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JPH09285007A - 回路装置 - Google Patents

回路装置

Info

Publication number
JPH09285007A
JPH09285007A JP8091134A JP9113496A JPH09285007A JP H09285007 A JPH09285007 A JP H09285007A JP 8091134 A JP8091134 A JP 8091134A JP 9113496 A JP9113496 A JP 9113496A JP H09285007 A JPH09285007 A JP H09285007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input terminal
semiconductor device
semiconductor
circuit
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8091134A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ishiyama
弘 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP8091134A priority Critical patent/JPH09285007A/ja
Publication of JPH09285007A publication Critical patent/JPH09285007A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で小型化および低コスト化可能な
回路装置を提供する。 【解決手段】 直流入力端子板21、22は半導体素子
12a、12b(図示しない)、12c、13、14に
直流電力を供給するものであり、半導体素子12a、1
2b、12cと半導体装置3、4との間に形成される対
向空間近傍の半導体素子12a、12b、12cの上部
に配設されている。回路遮断器36、37の固定台は直
流入力端子板21、22に取付けられている。共通の直
流入力端子版21、22から半導体素子12a、12
b、12c、13、14に直流電力を供給することによ
り、各素子毎に配線する場合に比べ、配線が簡単化され
るとともに総通電断面積が減少するので装置の小型化お
よび低コスト化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路装置に関する
ものであり、特にこの回路装置を電気自動車用制御装置
に用いたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の半導体装置を必要とす
る回路装置は、例えば共通の冷却器に搭載する場合、半
導体装置搭載面上の直流電力入力部近傍に端子台および
回路遮断器の固定台等を設け、そこから各半導体装置に
配線を分岐させて各半導体装置に電力を供給している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
回路装置の各半導体装置にはそれぞれ個別のプラスとマ
イナスの電力配線が必要である。各電力配線は、それぞ
れ各半導体装置に供給する電力に応じて通電容量のマー
ジンを見る必要があるので、各配線の総通電断面積が大
きくなり小型化および低コスト化が困難であった。ま
た、回路遮断器は冷却器の搭載面上に固定台を介して直
接取付けることが一般的であり、回路遮断器に溶断性を
有するヒューズ等を用いる場合、保守性を容易にするた
めには回路遮断器上方に他の構成部品を搭載できない。
したがって、冷却器の半導体装置搭載面積の減少が困難
であり、回路装置の小型化を困難にしていたという問題
がある。
【0004】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、簡単な構成で小型化および低コス
ト化可能な回路装置を提供することを目的とする。本発
明の他の目的は、簡単な構成で小型化および低コスト化
可能な電気自動車用制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
回路装置によると、第1半導体装置と第2半導体装置と
の対向空間とその近傍に配設される共通の直流入力端子
部材から第1半導体装置および第2半導体装置に電力を
供給することにより各半導体装置を構成するさらに細分
化された装置要素への配線箇所を減少させることができ
る。さらに、各装置要素毎に通電容量のマージンを考慮
して個別に配線した総通電断面積よりも直流入力端子部
材の通電断面積が小さくなるので、配線に要するスペー
スが小さくなる。したがって、配線が簡単化されるとと
もに回路装置全体としての小型化および軽量化が可能と
なるとともに低コスト化を図れるという効果がある。
【0006】本発明の請求項2記載の回路装置による
と、直流入力端子部材の上方に回路遮断器を搭載するこ
とができるので、半導体装置搭載面に回路遮断器の搭載
スペースが不要となる。したがって、回路装置の小型化
をさらに図ることができる。本発明の請求項3記載の回
路装置によると、第1半導体装置への供給電力のマージ
ンを考慮した通電断面積よりも僅かに通電断面積を増加
するだけで第1半導体装置および第2半導体装置に電力
を供給できる。
【0007】本発明の請求項4記載の構成によると、電
気自動車用制御装置を簡単な構成で小型化および低コス
ト化できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図面に基づいて説明する。本発明の回路装置を
電気自動車用制御装置に適用した一実施例を図1、図2
および図3に示す。図1に示す回路装置1の冷却板5内
には図示しない冷媒通路が設けられており、冷却板5に
導入および排出される冷媒により冷却板5に搭載される
電気部品が冷却される。冷却板5の第1搭載面5a上に
は電気自動車の駆動用モータ11(図3参照)を制御す
る第1半導体装置としての半導体装置2を構成する半導
体素子12a、12b、12cが取り付けられている。
第1搭載面5aと隣接する第2搭載面5b上には第2半
導体装置を構成する半導体素子13、14が取付けられ
ている。半導体素子13は半導体装置3を構成し、半導
体素子14は半導体装置4を構成している。冷却板5は
半導体素子12a、12b、12c、13、14の駆動
に際し発生する熱を放熱するためのものである。半導体
素子12a、12b、12cと半導体素子13、14と
の間に形成される対向空間近傍には、図1に示すように
直流入力端子部材としての直流入力端子板21、22が
配設されている。
【0009】図3に示すように、半導体素子12a、1
2b、12cは車載バッテリ15からの直流電力を3相
の交流電力に変換して電気自動車の駆動用モータ11を
制御する公知のインバータ回路を構成する半導体スイッ
チング素子である。半導体素子13、14はその他の負
荷16、17に電力を供給する半導体装置3、4を構成
するスイッチング素子である。半導体素子13、14は
半導体素子12a、12b、12cよりも駆動電力が小
さい。本実施例では各半導体素子としてIGBTモジュ
ールを想定している。
【0010】直流入力端子板21、22は半導体素子1
2a、12b、12c、13、14に直流電力を供給す
るものであり、前述した対向空間部近傍の半導体素子1
2a、12b、12cの上部に配設されている。これ
は、半導体装置3、4よりも供給電力量の大きな第1半
導体装置としての半導体素子12a、12b、12cに
近づけて直流入力端子板21、22を配設することによ
り、配線長を短くして電力損失を低下させるためであ
る。直流入力端子板21、22には車載バッテリ15か
ら直流電力が供給されている。図1に示すように、負極
側である直流入力端子板21には負極側の分岐端子2
3、25、27がそれぞれ接続されており、正極側の直
流入力端子板22には正極側の分岐端子24、26a、
28aが電気的に接続されている。分岐端子23、2
4、25、26a、27、28aは直流入力端子板2
1、22と一体構造で形成することも可能であるし、直
流入力端子板21、22と別体に形成しねじで接続する
構造にすることも可能である。回路遮断器36、37は
固定部材としての絶縁性の固定台38に固定されてお
り、固定台38は図示しないねじで直流入力端子板21
に固定されている。
【0011】負極側の分岐端子23および正極側の分岐
端子24はそれぞれ半導体素子12a、12b、12c
と直接電気的に接続されている。負極側の分岐端子2
5、27は半導体素子13、14と直接電気的に接続し
ているが、正極側の分岐端子26a、28aは回路遮断
器36、37を介して正極側の分岐端子26b、28b
と電気的に接続しており半導体素子13、14へ直流電
力を供給している。
【0012】なお、図1および図2では半導体素子12
a、12b、12c、13、14の出力端子から駆動用
モータ11、負荷16、17に電力を供給するための交
流配線および半導体素子12a、12b、12c、1
3、14の駆動を制御するための制御回路基板は図示し
ていない。また第2搭載面5bに搭載されるその他の半
導体装置としてさらに複数の半導体装置を追加搭載する
ことも可能である。本実施例では回路遮断器36、37
としてヒューズを想定している。
【0013】次に回路装置1の作動について説明する。
車載バッテリ15の直流電力は半導体素子12a、12
b、12cで高周波スイッチングにより交流電力に変換
され駆動用モータ11に供給される。半導体素子13、
14も車載バッテリ15の直流電力を高周波スイッチン
グして交流電力に変換し負荷16、17に供給してい
る。半導体素子12a、12b、12c、13、14が
直流電力を高周波スイッチングする際に発生する電流お
よび電圧の変動は電源平滑コンデンサ31、32、3
3、34により平滑化され安定化される。また、半導体
素子12a、12b、12c、13、14が短絡した場
合直流入力端子板21、22および各分岐端子を保護す
るために、回路遮断器36、37と車載バッテリ15近
傍に配設された回路遮断器39とが回路を遮断し各半導
体素子への直流電力の供給を停止する。
【0014】以上説明した本発明の上記実施例では、共
通の直流入力端子板21、22から各半導体素子に電力
を供給しているので、各半導体素子毎に通電容量のマー
ジンを考慮して個別に配線した総通電断面積よりもマー
ジンも考慮した直流入力端子部材の通電断面積が小さく
なる。これは、各半導体素子の消費電力は全て同時にピ
ークを迎えることはなく、個別配線の通電断面積の総和
よりも共通配線の直流入力端子板21、22の通電断面
積を小さくできるからである。これにより、配線が簡単
化されるとともに回路装置全体としての小型化および軽
量化が可能となるとともに低コスト化を図れるという効
果がある。
【0015】さらに、半導体素子12a、12b、12
cの駆動電力が半導体素子13、14の駆動電力よりも
比較的大きいので、半導体素子12a、12b、12c
への通電容量のマージンを考慮した通電断面積よりも直
流入力端子板21、22の通電断面積を僅かに増加する
だけで、各半導体素子に電力を供給できる。したがっ
て、さらに回路装置全体としての小型化および軽量化が
可能となるとともに低コスト化を図れるという効果があ
る。
【0016】さらにまた、直流入力端子板21、22か
ら半導体装置2、3、4へ直流電力を分岐させているの
で、半導体素子搭載面上に分岐のための端子台を必要と
しない。したがって回路装置の小型化および低コスト化
が可能となる。また、直流入力端子板21、22は駆動
用モータ11の駆動電力を供給するため断面積も大きく
堅牢であり、加えて直流入力端子板21、22と接続す
る半導体素子12a、12b、12cの接続部も堅牢で
ある。したがって、直流入力端子板21、22に回路遮
断器36、37の固定台38を取付けることにより、振
動に対しても確実に回路遮断器36、37を取付けるこ
とができる。
【0017】さらにまた、直流入力端子板21、22に
回路遮断器36、37の固定台38を固定したため半導
体素子搭載面上に直接回路遮断器の固定台を配設する必
要はなく、回路装置の小型化が可能である。また、回路
遮断器が電気自動車の制御装置構成部品の上層部に設置
できるため、回路遮断器としてヒューズのような溶断性
を有し保守性を要求されるものを用いた場合保守性に優
れた電気自動車の回路装置を提供することができる。
【0018】本実施例では直流入力端子部材を板状に形
成したが、各半導体装置に共通で電力を供給できるので
あれば直流入力端子部材の形状は板状に限るものではな
い。また本実施例では、交流1相分を1個のケースに収
めた公知のIGBTモジュールとして半導体素子12
a、12b、12cを説明したが、交流3相分を1個の
ケースに収めたIGBTモジュールでもよい。また、交
流3相分を1個のケースに収めた公知のIGBTモジュ
ールとして半導体素子13、14を説明したが、交流1
相分を1個のケースに収めたモジュールとしてもよい。
また各半導体素子はMOS−FET、パワートランジス
タでもよい。
【0019】また本実施例では、半導体素子上に配設し
た電源平滑コンデンサは4個として説明したが、各半導
体素子の要求される容量により個数を減らすことも可能
である。また電源平滑コンデンサの容量を減らし個数を
増やす構成にすることも可能である。また本実施例で
は、直流電力供給源として車載バッテリのみを取り扱っ
たが、交流を整流して得た直流を供給することも可能で
ある。
【0020】また、冷却方式は冷却板内に冷却液を流す
液冷方式でもよいし冷却板にフィン加工を施すかまたは
別体の空冷用フィンに取り付ける空冷方式としてもよ
い。また冷却板内にヒートパイプを設けたヒートパイプ
方式としてもよい。また本実施例では、回路遮断器とし
てヒューズを用いた例について言及したが、リレー等の
開閉型遮断器を採用してもよいしヒューズとリレーとを
併用することも可能である。また図1および図2では回
路遮断器を同一形状で記載しているが同一のもので限定
するものではない。
【0021】また本実施例では、回路装置1の回路遮断
器39を回路装置1の外部に配置している例を示したが
回路装置1上に配設することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路装置を電気自動車用制御装置に適
用した一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のII方向矢視図である。
【図3】本実施例の回路構成図である。
【符号の説明】
1 回路装置 2 半導体装置(第1半導体
装置) 3、4 半導体装置(第2半導体
装置) 5 冷却板 11 車載モータ(駆動用モー
タ) 12a、12b、12c 半導体素子(第1半導体
装置) 13、14 半導体素子(第2半導体
装置) 21、22 直流入力端子板(直流入
力端子部材) 36、37、39 回路遮断器 38 固定台(固定部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1半導体装置および第2半
    導体装置を有し、 前記第1半導体装置と前記第2半導体装置との間に形成
    される対向空間とその近傍に配設され前記第1半導体装
    置と直接接続される直流入力端子部材と、 前記第2半導体装置と前記直流入力端子部材とを電気的
    に接続するとともに、前記直流入力端子部材から前記第
    2半導体装置への供給電力を遮断可能な回路遮断器と、 を備えることを特徴とする回路装置。
  2. 【請求項2】 前記回路遮断器の固定部材は前記直流入
    力端子部材に固定されることを特徴とする請求項1記載
    の回路装置。
  3. 【請求項3】 前記第1半導体装置への供給電力は前記
    第2半導体装置への供給電力よりも大きいことを特徴と
    する請求項1または2記載の回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の回路装置を
    電気自動車用制御装置に用い、前記第1半導体装置で電
    気自動車の駆動用モータを制御することを特徴とする電
    気自動車用制御装置。
JP8091134A 1996-04-12 1996-04-12 回路装置 Pending JPH09285007A (ja)

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