JPH09295227A - 金属部品の圧入装置 - Google Patents
金属部品の圧入装置Info
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- JPH09295227A JPH09295227A JP14477896A JP14477896A JPH09295227A JP H09295227 A JPH09295227 A JP H09295227A JP 14477896 A JP14477896 A JP 14477896A JP 14477896 A JP14477896 A JP 14477896A JP H09295227 A JPH09295227 A JP H09295227A
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- fitting tool
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Abstract
(57)【要約】
【課題】チャックユニットに対する圧入工具の移動量を
検出可能な金属部品の圧入装置を提供する。 【解決手段】本発明は、貯留部5に貯留されたナットを
順次分離供給手段6によりチャックユニット4に供給保
持し、これをシリンダ9の作動により往復移動する圧入
工具3により押し出して熱可塑性樹脂材に圧入するよう
に構成されている。前記貯留部5には、電流を通すこと
により発熱する電熱素子7aが埋設されており、ナット
をあらかじめ熱可塑性樹脂材が溶融する温度まで加熱し
ておくことが可能である。また、前記チャックユニット
4と圧入工具3とは、一体に移動可能かつ相対移動可能
であり、チャックユニット4と一体に移動可能な被検出
体18aと、圧入工具3と一体に移動可能な近接センサ
18bとからなる検出手段18によってチャックユニッ
ト4に対する圧入工具3の移動量を検出できるよう構成
されている。
検出可能な金属部品の圧入装置を提供する。 【解決手段】本発明は、貯留部5に貯留されたナットを
順次分離供給手段6によりチャックユニット4に供給保
持し、これをシリンダ9の作動により往復移動する圧入
工具3により押し出して熱可塑性樹脂材に圧入するよう
に構成されている。前記貯留部5には、電流を通すこと
により発熱する電熱素子7aが埋設されており、ナット
をあらかじめ熱可塑性樹脂材が溶融する温度まで加熱し
ておくことが可能である。また、前記チャックユニット
4と圧入工具3とは、一体に移動可能かつ相対移動可能
であり、チャックユニット4と一体に移動可能な被検出
体18aと、圧入工具3と一体に移動可能な近接センサ
18bとからなる検出手段18によってチャックユニッ
ト4に対する圧入工具3の移動量を検出できるよう構成
されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂材に
ナット、ボルトなどの金属部品を圧入して一体に固定す
る金属部品の圧入装置に関する。
ナット、ボルトなどの金属部品を圧入して一体に固定す
る金属部品の圧入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から熱可塑性樹脂材(以下、樹脂材
という)は、各種機械、装置のカバー材などに成形され
て広範に利用されており、各種機械、装置の美感向上、
軽量化などに貢献している。このような樹脂材から成る
部品を各種機械、装置に取り付ける場合、直接金属製の
タッピンねじなどを用いて固定する場合もあるが、繰り
返し着脱を行う部分などにおいては、あらかじめ樹脂材
側に金属製のナットなどの金属部品を圧入固定してお
き、これに雄ねじ部品を螺合させて固定する手段が適用
されている。このように樹脂材にナットなどの金属部品
を一体に固定しておくために、一般には樹脂材上に供給
したナットに往復駆動源の駆動により昇降する圧入工具
を圧力的に当接させ、この圧入工具を超音波などにより
高速微振動させることにより樹脂材との摩擦で金属部品
を発熱させ、その熱で樹脂材が溶融することを利用して
金属部品を樹脂材に圧入する圧入装置が使用されてい
る。
という)は、各種機械、装置のカバー材などに成形され
て広範に利用されており、各種機械、装置の美感向上、
軽量化などに貢献している。このような樹脂材から成る
部品を各種機械、装置に取り付ける場合、直接金属製の
タッピンねじなどを用いて固定する場合もあるが、繰り
返し着脱を行う部分などにおいては、あらかじめ樹脂材
側に金属製のナットなどの金属部品を圧入固定してお
き、これに雄ねじ部品を螺合させて固定する手段が適用
されている。このように樹脂材にナットなどの金属部品
を一体に固定しておくために、一般には樹脂材上に供給
したナットに往復駆動源の駆動により昇降する圧入工具
を圧力的に当接させ、この圧入工具を超音波などにより
高速微振動させることにより樹脂材との摩擦で金属部品
を発熱させ、その熱で樹脂材が溶融することを利用して
金属部品を樹脂材に圧入する圧入装置が使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の圧
入装置においては、あらかじめ調査しておいたナットの
発熱時間をタイマによって計測することによってナット
の圧入量、すなわち圧入工具の下降量が定められてお
り、実際の圧入時には同じナットであっても、気温、湿
度などの影響あるいはナット個々の特性などの影響で発
熱時間に差があらわれる、あるいは樹脂材の圧入位置の
高さに変化があるなどして、各ナットで圧入量にばらつ
きが発生し、圧入不良の発生が極めて多くなっている等
の問題が発生している。また、樹脂材の形状が変更され
て、圧入位置の高さが変化したような場合には、タイマ
の計測開始位置の変更などの調整を行う必要があり、簡
単に樹脂材の形状変更、特に圧入位置の高さの変化に対
応できない等の問題も発生している。
入装置においては、あらかじめ調査しておいたナットの
発熱時間をタイマによって計測することによってナット
の圧入量、すなわち圧入工具の下降量が定められてお
り、実際の圧入時には同じナットであっても、気温、湿
度などの影響あるいはナット個々の特性などの影響で発
熱時間に差があらわれる、あるいは樹脂材の圧入位置の
高さに変化があるなどして、各ナットで圧入量にばらつ
きが発生し、圧入不良の発生が極めて多くなっている等
の問題が発生している。また、樹脂材の形状が変更され
て、圧入位置の高さが変化したような場合には、タイマ
の計測開始位置の変更などの調整を行う必要があり、簡
単に樹脂材の形状変更、特に圧入位置の高さの変化に対
応できない等の問題も発生している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、貯留部に貯留
された金属部品を順次分離供給手段によりチャックユニ
ットに供給保持し、これをシリンダの作動により往復移
動する圧入工具により押し出して熱可塑性樹脂材に圧入
するように構成されている。前記貯留部には、加熱手段
が設けられており、この加熱手段により貯留部を加熱し
て、そこに貯留される金属部品をあらかじめ熱可塑性樹
脂材が溶融する温度まで加熱しておくように構成されて
いる。また、チャックユニットと圧入工具とは、一体に
移動可能かつ相対移動も可能に構成されており、チャッ
クユニットと一体に移動可能な被検出体と、圧入工具と
一体に移動可能な近接センサとからなる検出手段によっ
てチャックユニットに対する圧入工具の移動量を検出で
きるよう構成されている。さらに、チャックユニットの
先端には圧入工具の移動路上に貫通する挟持溝が成形さ
れたチャック爪が設けられており、金属部品を挟持する
ように構成されているとともに、金属部品を挟持した状
態から拡開することなく金属部品を押し出すことができ
るように構成されている。
された金属部品を順次分離供給手段によりチャックユニ
ットに供給保持し、これをシリンダの作動により往復移
動する圧入工具により押し出して熱可塑性樹脂材に圧入
するように構成されている。前記貯留部には、加熱手段
が設けられており、この加熱手段により貯留部を加熱し
て、そこに貯留される金属部品をあらかじめ熱可塑性樹
脂材が溶融する温度まで加熱しておくように構成されて
いる。また、チャックユニットと圧入工具とは、一体に
移動可能かつ相対移動も可能に構成されており、チャッ
クユニットと一体に移動可能な被検出体と、圧入工具と
一体に移動可能な近接センサとからなる検出手段によっ
てチャックユニットに対する圧入工具の移動量を検出で
きるよう構成されている。さらに、チャックユニットの
先端には圧入工具の移動路上に貫通する挟持溝が成形さ
れたチャック爪が設けられており、金属部品を挟持する
ように構成されているとともに、金属部品を挟持した状
態から拡開することなく金属部品を押し出すことができ
るように構成されている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図1ないし図6において、1はナッ
ト、ボルトなどの金属部品を熱可塑性樹脂材(以下、単
に樹脂材と称す)に圧入する圧入装置であり、機械ベー
ス2前方に設けられる圧入工具3と、この圧入工具3の
移動路上に金属部品を保持するチャックユニット4と、
このチャックユニット4の後方に複数の金属部品を貯留
する貯留部5と、この貯留部5に貯留される金属部品を
前記チャックユニット4に一個毎分離供給する分離供給
手段6と、前記貯留部5に貯留される金属部品を加熱す
る第1の加熱手段7と、前記チャックユニットをあらか
じめ所定の温度に加熱する第2の加熱手段15とを具備
している。なお、本発明の実施の形態では、金属部品と
して図11に示す樹脂材圧入用のナット30を例に挙げ
て説明する。このナット30は、一般に広く知られる六
角形のナットとは異なり、外形が円筒形状に成形される
ものであり、その円周面30aには、樹脂材との喰い付
きを得るための溝30bが複数形成される。
の形態を説明する。図1ないし図6において、1はナッ
ト、ボルトなどの金属部品を熱可塑性樹脂材(以下、単
に樹脂材と称す)に圧入する圧入装置であり、機械ベー
ス2前方に設けられる圧入工具3と、この圧入工具3の
移動路上に金属部品を保持するチャックユニット4と、
このチャックユニット4の後方に複数の金属部品を貯留
する貯留部5と、この貯留部5に貯留される金属部品を
前記チャックユニット4に一個毎分離供給する分離供給
手段6と、前記貯留部5に貯留される金属部品を加熱す
る第1の加熱手段7と、前記チャックユニットをあらか
じめ所定の温度に加熱する第2の加熱手段15とを具備
している。なお、本発明の実施の形態では、金属部品と
して図11に示す樹脂材圧入用のナット30を例に挙げ
て説明する。このナット30は、一般に広く知られる六
角形のナットとは異なり、外形が円筒形状に成形される
ものであり、その円周面30aには、樹脂材との喰い付
きを得るための溝30bが複数形成される。
【0006】圧入工具3は、機械ベース2に固定した軸
材2aに沿って上下に摺動自在な昇降台8に取り付けら
れており、この昇降台8が軸材2aに沿って摺動するこ
とで一体に往復移動するように構成されている。この圧
入工具3は、前記ナット30の径と同様の径か若しくは
それよりも小径を成す軸状部材から形成されており、そ
の先端部分は、ナットの雌ねじが成形される中空部分に
侵入可能なよう、他よりもさらに小径を成すように構成
されている。なお、この昇降台8は、機械ベース2上に
配置した往復駆動源の一例であるシリンダ9に連結され
ており、このシリンダ9の作動により往復移動するよう
に構成されている。
材2aに沿って上下に摺動自在な昇降台8に取り付けら
れており、この昇降台8が軸材2aに沿って摺動するこ
とで一体に往復移動するように構成されている。この圧
入工具3は、前記ナット30の径と同様の径か若しくは
それよりも小径を成す軸状部材から形成されており、そ
の先端部分は、ナットの雌ねじが成形される中空部分に
侵入可能なよう、他よりもさらに小径を成すように構成
されている。なお、この昇降台8は、機械ベース2上に
配置した往復駆動源の一例であるシリンダ9に連結され
ており、このシリンダ9の作動により往復移動するよう
に構成されている。
【0007】前記昇降台8には、2本の案内軸8aが上
下方向に摺動可能に案内されており、その下端側にはチ
ャックユニット4が一体に移動するよう取り付けられて
いる。前記案内軸8aの周囲にはばね10が嵌装されて
おり、チャックユニット4を常時下方に付勢するよう構
成されている。前記チャックユニット4は、前記圧入工
具3が挿通可能なチャック本体4aと、このチャック本
体4aの先端に拡開可能に設けられるな一対のチャック
爪4bとを備えて構成されている。前記チャック爪4b
には、前記圧入工具3の移動路上に貫通する横断面略円
形の挟持溝4cと、この挟持溝4cに連通して後記する
貯留部5側に延びる案内路4dとが成形されている。こ
の案内路4dは、チャック爪4bが閉じた状態にあって
も所定の隙間を有するよう、貯留部5側に拡がるテーパ
状に削設されており、チャック爪4bはこの案内路4d
にナット30を押し込むことにより押し開けられて、ナ
ット30を挟持するように構成されている。
下方向に摺動可能に案内されており、その下端側にはチ
ャックユニット4が一体に移動するよう取り付けられて
いる。前記案内軸8aの周囲にはばね10が嵌装されて
おり、チャックユニット4を常時下方に付勢するよう構
成されている。前記チャックユニット4は、前記圧入工
具3が挿通可能なチャック本体4aと、このチャック本
体4aの先端に拡開可能に設けられるな一対のチャック
爪4bとを備えて構成されている。前記チャック爪4b
には、前記圧入工具3の移動路上に貫通する横断面略円
形の挟持溝4cと、この挟持溝4cに連通して後記する
貯留部5側に延びる案内路4dとが成形されている。こ
の案内路4dは、チャック爪4bが閉じた状態にあって
も所定の隙間を有するよう、貯留部5側に拡がるテーパ
状に削設されており、チャック爪4bはこの案内路4d
にナット30を押し込むことにより押し開けられて、ナ
ット30を挟持するように構成されている。
【0008】貯留部5は、機械ベース2の上下垂直方向
に延びて設けられる金属製の貯留管11と、機械ベース
2下部に固定して設けられる金属製の貯留ブロック12
とから成り、貯留管11の下端は貯留ブロック12に連
結されている。この貯留部5において、貯留管11はナ
ット30を軸線垂直な姿勢で垂直方向に案内可能な円筒
状を成し、その上端部には、連結具13を介して外部の
部品供給装置(図示せず)から延びる給送ホース14が
連結されている。また、貯留ブロック12には、貯留管
11に連通してナット30を軸線垂直な姿勢で垂直方向
に案内可能な垂直穴12aと、この垂直穴12aに直交
してナット30を軸線垂直な姿勢で水平方向に案内可能
な水平穴12bとが形成されている。これら垂直穴12
aと水平穴12bとは底面同一にして互いに連通して設
けられており、水平穴12bの出口には前記チャック爪
4bの案内路4dが面して位置するように構成されてい
る。
に延びて設けられる金属製の貯留管11と、機械ベース
2下部に固定して設けられる金属製の貯留ブロック12
とから成り、貯留管11の下端は貯留ブロック12に連
結されている。この貯留部5において、貯留管11はナ
ット30を軸線垂直な姿勢で垂直方向に案内可能な円筒
状を成し、その上端部には、連結具13を介して外部の
部品供給装置(図示せず)から延びる給送ホース14が
連結されている。また、貯留ブロック12には、貯留管
11に連通してナット30を軸線垂直な姿勢で垂直方向
に案内可能な垂直穴12aと、この垂直穴12aに直交
してナット30を軸線垂直な姿勢で水平方向に案内可能
な水平穴12bとが形成されている。これら垂直穴12
aと水平穴12bとは底面同一にして互いに連通して設
けられており、水平穴12bの出口には前記チャック爪
4bの案内路4dが面して位置するように構成されてい
る。
【0009】第1の加熱手段7は、電流を通すことによ
り発熱する電熱素子7aと、被検出物の温度を検出する
温度センサ7bと、この温度センサ7bの検出温度をあ
らかじめ設定されている設定温度と比較し、電熱素子7
aへの通電制御を行う制御装置(図示せず)とから構成
されている。この第1の加熱手段7の電熱素子7aおよ
び温度センサ7bは前記貯留ブロック12の水平穴12
bを挟んで平行に埋設して設けられ、貯留ブロック12
の水平穴12b付近が最も高温となるよう加熱して所定
の温度に保つように構成されている。なお、この加熱手
段7における電熱素子7aは円柱状に形成されており、
貯留ブロック12へ効率的に熱を伝達できるように構成
されている。
り発熱する電熱素子7aと、被検出物の温度を検出する
温度センサ7bと、この温度センサ7bの検出温度をあ
らかじめ設定されている設定温度と比較し、電熱素子7
aへの通電制御を行う制御装置(図示せず)とから構成
されている。この第1の加熱手段7の電熱素子7aおよ
び温度センサ7bは前記貯留ブロック12の水平穴12
bを挟んで平行に埋設して設けられ、貯留ブロック12
の水平穴12b付近が最も高温となるよう加熱して所定
の温度に保つように構成されている。なお、この加熱手
段7における電熱素子7aは円柱状に形成されており、
貯留ブロック12へ効率的に熱を伝達できるように構成
されている。
【0010】前記第2の加熱手段15は、第1の加熱手
段7と同じ電熱素子15a、温度センサ15bおよび制
御装置(図示せず)を備えて成るものであって、電熱素
子15aおよび温度センサ15bをチャック本体4aの
上面側から垂直下方に向けて埋設して構成されている。
これら電熱素子15aおよび温度センサ15bは、前記
圧入工具3を挟むように配置されており、電熱素子15
aが発熱すると、チャック本体4aとともに圧入工具3
も相応に加熱されるように構成されている。
段7と同じ電熱素子15a、温度センサ15bおよび制
御装置(図示せず)を備えて成るものであって、電熱素
子15aおよび温度センサ15bをチャック本体4aの
上面側から垂直下方に向けて埋設して構成されている。
これら電熱素子15aおよび温度センサ15bは、前記
圧入工具3を挟むように配置されており、電熱素子15
aが発熱すると、チャック本体4aとともに圧入工具3
も相応に加熱されるように構成されている。
【0011】分離供給手段6は、前記貯留ブロック12
の水平穴12b内に常時挿入される分離棒16と、前記
機械ベース2後部に配置されるシリンダ17とを備えて
おり、分離棒16をシリンダ17に連結し、シリンダ1
7の作動により分離棒16が水平穴12bに沿って往復
移動するように構成されている。この分離供給手段6の
分離棒16は、その先端部分が段付き形状に成形されて
おり、その段差部分における垂直壁面16aは、ナット
30の円周面30aに一致するよう円弧状に削設されて
いる。また、この分離棒16は、先端部が常時貯留ブロ
ック12の垂直穴12a下方に位置するように配置さ
れ、垂直穴12aから貯留管11まで積み重なるナット
30の先頭のものを載置して支持するように構成されて
いる。
の水平穴12b内に常時挿入される分離棒16と、前記
機械ベース2後部に配置されるシリンダ17とを備えて
おり、分離棒16をシリンダ17に連結し、シリンダ1
7の作動により分離棒16が水平穴12bに沿って往復
移動するように構成されている。この分離供給手段6の
分離棒16は、その先端部分が段付き形状に成形されて
おり、その段差部分における垂直壁面16aは、ナット
30の円周面30aに一致するよう円弧状に削設されて
いる。また、この分離棒16は、先端部が常時貯留ブロ
ック12の垂直穴12a下方に位置するように配置さ
れ、垂直穴12aから貯留管11まで積み重なるナット
30の先頭のものを載置して支持するように構成されて
いる。
【0012】また、本圧入装置には、前記チャックユニ
ット4に対して圧入工具3が所定量移動したことを検出
する検出手段18が設けられている。この検出手段18
は、前記チャックユニット4のチャック本体4a上面か
ら垂直上方に突出して設けられる被検出体18aと、こ
の被検出体18aに対向して前記昇降台8に一体に取り
付けられる近接センサ18bとから成り、チャックユニ
ット4に対して昇降台8が所定量下降すると、近接セン
サ18bが被検出体18aを検出してONになり、前記
シリンダ9の作動が停止するよう構成されている。この
近接センサ18bは、圧入工具3によって樹脂材20に
圧入されるナット30の上面が樹脂材20の表面と同一
面上に達した時、すなわちその位置まで圧入工具3が下
降した時に被検出体18aを検出してONになるように
構成されている。また、被検出体18aには六角ボルト
を利用しており、この六角ボルトの締緩をなすことによ
り近接センサ18bとの間隔を調整することが可能であ
る。
ット4に対して圧入工具3が所定量移動したことを検出
する検出手段18が設けられている。この検出手段18
は、前記チャックユニット4のチャック本体4a上面か
ら垂直上方に突出して設けられる被検出体18aと、こ
の被検出体18aに対向して前記昇降台8に一体に取り
付けられる近接センサ18bとから成り、チャックユニ
ット4に対して昇降台8が所定量下降すると、近接セン
サ18bが被検出体18aを検出してONになり、前記
シリンダ9の作動が停止するよう構成されている。この
近接センサ18bは、圧入工具3によって樹脂材20に
圧入されるナット30の上面が樹脂材20の表面と同一
面上に達した時、すなわちその位置まで圧入工具3が下
降した時に被検出体18aを検出してONになるように
構成されている。また、被検出体18aには六角ボルト
を利用しており、この六角ボルトの締緩をなすことによ
り近接センサ18bとの間隔を調整することが可能であ
る。
【0013】上記構成の圧入装置1において、ナット3
0はあらかじめ部品供給装置(図示せず)から給送ホー
ス14を通じて所定量供給され、貯留ブロック12の垂
直穴12aから貯留管11上端付近まで積み重ねて貯留
される。この時、図7に示すように先頭のナット30は
分離棒16先端の垂直壁面16aに円周面30aの一部
を一致させて載置されている。
0はあらかじめ部品供給装置(図示せず)から給送ホー
ス14を通じて所定量供給され、貯留ブロック12の垂
直穴12aから貯留管11上端付近まで積み重ねて貯留
される。この時、図7に示すように先頭のナット30は
分離棒16先端の垂直壁面16aに円周面30aの一部
を一致させて載置されている。
【0014】このように貯留部5にナット30が貯留さ
れた状態において、制御装置(図示せず)から各電熱素
子7a、15aへ通電が行われると、電熱素子7a、1
5aが発熱することによって貯留ブロック12およびチ
ャック本体4aがそれぞれ加熱される。この時、貯留ブ
ロック12、チャック本体4aの温度は温度センサ7
b、15bによって検出され、逐次制御装置にフィード
バックされて設定温度と比較される。そして、温度セン
サ7b、15bの検出温度が設定温度に達すると、一旦
電熱素子7a、15aへの通電が停止され、その後は電
熱素子7a、15aへの通電、通電停止が繰り返され
て、貯留ブロック12、チャック本体4aの温度が設定
温度に保たれる。なお、設定温度は、ワークとなる樹脂
材に応じてその融点を上回る温度に設定されるものであ
り、通常、一般的な樹脂材であれば確実に溶融する25
0°C〜300°Cの範囲内に設定される。
れた状態において、制御装置(図示せず)から各電熱素
子7a、15aへ通電が行われると、電熱素子7a、1
5aが発熱することによって貯留ブロック12およびチ
ャック本体4aがそれぞれ加熱される。この時、貯留ブ
ロック12、チャック本体4aの温度は温度センサ7
b、15bによって検出され、逐次制御装置にフィード
バックされて設定温度と比較される。そして、温度セン
サ7b、15bの検出温度が設定温度に達すると、一旦
電熱素子7a、15aへの通電が停止され、その後は電
熱素子7a、15aへの通電、通電停止が繰り返され
て、貯留ブロック12、チャック本体4aの温度が設定
温度に保たれる。なお、設定温度は、ワークとなる樹脂
材に応じてその融点を上回る温度に設定されるものであ
り、通常、一般的な樹脂材であれば確実に溶融する25
0°C〜300°Cの範囲内に設定される。
【0015】前述のように貯留ブロック12が所定の温
度まで上昇する際、その熱は貯留管11にも伝達される
ため、結果的に貯留部5全体が加熱され、同時に貯留部
5に貯留されるナット30も相応に加熱される。このよ
うにして加熱されたナット30の先頭のものは、図8に
示すように分離供給手段6の分離棒16がシリンダ17
の作動により前進することで、後続のナット30と分離
されて貯留ブロック12の水平穴12bを前進し、チャ
ックユニット4のチャック爪4bに供給される。その
際、ナット30は案内路4dに割り込むことでチャック
爪4bを押し開いて供給され、挟持溝4cに達してチャ
ック爪4bの閉止力によって挟持される。この時、既に
チャック爪4bはチャック本体4aから熱伝達を受けて
暖められているため、挟持したナット30を保温するこ
とが可能である。なお、チャック爪4bは電熱素子15
aから離れて位置するため、樹脂材20を溶融する温度
まで上昇することはない。
度まで上昇する際、その熱は貯留管11にも伝達される
ため、結果的に貯留部5全体が加熱され、同時に貯留部
5に貯留されるナット30も相応に加熱される。このよ
うにして加熱されたナット30の先頭のものは、図8に
示すように分離供給手段6の分離棒16がシリンダ17
の作動により前進することで、後続のナット30と分離
されて貯留ブロック12の水平穴12bを前進し、チャ
ックユニット4のチャック爪4bに供給される。その
際、ナット30は案内路4dに割り込むことでチャック
爪4bを押し開いて供給され、挟持溝4cに達してチャ
ック爪4bの閉止力によって挟持される。この時、既に
チャック爪4bはチャック本体4aから熱伝達を受けて
暖められているため、挟持したナット30を保温するこ
とが可能である。なお、チャック爪4bは電熱素子15
aから離れて位置するため、樹脂材20を溶融する温度
まで上昇することはない。
【0016】前述のようにナット30をチャック爪4b
に供給すると、分離棒16は貯留ブロック12内に後退
し、次のナット30を支持して待機する。先頭のナット
30が順次供給されることで、貯留されるナット30は
一個分毎下方へ移動して徐々に加熱され、先頭に達する
時には設定温度に近い温度まで加熱されている。
に供給すると、分離棒16は貯留ブロック12内に後退
し、次のナット30を支持して待機する。先頭のナット
30が順次供給されることで、貯留されるナット30は
一個分毎下方へ移動して徐々に加熱され、先頭に達する
時には設定温度に近い温度まで加熱されている。
【0017】チャック爪4bにナット30が供給される
と、シリンダ9が作動して昇降台8を下降させ、これを
受けてチャックユニット4および圧入工具3も一体に下
降する。このことによって、図9に示すようにチャック
爪4b先端は樹脂材表面に接地するため、チャックユニ
ット4の下降は停止するが、昇降台8はばね10を圧縮
して下降するため、図10に示すようにチャック本体4
a内を圧入工具3が下降してチャック爪4bに挟持され
ているナット30に係合して押し出し、これを樹脂材2
0に圧入する。この時、挟持溝4cはチャック爪4bに
貫通して設けられているため、それ以上チャック爪4b
を拡開させることなくナット30を押し出すことが可能
であり、したがって、チャック爪4b先端が樹脂材20
表面に当接していても、ナット30を押し出して樹脂材
20に圧入することができる。また、チャック爪4b先
端を樹脂材20表面に接地させることでチャックユニッ
ト4を停止させているため、例えば樹脂材20の形状が
変更されてナット30を圧入する位置の高さが変化して
も、ナット30を常に正しい深さ(ナット30上面と樹
脂材20表面とが同一面上となる深さ)まで圧入するこ
とができる。
と、シリンダ9が作動して昇降台8を下降させ、これを
受けてチャックユニット4および圧入工具3も一体に下
降する。このことによって、図9に示すようにチャック
爪4b先端は樹脂材表面に接地するため、チャックユニ
ット4の下降は停止するが、昇降台8はばね10を圧縮
して下降するため、図10に示すようにチャック本体4
a内を圧入工具3が下降してチャック爪4bに挟持され
ているナット30に係合して押し出し、これを樹脂材2
0に圧入する。この時、挟持溝4cはチャック爪4bに
貫通して設けられているため、それ以上チャック爪4b
を拡開させることなくナット30を押し出すことが可能
であり、したがって、チャック爪4b先端が樹脂材20
表面に当接していても、ナット30を押し出して樹脂材
20に圧入することができる。また、チャック爪4b先
端を樹脂材20表面に接地させることでチャックユニッ
ト4を停止させているため、例えば樹脂材20の形状が
変更されてナット30を圧入する位置の高さが変化して
も、ナット30を常に正しい深さ(ナット30上面と樹
脂材20表面とが同一面上となる深さ)まで圧入するこ
とができる。
【0018】その後、ナット30の上面が樹脂材表面と
同一面上に達した時点で近接センサ18bが被検出体1
8aを検出してONになり、このことによってシリンダ
9の作動が停止して昇降台8を停止させる。この時、ナ
ット30は樹脂材20を溶融することで圧入されている
が、樹脂材20を溶融する際に熱を奪われているため、
冷却が極めて速やかに行われ、これにともなって樹脂材
20の凝固も速くなる。したがって、一旦圧入されたナ
ット30は、シリンダ9が復動して圧入工具3を上昇復
帰させても、その時の張力あるいは溶融した樹脂材20
からの浮力などの影響で圧入した位置から浮き上がって
しまうようなことがなく、樹脂材20の所定の位置に正
しい姿勢で固定保持される。
同一面上に達した時点で近接センサ18bが被検出体1
8aを検出してONになり、このことによってシリンダ
9の作動が停止して昇降台8を停止させる。この時、ナ
ット30は樹脂材20を溶融することで圧入されている
が、樹脂材20を溶融する際に熱を奪われているため、
冷却が極めて速やかに行われ、これにともなって樹脂材
20の凝固も速くなる。したがって、一旦圧入されたナ
ット30は、シリンダ9が復動して圧入工具3を上昇復
帰させても、その時の張力あるいは溶融した樹脂材20
からの浮力などの影響で圧入した位置から浮き上がって
しまうようなことがなく、樹脂材20の所定の位置に正
しい姿勢で固定保持される。
【0019】なお、本発明の実施の形態では、チャック
爪4b先端が樹脂材20表面に当接することによってチ
ャックユニット4の下降が停止するように構成したが、
例えばチャックユニット4と一体に移動可能なストッパ
部材を設け、このストッパ部材がチャックユニット4の
下降にともなってチャック爪4b下端よりも先に樹脂材
20表面に当接するように構成し、その位置を基準とし
て圧入工具3の下降量を一定にするべく被検出体18a
と近接センサ18bとの間隔を設定しておいても得られ
る効果は同じである。この構成は、特にチャック爪が拡
開しなければ保持した金属部品を取り出すことができな
いようなチャックユニットを用いる場合に好適である。
また、樹脂材20に圧入される金属部品としては、上記
したナット30以外にも、六角ボルト、スタッドボルト
などの有頭あるいは無頭の雄ねじ部品、主に回動部分に
使用される部品の連結部分に圧入されるピン材などが考
えられるが、本圧入装置1は、これらの圧入にも対応で
きるものであり、その際得られる効果もナット30の場
合と同様であることは謂うまでもない。
爪4b先端が樹脂材20表面に当接することによってチ
ャックユニット4の下降が停止するように構成したが、
例えばチャックユニット4と一体に移動可能なストッパ
部材を設け、このストッパ部材がチャックユニット4の
下降にともなってチャック爪4b下端よりも先に樹脂材
20表面に当接するように構成し、その位置を基準とし
て圧入工具3の下降量を一定にするべく被検出体18a
と近接センサ18bとの間隔を設定しておいても得られ
る効果は同じである。この構成は、特にチャック爪が拡
開しなければ保持した金属部品を取り出すことができな
いようなチャックユニットを用いる場合に好適である。
また、樹脂材20に圧入される金属部品としては、上記
したナット30以外にも、六角ボルト、スタッドボルト
などの有頭あるいは無頭の雄ねじ部品、主に回動部分に
使用される部品の連結部分に圧入されるピン材などが考
えられるが、本圧入装置1は、これらの圧入にも対応で
きるものであり、その際得られる効果もナット30の場
合と同様であることは謂うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧入装置
は、チャックユニットと圧入工具とを相対移動可能に設
け、このチャックユニットに被検出体を設けるととも
に、昇降台には、この被検出体に対向する検出面を有す
る近接センサを取り付け、圧入工具によって熱可塑性樹
脂材に圧入される金属部品の上面が樹脂材表面と同一面
上に達した時に近接センサが被検出体を検出するように
構成されている。このため、近接センサの信号により圧
入工具を所定の位置で停止させることで、チャックユニ
ットに対する圧入工具の移動量を常に一定に保つことが
でき、チャックユニットの停止位置を基準としてナット
の圧入量を常に一定に保つことができる。しかも、近接
センサのON、OFFの状態で金属部品が正しく圧入さ
れているか否かを判断することもでき、タイマで所定時
間を計測するなどして圧入状態の可否判定を簡単に行う
ことができる等の利点もある。また、チャックユニット
のチャック爪に金属部品を挟持することによって、チャ
ック爪がそれ以上拡開せずとも挟持された金属部品を押
し出せるため、樹脂材表面にチャック爪先端が接地する
ことでチャックユニットを停止させることができ、樹脂
材の形状変更などで圧入位置の高さが変化した場合にも
金属部品を常に正しい位置に圧入することができる等の
利点がある。
は、チャックユニットと圧入工具とを相対移動可能に設
け、このチャックユニットに被検出体を設けるととも
に、昇降台には、この被検出体に対向する検出面を有す
る近接センサを取り付け、圧入工具によって熱可塑性樹
脂材に圧入される金属部品の上面が樹脂材表面と同一面
上に達した時に近接センサが被検出体を検出するように
構成されている。このため、近接センサの信号により圧
入工具を所定の位置で停止させることで、チャックユニ
ットに対する圧入工具の移動量を常に一定に保つことが
でき、チャックユニットの停止位置を基準としてナット
の圧入量を常に一定に保つことができる。しかも、近接
センサのON、OFFの状態で金属部品が正しく圧入さ
れているか否かを判断することもでき、タイマで所定時
間を計測するなどして圧入状態の可否判定を簡単に行う
ことができる等の利点もある。また、チャックユニット
のチャック爪に金属部品を挟持することによって、チャ
ック爪がそれ以上拡開せずとも挟持された金属部品を押
し出せるため、樹脂材表面にチャック爪先端が接地する
ことでチャックユニットを停止させることができ、樹脂
材の形状変更などで圧入位置の高さが変化した場合にも
金属部品を常に正しい位置に圧入することができる等の
利点がある。
【図1】本発明に係る金属部品の圧入装置の一部を切り
欠いた正面図である。
欠いた正面図である。
【図2】本発明に係る金属部品の圧入装置の側面図であ
る。
る。
【図3】本発明に係る金属部品の圧入装置の要部拡大一
部切欠断面図である。
部切欠断面図である。
【図4】本発明に係る金属部品の圧入装置の貯留部付近
の一部を切り欠いた要部拡大斜視図である。
の一部を切り欠いた要部拡大斜視図である。
【図5】本発明に係る金属部品の圧入装置の要部拡大一
部切欠断面図である。
部切欠断面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】本発明に係る金属部品の圧入装置の動作説明図
である。
である。
【図8】本発明に係る金属部品の圧入装置の動作説明図
である。
である。
【図9】本発明に係る金属部品の圧入装置の動作説明図
である。
である。
【図10】本発明に係る金属部品の圧入装置の動作説明
図である。
図である。
【図11】金属部品の一例である樹脂圧入用のナットの
斜視説明図である。
斜視説明図である。
1 圧入装置 3 圧入工具 4 チャックユニット 4a チャック本体 4b チャック爪 4c 挟持溝 4d 案内路 5 貯留部 6 分離供給手段 7 第1の加熱手段 7a 電熱素子 7b 温度センサ 9 シリンダ 15 第2の加熱手段 15a 電熱素子 15b 温度センサ 18 検出手段 18a 被検出体 18b 近接センサ
Claims (3)
- 【請求項1】往復駆動源の作動を受けて往復移動可能な
圧入工具と、この圧入工具の移動路上に金属部品を保持
するチャックユニットと、金属部品を貯留する貯留部
と、この貯留部に貯留される金属部品を前記チャックユ
ニットに一個毎分離供給する分離供給手段と、前記貯留
部に貯留される金属部品をあらかじめ所定の温度に加熱
する加熱手段とを設けた圧入装置において、 前記チャックユニットと圧入工具とを一体に移動可能か
つ相対移動も可能に設けるとともに、圧入工具がチャッ
クユニットに対して所定量移動したことを検出する検出
手段を設けたことを特徴とする金属部品の圧入装置。 - 【請求項2】検出手段は、圧入工具と一体に移動可能な
近接センサと、この近接センサに対向してチャックユニ
ットに設けられる被検出体とから成り、近接センサは圧
入工具によって熱可塑性樹脂材に圧入される金属部品の
上面が熱可塑性樹脂材の表面と同一面上に達した時に被
検出体を検出するよう構成されることを特徴とする請求
項1に記載の金属部品の圧入装置。 - 【請求項3】チャックユニットは先端に拡開可能なチャ
ック爪を有し、このチャック爪には圧入工具の移動路上
に貫通する挟持溝を成形し、金属部品を挟持可能に構成
したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
金属部品の圧入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14477896A JPH09295227A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 金属部品の圧入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14477896A JPH09295227A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 金属部品の圧入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09295227A true JPH09295227A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15370221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14477896A Pending JPH09295227A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 金属部品の圧入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09295227A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102950448A (zh) * | 2011-08-29 | 2013-03-06 | 苏州元泰自动化科技有限公司 | 一种高度压缩设备 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP14477896A patent/JPH09295227A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102950448A (zh) * | 2011-08-29 | 2013-03-06 | 苏州元泰自动化科技有限公司 | 一种高度压缩设备 |
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