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JPH09294093A - 局内回線終端盤の等化回路 - Google Patents

局内回線終端盤の等化回路

Info

Publication number
JPH09294093A
JPH09294093A JP8106966A JP10696696A JPH09294093A JP H09294093 A JPH09294093 A JP H09294093A JP 8106966 A JP8106966 A JP 8106966A JP 10696696 A JP10696696 A JP 10696696A JP H09294093 A JPH09294093 A JP H09294093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
phase
output signal
adder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8106966A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Komatsu
一俊 小松
Riyuuma Kakinuma
隆馬 柿沼
Seiichi Yamano
誠一 山野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP8106966A priority Critical patent/JPH09294093A/ja
Publication of JPH09294093A publication Critical patent/JPH09294093A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で小型化した局内回線終端盤の等化回路
を実現する。 【解決手段】 ノイズ除去された受信信号が、AGC
(自動利得制御回路)31によって正規化される。加算
器32は、帰還信号に応じてAGC31の出力信号のレ
ベルを変更する。位相判定手段40は、固定発振周波数
を分周して位相がずらされた複数の信号φ1〜φ8を用
いて、加算器32の出力信号のサンプリングを行い、該
加算器32の出力信号の立上がりに対応するタイミング
を設定する。サンプリング手段60は、設定されたタイ
ミングに同期して加算器32の出力信号をサンプリング
し、再生データを生成する。一方、BT等化器51とD
/A変換器52は、設定されたタイミングに同期して、
その時点での再生データの符号に応じた帰還信号を生成
し、加算器32に与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、局内の受信点に設
けられ、加入者線終端装置(以下、DSUという)等と
のピンポン伝送で得られた受信信号から、再生データを
生成する局内回線終端盤の等化回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献;島田禎晋監修,小宮菱一、真野文雄、山野誠一、
及び雲崎清美共著「マルチメディアネットワークシリー
ズ ディジタルアクセス方式」オーム社発行、P84-85,P
100-103 図2は、従来の局内回線終端盤の要部を示すブロック図
である。DSU1と局内回線終端盤10とは、2線式メ
タリックケーブル20で接続されている。2線式メタリ
ックケーブル20の途中には、複数のブリッジタップ
(BT)が設けられている。局内回線終端盤10は局内
における受信点に設けられ、線路自動等化回路11と、
タイミング抽出回路12と、識別再生回路13とを備え
ている。線路自動等化回路11が、メタリックケーブル
20に接続され、該線路自動等化回路11の出力側が、
タイミング抽出回路12と識別再生回路13に接続され
ている。局内回線終端盤10内では、線路自動等化回路
11、タイミング抽出回路12及び識別再生回路13に
より、受信信号の波形歪みの整形とタイミング抽出とデ
ータの識別再生が行われる。そして、図示しない回路を
用いて、フレーム同期をとった後、多重化して交換機と
のインタフェースを形成している。
【0003】図3は、図2中のタイミング抽出回路を示
す構成ブロック図である。このタイミング抽出回路12
には、ディジタル・フェーズロック・ループ(以下、D
PLLという)が採用され、線路自動等化回路11の出
力信号に対してパターンの検出を行うパターン検出回路
121 を備えている。パターン検出回路121 の出力側
には、位相比較器122 が接続されている。位相比較器
122 は、帰還された信号とパターン検出回路122
出力信号との比較から、それらの位相のずれを検出し、
結果をセット信号として進相信号発生回路(進相)12
3 または遅相信号発生回路(遅相)124 に与える構成
である。進相信号発生回路123 と遅相信号発生回路1
4 とは、セット信号のタイミングで進相信号と遅相信
号をそれぞれ出力する機能を有している。このタイミン
グ抽出回路12には、主発振器125 が設けられてい
る。主発振器125 は、例えば15.36MHzの固定
発振周波数で発振するものであり、0相とπ相の2相を
出力し、その2相が各AND回路126 ,127 の一方
の入力端子に入力される接続である。また、進相信号発
生回路123 は0相出力信号によってリセットされる構
成であり、遅相信号発生回路124 がπ相出力信号によ
ってリセットされる構成である。各AND回路126
127 の他方の入力端子には、進相信号発生回路123
から進相信号または遅相信号発生回路124 から遅相信
号が入力される接続である。
【0004】各AND回路126 ,127 の出力側に
は、OR回路128 が接続され、該OR回路128 の出
力側には、分周器129 が接続されている。分周器12
9 は、OR回路128 の出力信号を48分周する機能を
有している。分周器129 の出力信号が前記帰還信号と
して、位相比較器122 に与えられると共に、パターン
検出回路121 にも帰還されている。このタイミング抽
出回路12のDPLLは、320KHzの自走発振周波
数を有するが、パターン検出回路121 の検出するパタ
ーンと分周器129 の出力信号との間に位相のずれが発
生すると、位相比較器122 がそのずれを検出し、進相
信号発生回路123 または遅相信号発生回路124 にセ
ット信号を与える。セットされた進相信号発生回路12
3 または遅相信号発生回路124 からは、進相信号また
は遅相信号が出力される。各AND回路126 ,127
とOR回路128 は、進相信号発生回路123 と遅相信
号発生回路124 と相俟って、15.36MHzの周波
数を変化させて、分周器129 に与える。つまり、AN
D回路126 ,127 とOR回路128 とは、位相比較
器122 による比較結果が進みを示す場合には波形を削
除し、遅れを示す場合には波形を増加させる。このよう
にして、タイミング抽出を行い、これに基づいて、再生
データを生成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
局内回線終端盤では、次のような課題があった。図2の
局内回線終端盤では、例えば50dBの線路損失とブリ
ッジタップを等化するため、線路自動等化回路に、周波
数領域等化と時間領域等とを行わせるようにしている。
また、メタリックケーブル20における異種心線接続や
ジッタの影響等を考慮して、図3に示すようなDPLL
のタイミング抽出回路を備えている。これらにより、高
精度な等化と再生が行えるが、線路損失が小さくてジッ
タが小さい場合には、過剰性能であると言える。また、
発振周波数の高い主発振器125 を用いているので、L
SI化が困難になると共に、回路が複雑になるという課
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、局内の受信点に設けられ、加入者側との
ピンポン伝送で得られた受信信号の再生データを生成す
る局内回線終端盤の等化回路において、次のような増幅
手段、レベル変更手段、発振器、位相判定手段、サンプ
リング手段及び等化手段を備えた構成にしている。増幅
手段は、加入者からの受信信号のレベルを増幅して正規
化するものであり、レベル変更手段は、帰還信号に基づ
き増幅手段の出力信号のレベルを変更するものである。
発振器は、固定周波数で発振する機能を有している。位
相判定手段は、その固定周波数が分周されて互いに位相
がずれた複数の位相検出用信号を用い、レベル変更手段
の出力信号のサンプリングを行って該レベル変更手段の
出力信号の立上がりを複数回判定し、この判定結果に対
応するタイミングを設定する機能を有している。そし
て、サンプリング手段は、設定されたタイミングに同期
してレベル変更手段の出力信号をサンプリングし、それ
に対応するデジタルの前記再生データを生成する機能を
有している。等化手段は、設定されたタイミングに同期
してその時点での再生データの符号に応じた帰還信号を
生成する構成である。
【0007】本発明によれば、以上のように局内回線端
末盤の等化回路を構成したので、受信信号が、増幅手段
によって増幅され、増幅結果がレベル変更回路に与えら
れる。サンプリング手段により、レベル変更手段の出力
信号がサンプリングされ、受信信号に対応する再生デー
タが生成される。ここで、サンプリング手段におけるサ
ンプリングタイミングは、位相判定手段によって、求め
られるのである。位相判定手段では、発振器の固定発振
周波数が分周されて互いに位相がずれた複数の位相検出
用信号を用い、レベル変更手段の出力信号の立上がりを
複数回判定し、そのタイミングを設定する。これによ
り、受信信号のジッタに耐性のある適性なタイミングが
得られる。一方、等化手段により、位相判定手段で設定
されたタイミングに同期して、再生データの符号に応じ
た帰還信号が生成される。帰還信号はレベル変更手段に
与えられ、増幅手段の出力信号のレベルが変更される。
これにより、受信信号中のデータ間の干渉の影響が除去
されることになる。よって、サンプリング手段は、干渉
成分の影響を除去した再生データを生成できる。従っ
て、前記課題を解決できるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
局内回線終端盤の等化回路を示す構成ブロック図であ
る。この局内回線終端盤の等化回路は、DSU等とのピ
ンポン伝送における再生データを生成するものであり、
DSU等から受信信号を受信して、640kHz帯域の
成分を除去するプリフィルタ30を備えている。プリフ
ィルタ30には、増幅手段である自動利得制御回路(以
下、AGCという)31が接続され、AGC31の出力
側に、レベル変更手段である加算器32が接続されてい
る。加算器32は、帰還信号に基づき該AGC31の出
力信号のレベルを変更する構成である。 図1の等化回
路には、固定発振周波数fが2.56MHzの発振器3
5と、位相判定手段40と、等化手段50と、再生デー
タを出力するサンプリング手段60とが、設けられてい
る。加算器32の出力側に、位相判定手段40とサンプ
リング手段60とが接続されている。位相判定手段40
及び該サンプリング手段60の出力側に、等化手段50
が接続されている。また、位相判定手段40の出力信号
は、サンプリング手段60にも入力される接続である。
等化手段50が、加算器32に対して帰還信号を出力す
る構成である。位相判定手段40には、発振器35の固
定発振周波数fを分周して得られた複数の信号φ1〜φ
8が、入力される構成である。
【0009】位相判定手段40は、タイミング選択部4
0Aと、立上がり検出部Bとを備えている。立上がり検
出部Bは、固定発振周波数fが分周されて互いに位相が
ずれた8本の位相検出用信号φ1〜φ8を用い、加算器
32の出力信号のサンプリングを行い、AGC31の出
力信号の立上がりを順次判定する機能を有している。タ
イミング選択部40Aは、立上がり検出部Bの判定結果
から、位相検出用信号φ1〜φ8を選択することで、タ
イミングを設定する機能を有している。等化手段50
は、タイミング選択部40Aで設定されたタイミングに
同期して、その時点での再生データの極性に応じた帰還
信号を生成するものであり、再生データとタイミング選
択部40Aの出力するタイミングとを入力するBT等化
器51を備えている。BT等化器51の出力側が、デジ
タル/アナログ変換器(D/A)52に接続され、デジ
タル/アナログ変換器52の出力側が、加算器32に接
続されている。
【0010】図4は、図1中の位相判定手段とサンプリ
ング手段とそれらの周辺を示す回路図である。位相判定
手段40の入力側には、2個のドライバ41,42とO
R回路43とが設けられている。これらドライバ41,
42とOR回路43とは、AGC31の加算器32を介
した出力信号の極性を設定するためのものであり、AG
C31或いは加算器32の一部を構成している。各ドラ
イバ41,42の出力側が、2入力OR回路43の入力
端子にそれぞれ接続されている。OR回路43の出力側
が、立上がり検出部40Bに入力されるようになってい
る。一方、発振器35の固定周波数fと、それを8分周
した320KHzの信号とが、位相シフタ45に入力さ
れ、該位相シフタ45は、その分周された信号の位相を
ずらして位相検出用信号φ1〜φ8を生成する構成であ
る。位相検出用信号φ1〜φ8が、立上り検出部40B
とタイミング選択部40Aとに与えられるようになって
いる。
【0011】立上がり検出部40Bは、8個の判定回路
461 ,462 …468 を備えている。これら各判定回
路461 〜468 は、例えばAND回路等で構成され、
位相検出用信号φ1〜φ8をそれぞれ入力すると共に、
OR回路43を介した入力信号を共通に入力している。
そして、各判定回路461 〜468 は、OR回路43を
介した入力信号のレベル判定を行う構成である。各判定
回路461 〜468 の出力側が、タイミング選択部40
A中の位相判定部47に接続されている。位相判定部4
7の出力側が、セレクタ48に接続されている。セレク
タ48は、位相検出用信号φ1〜φ8を選択して出力す
る構成である。一方、サンプリング手段60は、例えば
遅延型フリップフロップ61で構成されている。フリッ
プフロップ61のデータ端子Dには、OR回路43を介
した入力信号が与えられる接続であり、クロック端子C
には、セレクタ48の出力側が接続されている。フリッ
プフロップ61の出力端子Qから、再生データが出力さ
れる構成である。
【0012】次に、図1の局内回線終端盤の等化回路の
動作を説明する。プリフィルタ30には、DSUからの
メタリックケーブル等を介した受信信号が入力される。
プリフィルタ30は、受信信号中の640kHz帯域の
ノイズ成分を除去する。AGC31は、プリフィルタ3
0でノイズ成分の除去された受信信号を、正規化レベル
(1Vp-p )まで増幅する。AGC31の出力信号は、
加算器32を経てレベル変更される。一方、位相シフタ
45は、発振器35の固定発振周波数fとそれが8分周
された信号とから、8本の位相検出用信号φ1〜φ8を
生成する。各位相検出用信号φ1〜φ8は、パラレルに
各判定回路461 〜468 へそれぞれ与えられる。各判
定回路461 〜468 は、位相検出用信号φ1〜φ8に
同期したサンプリングで、加算器32の出力信号のレベ
ルを判定する。即ち、時間的に異なったタイミングでの
サンプリングと判定が行われる。各判定回路461 〜4
8 の判定結果は、加算器32の出力信号の立上り時期
を示す信号として、位相判定部47に順次送られる。
【0013】図5は、図4中の位相判定部47の動作を
説明する図である。図5に示されたデータは、加算器3
2の出力信号である。いま、加算器32の出力信号が、
実線で示されたデータとして入力されると、信号φ2〜
φ5に同期してサンプリング判定を行う各判定回路46
2 〜465 の出力レベルが“1”になり、他の出力レベ
ルは“0”となる。位相判定部47は、各判定回路46
1 〜468 の出力信号の微分に基づき、図5の立上り微
分結果1を求め、受信信号の立上がった時期を推定す
る。最初の推定が終わった後、さらに、続く分周サイク
ルで、推定を連続して行う。つまり、合計でN回(例え
ば3回)の推定を行う。2回目の推定を行う時の受信信
号にジッタがあり、加算器32から破線で示されたよう
なデータが入力された場合、信号φ3〜φ6で判定を行
う各判定回路463 〜466 の出力レベルが“1”にな
り、他の出力レベルは“0”となる。この場合、位相判
定部47は、図5中の立上り微分結果2から受信信号の
立上がった時期を推定する。しかし、位相判定部47は
合計でN回の推定を行い、N個の推定結果の多数決をと
る。その多数決結果に基づいて最終的な選択位相を決定
し、加算器32の出力信号の変化点を決定する。例え
ば、多数決結果が図5の微分結果1であった場合、位相
判定部47は、安定した再生データを得るために、それ
から2位相ずれた位置のφ4の位相を選択位相として決
定し、選択結果をセレクタ48に与える。セレクタ48
は信号φ4を選択して、フリップフロップ61とBT等
化器51に与える。つまり、立上り微分結果2はキャン
セルされる。以上により、フリップフロップ61とBT
等化器51に対するタイミングを設定することになる。
【0014】フリップフロップ61は、信号φ4に同期
して加算器32の出力信号を取込み、デジタルの再生デ
ータを順次出力する。一方、BT等化器51は信号φ4
に同期してフリップフロップ61の出力する再生データ
を取込み、ディジタル/アナログ変換器52に与える。
DSUと局内回線終端盤を接続するケーブルが長い場合
やブリッジタップによる反射がある場合、受信信号中の
データ間に、干渉が起きる。この干渉は直前のデータの
符号と一致する。そのため、ディジタル/アナログ変換
器52は、取込んだ再生データとは逆極性のアナログデ
ータを生成する。即ち、逆干渉量に相当するデータを加
算器32に与える。加算器32によるレベル変更で、干
渉量の影響はゼロに近くなり、誤動作が防止される。以
上のように、本実施形態では、AGC31、加算器3
2、位相判定手段40、等化手段50、及びサンプリン
グ手段60等を用いて、局内回線終端盤の等化回路を構
成しているので、固有発振周波数fが低い発振器31で
も、十分実用的な等化回路が実現できる。そのため、従
来のDPLLを用いた構成とは異なり、回路を簡素化で
きるとともに小型化できる。さらに、発振器31をLS
Iに組み込むことが可能になり、局内回線終端盤全体を
低コストにできる。なお、本発明は、上記実施形態に限
定されず種々の変形が可能である。例えば、発振器31
の固有発振周波数fは、2.56MHzに限定されるも
のではなく、他の固有発振周波数で実現してもよい。こ
の場合、分周数や位相検出用信号の数も対応して変更す
れば、上記実施形態と同様の動作で最適な再生データを
得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、受信信号のレベルを増幅して正規化する増幅手段
と、レベル変更手段と、固定周波数で発振する発振器と
を備え、さらに、位相がずれた複数の位相検出用信号を
用いてレベル変更手段の出力信号の立上がりを順次判定
し、対応するタイミングを設定する位相判定手段と、そ
のタイミングに同期して前記帰還信号を生成する等化手
段と、再生データを出力するサンプリング手段とを、設
けている。そのため、固有発振周波数の低い発振器で
も、十分実用的な局内回線終端盤の等化回路を実現で
き、従来のDPLLを用いた構成とは異なり、回路を簡
素化できるとともに小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す局内回線終端盤の等化
回路を示す構成ブロック図である。
【図2】従来の局内回線終端盤の要部を示すブロック図
である。
【図3】図2中のタイミング抽出回路を示す構成ブロッ
ク図である。
【図4】図1中の位相判定手段とサンプリング手段とそ
れらの周辺を示す回路図である。
【図5】図4中の位相判定部47の動作を説明する図で
ある。
【符号の説明】
31 AGC(増幅手段) 32 加算器(レベル変換手段) 35 発振器 40 位相判定手段 40A タイミング選択部 40B 立上り検出部 50 等化手段 51 BT変換器 52 D/A変換器 60 サンプリング手段 φ1〜φ8 位相検出用信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山野 誠一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局内の受信点に設けられ、加入者側との
    ピンポン伝送で得られた受信信号の再生データを生成す
    る局内回線終端盤の等化回路において、 前記加入者からの受信信号のレベルを増幅して正規化す
    る増幅手段と、 帰還信号に基づき前記増幅手段の出力信号のレベルを変
    更するレベル変更手段と、 固定周波数で発振する発振器と、 前記固定周波数が分周されて互いに位相がずれた複数の
    位相検出用信号を用い、前記レベル変更手段の出力信号
    のサンプリングを行って該レベル変更手段の出力信号の
    立上がりを複数回判定し、該判定結果に対応するタイミ
    ングを設定する位相判定手段と、 前記設定されたタイミングに同期して前記レベル変更手
    段の出力信号をサンプリングし、デジタルの前記再生デ
    ータを生成するサンプリング手段と、 前記設定されたタイミングに同期して、その時点での前
    記再生データの符号に応じた前記帰還信号を生成する等
    化手段とを、 備えたことを特徴とする局内回線終端盤の等化回路。
JP8106966A 1996-04-26 1996-04-26 局内回線終端盤の等化回路 Withdrawn JPH09294093A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159257A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Fujitsu Ltd 伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159257A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Fujitsu Ltd 伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701