JPH09282573A - 車載用電子機器 - Google Patents
車載用電子機器Info
- Publication number
- JPH09282573A JPH09282573A JP11717196A JP11717196A JPH09282573A JP H09282573 A JPH09282573 A JP H09282573A JP 11717196 A JP11717196 A JP 11717196A JP 11717196 A JP11717196 A JP 11717196A JP H09282573 A JPH09282573 A JP H09282573A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door lock
- code
- vehicle
- lock opening
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動作ロック解除のためにユーザーに操作負担
をかけないようにしたうえで、盗難防止機能を発揮させ
る。 【解決手段】 その車載用電子機器が搭載される自動車
のイグニションキーから出力されるドアロック開閉コー
ドを記憶するようにしておく。そして、同一のドアロッ
ク開閉コードが入力された場合のみ、機器の動作ロック
を解除する(F204)。即ち、その自動車の正当な持ち主が
運転する場合のみに動作ロックが解除されるようにす
る。
をかけないようにしたうえで、盗難防止機能を発揮させ
る。 【解決手段】 その車載用電子機器が搭載される自動車
のイグニションキーから出力されるドアロック開閉コー
ドを記憶するようにしておく。そして、同一のドアロッ
ク開閉コードが入力された場合のみ、機器の動作ロック
を解除する(F204)。即ち、その自動車の正当な持ち主が
運転する場合のみに動作ロックが解除されるようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば一般にカー
ステレオと呼ばれている機器など、自動車に搭載される
各種の車載用電子機器に関するものである。
ステレオと呼ばれている機器など、自動車に搭載される
各種の車載用電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車載用電子機器として、CD(コンパク
トディスク)プレーヤ、MD(ミニディスク)プレー
ヤ、テーププレーヤ、ラジオチューナなどの音響機器
や、テレビジョン、ビデオなどの映像機器、さらにはナ
ビゲーションシステムなどの機器なが普及している。こ
のような車載用電子機器においては、盗難防止のための
機能が設けられることが好ましい。
トディスク)プレーヤ、MD(ミニディスク)プレー
ヤ、テーププレーヤ、ラジオチューナなどの音響機器
や、テレビジョン、ビデオなどの映像機器、さらにはナ
ビゲーションシステムなどの機器なが普及している。こ
のような車載用電子機器においては、盗難防止のための
機能が設けられることが好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】盗難防止のための機能
としては、例えばその持ち主が所有している特定のカー
ドを所定位置にセットしないと機器が動作しないように
するものや、暗証番号を入力しないと機器が動作しない
ようにする方式などが考えられていた。つまり本人しか
使用できないように動作ロックを行ない、盗まれても使
用不能とすることで、盗難を防止しようとするものであ
る。ところが、使用時に毎回カードの挿入や暗証番号入
力によって動作ロックを解除しなければならないため、
操作が非常に煩雑になるという問題があった。
としては、例えばその持ち主が所有している特定のカー
ドを所定位置にセットしないと機器が動作しないように
するものや、暗証番号を入力しないと機器が動作しない
ようにする方式などが考えられていた。つまり本人しか
使用できないように動作ロックを行ない、盗まれても使
用不能とすることで、盗難を防止しようとするものであ
る。ところが、使用時に毎回カードの挿入や暗証番号入
力によって動作ロックを解除しなければならないため、
操作が非常に煩雑になるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、動作ロック解除のためにユーザーに操作負
担をかけないようにしたうえで、盗難防止機能を発揮さ
せるようにすることを目的とする。
点に鑑みて、動作ロック解除のためにユーザーに操作負
担をかけないようにしたうえで、盗難防止機能を発揮さ
せるようにすることを目的とする。
【0005】このため車載用電子機器として、車両のイ
グニションキーから無線信号として出力されるドアロッ
ク開閉コードを受信することができる受信手段と、特定
のドアロック開閉コードを記憶する記憶手段と、受信手
段によってドアロック開閉コードが受信された場合に、
その受信されたドアロック開閉コードと記憶手段に記憶
されたドアロック開閉コードを比較し、一致した場合に
当該車載用電子機器の動作ロックを解除し、通常動作を
可能とする制御手段とを設ける。近年、イグニションキ
ーに赤外線や電波によりドアロック開閉コードを出力す
る機能を設け、自動車のドアロックの開閉を遠隔制御で
きるシステムが普及している。そこで、車載用電子機器
では、その自動車のイグニションキーから出力されるド
アロック開閉コードを記憶するようにしておく。そし
て、同一のドアロック開閉コードが入力された場合の
み、機器の動作ロックを解除する。即ち、その自動車の
正当な持ち主が運転する場合のみに動作ロックが解除さ
れるようにする。そしてこの場合、その車載用電子機器
に対して煩雑なロック解除操作は不要となる。
グニションキーから無線信号として出力されるドアロッ
ク開閉コードを受信することができる受信手段と、特定
のドアロック開閉コードを記憶する記憶手段と、受信手
段によってドアロック開閉コードが受信された場合に、
その受信されたドアロック開閉コードと記憶手段に記憶
されたドアロック開閉コードを比較し、一致した場合に
当該車載用電子機器の動作ロックを解除し、通常動作を
可能とする制御手段とを設ける。近年、イグニションキ
ーに赤外線や電波によりドアロック開閉コードを出力す
る機能を設け、自動車のドアロックの開閉を遠隔制御で
きるシステムが普及している。そこで、車載用電子機器
では、その自動車のイグニションキーから出力されるド
アロック開閉コードを記憶するようにしておく。そし
て、同一のドアロック開閉コードが入力された場合の
み、機器の動作ロックを解除する。即ち、その自動車の
正当な持ち主が運転する場合のみに動作ロックが解除さ
れるようにする。そしてこの場合、その車載用電子機器
に対して煩雑なロック解除操作は不要となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4により本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明の車載用機器とし
て車載用CDプレーヤを例にあげた場合のブロック図を
示している。
実施の形態を説明する。図1は本発明の車載用機器とし
て車載用CDプレーヤを例にあげた場合のブロック図を
示している。
【0007】CD(コンパクトディスク)1はCDドラ
イバ2に装填される。CDドライバ2はCD1に記録さ
れている情報を読み取る部位であり、スピンドルモー
タ、光学ヘッド、サーボ機構等を有する。そしてスピン
ドルモータによりCD1を回転駆動させながら光学ヘッ
ドで記録面に対してレーザ照射を行ない、その反射光に
基づく信号を再生情報として出力する。
イバ2に装填される。CDドライバ2はCD1に記録さ
れている情報を読み取る部位であり、スピンドルモー
タ、光学ヘッド、サーボ機構等を有する。そしてスピン
ドルモータによりCD1を回転駆動させながら光学ヘッ
ドで記録面に対してレーザ照射を行ない、その反射光に
基づく信号を再生情報として出力する。
【0008】再生情報は再生信号処理部3に供給され
る。再生信号処理部3では再生情報としてCD1から読
み出された信号(EFM信号)に対してEFMデコー
ド、CIRCデコード、デインターリーブなどの処理を
行ない、いわゆるデジタルオーディオ信号を復調する。
さらに、CD1からはオーディオ情報だけでなく、トラ
ックナンバ、再生時間情報(アドレス)などがサブコー
ドと呼ばれる制御情報として読み出されるが、このサブ
コードの抽出も行なわれる。サブコードはコントローラ
6に供給され、表示やアクセスなどの各種制御に用いら
れる。
る。再生信号処理部3では再生情報としてCD1から読
み出された信号(EFM信号)に対してEFMデコー
ド、CIRCデコード、デインターリーブなどの処理を
行ない、いわゆるデジタルオーディオ信号を復調する。
さらに、CD1からはオーディオ情報だけでなく、トラ
ックナンバ、再生時間情報(アドレス)などがサブコー
ドと呼ばれる制御情報として読み出されるが、このサブ
コードの抽出も行なわれる。サブコードはコントローラ
6に供給され、表示やアクセスなどの各種制御に用いら
れる。
【0009】またデジタルオーディオ信号に対しては再
生信号処理部3内のDSP(デジタルシグナルプロセッ
サ)などにおいて、サラウンドモード処理、イコライジ
ング処理、リバーブ処理、ラウドネス処理、音量調整処
理、音量バランス調整などの音響効果処理を行なうこと
もできる。各種処理が行なわれたデジタルオーディオ信
号はD/A変換器によってアナログオーディオ信号とさ
れる。なお、上記の音響効果処理の全部又は一部は、ア
ナログオーディオ信号とされた後において実行されるよ
うにしてもよい。
生信号処理部3内のDSP(デジタルシグナルプロセッ
サ)などにおいて、サラウンドモード処理、イコライジ
ング処理、リバーブ処理、ラウドネス処理、音量調整処
理、音量バランス調整などの音響効果処理を行なうこと
もできる。各種処理が行なわれたデジタルオーディオ信
号はD/A変換器によってアナログオーディオ信号とさ
れる。なお、上記の音響効果処理の全部又は一部は、ア
ナログオーディオ信号とされた後において実行されるよ
うにしてもよい。
【0010】再生信号処理部3でこれらの処理が行なわ
れ、出力されたアナログオーディオ信号は、パワーアン
プ部4においてスピーカ駆動のための増幅が行なわれ、
スピーカ部5に供給されて音声として出力される。
れ、出力されたアナログオーディオ信号は、パワーアン
プ部4においてスピーカ駆動のための増幅が行なわれ、
スピーカ部5に供給されて音声として出力される。
【0011】コントローラ6はマイクロコンピュータに
よって構成され、CDドライバ2におけるCD1からの
情報読取動作、アクセス動作等の制御を行なう。また再
生信号処理部3に対しては、上記した音響効果処理につ
いての実行制御を行なう。操作部7はユーザーインター
フェースとして各種操作キーが設けられている。例えば
再生キー、トラックアクセスキー、停止キー、一時停止
キーなどのCDプレーヤとしての基本的な動作を指示す
る操作キーや、音量調節キー、イコライジング操作キー
などの副次的な操作キーなどが設けられている。
よって構成され、CDドライバ2におけるCD1からの
情報読取動作、アクセス動作等の制御を行なう。また再
生信号処理部3に対しては、上記した音響効果処理につ
いての実行制御を行なう。操作部7はユーザーインター
フェースとして各種操作キーが設けられている。例えば
再生キー、トラックアクセスキー、停止キー、一時停止
キーなどのCDプレーヤとしての基本的な動作を指示す
る操作キーや、音量調節キー、イコライジング操作キー
などの副次的な操作キーなどが設けられている。
【0012】操作部7からの各種操作情報はコントロー
ラ6に供給される。コントローラ6は入力された操作情
報と、内部プログラムに基づいて、必要箇所に対して必
要な動作を実行させるように制御を行なう。例えば再生
キーの操作に応じて、CDドライバ2における再生動作
立ち上げ、各種サーボ系の動作、光学ヘッドによる読出
動作の開始等を指示する。また、音響処理操作が行なわ
れた場合は再生信号処理部3におけるDSPに対して、
操作によって指定された音響効果を与える処理を実行す
べく指示を行なう。
ラ6に供給される。コントローラ6は入力された操作情
報と、内部プログラムに基づいて、必要箇所に対して必
要な動作を実行させるように制御を行なう。例えば再生
キーの操作に応じて、CDドライバ2における再生動作
立ち上げ、各種サーボ系の動作、光学ヘッドによる読出
動作の開始等を指示する。また、音響処理操作が行なわ
れた場合は再生信号処理部3におけるDSPに対して、
操作によって指定された音響効果を与える処理を実行す
べく指示を行なう。
【0013】表示部8は、例えば液晶ディスプレイによ
り形成された表示領域を備えている。この表示部8の表
示動作はコントローラ6によって制御される。コントロ
ーラ6は表示部8に対して、主にCDプレーヤとしての
動作状況の表示を実行させる。基本的な動作に関する表
示内容としては、再生動作状態、現在のトラックナン
バ、再生時間情報等を表示させる。これらは、コントロ
ーラ6が制御している動作状況やCD1から読み取られ
るサブコードに応じて表示を制御することになる。さら
にユーザーに対するメッセージ等の表示も行なう。
り形成された表示領域を備えている。この表示部8の表
示動作はコントローラ6によって制御される。コントロ
ーラ6は表示部8に対して、主にCDプレーヤとしての
動作状況の表示を実行させる。基本的な動作に関する表
示内容としては、再生動作状態、現在のトラックナン
バ、再生時間情報等を表示させる。これらは、コントロ
ーラ6が制御している動作状況やCD1から読み取られ
るサブコードに応じて表示を制御することになる。さら
にユーザーに対するメッセージ等の表示も行なう。
【0014】受信部9は赤外線信号もしくは電波信号な
どによる無線遠隔操作信号の受信部とされる。どのよう
な信号方式によるかは、当該CDプレーヤが搭載される
自動車のイグニションキー30の無線出力方式による。
実際には当該CDプレーヤの製造時には、どのような自
動車に搭載されるかは分からないため、イグニションキ
ー30の無線出力方式が赤外線信号方式か電波信号方式
かはわからない。そこで両方式に対応できるように赤外
線受信部と電波受信部の両方を形成しておくとよい。
どによる無線遠隔操作信号の受信部とされる。どのよう
な信号方式によるかは、当該CDプレーヤが搭載される
自動車のイグニションキー30の無線出力方式による。
実際には当該CDプレーヤの製造時には、どのような自
動車に搭載されるかは分からないため、イグニションキ
ー30の無線出力方式が赤外線信号方式か電波信号方式
かはわからない。そこで両方式に対応できるように赤外
線受信部と電波受信部の両方を形成しておくとよい。
【0015】受信部9では付属のリモートコマンダー2
0からの操作コマンド信号も受信される。ユーザーはリ
モートコマンダー20を操作することで、赤外線又は電
波によるコマンド信号が出力され、受信部9で受信され
てコントローラ6に入力される。コントローラ6はこれ
を操作信号と認識し、操作部7での操作が行なわれた場
合と同様に所要の各部に対して制御を行なう。
0からの操作コマンド信号も受信される。ユーザーはリ
モートコマンダー20を操作することで、赤外線又は電
波によるコマンド信号が出力され、受信部9で受信され
てコントローラ6に入力される。コントローラ6はこれ
を操作信号と認識し、操作部7での操作が行なわれた場
合と同様に所要の各部に対して制御を行なう。
【0016】図示するイグニションキー30は、本例の
CDプレーヤの搭載される自動車のイグニションキーで
ある。つまり自動車の所有者が所有するキーである。こ
の自動車はいわゆるキーレスエントリーと呼ばれる、イ
グニションキー30を用いたドアロックの遠隔制御が可
能とされているものとする。つまりイグニションキー3
0には、操作ボタン31が設けられており、これが押さ
れることにより、送信部32から特定のドアロック開閉
コードが赤外線又は電波で出力される。このためイグニ
ションキー30の内部は図2に示すようにドアロック開
閉コードが記憶されたROM34と、操作ボタン31が
押されたことを検出してROM34からドアロック開閉
コードを読み出し、送信部32から赤外線又は電波で送
信させる制御を行なうCPU33が設けられている。図
示しないが自動車にはドアロック開閉コードの受信部が
設けられており、正しいドアロック開閉コードを受信し
たら、それに応じてドアロックのオン/オフを行なうも
のである。
CDプレーヤの搭載される自動車のイグニションキーで
ある。つまり自動車の所有者が所有するキーである。こ
の自動車はいわゆるキーレスエントリーと呼ばれる、イ
グニションキー30を用いたドアロックの遠隔制御が可
能とされているものとする。つまりイグニションキー3
0には、操作ボタン31が設けられており、これが押さ
れることにより、送信部32から特定のドアロック開閉
コードが赤外線又は電波で出力される。このためイグニ
ションキー30の内部は図2に示すようにドアロック開
閉コードが記憶されたROM34と、操作ボタン31が
押されたことを検出してROM34からドアロック開閉
コードを読み出し、送信部32から赤外線又は電波で送
信させる制御を行なうCPU33が設けられている。図
示しないが自動車にはドアロック開閉コードの受信部が
設けられており、正しいドアロック開閉コードを受信し
たら、それに応じてドアロックのオン/オフを行なうも
のである。
【0017】不揮発性メモリ10には、コントローラ6
によって、電源オフ時にも記憶を消去させないデータが
記憶される。特に本例の場合、不揮発性メモリ10はイ
グニションキー30からのドアロック開閉コード(キー
コード)の登録に用いられる。
によって、電源オフ時にも記憶を消去させないデータが
記憶される。特に本例の場合、不揮発性メモリ10はイ
グニションキー30からのドアロック開閉コード(キー
コード)の登録に用いられる。
【0018】本例のCDプレーヤは、上記のようにイグ
ニションキー30から出力されるドアロック開閉コード
により動作ロックの解除を行なうようにするものであ
る。そしてまずこのために、そのイグニションキー30
から出力される特定のドアロック開閉コードを登録する
処理が図3に示すように行なわれる。自動車の所有者
は、当該CDプレーヤを自動車に装着したときに、最初
にキーコード登録操作を行なう必要がある。ここでいう
キーコードとは、その自動車に設定されている特定のド
アロック開閉コードのことである。
ニションキー30から出力されるドアロック開閉コード
により動作ロックの解除を行なうようにするものであ
る。そしてまずこのために、そのイグニションキー30
から出力される特定のドアロック開閉コードを登録する
処理が図3に示すように行なわれる。自動車の所有者
は、当該CDプレーヤを自動車に装着したときに、最初
にキーコード登録操作を行なう必要がある。ここでいう
キーコードとは、その自動車に設定されている特定のド
アロック開閉コードのことである。
【0019】コントローラ6がこの登録操作のためのモ
ードに入ると、まず図3のステップF101として表示部8
にキーコード入力を要求する表示を行なう。これに応じ
てユーザーは、イグニションキー30の操作ボタン31
を押し、ドアロック開閉コードを受信部9に受信させ
る。このようなユーザーの動作によりドアロック開閉コ
ードがキーコードとして入力され(F102)、コントローラ
6が適正にそのコードを取り込めたら(F103)、そのドア
ロック開閉コードを動作ロックを解除するためのキーコ
ードとして不揮発性メモリ10に記憶する。不揮発性メ
モリ10にキーコードを登録することで準備が完了した
ことになる。
ードに入ると、まず図3のステップF101として表示部8
にキーコード入力を要求する表示を行なう。これに応じ
てユーザーは、イグニションキー30の操作ボタン31
を押し、ドアロック開閉コードを受信部9に受信させ
る。このようなユーザーの動作によりドアロック開閉コ
ードがキーコードとして入力され(F102)、コントローラ
6が適正にそのコードを取り込めたら(F103)、そのドア
ロック開閉コードを動作ロックを解除するためのキーコ
ードとして不揮発性メモリ10に記憶する。不揮発性メ
モリ10にキーコードを登録することで準備が完了した
ことになる。
【0020】コントローラ6は、例えばCDプレーヤの
電源オフとされることにより、自動的に動作ロック状態
に入る。例えばエンジンが切られてカーバッテリーから
の主電源供給が立たれた時に動作ロックとすればよい。
もしくはユーザーが車を降りて、イグニションキー30
からドアロック開閉コードを出力させ、自動車のドアロ
ックが行なわれるときには、そのドアロック開閉コード
は受信部9にも入力されるため、それを検出して動作ロ
ック状態に入るようにしてもよい。また動作ロックのた
めの操作キーを設けておき、ユーザー操作により動作ロ
ック状態に入るようにしてもよい。
電源オフとされることにより、自動的に動作ロック状態
に入る。例えばエンジンが切られてカーバッテリーから
の主電源供給が立たれた時に動作ロックとすればよい。
もしくはユーザーが車を降りて、イグニションキー30
からドアロック開閉コードを出力させ、自動車のドアロ
ックが行なわれるときには、そのドアロック開閉コード
は受信部9にも入力されるため、それを検出して動作ロ
ック状態に入るようにしてもよい。また動作ロックのた
めの操作キーを設けておき、ユーザー操作により動作ロ
ック状態に入るようにしてもよい。
【0021】動作ロック状態にはいるための方式は各種
考えられるが、イグニションキー30の操作ボタン31
を押してユーザーがドアロックを行なったとき(つまり
車から離れるとき)に、コントローラ6がそのドアロッ
ク開閉コードを検出して動作ロックに入るようにすれ
ば、ユーザーの操作の手間はないという点で最も適当で
ある。
考えられるが、イグニションキー30の操作ボタン31
を押してユーザーがドアロックを行なったとき(つまり
車から離れるとき)に、コントローラ6がそのドアロッ
ク開閉コードを検出して動作ロックに入るようにすれ
ば、ユーザーの操作の手間はないという点で最も適当で
ある。
【0022】動作ロック状態に入っているときは、コン
トローラ6は図4の動作ロックに関する処理を行なう。
まずステップF201として常にキーコード入力を監視して
いる。そして何らかのドアロック開閉コードの入力があ
った場合は、ステップF202でそのドアロック開閉コード
をキーコードとして取り込み、不揮発性メモリ10に登
録されているキーコードと比較する。
トローラ6は図4の動作ロックに関する処理を行なう。
まずステップF201として常にキーコード入力を監視して
いる。そして何らかのドアロック開閉コードの入力があ
った場合は、ステップF202でそのドアロック開閉コード
をキーコードとして取り込み、不揮発性メモリ10に登
録されているキーコードと比較する。
【0023】この比較結果として一致が得られなかった
場合、即ち、その自動車のイグニションキー30以外の
イグニションキーその他の遠隔制御機器からのコード入
力であった場合は、ステップF203からF205に進み表示部
8にエラー表示を行ない、動作ロックの解除は行なわな
い。一方ステップF203で一致と判断された場合は、動作
ロックを解除し、以降コントローラ6は操作部7やリモ
ートコマンダー20の操作に応じて通常の動作処理を行
なう状態となる。
場合、即ち、その自動車のイグニションキー30以外の
イグニションキーその他の遠隔制御機器からのコード入
力であった場合は、ステップF203からF205に進み表示部
8にエラー表示を行ない、動作ロックの解除は行なわな
い。一方ステップF203で一致と判断された場合は、動作
ロックを解除し、以降コントローラ6は操作部7やリモ
ートコマンダー20の操作に応じて通常の動作処理を行
なう状態となる。
【0024】従って、ユーザーが自動車に乗るためにイ
グニションキー30の操作ボタン31を押してドアロッ
クを解除すると同時にCDプレーヤは動作ロックが解除
され、そのユーザーが乗車した際には通常使用が可能と
なる。また何らかの原因で、ユーザーが車外でイグニシ
ョンキー30から出力させたドアロック開閉コードが受
信部9で受信できないような場合があっても、ユーザー
は乗車時に再度操作ボタン31を押せば良いだけであ
り、CDプレーヤの動作ロック解除のために煩雑な操作
は必要ない。
グニションキー30の操作ボタン31を押してドアロッ
クを解除すると同時にCDプレーヤは動作ロックが解除
され、そのユーザーが乗車した際には通常使用が可能と
なる。また何らかの原因で、ユーザーが車外でイグニシ
ョンキー30から出力させたドアロック開閉コードが受
信部9で受信できないような場合があっても、ユーザー
は乗車時に再度操作ボタン31を押せば良いだけであ
り、CDプレーヤの動作ロック解除のために煩雑な操作
は必要ない。
【0025】そして、あくまでのドアロック開閉コード
を登録したイグニションキー30を用いなければ動作ロ
ックは解除されないため、本来のユーザー、つまり自動
車の持ち主以外は使用できず、盗難防止機能として有効
である。
を登録したイグニションキー30を用いなければ動作ロ
ックは解除されないため、本来のユーザー、つまり自動
車の持ち主以外は使用できず、盗難防止機能として有効
である。
【0026】なお車載用CDプレーヤとして実施の形態
を説明してきたが、その他の各種車載用電子機器、例え
ばラジオチューナ、テーププレーヤ、ナビゲーションシ
ステムなどに本発明は同様に適用できることはいうまで
もない。
を説明してきたが、その他の各種車載用電子機器、例え
ばラジオチューナ、テーププレーヤ、ナビゲーションシ
ステムなどに本発明は同様に適用できることはいうまで
もない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車載用電子
機器は、自動車のイグニションキーから出力されるドア
ロック開閉コードを記憶し、同一のドアロック開閉コー
ドが入力された場合のみ、機器の動作ロックを解除する
ようにしているため、その自動車の正当な持ち主が運転
する場合のみに動作ロックが解除でき、盗難防止機能と
して有効であるとともに、動作ロック解除のために暗証
番号入力などの煩雑な操作は必要なく、非常に良好な使
用性を実現できる。
機器は、自動車のイグニションキーから出力されるドア
ロック開閉コードを記憶し、同一のドアロック開閉コー
ドが入力された場合のみ、機器の動作ロックを解除する
ようにしているため、その自動車の正当な持ち主が運転
する場合のみに動作ロックが解除でき、盗難防止機能と
して有効であるとともに、動作ロック解除のために暗証
番号入力などの煩雑な操作は必要なく、非常に良好な使
用性を実現できる。
【図1】本発明の実施の形態の車載用CDプレーヤのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】実施の形態で用いるイグニションキーのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】実施の形態のキーコード登録処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】実施の形態の動作ロック状態時の処理のフロー
チャートである。
チャートである。
2 CDドライバ、3 再生信号処理部、4 パワーア
ンプ部、5 スピーカ部、6 コントローラ、7 操作
部、8 表示部、9 受信部、10 不揮発性メモリ、
20 リモートコマンダー、30 イグニションキー、
31 操作ボタン
ンプ部、5 スピーカ部、6 コントローラ、7 操作
部、8 表示部、9 受信部、10 不揮発性メモリ、
20 リモートコマンダー、30 イグニションキー、
31 操作ボタン
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のイグニションキーから無線信号と
して出力されるドアロック開閉コードを受信することが
できる受信手段と、 特定のドアロック開閉コードを記憶する記憶手段と、 前記受信手段によってドアロック開閉コードが受信され
た場合に、その受信されたドアロック開閉コードと前記
記憶手段に記憶されたドアロック開閉コードを比較し、
一致した場合に当該車載用電子機器の動作ロックを解除
し、通常動作を可能とする制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする車載用電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11717196A JPH09282573A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 車載用電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11717196A JPH09282573A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 車載用電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09282573A true JPH09282573A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14705206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11717196A Withdrawn JPH09282573A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 車載用電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09282573A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19754169A1 (de) * | 1997-12-06 | 1999-06-10 | Volkswagen Ag | Vorrichtung zum Starten einer in einem Fahrzeug eingebauten Navigationseinrichtung und Steuerungsverfahren dafür |
WO2005021905A1 (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 車両錠解錠システム |
JP2006178643A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Aisin Aw Co Ltd | ナビゲーション装置 |
-
1996
- 1996-04-16 JP JP11717196A patent/JPH09282573A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19754169A1 (de) * | 1997-12-06 | 1999-06-10 | Volkswagen Ag | Vorrichtung zum Starten einer in einem Fahrzeug eingebauten Navigationseinrichtung und Steuerungsverfahren dafür |
DE19754169B4 (de) * | 1997-12-06 | 2008-11-13 | Volkswagen Ag | Vorrichtung zum Starten einer in einem Fahrzeug eingebauten Navigationseinrichtung und Steuerungsverfahren dafür |
WO2005021905A1 (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 車両錠解錠システム |
EP1662079A1 (en) * | 2003-09-01 | 2006-05-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Vehicle unlocking system |
EP1662079A4 (en) * | 2003-09-01 | 2009-11-04 | Panasonic Corp | FAHRZEUGENTRIEGELUNGSSYSTEM |
JP2006178643A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Aisin Aw Co Ltd | ナビゲーション装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2007023886A1 (ja) | 可動電子機器の動作制御装置 | |
JPS6258482A (ja) | 記録媒体演奏装置 | |
KR100670641B1 (ko) | 휴대용 엠피3 플레이어를 착탈 할 수 있는 도난 방지카오디오 시스템 및 그 제어방법 | |
JP2001049918A (ja) | キーレスエントリ装置および記録媒体 | |
JPH09282573A (ja) | 車載用電子機器 | |
JPH09112102A (ja) | キーレスエントリ装置 | |
JP3312405B2 (ja) | キーレスエントリー装置 | |
JP2000017920A (ja) | 車載用機器の制御装置 | |
JP2565596B2 (ja) | セキュリティ装置 | |
JPH10166956A (ja) | 電気機器の動作状態再現方法および装置 | |
JPH11278331A (ja) | 自転車用鎖錠装置 | |
JP3367357B2 (ja) | コード書込装置 | |
JP3569540B2 (ja) | 自動車ドアロック制御装置 | |
JP2005014668A (ja) | 警報システム及び警報装置 | |
JP3453475B2 (ja) | カーセキュリティ装置及びカーセキュリティシステム | |
JPH11238371A (ja) | 車両用キーレスエントリ送信機 | |
KR19990009730A (ko) | 카오디오의 도난 방지 장치 및 그 제어 방법 | |
JP4097328B2 (ja) | ドアのキーレス開閉システム | |
JPH0971191A (ja) | 車載電装品の盗難防止装置 | |
JP2885351B2 (ja) | 車載機器の盗難防止装置 | |
JP2590703Y2 (ja) | キーレスエントリーシステム | |
JPH087512Y2 (ja) | 盗難防止装置 | |
JPH0346897B2 (ja) | ||
KR19990050502A (ko) | 카 오디오를 이용한 도어열림 확인장치 및 그 방법 | |
JP2592011Y2 (ja) | キーレスエントリーシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |