JPH09276568A - 安全かみそり - Google Patents
安全かみそりInfo
- Publication number
- JPH09276568A JPH09276568A JP11817096A JP11817096A JPH09276568A JP H09276568 A JPH09276568 A JP H09276568A JP 11817096 A JP11817096 A JP 11817096A JP 11817096 A JP11817096 A JP 11817096A JP H09276568 A JPH09276568 A JP H09276568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- skin
- blades
- safety razor
- distance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims abstract description 8
- 230000007794 irritation Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 三枚の刃体を有する安全かみそりであって、
皮膚の強い使用者と皮膚の弱い使用者に対応できるもの
を提供することを課題とする。 【解決手段】 三枚の刃体2,4,6が各刃体間にスペ
−サ−3,5を介して上から上刃体2、中刃体4及び下
刃体6の順に重ねられ、重ねられたそれぞれ下の刃体の
刃縁よりもその上の刃体の刃縁が後退している安全かみ
そりにおいて、上刃体2と中刃体4の間隔Bと、中刃体
4と下刃体6の間隔Aとが異なることを特徴とする
皮膚の強い使用者と皮膚の弱い使用者に対応できるもの
を提供することを課題とする。 【解決手段】 三枚の刃体2,4,6が各刃体間にスペ
−サ−3,5を介して上から上刃体2、中刃体4及び下
刃体6の順に重ねられ、重ねられたそれぞれ下の刃体の
刃縁よりもその上の刃体の刃縁が後退している安全かみ
そりにおいて、上刃体2と中刃体4の間隔Bと、中刃体
4と下刃体6の間隔Aとが異なることを特徴とする
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三枚の刃体を有す
る安全かみそりに関する。
る安全かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、安全かみそりは二枚刃のものは存
在しており、現在それが主流となっているが、三枚刃の
ものは現実には存在していない。
在しており、現在それが主流となっているが、三枚刃の
ものは現実には存在していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】三枚刃の安全かみそり
を新たに製造販売することになれば、三枚の刃体が同時
に皮膚に接するので皮膚の負担が大きくなり、皮膚の弱
い使用者はかみそり負けを生じる虞が出てくる。しか
し、皮膚の強い使用者であれば三枚刃の安全かみそりで
あっても何ら問題はなくかみそり負けを生じることはな
い。使用者の皮膚は様々であって、かみそり刃に対して
強い者もいれば弱い者もいる。三枚刃の安全かみそりを
市場に出したときに、同時に三枚の刃体が皮膚に接触す
るのであるから、従来以上に皮膚の強弱が問題とされる
のは明らかである。そこで、三枚刃の安全かみそりを売
り出すときに、皮膚の強い使用者用のものと皮膚の弱い
使用者用のものを構成上区別すれば需要者の要求に応え
ることができるので、本発明はその要求に応え得る安全
かみそりを提供することを課題とする。
を新たに製造販売することになれば、三枚の刃体が同時
に皮膚に接するので皮膚の負担が大きくなり、皮膚の弱
い使用者はかみそり負けを生じる虞が出てくる。しか
し、皮膚の強い使用者であれば三枚刃の安全かみそりで
あっても何ら問題はなくかみそり負けを生じることはな
い。使用者の皮膚は様々であって、かみそり刃に対して
強い者もいれば弱い者もいる。三枚刃の安全かみそりを
市場に出したときに、同時に三枚の刃体が皮膚に接触す
るのであるから、従来以上に皮膚の強弱が問題とされる
のは明らかである。そこで、三枚刃の安全かみそりを売
り出すときに、皮膚の強い使用者用のものと皮膚の弱い
使用者用のものを構成上区別すれば需要者の要求に応え
ることができるので、本発明はその要求に応え得る安全
かみそりを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、三枚の
刃体が各刃体間にスペ−サ−を介して上から上刃体、中
刃体及び下刃体の順に重ねられ、重ねられたそれぞれ下
の刃体の刃縁よりもその上の刃体の刃縁が後退している
安全かみそりにおいて、上刃体と中刃体の間隔と、中刃
体と下刃体の間隔とが異なることを特徴とする。
刃体が各刃体間にスペ−サ−を介して上から上刃体、中
刃体及び下刃体の順に重ねられ、重ねられたそれぞれ下
の刃体の刃縁よりもその上の刃体の刃縁が後退している
安全かみそりにおいて、上刃体と中刃体の間隔と、中刃
体と下刃体の間隔とが異なることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の態様】図1は皮膚の弱い使用者のための
安全かみそりの替刃である。刃台1の上には上から順に
上刃体2、上スペ−サ−3、中刃体4、下スペ−サ−5
及び下刃体6の順に重ねられている。これらの刃体及び
スペ−サ−は刃台1と天板7との間に挾着され、天板7
の裏面に設けられた凸部8によって結合され固定されて
いる。刃体は下刃体6が一番長く、その次が中刃体4
で、上刃体2が最も短く形成されている。したがって、
中刃体4の刃縁は下刃体6の刃縁よりも後退しており、
上刃体2の刃縁は中刃体4の刃縁よりも後退している。
安全かみそりの替刃である。刃台1の上には上から順に
上刃体2、上スペ−サ−3、中刃体4、下スペ−サ−5
及び下刃体6の順に重ねられている。これらの刃体及び
スペ−サ−は刃台1と天板7との間に挾着され、天板7
の裏面に設けられた凸部8によって結合され固定されて
いる。刃体は下刃体6が一番長く、その次が中刃体4
で、上刃体2が最も短く形成されている。したがって、
中刃体4の刃縁は下刃体6の刃縁よりも後退しており、
上刃体2の刃縁は中刃体4の刃縁よりも後退している。
【0006】上刃体2と中刃体4の間に介在している上
スペ−サ−3は厚みが大きく、中刃体4と下刃体6の間
に介在している下スペ−サ−5は厚みが小さい。したが
って、上刃体2と中刃体4の間隔Bは中刃体4と下刃体
6との間隔Aよりも大きい。隣接する刃体間の間隔が大
きいときはそれらの刃体の両刃縁間の間隔も大きくな
り、髭剃り時にその両刃縁間に皮膚が深く食い込むの
で、上の刃体が皮膚に接する角度が大きくなり、上の刃
体は髭を深く剃る代わりに皮膚に対する刺激が大きくな
る。反対に、隣接する刃体間の間隔が小さいときはそれ
らの刃体の両刃縁間の間隔も小さくなり、その両刃縁間
に皮膚が深く食い込むことはないので、上の刃体が皮膚
に接する角度は小さくなり、上の刃体の皮膚に対する肌
当たりはやわらかくなる。
スペ−サ−3は厚みが大きく、中刃体4と下刃体6の間
に介在している下スペ−サ−5は厚みが小さい。したが
って、上刃体2と中刃体4の間隔Bは中刃体4と下刃体
6との間隔Aよりも大きい。隣接する刃体間の間隔が大
きいときはそれらの刃体の両刃縁間の間隔も大きくな
り、髭剃り時にその両刃縁間に皮膚が深く食い込むの
で、上の刃体が皮膚に接する角度が大きくなり、上の刃
体は髭を深く剃る代わりに皮膚に対する刺激が大きくな
る。反対に、隣接する刃体間の間隔が小さいときはそれ
らの刃体の両刃縁間の間隔も小さくなり、その両刃縁間
に皮膚が深く食い込むことはないので、上の刃体が皮膚
に接する角度は小さくなり、上の刃体の皮膚に対する肌
当たりはやわらかくなる。
【0007】図1のように下二枚の刃体間隔Aが小さ
く、上二枚の刃体間隔Bが大きい替刃を使用するとき
は、髭剃り時に下二枚の刃体間隔Aは小さいのでその両
刃縁の間に皮膚は余り食い込まないから、中刃体4は皮
膚に対して肌当たりがやわらかくなる。また、上二枚の
刃体間隔Bは大きいから皮膚は深く食い込むはずである
が、髭を剃っているときに下二枚の刃体5,6が同時に
髭及び皮膚を刃の進行方向に引っ張るので一枚の刃体で
引っ張るときと比べて皮膚は十分に伸ばされる。その結
果、皮膚が下二枚の刃体で進行方向に引っ張られている
ので皮膚はそれ程深く食い込まないのである。したがっ
て、上刃体2は皮膚に対して強い刺激を与えることがな
いから、替刃全体として比較的皮膚にやわらかく当たる
ので皮膚の弱い使用者に適応できる。
く、上二枚の刃体間隔Bが大きい替刃を使用するとき
は、髭剃り時に下二枚の刃体間隔Aは小さいのでその両
刃縁の間に皮膚は余り食い込まないから、中刃体4は皮
膚に対して肌当たりがやわらかくなる。また、上二枚の
刃体間隔Bは大きいから皮膚は深く食い込むはずである
が、髭を剃っているときに下二枚の刃体5,6が同時に
髭及び皮膚を刃の進行方向に引っ張るので一枚の刃体で
引っ張るときと比べて皮膚は十分に伸ばされる。その結
果、皮膚が下二枚の刃体で進行方向に引っ張られている
ので皮膚はそれ程深く食い込まないのである。したがっ
て、上刃体2は皮膚に対して強い刺激を与えることがな
いから、替刃全体として比較的皮膚にやわらかく当たる
ので皮膚の弱い使用者に適応できる。
【0008】図2は、図1の替刃と刃体間隔が逆であ
り、下二枚の刃体間隔Aが大きく、上に二枚の刃体間隔
Bが小さい替刃である。この替刃を使用して髭を剃る
と、下刃体6一枚の刃縁のみで髭及び皮膚を引っ張って
も二枚の刃体の刃縁で引っ張った場合に比べて十分に皮
膚を伸ばすことができない。したがって、下二枚の大き
な刃体間隔Aの中に食い込んだ皮膚は余り伸びていない
ので、中刃体4は皮膚に対して大きな角度で接触し髭を
深く剃るが皮膚に強い刺激を与えることになる。したが
って、このような構成の安全かみそりは皮膚が強い使用
者に適応できる。
り、下二枚の刃体間隔Aが大きく、上に二枚の刃体間隔
Bが小さい替刃である。この替刃を使用して髭を剃る
と、下刃体6一枚の刃縁のみで髭及び皮膚を引っ張って
も二枚の刃体の刃縁で引っ張った場合に比べて十分に皮
膚を伸ばすことができない。したがって、下二枚の大き
な刃体間隔Aの中に食い込んだ皮膚は余り伸びていない
ので、中刃体4は皮膚に対して大きな角度で接触し髭を
深く剃るが皮膚に強い刺激を与えることになる。したが
って、このような構成の安全かみそりは皮膚が強い使用
者に適応できる。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、刃
体が三枚あるということはそれだけで髭剃りを効率的に
行うことができる。また、上刃体と中刃体の間隔と、中
刃体と下刃体の間隔とが異なることを特徴としており、
上二枚の刃体間の間隔を大きくして、下二枚の刃体間の
間隔を小さくしたときは皮膚の弱い使用者に対応するこ
とができる。その反対に上二枚の刃体間の間隔を小さく
して、下二枚の刃体間の間隔を大きくしたときは皮膚の
強い使用者に対応できる。
体が三枚あるということはそれだけで髭剃りを効率的に
行うことができる。また、上刃体と中刃体の間隔と、中
刃体と下刃体の間隔とが異なることを特徴としており、
上二枚の刃体間の間隔を大きくして、下二枚の刃体間の
間隔を小さくしたときは皮膚の弱い使用者に対応するこ
とができる。その反対に上二枚の刃体間の間隔を小さく
して、下二枚の刃体間の間隔を大きくしたときは皮膚の
強い使用者に対応できる。
【図1】 本発明の替刃の断面図
【図2】 本発明の他の実施態様の断面図
1 刃台 2 上刃体 3 上スペ−サ− 4 中刃体 5 下スペ−サ− 6 下刃体 7 天板 8 凸部
Claims (1)
- 【請求項1】 三枚の刃体が各刃体間にスペ−サ−を介
して上から上刃体、中刃体及び下刃体の順に重ねられ、
重ねられたそれぞれ下の刃体の刃縁よりもその上の刃体
の刃縁が後退している安全かみそりにおいて、上刃体と
中刃体の間隔と、中刃体と下刃体の間隔とが異なること
を特徴とする安全かみそり
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11817096A JPH09276568A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 安全かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11817096A JPH09276568A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 安全かみそり |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09276568A true JPH09276568A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14729860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11817096A Pending JPH09276568A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 安全かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09276568A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000043173A1 (en) * | 1999-01-21 | 2000-07-27 | Armando Ruiz | Triple-blade safety razor |
US6112412A (en) * | 1999-04-21 | 2000-09-05 | Warner-Lambert Company | Razor assembly and cartridge having improved wash-through |
US6138361A (en) * | 1999-04-21 | 2000-10-31 | Warner-Lambert Company | Pivotable razor assembly and cartridge |
US6182366B1 (en) | 1999-04-21 | 2001-02-06 | Warner-Lambert Company | Flexible razor assembly and cartridge |
US6772523B1 (en) | 1999-04-21 | 2004-08-10 | Eveready Battery Company, Inc. | Pivotable and flexible razor assembly and cartridge |
-
1996
- 1996-04-17 JP JP11817096A patent/JPH09276568A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000043173A1 (en) * | 1999-01-21 | 2000-07-27 | Armando Ruiz | Triple-blade safety razor |
US6112412A (en) * | 1999-04-21 | 2000-09-05 | Warner-Lambert Company | Razor assembly and cartridge having improved wash-through |
US6138361A (en) * | 1999-04-21 | 2000-10-31 | Warner-Lambert Company | Pivotable razor assembly and cartridge |
US6182366B1 (en) | 1999-04-21 | 2001-02-06 | Warner-Lambert Company | Flexible razor assembly and cartridge |
US6772523B1 (en) | 1999-04-21 | 2004-08-10 | Eveready Battery Company, Inc. | Pivotable and flexible razor assembly and cartridge |
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