JPH09284705A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents
映像信号記録再生装置Info
- Publication number
- JPH09284705A JPH09284705A JP8096917A JP9691796A JPH09284705A JP H09284705 A JPH09284705 A JP H09284705A JP 8096917 A JP8096917 A JP 8096917A JP 9691796 A JP9691796 A JP 9691796A JP H09284705 A JPH09284705 A JP H09284705A
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- JP
- Japan
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- video signal
- recording
- image
- circuit
- moving image
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動画記録中に静止画記録ができるようにす
る。 【解決手段】 CCD映像センサ3から出力される動画映
像信号は、A/Dコンバータ5でディジタル動画映像信号
に変換された後、マイクロコントローラ9の制御のもと
に、MPEGコーデック11またはJPEGコーデックによって
符号化され、記録回路10に記録される。ユーザのシャ
ッタ操作により、入力端子15からシャッタトリガが入
力されると、マイクロコントローラ9で静止画指示情報
が形成され、MPEGコーデック11またはJPEGコーデック
で符号化される画像(フレーム)にユーザデータとして
付加される。記録回路10から静止画再生を行なう場合
には、ユーザデータを検索して静止画指示情報が付加さ
れた符号化画像を抽出し、これをMPEGコーデック11ま
たはJPEGコーデックで復号して静止画再生する。
る。 【解決手段】 CCD映像センサ3から出力される動画映
像信号は、A/Dコンバータ5でディジタル動画映像信号
に変換された後、マイクロコントローラ9の制御のもと
に、MPEGコーデック11またはJPEGコーデックによって
符号化され、記録回路10に記録される。ユーザのシャ
ッタ操作により、入力端子15からシャッタトリガが入
力されると、マイクロコントローラ9で静止画指示情報
が形成され、MPEGコーデック11またはJPEGコーデック
で符号化される画像(フレーム)にユーザデータとして
付加される。記録回路10から静止画再生を行なう場合
には、ユーザデータを検索して静止画指示情報が付加さ
れた符号化画像を抽出し、これをMPEGコーデック11ま
たはJPEGコーデックで復号して静止画再生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画映像信号や静
止画映像信号を圧縮して記録し、再生する映像信号再生
装置に関する。
止画映像信号を圧縮して記録し、再生する映像信号再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動画と静止画とを記録可能とした
カメラ装置の一例が、例えば、特開平6−253251号公報
に記載されている。この装置は、動画の符号化にはライ
ンメモリを、静止画の符号化にはフレームメモリを夫々
使用することにより、夫々の画像を同一圧縮回路でデー
タ圧縮することができるようにしたものであり、これに
より、動画記録時、圧縮率を下げることなく、撮影速度
を確保することができ、膨大なデータ記録領域を必要し
ないようにすることができるようにしている。
カメラ装置の一例が、例えば、特開平6−253251号公報
に記載されている。この装置は、動画の符号化にはライ
ンメモリを、静止画の符号化にはフレームメモリを夫々
使用することにより、夫々の画像を同一圧縮回路でデー
タ圧縮することができるようにしたものであり、これに
より、動画記録時、圧縮率を下げることなく、撮影速度
を確保することができ、膨大なデータ記録領域を必要し
ないようにすることができるようにしている。
【0003】なお、静止画及び動画の符号化方式には、
既に国際標準が定められており、静止画用として、いわ
ゆるJPEGがISO/IEC標準10918−2、また、動画用とし
て、いわゆるMPEG1がISO/IEC標準11172−2,いわゆるM
PEG2がISO/IEC標準13818−2である。
既に国際標準が定められており、静止画用として、いわ
ゆるJPEGがISO/IEC標準10918−2、また、動画用とし
て、いわゆるMPEG1がISO/IEC標準11172−2,いわゆるM
PEG2がISO/IEC標準13818−2である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術は、1つのカメラ装置で静止画と動画との記録を可能
とするものであるが、静止画の符号化と動画の符号化と
をメモリを切り替えて使用するものであるから、静止画
の符号化と動画の符号化とを同時に行なうことができな
い。このため、動画記録中に静止画として記録したいシ
ーンがあっても、動画記録モードから静止画記録モード
へモード切替えを行なわなければなければならず、静止
画として残したいシャッタチャンスを逃してしまうこと
になる。
術は、1つのカメラ装置で静止画と動画との記録を可能
とするものであるが、静止画の符号化と動画の符号化と
をメモリを切り替えて使用するものであるから、静止画
の符号化と動画の符号化とを同時に行なうことができな
い。このため、動画記録中に静止画として記録したいシ
ーンがあっても、動画記録モードから静止画記録モード
へモード切替えを行なわなければなければならず、静止
画として残したいシャッタチャンスを逃してしまうこと
になる。
【0005】勿論、動画記録モードで動作中、静止画と
して記録したいシーンがあっても、そのまま動画記録を
続行し、その後、この動画を再生して静止画として必要
としたシーンを検索することにより、静止画再生をする
ことが可能であるが、非常に手間と時間がかかり、利便
性が著しく劣化する。
して記録したいシーンがあっても、そのまま動画記録を
続行し、その後、この動画を再生して静止画として必要
としたシーンを検索することにより、静止画再生をする
ことが可能であるが、非常に手間と時間がかかり、利便
性が著しく劣化する。
【0006】本発明の目的は、かかる問題を解消し、静
止画と動画とをともに記録することができるばかりでな
く、さらに、動画記録中でも、任意のシーンを通常の静
止画記録と同様に記録し、それを静止画として再生可能
とした映像信号記録再生装置を提供することにある。
止画と動画とをともに記録することができるばかりでな
く、さらに、動画記録中でも、任意のシーンを通常の静
止画記録と同様に記録し、それを静止画として再生可能
とした映像信号記録再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は達成するため
に、本発明は、動画圧縮開始指示手段と、静止画圧縮開
始指示手段と、動画圧縮回路と、静止画圧縮回路と、記
録回路とを設ける。さらに、動画記録中の静止画記録指
示を実現するために、上記静止画圧縮開始指示手段から
の指示信号に応じて、動画符号に付随する制御信号中に
該静止画記録指示信号の有無を示すフレーム指定信号を
作成する回路を設ける。再生時には、圧縮された動画に
付随して記録された制御情報に含まれるフレーム指定信
号を検出する回路を設ける。
に、本発明は、動画圧縮開始指示手段と、静止画圧縮開
始指示手段と、動画圧縮回路と、静止画圧縮回路と、記
録回路とを設ける。さらに、動画記録中の静止画記録指
示を実現するために、上記静止画圧縮開始指示手段から
の指示信号に応じて、動画符号に付随する制御信号中に
該静止画記録指示信号の有無を示すフレーム指定信号を
作成する回路を設ける。再生時には、圧縮された動画に
付随して記録された制御情報に含まれるフレーム指定信
号を検出する回路を設ける。
【0008】また、本発明は、動画記録中の静止画記録
指示を実現するために、静止画記録開始指示信号が発生
した時刻を動画圧縮で使用する時刻情報で計測し、圧縮
された動画とは別に記録する回路を設ける。再生時に
は、該時刻情報により、対応するフレームを圧縮された
動画信号から伸長して再生する回路を設ける。
指示を実現するために、静止画記録開始指示信号が発生
した時刻を動画圧縮で使用する時刻情報で計測し、圧縮
された動画とは別に記録する回路を設ける。再生時に
は、該時刻情報により、対応するフレームを圧縮された
動画信号から伸長して再生する回路を設ける。
【0009】さらに、本発明の効果を拡大するために、
外部映像信号生入力回路とマイクロフォンと外部音声入
力回路とを設ける。
外部映像信号生入力回路とマイクロフォンと外部音声入
力回路とを設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0011】図1は本発明による映像信号記録再生装置
の一実施形態を示すブロック図であって、1は映像信号
記録再生装置、2はレンズ、3はCCD映像センサ、4は
アナログ信号処理回路、5はA/Dコンバータ、6はディ
ジタル信号処理回路、7はD/Aコンバータ、8はメモリ
回路、9はマイクロコントローラ、10は記録回路、1
1はMPEG符号化復号化回路(MPEGコーデック)、12は
JPEG符号化復号化回路(JPEGコーデック)、13はアナ
ログ映像信号の出力端子、14はディジタル信号の入出
力端子、15はシャッタトリガの入力端子、16は動画
符号化開始/停止指示信号の入力端子である。
の一実施形態を示すブロック図であって、1は映像信号
記録再生装置、2はレンズ、3はCCD映像センサ、4は
アナログ信号処理回路、5はA/Dコンバータ、6はディ
ジタル信号処理回路、7はD/Aコンバータ、8はメモリ
回路、9はマイクロコントローラ、10は記録回路、1
1はMPEG符号化復号化回路(MPEGコーデック)、12は
JPEG符号化復号化回路(JPEGコーデック)、13はアナ
ログ映像信号の出力端子、14はディジタル信号の入出
力端子、15はシャッタトリガの入力端子、16は動画
符号化開始/停止指示信号の入力端子である。
【0012】同図において、この実施形態では、JPEG符
号化による静止画記録モード(以下、JPEG記録モードと
いう)とMPEG符号化による動画記録モード(以下、MPEG記
録モードという)とに加え、JPEG符号化を利用した動画
記録モード(以下、m−JPEG(モーションJPEG)記録モー
ドという)が選択可能であり、これら記録モードの選択
は、ユーザの図示しない手段による操作によって行なわ
れる。
号化による静止画記録モード(以下、JPEG記録モードと
いう)とMPEG符号化による動画記録モード(以下、MPEG記
録モードという)とに加え、JPEG符号化を利用した動画
記録モード(以下、m−JPEG(モーションJPEG)記録モー
ドという)が選択可能であり、これら記録モードの選択
は、ユーザの図示しない手段による操作によって行なわ
れる。
【0013】JPEG記録モードを選択し、さらに、ユーザ
が図示しないシャッタの操作をすると、入力端子15か
らシャッタトリガが入力される。このシャッタトリガに
より、マイクロコントローラ9は、CCD映像センサ3を
静止画撮像動作させ、レンズ2を介して結像された光学
像を撮像させる。このJPEG記録モードでは、シャッタト
リガが入力される毎に、CCD映像センサ3はノンインタ
ーレースで1枚分の画像を撮像する。このとき、マイク
ロコントローラ9は、JPEGコーデック12を動作させ
る。
が図示しないシャッタの操作をすると、入力端子15か
らシャッタトリガが入力される。このシャッタトリガに
より、マイクロコントローラ9は、CCD映像センサ3を
静止画撮像動作させ、レンズ2を介して結像された光学
像を撮像させる。このJPEG記録モードでは、シャッタト
リガが入力される毎に、CCD映像センサ3はノンインタ
ーレースで1枚分の画像を撮像する。このとき、マイク
ロコントローラ9は、JPEGコーデック12を動作させ
る。
【0014】MPEG記録モードを選択し、さらに、ユーザ
が図示しない手段の操作によって記録開始を指示する
と、入力端子16から動画記録開始指示信号が入力され
る。これにより、マイクロコントローラ9は、CCD映像
センサ3を動画撮像動作させる。この動画撮像動作で
は、CCD映像センサ3は、従来のビデオカメラと同様
に、NTSC方式などのインターレース走査による標準方式
の動画映像信号を連続的に出力する。このとき、マイク
ロコントローラ9は、MPEGコーデック11を動作させ
る。ユーザが停止操作すると、入力端子16から動画符
号化停止信号が入力され、これにより、マイロクコント
ローラ9はCCD映像センサ3とMPEGコーデック11の動
作を停止させる。
が図示しない手段の操作によって記録開始を指示する
と、入力端子16から動画記録開始指示信号が入力され
る。これにより、マイクロコントローラ9は、CCD映像
センサ3を動画撮像動作させる。この動画撮像動作で
は、CCD映像センサ3は、従来のビデオカメラと同様
に、NTSC方式などのインターレース走査による標準方式
の動画映像信号を連続的に出力する。このとき、マイク
ロコントローラ9は、MPEGコーデック11を動作させ
る。ユーザが停止操作すると、入力端子16から動画符
号化停止信号が入力され、これにより、マイロクコント
ローラ9はCCD映像センサ3とMPEGコーデック11の動
作を停止させる。
【0015】m−JPEG記録モードは、CCD映像センサ3
をJPEG記録モードと同様の動作をさせて静止画が連続し
てなる動画映像信号を発生させ、かつJPEGコーデック1
2を動作させて順次の静止画像を符号化するものであ
る。従って、この記録モードが選択されて入力端子16
から動画記録開始指示信号が入力されると、マイクロコ
ントローラ9は、次に動画記録停止指示信号が入力され
るまで、CCD映像センサ3をノンインターレース走査で
動作させ、かつJPEGコーデック12も動作させる。
をJPEG記録モードと同様の動作をさせて静止画が連続し
てなる動画映像信号を発生させ、かつJPEGコーデック1
2を動作させて順次の静止画像を符号化するものであ
る。従って、この記録モードが選択されて入力端子16
から動画記録開始指示信号が入力されると、マイクロコ
ントローラ9は、次に動画記録停止指示信号が入力され
るまで、CCD映像センサ3をノンインターレース走査で
動作させ、かつJPEGコーデック12も動作させる。
【0016】以上のようにしてCCD映像センサ3から出
力される映像信号は、アナログ信号処理回路4でガンマ
補正などの周知の処理がなされた後、A/Dコンバータ5
でディジタル映像信号に変換される。このディジタル映
像信号は、ディジタル信号処理回路6で処理された後、
その一部が D/Aコンバータ7でアナログ映像信号に変換
され、出力端子13から図示しないモニタに供給され
る。
力される映像信号は、アナログ信号処理回路4でガンマ
補正などの周知の処理がなされた後、A/Dコンバータ5
でディジタル映像信号に変換される。このディジタル映
像信号は、ディジタル信号処理回路6で処理された後、
その一部が D/Aコンバータ7でアナログ映像信号に変換
され、出力端子13から図示しないモニタに供給され
る。
【0017】また、マイクロコントローラ9は、ディシ
タル信号処理回路6で処理されたディジタル映像信号を
取り込んで一時メモリ回路8に格納し、MPEG記録モード
のときには、MPEGコーデック11を用いて、また、JPEG
記録モードやm−JPEG記録時には、JPEGコーデック12
を用いて符号化することにより、データ圧縮する。マイ
クロコントローラ9は、この圧縮符号化された映像信号
を記録メディアとしての記録回路10に記録し、あるい
は入出力端子14からパソコンなどの外部機器に供給す
る。
タル信号処理回路6で処理されたディジタル映像信号を
取り込んで一時メモリ回路8に格納し、MPEG記録モード
のときには、MPEGコーデック11を用いて、また、JPEG
記録モードやm−JPEG記録時には、JPEGコーデック12
を用いて符号化することにより、データ圧縮する。マイ
クロコントローラ9は、この圧縮符号化された映像信号
を記録メディアとしての記録回路10に記録し、あるい
は入出力端子14からパソコンなどの外部機器に供給す
る。
【0018】ここで、MPEG記録モードやm−JPEG記録モ
ードで動画記録が行なわれているとき、ユーザがシャッ
タ操作することにより、入力端子15からシャッタトリ
ガが入力されると、マイクロコントローラ9は、このシ
ャッタトリガの入力タイミングに応じて動画映像信号の
所定の圧縮符号化された画像に静止画指示情報を付加す
る。
ードで動画記録が行なわれているとき、ユーザがシャッ
タ操作することにより、入力端子15からシャッタトリ
ガが入力されると、マイクロコントローラ9は、このシ
ャッタトリガの入力タイミングに応じて動画映像信号の
所定の圧縮符号化された画像に静止画指示情報を付加す
る。
【0019】次に、MPEGコーデック11で行なわれる符
号化とこの静止画指示情報の付加について説明する。
号化とこの静止画指示情報の付加について説明する。
【0020】図2はMPEG符号の階層を示す図であって、
同図(a)は最上位層であるシーケンス層を、同図
(b)はその1階層下のGOP(Group of picture)層を夫
々示している。
同図(a)は最上位層であるシーケンス層を、同図
(b)はその1階層下のGOP(Group of picture)層を夫
々示している。
【0021】シーケンス層はGOPの配列からなってお
り、各GOPの先頭にシーケンスヘッダSHが付加され、シ
ーケンス層の最後にその終了を示すシーケンス終了コー
ドSECが付加されている。
り、各GOPの先頭にシーケンスヘッダSHが付加され、シ
ーケンス層の最後にその終了を示すシーケンス終了コー
ドSECが付加されている。
【0022】GOP層は、Iピクチャ,Pピクチャ及びB
ピクチャの3種類の圧縮符号化された画像が、例えば、
15個所定の順序で配列されたものであって、各ピクチ
ャの先頭にGOPヘッダGHが付加されている。Iピクチャ
は、フレーム内相関を利用して符号化したものであっ
て、それ自身独立なものであり、従って、それ自身だけ
で復号化によるデータ伸長が可能である。Pピクチャ
は、1つ前のIまたはPピクチャとの相関を利用した、
いわゆるフレーム間順方向予測符号化によるものであ
る。また、Bピクチャは、その前後のIまたはPピクチ
ャとの相関を利用した、いわゆる双方向予測符号化によ
るものである。なお、GOP層のピクチャは、さらにピク
チャを細分化したスライス層からなる1つ下位のピクチ
ャ層からなり、また、このピクチャ層は、輝度信号が1
6×16画素,色差信号が8×8画素のマクロブロック
からなっている。このマクロブロック単位で符号化処理
が行なわれる。
ピクチャの3種類の圧縮符号化された画像が、例えば、
15個所定の順序で配列されたものであって、各ピクチ
ャの先頭にGOPヘッダGHが付加されている。Iピクチャ
は、フレーム内相関を利用して符号化したものであっ
て、それ自身独立なものであり、従って、それ自身だけ
で復号化によるデータ伸長が可能である。Pピクチャ
は、1つ前のIまたはPピクチャとの相関を利用した、
いわゆるフレーム間順方向予測符号化によるものであ
る。また、Bピクチャは、その前後のIまたはPピクチ
ャとの相関を利用した、いわゆる双方向予測符号化によ
るものである。なお、GOP層のピクチャは、さらにピク
チャを細分化したスライス層からなる1つ下位のピクチ
ャ層からなり、また、このピクチャ層は、輝度信号が1
6×16画素,色差信号が8×8画素のマクロブロック
からなっている。このマクロブロック単位で符号化処理
が行なわれる。
【0023】図3はMPEG符号化を示す図であって、同図
(a)は原画像(フレーム)の列を、同図(b)は符号
化された画像の列を夫々示しており、矢印は原画像と符
号化されて画像との対応を示している。なお、各原画像
は夫々対応する符号化された画像の符号で示している。
(a)は原画像(フレーム)の列を、同図(b)は符号
化された画像の列を夫々示しており、矢印は原画像と符
号化されて画像との対応を示している。なお、各原画像
は夫々対応する符号化された画像の符号で示している。
【0024】図3(a)に示すように原画像が入力され
たとき、15個の画像を1GOPとし、図3(b)に示す
ように、この1GOPの中で必ず1つの原画像がIピクチ
ャに符号化される。ここでは、原画像I1としている。
また、GOPでは、2つおきの原画像がPピクチャに符号
化される。ここでは、原画像P1,P2,P3,P4が
Pピクチャに符号化されるものとする。残りの原画像B
0〜B9がBピクチャに符号化される。
たとき、15個の画像を1GOPとし、図3(b)に示す
ように、この1GOPの中で必ず1つの原画像がIピクチ
ャに符号化される。ここでは、原画像I1としている。
また、GOPでは、2つおきの原画像がPピクチャに符号
化される。ここでは、原画像P1,P2,P3,P4が
Pピクチャに符号化されるものとする。残りの原画像B
0〜B9がBピクチャに符号化される。
【0025】原画像I1は、フレーム内相関により、I
ピクチャに符号化される。原画像P1,P2,P3,P
4は夫々、1つ前のIまたはPピクチャとなる原画像と
の差分をとり、その差分情報を符号化(即ち、フレーム
間順方向予測符号化)することにより、Pピクチャに符
号化される。例えば、原画像P1は、その前の原画像I
1との差分がとられ、また、原画像P2はその前の原画
像P1との差分がとられ、夫々の差分が符号化されるこ
とにより、Pピクチャの符号化画像P1,P2となる。
ピクチャに符号化される。原画像P1,P2,P3,P
4は夫々、1つ前のIまたはPピクチャとなる原画像と
の差分をとり、その差分情報を符号化(即ち、フレーム
間順方向予測符号化)することにより、Pピクチャに符
号化される。例えば、原画像P1は、その前の原画像I
1との差分がとられ、また、原画像P2はその前の原画
像P1との差分がとられ、夫々の差分が符号化されるこ
とにより、Pピクチャの符号化画像P1,P2となる。
【0026】原画像B0,B1,B3,……はその直前
のIまたはPピクチャとその直後のIまたはPピクチャ
とを用いてBピクチャに符号化される。例えば、原画像
B2は、その直前の原画像I1とその直後の原画像P1
との平均画像との差分がとられ、その差分情報を符号化
(即ち、双方向予測符号化)することにより、Bピクチ
ャの符号化画像B2となる。
のIまたはPピクチャとその直後のIまたはPピクチャ
とを用いてBピクチャに符号化される。例えば、原画像
B2は、その直前の原画像I1とその直後の原画像P1
との平均画像との差分がとられ、その差分情報を符号化
(即ち、双方向予測符号化)することにより、Bピクチ
ャの符号化画像B2となる。
【0027】符号化画像は図3(b)に示す配列とな
る。即ち、例えば、原画像I1がIピクチャの符号化画
像I1に符号化されても、次の順となる原画像B2,B
3は符号化されない。その後、原画像P1がPピクチャ
の符号化画像P1に符号化されると、これら符号化画像
I1,P1から復号化された原画像I1,P1を用い
て、原画像B2,B3がその順にBピクチャの符号化画
像B2,B3に符号化される。従って、図3(b)に示
すように、符号化画像B2,B3は符号化画像P1の後
に続くことになる。
る。即ち、例えば、原画像I1がIピクチャの符号化画
像I1に符号化されても、次の順となる原画像B2,B
3は符号化されない。その後、原画像P1がPピクチャ
の符号化画像P1に符号化されると、これら符号化画像
I1,P1から復号化された原画像I1,P1を用い
て、原画像B2,B3がその順にBピクチャの符号化画
像B2,B3に符号化される。従って、図3(b)に示
すように、符号化画像B2,B3は符号化画像P1の後
に続くことになる。
【0028】次に、原画像P2がPピクチャの符号化画
像P2に符号化され、この符号化画像P2と先の符号化
画像P1とを用いて原画像B4,B5がBピクチャの符
号化画像B4,B5に符号化され、符号化画像P2の後
に配列される。以下同様にして、原画像が符号化され
る。なお、図3(a)の先頭に示す原画像B0,B1
は、その前の図示しないPピクチャの復号画像とその後
の符号化画像I1の復号画像とを用いて符号化され、符
号化画像I1の後に配列される。
像P2に符号化され、この符号化画像P2と先の符号化
画像P1とを用いて原画像B4,B5がBピクチャの符
号化画像B4,B5に符号化され、符号化画像P2の後
に配列される。以下同様にして、原画像が符号化され
る。なお、図3(a)の先頭に示す原画像B0,B1
は、その前の図示しないPピクチャの復号画像とその後
の符号化画像I1の復号画像とを用いて符号化され、符
号化画像I1の後に配列される。
【0029】図4は MPEGの各階層の詳細を示す図であ
って、同図(a)はシーケンス層を、同図(b)はGOP
層を、同図(c)はピクチャ層を夫々示している。
って、同図(a)はシーケンス層を、同図(b)はGOP
層を、同図(c)はピクチャ層を夫々示している。
【0030】図4(a)において、シーケンスヘッダコ
ード50や水平サイズデータ51などが図2(a)に示
したシーケンスヘッダSHを形成するものであって、各GO
P54毎に設けられる。戻りの矢印は繰り返しを示す。
かかるシーケンスヘッダSHには、ユーザの必要に応じて
ユーザデータ53を設けることができ、このユーザデー
タ53を設けるときには、その直前に必ずユーザデータ
開始コードが付加される。
ード50や水平サイズデータ51などが図2(a)に示
したシーケンスヘッダSHを形成するものであって、各GO
P54毎に設けられる。戻りの矢印は繰り返しを示す。
かかるシーケンスヘッダSHには、ユーザの必要に応じて
ユーザデータ53を設けることができ、このユーザデー
タ53を設けるときには、その直前に必ずユーザデータ
開始コードが付加される。
【0031】図4(b)において、グループスタートコ
ード56,時刻を示すタイムコード57,クローズドGO
P58及びブロークンリンク59などが図2(b)に示
したGOPヘッダGHを形成するものであって、各ピクチャ
層(符号化画像)64毎に設けられる。かかるGOPヘッ
ダGHには、ユーザの必要に応じて、グループエクステン
ションコード61やユーザコード63を付加することが
でき、グループエクステンションコード61を付加する
ときには、その直前にエクステンションスタートコード
60を、また、ユーザコード63を付加するときには、
その直前にユーザデータスタートコード62を夫々付加
する。
ード56,時刻を示すタイムコード57,クローズドGO
P58及びブロークンリンク59などが図2(b)に示
したGOPヘッダGHを形成するものであって、各ピクチャ
層(符号化画像)64毎に設けられる。かかるGOPヘッ
ダGHには、ユーザの必要に応じて、グループエクステン
ションコード61やユーザコード63を付加することが
でき、グループエクステンションコード61を付加する
ときには、その直前にエクステンションスタートコード
60を、また、ユーザコード63を付加するときには、
その直前にユーザデータスタートコード62を夫々付加
する。
【0032】図4(c)において、スライス層69はピ
クチャ層64(図4(b))を細分化したものであり、
図4(b)におけるピクチャ層64はスライス層69の
集合体である。各スライス層の直前にピクチャスタート
コード65,テンポラルリファレンス66などからなる
ピクチャ層ヘッダが付加される。このピクチャ層ヘッダ
にも、ユーザの必要に応じてユーザデータ68を付加す
ることができ、その場合には、その直前にユーザデータ
スタートコード67が必ず付加される。
クチャ層64(図4(b))を細分化したものであり、
図4(b)におけるピクチャ層64はスライス層69の
集合体である。各スライス層の直前にピクチャスタート
コード65,テンポラルリファレンス66などからなる
ピクチャ層ヘッダが付加される。このピクチャ層ヘッダ
にも、ユーザの必要に応じてユーザデータ68を付加す
ることができ、その場合には、その直前にユーザデータ
スタートコード67が必ず付加される。
【0033】なお、符号化の最小単位となるマクロブロ
ック層については、本発明と特に関係がないので、その
説明を省略する。
ック層については、本発明と特に関係がないので、その
説明を省略する。
【0034】また、上記の各ユーザデータスタートコー
ド52,62,67としては、他には使用されない32
ビットで16進数の「000001B2」が使用される。
ド52,62,67としては、他には使用されない32
ビットで16進数の「000001B2」が使用される。
【0035】m−JPEG動画記録に際しての画像の画像の
符号化は、MPEGでのIピクチャのように、フレーム内相
関が利用される。
符号化は、MPEGでのIピクチャのように、フレーム内相
関が利用される。
【0036】さて、以上のようにMPEG,JPEGによる符号
化により、MPEG記録やm−JPEG記録を行なうのである
が、かかるMPEG記録では、ユーザのシャッタ操作によ
り、図1において、入力端子15からシャッタトリガが
入力されると、マイクロコントローラ9は、符号化処理
の過程でこのシャッタトリガの入力タイミングで静止画
指示情報を生成し、図4(b)に示すユーザデータ63
として、GOP層に付加するものである。あるいは、図4
(c)に示すユーザデータ68として、GOP層における
所定のスライス層にユーザデータ68として付加するよ
うにしてもよい。m−JPEG記録では、各m−JPEG画像に
付加されるマーカに静止画指示情報を付加する。
化により、MPEG記録やm−JPEG記録を行なうのである
が、かかるMPEG記録では、ユーザのシャッタ操作によ
り、図1において、入力端子15からシャッタトリガが
入力されると、マイクロコントローラ9は、符号化処理
の過程でこのシャッタトリガの入力タイミングで静止画
指示情報を生成し、図4(b)に示すユーザデータ63
として、GOP層に付加するものである。あるいは、図4
(c)に示すユーザデータ68として、GOP層における
所定のスライス層にユーザデータ68として付加するよ
うにしてもよい。m−JPEG記録では、各m−JPEG画像に
付加されるマーカに静止画指示情報を付加する。
【0037】次に、かかる静止画指示情報の符号化画像
への付加タイミングについて説明する。
への付加タイミングについて説明する。
【0038】図1において、MPEG記録モードやm−JPEG
記録モードの動作中、入力端子15からシャッタトリガ
が入力されると、マイクロコントローラ9は、静止画指
示情報を作成し、これを、現在符号化処理中の原画像で
はなく、その次の原画像の符号化画像にユーザデータと
して付加する。
記録モードの動作中、入力端子15からシャッタトリガ
が入力されると、マイクロコントローラ9は、静止画指
示情報を作成し、これを、現在符号化処理中の原画像で
はなく、その次の原画像の符号化画像にユーザデータと
して付加する。
【0039】これを図3を用いて説明すると、いま、入
力される順次の原画像(図3(a))のうちの原画像B
3のタイミングsでシャッタトリガが入力されたとする
と、その次に配列される原画像P1の符号化画像P1
(図3(b))にユーザデータ63または68(図4)
が付加される。図3における“UD”は、静止画指示情報
が符号化画像P1にユーザデータとして付加されること
を示している。
力される順次の原画像(図3(a))のうちの原画像B
3のタイミングsでシャッタトリガが入力されたとする
と、その次に配列される原画像P1の符号化画像P1
(図3(b))にユーザデータ63または68(図4)
が付加される。図3における“UD”は、静止画指示情報
が符号化画像P1にユーザデータとして付加されること
を示している。
【0040】この場合、原画像が符号化されたときに
は、符号化画像P1はシャッタトリガが入力されたタイ
ミングの符号化画像B3よりも前に配列されるが、原画
像P1が符号化処理されるときには、既にシャッタトリ
ガが入力されており、従って、符号化画像P1に静止画
指示情報を付加することは可能である。
は、符号化画像P1はシャッタトリガが入力されたタイ
ミングの符号化画像B3よりも前に配列されるが、原画
像P1が符号化処理されるときには、既にシャッタトリ
ガが入力されており、従って、符号化画像P1に静止画
指示情報を付加することは可能である。
【0041】同様にして、原画像B2の符号化処理中に
シャッタトリガが入力されると、符号化画像B3に静止
画指示情報が付加され、原画像I1やP1の符号化処理
中にシャッタトリガが入力されると、夫々次の原画像B
2,B4に静止画指示情報が付加される。
シャッタトリガが入力されると、符号化画像B3に静止
画指示情報が付加され、原画像I1やP1の符号化処理
中にシャッタトリガが入力されると、夫々次の原画像B
2,B4に静止画指示情報が付加される。
【0042】このようにして、MPEG記録モードでは、ユ
ーザが必要なシーンを静止画として再生したいために、
そのシーンのところでシャッタ操作し、図1の入力端子
15からシャッタトリガが入力されると、これに応じ
て、このシャッタ操作直後の画像が静止画再生を希望す
る画像として、静止画指示情報が付加される。
ーザが必要なシーンを静止画として再生したいために、
そのシーンのところでシャッタ操作し、図1の入力端子
15からシャッタトリガが入力されると、これに応じ
て、このシャッタ操作直後の画像が静止画再生を希望す
る画像として、静止画指示情報が付加される。
【0043】以上のことは、m−JPEG記録モードの動作
時においても、同様である。
時においても、同様である。
【0044】図5はこの第1の実施形態の記録動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【0045】同図において、電源投入などにより、記録
モードの動作可能状態となり(ステップS1)、JPEG記録
モードが選択されると(ステップS2で“JPEG”選択)、J
PEG符号化処理(ステップS17)に移る。この処理では、
まず、シャッタ操作が行なわれるまで符号化処理を待機
する(ステップS18)。ユーザによってシャッタ操作が行
なわれることにより、入力端子15(図1)からシャッ
タトリガが入力すると(ステップS18)、CCD映像センサ
3が1画像の撮像を行ない、それからの静止画像がJPEG
コーデック12(図1)でJPEG符号化されて(ステップ
S19)、記録回路10に記録される(ステップS20)。そし
て、JPEG記録モードが解除されなければ(ステップS2
1)、ステップS18に戻ってシャッタ操作の待機状態とな
り、電源をOFFすると、動作が終了する(ステップS2
2)。
モードの動作可能状態となり(ステップS1)、JPEG記録
モードが選択されると(ステップS2で“JPEG”選択)、J
PEG符号化処理(ステップS17)に移る。この処理では、
まず、シャッタ操作が行なわれるまで符号化処理を待機
する(ステップS18)。ユーザによってシャッタ操作が行
なわれることにより、入力端子15(図1)からシャッ
タトリガが入力すると(ステップS18)、CCD映像センサ
3が1画像の撮像を行ない、それからの静止画像がJPEG
コーデック12(図1)でJPEG符号化されて(ステップ
S19)、記録回路10に記録される(ステップS20)。そし
て、JPEG記録モードが解除されなければ(ステップS2
1)、ステップS18に戻ってシャッタ操作の待機状態とな
り、電源をOFFすると、動作が終了する(ステップS2
2)。
【0046】また、MPEG記録モードが選択されると(ス
テップS2で“MPEG”選択)、入力端子16(図1)から
動画記録開始指示信号が入力されるまで待機する(ステ
ップS3)。動画記録開始指示信号が入力されると(ステ
ップS3)、まず、図4(a)に示すシーケンス層のシー
ケンスコード50からユーザデータ53までのシーケン
スヘッダSH(図2)のシステムストリームを作成し、次
いで、図4(b)に示すGOP層のグループスタートコー
ド56からユーザデータ63までのGOPヘッダGH(図2
(b))のシステムストリームを作成する。そして、MP
EGコーデック11により、ピクチャ層64のデータ(即
ち、I,PまたはBピクチャとしての符号化画像)を作
成する(ステップS6)。ここで、シャッタトリガが発生
してなければ(ステップS7)、作成したデータは記録回
路10にファイルとして記録され(ステップS8)、さら
に、MPEG記録モードを継続する場合には(ステップS
9)、ステップS4に戻って同様の動作を繰り返し、順次画
像の符号化処理を行なう。この場合、画像の符号化処理
(ステップS6)の前のステップS4では、図4(b)に
示したGOPヘッダの作成が行なわれる。
テップS2で“MPEG”選択)、入力端子16(図1)から
動画記録開始指示信号が入力されるまで待機する(ステ
ップS3)。動画記録開始指示信号が入力されると(ステ
ップS3)、まず、図4(a)に示すシーケンス層のシー
ケンスコード50からユーザデータ53までのシーケン
スヘッダSH(図2)のシステムストリームを作成し、次
いで、図4(b)に示すGOP層のグループスタートコー
ド56からユーザデータ63までのGOPヘッダGH(図2
(b))のシステムストリームを作成する。そして、MP
EGコーデック11により、ピクチャ層64のデータ(即
ち、I,PまたはBピクチャとしての符号化画像)を作
成する(ステップS6)。ここで、シャッタトリガが発生
してなければ(ステップS7)、作成したデータは記録回
路10にファイルとして記録され(ステップS8)、さら
に、MPEG記録モードを継続する場合には(ステップS
9)、ステップS4に戻って同様の動作を繰り返し、順次画
像の符号化処理を行なう。この場合、画像の符号化処理
(ステップS6)の前のステップS4では、図4(b)に
示したGOPヘッダの作成が行なわれる。
【0047】なお、かかる動作でのステップS4の処理に
おいて、作成されるユーザデータ63,68は静止画指
示情報以外のデータであって、これが不必要な場合に
は、これらユーザデータ63,68は設けられない。
おいて、作成されるユーザデータ63,68は静止画指
示情報以外のデータであって、これが不必要な場合に
は、これらユーザデータ63,68は設けられない。
【0048】かかる動作中にシャッタトリガが発生して
いると(ステップS7)、上記のように、このシャッタト
リガに基づいて8ビット単位でユーザデータを作成し
(ステップS5)、図3で説明した所定画像の符号化に際
し、GOP層のGOPヘッダやピクチャ層のヘッダにユーザデ
ータ63または68として付加する。このようにして、
動画像のうちの所定の画像が静止画再生されるべきもの
として指示される。
いると(ステップS7)、上記のように、このシャッタト
リガに基づいて8ビット単位でユーザデータを作成し
(ステップS5)、図3で説明した所定画像の符号化に際
し、GOP層のGOPヘッダやピクチャ層のヘッダにユーザデ
ータ63または68として付加する。このようにして、
動画像のうちの所定の画像が静止画再生されるべきもの
として指示される。
【0049】なお、GOP層のユーザデータ63を使用す
る場合、例えば、NTSC方式の映像信号の場合、1/30秒間
隔でシャッタトリガを設定することになるが、より精密
にシャッタトリガと動画フレームの相関をとるには、ピ
クチャ層64のユーザデータ68を使用する。
る場合、例えば、NTSC方式の映像信号の場合、1/30秒間
隔でシャッタトリガを設定することになるが、より精密
にシャッタトリガと動画フレームの相関をとるには、ピ
クチャ層64のユーザデータ68を使用する。
【0050】m−JPEG記録モードが選択された場合でも
(ステップS2の“m−JPEG”を選択)、MPEG記録モー
ドと同様のステップS10〜S16の動画記録動作が行なわれ
るが(この場合、符号化にJPEGコーデック12(図1)
が用いられることは、上記の通りである)、シャッタ操
作がなされたときには(ステップS13)、静止画指示情
報としてのユーザデータが作成され(ステップS16)、
これが次に符号化される画像(m−JPEG画像)のマーカ
に付加される(ステップS11)。
(ステップS2の“m−JPEG”を選択)、MPEG記録モー
ドと同様のステップS10〜S16の動画記録動作が行なわれ
るが(この場合、符号化にJPEGコーデック12(図1)
が用いられることは、上記の通りである)、シャッタ操
作がなされたときには(ステップS13)、静止画指示情
報としてのユーザデータが作成され(ステップS16)、
これが次に符号化される画像(m−JPEG画像)のマーカ
に付加される(ステップS11)。
【0051】なお、マーカデータ処理(ステップS11)
は、m−JPEG画像であることを示す制御データとしての
マーカデータを作成することであり、これが各m−JPEG
画像毎に付加されるが、シャッタトリガが入力される
と、このマーカにさらに静止画指示情報としてのユーザ
データが付加される。
は、m−JPEG画像であることを示す制御データとしての
マーカデータを作成することであり、これが各m−JPEG
画像毎に付加されるが、シャッタトリガが入力される
と、このマーカにさらに静止画指示情報としてのユーザ
データが付加される。
【0052】次に、図1において、記録回路10に記録
された信号の再生動作について、図6により、説明す
る。
された信号の再生動作について、図6により、説明す
る。
【0053】電源が投入されて(ステップS51)、JPEG
による静止画像(JPEG静止画像)を再生する場合には
(ステップS52,S60)、マイクロコントローラ9は記録回
路10からJPEG静止画像を読み出してJPEGコーデック1
2で復号する(ステップS66)。このようにしてもとのデ
ータ量に伸長されたディジタル静止画映像信号は、出力
端子14から外部機器に供給されるか、あるいは、ディ
ジタル信号処理回路6で処理された後、D/Aコンバー
タ7でアナログ静止画映像信号に変換され、出力端子1
3からモニタに供給される。かかる動作は、JPEG静止画
像がなくなるまで続き(ステップS67)、順次静止画が表
示される。
による静止画像(JPEG静止画像)を再生する場合には
(ステップS52,S60)、マイクロコントローラ9は記録回
路10からJPEG静止画像を読み出してJPEGコーデック1
2で復号する(ステップS66)。このようにしてもとのデ
ータ量に伸長されたディジタル静止画映像信号は、出力
端子14から外部機器に供給されるか、あるいは、ディ
ジタル信号処理回路6で処理された後、D/Aコンバー
タ7でアナログ静止画映像信号に変換され、出力端子1
3からモニタに供給される。かかる動作は、JPEG静止画
像がなくなるまで続き(ステップS67)、順次静止画が表
示される。
【0054】なお、勿論、ユーザの操作毎にJPEG静止画
を1つずつ静止画再生するようにすることもできるし、
また、所定のJPEG静止画像を指定し、それを記録回路1
0で検索再生することにより、その静止画再生を行なう
ようにすることもできる。
を1つずつ静止画再生するようにすることもできるし、
また、所定のJPEG静止画像を指定し、それを記録回路1
0で検索再生することにより、その静止画再生を行なう
ようにすることもできる。
【0055】次に、記録回路10に記録されているMPEG
による動画像(MPEG動画像)あるいはm−JPEGによる動
画像(m−JPEG動画像)の再生動作について、図6によ
り説明する。
による動画像(MPEG動画像)あるいはm−JPEGによる動
画像(m−JPEG動画像)の再生動作について、図6によ
り説明する。
【0056】この場合には、いずれの画像についても、
動画として再生するか、静止画指示情報による静止画と
して再生するかの選択が必要である。
動画として再生するか、静止画指示情報による静止画と
して再生するかの選択が必要である。
【0057】電源が投入されて(ステップS51)、所定
のファイルを指定してMPEG動画像の動画再生モードが選
択されると(ステップS52,S53)、記録回路10からMP
EG画像が連続的に読み出され、MPEGコーデック11で順
次データ伸長などの復号処理がなされて元のデータ量の
原画像の動画映像信号となり(ステップS54)、出力端
子14から外部機器に供給されるか、または、上記の処
理により、出力端子13からモニタに供給される(ステ
ップS55)。そして、再生終了の指示があるまで、ある
いは選択したファイルが終了するまで(ステップS5
6)、ステップS54〜S56の動作が繰り返され、モニタ上
に動画像が連続的に表示される。
のファイルを指定してMPEG動画像の動画再生モードが選
択されると(ステップS52,S53)、記録回路10からMP
EG画像が連続的に読み出され、MPEGコーデック11で順
次データ伸長などの復号処理がなされて元のデータ量の
原画像の動画映像信号となり(ステップS54)、出力端
子14から外部機器に供給されるか、または、上記の処
理により、出力端子13からモニタに供給される(ステ
ップS55)。そして、再生終了の指示があるまで、ある
いは選択したファイルが終了するまで(ステップS5
6)、ステップS54〜S56の動作が繰り返され、モニタ上
に動画像が連続的に表示される。
【0058】以上の動作は、m−JPEG動画像信号を動画
再生するときも同様であり、説明を省略するが、ステッ
プS53〜S59の動作が行なわれる。
再生するときも同様であり、説明を省略するが、ステッ
プS53〜S59の動作が行なわれる。
【0059】次に、所定のファイルを指定してそのMPEG
動画像から静止画指示情報で指示されて画像を静止画再
生するように選択された場合には(ステップS52,S6
0)、記録回路10の指定されたファイルからMPEG動画
像を高速で読み出してシーケンスヘッダSHを検出し(ス
テップS61)、GOP層でのユーザデータ63(図4
(b))やピクチャ層のユーザデータ68(図4
(c))をみながら静止画指示情報を検索する(ステッ
プS62)。静止画指示情報が見つかると、それが付加さ
れている符号化画像を抽出し、MPEGコーデック11でデ
ータ伸長などの復号化処理を行ない(ステップS63)、
モニタや外部機器に供給して表示させる(ステップS6
4)。そして、ファイルの読出しが終了するまでかかる
動作が繰り返される(ステップS65)。
動画像から静止画指示情報で指示されて画像を静止画再
生するように選択された場合には(ステップS52,S6
0)、記録回路10の指定されたファイルからMPEG動画
像を高速で読み出してシーケンスヘッダSHを検出し(ス
テップS61)、GOP層でのユーザデータ63(図4
(b))やピクチャ層のユーザデータ68(図4
(c))をみながら静止画指示情報を検索する(ステッ
プS62)。静止画指示情報が見つかると、それが付加さ
れている符号化画像を抽出し、MPEGコーデック11でデ
ータ伸長などの復号化処理を行ない(ステップS63)、
モニタや外部機器に供給して表示させる(ステップS6
4)。そして、ファイルの読出しが終了するまでかかる
動作が繰り返される(ステップS65)。
【0060】この場合、静止画指示情報がIピクチャに
付加されている場合には、それ自体で復号され、静止画
像として表示されるが、Pピクチャの場合には、それ以
前のIまたはPピクチャを用いて復号され、また、Bピ
クチャの場合には、それ以前に配列されるI,Pピクチ
ャを用いて復号される。
付加されている場合には、それ自体で復号され、静止画
像として表示されるが、Pピクチャの場合には、それ以
前のIまたはPピクチャを用いて復号され、また、Bピ
クチャの場合には、それ以前に配列されるI,Pピクチ
ャを用いて復号される。
【0061】例えば、図3において、符号化画像P2に
静止画指示情報が付加されているものとすると、この符
号化画像P2が抽出され復号化されるのであるが、この
復号化のために、この符号化画像P2の1つ前のPピク
チャである復号化画像P1を復号した原画像P1が用い
られるが、また、この符号化画像P1を復号するため
に、Iピクチャである符号化画像I1が復号化された原
画像I1が必要となる。
静止画指示情報が付加されているものとすると、この符
号化画像P2が抽出され復号化されるのであるが、この
復号化のために、この符号化画像P2の1つ前のPピク
チャである復号化画像P1を復号した原画像P1が用い
られるが、また、この符号化画像P1を復号するため
に、Iピクチャである符号化画像I1が復号化された原
画像I1が必要となる。
【0062】また、符号化画像B4に静止画指示情報が
付加されているものとすると、この復号化画像B4を復
号するためには、符号化画像P1,P2の復号された原
画像P1,P2が必要となるが、これら符号化画像P1
を復号するために、符号化画像I1の復号された原画像
I1が用いられ、また、符号化画像P2を復号するため
に、符号化画像P1,I1の復号された原画像P1,I
1が用いられる。
付加されているものとすると、この復号化画像B4を復
号するためには、符号化画像P1,P2の復号された原
画像P1,P2が必要となるが、これら符号化画像P1
を復号するために、符号化画像I1の復号された原画像
I1が用いられ、また、符号化画像P2を復号するため
に、符号化画像P1,I1の復号された原画像P1,I
1が用いられる。
【0063】以上の復号を行なうために、記録回路10
から読み出された符号化画像は順次メモリ回路8に書き
込まれていくが、静止画指示情報が付加された符号化画
像が検索されると、上記のようなその復号に必要な符号
化画像のみが復号され、その復号画像を用いて静止画指
示情報が付加された符号化画像の復号処理が行なわれ
る。
から読み出された符号化画像は順次メモリ回路8に書き
込まれていくが、静止画指示情報が付加された符号化画
像が検索されると、上記のようなその復号に必要な符号
化画像のみが復号され、その復号画像を用いて静止画指
示情報が付加された符号化画像の復号処理が行なわれ
る。
【0064】このようにして、不要な符号化画像は復号
されず、まずは静止画指示情報の検索を行なうものであ
るから、高速な静止画再生が可能となる。
されず、まずは静止画指示情報の検索を行なうものであ
るから、高速な静止画再生が可能となる。
【0065】なお、MPEGでは、使用する画像サイズは3
60×240画素であり、一般によく使用されるJPEGの
画素数に比べると小さい。このため、パソコン上での再
生画面が小さくなる。しかし、パソコン上では、画面を
単純に拡大したり、補間して拡大することも可能である
ので、実質上の問題ではない。
60×240画素であり、一般によく使用されるJPEGの
画素数に比べると小さい。このため、パソコン上での再
生画面が小さくなる。しかし、パソコン上では、画面を
単純に拡大したり、補間して拡大することも可能である
ので、実質上の問題ではない。
【0066】次に、指定されるファイルのm−JPEG動画
像から静止画指示情報で指示されて画像を静止画再生す
るように選択された場合には(ステップS52,S53)、こ
の指定されたファイルからm−JPEG動画像が順次高速に
読み出され、その符号化画像毎に付加されたマーカを検
索する(ステップS68)。そして、静止画指示情報が付
加されたマーカが検索されると(ステップS69)、その
マーカを持つm−JPEG画像をJPEGコーデック12(図
1)で復号し(ステップS70)、所定の処理を行なった
後、出力端子13または14から出力して表示させる
(ステップS71)。そして、この指定されたファイル内
にm−JPEG画像がさらにあると(ステップS71)、ステッ
プS68に戻り、次の静止画再生のための同じ動作を繰
り返す。
像から静止画指示情報で指示されて画像を静止画再生す
るように選択された場合には(ステップS52,S53)、こ
の指定されたファイルからm−JPEG動画像が順次高速に
読み出され、その符号化画像毎に付加されたマーカを検
索する(ステップS68)。そして、静止画指示情報が付
加されたマーカが検索されると(ステップS69)、その
マーカを持つm−JPEG画像をJPEGコーデック12(図
1)で復号し(ステップS70)、所定の処理を行なった
後、出力端子13または14から出力して表示させる
(ステップS71)。そして、この指定されたファイル内
にm−JPEG画像がさらにあると(ステップS71)、ステッ
プS68に戻り、次の静止画再生のための同じ動作を繰
り返す。
【0067】このようにして、静止画指示情報が付加さ
れたm−JPEG画像のみを復号すればよく、このため、静
止画の高速な検索が可能である。
れたm−JPEG画像のみを復号すればよく、このため、静
止画の高速な検索が可能である。
【0068】以上説明したように、この第1の実施形態
では、動画記録モード中であっても、所望シーンがある
と、シャッタ操作をするだけでそれの静止画記録を迅速
に行なうことが可能であり、記録モードの変更が不要と
なって特定のシーンの撮像を逃すことはない。また、静
止画像の再生に際しても、この再生に必要な符号化画像
のみを復号化するものであるから、迅速な静止が再生が
可能となる。
では、動画記録モード中であっても、所望シーンがある
と、シャッタ操作をするだけでそれの静止画記録を迅速
に行なうことが可能であり、記録モードの変更が不要と
なって特定のシーンの撮像を逃すことはない。また、静
止画像の再生に際しても、この再生に必要な符号化画像
のみを復号化するものであるから、迅速な静止が再生が
可能となる。
【0069】なお、この第1の実施形態では、指定され
たファイルから連続的にMPEG動画像またはm−JPEG動画
像を連続的に読み出し、静止画指示情報が検索される毎
にその符号化画像を復号して、静止画指示情報で指定さ
れる静止画像を自動的に順に静止画表示をするようにし
てもよいが、また、1つの静止画像の表示が行なわれる
と、ユーザの指示操作があるまで次の静止画像の再生を
待機するようにしてもよい。この実施形態では、1GO
P内のフレーム数を15、IまたはPピクチャの間隔を
3としたが、これに限るものではない。
たファイルから連続的にMPEG動画像またはm−JPEG動画
像を連続的に読み出し、静止画指示情報が検索される毎
にその符号化画像を復号して、静止画指示情報で指定さ
れる静止画像を自動的に順に静止画表示をするようにし
てもよいが、また、1つの静止画像の表示が行なわれる
と、ユーザの指示操作があるまで次の静止画像の再生を
待機するようにしてもよい。この実施形態では、1GO
P内のフレーム数を15、IまたはPピクチャの間隔を
3としたが、これに限るものではない。
【0070】また、図1において、ディジタル信号処理
回路6でアナログ信号処理回路4の処理機能も持たせ、
アナログ信号処理回路4を省くようにするなど、信号処
理系の回路構成も、図1に示す回路構成のみに限るもの
ではない。
回路6でアナログ信号処理回路4の処理機能も持たせ、
アナログ信号処理回路4を省くようにするなど、信号処
理系の回路構成も、図1に示す回路構成のみに限るもの
ではない。
【0071】さらに、MPEGコーデック11やJPEGコーデ
ック12とはマイクロコントローラ9と別体のものとし
たが、これに限るものではない。マイクロコントローラ
9として高速高性能のマイクロコンピュータを使用する
ことにより、例えば、JPEG符合化復号化をこのマイクロ
コントローラ9で実現することも可能である。
ック12とはマイクロコントローラ9と別体のものとし
たが、これに限るものではない。マイクロコントローラ
9として高速高性能のマイクロコンピュータを使用する
ことにより、例えば、JPEG符合化復号化をこのマイクロ
コントローラ9で実現することも可能である。
【0072】さらに、メモリ回路8をマイクロコンピュ
ータ9に直結する構成にしたが、一層の高速信号処理の
ために、MPEGコーデック11及びJPEGコーデック12の
各々にメモリを設ける構成も可能である。
ータ9に直結する構成にしたが、一層の高速信号処理の
ために、MPEGコーデック11及びJPEGコーデック12の
各々にメモリを設ける構成も可能である。
【0073】図7に本発明による映像信号記録再生装置
の第2の実施形態の動作を示すフローチャートであり、
図6と同一処理ステップには同一符号を付してその説明
を省略する。
の第2の実施形態の動作を示すフローチャートであり、
図6と同一処理ステップには同一符号を付してその説明
を省略する。
【0074】この第2の実施形態が先の第1の実施形態
と異なる点は、静止画指示情報として、時刻情報を用い
る点である。
と異なる点は、静止画指示情報として、時刻情報を用い
る点である。
【0075】図7において、例えば、MPEG記録モード中
にシャッタトリガが入力されると(ステップS7)、時刻情
報(図4におけるタイムコード57)を別途メモリ回路
8の指定される領域に格納される(ステップS81)。そし
て、動画像の一通りの記録動作が終了すると、動画中の
静止画指示情報として、記録回路10の所定の領域に記
録する(ステップS83)。
にシャッタトリガが入力されると(ステップS7)、時刻情
報(図4におけるタイムコード57)を別途メモリ回路
8の指定される領域に格納される(ステップS81)。そし
て、動画像の一通りの記録動作が終了すると、動画中の
静止画指示情報として、記録回路10の所定の領域に記
録する(ステップS83)。
【0076】図8はこの第2の実施形態での記録回路1
0のデータ記録領域を示す概念図であって、80は記録
回路10の全記録領域、81は動画を優先して記録する
動画記録領域、82,84は自由に使用できる領域、8
3は静止画を優先して記録する静止画記録領域、84は
動画ファイルにおける静止画情報を記録する領域、85
は時刻情報である静止画指示情報の記録領域である。
0のデータ記録領域を示す概念図であって、80は記録
回路10の全記録領域、81は動画を優先して記録する
動画記録領域、82,84は自由に使用できる領域、8
3は静止画を優先して記録する静止画記録領域、84は
動画ファイルにおける静止画情報を記録する領域、85
は時刻情報である静止画指示情報の記録領域である。
【0077】静止画情報を記録する領域85は実際に非
常に小さい領域でよく、図8での面積比率は必ずしも実
際の記録領域の面積比率を示すものではない。
常に小さい領域でよく、図8での面積比率は必ずしも実
際の記録領域の面積比率を示すものではない。
【0078】かかる記録回路10に記録されている画像
情報から静止画を再生する場合には、記録領域85から
所望とする静止画に対応する時刻情報を検索し、この検
索した時刻情報が付加されている画像を動画記録領域8
1から見つけ出すようにする。
情報から静止画を再生する場合には、記録領域85から
所望とする静止画に対応する時刻情報を検索し、この検
索した時刻情報が付加されている画像を動画記録領域8
1から見つけ出すようにする。
【0079】この第2の実施形態では、記録回路10の
動画像記録領域の所定ファイルが高速に読み出されて、
それに付加されているタイムコードと検索された時刻情
報との比較によって静止画表示すべき符号化画像が検索
される。従って、高速の静止画再生が可能となる。
動画像記録領域の所定ファイルが高速に読み出されて、
それに付加されているタイムコードと検索された時刻情
報との比較によって静止画表示すべき符号化画像が検索
される。従って、高速の静止画再生が可能となる。
【0080】なお、記録回路10の記録領域84に、静
止画再生すべき符号化画像とこれを復号するに要する符
号化画像とを組にして記録し、所望画像の静止画再生を
するときには、記録領域で検索された時刻情報から記録
領域に記録されている符号化画像の組の対応するものを
読み出し、これでもって静止画再生するようにすること
もできる。これにより、動画ファイルそのものを検索す
る必要がなく、検索が高速に行えることになる。
止画再生すべき符号化画像とこれを復号するに要する符
号化画像とを組にして記録し、所望画像の静止画再生を
するときには、記録領域で検索された時刻情報から記録
領域に記録されている符号化画像の組の対応するものを
読み出し、これでもって静止画再生するようにすること
もできる。これにより、動画ファイルそのものを検索す
る必要がなく、検索が高速に行えることになる。
【0081】また、この第2の実施形態では、動画記録
中に発生した静止画指示情報としての時刻情報を、圧縮
動画の記録終了後に一括して記録回路10に記録するよ
うにしたが、動画記録中に記録回路10に所定のファイ
ルを作成し、そこに随時記録するようにしてもよい。
中に発生した静止画指示情報としての時刻情報を、圧縮
動画の記録終了後に一括して記録回路10に記録するよ
うにしたが、動画記録中に記録回路10に所定のファイ
ルを作成し、そこに随時記録するようにしてもよい。
【0082】図9は本発明による映像信号記録再生装置
の第3の実施形態を示すブロック図であって、101は
映像信号記録再生装置、102はスイッチ、103は外
部映像信号の入力端子、104はマイクロコントロー
ラ、105は外部音声信号の入力端子、106はマイク
ロフォン、107はマイクロフォン用前置増幅器、10
8はスイッチ、109はA/Dコンバータ、110はMPEG
音声コーデック、111は記録回路、112は着脱式の
記録媒体である。
の第3の実施形態を示すブロック図であって、101は
映像信号記録再生装置、102はスイッチ、103は外
部映像信号の入力端子、104はマイクロコントロー
ラ、105は外部音声信号の入力端子、106はマイク
ロフォン、107はマイクロフォン用前置増幅器、10
8はスイッチ、109はA/Dコンバータ、110はMPEG
音声コーデック、111は記録回路、112は着脱式の
記録媒体である。
【0083】同図において、この第3の実施形態が図1
に示した実施形態と異なる点は、マイクロフォン106
で音声信号を集音し、A/Dコンバータ109でディジタ
ル音声信号に変換し、これをMPEG音声コーデックでMPEG
音声信号として符号化し、上記の映像信号と併せて記録
するようにしたことと、映像信号の外部入力端子103
と音声信号の外部入力端子105とを設けたことと、記
録回路111に着脱式の記録媒体112を利用できよう
にしたことである。
に示した実施形態と異なる点は、マイクロフォン106
で音声信号を集音し、A/Dコンバータ109でディジタ
ル音声信号に変換し、これをMPEG音声コーデックでMPEG
音声信号として符号化し、上記の映像信号と併せて記録
するようにしたことと、映像信号の外部入力端子103
と音声信号の外部入力端子105とを設けたことと、記
録回路111に着脱式の記録媒体112を利用できよう
にしたことである。
【0084】ここで、スイッチ102,108は連動し
ており、レンズ2からの映像情報とマイクロフォン10
6で集音した音声情報とを符号化記録する内部記録モー
ドでは、ともに図示する側の端子と接続されている。着
脱式の記録媒体112としては、例えば、PCカード式の
メモリカードあるいはハードディスク,光磁気ディスク
カードである。
ており、レンズ2からの映像情報とマイクロフォン10
6で集音した音声情報とを符号化記録する内部記録モー
ドでは、ともに図示する側の端子と接続されている。着
脱式の記録媒体112としては、例えば、PCカード式の
メモリカードあるいはハードディスク,光磁気ディスク
カードである。
【0085】この第3の実施形態によれば、図1に示し
た実施形態に加え、映像信号と併せて音声信号も符号化
して記録することができ、さらに、外部入力端子10
3,105を設けたことにより、他の映像機器からの映
像信号に対しても、動画を記録しながら、特定のフレー
ムを静止画として指定することができる。
た実施形態に加え、映像信号と併せて音声信号も符号化
して記録することができ、さらに、外部入力端子10
3,105を設けたことにより、他の映像機器からの映
像信号に対しても、動画を記録しながら、特定のフレー
ムを静止画として指定することができる。
【0086】図10は以上の各実施形態でのシャッタト
リガと動画記録開始信号とを発生するスイッチ回路の一
具体例示す構成図であって、120はバネ、121,1
22は電極、123は電源、124はバネ、125,1
26は電極、127は電源、128はスイッチ接片、1
29はつまみ、130は映像信号撮像装置の筐体であ
り、前出図面に対応する部分には同一符号をつけてい
る。
リガと動画記録開始信号とを発生するスイッチ回路の一
具体例示す構成図であって、120はバネ、121,1
22は電極、123は電源、124はバネ、125,1
26は電極、127は電源、128はスイッチ接片、1
29はつまみ、130は映像信号撮像装置の筐体であ
り、前出図面に対応する部分には同一符号をつけてい
る。
【0087】同図において、この具体例は、シャッタト
リガと動画記録開始信号とを一つのスイッチ回路で発生
することができるようにしたものであって、ユーザが操
作するために触れることができるものは、水平,垂直方
向に動かすことができるつまみ129のみであり、図示
する他の部材は筐体130内に設けられている。
リガと動画記録開始信号とを一つのスイッチ回路で発生
することができるようにしたものであって、ユーザが操
作するために触れることができるものは、水平,垂直方
向に動かすことができるつまみ129のみであり、図示
する他の部材は筐体130内に設けられている。
【0088】ユーザがつまみ129を水平方向に押す
と、スイッチ接片128によって電極125,126間
が導通し、入力端子16にロジック信号“H”が発生す
る。ユーザがつまみ129を放すと、バネ124の復元
力によってつまみ129とスイッチ接片128とが元の
状態に戻り、電極125,126間が絶縁されて、入力
端子16はロジック信号“L”となる。このロジック信
号“H”が先の動画記録開始信号であり、ロジック信号
“L”が動画記録停止信号である。従って、つまみ12
9を水平方向に操作することにより、動画記録とその停
止を行なわせることができる。
と、スイッチ接片128によって電極125,126間
が導通し、入力端子16にロジック信号“H”が発生す
る。ユーザがつまみ129を放すと、バネ124の復元
力によってつまみ129とスイッチ接片128とが元の
状態に戻り、電極125,126間が絶縁されて、入力
端子16はロジック信号“L”となる。このロジック信
号“H”が先の動画記録開始信号であり、ロジック信号
“L”が動画記録停止信号である。従って、つまみ12
9を水平方向に操作することにより、動画記録とその停
止を行なわせることができる。
【0089】ユーザがつまみ129を垂直方向に押す
と、スイッチ接片128によって電極121,122間
が導通し、入力端子15が電源123と接続されたロジ
ック信号“H”が発生する。ユーザがつまみ129を放
すと、バネ120の復元力により、つまみ129とスイ
ッチ接片128とが元の状態に戻り、電極121,12
2間が絶縁されて、入力端子15はロジック信号“L”
となる。このロジック信号“H”が先のシャッタトリガ
である。
と、スイッチ接片128によって電極121,122間
が導通し、入力端子15が電源123と接続されたロジ
ック信号“H”が発生する。ユーザがつまみ129を放
すと、バネ120の復元力により、つまみ129とスイ
ッチ接片128とが元の状態に戻り、電極121,12
2間が絶縁されて、入力端子15はロジック信号“L”
となる。このロジック信号“H”が先のシャッタトリガ
である。
【0090】なお、この具体例では、スイッチ接片12
8を水平方向に移動させることにより、動画記録開始/
停止信号を発生させ、垂直方向に移動させることによ
り、シャッタトリガを発生させるようにしたが、スイッ
チ接片128の移動方向をこれとは互いに入れ替えたよ
うにしてもよいし、移動方向の組み合わせは任意に決め
ることができる。
8を水平方向に移動させることにより、動画記録開始/
停止信号を発生させ、垂直方向に移動させることによ
り、シャッタトリガを発生させるようにしたが、スイッ
チ接片128の移動方向をこれとは互いに入れ替えたよ
うにしてもよいし、移動方向の組み合わせは任意に決め
ることができる。
【0091】このように、この具体例では、1つのスイ
ッチ回路で動画記録開始/停止信号とシャッタトリガと
を発生させることができるので、装置全体を小型化する
ことができる。
ッチ回路で動画記録開始/停止信号とシャッタトリガと
を発生させることができるので、装置全体を小型化する
ことができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
静止画及び動画の記録ができるばかりでなく、さらに、
動画記録中でも、任意のシーンを通常の静止画記録と同
様に記録し、静止画として再生することが可能となる。
従って、動画記録中に発生した特定のシーンを、シャッ
タチャンスを逃すことなく、静止画として保存すること
ができる。
静止画及び動画の記録ができるばかりでなく、さらに、
動画記録中でも、任意のシーンを通常の静止画記録と同
様に記録し、静止画として再生することが可能となる。
従って、動画記録中に発生した特定のシーンを、シャッ
タチャンスを逃すことなく、静止画として保存すること
ができる。
【0093】また、本発明によれば、外部の機器で発生
して入力される動画映像信号に対しても、同様にして静
止画記録とその再生を行なうことができる。
して入力される動画映像信号に対しても、同様にして静
止画記録とその再生を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号記録再生装置の第1の実
施形態を示すブロック図である。
施形態を示すブロック図である。
【図2】MPEG符号化された映像信号の階層関係を示す概
念図である。
念図である。
【図3】MPEG符号化処理の説明図である。
【図4】MPEG符号化された映像信号の各階層のデータ構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図5】図1に示した第1の実施形態の記録動作をフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】図1に示した第1の実施形態の再生動作をフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図7】本発明による映像信号記録再生装置の第2の実
施形態の記録動作を示すフローチャートである。
施形態の記録動作を示すフローチャートである。
【図8】図7に示した第2の実施形態での記録回路の領
域構成を示す模式図である。
域構成を示す模式図である。
【図9】本発明による映像信号記録再生装置の第3の実
施形態を示すブロック図である。
施形態を示すブロック図である。
【図10】図1,図9におけるシャッタトリガ及び動画
記録開始/停止信号の発生手段の一具体例を示す構成図
である。
記録開始/停止信号の発生手段の一具体例を示す構成図
である。
1 CCD映像センサ 9 マイクロコントローラ 10 記録回路 11 MPEG符号化復号化回路 12 JPEG符号化復号化回路 15 シャッタトリガの入力端子 16 動画記録開始/停止指示信号の入力端子 57 タイムコード 62 ユーザデータスタートコード 63 ユーザーデータ 68 ユーザーデータ 102 スイッチ 103 外部映像信号の入力端子 104 マイクロコントローラ 105 外部音声信号の入力端子 106 マイクロフォン 108 スイッチ 110 MPEG音声コーデック 111 記録回路 112 着脱式の記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 直樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 嘉見 博章 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内
Claims (14)
- 【請求項1】 動画と静止画を圧縮して記録する映像信
号記録再生装置において、 動画の圧縮及び記録開始を指示する手段と、 静止画記録用のシャッタトリガを発生する手段と、 動画記録中に発生したシャッタトリガに関する情報を、
該圧縮された動画の制御用データに書き込む手段とを有
することを特徴とする映像信号記録再生装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の映像信号記録再生装置
において、 レンズ及び撮像素子からなる撮像手段とを有することを
特徴とする映像信号記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の映像信号記録再生装置
において、 マイクロフォンと外部映像信号入力回路と外部音声信号
入力回路とを有することを特徴とする映像信号記録再生
装置。 - 【請求項4】 請求項1,2または3に記載の映像信号
記録再生装置において、 前記シャッタトリガに関する情報は、前記動画フレーム
毎の制御用データ領域を使用することを特徴とする映像
信号記録再生装置。 - 【請求項5】 請求項1,2または3に記載の映像信号
記録再生装置において、 前記シャッタトリガに関する情報は、前記動画フレーム
を分割した映像信号ブロック毎の制御用データ領域を使
用することを特徴とする映像信号記録再生装置。 - 【請求項6】 動画と静止画を圧縮して記録する映像信
号記録再生装置において、 動画の圧縮及び記録開始を指示する手段と、 静止画記録用のシャッタトリガを発生する手段と、 前記圧縮された動画データで使用する時間情報を利用し
て、動画を記録中に発生した前記シャッタトリガの時刻
を記録する手段とを有することを特徴とする映像信号記
録再生装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の映像信号記録再生装置
において、 レンズ及び撮像素子からなる撮像手段とを加えて有する
ことを特徴とする映像信号記録再生装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の映像信号記録再生装
置において、 マイクロフォンと外部映像信号入力回路と外部音声信号
入力回路とを加えて有することを特徴とする映像信号記
録再生装置。 - 【請求項9】 映像信号を圧縮して記録再生する映像信
号記録再生装置において、 圧縮された動画映像信号を伸長して再生する動画映像信
号再生回路と、 該圧縮された映像信号に付随する制御信号を再生して、
該動画映像信号再生回路を制御する制御回路と、 該再生動画映像信号の特定のフレームを指定するため
に、該制御信号に含まれる第1のフレーム指定信号を検
出する検出回路と、 該検出回路の出力に基づいて、該動画映像信号の指定さ
れたフレームを再生する再生回路とを有することを特徴
とする映像信号記録再生装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の映像信号記録再生装
置において、 前記フレーム指定信号で指定されたフレームのみを静止
画映像信号として出力することを特徴とする映像信号記
録再生装置。 - 【請求項11】 請求項9に記載の映像信号記録再生装
置において、 前記フレーム指定信号で指定されたフレームのみを静止
画映像信号として、所定の時間間隔で出力することを特
徴とする映像信号記録再生装置。 - 【請求項12】 映像信号を圧縮して記録再生する映像
信号記録再生装置において、 該圧縮された動画映像信号を再生して伸長する動画映像
信号再生回路と、 該圧縮された映像信号に付随する制御信号を再生して、
該動画映像信号再生回路を制御する制御回路と、 該圧縮された動画映像信号とは別に記録された、該圧縮
された動画映像信号の特定のフレームを指定する第2の
フレーム指定信号を再生するフレーム指定信号再生回路
と、 該フレーム指定信号再生回路の出力に基づいて、該動画
映像信号の所定のフレームを再生する回路とを有するこ
とを特徴とする映像信号記録再生装置。 - 【請求項13】 請求項12に記載の映像信号記録再生
装置において、 前記フレームを再生する回路によって所定間隔で映像フ
レームを再生することを特徴とする映像信号記録再生回
路。 - 【請求項14】 請求項1もしくは6に記載の映像信号
記録再生装置において、 1つのスイッチ回路のスイッチ接片を異なる方向に移動
させて、前記動画の圧縮及び記録開始を指示する信号と
前記静止画用シャッタトリガを発生することを特徴とす
る映像信号記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8096917A JPH09284705A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 映像信号記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8096917A JPH09284705A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 映像信号記録再生装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003113235A Division JP2003309808A (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | 映像信号再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09284705A true JPH09284705A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14177718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8096917A Pending JPH09284705A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 映像信号記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09284705A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999038168A1 (fr) * | 1998-01-21 | 1999-07-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Support d'enregistrement et dispositif d'enregistrement / reproduction |
WO1999067947A1 (en) * | 1998-06-24 | 1999-12-29 | Hitachi, Ltd. | Image sensing/storing method and image sensing device |
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JP2007208850A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Olympus Imaging Corp | カメラ、カメラの記録制御方法、プログラム、記録媒体 |
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-
1996
- 1996-04-18 JP JP8096917A patent/JPH09284705A/ja active Pending
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JP2008005280A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Victor Co Of Japan Ltd | ビデオカメラ装置 |
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