JPH09305602A - 文書処理装置、文書処理方法、記憶媒体 - Google Patents
文書処理装置、文書処理方法、記憶媒体Info
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- JPH09305602A JPH09305602A JP8117955A JP11795596A JPH09305602A JP H09305602 A JPH09305602 A JP H09305602A JP 8117955 A JP8117955 A JP 8117955A JP 11795596 A JP11795596 A JP 11795596A JP H09305602 A JPH09305602 A JP H09305602A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】使用者の感性により文書を分類、検索する文書
処理装置を提供する。 【解決手段】文書の論理構造と説明語から文書レイアウ
ト評価部103は、感性データベース104を検索し、
文書の印象を評価する。この結果は文書分類部105で
印象語文書格納テーブルに記憶される。
処理装置を提供する。 【解決手段】文書の論理構造と説明語から文書レイアウ
ト評価部103は、感性データベース104を検索し、
文書の印象を評価する。この結果は文書分類部105で
印象語文書格納テーブルに記憶される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書編集装置、文
書編集方法、記憶媒体に関するものである。
書編集方法、記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DTP(Desk Top Publishing)やワードプロ
セッサ等の文書作成装置の普及により、一般のオフィ−
スにおいても手軽に文書作成が可能となった。特に最近
は高機能なものが増えており、一般の使用者にとっても
簡単に文書が作成できるようになってきた。
セッサ等の文書作成装置の普及により、一般のオフィ−
スにおいても手軽に文書作成が可能となった。特に最近
は高機能なものが増えており、一般の使用者にとっても
簡単に文書が作成できるようになってきた。
【0003】このように作成した電子文書の管理は、使
用者に委ねられており、使用者は、実務に応じフォルダ
(又はディレクトリー)を作成し、また用途毎に分かり
易い文書名を付加し、文書を管理している。このため使
用者は所望する文書がどこにあるか判らない場合、予め
付与した文書名やキーワードによる検索を行う必要があ
る。
用者に委ねられており、使用者は、実務に応じフォルダ
(又はディレクトリー)を作成し、また用途毎に分かり
易い文書名を付加し、文書を管理している。このため使
用者は所望する文書がどこにあるか判らない場合、予め
付与した文書名やキーワードによる検索を行う必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】つまり、文書レイアウ
トイメージ(例えば落ち着きのある文書であるとかシッ
クな文書)により、文書を検索することは出来ない。本
発明は、以上のような事情を考慮するためなされたもの
であり、その目的とするところは、使用者が作成した文
書を感性や意図に応じ、検索することができる文書処理
方法、装置、及びその方法をコンピュータのソフトウェ
アの形式で記憶した記憶媒体を提供することにある。
トイメージ(例えば落ち着きのある文書であるとかシッ
クな文書)により、文書を検索することは出来ない。本
発明は、以上のような事情を考慮するためなされたもの
であり、その目的とするところは、使用者が作成した文
書を感性や意図に応じ、検索することができる文書処理
方法、装置、及びその方法をコンピュータのソフトウェ
アの形式で記憶した記憶媒体を提供することにある。
【0005】また、使用者の感性や意図に応じ、文書を
分類することができる文書処理方法、装置、及びその方
法をコンピュータのソフトウェアの形式で記憶した記憶
媒体を提供することにある。
分類することができる文書処理方法、装置、及びその方
法をコンピュータのソフトウェアの形式で記憶した記憶
媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、文書レイアウ
トが人に与える印象を得点化して評価し、この評価を用
いて、文書検索又は文書分類を行うことを、要旨とす
る。この印象の得点化には、感性データベースを用い
る。請求項1に記載の発明は、文書構成要素が印象に与
えるスコアを導出し、この導出されたスコアから文書の
印象を評価し、この評価結果に基づき文書を分類するこ
とをその要旨とする。
トが人に与える印象を得点化して評価し、この評価を用
いて、文書検索又は文書分類を行うことを、要旨とす
る。この印象の得点化には、感性データベースを用い
る。請求項1に記載の発明は、文書構成要素が印象に与
えるスコアを導出し、この導出されたスコアから文書の
印象を評価し、この評価結果に基づき文書を分類するこ
とをその要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、文書の論理構造
を解析する論理構造解析部(102)と、文書構成要素と印
象との関係を規定した感性データベース(104)と、感性
データベースを検索し文書構成要素に対応する印象を評
価する文書レイアウト評価部(103)と、文書レイアウト
評価部が評価した印象に基づき文書を分類する文書分類
部(105)とを備えたことをその要旨とする。
を解析する論理構造解析部(102)と、文書構成要素と印
象との関係を規定した感性データベース(104)と、感性
データベースを検索し文書構成要素に対応する印象を評
価する文書レイアウト評価部(103)と、文書レイアウト
評価部が評価した印象に基づき文書を分類する文書分類
部(105)とを備えたことをその要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の文書処理装置において、入力された印象と評価された
結果を比較し、一致するものを検出することをその要旨
とする。請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の文
書処理装置において、文章で入力された検索文から印象
を抽出し、その印象と文書の評価結果を比較し、一致す
るものを検出することをその要旨とする。
の文書処理装置において、入力された印象と評価された
結果を比較し、一致するものを検出することをその要旨
とする。請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の文
書処理装置において、文章で入力された検索文から印象
を抽出し、その印象と文書の評価結果を比較し、一致す
るものを検出することをその要旨とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、文書構成要素が
印象に与えるスコアを導出し、この導出されたスコアか
ら文書の印象を評価し、この評価結果に基づき文書を分
類することをその要旨とする。請求項6に記載の発明
は、文書の論理構造を解析する処理と、文書構成要素と
印象との関係を規定する処理と、文書構成要素に対応す
る印象を評価する処理と、評価した印象に基づき文書を
分類する処理とを備えたことをその要旨とする。
印象に与えるスコアを導出し、この導出されたスコアか
ら文書の印象を評価し、この評価結果に基づき文書を分
類することをその要旨とする。請求項6に記載の発明
は、文書の論理構造を解析する処理と、文書構成要素と
印象との関係を規定する処理と、文書構成要素に対応す
る印象を評価する処理と、評価した印象に基づき文書を
分類する処理とを備えたことをその要旨とする。
【0010】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の文書処理方法において、入力された印象と評価された
結果を比較し、一致するものを検出することをその要旨
とする。請求項8に記載の発明は、文章形式で入力され
た検索文から印象を抽出し、その印象と文書の評価結果
を比較し、一致するものを検出することをその要旨とす
る。
の文書処理方法において、入力された印象と評価された
結果を比較し、一致するものを検出することをその要旨
とする。請求項8に記載の発明は、文章形式で入力され
た検索文から印象を抽出し、その印象と文書の評価結果
を比較し、一致するものを検出することをその要旨とす
る。
【0011】請求項9に記載の発明は、請求項5〜8の
いずれか1項に記載の文書処理方法をコンピュータのソ
フトウェアの形式で記憶したことをその要旨とする。
いずれか1項に記載の文書処理方法をコンピュータのソ
フトウェアの形式で記憶したことをその要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面にそ
って説明する。図1に、本実施例の文書処理装置1のブ
ロック構成を示す。文書編集部101は、キーボードや
マウスなどの入力装置(図示略)からの入力を受け、か
な漢字変換処理による文字入力処理や図形入力処理など
を行う。また入力された文書の変更なども行う。
って説明する。図1に、本実施例の文書処理装置1のブ
ロック構成を示す。文書編集部101は、キーボードや
マウスなどの入力装置(図示略)からの入力を受け、か
な漢字変換処理による文字入力処理や図形入力処理など
を行う。また入力された文書の変更なども行う。
【0013】論理構造解析部102は、文書の論理構造
を解析すると共に、文書の説明語及びそのカテゴリ情報
を抽出する。ここで、文書の論理構造とは、文書の作成
日、作成部署、宛先、タイトル見出し、本文などの構成
単位(論理属性)や個々の論理属性の関連(上位概念、
下位概念)などによって組み立てられる文書の構造であ
る。
を解析すると共に、文書の説明語及びそのカテゴリ情報
を抽出する。ここで、文書の論理構造とは、文書の作成
日、作成部署、宛先、タイトル見出し、本文などの構成
単位(論理属性)や個々の論理属性の関連(上位概念、
下位概念)などによって組み立てられる文書の構造であ
る。
【0014】説明語とは、各構成単位ごとに設定する書
式情報あるいは構成単位間の関係を示す情報である。例
えば、説明語とは、文字や行、段落などの間隔やフォン
ト種やフォントサイズ、または上下余白、余白率などペ
ージ、段落、文字書式に関する情報である。また、カテ
ゴリ情報とは、説明語の取りうる値を言う(例えば、本
文の行ピッチは、2mmであるなど)。
式情報あるいは構成単位間の関係を示す情報である。例
えば、説明語とは、文字や行、段落などの間隔やフォン
ト種やフォントサイズ、または上下余白、余白率などペ
ージ、段落、文字書式に関する情報である。また、カテ
ゴリ情報とは、説明語の取りうる値を言う(例えば、本
文の行ピッチは、2mmであるなど)。
【0015】文書レイアウト評価部103は、論理構造
解析部102で得られた文書構成要素や位置情報に基づ
き感性データベース104を検索し、印象語情報を得
る。文書分類部105は、文書評価部103で得られた
結果に基づき文書を分類する。文書検索部106は、与
えられた印象語情報からそれ該当する文書を検索する。
解析部102で得られた文書構成要素や位置情報に基づ
き感性データベース104を検索し、印象語情報を得
る。文書分類部105は、文書評価部103で得られた
結果に基づき文書を分類する。文書検索部106は、与
えられた印象語情報からそれ該当する文書を検索する。
【0016】表示部107は、作成した文書を表示した
り、文書分類部105で分類された結果を表示したり、
文書検索部106で検索された結果などを表示する。記
憶部108は、作成済みの文書を記憶したり、文書分類
部105で分類した結果や文書検索部106で検索した
内容を記憶装置110に記憶する。印象語指定部109
は、作成済みの文書を検索するときの印象語の度合いを
指示装置を用いて指示する。
り、文書分類部105で分類された結果を表示したり、
文書検索部106で検索された結果などを表示する。記
憶部108は、作成済みの文書を記憶したり、文書分類
部105で分類した結果や文書検索部106で検索した
内容を記憶装置110に記憶する。印象語指定部109
は、作成済みの文書を検索するときの印象語の度合いを
指示装置を用いて指示する。
【0017】次に文書を印象により分類するときの文書
処理装置1の動作を、図2に示すフローチャートに従っ
て説明する。 (作成済み文書を分類する場合)まずS11において、
文書の編集を行う。使用者は、キーボードやマウスなど
のキーボードやマウスなどの入力装置(図示略)から文
字入力を行い、かな漢字変換等の処理により所望の入力
文字列を得たり、各文書構成要素となる文字列のレイア
ウト処理を行う。このレイアウト処理とは、タイトル文
字列の配置位置の設定、タイトル文字列のフォント種設
定、タイトル文字列の文字サイズの設定、タイトル文字
列の文字ピッチの設定、各段落の文字列の行ビッチの設
定、各段落の文字列の文字ビッチの設定、各段落の文字
列のフォント種設定、各段落の文字サイズの設定・・・
・・・様々な設定を行う。
処理装置1の動作を、図2に示すフローチャートに従っ
て説明する。 (作成済み文書を分類する場合)まずS11において、
文書の編集を行う。使用者は、キーボードやマウスなど
のキーボードやマウスなどの入力装置(図示略)から文
字入力を行い、かな漢字変換等の処理により所望の入力
文字列を得たり、各文書構成要素となる文字列のレイア
ウト処理を行う。このレイアウト処理とは、タイトル文
字列の配置位置の設定、タイトル文字列のフォント種設
定、タイトル文字列の文字サイズの設定、タイトル文字
列の文字ピッチの設定、各段落の文字列の行ビッチの設
定、各段落の文字列の文字ビッチの設定、各段落の文字
列のフォント種設定、各段落の文字サイズの設定・・・
・・・様々な設定を行う。
【0018】なお、ここでは使用者が、文書を最初から
レイアウト作成した例で述べたが、記憶部108に記憶
された使用者あるいは使用者以外の作成済み(レイアウ
ト済み)文書を呼び出し以下の処理を行うことも可能で
ある。次にS12において、S11で作成された文書の
論理構造が解析され、説明語が抽出される。
レイアウト作成した例で述べたが、記憶部108に記憶
された使用者あるいは使用者以外の作成済み(レイアウ
ト済み)文書を呼び出し以下の処理を行うことも可能で
ある。次にS12において、S11で作成された文書の
論理構造が解析され、説明語が抽出される。
【0019】次にS13において、S12で抽出された
論理構造と説明語から感性データベース104に規定さ
れた説明語と印象の度合いとの関係式から入力された文
書の印象を得る。ここで感性データベース104の動作
について説明する。感性データベース104には文書の
印象の度合いと説明語との関係式が規定されており、そ
の関係式の一例を以下に示す。
論理構造と説明語から感性データベース104に規定さ
れた説明語と印象の度合いとの関係式から入力された文
書の印象を得る。ここで感性データベース104の動作
について説明する。感性データベース104には文書の
印象の度合いと説明語との関係式が規定されており、そ
の関係式の一例を以下に示す。
【0020】ここで、求める印象の度合いを、5つ(力
強さ、斬新さ、多彩さ、軽快さ、暖かさ)とする。そし
て、「力強さ」の度合いをL1と表記し、「斬新さ」の
度合いをL2と表記し、「多彩さ」の度合いをL3と表記
し、「軽快さ」の度合いをL4と表記し、「暖かさ」の
度合いをL5と表記しする。
強さ、斬新さ、多彩さ、軽快さ、暖かさ)とする。そし
て、「力強さ」の度合いをL1と表記し、「斬新さ」の
度合いをL2と表記し、「多彩さ」の度合いをL3と表記
し、「軽快さ」の度合いをL4と表記し、「暖かさ」の
度合いをL5と表記しする。
【0021】各印象の度合いは、「1」〜「3」の3段
階に設定されているものとする。印象「明るさ」に対
し、説明語Aがあるカテゴリ情報aを取るときのスコア
からその評価値を得る関数をψ1A(a)とし、カテゴリの
値をAaとすると、印象と説明語との関係式は、 L1=Aaψ1A(a)+Bbψ1B(b)+Ccψ1C(c)+... (1)式 L2=Aaψ2A(a)+Bbψ2B(b)+Ccψ2C(c)+... (2)式 L3=Aaψ3A(a)+Bbψ3B(b)+Ccψ3C(c)+... (3)式 L4=Aaψ4A(a)+Bbψ4B(b)+Ccψ4C(c)+... (4)式 L5=Aaψ5A(a)+Bbψ5B(b)+Ccψ5C(c)+... (5)式 のように表される。ある印象と、説明語があるカテゴリ
情報を取る時のスコアとの関係は、図3に示す。
階に設定されているものとする。印象「明るさ」に対
し、説明語Aがあるカテゴリ情報aを取るときのスコア
からその評価値を得る関数をψ1A(a)とし、カテゴリの
値をAaとすると、印象と説明語との関係式は、 L1=Aaψ1A(a)+Bbψ1B(b)+Ccψ1C(c)+... (1)式 L2=Aaψ2A(a)+Bbψ2B(b)+Ccψ2C(c)+... (2)式 L3=Aaψ3A(a)+Bbψ3B(b)+Ccψ3C(c)+... (3)式 L4=Aaψ4A(a)+Bbψ4B(b)+Ccψ4C(c)+... (4)式 L5=Aaψ5A(a)+Bbψ5B(b)+Ccψ5C(c)+... (5)式 のように表される。ある印象と、説明語があるカテゴリ
情報を取る時のスコアとの関係は、図3に示す。
【0022】図3においては、印象語「明るさ」に対
し、説明語「タイトルフォント種」がカテゴリ「明朝
体」を取るときのスコアは、3.5であり、評価値は以下
のように表される。 ψ1A(a)=3.5*wa (6)式 ここで、waは、印象語「明るさ」に対し、説明語「タ
イトルフォント種」がカテゴリ「明朝体」を取るときの
重み係数であり、すべてのカテゴリスコアに対し、重み
係数が乗算され、評価値が求められる。
し、説明語「タイトルフォント種」がカテゴリ「明朝
体」を取るときのスコアは、3.5であり、評価値は以下
のように表される。 ψ1A(a)=3.5*wa (6)式 ここで、waは、印象語「明るさ」に対し、説明語「タ
イトルフォント種」がカテゴリ「明朝体」を取るときの
重み係数であり、すべてのカテゴリスコアに対し、重み
係数が乗算され、評価値が求められる。
【0023】次に、S14において、S13で得られた
印象の度合い毎に分類する。本実施例では、印象語の度
合いが「1」〜「3」の3段階に設定されているため、
「力強さ」の度合いL1=1、「斬新さ」の度合いL2=
1、「多彩さ」の度合いL3=1、「軽快さ」の度合い
L4=1、「暖かさ」の度合いL5=1から、「力強さ」
の度合いL1=3、「斬新さ」の度合いL2=3、「多彩
さ」の度合いL3=3、「軽快さ」の度合いL4=3、
「暖かさ」の度合いL5=3の35=243通りに分類さ
れる。
印象の度合い毎に分類する。本実施例では、印象語の度
合いが「1」〜「3」の3段階に設定されているため、
「力強さ」の度合いL1=1、「斬新さ」の度合いL2=
1、「多彩さ」の度合いL3=1、「軽快さ」の度合い
L4=1、「暖かさ」の度合いL5=1から、「力強さ」
の度合いL1=3、「斬新さ」の度合いL2=3、「多彩
さ」の度合いL3=3、「軽快さ」の度合いL4=3、
「暖かさ」の度合いL5=3の35=243通りに分類さ
れる。
【0024】このようにして印象語の度合いによる分類
結果は、図4に示すように印象語文書格納テーブルとし
て記憶装置110に格納される。次にS15において、
S14で分類された印象とその印象を持つ文書の一覧表
示を行う。図5は、得られた印象が、「力強さ」の度合
いL1=3、「斬新さ」の度合いL2=2、「多彩さ」の
度合いL3=2、「軽快さ」の度合いL4=2、「暖か
さ」の度合いL5=2であることを表し、右下の領域C
にその印象語を持つこれまでに分類された文書の1つを
アイコンで表し、一覧表示した例である。
結果は、図4に示すように印象語文書格納テーブルとし
て記憶装置110に格納される。次にS15において、
S14で分類された印象とその印象を持つ文書の一覧表
示を行う。図5は、得られた印象が、「力強さ」の度合
いL1=3、「斬新さ」の度合いL2=2、「多彩さ」の
度合いL3=2、「軽快さ」の度合いL4=2、「暖か
さ」の度合いL5=2であることを表し、右下の領域C
にその印象語を持つこれまでに分類された文書の1つを
アイコンで表し、一覧表示した例である。
【0025】また領域Bのプレビュ−とは、現在領域C
で反転中のアイコンの文書のイメージを縮小表示したも
のである。次に文書を印象により文書を検索するときの
文書処理装置1の動作を、図6に示すフローチャートに
したがって説明する。 (作成済み文書を検索する場合)まずS21において、
使用者がキーボードやマウスなどの指示装置(図示略)
を用い、検索する印象の各度合いを図7に示すようなダ
イアログにより指定する。
で反転中のアイコンの文書のイメージを縮小表示したも
のである。次に文書を印象により文書を検索するときの
文書処理装置1の動作を、図6に示すフローチャートに
したがって説明する。 (作成済み文書を検索する場合)まずS21において、
使用者がキーボードやマウスなどの指示装置(図示略)
を用い、検索する印象の各度合いを図7に示すようなダ
イアログにより指定する。
【0026】図7では、「力強さ」の度合いL1=3、
「斬新さ」の度合いL2=3、「多彩さ」の度合いL3=
2、「軽快さ」の度合いL4=2、「暖かさ」の度合い
L5=2であることを指定した例である。次にS22に
おいて、指定された印象を図4の印象語文書格納テーブ
ルの印象から印象が全て一致する印象を検索する。
「斬新さ」の度合いL2=3、「多彩さ」の度合いL3=
2、「軽快さ」の度合いL4=2、「暖かさ」の度合い
L5=2であることを指定した例である。次にS22に
おいて、指定された印象を図4の印象語文書格納テーブ
ルの印象から印象が全て一致する印象を検索する。
【0027】次にS23において、検索した印象に一致
した文書群を図8に示すように、右下の領域Cに検索さ
れた文書の1つをアイコンで表し、一覧表示する。図8
では、「力強さ」の度合いL1=3、「斬新さ」の度合
いL2=3、「多彩さ」の度合いL3=2、「軽快さ」の
度合いL4=2、「暖かさ」の度合いL5=2の印象を持
つ文書を検索し、見つかった文書群を一覧表示した例で
ある。また領域Bのプレビュ−には、現在領域Cで反転
中のアイコンの文書のイメージを縮小表示したものを表
示している。
した文書群を図8に示すように、右下の領域Cに検索さ
れた文書の1つをアイコンで表し、一覧表示する。図8
では、「力強さ」の度合いL1=3、「斬新さ」の度合
いL2=3、「多彩さ」の度合いL3=2、「軽快さ」の
度合いL4=2、「暖かさ」の度合いL5=2の印象を持
つ文書を検索し、見つかった文書群を一覧表示した例で
ある。また領域Bのプレビュ−には、現在領域Cで反転
中のアイコンの文書のイメージを縮小表示したものを表
示している。
【0028】尚、本願は、上記実施例を以下のように変
更してもよく、その場合でも同様の作用および効果を得
ることができる。 (A)印象語の度合いは、「1」〜「3」の3段階の例
を示したが、連続的に変化する値、つまり印象語の度合
いは実数値を取ることも可能である。 (B)本実施例では、5つの印象語を用いて分類した
が、図9に示すような、印象語説明文変換テーブルを持
つことにより、使用者による説明文を入力された場合で
も、説明文から印象語を抽出することにより、以下本実
施例と同様の処理が行え、同様の結果が得られる。
更してもよく、その場合でも同様の作用および効果を得
ることができる。 (A)印象語の度合いは、「1」〜「3」の3段階の例
を示したが、連続的に変化する値、つまり印象語の度合
いは実数値を取ることも可能である。 (B)本実施例では、5つの印象語を用いて分類した
が、図9に示すような、印象語説明文変換テーブルを持
つことにより、使用者による説明文を入力された場合で
も、説明文から印象語を抽出することにより、以下本実
施例と同様の処理が行え、同様の結果が得られる。
【0029】(C)評価関数(6)式において、重み係
数を乗算する場合ついて記載したが、一般的な4則演算
することも可能である。 (D)(1)式〜(5)式における評価関数において、
(6)式における重み係数を1にした場合、評価関数か
ら得られる値は、各カテゴリスコアに一致するので評価
関数を用いる代わりにカテゴリスコアを用いることも可
能である。
数を乗算する場合ついて記載したが、一般的な4則演算
することも可能である。 (D)(1)式〜(5)式における評価関数において、
(6)式における重み係数を1にした場合、評価関数か
ら得られる値は、各カテゴリスコアに一致するので評価
関数を用いる代わりにカテゴリスコアを用いることも可
能である。
【0030】(E)印象語の検索において、一致するも
ののみを検索する例を示したが、例えば、指定された印
象と分類された印象との差の2乗和を取り、その値が規
定値以下のものを検索することにより、類似した文書を
検索、表示することが可能である。例えば、「力強さ」
の度合いL1=3、「斬新さ」の度合いL2=3、「多彩
さ」の度合いL3=2、「軽快さ」の度合いL4=2、
「暖かさ」の度合いL5=2の文書を検索する場合、
「力強さ」の度合いL1=3、「斬新さ」の度合いL2=
2、「多彩さ」の度合いL3=2、「軽快さ」の度合い
L4=2、「暖かさ」の度合いL5=2の印象との2乗和
は、(3−3)2+(3−2)2+(2−2)2+(2−
2)2+(2−2)2=1となるので規定値を1とした場
合、この文書も検索される。
ののみを検索する例を示したが、例えば、指定された印
象と分類された印象との差の2乗和を取り、その値が規
定値以下のものを検索することにより、類似した文書を
検索、表示することが可能である。例えば、「力強さ」
の度合いL1=3、「斬新さ」の度合いL2=3、「多彩
さ」の度合いL3=2、「軽快さ」の度合いL4=2、
「暖かさ」の度合いL5=2の文書を検索する場合、
「力強さ」の度合いL1=3、「斬新さ」の度合いL2=
2、「多彩さ」の度合いL3=2、「軽快さ」の度合い
L4=2、「暖かさ」の度合いL5=2の印象との2乗和
は、(3−3)2+(3−2)2+(2−2)2+(2−
2)2+(2−2)2=1となるので規定値を1とした場
合、この文書も検索される。
【0031】(F)また、本願を図10に示す如く、上
述の処理をコンピュータプログラムとして記録媒体に記
録し、これを、コンピュータにインストールして、同様
の処理を行ってもよい。また、本願では、全ての処理を
このプログラムで行ったが、他の文書作成アプリケーシ
ョンソフトウエア及び論理構造解析用アプリケーション
ソフトウエアに、文書作成・レイアウト・論理構造解析
を委ねても良い。
述の処理をコンピュータプログラムとして記録媒体に記
録し、これを、コンピュータにインストールして、同様
の処理を行ってもよい。また、本願では、全ての処理を
このプログラムで行ったが、他の文書作成アプリケーシ
ョンソフトウエア及び論理構造解析用アプリケーション
ソフトウエアに、文書作成・レイアウト・論理構造解析
を委ねても良い。
【0032】
【発明の効果】請求項1〜4のいずれか1項に記載の発
明によれば、使用者が作成した文書を使用者の感性に合
わせ、分類、検索することができる文書処理装置を提供
することができる。請求項5〜8のいずれか1項に記載
の発明によれば、使用者が作成した文書を使用者の感性
に合わせ、分類、検索することができる文書処理方法を
提供することができる。
明によれば、使用者が作成した文書を使用者の感性に合
わせ、分類、検索することができる文書処理装置を提供
することができる。請求項5〜8のいずれか1項に記載
の発明によれば、使用者が作成した文書を使用者の感性
に合わせ、分類、検索することができる文書処理方法を
提供することができる。
【0033】請求項9に記載の発明によれば、使用者が
作成した文書を使用者の感性に合わせ、分類、検索する
ことができる文書処理方法をコンピュータのソフトウェ
アの形式で記憶した記憶媒体を提供することができる。
作成した文書を使用者の感性に合わせ、分類、検索する
ことができる文書処理方法をコンピュータのソフトウェ
アの形式で記憶した記憶媒体を提供することができる。
【図1】本発明の実施例のブロック構成図である。
【図2】この実施例のフローチャートを示す図である。
【図3】この実施例の作用を説明するための図である。
【図4】この実施例の作用を説明するための図である。
【図5】この実施例の作用を説明するための図である。
【図6】この実施例のフローチャートを示す図である。
【図7】この実施例の作用を説明するための図である。
【図8】この実施例の作用を説明するための図である。
【図9】この実施例の作用を説明するための図である。
【図10】他の例を説明する図である。
101・・・文書編集部、 102・・・論理構造解析部、 103・・・文書レイアウト評価部、 104・・・感性データベース、 105・・・文書分類部、 106・・・文書検索部、 107・・・表示部、 108・・・記憶部、 109・・・印象語レベル指定部, 110・・記憶装置.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武村 浩司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 文書構成要素が印象に与えるスコアを導
出し、この導出されたスコアから文書の印象を評価し、
この評価結果に基づき文書を分類する文書処理装置。 - 【請求項2】 文書の論理構造を解析する論理構造解析
部と、 文書構成要素と印象との関係を規定した感性データベー
スと、 感性データベースを検索し文書構成要素に対応する印象
を評価する文書レイアウト評価部と、 文書レイアウト評価部が評価した印象に基づき文書を分
類する文書分類部とを備えた文書処理装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の文書処理装置におい
て、 入力された印象と評価された結果を比較し、一致するも
のを検出する文書処理装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の文書処理装置におい
て、 文章で入力された検索文から印象を抽出し、その印象と
文書の評価結果を比較し、一致するものを検出する文書
処理装置。 - 【請求項5】 文書構成要素が印象に与えるスコアを導
出し、この導出されたスコアから文書の印象を評価し、
この評価結果に基づき文書を分類する文書処理方法。 - 【請求項6】 文書の論理構造を解析する処理と、 文書構成要素と印象との関係を規定する処理と、 文書構成要素に対応する印象を評価する処理と、 評価した印象に基づき文書を分類する処理とを備えた文
書処理方法。 - 【請求項7】 請求項5に記載の文書処理方法におい
て、 入力された印象と評価された結果を比較し、一致するも
のを検出する文書処理方法。 - 【請求項8】 文章形式で入力された検索文から印象を
抽出し、その印象と文書の評価結果を比較し、一致する
ものを検出する文書処理方法。 - 【請求項9】 請求項5〜8のいずれか1項に記載の文
書処理方法をコンピュータのソフトウェアの形式で記憶
した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8117955A JPH09305602A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 文書処理装置、文書処理方法、記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8117955A JPH09305602A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 文書処理装置、文書処理方法、記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09305602A true JPH09305602A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14724386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8117955A Pending JPH09305602A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 文書処理装置、文書処理方法、記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09305602A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-05-13 JP JP8117955A patent/JPH09305602A/ja active Pending
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