JPH09300310A - 木材への液体注入装置 - Google Patents
木材への液体注入装置Info
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- JPH09300310A JPH09300310A JP13739896A JP13739896A JPH09300310A JP H09300310 A JPH09300310 A JP H09300310A JP 13739896 A JP13739896 A JP 13739896A JP 13739896 A JP13739896 A JP 13739896A JP H09300310 A JPH09300310 A JP H09300310A
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- liquid level
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧力容器の外部から容易かつ正確に処理槽内
部の処理液の液面高さを測定することのできる木材への
処理液注入装置を提供する。 【解決手段】 被処理木材1を搭載するための処理槽2
と、該処理槽2を収納するための圧力容器3とを備えた
木材への液体注入装置において、処理槽2内に導入した
処理液の液面高さを計る液面計4を、処理槽2に連通し
て設ける。また処理槽2と液面計4との間に、処理槽2
から液面計4へ流入する処理液から、該処理液中の気体
を分離するための脱気部25を設ける。
部の処理液の液面高さを測定することのできる木材への
処理液注入装置を提供する。 【解決手段】 被処理木材1を搭載するための処理槽2
と、該処理槽2を収納するための圧力容器3とを備えた
木材への液体注入装置において、処理槽2内に導入した
処理液の液面高さを計る液面計4を、処理槽2に連通し
て設ける。また処理槽2と液面計4との間に、処理槽2
から液面計4へ流入する処理液から、該処理液中の気体
を分離するための脱気部25を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材に任意の処理
液を注入する木材への液体注入装置であって、特に空圧
バス方式による木材への液体注入装置に関する。
液を注入する木材への液体注入装置であって、特に空圧
バス方式による木材への液体注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、木材に各種の処理液を注入する
ことにより、木材を難燃化し、寸法を安定化させ、強度
を向上させ、防腐性、防蟻性及び防虫性を高め、更に染
色することにより用途を広げる等して、商品価値を高め
ることが広く行われており、このための処理液注入装置
も種々提供されている。このような処理液注入装置のひ
とつとして、いわゆる空圧バス方式を採用したものが提
案されている。
ことにより、木材を難燃化し、寸法を安定化させ、強度
を向上させ、防腐性、防蟻性及び防虫性を高め、更に染
色することにより用途を広げる等して、商品価値を高め
ることが広く行われており、このための処理液注入装置
も種々提供されている。このような処理液注入装置のひ
とつとして、いわゆる空圧バス方式を採用したものが提
案されている。
【0003】この空圧バス方式の処理液注入装置は、被
処理木材を搭載するための処理槽と、該処理槽を収納す
るための圧力容器とを備えるものである。そして、被処
理木材を搭載した処理槽を圧力容器内へ収納し、この処
理槽内へ処理液を導入する。そして、圧力容器内を減圧
し、次に圧力容器内を加圧して、処理液が被処理木材内
へ注入されるようにしている。このように圧力容器内を
加圧する前に減圧するのは、被処理木材内に存在してい
る気体を抜いて、被処理木材内への処理液の注入効率を
高めるためである。そして、上記のように圧力容器内を
加圧した後に、圧力容器内を大気圧に解圧し、その後圧
力容器から処理槽を抜き出していた。
処理木材を搭載するための処理槽と、該処理槽を収納す
るための圧力容器とを備えるものである。そして、被処
理木材を搭載した処理槽を圧力容器内へ収納し、この処
理槽内へ処理液を導入する。そして、圧力容器内を減圧
し、次に圧力容器内を加圧して、処理液が被処理木材内
へ注入されるようにしている。このように圧力容器内を
加圧する前に減圧するのは、被処理木材内に存在してい
る気体を抜いて、被処理木材内への処理液の注入効率を
高めるためである。そして、上記のように圧力容器内を
加圧した後に、圧力容器内を大気圧に解圧し、その後圧
力容器から処理槽を抜き出していた。
【0004】ここで、木材処理においては被処理木材の
種類等に応じて予め定められた量の処理液を、被処理木
材へ確実に注入する必要があるが、所定の処理液を被処
理木材へ注入するために必要な加圧時間や加圧圧力等の
加圧条件は、被処理木材毎に微妙に異なるため一義的に
は定められない。したがって被処理木材へ処理液を注入
する毎に、被処理木材中の処理液量を現場にて測定し管
理する必要がある。このため上記従来の処理液注入装置
においては、処理槽への処理液の導入直後に処理槽内の
液面高さを測定し、圧力容器内の減加圧を行い、圧力容
器内を大気圧へ解圧し、圧力容器の蓋を開けて該圧力容
器内の処理槽内の液面高さを再び測定して、被処理木材
中の処理液量を求めていた。
種類等に応じて予め定められた量の処理液を、被処理木
材へ確実に注入する必要があるが、所定の処理液を被処
理木材へ注入するために必要な加圧時間や加圧圧力等の
加圧条件は、被処理木材毎に微妙に異なるため一義的に
は定められない。したがって被処理木材へ処理液を注入
する毎に、被処理木材中の処理液量を現場にて測定し管
理する必要がある。このため上記従来の処理液注入装置
においては、処理槽への処理液の導入直後に処理槽内の
液面高さを測定し、圧力容器内の減加圧を行い、圧力容
器内を大気圧へ解圧し、圧力容器の蓋を開けて該圧力容
器内の処理槽内の液面高さを再び測定して、被処理木材
中の処理液量を求めていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
のような処理液注入装置においては、圧力容器内を大気
圧へ解圧した後に、処理槽内の液面高さを測定していた
ので、以下のような種々の問題を生じさせていた。すな
わち、加圧によって一旦被処理材中に入り込んだ処理液
の一部は、解圧によって戻ってしまうため、加圧時と解
圧時の被処理木材中の処理液量は相互に差が生じるが、
上記装置では解圧時の被処理木材中の処理液量しか測定
できず、加圧時の被処理木材中の処理液量を測定するこ
とができなかった。したがって、加圧時の被処理木材中
の処理液量を参照して加圧時間や加圧圧力等の加圧条件
の管理を行うことが不可能であり、被処理木材毎に微妙
に異なる加圧条件に適合させることができないので、被
処理木材中の処理液の注入量が所定量に満たなかった
り、逆に所定量を超えてしまう場合があった。
のような処理液注入装置においては、圧力容器内を大気
圧へ解圧した後に、処理槽内の液面高さを測定していた
ので、以下のような種々の問題を生じさせていた。すな
わち、加圧によって一旦被処理材中に入り込んだ処理液
の一部は、解圧によって戻ってしまうため、加圧時と解
圧時の被処理木材中の処理液量は相互に差が生じるが、
上記装置では解圧時の被処理木材中の処理液量しか測定
できず、加圧時の被処理木材中の処理液量を測定するこ
とができなかった。したがって、加圧時の被処理木材中
の処理液量を参照して加圧時間や加圧圧力等の加圧条件
の管理を行うことが不可能であり、被処理木材毎に微妙
に異なる加圧条件に適合させることができないので、被
処理木材中の処理液の注入量が所定量に満たなかった
り、逆に所定量を超えてしまう場合があった。
【0006】ここで、圧力容器の蓋を開けないと液面高
さを測定できないため、測定によって所定の注入量に達
していないことがわかった時には、蓋を閉めて処理液を
再注入する必要があり、処理時間が長くなる要因となっ
ていた。また所定量を超えて処理液を被処理木材に注入
した場合には、処理液のロスとなっていた。またこの場
合には、処理液の液面が降下しすぎ、被処理木材が処理
液の液面上に露出してしまうことがあるため、露出部分
に圧縮空気が入って処理液の薬液の浸透にムラが出てし
まうことがある。この場合には、再度処理液の注入を行
う必要があり、またこの注入においては減圧時間を通常
よりも長くとる必要があるので、極めて時間のロスが大
きくなる。
さを測定できないため、測定によって所定の注入量に達
していないことがわかった時には、蓋を閉めて処理液を
再注入する必要があり、処理時間が長くなる要因となっ
ていた。また所定量を超えて処理液を被処理木材に注入
した場合には、処理液のロスとなっていた。またこの場
合には、処理液の液面が降下しすぎ、被処理木材が処理
液の液面上に露出してしまうことがあるため、露出部分
に圧縮空気が入って処理液の薬液の浸透にムラが出てし
まうことがある。この場合には、再度処理液の注入を行
う必要があり、またこの注入においては減圧時間を通常
よりも長くとる必要があるので、極めて時間のロスが大
きくなる。
【0007】さらに減圧の開始直後からしばらくの間は
被処理材から気体が抜けることにより、処理液が泡立
ち、処理槽から処理液が泡の形でオーバーフローし、ロ
スとなるばかりか、処理槽内の処理液が不足するため、
加圧中の処理液面降下時に、被処理材が露出してしまう
危険もある。それを防ぐためには被処理材を低くセット
することになるが、処理材積が少なくなり効率が悪いと
いう問題もあった。
被処理材から気体が抜けることにより、処理液が泡立
ち、処理槽から処理液が泡の形でオーバーフローし、ロ
スとなるばかりか、処理槽内の処理液が不足するため、
加圧中の処理液面降下時に、被処理材が露出してしまう
危険もある。それを防ぐためには被処理材を低くセット
することになるが、処理材積が少なくなり効率が悪いと
いう問題もあった。
【0008】本発明はこのような従来の木材への処理液
注入装置における問題点を鑑みてなされたもので、圧力
容器の外部から容易かつ正確に処理槽内部の処理液の液
面高さを測定することのできる木材への処理液注入装置
を提供する。
注入装置における問題点を鑑みてなされたもので、圧力
容器の外部から容易かつ正確に処理槽内部の処理液の液
面高さを測定することのできる木材への処理液注入装置
を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような従来の木材へ
の処理液注入装置における問題点を解決するために請求
項1に記載の本発明は、被処理木材を搭載するための処
理槽と、該処理槽を収納するための圧力容器とを備えた
木材への液体注入装置において、前記処理槽内に導入し
た処理液の液面高さを計るための液面計を前記処理槽に
連通して設けたことを特徴として構成されている。
の処理液注入装置における問題点を解決するために請求
項1に記載の本発明は、被処理木材を搭載するための処
理槽と、該処理槽を収納するための圧力容器とを備えた
木材への液体注入装置において、前記処理槽内に導入し
た処理液の液面高さを計るための液面計を前記処理槽に
連通して設けたことを特徴として構成されている。
【0010】また請求項2に記載の本発明は、請求項1
に記載の本発明において、前記処理槽と液面計との間
に、前記処理槽から液面計へ流入する処理液から、該処
理液中の気体を分離するための脱気部を設けたことを特
徴として構成されている。
に記載の本発明において、前記処理槽と液面計との間
に、前記処理槽から液面計へ流入する処理液から、該処
理液中の気体を分離するための脱気部を設けたことを特
徴として構成されている。
【0011】また請求項3に記載の本発明は、請求項2
に記載の本発明において、前記脱気部を、前記処理槽か
ら液面計に至る引出管と前記液面計から処理槽に至る戻
入管とに連通する配管から形成し、該配管の前記引出管
との接続部を該引出管に比べて広断面のトラップ部とし
たことを特徴として構成されている。
に記載の本発明において、前記脱気部を、前記処理槽か
ら液面計に至る引出管と前記液面計から処理槽に至る戻
入管とに連通する配管から形成し、該配管の前記引出管
との接続部を該引出管に比べて広断面のトラップ部とし
たことを特徴として構成されている。
【0012】また請求項4に記載の本発明は、請求項2
に記載の本発明において、前記脱気部を、前記処理槽か
ら液面計に至る引出管と前記液面計から処理槽に至る戻
入管とに連通する気泡分離器から形成したことを特徴と
して構成されている。
に記載の本発明において、前記脱気部を、前記処理槽か
ら液面計に至る引出管と前記液面計から処理槽に至る戻
入管とに連通する気泡分離器から形成したことを特徴と
して構成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態に
おける本装置の全体図、図2は図1の要部の概念図であ
る。まず本実施形態における本装置の構成について説明
し、その後本装置における液面測定動作について説明す
る。上記各図において本装置は、被処理木材1を搭載す
るための処理槽2と、該処理槽2を収納するための圧力
容器3と、処理槽2内に導入した処理液の液面高さを計
る液面計4とを備えて構成されている。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態に
おける本装置の全体図、図2は図1の要部の概念図であ
る。まず本実施形態における本装置の構成について説明
し、その後本装置における液面測定動作について説明す
る。上記各図において本装置は、被処理木材1を搭載す
るための処理槽2と、該処理槽2を収納するための圧力
容器3と、処理槽2内に導入した処理液の液面高さを計
る液面計4とを備えて構成されている。
【0014】圧力容器3は、中空円筒状の胴5と、胴5
の一端側に開閉可能に取付けた蓋6からなり、建屋の基
礎上に脚により固定されている。胴5の上部には、測定
ノズル7と減圧ノズル8と加圧ノズル9が設けられてお
り、減圧ノズル8は減圧装置10と、加圧ノズル9は加
圧装置11と、夫々接続されている。また胴5の蓋6側
の下部からは引出管12、13が引き出されており、胴
5の内部には処理槽2を受け入れるためのレール14が
配設されている。
の一端側に開閉可能に取付けた蓋6からなり、建屋の基
礎上に脚により固定されている。胴5の上部には、測定
ノズル7と減圧ノズル8と加圧ノズル9が設けられてお
り、減圧ノズル8は減圧装置10と、加圧ノズル9は加
圧装置11と、夫々接続されている。また胴5の蓋6側
の下部からは引出管12、13が引き出されており、胴
5の内部には処理槽2を受け入れるためのレール14が
配設されている。
【0015】圧力容器3の側方にはレール15が敷設さ
れており、処理槽2はこのレール15上を走行する台車
16により、圧力容器3内へ収納自在とされている。こ
の処理槽2の右側部には出口管17、18が設けてあ
り、処理槽2が圧力容器3内へ収納された状態におい
て、出口管17は圧力容器3の引出管12に、出口管1
8は引出管13に、各々フレキシブルホース19を介し
て接続される。
れており、処理槽2はこのレール15上を走行する台車
16により、圧力容器3内へ収納自在とされている。こ
の処理槽2の右側部には出口管17、18が設けてあ
り、処理槽2が圧力容器3内へ収納された状態におい
て、出口管17は圧力容器3の引出管12に、出口管1
8は引出管13に、各々フレキシブルホース19を介し
て接続される。
【0016】このように処理槽2の出口管18に接続さ
れた圧力容器3の引出管13と、圧力容器3の測定ノズ
ル7に接続された戻入管20との間に、上記した液面計
4が接続されている。この液面計4は、圧力容器3と略
同様の耐圧性を有するもので、図2に示すように、筒状
の本体4aと該本体4aの一側面に設けたガラス板4b
とから形成されており、このガラス板4bには液面計4
内に流入した処理液の高さを読み取るための目盛4cが
設けられている。この液面計4は処理槽2内に導入した
処理液の液面と略同様の高さに設けれられており、また
液面計4と圧力容器3とは引出管13及び戻入管20を
介して同圧力となるので、液面計4内の液面高さと処理
槽2内の処理液の液面高さとが同じなる。したがって、
この液面計4内の液面高さを読み取ることで、処理槽2
内の液面高さを読み取ることができる。
れた圧力容器3の引出管13と、圧力容器3の測定ノズ
ル7に接続された戻入管20との間に、上記した液面計
4が接続されている。この液面計4は、圧力容器3と略
同様の耐圧性を有するもので、図2に示すように、筒状
の本体4aと該本体4aの一側面に設けたガラス板4b
とから形成されており、このガラス板4bには液面計4
内に流入した処理液の高さを読み取るための目盛4cが
設けられている。この液面計4は処理槽2内に導入した
処理液の液面と略同様の高さに設けれられており、また
液面計4と圧力容器3とは引出管13及び戻入管20を
介して同圧力となるので、液面計4内の液面高さと処理
槽2内の処理液の液面高さとが同じなる。したがって、
この液面計4内の液面高さを読み取ることで、処理槽2
内の液面高さを読み取ることができる。
【0017】なお液面計4の上下近傍にはボール弁式の
安全装置21、21が設けられており、液面計4の破損
等により液面計4内の処理液が流出した場合には、安全
装置21、21が引出管13や戻入管20を塞いで、さ
らなる処理液の流出が防止される。またこの安全装置2
1、21の近傍には、図示のように、バルブ22〜24
が設けてある。そして、液面計4に不具合が生じた場合
には、バルブ22、22を閉めることによって液面計4
に処理液が流入しないようにされている。またバルブ2
3、23を開くことによって、液面計4内の処理液を抜
いたり、液面計4をクリーニングできるようにされてい
る。なおバルブ24の用途については後述する。
安全装置21、21が設けられており、液面計4の破損
等により液面計4内の処理液が流出した場合には、安全
装置21、21が引出管13や戻入管20を塞いで、さ
らなる処理液の流出が防止される。またこの安全装置2
1、21の近傍には、図示のように、バルブ22〜24
が設けてある。そして、液面計4に不具合が生じた場合
には、バルブ22、22を閉めることによって液面計4
に処理液が流入しないようにされている。またバルブ2
3、23を開くことによって、液面計4内の処理液を抜
いたり、液面計4をクリーニングできるようにされてい
る。なおバルブ24の用途については後述する。
【0018】ここで、液面計4に流入する処理液中には
減圧時の発泡によって気体が混入しており、この処理液
中の気体が引出管13や安全装置21等周辺における曲
線箇所やくびれ箇所に溜ってしまうことがある。する
と、液面計4内の液面高さと処理槽2内の処理液の液面
高さとが正確に同じにはならず、液面計4の機能が十分
に発揮できない。また曲線箇やくびれ箇所をなくした
り、あるいは引出管13を傾斜させて処理液を液面計4
に極力スムーズに流入させた場合であっても、処理液中
の気体が液面計4を介して抜けるため、液面計4内の液
面高さが不安定となって変動し、やはり液面計4の機能
が十分に発揮できない。特に引出管13を傾斜させるた
めには液面計4を高い位置に取り付ける必要があるが、
この場合には液面計4で測定できる液面が高い範囲に限
られてしまう。したがって引出管13に気体溜りができ
ず、かつ気体が液面計4に到達しないようにする必要が
生じる。
減圧時の発泡によって気体が混入しており、この処理液
中の気体が引出管13や安全装置21等周辺における曲
線箇所やくびれ箇所に溜ってしまうことがある。する
と、液面計4内の液面高さと処理槽2内の処理液の液面
高さとが正確に同じにはならず、液面計4の機能が十分
に発揮できない。また曲線箇やくびれ箇所をなくした
り、あるいは引出管13を傾斜させて処理液を液面計4
に極力スムーズに流入させた場合であっても、処理液中
の気体が液面計4を介して抜けるため、液面計4内の液
面高さが不安定となって変動し、やはり液面計4の機能
が十分に発揮できない。特に引出管13を傾斜させるた
めには液面計4を高い位置に取り付ける必要があるが、
この場合には液面計4で測定できる液面が高い範囲に限
られてしまう。したがって引出管13に気体溜りができ
ず、かつ気体が液面計4に到達しないようにする必要が
生じる。
【0019】そこで、本実施形態の本装置においては、
処理槽2と液面計4との間に、処理槽2から液面計4へ
流入する処理液から該処理液内の気体を分離するための
脱気部25を設けてある。この脱気部25は、図1、2
に示すように、引出管13と戻入管20との間に設けた
配管として形成されており、この配管の引出管13との
接続部にはトラップ部26が設けられている。このトラ
ップ部26は、図4に拡大して示すように、引出管13
に対して太径で、広い断面積にて形成されている。
処理槽2と液面計4との間に、処理槽2から液面計4へ
流入する処理液から該処理液内の気体を分離するための
脱気部25を設けてある。この脱気部25は、図1、2
に示すように、引出管13と戻入管20との間に設けた
配管として形成されており、この配管の引出管13との
接続部にはトラップ部26が設けられている。このトラ
ップ部26は、図4に拡大して示すように、引出管13
に対して太径で、広い断面積にて形成されている。
【0020】次に本装置における液面測定動作について
説明する。まず被処理木材1を搭載した処理槽2を、台
車16、レール15を利用して圧力容器3内へ収納す
る。そして、処理槽2の出口管18を圧力容器3の引出
管13にフレキシブルホース19を介して接続し、圧力
容器3の蓋6を閉じる。そして圧力容器3の減圧を開始
し、被処理木材1内に存在する気体をある程度抜いた
後、引き続き減圧を行いながら処理槽2内へ処理液を導
入する。この時、バルブ23、24は閉じておき、バル
ブ22のみを開いておく。すると、減圧効果によって処
理槽2内の処理液は引出管13を介して液面計4に流入
する。ここで、減圧時の発泡によって処理液中には気体
が混入しているが、図4に示すように、引出管13に比
して脱気部25のトラップ部26の断面積が大きいの
で、この処理液の流速はトラップ部26で遅くなり、そ
の中に浸透した気体は液面計4側へ行かずにトラップ部
26の上方へ浮上する。したがって液面計4内の液面高
さが処理槽2内の液面高さに正確に一致し、液面計4に
より処理槽2内の液面高さをリアルタイムに管理でき
る。そこで、この液面計4を介して処理槽2内の処理液
が所定の液面高さに達したことを確認し、処理液の導入
を終了する。
説明する。まず被処理木材1を搭載した処理槽2を、台
車16、レール15を利用して圧力容器3内へ収納す
る。そして、処理槽2の出口管18を圧力容器3の引出
管13にフレキシブルホース19を介して接続し、圧力
容器3の蓋6を閉じる。そして圧力容器3の減圧を開始
し、被処理木材1内に存在する気体をある程度抜いた
後、引き続き減圧を行いながら処理槽2内へ処理液を導
入する。この時、バルブ23、24は閉じておき、バル
ブ22のみを開いておく。すると、減圧効果によって処
理槽2内の処理液は引出管13を介して液面計4に流入
する。ここで、減圧時の発泡によって処理液中には気体
が混入しているが、図4に示すように、引出管13に比
して脱気部25のトラップ部26の断面積が大きいの
で、この処理液の流速はトラップ部26で遅くなり、そ
の中に浸透した気体は液面計4側へ行かずにトラップ部
26の上方へ浮上する。したがって液面計4内の液面高
さが処理槽2内の液面高さに正確に一致し、液面計4に
より処理槽2内の液面高さをリアルタイムに管理でき
る。そこで、この液面計4を介して処理槽2内の処理液
が所定の液面高さに達したことを確認し、処理液の導入
を終了する。
【0021】次に圧力容器3の加圧を開始する。すると
加圧によって処理液が被処理木材1に注入されるので処
理槽2内の液面高さが低下し、またこれに伴って、液面
計4内の液面高さが低下する。そして液面計4に表示さ
れる液面高さを見ながら加圧条件を調節し、被処理木材
中の処理液量を所定量に一致させることができる。そし
て加圧後、圧力容器3内を大気圧に解圧し、各装置の運
転を停止して蓋6を開けて処理槽2を圧力容器3内から
引き出す。
加圧によって処理液が被処理木材1に注入されるので処
理槽2内の液面高さが低下し、またこれに伴って、液面
計4内の液面高さが低下する。そして液面計4に表示さ
れる液面高さを見ながら加圧条件を調節し、被処理木材
中の処理液量を所定量に一致させることができる。そし
て加圧後、圧力容器3内を大気圧に解圧し、各装置の運
転を停止して蓋6を開けて処理槽2を圧力容器3内から
引き出す。
【0022】さてこれまで本発明の一実施形態について
説明したが、本発明はこの他にもその技術的思想の範囲
内において種々異なる形態で実施されてよいものであ
る。例えば液面計4についていえば、図示のように上下
に長いものを一器設けるのでなく、図5に示すように短
い液面計4A、4Aを上下に直列に接続してもよい。こ
の場合には、長い液面計4よりも短い液面計4Aを製作
する方が簡易かつ安価であるので、装置全体を安価に構
成できる。ただしこの場合には短い液面計4A、4Aの
相互間に隙間ができこの隙間において測定ができないの
で、これを解消するため、図6に示すように短い液面計
4A、4Aを若干オーバーラップさせながら接続しても
よい。あるいは図7に示すように短い液面計4一器をフ
レキシブルホース27を介して接続し、液面に合わせて
その液面計4の取り付け高さを変更してもよい。
説明したが、本発明はこの他にもその技術的思想の範囲
内において種々異なる形態で実施されてよいものであ
る。例えば液面計4についていえば、図示のように上下
に長いものを一器設けるのでなく、図5に示すように短
い液面計4A、4Aを上下に直列に接続してもよい。こ
の場合には、長い液面計4よりも短い液面計4Aを製作
する方が簡易かつ安価であるので、装置全体を安価に構
成できる。ただしこの場合には短い液面計4A、4Aの
相互間に隙間ができこの隙間において測定ができないの
で、これを解消するため、図6に示すように短い液面計
4A、4Aを若干オーバーラップさせながら接続しても
よい。あるいは図7に示すように短い液面計4一器をフ
レキシブルホース27を介して接続し、液面に合わせて
その液面計4の取り付け高さを変更してもよい。
【0023】また脱気部25のトラップ部26は、断面
積が大きく、長さが長い程よい。またトラップ部26の
形状は処理液中の気体が上方へ抜け易いほどよく、例え
ば図4に点線で示すように、トラップ部26の上部を角
のないなだらかな曲線状としてもよい。また脱気部25
の取り付け位置は、圧力容器3の内側であってもよく、
この場合には脱気部25の内外で圧力が等しくなるの
で、脱気部25の耐圧性を考慮しなくてもよい。ただし
この場合には、脱気部25を圧力容器3内に納め得る寸
法としなければならない。
積が大きく、長さが長い程よい。またトラップ部26の
形状は処理液中の気体が上方へ抜け易いほどよく、例え
ば図4に点線で示すように、トラップ部26の上部を角
のないなだらかな曲線状としてもよい。また脱気部25
の取り付け位置は、圧力容器3の内側であってもよく、
この場合には脱気部25の内外で圧力が等しくなるの
で、脱気部25の耐圧性を考慮しなくてもよい。ただし
この場合には、脱気部25を圧力容器3内に納め得る寸
法としなければならない。
【0024】さらに脱気部25は上記のような配管とし
てでなく、図3に示すように、気泡分離器28として形
成してもよい。この気泡分離器28は、段差Hを隔てた
側部28aと底部28bとの各々において引出管13に
接続されている。ここで、気泡分離器28内に流入した
処理液中の気体は上方へ上がり、段差Hを越えて底部2
8bにまで下がることがないので、液面計4側へは流入
しない。
てでなく、図3に示すように、気泡分離器28として形
成してもよい。この気泡分離器28は、段差Hを隔てた
側部28aと底部28bとの各々において引出管13に
接続されている。ここで、気泡分離器28内に流入した
処理液中の気体は上方へ上がり、段差Hを越えて底部2
8bにまで下がることがないので、液面計4側へは流入
しない。
【0025】この段差Hは長い程よく、また気泡分離器
28上部の空間28cは広くとる程気泡分離器28に滞
留空気が一気に流入した際の液面変動が少なのでよい。
また気泡分離器28への処理液流入初期には、気泡分離
器28の底部28bでの発泡が液面計4に流入する可能
性があるので、気泡分離器28に予め、処理液を側部2
8a付近のレベルまで入れておくことが安全であり、こ
の際にはバルブ24を用いて処理液が充てんされている
ことを確認することができる。なお気泡分離器28の近
傍には、図示のように、バルブ29、29が設けてあ
り、これらバルブ29、29を開くことによって、気泡
分離器28内の処理液を抜いたり、気泡分離器28をク
リーニングできるようにされている。
28上部の空間28cは広くとる程気泡分離器28に滞
留空気が一気に流入した際の液面変動が少なのでよい。
また気泡分離器28への処理液流入初期には、気泡分離
器28の底部28bでの発泡が液面計4に流入する可能
性があるので、気泡分離器28に予め、処理液を側部2
8a付近のレベルまで入れておくことが安全であり、こ
の際にはバルブ24を用いて処理液が充てんされている
ことを確認することができる。なお気泡分離器28の近
傍には、図示のように、バルブ29、29が設けてあ
り、これらバルブ29、29を開くことによって、気泡
分離器28内の処理液を抜いたり、気泡分離器28をク
リーニングできるようにされている。
【0026】
【発明の効果】上記したように請求項1に記載の本発明
は、処理槽内に導入した処理液の液面高さを計るための
液面計を処理槽に連通して設けたことにより、処理槽内
の処理液の液面高さを圧力容器の外部でリアルタイムに
読み取ることができ、読み取った液面高さに基づいて加
圧条件の管理を正確に行うことができる。したがって、
処理液の注入不足や過剰注入による時間ロス、処理液ロ
スがなくなる。また処理槽内の液面高さをリアルタイム
に確認できることから、減圧前に処理液を導入せず、減
圧による外部との圧力差を利用し、液面高さを確認しつ
つ減圧の工程中に処理液を吸引投入することができる。
したがって、従来処理液投入に要していた時間を削減す
ることができる。またこの際、処理液導入の開始時期を
被処理材からの脱泡の多い減圧開始時から後にずらすこ
とにより、処理液の発泡を少なくおさえることができ
る。したがって、処理液をオーバーフローさせずに処理
槽の上端まで投入することが可能となり、処理槽内に搭
載できる被処理木材の数が多くなって効率が良くなる。
は、処理槽内に導入した処理液の液面高さを計るための
液面計を処理槽に連通して設けたことにより、処理槽内
の処理液の液面高さを圧力容器の外部でリアルタイムに
読み取ることができ、読み取った液面高さに基づいて加
圧条件の管理を正確に行うことができる。したがって、
処理液の注入不足や過剰注入による時間ロス、処理液ロ
スがなくなる。また処理槽内の液面高さをリアルタイム
に確認できることから、減圧前に処理液を導入せず、減
圧による外部との圧力差を利用し、液面高さを確認しつ
つ減圧の工程中に処理液を吸引投入することができる。
したがって、従来処理液投入に要していた時間を削減す
ることができる。またこの際、処理液導入の開始時期を
被処理材からの脱泡の多い減圧開始時から後にずらすこ
とにより、処理液の発泡を少なくおさえることができ
る。したがって、処理液をオーバーフローさせずに処理
槽の上端まで投入することが可能となり、処理槽内に搭
載できる被処理木材の数が多くなって効率が良くなる。
【0027】さらに請求項2に記載の本発明は、処理槽
と液面計との間に、処理槽から液面計へ流入する処理液
から該処理液内の気体を分離するための脱気部を設けた
ことにより、脱気部によって処理液中の気体が分離され
て液面計へ至る処理液経路中に溜ることがないので、処
理槽と液面計との液面高さを正確に一致させることがで
きる。また液面計から気体が抜けることがなくなり、液
面計における液面高さを安定させることができる。
と液面計との間に、処理槽から液面計へ流入する処理液
から該処理液内の気体を分離するための脱気部を設けた
ことにより、脱気部によって処理液中の気体が分離され
て液面計へ至る処理液経路中に溜ることがないので、処
理槽と液面計との液面高さを正確に一致させることがで
きる。また液面計から気体が抜けることがなくなり、液
面計における液面高さを安定させることができる。
【0028】さらにまた請求項3に記載の本発明は、脱
気部を引出管と戻入管とに連通する配管から形成し、該
配管の引出管との接続部を広断面のトラップ部としたこ
とにより、処理液中の気体がトラップ部において上方に
抜け、液面計への流入を確実に防止することができる。
気部を引出管と戻入管とに連通する配管から形成し、該
配管の引出管との接続部を広断面のトラップ部としたこ
とにより、処理液中の気体がトラップ部において上方に
抜け、液面計への流入を確実に防止することができる。
【0029】しかも請求項4に記載の本発明は、脱気部
を引出管と戻入管とに連通する気泡分離器から形成した
ことにより、処理液中の気体が気泡分離器において上方
に抜け、液面計への流入を確実に防止することができ
る。
を引出管と戻入管とに連通する気泡分離器から形成した
ことにより、処理液中の気体が気泡分離器において上方
に抜け、液面計への流入を確実に防止することができ
る。
【図1】本発明の一実施形態における本装置の全体図で
ある。
ある。
【図2】図1の液面計及び脱気部を中心とした概念図で
ある。
ある。
【図3】他の実施形態における液面計及び脱気部を中心
とした概念図である。
とした概念図である。
【図4】トラップ部の概念図である。
【図5】他の実施形態における液面計の概念図である。
【図6】他の実施形態における液面計の概念図である。
【図7】他の実施形態における液面計の概念図である。
1 被処理木材 2 処理槽 3 圧力容器 4 液面計 4a 本体 4b ガラス板 4c 目盛 5 胴 6 蓋 7 測定ノズル 8 減圧ノズル 9 加圧ノズル 10 減圧装置 11 加圧装置 12、13 引出管 14、15 レール 16 台車 17、18 出口管 19、27 フレキシブルホース 20 戻入管 21 安全装置 22〜24 バルブ 25 脱気部 26 トラップ部 28 気泡分離器 29 バルブ
Claims (4)
- 【請求項1】 被処理木材を搭載するための処理槽と、
該処理槽を収納するための圧力容器とを備えた木材への
液体注入装置において、 前記処理槽内に導入した処理液の液面高さを計るための
液面計を前記処理槽に連通して設けたことを特徴とする
木材への液体注入装置。 - 【請求項2】 前記処理槽と液面計との間に、前記処理
槽から液面計へ流入する処理液から、該処理液中の気体
を分離するための脱気部を設けたことを特徴とする請求
項1に記載の木材への液体注入装置。 - 【請求項3】 前記脱気部を、前記処理槽から液面計に
至る引出管と前記液面計から処理槽に至る戻入管とに連
通する配管から形成し、該配管の前記引出管との接続部
を該引出管に比べて広断面のトラップ部としたことを特
徴とする請求項2に記載の木材への液体注入装置。 - 【請求項4】 前記脱気部を、前記処理槽から液面計に
至る引出管と前記液面計から処理槽に至る戻入管とに連
通する気泡分離器から形成したことを特徴とする請求項
2に記載の木材への液体注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13739896A JP2912231B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 木材への液体注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13739896A JP2912231B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 木材への液体注入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09300310A true JPH09300310A (ja) | 1997-11-25 |
JP2912231B2 JP2912231B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=15197732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13739896A Expired - Fee Related JP2912231B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 木材への液体注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2912231B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101471974B1 (ko) * | 2014-07-08 | 2014-12-11 | 그린목재산업(주) | 복합 건조 및 가열방식을 이용한 건축용 난연바닥재 제조장치 |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP13739896A patent/JP2912231B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101471974B1 (ko) * | 2014-07-08 | 2014-12-11 | 그린목재산업(주) | 복합 건조 및 가열방식을 이용한 건축용 난연바닥재 제조장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2912231B2 (ja) | 1999-06-28 |
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