JPH09296495A - 真空水洗便器 - Google Patents
真空水洗便器Info
- Publication number
- JPH09296495A JPH09296495A JP10912596A JP10912596A JPH09296495A JP H09296495 A JPH09296495 A JP H09296495A JP 10912596 A JP10912596 A JP 10912596A JP 10912596 A JP10912596 A JP 10912596A JP H09296495 A JPH09296495 A JP H09296495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bowl
- water
- valve
- pipe
- drain valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水封切れの可能性を著しく小さくした真空水
洗便器を提供する。トラップ部を有する真空水洗便器に
おける排水弁閉弁作動時の鉢内の水ハネを防止する。 【解決手段】 便器20の鉢21のリム部に射水管22
が周回して設けられており、給水管23からの水が給水
弁24を介して該射水管22に供給され、鉢21内に流
出される。鉢21の底部にトラップ部25が設けられ、
このトラップ部25の2次側が流出路26に連なってい
る。この流出路26の末端の便器排水口が排水弁9を介
して真空配管10に接続されている。トラップ部25に
は、この流出路26と鉢21とを隔てるように垂下壁2
7が設けられている。この垂下壁27の直近の流出路2
6上面部分に通気口28が設けられており、この通気口
28に通気管29の一端が接続されている。この通気管
29の他端は鉢21よりも上方にまで立ち上げられてい
る。
洗便器を提供する。トラップ部を有する真空水洗便器に
おける排水弁閉弁作動時の鉢内の水ハネを防止する。 【解決手段】 便器20の鉢21のリム部に射水管22
が周回して設けられており、給水管23からの水が給水
弁24を介して該射水管22に供給され、鉢21内に流
出される。鉢21の底部にトラップ部25が設けられ、
このトラップ部25の2次側が流出路26に連なってい
る。この流出路26の末端の便器排水口が排水弁9を介
して真空配管10に接続されている。トラップ部25に
は、この流出路26と鉢21とを隔てるように垂下壁2
7が設けられている。この垂下壁27の直近の流出路2
6上面部分に通気口28が設けられており、この通気口
28に通気管29の一端が接続されている。この通気管
29の他端は鉢21よりも上方にまで立ち上げられてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は便器に排水管として
真空配管が排水弁を介して接続された真空水洗便器に係
り、特に該排水弁の閉弁作動時における鉢内の水ハネを
防止するよう改良した真空水洗便器に関する。
真空配管が排水弁を介して接続された真空水洗便器に係
り、特に該排水弁の閉弁作動時における鉢内の水ハネを
防止するよう改良した真空水洗便器に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−38336号、特開平7−3
857号などに記載されている従来の真空水洗便器につ
いて第4図を参照して説明する。
857号などに記載されている従来の真空水洗便器につ
いて第4図を参照して説明する。
【0003】便器1の上縁のリム部に射水管3が周設さ
れ、給水弁4及び給水管5を介して洗浄水が該射水管3
に供給可能とされている。この射水管3の底面には所定
間隔をおいて射水孔が穿設されている。鉢2の底部の流
出口6は、水平に横引きされた流水路7を経て排水口8
に連通している。この排水口8に排水弁9を介して真空
配管10が接続されている。
れ、給水弁4及び給水管5を介して洗浄水が該射水管3
に供給可能とされている。この射水管3の底面には所定
間隔をおいて射水孔が穿設されている。鉢2の底部の流
出口6は、水平に横引きされた流水路7を経て排水口8
に連通している。この排水口8に排水弁9を介して真空
配管10が接続されている。
【0004】この排水弁9としては第3図に拡大して示
すように、ゴムチューブ11の側部に作動室12を配置
すると共にこの作動室12内に該ゴムチューブ11を閉
径させる方向に付勢するバネ13を配置した構成のもの
が多く用いられている。
すように、ゴムチューブ11の側部に作動室12を配置
すると共にこの作動室12内に該ゴムチューブ11を閉
径させる方向に付勢するバネ13を配置した構成のもの
が多く用いられている。
【0005】この排水弁9の作動室12と真空配管10
とが逆止弁14、ホース15、バルブ16及びホース1
7より接続されている。
とが逆止弁14、ホース15、バルブ16及びホース1
7より接続されている。
【0006】洗浄ボタン19を操作してバルブ16を開
くことにより、該作動室12内に真空配管5内の負圧が
導入され、第3図(b)の如くゴムチューブ11が拡径
し、開弁状態となる。バルブ16を閉じることにより作
動室12への負圧導入を停止すると、バネ13によって
ゴムチューブ11が閉径し、閉弁状態となる。
くことにより、該作動室12内に真空配管5内の負圧が
導入され、第3図(b)の如くゴムチューブ11が拡径
し、開弁状態となる。バルブ16を閉じることにより作
動室12への負圧導入を停止すると、バネ13によって
ゴムチューブ11が閉径し、閉弁状態となる。
【0007】なお、前記給水弁4も負圧作動式のものと
されており、ホース17から分岐したホース18が該給
水弁4の負圧アクチュエータ4aに接続されている。バ
ルブ16が開いてホース17内に負圧が伝えられると、
負圧アクチュエータ4a内にも負圧が導入され、給水弁
4が開弁して射水管3に洗浄水が供給される。バルブ1
6が閉じると、給水弁4も閉弁する。
されており、ホース17から分岐したホース18が該給
水弁4の負圧アクチュエータ4aに接続されている。バ
ルブ16が開いてホース17内に負圧が伝えられると、
負圧アクチュエータ4a内にも負圧が導入され、給水弁
4が開弁して射水管3に洗浄水が供給される。バルブ1
6が閉じると、給水弁4も閉弁する。
【0008】従って、この真空水洗便器においては、バ
ルブ16を開弁操作することにより、鉢2内に射水管3
から洗浄水が供給されると共に排水弁9が開弁し、鉢2
の内容物(汚水)が真空配管10へ排出される。その後
所定時間が経過すると、まず排水弁9が閉弁し、それか
らしばらくしてから給水弁4が閉弁して給水が停止す
る。排水弁9の閉弁後にもなおしばらく給水するのは、
これによって鉢に溜水を溜めるためである。
ルブ16を開弁操作することにより、鉢2内に射水管3
から洗浄水が供給されると共に排水弁9が開弁し、鉢2
の内容物(汚水)が真空配管10へ排出される。その後
所定時間が経過すると、まず排水弁9が閉弁し、それか
らしばらくしてから給水弁4が閉弁して給水が停止す
る。排水弁9の閉弁後にもなおしばらく給水するのは、
これによって鉢に溜水を溜めるためである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】第4図に示す真空水洗
便器においては、鉢2の流出口6に連なる流出路7は該
流出口6よりも下位に水平に配設されている。
便器においては、鉢2の流出口6に連なる流出路7は該
流出口6よりも下位に水平に配設されている。
【0010】このような構成の便器1においては、排水
弁9の閉弁後の溜水貯留用の洗浄水供給量が何らかの原
因(例えば給水圧低下など)で不足すると、排水弁9と
鉢2内とが水で隔絶されない状態、すなわち排水弁9が
大気に露出した状態となってしまい、流出路7や排水弁
9付近で生じた臭気がトイレルーム内に拡散してしま
う。
弁9の閉弁後の溜水貯留用の洗浄水供給量が何らかの原
因(例えば給水圧低下など)で不足すると、排水弁9と
鉢2内とが水で隔絶されない状態、すなわち排水弁9が
大気に露出した状態となってしまい、流出路7や排水弁
9付近で生じた臭気がトイレルーム内に拡散してしま
う。
【0011】本発明は、このような水封切れの可能性を
著しく小さくした真空水洗便器を提供することを第1の
目的とする。
著しく小さくした真空水洗便器を提供することを第1の
目的とする。
【0012】本発明は、この第1の目的を達成するため
に、流出路の流入側にトラップ部を設けるのであるが、
このようにトラップ部を設けた場合、排水弁が開弁する
ときに鉢内の水が水滴状にハネ上がるという事態が生じ
る。本発明は、トラップ部を設けた真空水洗便器におけ
る排水弁閉弁作動時の鉢内の水ハネを防止することを第
2の目的とする。
に、流出路の流入側にトラップ部を設けるのであるが、
このようにトラップ部を設けた場合、排水弁が開弁する
ときに鉢内の水が水滴状にハネ上がるという事態が生じ
る。本発明は、トラップ部を設けた真空水洗便器におけ
る排水弁閉弁作動時の鉢内の水ハネを防止することを第
2の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の真空水洗便器
は、便器鉢内に鉢洗浄水を供給する給水手段が設けら
れ、便器排水口に排水弁を介して真空配管が接続された
真空水洗便器において、該鉢の底部と該排水弁との間に
は、該排水弁を該鉢内から水封により隔離するためのト
ラップ部が設けられており、該トラップ部と該排水弁と
の間の流出路の上面部分に大気への連通手段を設けたこ
とを特徴とする。
は、便器鉢内に鉢洗浄水を供給する給水手段が設けら
れ、便器排水口に排水弁を介して真空配管が接続された
真空水洗便器において、該鉢の底部と該排水弁との間に
は、該排水弁を該鉢内から水封により隔離するためのト
ラップ部が設けられており、該トラップ部と該排水弁と
の間の流出路の上面部分に大気への連通手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0014】本発明ではこの連通手段は、前記流出路の
上面に設けられた通気口と、該通気口に連なり、前記鉢
よりも上方にまで立ち上がる通気管とからなるのが好ま
しい。この通気管に、排水弁の開弁状態時に開弁状態と
される開閉弁を設け、臭気漏れを防ぐのが好ましい。
上面に設けられた通気口と、該通気口に連なり、前記鉢
よりも上方にまで立ち上がる通気管とからなるのが好ま
しい。この通気管に、排水弁の開弁状態時に開弁状態と
される開閉弁を設け、臭気漏れを防ぐのが好ましい。
【0015】かかる本発明の真空水洗便器では、トラッ
プ部を設けているので、排水弁が鉢から水封により十分
に隔絶される。
プ部を設けているので、排水弁が鉢から水封により十分
に隔絶される。
【0016】また、本発明では、トラップ部と排水弁と
の間の流出路の上面を大気に連通させることにより、排
水弁閉弁作動時の鉢内の水ハネを防止することができ
る。
の間の流出路の上面を大気に連通させることにより、排
水弁閉弁作動時の鉢内の水ハネを防止することができ
る。
【0017】即ち、本発明者が種々研究を重ねたとこ
ろ、トラップ部を設けた真空水洗便器においては、排水
弁が開弁しているときに流出路内に残留した空気が流水
圧によって圧縮され、排水弁が閉弁してこの流出圧が解
除されると圧縮されていた空気が急激に膨張し、これに
よって流出路から鉢に向って水が逆流し、鉢内の水ハネ
が生じることが分った。
ろ、トラップ部を設けた真空水洗便器においては、排水
弁が開弁しているときに流出路内に残留した空気が流水
圧によって圧縮され、排水弁が閉弁してこの流出圧が解
除されると圧縮されていた空気が急激に膨張し、これに
よって流出路から鉢に向って水が逆流し、鉢内の水ハネ
が生じることが分った。
【0018】本発明では、この流出路の上面部分を大気
に連通させることにより、排水弁が開弁しているときの
残留空気の圧が大気に逃げるようになり、排水弁閉弁時
に残留空気による水の逆流及びそれによる水ハネが生じ
ないようになる。
に連通させることにより、排水弁が開弁しているときの
残留空気の圧が大気に逃げるようになり、排水弁閉弁時
に残留空気による水の逆流及びそれによる水ハネが生じ
ないようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して実施例につい
て説明する。図1は本発明の実施の形態に係る真空水洗
便器の断面図である。
て説明する。図1は本発明の実施の形態に係る真空水洗
便器の断面図である。
【0020】便器20の鉢21のリム部に射水管22が
周回して設けられており、給水管23からの水が給水弁
24を介して該射水管22に供給され、該射水管22に
下向きに開口された射水口から鉢21内に流出される。
鉢21の底部にトラップ部25が設けられ、このトラッ
プ部25の2次側が流出路26に連なっている。この流
出路26の末端の便器排水口が排水弁9を介して真空配
管10に接続されている。
周回して設けられており、給水管23からの水が給水弁
24を介して該射水管22に供給され、該射水管22に
下向きに開口された射水口から鉢21内に流出される。
鉢21の底部にトラップ部25が設けられ、このトラッ
プ部25の2次側が流出路26に連なっている。この流
出路26の末端の便器排水口が排水弁9を介して真空配
管10に接続されている。
【0021】トラップ部25には、この流出路26と鉢
21とを隔てるように垂下壁27が設けられている。こ
の垂下壁27の直近の流出路26上面部分に通気口28
が設けられており、この通気口28に通気管29の一端
が接続されている。この通気管29の他端は鉢21より
も上方にまで立ち上げられている。この通気管29に開
閉弁38が設けられている。
21とを隔てるように垂下壁27が設けられている。こ
の垂下壁27の直近の流出路26上面部分に通気口28
が設けられており、この通気口28に通気管29の一端
が接続されている。この通気管29の他端は鉢21より
も上方にまで立ち上げられている。この通気管29に開
閉弁38が設けられている。
【0022】なお、真空配管10と排水弁9の作動室1
2とは、逆止弁30、ホース31、コントロールバルブ
32、ホース33によって接続されている。
2とは、逆止弁30、ホース31、コントロールバルブ
32、ホース33によって接続されている。
【0023】このコントロールバルブ32は制御器34
から制御信号が入力される。なお、給水弁24及び開閉
弁38にも制御器34から制御信号が入力される。この
制御器34へは洗浄スイッチ35から信号が入力され
る。
から制御信号が入力される。なお、給水弁24及び開閉
弁38にも制御器34から制御信号が入力される。この
制御器34へは洗浄スイッチ35から信号が入力され
る。
【0024】このように構成された真空水洗便器におい
て、洗浄スイッチ35をON操作すると、給水弁24が
開弁して洗浄水が鉢21へ供給されると共に、コントロ
ールバルブ32が開弁し、排水弁9が開弁して鉢21内
の汚水が真空配管10へ排出される。なお、このときに
開閉弁38が開弁される。所定時間経過すると、まず排
水弁9が閉弁し、次いで給水弁24が閉弁し、その後開
閉弁38が閉弁する。
て、洗浄スイッチ35をON操作すると、給水弁24が
開弁して洗浄水が鉢21へ供給されると共に、コントロ
ールバルブ32が開弁し、排水弁9が開弁して鉢21内
の汚水が真空配管10へ排出される。なお、このときに
開閉弁38が開弁される。所定時間経過すると、まず排
水弁9が閉弁し、次いで給水弁24が閉弁し、その後開
閉弁38が閉弁する。
【0025】この便器20において、仮に通気口28が
無いと、排水弁9の開弁時に垂下壁27の後面側に残留
していた空気が流水圧で圧迫され、この圧縮された空気
が排水弁9閉弁時に水を押し返して鉢21内に水ハネが
生じる。ところが、この実施の形態では通気口28が通
気管29及び開放した弁38を介して大気に連通してい
るため、排水弁9の閉弁時に垂下壁27後面後の残留空
気が圧縮されず、従って排水弁9の閉弁時に水が鉢21
に押し返されることも無い。これにより、排水弁閉弁作
動時の鉢内の水ハネが防止される。
無いと、排水弁9の開弁時に垂下壁27の後面側に残留
していた空気が流水圧で圧迫され、この圧縮された空気
が排水弁9閉弁時に水を押し返して鉢21内に水ハネが
生じる。ところが、この実施の形態では通気口28が通
気管29及び開放した弁38を介して大気に連通してい
るため、排水弁9の閉弁時に垂下壁27後面後の残留空
気が圧縮されず、従って排水弁9の閉弁時に水が鉢21
に押し返されることも無い。これにより、排水弁閉弁作
動時の鉢内の水ハネが防止される。
【0026】なお、トラップ部25を設けているから、
排水弁21内の溜水が少ないときでも排水弁9及び流出
路26が鉢21内と水封によって隔絶される。
排水弁21内の溜水が少ないときでも排水弁9及び流出
路26が鉢21内と水封によって隔絶される。
【0027】上記実施の形態では垂下壁27を設けるこ
とによりトラップ部25を構成しているが、本発明では
第2図のようにU字形のトラップ部25Uを有する便器
20’としても良い。第2図のその他の構成は第1図と
同様である。
とによりトラップ部25を構成しているが、本発明では
第2図のようにU字形のトラップ部25Uを有する便器
20’としても良い。第2図のその他の構成は第1図と
同様である。
【0028】なお、上記実施の形態では通気管29を鉢
21よりも上方にまで立ち上げているので、通気管29
の上端から水が溢れ出ることが全くない。また、排水弁
9の閉弁時には開閉弁38を閉弁させているので、流出
路26側からの臭気が流出することがない。さらに、給
水弁24が閉弁した後に開閉弁38を閉弁させるため、
流出路26内に空気が残留することも防止されるように
なる。
21よりも上方にまで立ち上げているので、通気管29
の上端から水が溢れ出ることが全くない。また、排水弁
9の閉弁時には開閉弁38を閉弁させているので、流出
路26側からの臭気が流出することがない。さらに、給
水弁24が閉弁した後に開閉弁38を閉弁させるため、
流出路26内に空気が残留することも防止されるように
なる。
【0029】上記実施の形態では排水弁9を排水口に直
に接続しているが、両者の間に配管が介在されても良い
ことは明らかである。なお、第1,2図に示す便器2
0,20’は、通気口28を塞ぐことにより通常の洋風
便器(この場合は壁掛け式洋風便器)として使用でき
る。
に接続しているが、両者の間に配管が介在されても良い
ことは明らかである。なお、第1,2図に示す便器2
0,20’は、通気口28を塞ぐことにより通常の洋風
便器(この場合は壁掛け式洋風便器)として使用でき
る。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明の真空水洗便器によ
ると、溜水が少ない場合でも排水弁や流出路が大気に連
通せず、臭気逆流が確実に防止される。また、本発明に
よると、排水弁閉弁作動時の鉢内の水ハネも防止され
る。
ると、溜水が少ない場合でも排水弁や流出路が大気に連
通せず、臭気逆流が確実に防止される。また、本発明に
よると、排水弁閉弁作動時の鉢内の水ハネも防止され
る。
【図1】実施の形態に係る真空水洗便器の断面図であ
る。
る。
【図2】別の実施の形態に係る真空水洗便器の断面図で
ある。
ある。
【図3】排水弁の断面図である。
【図4】従来の真空水洗便器の断面図である。
1,20,20’ 便器 2,21 鉢 3,22 射水管 4,24 給水弁 7,26 流出路 9 排水弁 10 真空配管 25,25U トラップ部 28 通気口 29 通気管 38 開閉弁
Claims (3)
- 【請求項1】 便器鉢内に鉢洗浄水を供給する給水手段
が設けられ、便器排水口に排水弁を介して真空配管が接
続された真空水洗便器において、 該鉢の底部と該排水弁との間には、該排水弁を該鉢内か
ら水封により隔離するためのトラップ部が設けられてお
り、 該トラップ部と該排水弁との間の流出路の上面部分に大
気への連通手段を設けたことを特徴とする真空水洗便
器。 - 【請求項2】 請求項1において、前記連通手段は、前
記流出路の上面に設けられた通気口と、該通気口に連な
り、前記鉢よりも上方にまで立ち上がる通気管とからな
ることを特徴とする真空水洗便器。 - 【請求項3】 請求項2において、前記通気管に、前記
排水弁が開弁状態にあるときに開弁状態とされる開閉弁
が設けられていることを特徴とする真空水洗便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10912596A JPH09296495A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 真空水洗便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10912596A JPH09296495A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 真空水洗便器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09296495A true JPH09296495A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14502206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10912596A Pending JPH09296495A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 真空水洗便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09296495A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002511540A (ja) * | 1998-04-15 | 2002-04-16 | モア、ゲアリイ | 用便設備 |
JP2009541625A (ja) * | 2006-07-03 | 2009-11-26 | エバック インターナショナル オーワイ | 衛生設備ユニット |
CN102733464A (zh) * | 2012-06-07 | 2012-10-17 | 华中科技大学 | 一种具有肘节机构的翻板界面阀 |
KR101479164B1 (ko) * | 2014-05-13 | 2015-01-05 | 주식회사 호두 | 진공변기시스템의 진공식 배출장치 |
WO2016104866A1 (ko) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 주식회사 호두 | 진공변기의 진공식환기장치 |
WO2018151361A1 (ko) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 주식회사 호두 | 진공/수압식 오수 배출 장치 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP10912596A patent/JPH09296495A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002511540A (ja) * | 1998-04-15 | 2002-04-16 | モア、ゲアリイ | 用便設備 |
JP2009541625A (ja) * | 2006-07-03 | 2009-11-26 | エバック インターナショナル オーワイ | 衛生設備ユニット |
CN102733464A (zh) * | 2012-06-07 | 2012-10-17 | 华中科技大学 | 一种具有肘节机构的翻板界面阀 |
CN102733464B (zh) * | 2012-06-07 | 2013-12-25 | 华中科技大学 | 一种具有肘节机构的翻板界面阀 |
KR101479164B1 (ko) * | 2014-05-13 | 2015-01-05 | 주식회사 호두 | 진공변기시스템의 진공식 배출장치 |
WO2015174595A1 (ko) * | 2014-05-13 | 2015-11-19 | 주식회사 호두 | 진공변기시스템의 진공식 배출장치 |
CN105089131A (zh) * | 2014-05-13 | 2015-11-25 | 核都股份有限公司 | 真空坐便器系统的真空式排出装置 |
WO2016104866A1 (ko) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 주식회사 호두 | 진공변기의 진공식환기장치 |
WO2018151361A1 (ko) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 주식회사 호두 | 진공/수압식 오수 배출 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4315029B2 (ja) | 水洗便器 | |
JP5130802B2 (ja) | 水洗便器 | |
JP4645990B2 (ja) | 水洗便器 | |
JP2006112056A (ja) | 便器装置 | |
JPH09296495A (ja) | 真空水洗便器 | |
JP2008240402A (ja) | 洋風水洗式便器 | |
JP4736574B2 (ja) | 洋風便器設備 | |
KR200492905Y1 (ko) | 착탈식 냄새흡입부재가 구성되는 악취 제거 변기 | |
JP2002201690A (ja) | 補助封水供給機構を備えたトラップ装置 | |
JP2008240401A (ja) | 洋風水洗式便器 | |
KR100776253B1 (ko) | 맞춤형 변기 어댑터 | |
JP4941892B2 (ja) | 水洗大便器 | |
KR200401803Y1 (ko) | 좌변기의 악취 배출장치 | |
US2122834A (en) | Siphon breaking water closet | |
JP2007046307A (ja) | 便器洗浄装置 | |
JP4345662B2 (ja) | 洋風便器設備 | |
JPH0557080U (ja) | サイホン便器の排気機構 | |
KR200482587Y1 (ko) | 악취 제거 기능을 갖는 수세식 좌변기 | |
JPH04111821A (ja) | 脱臭装置を設けた簡易水洗便器 | |
KR200212597Y1 (ko) | 악취 제거 기능을 갖는 수세식 좌변기 | |
JP3630292B2 (ja) | サイホンジェット式水洗便器 | |
KR100438217B1 (ko) | 악취 제거 기능을 갖는 수세식 좌변기 | |
JPH0687484U (ja) | 水封切れ防止装置及び便器脱臭装置 | |
JP2001323537A (ja) | バキュームブレーカ | |
JPS5931816Y2 (ja) | 水洗式便器 |