JPH09286591A - 水平ジブクレーン及び走行水平ジブクレーン - Google Patents
水平ジブクレーン及び走行水平ジブクレーンInfo
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- JPH09286591A JPH09286591A JP13407596A JP13407596A JPH09286591A JP H09286591 A JPH09286591 A JP H09286591A JP 13407596 A JP13407596 A JP 13407596A JP 13407596 A JP13407596 A JP 13407596A JP H09286591 A JPH09286591 A JP H09286591A
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Abstract
荷役作業を可能とするジブクレーンを簡便に設置するこ
とを可能とする。 【解決手段】 設置すべき屋上階に軌道rが敷設され、
同軌道を走行する走行台車Aに固定される旋回受部1の
上面に旋回フレーム3を設け、旋回受部及び旋回フレー
ムの双方の概ね中央箇所に縦向きのジブ挿通孔を設け、
旋回フレームの上面部にはジブ挿通孔に内挿されたジブ
9を起立状に保持して上下動自在に保持するためのガイ
ドフレーム手段4、巻上ウインチ11及び、高所にシー
ブ54を支持するためのガントリ5を設けると共に、ガ
イドフレーム手段の下部にはジブ挿通孔内を上昇変位さ
れたジブ9を前方fへの傾倒可能に支持するためのフー
トピン39aを設け、旋回フレームの後部には横行ウイ
ンチ12の設けられたカウンターフレーム6を起立収納
可能に設ける。
Description
物の屋上階に設置される水平ジブクレーン及び走行水平
ジブクレーンに関する。
送に使用されるクレーンには種々のものが存在している
のであって、建築物の規模や構造或いは工法などに適し
たものが選択されて使用されている。
置式クレーンの一種であるタワークレーンが一般的に使
用されているが、このクレーンは駆体の主要構造物の建
て方が完了すると速やかに解体撤去されるものとなり、
以後は別のジブクレーンを屋上階の上方に設置し、構築
後の建築物の最上階に設置された建設装置や仮設物の解
体に伴う資材の揚げ降ろし及び搬送はこのクレーンによ
って行っている。
構築物の構築法として全天候型の自動建設システムが開
発され、各企業においてはそれぞれの技術を駆使してシ
ステムの確立をしている。
りである。即ち、まず地上部で仮設或いは本設の柱を建
て最上階に仮設屋根或いは本設の屋根を構築し、各種の
付帯設備を施したり、風雨を避けるため外部を覆うほ
か、同屋根部を持ち上げるため何等かのジャッキアップ
手段を具備した自動組立装置を設置する。この後、同装
置によって一階層分をジャッキアップして空間を造成
し、地上部からの建築資材の供給を受けてこの階層分の
組立その他の付帯設備などを施し、以後は同工法を繰り
返して計画階数を構築するように行う。
自動組立装置や各種の付帯設備が設置されるのであり、
したがって建築物の構築完了後はこれらの装置を解体撤
去しなければならず、このため本システムの場合も一般
に屋上階に適当な能力を有する公知のジブクレーンを設
置し、必要なものの揚げ降ろし及び搬送を行っている。
れるジブクレーンは一般にかなり大きなものとなるため
屋上への設置作業に多くの設備と手間を必要とするもの
となっている。
することも考えられるが、これによるときはその荷役作
業範囲を広く確保できないため、建物から横方へ張り出
した足場などを能率的に処理できなくなるのである。
築物の屋上階であっても容易に設置でき、しかも広い範
囲内の作業を行えるものとした水平ジブクレーン及び走
行水平ジブクレーンを提供することを目的とする。
めに本発明に係わる水平ジブクレーンは、屋上階Dに設
けられ水平範囲に荷役作業をする水平ジブクレーンであ
って、設置すべき屋上階Dに設置架台6301を設置
し、回転自在に固定脚21と上下にジャッキするジャッ
キ装置24を具備した旋回受部1と、旋回受部に噛合し
て旋回手段により旋回する旋回フレームと、旋回フレー
ムに連結されて起倒するカウンターウエートを具備した
カウンターフレームと、旋回フレームにジブを支持する
ガントリと、旋回フレームのほぼ中央に水平ジブを垂直
に摺動案内するガイドフレーム、とからなる旋回部本体
と、前記旋回部本体に設けられたガイドフレームより転
倒して水平に展開されるジブと、水平垂直に荷役する揚
重手段と、から構成されている。
レーム四隅端部に設けられた固定脚は、旋回受部フレー
ムの四隅端部に軸支され回転自在に設けられているの
で、旋回受部の幅より拡張して設置架台或いは、走行架
台に固定される。
固定脚には下向きに伸縮するジャッキ装置が具備されて
いる。
央に水平ジブ9を垂直に摺動するガイドフレーム手段4
は、水平断面がほぼ四角形で筒状に旋回部本体2のほぼ
中央に立設し、四角形で筒状の内壁面に挿通孔25aを
内設し、同挿通孔25aにジブが案内されて摺動するロ
ーラ群34〜36が装着されると共にガイドフレーム4
の下部にジブを傾倒の際の支軸となる軸受孔39を設け
てなる。
25aにジブが垂直に摺動してクライミングすることが
出来る。
の旋回フレームの平面にジブを挿通する挿通孔を設け
た。
回受部と旋回部本体の旋回フレームに設けた挿通孔2
5、25aにジブを貫通することによって、ジブに案内
されて旋回受部並びに旋回部本体が垂直状にクライミン
グすることが出来る。
に分割可能に連結され、同ジブは断面が四角形で四本の
角鋼管の主材と主材間に斜材でトラス状に構成され、前
記ガイドフレームに軸支され、主材の長さ方向に下面を
走行自在にトロリーとトロリーに吊下された吊フックが
設けられている。
いるので組み立て、分解が容易で、四角形で四本の角鋼
管の主材と主材間に斜材でトラス状に構成したことによ
って構造的に堅固なジブを形成し、四角の下面に案内さ
れてトロリーが走行しトロリーに吊下された吊フックに
よって荷役が出来る。
分割可能に連結され、立設時には最下部に補助マスト6
2を連結されている。
が確保され、昇降架台の昇降範囲において立設され補助
マストは前記ジブの高さを補完する。
重手段は、カウンタフレームに横行ウインチが搭載さ
れ、ジブ下面を走行するトロリーにガントリとジブ先端
に設けたシーブを介してワイヤリングKされた横行機構
と、旋回フレームに巻上ウインチが搭載され、トロリー
に吊下された吊フックを昇降するようにガントリとジブ
中間と先端に設けたシーブを介し、さらにトロリーに設
けたシーブ群を経てワイヤリングPされた巻上機構とか
ら構成されている。
れた昇降装置の昇降架台にベースフレームを固設し、同
フレームに旋回受部及び旋回受部に噛合して旋回フレー
ムを設置し、旋回フレームに連結され横行ウインチが搭
載されたカウンタフレームを立起状に固定し、請求項4
で設けられたガイドフレームと請求項5により設けられ
た挿通孔に補助マストとジブを垂直方向に連結して挿通
して立設され、前記昇降装置の昇降路を昇降範囲まで昇
降して搬送し、旋回受部1とベースフレームを離脱して
立設されたジブをガイドとして旋回部本体をクライミン
グによって屋上階に設けた設置架台に固定した後、カウ
ンタフレームを水平に展開し、次にジブ9を旋回部本体
のガイドフレームに案内されてクライミングし、ジブ9
下部をガイドフレームフートピンを介して傾動可能に枢
支し、巻上ウインチ11より可動部にワイヤリングを施
し、ガイドフレームのローラ群の内の傾動方向のローラ
を開放し、巻上ウインチ11を操作してジブを水平に展
開し、横行機構と巻上機構により設置される。
移動範囲に軌道を敷設し、同軌道を走行する走行台車を
設置し、前記請求項9記載により設置された水平ジブク
レーンを仮設架台より走行台車に移載し、前記軌道に案
内されて走行可能に設置されている。
平ジブクレーンの自らの装置により走行台車に移載し走
行することによって作業範囲が一段と拡大する。
を制御する制御盤と同制御盤に接続されたペンダントス
イッチと、旋回体に制御盤と制御盤に接続された遠隔操
作盤と、電源を供給するケーブルリールが設けられ構成
している。
について図示によって説明する。本発明のジブクレーン
は建築物の主要構造物Tが構築された後、屋上に設置し
て広い範囲の荷役に使用するものである。
図1乃至図3を参照してその構成を説明する。
なっている。旋回体7は旋回フレーム3、ガイドフレー
ム手段4、ガントリ5及びカウンターフレーム6からな
る旋回部本体2と、ガイドフレーム手段4の主体をなす
ガイドフレーム8に枢着したジブ9とからなる。
と巻上ウインチ11が設けられ、カウンターフレーム6
には横行ウインチ12とカウンターウエイト13が設け
られている。ジブ9には吊荷用のフック14の垂設され
たトロリー15が設けられている。
走行軌道r、r上に走行駆動装置16及び走行車輪17
の装備されたサドル18を設け、且つサドル18、18
間にガーダ19、19を横架して構成してある。この走
行台車Aには前記クレーンが固定されて走行水平ジブク
レーンとなされる。
ついて説明する。20はガーダ19・・間に架設された
ガーダで、20aはガーダ20の立ち上がり部分であ
る。
定脚21・・・を拡張して架渡されるものであって、ガ
ータ20、20間寸法よりも短尺となされたフレーム2
2の両端に枢支軸23を設け、この枢支軸23を介して
固定脚21が水平方向への揺動による収納可能に取着さ
れている。このさい、固定脚21はその収納状態では矢
印箇所pに示すように折り込まれる。24は固定脚21
の下面に固定された油圧ジャッキで走行台車Aとジブク
レーンを着脱するさいに使用される。
5にはジブ9又は前記旋回フレーム3が昇降するさいに
これらの昇降移動を円滑となすように機能するガイドロ
ーラ26が設けてあり、これらローラ26・・・はジブ
9の四面を転動するようになされている。27はボルト
孔であり、28はボルトで固定脚21とガーダ20とを
螺着するものである。
レーム4について図6乃至図9を参照して説明する。図
6はガイドフレーム手段4などを示す側面図で、図7は
ガイドフレーム手段4の平面図である。
のほか後述のガイドローラを具備したものとなされる。
ガイドフレーム8は旋回フレーム3に立設されるもの
で、平面視四角配置状に四本の支柱30・・・を立て、
これら支柱30・・・間の上下をジブ9の傾倒する方向
(矢印)f1の一面を除き水平繋ぎ材31で結合して形
成している。32はカウンタフレーム6を上下揺動可能
に支持するための支持軸、33はガントリー5を固定す
るための結合片である。
昇降を円滑にするガイドローラ34、35、36群が取
着されており、ガイドローラ34はジブ9の傾倒のため
の開放面sと対向した奥側面s1の上下に、ジブ9の周
面に当接するようにxy方向へ向けて即ち90度の相対
角度で対設され、また傾倒開放面s側の一方のガイドロ
ーラ35はガイドフレーム8上部のy方向に取りつけら
れ、他方のガイドローラ36はガイドフレーム8上部の
x方向に取りつけられ且つガイドフレーム8に固定され
たピン37に支持された回転板38に装着されていて通
常時はp1の位置に固定され必要時に矢印方向へ回転さ
れ符号p2の位置に退避するようになされている。
ローラ34、35、36などで垂直に保持された状態の
ジブ9の下端に係着させるものとしたフートピン39a
が設けられており、このピン39aは図9に示すように
ガイドローラ36を符号p2の位置へ退避させた状態の
下でジブ9を前方へ傾倒可能に支持する機能を有してい
る。
と図11を参照して説明する。カウンターフレーム6は
長方形のフレーム枠40を備えると共に旋回フレーム3
と連結するための軸受部41を備え、フレーム枠40の
後部を切り欠いてシーブ43を軸支し、且つフレーム4
0に案内されて矢印f2に沿った方向の移動可能に横行
ウインチ12及びカウンターウエイト13を設けたもの
となされている。このさい、横行ウインチ12の支持構
造はフレーム枠40の両側辺部に案内される車輪44a
・・・を具備した移動台44を設け、これに横行ウイン
チ12を固定したものとなす。45はフレーム枠40と
移動台44を固定するための係止金具である。
0に示す位置に固定されるのであり、一方カウンターフ
レーム6の折り畳み時には移動台44と共に矢印方向f
2へ移動され移動台44が点線で示す位置に合致した状
態で固定される。46は手摺支柱、47は手摺支柱46
・・・間に貼られたロープである。
ングについて、図12を参照して説明する。先ずトロリ
ー15を横行させるワイヤリングは、横行ウインチ12
に巻装されたワイヤーロープKをガントリーシーブ48
とジブ先端シーブ49を介しトロリー15の繋止部50
に繋着し、一方ではワイヤーロープLの一端をトロリー
15の繋着部51に繋着し、ガイドフレーム8の下部シ
ーブ52とスライドシーブ53を介して横行ウインチ1
2にワイヤーロープKと逆巻きに巻装させるようにす
る。
15は横行ウインチ12を駆動することによってジブ9
の下面に沿って横行するものとなる。
き上げのためのワイヤリングは、巻上ウインチ11に巻
装されたワイヤーロープPをガントリーシーブ54とジ
ブ9中間のシーブ55とジブ先端のシーブ56を介して
トロリー15へ導き、続いてフック14の巻上シーブ5
7、58、59、60の順に回装し、先端はロードセル
Hを介して旋回フレーム3に繋着させるようにする。こ
のさい、wはペンダントロープである。
ク14は巻上ウインチ11を駆動することによって上下
に移動し、吊荷が定格荷重を超えるとロードセルHが作
動し巻き上げを停止する。なお、図示していないが、巻
過ぎ防止、横行範囲を制限するリミッタ、警報装置など
が適宜装備される。
建築物の屋上に設置するさいの手順を図13乃至図15
を参照しつつ順を追って説明する。
ように行う。即ち、高層建築物の主要構造物の躯体建方
が完了した後、建築物に設置されている建設用リフトの
如き昇降装置Eの昇降架台E1を一階に停止し、同架台
E1上にベースフレーム61を固定し、その上に旋回部
本体2をカウンターフレーム6の折り畳まれた状態に組
み立てる。続いて補助マスト62をガイドフレーム4、
旋回受部1の挿通孔25a、25に挿通させてベースフ
レーム61に立設する。この後、同補助マスト62上部
にジブ9を継ぎ足し、旋回フレーム3の巻上ウインチ1
1とジブ9の先端のシーブ49との間にワイヤーリング
する。
1を希望の上層階に上昇させて停止させた後、ジブ9先
端と旋回フレーム3との間にワイヤリングされたワイヤ
ロープを巻上ウインチ11により巻き取ることにより先
に組み立てられた旋回部本体2をクライミングさせる。
面Dに設けた仮設架台63に旋回受部1の固定脚21を
横方へ張り出させ、これを仮設架台63にボルト固定す
る。 (4)続いて同図(d)に示すように巻上ウインチ11
とカウンターフレーム6のシーブ43との間にワイヤリ
ングされたワイヤロープを巻上ウインチ11で巻き出す
ことによりカウンターフレーム6を所定の水平位置まで
展開する。これにより、カウンタフレーム6はこれとガ
ントリ5との間を連結させたペンダントロープw1によ
り同図(e)に示すように支えられる。
チ11とジブ9の下端に設けたシーブ64との間にワイ
ヤリングすると共にジブ9を補助マスト62から切り離
した後、先にワイヤリングされたワイヤロープ65を巻
上ウインチ11により巻き取り、ジブ9をクライミング
させる。 (6)上昇されたジブ9の下端にガイドフレーム4下部
のフートピン39aを挿入してジブ9を枢止した後、巻
上ウインチ11とジブ9下端のシーブ64との間のワイ
ヤリングを解除する。
上ウインチ11とガントリーシーブ48、54を介して
ジブ先端シーブ49とにワイヤリングしてジブ9の展開
準備をした後、ジブ9を傾倒するためガイドフレーム4
のガイドローラ36、36を90度回転させて開放し、
巻上ウインチ11のワイヤーロープPを繰り出し、ジブ
9を同図(g)に示すように展開する。水平に達したジ
ブ9は同図(h)に示すようにガントリー5とジブ9を
連結したペンダントロープwにより支えられる。
の位置から実線の位置へ移動させて固定し、横行及び巻
上のためのワイヤリングを図12に示すように実施する
のであり、これにより定置型の水平ジブクレーンに相当
するものが出来上がる。
を走行移動可能にするための作業に移るのであって、先
ず前記のように設置されたジブクレーンによって図15
(i)に示すように屋上階の床面Dに走行軌道rを敷設
すると共にこの走行軌道r上には走行駆動装置などを設
けた走行台車Aを設置する。
定脚21のジャッキ24を伸縮操作してジブクレーンを
仮設架台63上から前記走行フレームA上に移載して固
定するのであり、かくして出来上がったジブクレーンは
走行式水平ジブクレーンに相当するものとなる。 (11)この後は走行台車Aを走行させながら、必要範
囲に走行軌道rを延設する。
縦の一例を図2を参照しつつ説明すると、走行台車Aに
搭載された制御盤F1をペンダントスイッチFaによっ
て操作することにより走行台車Aの走行移動を行わせ、
また旋回フレーム3に搭載された制御盤F2を遠隔操作
盤Fbによって操作することにより、巻上、旋回、横行
作動を行わせるようにする。Gは制御盤F1、F2に電
気を供給するためのケーブルリールである。このジブク
レーンを解体撤去するさいは設置の手順の逆を行うよう
にする。
ことは必ずしも必要ではなく、またジブ9や旋回部本体
2のクライミングのためのワイヤリングや使用ウインチ
11、12は種々に変更できる。またジブクレーンは水
平式のものとなしたが、起伏式のものであっても差し支
えないのであり、この場合は例えば横行ウインチ12を
起伏ウインチとなし、またトロリー15を例えば固定状
態とするなどして対応する。
す側面図、図17は同ジブクレーンの平面図である。図
中、既述した部位と実質的同一部位には同一符号が付し
てある。6301は屋上階に固定した設置架台である。
た走行式水平ジブクレーンに準じて行う。但し、走行台
車や走行軌道などの走行手段は設けない。
起立収納させた状態で旋回受部及び旋回フレーム及びガ
ントリなどからなる旋回部本体をジブに案内させて屋上
階まで上昇させることができ、屋上階ではガイドフレー
ム手段の存在によりジブの下端とガイドフレームとをフ
ートピンを介して容易に枢着できてジブを簡便に展開さ
せることができ、したがって作業可能範囲の比較的大き
なジブクレーンであっても高層建築物の屋上階に少ない
手間で設置することができ、また建築物から横方へ張り
出させた設備に関する荷役でも不都合なく行えるものと
なる。
設システムにより構築された建物の屋上階に設置された
自動建設装置や付帯設備などの各種建設装置を安全且つ
迅速に解体撤去することを可能となすものである。
ーンの設置時に旋回受部に非張出し状態に収納できて作
業を円滑となす。
クレーンは仮設架台から走行架台に容易に移載されて敷
設された軌道を走行することができるものである。請求
項4、5に記載のものによれば、ガイドローラがジブや
旋回部本体のクライミングを円滑となす。
物の小さな昇降路スペース内でジブの取扱いを容易とな
すものである。
フトにより高く上昇させることができるため、ジブ及び
旋回部本体の一回のクライミングによりこれらを高層建
築物の屋上階に移動させることが可能となるものであ
る。
に揚重して荷役するには、横行機構と巻上機構とによっ
て、トロリーの横行と吊フックの昇降を行い荷役作業が
出来る。
物内の昇降装置を利用して、昇降架台にクレーンを構成
する各部材を組み立てた後、昇降路を上昇して搬送し、
さらにジブを案内柱として旋回受部・旋回部本体をクラ
イミングして屋上階に水平にジブを展開して、荷役に要
する横行機構と巻上機構及び旋回機構によって水平ジブ
クレーンとなしうることができる。
ーンが走行レール上を移動するため作業可能範囲を広く
確保することができるのである。
車の制御盤と旋回体の制御盤にはケーブルリールより給
電を受けて走行台車はペンダントスイッチの操作により
走行台車は前後に移動し旋回体は遠隔操作盤を操作する
ことによってジブの回転とトロリーの横行、吊フックの
昇降をすることによって任意の位置より荷役作業が出来
る。
ある。
である。
である。
図である。
を示す図である。
する手順を示す図である。
する手順を示す図である。
するための図である。
ある。
Claims (11)
- 【請求項1】 屋上階Dに設置され水平範囲に荷役作業
をする水平ジブクレーンであって、設置すべき屋上階D
に設置架台6301を設置し、回転自在に固定脚21と
上下にジャッキするジャッキ装置24を具備した旋回受
部1と、 旋回受部に噛合して旋回手段により旋回する旋回フレー
ム3と旋回フレームに連結されて起倒するカウンターウ
ェートを具備したカウンターフレーム6と旋回フレーム
3にジブを支持するガントリ5と旋回フレームのほぼ中
央に水平ジブを垂直に摺動案内するガイドフレーム手段
4と、からなる旋回部本体2と、 前記旋回部本体2に設けられたガイドフレーム手段4よ
り転倒して水平に展開されるジブ9と、 水平垂直に荷役する揚重手段、 とから構成されていることを特徴とする水平ジブクレー
ン。 - 【請求項2】 旋回受部1に設けられた固定脚21は、
旋回受部フレーム22の四隅端部に軸支され回転自在に
設けた請求項1記載の水平ジブクレーン。 - 【請求項3】 旋回受部1に設けられた固定脚21に下
向きに伸縮するジャッキ装置24が具備された請求項
1、2記載の水平ジブクレーン。 - 【請求項4】 旋回部本体2のほぼ中央に水平ジブ9を
垂直に摺動するガイドフレーム4は、水平断面がほぼ四
角形で筒状に旋回部本体2のほぼ中央に立設し、四角形
で筒状の内壁面に挿通孔25aを内設し、同挿通孔25
aにジブが案内されて摺動するローラ群34〜36が装
着されると共にガイドフレーム4の下部にジブを傾倒の
際の支軸となる軸受孔39を設けてなる請求項1記載の
水平ジブクレーン。 - 【請求項5】 旋回受部1と旋回部本体2の旋回フレー
ム3の平面にジブ9を挿通する挿通孔25を設けた請求
項1記載の水平ジブクレーン。 - 【請求項6】 ジブ9は、長さ方向に分割可能9a、9
b、9cに連結され、同ジブは断面が四角形で四本の角
鋼管の主材901と主材間に斜材902でトラス状に構
成され、前記ガイドフレーム手段4に軸支され、主材の
長さ方向に下面を走行自在にトロリー15とトロリーに
吊下された吊フック14が設けられている請求項1、4
記載の水平ジブクレーン。 - 【請求項7】 ジブ9は長さ方向に分割可能に連結さ
れ、立設時には最下部に補助マスト62を連結された請
求項1、4記載の水平ジブクレーン。 - 【請求項8】 水平垂直に荷役する揚重手段は、カウン
タフレーム6に横行ウインチ12が搭載され、ジブ下面
を走行するトロリー15にガントリ5とジブ先端に設け
たシーブ48、49を介してワイヤリングKされた横行
機構と、旋回フレームに巻上ウインチ11が搭載され、
トロリー15に吊下された吊フック14を昇降するよう
にガントリ5とジブ中間と先端に設けたシーブ54、5
5、56を介し、さらにトロリー15に設けたシーブ群
を経てワイヤリングPされた巻上機構と、から構成され
た請求項1、4、5記載の水平ジブクレーン。 - 【請求項9】 建築構築物T内の設置された昇降装置E
の昇降架台E1にベースフレーム61を固設し、同フレ
ーム61に旋回受部1及び旋回受部に噛合して旋回フレ
ーム3を設置し、旋回フレーム3に連結され横行ウイン
チ12が搭載されたカウンタフレーム6を立起状に固定
し、請求項4で設けられたガイドフレーム手段4と請求
項5により設けられた挿通孔に補助マスト62とジブ9
を垂直方向に挿通し連結して立設され、前記昇降装置E
の昇降範囲まで昇降して搬送し、旋回受部1とベースフ
レーム61を離脱して、立設されたジブ9をガイドとし
て旋回部本体2をクライミングによって屋上階に設けた
設置架台6301に固定した後、カウンタフレーム6を
水平に展開し、次にジブ9を旋回部本体2のガイドフレ
ーム手段4に案内させてクライミングし、ジブ9下部を
ガイドフレームフートピン39aを介して傾動可能に枢
支し、巻上ウインチより可動部にワイヤリングを施し、
ガイドフレーム手段4のローラ群の内、傾動方向のロー
ラ36を開放し、ジブ9を水平に展開し、横行機構と巻
上機構により設置される請求項1、4、5記載の水平ジ
ブクレーン。 - 【請求項10】 設置される屋上階Dの移動範囲に軌道
rを敷設し、同軌道を走行する走行台車Aを設置し、前
記請求項9記載により設置された水平ジブクレーンHa
を旋回受部1に設けたジャッキ24によって水平ジブク
レーンHaをジャッキし仮設架台63から離脱し走行台
車Aに移載し、前記軌道に案内されて走行可能に設置さ
れた請求項9記載の走行水平ジブクレーン。 - 【請求項11】 走行台車に走行台車を制御する制御盤
F1と同制御盤F1に接続されたペンダントスイッチF
aと、旋回部本体2に制御盤F2と制御盤に接続された
遠隔操作盤Fbと、電源を供給するケーブルリールGが
設けられた請求項9記載の走行水平ジブクレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13407596A JP3718783B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 水平ジブクレーン及び走行水平ジブクレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13407596A JP3718783B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 水平ジブクレーン及び走行水平ジブクレーン |
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CN113931227A (zh) * | 2021-09-17 | 2022-01-14 | 中铁工程机械研究设计院有限公司 | 一种地铁装配式车站顶层组件拼装机及拼装方法 |
CN118619142A (zh) * | 2024-08-14 | 2024-09-10 | 国网山东省电力公司临沂供电公司 | 一种变压器分接开关吊装装置 |
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