06 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサおよび通信装置 |
JP2002344204A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-11-29 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサおよび通信装置 |
JP2003087010A (ja) * | 2001-09-06 | 2003-03-20 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 誘電体デュプレクサ |
US6650202B2 (en) * | 2001-11-03 | 2003-11-18 | Cts Corporation | Ceramic RF filter having improved third harmonic response |
US20040183626A1 (en) * | 2003-02-05 | 2004-09-23 | Qinghua Kang | Electronically tunable block filter with tunable transmission zeros |
DE10313336A1 (de) * | 2003-03-25 | 2004-11-18 | Epcos Ag | Mikrowellenkeramik-Filter mit verbesserter Ankopplung und Verfahren zur Herstellung |
US7545240B2 (en) | 2005-05-24 | 2009-06-09 | Cts Corporation | Filter with multiple shunt zeros |
US7714680B2 (en) * | 2006-05-31 | 2010-05-11 | Cts Corporation | Ceramic monoblock filter with inductive direct-coupling and quadruplet cross-coupling |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61208902A (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-17 | Murata Mfg Co Ltd | Mic型誘電体フイルタ |
US4716391A (en) * | 1986-07-25 | 1987-12-29 | Motorola, Inc. | Multiple resonator component-mountable filter |
JPS63306701A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-14 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 誘電体フィルタ |
US4879533A (en) * | 1988-04-01 | 1989-11-07 | Motorola, Inc. | Surface mount filter with integral transmission line connection |
US4896124A (en) * | 1988-10-31 | 1990-01-23 | Motorola, Inc. | Ceramic filter having integral phase shifting network |
JPH02130103U (ja) * | 1988-11-16 | 1990-10-26 | ||
JPH03236603A (ja) * | 1990-02-14 | 1991-10-22 | Oki Electric Ind Co Ltd | 誘電体フィルタ |
JPH0495401A (ja) * | 1990-08-10 | 1992-03-27 | Murata Mfg Co Ltd | 有極型誘電体フィルタ |
US5045824A (en) * | 1990-09-04 | 1991-09-03 | Motorola, Inc. | Dielectric filter construction |
JPH0522002A (ja) * | 1991-07-15 | 1993-01-29 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 誘電体フイルタ |
US5177458A (en) * | 1991-07-31 | 1993-01-05 | Motorola, Inc. | Dielectric filter construction having notched mounting surface |
US5250916A (en) * | 1992-04-30 | 1993-10-05 | Motorola, Inc. | Multi-passband dielectric filter construction having filter portions with dissimilarly-sized resonators |
EP0552761B1 (en) * | 1992-01-23 | 1999-07-07 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric filter and manufacturing method thereof |
DE4229165C2 (de) * | 1992-09-01 | 1995-11-02 | Siemens Matsushita Components | Keramik-Koaxialresonator |
US5499004A (en) * | 1993-03-12 | 1996-03-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dielectric filter having interstage coupling using adjacent electrodes |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP8153476A patent/JPH09312506A/ja active Pending
-
1997
- 1997-05-22 DE DE69711979T patent/DE69711979T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-22 EP EP97303506A patent/EP0809315B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-22 US US08/862,150 patent/US5864264A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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DE69711979T2 (de) | 2002-10-10 |
EP0809315A1 (en) | 1997-11-26 |
EP0809315B1 (en) | 2002-04-17 |
US5864264A (en) | 1999-01-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040120 |