JPH09288593A - インサーキットエミュレータ - Google Patents
インサーキットエミュレータInfo
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- JPH09288593A JPH09288593A JP8102139A JP10213996A JPH09288593A JP H09288593 A JPH09288593 A JP H09288593A JP 8102139 A JP8102139 A JP 8102139A JP 10213996 A JP10213996 A JP 10213996A JP H09288593 A JPH09288593 A JP H09288593A
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- peripheral circuit
- circuit
- cpu
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、集積回路をシリーズ展開した場合
に、これらの集積回路を搭載するマイコン応用装置に対
して、効率のよい開発を可能とするインサーキットエミ
ュレータの提供を課題とする。 【解決手段】 中央処理部12と周辺回路部13とを備
える集積回路11の機能を代行することにより、この集
積回路11を搭載した応用装置10の動作確認を行うイ
ンサーキットエミュレータ1に、前記中央処理部12と
同等の情報処理機能を有する処理手段2と、この処理手
段2と前記周辺回路部13とを接続させる接続手段3
と、接続された前記処理手段2と前記周辺回路部13と
に対し、前記動作確認に必要な処理を行わせる評価手段
4とを設ける。
に、これらの集積回路を搭載するマイコン応用装置に対
して、効率のよい開発を可能とするインサーキットエミ
ュレータの提供を課題とする。 【解決手段】 中央処理部12と周辺回路部13とを備
える集積回路11の機能を代行することにより、この集
積回路11を搭載した応用装置10の動作確認を行うイ
ンサーキットエミュレータ1に、前記中央処理部12と
同等の情報処理機能を有する処理手段2と、この処理手
段2と前記周辺回路部13とを接続させる接続手段3
と、接続された前記処理手段2と前記周辺回路部13と
に対し、前記動作確認に必要な処理を行わせる評価手段
4とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータ(以下、マイコンと略す)応用装置を開発するため
のツールであり、このマイコン応用装置に対する動作確
認を行うためのインサーキットエミュレータ(incircui
t emulator;以下ICEと略す)に関するものである。
ータ(以下、マイコンと略す)応用装置を開発するため
のツールであり、このマイコン応用装置に対する動作確
認を行うためのインサーキットエミュレータ(incircui
t emulator;以下ICEと略す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICEとは、開発中のマイコン応用装置
に対する動作確認を行うために、このマイコン応用装置
に搭載されたマイコン、すなわち集積回路の機能を代行
するものである。ただし、ここでいう動作確認は、ハー
ドウエアの動作確認とソフトウエアのデバッグとを含む
ものとする。マイコン応用装置に搭載される集積回路に
は、情報処理機能を有する中央処理部(Central Proces
sing Unit;以下、CPUと略す)と、このCPUにおけ
る情報処理を支援する周辺回路部とが、1チップに集約
されたものが多く用いられる。なお、周辺回路部とは、
プログラム格納用のROM(Read Only Memory)、デー
タ一時記憶用のRAM(Random Access Memory)、タイ
マ等の組み合わせからなるものである。
に対する動作確認を行うために、このマイコン応用装置
に搭載されたマイコン、すなわち集積回路の機能を代行
するものである。ただし、ここでいう動作確認は、ハー
ドウエアの動作確認とソフトウエアのデバッグとを含む
ものとする。マイコン応用装置に搭載される集積回路に
は、情報処理機能を有する中央処理部(Central Proces
sing Unit;以下、CPUと略す)と、このCPUにおけ
る情報処理を支援する周辺回路部とが、1チップに集約
されたものが多く用いられる。なお、周辺回路部とは、
プログラム格納用のROM(Read Only Memory)、デー
タ一時記憶用のRAM(Random Access Memory)、タイ
マ等の組み合わせからなるものである。
【0003】このような集積回路を搭載したマイコン応
用装置に対する動作確認を行うために、従来のICE
は、例えば図3に示すように、マイコン応用装置10と
ソフトウエア開発用の親計算機20(例えば、パーソナ
ルコンピュータ)との間において用いられるようになっ
ている。ただし、このとき、マイコン応用装置10側で
は、マイコン応用装置10の集積回路に替わって、この
マイコン応用装置10にICE30が接続されるように
なっている。このように用いられるICE30は、CP
U31と、周辺回路部32と、エバ回路部(以下、EV
Aと略す)33とから構成されている。CPU31及び
周辺回路部32は、マイコン応用装置に搭載された集積
回路におけるCPU及び周辺回路部と同等機能を有する
ものであり、EVA33は、これらのCPU31及び周
辺回路部32に対して、マイコン応用装置の動作確認に
必要な処理を行わせるものである。
用装置に対する動作確認を行うために、従来のICE
は、例えば図3に示すように、マイコン応用装置10と
ソフトウエア開発用の親計算機20(例えば、パーソナ
ルコンピュータ)との間において用いられるようになっ
ている。ただし、このとき、マイコン応用装置10側で
は、マイコン応用装置10の集積回路に替わって、この
マイコン応用装置10にICE30が接続されるように
なっている。このように用いられるICE30は、CP
U31と、周辺回路部32と、エバ回路部(以下、EV
Aと略す)33とから構成されている。CPU31及び
周辺回路部32は、マイコン応用装置に搭載された集積
回路におけるCPU及び周辺回路部と同等機能を有する
ものであり、EVA33は、これらのCPU31及び周
辺回路部32に対して、マイコン応用装置の動作確認に
必要な処理を行わせるものである。
【0004】つまり、ICE30は、集積回路のCPU
及び周辺回路部と同等機能のCPU31及び周辺回路部
32を備えるとともに、その集積回路に替わってマイコ
ン応用装置10に接続されるようになっている。これに
より、ICE30は、マイコン応用装置10の集積回路
の機能を代行する。そして、ICE30では、マイコン
応用装置10に対する動作確認を行うために、例えば動
作のスタート/ストップ、レジスタのリード/ライト、
メモリのリード/ライト、ブレークポイント機能などを
エミュレートする。
及び周辺回路部と同等機能のCPU31及び周辺回路部
32を備えるとともに、その集積回路に替わってマイコ
ン応用装置10に接続されるようになっている。これに
より、ICE30は、マイコン応用装置10の集積回路
の機能を代行する。そして、ICE30では、マイコン
応用装置10に対する動作確認を行うために、例えば動
作のスタート/ストップ、レジスタのリード/ライト、
メモリのリード/ライト、ブレークポイント機能などを
エミュレートする。
【0005】なお、ICE30は、開発中のマイコン応
用装置10に対する動作確認を行うためのものである。
したがって、その動作確認の結果がマイコン応用装置1
0の集積回路の開発に影響を及ぼすために、ICE3
0、すなわちCPU31、周辺回路部32、及びEVA
33は、この集積回路に先行して開発されるようになっ
ている。ただし、既に開発されているICE30に新規
開発部分の機能を有する汎用IC、PLD(programmab
le logic device )、FPGA(field programmable g
ate array )等の組み合わせを接続することにより、既
存のICE30上に開発しようとする集積回路と同等の
機能を実現させることも可能である。
用装置10に対する動作確認を行うためのものである。
したがって、その動作確認の結果がマイコン応用装置1
0の集積回路の開発に影響を及ぼすために、ICE3
0、すなわちCPU31、周辺回路部32、及びEVA
33は、この集積回路に先行して開発されるようになっ
ている。ただし、既に開発されているICE30に新規
開発部分の機能を有する汎用IC、PLD(programmab
le logic device )、FPGA(field programmable g
ate array )等の組み合わせを接続することにより、既
存のICE30上に開発しようとする集積回路と同等の
機能を実現させることも可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、マ
イコン応用装置を開発する場合に、搭載する集積回路を
シリーズ展開することがよくある。シリーズ展開とは、
例えば、集積回路を構成するCPUと周辺回路部とのう
ち、周辺回路部だけを新たな構成にすることにより、こ
の集積回路に新規機能を持たせることである。しかしな
がら、上述したICEでは、集積回路をシリーズ展開し
た場合であっても、シリーズ展開した各集積回路につい
て、その機能を代行するICEをそれぞれ先行して開発
しなければならない。つまり、集積回路の開発に併せて
ICEの開発を行わなければならず、そのために多くの
手間を必要としてしまい、結果としてマイコン応用装置
の開発効率の向上の妨げとなってしまう。
イコン応用装置を開発する場合に、搭載する集積回路を
シリーズ展開することがよくある。シリーズ展開とは、
例えば、集積回路を構成するCPUと周辺回路部とのう
ち、周辺回路部だけを新たな構成にすることにより、こ
の集積回路に新規機能を持たせることである。しかしな
がら、上述したICEでは、集積回路をシリーズ展開し
た場合であっても、シリーズ展開した各集積回路につい
て、その機能を代行するICEをそれぞれ先行して開発
しなければならない。つまり、集積回路の開発に併せて
ICEの開発を行わなければならず、そのために多くの
手間を必要としてしまい、結果としてマイコン応用装置
の開発効率の向上の妨げとなってしまう。
【0007】また、汎用IC、PLD、FPGA等の組
み合わせによって集積回路と同一の機能を実現させた場
合に、そのICEは、実際の集積回路と構成が異なるた
め、最終的な処理のタイミングやスピードが違ったり、
アナログ回路が実現し難くなってしまう。すなわち、I
CEと集積回路との間で、機能の面における相違点が発
生してしまう可能性がある。
み合わせによって集積回路と同一の機能を実現させた場
合に、そのICEは、実際の集積回路と構成が異なるた
め、最終的な処理のタイミングやスピードが違ったり、
アナログ回路が実現し難くなってしまう。すなわち、I
CEと集積回路との間で、機能の面における相違点が発
生してしまう可能性がある。
【0008】そこで、本発明は、集積回路をシリーズ展
開した場合に、これらの集積回路を搭載するマイコン応
用装置に対して効率のよい開発を可能とするとともに、
集積回路との間で機能の面における相違点が発生するこ
とのないICEを提供することを目的とする。
開した場合に、これらの集積回路を搭載するマイコン応
用装置に対して効率のよい開発を可能とするとともに、
集積回路との間で機能の面における相違点が発生するこ
とのないICEを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出されたICEで、情報処理機能を有す
る中央処理部とこの中央処理部における情報処理を支援
する周辺回路部とを備える集積回路を搭載した応用装置
に接続され、前記応用装置の動作確認を行うものであっ
て、さらに、前記中央処理部と同等の情報処理機能を有
する処理手段と、この処理手段と前記周辺回路部とを接
続させるとともに、前記処理手段と前記周辺回路部とが
接続している間は前記中央処理部の情報処理機能の動作
を停止させる接続手段と、この接続手段によって接続さ
れた前記処理手段と前記周辺回路部とに対し、前記動作
確認に必要な処理を行わせる評価手段とが設けられたこ
とを特徴とする。
成するために案出されたICEで、情報処理機能を有す
る中央処理部とこの中央処理部における情報処理を支援
する周辺回路部とを備える集積回路を搭載した応用装置
に接続され、前記応用装置の動作確認を行うものであっ
て、さらに、前記中央処理部と同等の情報処理機能を有
する処理手段と、この処理手段と前記周辺回路部とを接
続させるとともに、前記処理手段と前記周辺回路部とが
接続している間は前記中央処理部の情報処理機能の動作
を停止させる接続手段と、この接続手段によって接続さ
れた前記処理手段と前記周辺回路部とに対し、前記動作
確認に必要な処理を行わせる評価手段とが設けられたこ
とを特徴とする。
【0010】上記構成のICEによれば、接続手段は、
集積回路の中央処理部と同等の情報処理機能を有する処
理手段と、その集積回路の周辺回路部とを接続させる。
これにより、処理手段及び周辺回路部は、集積回路と同
等の機能を有することとなり、その機能を代行すること
が可能となる。ここで、評価手段が処理手段及び周辺回
路部に対して応用装置の動作確認に必要な処理を行わせ
ると、これら処理手段及び周辺回路部では、集積回路の
機能を代行して応用装置の動作確認を行う。よって、こ
のICEでは、例えば中央処理部が同一で周辺回路部が
異なるといったように集積回路がシリーズ展開された場
合であっても、シリーズ展開された各集積回路の機能を
一つのICEによって代行する。
集積回路の中央処理部と同等の情報処理機能を有する処
理手段と、その集積回路の周辺回路部とを接続させる。
これにより、処理手段及び周辺回路部は、集積回路と同
等の機能を有することとなり、その機能を代行すること
が可能となる。ここで、評価手段が処理手段及び周辺回
路部に対して応用装置の動作確認に必要な処理を行わせ
ると、これら処理手段及び周辺回路部では、集積回路の
機能を代行して応用装置の動作確認を行う。よって、こ
のICEでは、例えば中央処理部が同一で周辺回路部が
異なるといったように集積回路がシリーズ展開された場
合であっても、シリーズ展開された各集積回路の機能を
一つのICEによって代行する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
るICEについて説明する。図1には、本実施の形態に
おけるICE1の概略構成を示す。本実施の形態のIC
E1は、図1に示すように、1チップ化された集積回路
11を搭載したマイコン応用装置10と、例えばパーソ
ナルコンピュータ等からなるソフトウエア開発用の親計
算機20との間において用いられるものである。
るICEについて説明する。図1には、本実施の形態に
おけるICE1の概略構成を示す。本実施の形態のIC
E1は、図1に示すように、1チップ化された集積回路
11を搭載したマイコン応用装置10と、例えばパーソ
ナルコンピュータ等からなるソフトウエア開発用の親計
算機20との間において用いられるものである。
【0012】集積回路11は、いわゆる1チップマイコ
ンと呼ばれるもので、従来と同様にCPU12及び周辺
回路部13を備えるとともに、入出力ポート14と内部
バス15とを備えているものである。入出力ポート14
は、集積回路11とこの集積回路11の外部(例えば、
マイコン応用装置10)との間で、CPU12あるいは
周辺回路部13で処理される情報を授受するために設け
られたものである。内部バス15は、CPU12、周辺
回路部13、及び入出力ポート14を互いに接続するも
のである。ただし、この内部バス15は、通常の状態に
おいてはCPU12と周辺回路部13とを接続してい
る。
ンと呼ばれるもので、従来と同様にCPU12及び周辺
回路部13を備えるとともに、入出力ポート14と内部
バス15とを備えているものである。入出力ポート14
は、集積回路11とこの集積回路11の外部(例えば、
マイコン応用装置10)との間で、CPU12あるいは
周辺回路部13で処理される情報を授受するために設け
られたものである。内部バス15は、CPU12、周辺
回路部13、及び入出力ポート14を互いに接続するも
のである。ただし、この内部バス15は、通常の状態に
おいてはCPU12と周辺回路部13とを接続してい
る。
【0013】このように構成された集積回路11には、
この集積回路11内でCPU12と周辺回路部13とを
接続している内部バス15に対して、この内部バス15
の接続を外部からの指示に従って切り替えて、周辺回路
部13と入出力ポート14とを接続させる機能が予め設
けられている。すなわち、この集積回路11では、CP
U12と周辺回路部13と接続されている通常の状態
を、周辺回路部13と入出力ポート14とが接続された
状態であるエバモードに、外部からの指示に従って切り
替える機能(エバモード機能)を有している。
この集積回路11内でCPU12と周辺回路部13とを
接続している内部バス15に対して、この内部バス15
の接続を外部からの指示に従って切り替えて、周辺回路
部13と入出力ポート14とを接続させる機能が予め設
けられている。すなわち、この集積回路11では、CP
U12と周辺回路部13と接続されている通常の状態
を、周辺回路部13と入出力ポート14とが接続された
状態であるエバモードに、外部からの指示に従って切り
替える機能(エバモード機能)を有している。
【0014】なお、この集積回路11では、エバモード
機能によって周辺回路部13と入出力ポート14とが接
続されると、CPU12と周辺回路部13との接続が遮
断され、CPU12がその情報処理機能の動作を停止す
るようになっている。また、エバモード機能によって周
辺回路部13に接続される入出力ポート14は、エバモ
ードに対応する専用ポートとして予め設けられたもので
あっても、本来は他の機能を有する汎用ポートをエバモ
ード時のみ使用するものであってもよい。つまり、入出
力ポート14は、集積回路11の1次機能として設けら
れた専用ポートであっても、集積回路11の2次機能と
して設けられた汎用ポートであってもよい。ただし、入
出力ポート14が2次機能として設けられている場合に
は、汎用ポート等の1次機能を代替するポート等を、後
述するICE1に設けなければならない。
機能によって周辺回路部13と入出力ポート14とが接
続されると、CPU12と周辺回路部13との接続が遮
断され、CPU12がその情報処理機能の動作を停止す
るようになっている。また、エバモード機能によって周
辺回路部13に接続される入出力ポート14は、エバモ
ードに対応する専用ポートとして予め設けられたもので
あっても、本来は他の機能を有する汎用ポートをエバモ
ード時のみ使用するものであってもよい。つまり、入出
力ポート14は、集積回路11の1次機能として設けら
れた専用ポートであっても、集積回路11の2次機能と
して設けられた汎用ポートであってもよい。ただし、入
出力ポート14が2次機能として設けられている場合に
は、汎用ポート等の1次機能を代替するポート等を、後
述するICE1に設けなければならない。
【0015】本実施の形態のICE1は、このような集
積回路11を搭載したマイコン応用装置10と、親計算
機20とに接続されて用いられるものであり、CPU2
と、接続部3と、EVA4とから構成されているもので
ある。ただし、このICE1では、マイコン応用装置1
0と接続する際に、従来のもののように集積回路11に
替わって接続するのではなく、集積回路11の入出力ポ
ート14に接続するようになっている。
積回路11を搭載したマイコン応用装置10と、親計算
機20とに接続されて用いられるものであり、CPU2
と、接続部3と、EVA4とから構成されているもので
ある。ただし、このICE1では、マイコン応用装置1
0と接続する際に、従来のもののように集積回路11に
替わって接続するのではなく、集積回路11の入出力ポ
ート14に接続するようになっている。
【0016】CPU2は、本発明における処理手段とし
て機能するものであり、集積回路11のCPU12と同
等の情報処理機能を有するものである。ただし、CPU
2には、このCPU2の有する情報処理機能により処理
する情報を、後述するように接続部3を介して接続され
た集積回路11から受け取る場合に、情報を受け取り可
能になってから所定時間が経過するまでの間を、その情
報の受け取り待機状態とするウエイト機能が設けられて
いる。なお、受け取り待機状態とする所定時間は、予め
の設定により定められているものとする。
て機能するものであり、集積回路11のCPU12と同
等の情報処理機能を有するものである。ただし、CPU
2には、このCPU2の有する情報処理機能により処理
する情報を、後述するように接続部3を介して接続され
た集積回路11から受け取る場合に、情報を受け取り可
能になってから所定時間が経過するまでの間を、その情
報の受け取り待機状態とするウエイト機能が設けられて
いる。なお、受け取り待機状態とする所定時間は、予め
の設定により定められているものとする。
【0017】接続部3は、本発明における接続手段とし
て機能するものであり、CPU2と集積回路11の周辺
回路部13とを接続させるために、例えば、集積回路1
1の入出力ポート14に接続されるコネクタ部と、この
コネクタ部とCPU2とを接続するケーブル部とからな
るものである。さらに、この接続部3では、コネクタ部
が入出力ポート14に接続された際に、集積回路11が
エバモードに切り替わるように、この集積回路11に対
する切り替え指示を与えるようになっている。つまり、
接続部3は、集積回路11内の内部バス15の接続を切
り替えることにより、CPU2と周辺回路部13とを接
続させるとともに、これらのCPU2と周辺回路部13
とが接続している間は集積回路11のCPU12の情報
処理機能を停止させるものである。
て機能するものであり、CPU2と集積回路11の周辺
回路部13とを接続させるために、例えば、集積回路1
1の入出力ポート14に接続されるコネクタ部と、この
コネクタ部とCPU2とを接続するケーブル部とからな
るものである。さらに、この接続部3では、コネクタ部
が入出力ポート14に接続された際に、集積回路11が
エバモードに切り替わるように、この集積回路11に対
する切り替え指示を与えるようになっている。つまり、
接続部3は、集積回路11内の内部バス15の接続を切
り替えることにより、CPU2と周辺回路部13とを接
続させるとともに、これらのCPU2と周辺回路部13
とが接続している間は集積回路11のCPU12の情報
処理機能を停止させるものである。
【0018】EVA4は、本発明における評価手段とし
て機能するものであり、接続部3によって接続されたC
PU2及び周辺回路部13、またはCPU2及び周辺回
路部13の一部に対し、マイコン応用装置10に対する
動作確認に必要な処理を行わせるものである。この動作
確認に必要な処理としては、例えば、動作のスタート/
ストップ、レジスタのリード/ライト、メモリのリード
/ライト、ブレークポイント機能などがある。すなわ
ち、EVA4では、これらの処理を集積回路11に替わ
って、CPU2及び周辺回路部13にエミュレートさせ
るようになっている。
て機能するものであり、接続部3によって接続されたC
PU2及び周辺回路部13、またはCPU2及び周辺回
路部13の一部に対し、マイコン応用装置10に対する
動作確認に必要な処理を行わせるものである。この動作
確認に必要な処理としては、例えば、動作のスタート/
ストップ、レジスタのリード/ライト、メモリのリード
/ライト、ブレークポイント機能などがある。すなわ
ち、EVA4では、これらの処理を集積回路11に替わ
って、CPU2及び周辺回路部13にエミュレートさせ
るようになっている。
【0019】次に、このように構成されたICE1を用
いて、マイコン応用装置10に対する動作確認を行う場
合について説明する。ICE1の接続部3を集積回路1
1の入出力ポート14に接続させると、集積回路11に
は、接続部3からエバモードへの切り替え指示が与えら
れる。そして、集積回路11では、その切り替え指示に
従って、CPU12と周辺回路部13との間の内部バス
15の接続を切り替えて、周辺回路部13と入出力ポー
ト14とを接続させる。このとき、集積回路11は、C
PU12の情報処理機能の動作を停止する。
いて、マイコン応用装置10に対する動作確認を行う場
合について説明する。ICE1の接続部3を集積回路1
1の入出力ポート14に接続させると、集積回路11に
は、接続部3からエバモードへの切り替え指示が与えら
れる。そして、集積回路11では、その切り替え指示に
従って、CPU12と周辺回路部13との間の内部バス
15の接続を切り替えて、周辺回路部13と入出力ポー
ト14とを接続させる。このとき、集積回路11は、C
PU12の情報処理機能の動作を停止する。
【0020】集積回路11がエバモードに切り替わり、
周辺回路部13と入出力ポート14とが接続されると、
ICE1のCPU2とこの入出力ポート14とは接続部
3によって接続されているので、結果として集積回路1
1の周辺回路部13とICE1のCPU2とが接続され
ることとなる。CPU2と周辺回路部13とが接続され
ると、EVA4は、親計算機20からの情報を基に、こ
れらCPU2及び周辺回路部13、またはCPU2及び
周辺回路部13の一部に対し、マイコン応用装置10に
対する動作確認に必要な処理を行わせる。これにより、
集積回路11の機能は、CPU2と周辺回路部13とに
よってエミュレートされる。
周辺回路部13と入出力ポート14とが接続されると、
ICE1のCPU2とこの入出力ポート14とは接続部
3によって接続されているので、結果として集積回路1
1の周辺回路部13とICE1のCPU2とが接続され
ることとなる。CPU2と周辺回路部13とが接続され
ると、EVA4は、親計算機20からの情報を基に、こ
れらCPU2及び周辺回路部13、またはCPU2及び
周辺回路部13の一部に対し、マイコン応用装置10に
対する動作確認に必要な処理を行わせる。これにより、
集積回路11の機能は、CPU2と周辺回路部13とに
よってエミュレートされる。
【0021】このとき、CPU2と周辺回路部13との
間では、このCPU2の有する情報処理機能により処理
する情報が、接続部3を介して授受されている。ただ
し、CPU2には、ウエイト機能が設けられている。す
なわち、CPU2では、接続部3を介して受け取る情報
に対して、その情報を受け取り可能になってから所定時
間が経過するまでの間を、情報の受け取り待機状態とす
る。したがって、CPU2と周辺回路部13との間に接
続部3を介することにより、これらの間における情報転
送の能力が低下しても、CPU2では、確実に情報を受
け取ることが可能となる。
間では、このCPU2の有する情報処理機能により処理
する情報が、接続部3を介して授受されている。ただ
し、CPU2には、ウエイト機能が設けられている。す
なわち、CPU2では、接続部3を介して受け取る情報
に対して、その情報を受け取り可能になってから所定時
間が経過するまでの間を、情報の受け取り待機状態とす
る。したがって、CPU2と周辺回路部13との間に接
続部3を介することにより、これらの間における情報転
送の能力が低下しても、CPU2では、確実に情報を受
け取ることが可能となる。
【0022】以上のように、本実施の形態のICE1
は、接続部3により接続されたCPU2と周辺回路部1
3とが集積回路11の機能を代行するとともに、EVA
4がこれらCPU2及び周辺回路部13に対してマイコ
ン応用装置10の動作確認に必要な処理を行わせるよう
になっている。よって、このICE1では、例えばCP
Uが同一で周辺回路部が異なるといったように集積回路
がシリーズ展開された場合であっても、シリーズ展開さ
れた各集積回路の機能を一つのICE1によって代行す
ることができる。すなわち、シリーズ展開された各集積
回路の開発に併せて、それぞれのICEの開発を行う必
要がなく、結果として従来に比べてマイコン応用装置の
開発効率の向上が可能となる。
は、接続部3により接続されたCPU2と周辺回路部1
3とが集積回路11の機能を代行するとともに、EVA
4がこれらCPU2及び周辺回路部13に対してマイコ
ン応用装置10の動作確認に必要な処理を行わせるよう
になっている。よって、このICE1では、例えばCP
Uが同一で周辺回路部が異なるといったように集積回路
がシリーズ展開された場合であっても、シリーズ展開さ
れた各集積回路の機能を一つのICE1によって代行す
ることができる。すなわち、シリーズ展開された各集積
回路の開発に併せて、それぞれのICEの開発を行う必
要がなく、結果として従来に比べてマイコン応用装置の
開発効率の向上が可能となる。
【0023】また、汎用IC、PLD、FPGA等の組
み合わせによって集積回路と同一の機能を実現させた場
合と異なり、このICE1は、機能を代行する対象とな
る集積回路と同様の構成を有するため、最終的な処理の
タイミングやスピードが違ったり、アナログ回路が実現
し難くなってしまうことがない。すなわち、ICE1と
集積回路との間で機能の面における相違点が生じること
がないので、マイコン応用装置に対して、確実で、か
つ、信頼度の高い動作確認を実現することができる。つ
まり、このICE1は、集積回路をシリーズ展開した場
合に、従来に比べて開発効率を向上させることが可能と
なり、さらに確実で、かつ、信頼度の高い動作確認を実
現することができる。
み合わせによって集積回路と同一の機能を実現させた場
合と異なり、このICE1は、機能を代行する対象とな
る集積回路と同様の構成を有するため、最終的な処理の
タイミングやスピードが違ったり、アナログ回路が実現
し難くなってしまうことがない。すなわち、ICE1と
集積回路との間で機能の面における相違点が生じること
がないので、マイコン応用装置に対して、確実で、か
つ、信頼度の高い動作確認を実現することができる。つ
まり、このICE1は、集積回路をシリーズ展開した場
合に、従来に比べて開発効率を向上させることが可能と
なり、さらに確実で、かつ、信頼度の高い動作確認を実
現することができる。
【0024】さらに、本実施の形態のICE1では、接
続部3が集積回路11内の内部バス15の接続を切り替
えることにより、CPU2と周辺回路部13とを接続さ
せるようになっている。つまり、通常の状態において、
集積回路11内のCPU12と周辺回路部13との間を
接続する内部バス15が、エバモード時にCPU2と周
辺回路部13とを接続させるようになっている。よっ
て、CPU2と周辺回路部13との間では、集積回路1
1内のCPU12と周辺回路部13との間と同様に、情
報の授受を高速で行うことができる。
続部3が集積回路11内の内部バス15の接続を切り替
えることにより、CPU2と周辺回路部13とを接続さ
せるようになっている。つまり、通常の状態において、
集積回路11内のCPU12と周辺回路部13との間を
接続する内部バス15が、エバモード時にCPU2と周
辺回路部13とを接続させるようになっている。よっ
て、CPU2と周辺回路部13との間では、集積回路1
1内のCPU12と周辺回路部13との間と同様に、情
報の授受を高速で行うことができる。
【0025】また、本実施の形態のICE1は、CPU
2にウエイト機能が設けられている。すなわち、例えば
接続部3の一部に情報転送能力の低いケーブルを用いた
場合であっても、CPU2では、所定時間が経過するま
での間は情報の受け取り待機状態となっている。よっ
て、CPU2は、情報の受け取りを確実に行うことがで
き、その結果周辺回路部13との間のインターフェース
の信頼度が増す。つまり、接続負荷によるインターフェ
ースの遅れが、低速の周辺回路部との接続にも動作クロ
ックの変更無しに対応可能となる。
2にウエイト機能が設けられている。すなわち、例えば
接続部3の一部に情報転送能力の低いケーブルを用いた
場合であっても、CPU2では、所定時間が経過するま
での間は情報の受け取り待機状態となっている。よっ
て、CPU2は、情報の受け取りを確実に行うことがで
き、その結果周辺回路部13との間のインターフェース
の信頼度が増す。つまり、接続負荷によるインターフェ
ースの遅れが、低速の周辺回路部との接続にも動作クロ
ックの変更無しに対応可能となる。
【0026】次に、本発明に係わるICEの他の実施の
形態について、図2を参照して説明する。本実施の形態
のICE1aは、上述した実施の形態のICE1と接続
部3aが異なるものである。
形態について、図2を参照して説明する。本実施の形態
のICE1aは、上述した実施の形態のICE1と接続
部3aが異なるものである。
【0027】この接続部3aは、集積回路11に設けら
れた入出力ポート14を介してCPU2と周辺回路部1
3とを接続させるものである。ただし、接続部3aで
は、集積回路11とマイコン応用装置10との間で、C
PU12の情報処理機能によって処理される情報を授受
するために設けられた入出力ポート14を介するように
なっている。よって、この入出力ポート14は、上述し
た実施の形態の場合と異なり、内部バス15と接続する
機能を有していなくても良い。なお、この入出力ポート
14は、集積回路11に設けられた汎用ポート(入力、
出力、または入出力)を使用しても良いが、ソフトウエ
アでの制御を簡易にするために、外部メモリアクセス用
のポートを使用することが好ましい。
れた入出力ポート14を介してCPU2と周辺回路部1
3とを接続させるものである。ただし、接続部3aで
は、集積回路11とマイコン応用装置10との間で、C
PU12の情報処理機能によって処理される情報を授受
するために設けられた入出力ポート14を介するように
なっている。よって、この入出力ポート14は、上述し
た実施の形態の場合と異なり、内部バス15と接続する
機能を有していなくても良い。なお、この入出力ポート
14は、集積回路11に設けられた汎用ポート(入力、
出力、または入出力)を使用しても良いが、ソフトウエ
アでの制御を簡易にするために、外部メモリアクセス用
のポートを使用することが好ましい。
【0028】また、この接続部3aは、入出力ポート1
4と接続した際に、集積回路11がエバモードに切り替
わるように、この集積回路11に対する切り替え指示を
与えるようになっている。ただし、この切り替え指示に
は、入出力ポート14を介してCPU12に与える停止
指示信号も含まれる。つまり、接続部3aでは、入出力
ポート14を介してCPU2と周辺回路部13とを接続
させるとともに、これらのCPU2と周辺回路部13と
が接続している間は集積回路11のCPU12の情報処
理機能を停止させるものである。
4と接続した際に、集積回路11がエバモードに切り替
わるように、この集積回路11に対する切り替え指示を
与えるようになっている。ただし、この切り替え指示に
は、入出力ポート14を介してCPU12に与える停止
指示信号も含まれる。つまり、接続部3aでは、入出力
ポート14を介してCPU2と周辺回路部13とを接続
させるとともに、これらのCPU2と周辺回路部13と
が接続している間は集積回路11のCPU12の情報処
理機能を停止させるものである。
【0029】このように構成されたICE1aでは、上
述した実施の形態におけるICE1の場合と同様に、マ
イコン応用装置10に対する動作確認を行う。よって、
このICE1aにおいても、集積回路をシリーズ展開し
た場合に、従来に比べて開発効率を向上させることが可
能となり、さらに確実で、かつ、信頼度の高い動作確認
を実現することができる。
述した実施の形態におけるICE1の場合と同様に、マ
イコン応用装置10に対する動作確認を行う。よって、
このICE1aにおいても、集積回路をシリーズ展開し
た場合に、従来に比べて開発効率を向上させることが可
能となり、さらに確実で、かつ、信頼度の高い動作確認
を実現することができる。
【0030】ただし、このICE1aでは、CPU2と
周辺回路部13とを接続させる際に、集積回路11内の
内部バス15の接続切り替えを行わずに、例えば外部メ
モリアクセス用の入出力ポート14を介して行うように
なっている。したがって、CPU2と周辺回路部13と
の間の情報の授受が、内部バス15の接続切り替えを行
う場合に比べて低速となるが、内部バス15の接続切り
替えを行う必要がないので、簡素な構成で上述の効果を
得ることができ、さらに、そのための制御も容易とな
る。
周辺回路部13とを接続させる際に、集積回路11内の
内部バス15の接続切り替えを行わずに、例えば外部メ
モリアクセス用の入出力ポート14を介して行うように
なっている。したがって、CPU2と周辺回路部13と
の間の情報の授受が、内部バス15の接続切り替えを行
う場合に比べて低速となるが、内部バス15の接続切り
替えを行う必要がないので、簡素な構成で上述の効果を
得ることができ、さらに、そのための制御も容易とな
る。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のICE
は、接続手段により接続された処理手段と周辺回路部と
が集積回路の機能を代行するとともに、評価手段がこれ
ら処理手段及び周辺回路部に対して応用装置の動作確認
に必要な処理を行わせるようになっている。よって、こ
のICEでは、例えば集積回路がシリーズ展開された場
合であっても、シリーズ展開された各集積回路の機能を
一つのICEによって代行することができるので、前記
各集積回路の開発に併せてそれぞれのICEを開発する
必要がなく、結果として従来に比べて開発効率が向上す
る。また、このICEは、機能を代行する対象となる集
積回路と同様に構成されているため、最終的な処理のタ
イミングやスピードが違ったり、アナログ回路が実現し
難くなってしまうことがなく、確実で、かつ、信頼度の
高い動作確認を実現することができる。
は、接続手段により接続された処理手段と周辺回路部と
が集積回路の機能を代行するとともに、評価手段がこれ
ら処理手段及び周辺回路部に対して応用装置の動作確認
に必要な処理を行わせるようになっている。よって、こ
のICEでは、例えば集積回路がシリーズ展開された場
合であっても、シリーズ展開された各集積回路の機能を
一つのICEによって代行することができるので、前記
各集積回路の開発に併せてそれぞれのICEを開発する
必要がなく、結果として従来に比べて開発効率が向上す
る。また、このICEは、機能を代行する対象となる集
積回路と同様に構成されているため、最終的な処理のタ
イミングやスピードが違ったり、アナログ回路が実現し
難くなってしまうことがなく、確実で、かつ、信頼度の
高い動作確認を実現することができる。
【図1】本発明に係わるインサーキットエミュレータの
実施の形態の一例の概略構成を示すブロック図である。
実施の形態の一例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係わるインサーキットエミュレータの
他の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
他の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図3】従来のインサーキットエミュレータの概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1 ICE(インサーキットエミュレータ) 2 CPU 3 接続部 4 EVA 11 集積回路 12 CPU 13 周辺回路部 14 入出力ポート 15 内部バス
Claims (4)
- 【請求項1】 情報処理機能を有する中央処理部と該中
央処理部における情報処理を支援する周辺回路部とを備
える集積回路を搭載した応用装置に接続され、前記応用
装置の動作確認を行うインサーキットエミュレータであ
って、 前記中央処理部と同等の情報処理機能を有する処理手段
と、 該処理手段と前記周辺回路部とを接続させるとともに、
前記処理手段と前記周辺回路部とが接続している間は前
記中央処理部の情報処理機能の動作を停止させる接続手
段と、 該接続手段によって接続された前記処理手段と前記周辺
回路部とに対し、前記動作確認に必要な処理を行わせる
評価手段とが設けられたことを特徴とするインサーキッ
トエミュレータ。 - 【請求項2】 前記接続手段は、前記集積回路内で前記
中央処理部と前記周辺回路部との間を接続する内部バス
に対して、該内部バスの接続の切り替えを行い前記処理
手段と前記周辺回路部とを接続させるものであることを
特徴とする請求項1記載のインサーキットエミュレー
タ。 - 【請求項3】 前記接続手段は、前記集積回路と前記応
用装置との間で前記中央処理部の情報処理機能によって
処理される情報を授受するために前記集積回路に設けら
れたポートを介して、前記処理手段と前記周辺回路部と
を接続させるものであることを特徴とする請求項1記載
のインサーキットエミュレータ。 - 【請求項4】 前記処理手段には、該処理手段の有する
情報処理機能により処理する情報を前記接続手段から受
け取る場合に、該処理手段が前記情報を受け取り可能に
なってから所定時間が経過するまでの間を、前記情報の
受け取り待機状態とするウエイト機能が設けられたこと
を特徴とする請求項1、2または3記載のインサーキッ
トエミュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8102139A JPH09288593A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | インサーキットエミュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8102139A JPH09288593A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | インサーキットエミュレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09288593A true JPH09288593A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14319442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8102139A Pending JPH09288593A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | インサーキットエミュレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09288593A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7283946B2 (en) | 2001-11-30 | 2007-10-16 | Fujitsu Ten Limited | Microcomputer logic development system |
US7539610B2 (en) | 2003-01-31 | 2009-05-26 | Fujitsu Ten Limited | Microcomputer logic development |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP8102139A patent/JPH09288593A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7283946B2 (en) | 2001-11-30 | 2007-10-16 | Fujitsu Ten Limited | Microcomputer logic development system |
US7650274B2 (en) | 2001-11-30 | 2010-01-19 | Fujitsu Ten Limited | Microcomputer logic development system |
US7539610B2 (en) | 2003-01-31 | 2009-05-26 | Fujitsu Ten Limited | Microcomputer logic development |
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