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JPH09280664A - 太陽熱集光装置 - Google Patents

太陽熱集光装置

Info

Publication number
JPH09280664A
JPH09280664A JP8118342A JP11834296A JPH09280664A JP H09280664 A JPH09280664 A JP H09280664A JP 8118342 A JP8118342 A JP 8118342A JP 11834296 A JP11834296 A JP 11834296A JP H09280664 A JPH09280664 A JP H09280664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
mirror surface
heat receiving
receiving portion
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8118342A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Naito
喜裕 内藤
Takeyoshi Uenishizono
武良 上西園
Ko Sato
耕 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP8118342A priority Critical patent/JPH09280664A/ja
Publication of JPH09280664A publication Critical patent/JPH09280664A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S20/00Solar heat collectors specially adapted for particular uses or environments
    • F24S20/20Solar heat collectors for receiving concentrated solar energy, e.g. receivers for solar power plants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S23/00Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors
    • F24S23/70Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors with reflectors
    • F24S23/71Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors with reflectors with parabolic reflective surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S30/00Arrangements for moving or orienting solar heat collector modules
    • F24S30/40Arrangements for moving or orienting solar heat collector modules for rotary movement
    • F24S30/42Arrangements for moving or orienting solar heat collector modules for rotary movement with only one rotation axis
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受熱部における温度分布を均一にし、受熱部
の平均温度を向上して、加熱能力を向上すること。 【解決手段】 多数の反射鏡が配設される反射鏡面1と
受熱部2との間に支持部材3の支持点31が配設され、
該反射鏡面1の前記支持部材3に対向する部分には反射
鏡が配設されていない切欠部11が存在するパラボラ型
の太陽熱集光装置において、前記受熱部2の長手軸20
1に対して前記反射鏡面1を傾斜して配設して、太陽光
線Tに対して平行に配設される該反射鏡面1の光軸12
を挟んで前記支持部材3が位置する領域に対して反対側
の領域に該受熱部2が位置するように構成した太陽熱集
光装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の反射鏡が配
設される反射鏡面と受熱部との間に支持部材の支持点が
配設され、該反射鏡面の支持部材に対向する部分には反
射鏡が配設されていない切欠部が存在するパラボラ型の
太陽熱集光装置において、前記受熱部の長手軸に対して
前記反射鏡面を傾斜して配設して、該反射鏡面の光軸を
挟んで前記支持部材が位置する領域に対して反対側の領
域に該受熱部が位置するように構成した太陽熱集光装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の太陽熱集光装置は、図10に示さ
れるように多数の反射鏡が配設される反射鏡面Rと受熱
部Jとの間に支持部材Sの支持点が配設され、該反射鏡
面Rの前記支持部材Sに対向する部分には反射鏡が配設
されていない切欠部Kが存在するパラボラ型の太陽熱集
光装置において、前記反射鏡面Rが、その光軸RSが太
陽光線Tと平行になるように配設されるとともに、前記
受熱部Jが前記反射鏡面Rの前記光軸RS上に配置さ
れ、集熱するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の太陽熱集光
装置は、前記反射鏡面Rの前記支持部材Sに対向する部
分には反射鏡が配設されていない切欠部Kが存在すると
ともに、前記反射鏡面Rの光軸RSが太陽光線Tと平行
に配設され、前記光軸RS上に配置された前記受熱部J
によって集熱するものであるため、前記反射鏡面R上の
前記切欠部Kに対応する前記受熱部Jの一部の温度が低
下するため、温度分布が不均一となり、受熱部Jの平均
温度を低下して、受熱部に対する加熱能力が低下すると
いう問題があった。
【0004】そこで本発明者らは、反射鏡面に支持部材
による反射鏡が配設されていない切欠部が存在するパラ
ボラ型の太陽熱集光装置において、前記反射鏡面の光軸
を挟んで前記支持部材が位置する領域に対して反対側の
領域に受熱部が位置するように、該受熱部の長手軸に対
して前記反射鏡面を傾斜して配設するという本発明の技
術的思想に着眼し、さらに研究開発を重ねた結果、前記
受熱部における温度分布を均一にし、受熱部の平均温度
を向上して、加熱能力を向上するという目的を達成する
本発明に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の太陽熱集光装置は、多数の反射鏡が配設
される反射鏡面と受熱部との間に支持部材の支持点が配
設され、該反射鏡面の支持部材に対向する部分には反射
鏡が配設されていない切欠部が存在するパラボラ型の太
陽熱集光装置において、前記受熱部の長手軸に対して前
記反射鏡面を傾斜して配設して、該反射鏡面の光軸を挟
んで前記支持部材が位置する領域に対して反対側の領域
に該受熱部が位置するように構成したものである。
【0006】本発明(請求項2に記載の第2発明)の太
陽熱集光装置は、前記第1発明において、前記受熱部の
両側を通過する太陽光線を受光する反射鏡面の面積が等
しくなるように前記反射鏡面が傾斜して配設されている
ものである。
【0007】本発明(請求項3に記載の第3発明)の太
陽熱集光装置は、前記第1発明において、前記反射鏡面
の光軸と前記受熱部の長手軸との間にオフセット角が形
成され、前記反射鏡面の前記切欠部が存在する領域が前
記受熱部より遠ざかるように形成されているものであ
る。
【0008】本発明(請求項4に記載の第4発明)の太
陽熱集光装置は、前記第3発明において、前記切欠部が
存在する領域の前記反射鏡面が前記受熱部より遠ざかる
ように、前記反射鏡面を構成する各反射鏡が傾斜して配
設されているものである。
【0009】本発明(請求項5に記載の第5発明)の太
陽熱集光装置は、前記第3発明において、前記受熱部
が、発電機を駆動するスターリングエンジンの加熱器に
よって構成されているものである。
【0010】本発明(請求項6に記載の第6発明)の太
陽熱集光装置は、前記第5発明において、前記加熱器
が、放射状に配設され前記スターリングエンジンの気筒
に対応して区画された多数のチューブによって構成され
ているものである。
【0011】(作用)上記構成より成る第1発明の太陽
熱集光装置は、パラボラ型の太陽熱集光装置において、
前記反射鏡面が前記受熱部の長手軸に対して傾斜して配
設され、前記反射鏡面の光軸を挟んで前記支持部材が位
置する領域に対して反対側の領域に該受熱部が位置する
ので、該反射鏡面の支持部材に対向する前記切欠部が存
在する領域の太陽光の受光面積を広くして、前記切欠部
が存在しない反対側の領域の太陽光の受光面積を狭くし
て、前記両領域の太陽光の受光面積の差を少なくするの
で、前記反射鏡面によって反射された太陽光が前記受熱
部に集光され、該受熱部によって集熱される。
【0012】上記構成より成る第2発明の太陽熱集光装
置は、前記第1発明において、前記反射鏡面が傾斜して
配設され、前記受熱部の両側を通過する太陽光線を受光
する反射鏡面の面積を等しくするので、前記受熱部に一
様に集光され、前記受熱部によって一様に集熱される。
【0013】上記構成より成る第3発明の太陽熱集光装
置は、前記第1発明において、前記反射鏡面の光軸と前
記受熱部の長手軸との間にオフセット角が形成され、前
記反射鏡面の前記切欠部が存在する領域が前記受熱部よ
り遠ざかるように形成されているので、該反射鏡面の支
持部材に対向する前記切欠部が存在する領域の太陽光の
受光面積を広くして、前記切欠部が存在しない反対側の
領域の太陽光の受光面積を狭くして、前記両領域の太陽
光の受光面積の差を少なくするものである。
【0014】上記構成より成る第4発明の太陽熱集光装
置は、前記第3発明において、前記切欠部が存在する領
域の前記反射鏡面が前記受熱部より遠ざかるように、前
記反射鏡面を構成する各反射鏡が傾斜して配設されてい
るので、前記切欠部が存在する領域の前記反射鏡による
太陽光の受光面積を広くして、前記切欠部が存在しない
反対側の領域の前記反射鏡による太陽光の受光面積を狭
くして、前記両領域の前記反射鏡の太陽光の受光面積を
等しくして、前記受熱部に一様に集光され、前記各反射
鏡によって前記受熱部によって一様に集熱される。
【0015】上記構成より成る第5発明の太陽熱集光装
置は、前記第3発明において、前記受熱部に配置された
前記加熱器において、前記反射鏡面によって反射された
太陽光が集光されることにより集熱され、前記スターリ
ングエンジンによって前記発電機を駆動するものであ
る。
【0016】上記構成より成る第6発明の太陽熱集光装
置は、前記第5発明において、放射状に配設され前記ス
ターリングエンジンの気筒に対応して区画された多数の
チューブによって構成された前記加熱器が、前記反射鏡
面によって反射された太陽光が集光されることにより集
熱するものである。
【0017】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明の太陽熱集光
装置は、前記反射鏡面が前記受熱部の長手軸に対して傾
斜して配設され、前記反射鏡面の光軸を挟んで前記支持
部材が位置する領域に対して反対側の領域に該受熱部が
位置するので、該反射鏡面の前記切欠部が存在する領域
の太陽光の受光面積を広くして、前記反対側の領域の太
陽光の受光面積を狭くして、前記両領域の太陽光の受光
面積の差を少なくするので、前記反射鏡面によって反射
された太陽光を前記受熱部において集光して、集熱され
るので、前記受熱部における温度分布を均一にし、受熱
部の平均温度を向上して、加熱能力を向上するという効
果を奏する。
【0018】上記作用を奏する第2発明の太陽熱集光装
置は、前記第1発明の効果に加え、前記反射鏡面が傾斜
して配設され、前記受熱部の両側を通過する太陽光線を
受光する反射鏡面の面積を等しくするので、前記受熱部
に一様に集光され、一様に集熱されるので、前記受熱部
における温度分布を一層均一にし、受熱部の平均温度を
向上して、加熱能力を向上するという効果を奏する。
【0019】上記作用を奏する第3発明の太陽熱集光装
置は、前記反射鏡面の光軸と前記受講部の長手軸との間
にオフセット角が形成され、前記反射鏡面の前記切欠部
が存在する領域が前記受熱部より遠ざかるように形成さ
れているので、該反射鏡面の前記切欠部が存在する領域
の太陽光の受光面積を広くして、前記反対側の領域の太
陽光の受光面積を狭くして、前記両領域の太陽光の受光
面積の差を少なくするので、前記受熱部における温度分
布を均一にし、受熱部の平均温度を向上して、加熱能力
を向上するという効果を奏する。
【0020】上記作用を奏する第4発明の太陽熱集光装
置は、前記第3発明において、前記切欠部が存在する領
域の前記反射鏡面が前記受熱部より遠ざかるように、前
記反射鏡面を構成する各反射鏡が傾斜して配設されてい
るので、前記切欠部が存在する領域の前記反射鏡による
太陽光の受光面積を広くして、前記切欠部が存在しない
反対側の領域の前記反射鏡による太陽光の受光面積を狭
くして、前記両領域の前記反射鏡の太陽光の受光面積を
等しくして、前記受熱部に一様に集光され、前記各反射
鏡によって前記受熱部によって一様に集熱されるので、
前記受熱部における温度分布を一層均一にし、受熱部の
平均温度を向上して、加熱能力を向上するという効果を
奏する。
【0021】上記作用を奏する第5発明の太陽熱集光装
置は、前記受熱部に配置された前記加熱器において、前
記反射鏡面によって反射された太陽光が集光されること
により集熱され、前記スターリングエンジンによって前
記発電機を駆動するので、発電能力を向上するという効
果を奏する。
【0022】上記作用を奏する第6発明の太陽熱集光装
置は、前記第5発明の効果に加え、放射状に配設され前
記スターリングエンジンの気筒に対応して区画された多
数のチューブによって構成された前記加熱器が、前記反
射鏡面によって反射された太陽光が一様に集光されるこ
とにより集熱されるので、前記スターリングエンジンの
気筒間のバラツキを解消するという効果を奏する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0024】(第1実施形態)本第1実施形態の太陽熱
集光装置は、図1ないし図9に示すように多数の反射鏡
が配設される反射鏡面1と受熱部2との間に支持部材3
の支持点31が配設され、該反射鏡面1の前記支持部材
3に対向する部分には反射鏡が配設されていない切欠部
11が存在するパラボラ型の太陽熱集光装置において、
前記受熱部2の長手軸201に対して前記反射鏡面1を
傾斜して配設して、太陽光線Tに対して平行に配設され
る該反射鏡面1の光軸12を挟んで前記支持部材3が位
置する領域に対して反対側の領域に該受熱部2が位置す
るように構成したものである。
【0025】前記反射鏡面1は、図1に示されるように
放物面で近似放物線断面を有する放物面をなす鏡支持フ
レーム10に対して、図2に示される3個の鏡クランプ
131によって支持される反射鏡13を図3に示される
ように多数配設されるもので、各反射鏡13が図1に示
されるように前記鏡支持フレーム10に対してそれぞれ
傾斜して配設されることにより、形成されるものであ
る。
【0026】前記反射鏡13は、リング部材の軸端に円
形の鏡面膜を気密に配設して、バキュームホースを介し
て真空吸引することにより、凹面を形成するとともに、
周辺部の反射鏡(光軸から遠い鏡)ほど、受光部平面に
供給される光束は楕円となり、その楕円の長径が大きく
なり易いので、バキュームノズル(図示せず)の位置の
調整にて、7”以下になるように調整される。
【0027】前記鏡支持フレーム10は、図1、図3お
よび図4に示されるように鏡支持フレーム10の凹面の
複数箇所に下端が固着された吊り下げフレーム14の上
端が、下端が地面に固着された略J字状の支持構造物に
よって構成された前記支持部材3の揺動支持端である上
端によって構成され、太陽光の追尾動力を小さくするた
めの支持点31において揺動可能に支持される。
【0028】前記反射鏡面1は、図1、図5および図7
に示されるように前記鏡支持フレーム10(図中2点鎖
線で示される)に対して傾斜して配設されるので、太陽
光線Tと平行な前記反射鏡面1の光軸12と前記受熱部
2の長手軸201との間にオフセット角αが形成され、
前記反射鏡面1の前記切欠部11が存在する領域が前記
受熱部2より遠ざかるように形成されているものであ
る。
【0029】すなわち、図6および図7に示されるよう
に前記受熱部2の両側を通過する太陽光線Tを受光する
図6中上下または図7中左右の前記反射鏡面1の実質受
光面積S1、S2が等しくなるように構成されている。
【0030】前記受熱部2は、図8に示されるように前
記反射鏡面1によって反射された太陽光線Tが集光さ
れ、集熱される加熱器21と、ヘリウムの圧力エネルギ
ーによって回転する回転斜板を備えたスターリングエン
ジン22と、該スターリングエンジン22によって回転
駆動される発電機23とから構成され、前記鏡支持フレ
ーム10の凹面の複数箇所に下端が固着されたブラケッ
ト24によって係止されている。
【0031】前記加熱器21は、図9に示されるように
放射状に配設され、前記スターリングエンジン22の4
気筒に対応して区画された多数のチューブ211、21
2、213、214によって構成されている。
【0032】前記スターリングエンジン22は、図8に
示すように、前記加熱器21において集熱された熱エネ
ルギーによってヘリウムガスの圧力を高め、前記スター
リングエンジン22の気筒に対応する各シリンダー22
0内に介挿されたピストン221を往復動させることに
より前記回転斜板223を回転させ、前記発電機23を
回転駆動し得る構成より成るものである。
【0033】上記構成より成る第1実施形態の太陽熱集
光装置は、パラボラ型の太陽熱集光装置において、前記
反射鏡面1が前記受熱部2の長手軸201に対して傾斜
して配設され、前記反射鏡面1の前記光軸12を挟んで
前記支持部材3が位置する領域に対して反対側の領域に
該受熱部2が位置するので、該反射鏡面1の前記支持部
材3に対向する前記切欠部11が存在する領域の太陽光
の受光面積を広くして、前記切欠部11が存在しない反
対側の領域の太陽光の受光面積を狭くして、前記両領域
の太陽光の受光面積S1およびS2の差を少なくするの
で、前記反射鏡面1によって反射された太陽光が前記受
熱部2に集光され、該受熱部2によって集熱される。
【0034】また太陽光線Tと平行な前記反射鏡面1の
光軸12と前記受熱部2の長手軸201との間にオフセ
ット角αが形成されるように各反射鏡13の角度が調整
されており、前記反射鏡面1の前記支持部材3に対向す
る前記切欠部11が存在する領域の太陽光の受光面積を
広くして、前記受熱部2の両側を通過する太陽光線Tを
受光する前記反射鏡面の面積S1およびS2を実質的に
等しく構成されているので、前記受熱部2に一様に集光
され、前記受熱部2によって一様に集熱される。
【0035】すなわち放射状に配設され前記スターリン
グエンジン22の気筒に対応して区画された多数のチュ
ーブ211ないし214によって構成された前記受熱部
2の前記加熱器21において、前記反射鏡面1によって
反射された太陽光が集光され、集熱されるものである。
【0036】さらに該加熱器21において集熱された熱
エネルギーによって、封入されたヘリウムガスの圧力が
高められ、前記スターリングエンジン22の気筒に対応
する前記各シリンダー220内に介挿された前記ピスト
ン221を往復動させることにより前記回転斜板223
を回転させ、前記発電機23を回転駆動して、該発電機
23が発電するものである。
【0037】上記作用を奏する第1実施形態の太陽熱集
光装置は、前記反射鏡面1が前記受熱部2の長手軸20
1に対して傾斜して配設され、前記反射鏡面1の光軸1
2を挟んで前記支持部材3が位置する領域に対して反対
側の領域に該受熱部2が位置するので、該反射鏡面1の
前記切欠部11が存在する領域の太陽光の受光面積を広
くして、前記反対側の領域の太陽光の受光面積を狭くし
て、前記両領域の太陽光の受光面積の差を少なくするの
で、前記反射鏡面1によって反射された太陽光を前記受
熱部2において集光して、集熱されるので、前記受熱部
2における温度分布を均一にし、受熱部の平均温度を向
上して、加熱能力を向上するという効果を奏する。
【0038】また第1実施形態の太陽熱集光装置は、前
記受熱部2の両側を通過する太陽光線Tを受光する反射
鏡面の面積S1およびS2を実質的に等しくするので、
前記受熱部2に一様に集光され、全体に亘り一様に集熱
されるので、前記受熱部2における温度分布を一層均一
にし、該受熱部2の平均温度を約60℃上昇させ、加熱
能力を向上するという効果を奏する。
【0039】さらに第1実施形態の太陽熱集光装置は、
前記受熱部2に配置された前記加熱器21において、前
記反射鏡面1によって反射された太陽光が一様に集光さ
れることにより集熱され、前記スターリングエンジン2
2の各気筒によって前記発電機23を滑らかに回転駆動
するので、発電能力を向上するという効果を奏する。
【0040】また第1実施形態の太陽熱集光装置は、放
射状に配設され前記スターリングエンジン22の気筒に
対応して区画された多数のチューブ211ないし214
によって構成された前記加熱器21が、前記反射鏡面に
よって反射された太陽光が一様に集光されることにより
一様に加熱されるので、第2気筒および第3気筒の温度
を高め、前記スターリングエンジン22の気筒間のバラ
ツキを解消するという効果を奏する。
【0041】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の太陽熱集光装置の基本
的構成を示すスケルトン図である。
【図2】本第1実施形態における反射鏡の取付け構造を
示す斜視図である。
【図3】本第1実施形態における反射鏡面を示す平面図
である。
【図4】本第1実施形態装置を示す側面図である。
【図5】本第1実施形態における反射鏡面の配設角度を
示すスケルトン図である。
【図6】本第1実施形態における反射鏡面とスターリン
グエンジンの各気筒の対応関係を示す平面図である。
【図7】本第1実施形態における太陽光の反射特性を示
すスケルトン図である。
【図8】本第1実施形態における受熱部の構成要素を示
す断面図である。
【図9】本第1実施形態における加熱器を示す平面図で
ある。
【図10】従来装置の基本的構成および太陽光の反射特
性を示すスケルトン図である。
【符号の説明】
1 反射鏡面 2 受熱部 3 支持部材 12 光軸 31 支持点 201 長手軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の反射鏡が配設される反射鏡面と受
    熱部との間に支持部材の支持点が配設され、該反射鏡面
    の支持部材に対向する部分には反射鏡が配設されていな
    い切欠部が存在するパラボラ型の太陽熱集光装置におい
    て、 前記受熱部の長手軸に対して前記反射鏡面を傾斜して配
    設して、該反射鏡面の光軸を挟んで前記支持部材が位置
    する領域に対して反対側の領域に該受熱部が位置するよ
    うに構成したことを特徴とする太陽熱集光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記受熱部の両側を通過する太陽光線を受光する反射鏡
    面の面積が等しくなるように前記反射鏡面が傾斜して配
    設されていることを特徴とする太陽熱集光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記反射鏡面の光軸と前記受熱部の長手軸との間にオフ
    セット角が形成され、前記反射鏡面の前記切欠部が存在
    する領域が前記受熱部より遠ざかるように形成されてい
    ることを特徴とする太陽熱集光装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記切欠部が存在する領域の前記反射鏡面が前記受熱部
    より遠ざかるように、前記反射鏡面を構成する各反射鏡
    が傾斜して配設されていることを特徴とする太陽熱集光
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記受熱部が、発電機を駆動するスターリングエンジン
    の加熱器によって構成されていることを特徴とする太陽
    熱集光装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記加熱器が、放射状に配設され前記スターリングエン
    ジンの気筒に対応して区画された多数のチューブによっ
    て構成されていることを特徴とする太陽熱集光装置。
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