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JPH092756A - 双方向エレベータガバナーおよびガバナーシーブの停止方法 - Google Patents

双方向エレベータガバナーおよびガバナーシーブの停止方法

Info

Publication number
JPH092756A
JPH092756A JP8151448A JP15144896A JPH092756A JP H092756 A JPH092756 A JP H092756A JP 8151448 A JP8151448 A JP 8151448A JP 15144896 A JP15144896 A JP 15144896A JP H092756 A JPH092756 A JP H092756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
governor
rope
sheave
elevator
pivot arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8151448A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard J Ericson
ジェイ.エリクソン リチャード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Publication of JPH092756A publication Critical patent/JPH092756A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/04Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for detecting excessive speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/04Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for detecting excessive speed
    • B66B5/044Mechanical overspeed governors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D59/00Self-acting brakes, e.g. coming into operation at a predetermined speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2129/00Type of operation source for auxiliary mechanisms
    • F16D2129/04Mechanical
    • F16D2129/043Weights

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いロープ速度で動作できる双方向ガバナー
ブレーキアッセンブリを使用するエレベータ安全システ
ムを提供する。 【解決手段】 エレベータガバナーブレーキアッセンブ
リ100は、エレベータかご室の不本意な動きが発生し
たときに、ガバナーロープ106の動きを遅くする。ア
ッセンブリ100は、ガバナーロープの動きを遅くする
ためのピボットアーム108の外円周に配設され回動可
能に取り付けられたブレーキ114を備えガバナーロー
プ106が通過するガバナーシーブ118によって構成
されている。バネ負荷解放つめ(回転止め)112は最
初にブレーキ114を垂直に位置決めするために使用さ
れる。ガバナーシーブ118上のフライウェイト124
は、エレベータかご室の不本意な動きの発生に当たっ
て、つめ122を動作させブレーキ114を最初の垂直
位置から解放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータシステ
ムに係り、特にエレベータシステムの一部として使用す
るための双方向ガバナーロープブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータシステム :代表的なエレベータシステムはホ
イストロープを支持する回動可能に取り付けられたドラ
イブシーブによって構成され、ホイストロープの一端は
エレベータかご室をつり下げ、ホイストロープの他端は
カウンタウェイトをつり下げる。ドライブシーブの回転
にあたって、エレベータかご室とカウンタウェイトは垂
直逆方向に移動する。カウンタウェイトは、エレベータ
システムの負荷容量(すなわち、乗客と積み荷)の4
2.5〜50パーセントの重さを加えたものに等しい重
さを持っている。
【0003】乗客の安全は、エレベータシステムの設計
において重要な役割をなす。多くの安全システムは、エ
レベータホイストウェイ(昇降路)内のエレベータかご
室の不本意な下降を防ぐように設計されている。この不
本意な下降はエレベータシステム内の電力又は機械的な
故障によるものであるとともに、ある場合には、エレベ
ータかご室をつり上げるロープの役割にもよる。エレベ
ータ安全システムが無ければ、エレベータかご室の不本
意な下降により乗客は傷害を受けかつエレベータかご室
とホイストウェイは損害をこうむる。
【0004】安全システム:安全システムの一部とし
て、エレベータかご室自体は安全なものとして知られて
いるブレーキ装置を備えている。代表的に、安全は、ク
ランプ又は昇降路の外側の案内レールに摩擦圧力を加え
るためのウェッジを使用する。動作にあたって、安全装
置はエレベータに速やかで安全な停止を行わせる。
【0005】ガバナアッセンブリがエレベータの安全な
動作を助けることは、知られている。ガバナアッセンブ
リを使用する代表的なエレベータ安全システムは、ドラ
イブシーブに隣接してエレベータ昇降路に回転可能に取
り付けられているとともに、昇降路の底の回動可能に取
り付けられたテンションシーブの助けによりガバナシー
ブをつり下げるガバナーロープによって構成されてい
る。ガバナシーブ自体はガバナアッセンブリの部材であ
り、動作時に、ガバナシーブの回転速度は、結局、ガバ
ナーロープの垂直方向速度よりも遅くなる。
【0006】ガバナアッセンブリのガバナーロープの垂
直方向速度を遅くする能力は、ロッド、リンケージおよ
び操作レバーのシステムを介してエレベータ安全システ
ムをガバナーロープへの接続を通しての安全システムを
動作させるのに使用される。安全操作レバーは、エレベ
ータかごフレームに回動可能に取り付けられ、エレベー
タかご室から伸びるクランプを含み、かつガバナーロー
プにクランプされている。安全操作レバーの回動によ
り、一連のリンケージが操作され、エレベータ安全装置
に取り付けられているリストロッドが順番に操作され
る。リストロッドの動作により、エレベータの安全さは
係合され、昇降路の各側のガイドレールに摩擦圧力を加
える。安全動作とエレベータ安全システムの動作はさら
に説明される。
【0007】エレベータシステムが動作状態である時、
ドライブシーブはエレベータかご室を昇降路内で移動さ
せる。ガバナーロープは安全操作レバーを介してエレベ
ータかご室に取り付けられているので、ガバナーロープ
はエレベータかご室と同じ速度で移動する。ガバナーロ
ープが、不本意な速度で移動するか又は不本意な時間に
移動すれば、ガバナー(調速機)システムが動作し、ガ
バナーロープの速度が減少する。エレベータかご室は本
来の速度で動作しているとともにガバナーロープは低速
度で移動しているので、安全操作レバーは、回動させら
れ、これにより前述のリンケードとリストロッドを介し
てエレベータの安全動作を行わせる。
【0008】調速機アッセンブリ:先行技術では、エレ
ベータかご室の急速な下降用のエレベータ安全システム
において今日使用されている二つの主要なタイプのガバ
ナーアッセンブリについて開示されている。これらの二
つのガバナーアッセンブリは、揺れジョーガバナーと回
動ジョーガバナーとして知られているガバナーアッセン
ブリである。
【0009】揺れジョーガバナーは、各々ガバナーロー
プの反対側に取り付けられた静止ジョーと回動ジョーを
用い、動作した時にこれらの間にガバナーロープを挾
み、摩擦によってロープの速度を低下させる。揺れジョ
ーは複数のリンクによってガバナーハウジングに回転可
能に取り付けられており、ジョーの幅と結合されるリン
クの長さは、ジョーとガバナーロープ間の接触を避ける
ために揺れジョーが上方に回動されることを、必要とす
る。
【0010】揺れジョーはラッチによってこの位置に保
たれる。
【0011】この挾み効果は多段階処理を含んでいる。
フライウェイトは、ガバナーシーブ(綱車)の表面に沿
って配設されており、シーブが所定の回転速度に達する
と、シーブの周面を越えて外方に伸びる。これらのフラ
イウェイトが外方に伸びると、これらは、トリッピング
アッセンブリに接触し、揺れジョーを支持しているラッ
チを動作させる。ラッチが動作されると、該ラッチは重
力によって揺れジョーを落下させる。ジョーとリンクア
ッセンブリの幾何学的な配列は、揺れジョーが落下する
ので、ジョーのグリップ端はガバナーロープと接触する
まで水平に移動する。リンクが水平位置になる点まで揺
れジョーが落下すると、ジョーのグリップ端は十分に移
動した位置になる。この位置で、揺れジョーは、ロープ
の反対側に位置する静止ジョーに対してガバナーロープ
を押圧し、摩擦力をロープの速度を低下させるために充
分なものにする。
【0012】また、先行技術では、揺れジョーがシーブ
の各端部上の一つとして使用される揺れジョーガバナー
の改良について開示されている。二つの揺れジョーが使
用される目的は、シーブがどの方向に回転しようとも、
ガバナーロープの速度を遅くすることである。しかしな
がら、フライウェイトとトリッピングアッセンブリが、
シーブが何れかの方向に回転した時、揺れジョーのラッ
チを解除するために修正されることは、重要なことであ
る。
【0013】エレベータ安全システムで使用するため
の、先行技術に見られる他のタイプの調速機は、回動ジ
ョーガバナーである。このタイプのガバナーは、ガバナ
ーハウジングに回転可能に取り付けられた回動アームに
固定されたジョーを、用いている。ジョーのグリップ部
分は、ガバナーシーブの周面を越えかつガバナーシーブ
の上面の下に位置している。ジョーの回動アームの回動
点は、ジョーがシーブの方向に弧を描く時シーブの周面
に接触するように、位置される。揺れジョーガバナーに
ついて、回動ジョーガバナーはシステムを動作させるた
めにフライウェイトを使用する。フライウェイトが外方
に伸びると、該フライウェイトは、クラッチを動作さ
せ、回動ジョーをシーブ回転方向に回動させる。ジョー
がシーブ方向に弧を描くと、該ジョーは、ガバナーシー
ブに接触しジョーとロープ間に摩擦力を発生させ、ロー
プの速度を遅くする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】不本意な昇行 :エレベータシステムにおける他の安全に
関することは、エレベータかご室の不本意な昇行であ
る。不本意な昇行は、負荷量をプラスしたエレベータか
ご室の重量がカウンタウェイトの重量よりも少ない時
に、生じる。機械的又は電気的な故障の場合に、エレベ
ータかご室が不本意に昇行することが可能であり、これ
により乗客の傷害やエレベータかご室と昇降路の損害が
生じる。多くのエレベータ安全システムは、エレベータ
かご室の不本意な昇行に含まれる安全、に関することに
は向けられていない。
【0015】単一の揺れジョーガバナーと回動ジョーガ
バナーはエレベータかご室の下方向の動きと一致する方
向に移動するロープを遅くするために詳細に設計されて
いる。エレベータかご室が急速な速度で昇行すれば、こ
れらのガバナーはロープ速度を遅くすることが出来なく
なり、エレベータの安全装置を動作させることが出来な
い。
【0016】詳細には、揺れジョーガバナーの設計が、
シーブが一方向に回転する時にのみ動作するということ
は、エレベータガバナーの分野における当業者にとって
は容易に理解されることである。二つのジョーの間に位
置するガバナーロープの部分を揺れジョーの揺れ弧と反
対の方向に移動させるような方向にシーブが過度な速度
で回転すれば、揺れジョーは正当に下降できない。この
ことは、ガバナーロープと揺れジョー間の上方向摩擦力
がジョーについての引力に打ち勝つとともに、ジョーが
位置ずれから防止されるということによるものである。
ジョーが位置ずれしなければ、その速度を低くするのに
充分な力がないことである。
【0017】同様にして、回動ジョーガバナーの構造
は、シーブが一方向にのみ回転している時の動作に対し
て設計される。ピボットアームが一方向に正しく動作す
れば、反対方向にアームを回動させることにより、ガバ
ナーシーブの円周からジョーと外れさせる回動弧が発生
する。ジョーとガバナーシーブ間に接触が起きないので
ロープダウンを遅くするために力はガバナーロープに働
くことが出来ない。それ故に、回動ジョーガバナーの設
計がエレベータかご室の降下に対応するシーブの回転に
基づいているから、このタイプのガバナーはエレベータ
かご室の急速な昇行を防ぐために設計されたシステムに
おいて、このタイプのガバナーは正しく機能しない。
【0018】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的はエレベータかご室の不本意な昇行と下
降を防止できるエレベータ安全システムを提供すること
である。
【0019】本発明の他の目的は、ガバナーロープがど
の方向に移行してもガバナーロープの速度を遅くするこ
とが出来る双方向ガバナーロープを使用するエレベータ
安全システムを提供することである。
【0020】また、本発明の他の目的は高いロープ速度
で動作できる双方向ガバナーブレーキアッセンブリを使
用するエレベータ安全システムを提供することである。
【0021】本発明の他の目的は低質量のロープジョー
を使用する双方向ガバナーブレーキアッセンブリを提供
することである。
【0022】さらに、本発明の他の目的は最小数の動く
部分によって構成された双方向ガバナーブレーキアッセ
ンブリを提供することである。
【0023】さらに、本発明の他の目的は製作にあたっ
て安価な双方向ガバナーブレーキアッセンブリを提供す
ることである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、回転可能に取り付けられたブレ
ーキ手段はガバナーロープの動きを遅くするためのガバ
ナーシーブの外周に配設されており、該回転可能に取り
付けられたブレーキ手段は第1のアーチ形パス(通路)
と第2のアーチ形パスに沿って回動でき、第1のアーチ
形パスと第2のアーチ形パスは外周に対称的に位置する
ガバナーシーブの外周と交差する。
【0025】第1のアーチ形パスと第2のアーチ形パス
のガバナーシーブの外周との交差は、回動可能に取り付
けられたブレーキ手段に対して充分な角度で生じ、どの
方向にガバナーロープが移動しようともガバナーロープ
の動きを遅くするための充分な力でガバナーロープを係
合させる。回動可能に取り付けられたブレーキ手段は、
エレベータかご室の不本意な下降と昇行の再方を防止す
る双方向エレベータ安全システムの部分として、機能す
る。
【0026】解除可能な位置決め手段は、回転可能に取
り付けられたブレーキ手段に配設され、まず、第1のア
ーチ形パスと第2のアーチ形パスが交差する点に回動可
能に取り付けられたブレーキ手段の位置決めを行う。操
作手段は、解除可能な位置決め手段を操作するために設
けられており、ブレーキ手段を最初の位置から解放す
る。操作はエレベータかご室の不本意な動きのときに行
われる。また操作手段は、ガバナーロープの動きと同じ
方向において回動可能なブレーキ手段に力を与える。解
除可能な位置決め手段の動作と第1の方向における力の
印加にあたって、回動可能に取り付けられたブレーキ手
段は第1のアーチ形パスに沿って弧を描く。解除可能な
位置決め手段の動作と第2の方向における力の印加にあ
たって、ブレーキ手段は第2のアーチ形パスに沿って弧
を描く。
【0027】本発明のさらに他の目的および利点は次の
詳細な説明から当業者にとって容易に明白になるであろ
う。詳細な説明において、発明の実施例は単に発明を実
施するための最良の形態としての例示として説明されて
いる。発明は、この発明から逸脱することなく、種々の
面で変更できるものである。従って、図面および発明
は、本来、例示として見なされるべきであり、限定され
るものではない。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の概念を使用する双方向ガ
バナーブレーキアッセンブリ100(以下ガバナーアッ
センブリと称する)が図2に示されている。ガバナーア
ッセンブリ100において、シーブアッセンブリ102
はハウジング102内で回転可能に取り付けられてい
る。ビボットアームアッセンブリ108はシーブアッセ
ンブリ102の回転軸110の上の点でハウジング10
4に回動可能に取り付けられている。ピボットアームア
ッセンブリ108は、まず、バネ荷重解除回転止め11
2を使用することにより本質的に垂直な位置に保持され
る。図2と図4に示されているように、ブレーキアッセ
ンブリ114は、ピボットアームアッセンブリ108の
上方部分に固設されており、対称な位置120a,12
1aでシーブ118の円周端116と交差する対称なア
ーチ形パス120,121に沿って回動可能である。
【0029】ガバナーアッセンブリ100の主要部はシ
ーブアッセンブリ102,ピボットアームアッセンブリ
108,およびブレーキアッセンブリ114を含んでい
る。
【0030】ガバナシーブアッセンブリ:図2と図4に
示すように、シーブアッセンブリ102はハウジング1
04に固定されたシャフト126に対して回転するため
に取り付けられたシーブ118によって構成されてい
る。シーブ118はガバナーロープ106の上部ループ
を受けるのに充分な幅と深さの円周端のくぼみ122を
含んでいる。
【0031】本発明の実施例においては、二つのフライ
ウェイト124がシーブ118の一側の対向端に配設さ
れている。技術分野で知られているように、フライウェ
イト124は、シーブ118に回転可能に取り付けら
れ、所定の速度で回転するシーブアッセンブリ102に
展開された位置124aに回転できる。展開された位置
124aにおいて、フライウェイト124の回転不可に
取り付けられた端部はシーブ118の円周端116を越
えて径方向外方に伸びる。実施例では、フライウェイト
124は、該フライウェイトがその展開された位置にあ
る時、ピボットアーム接触点128と接触するのに充分
な長さである。加えて、シーブアッセンブリ124がど
の方向に回転しようとも、展開することが出来なければ
ならない。
【0032】本発明の別の実施例において、フライウェ
イト124は互いにリンケージ,ロッド部又はフライウ
ェイトを互いに接触する他の手段に固定され、フライウ
ェイト124はどちらかの回転によって展開されるとと
もに、逆に同時に収縮する。
【0033】さらに、本発明の他の実施例においては、
シーブアッセンブリ102が所定の回転速度に達するま
で、収縮した位置においてフライウェイト124を保持
するためにバネ又は弾性物質手段を作用する。これらの
バネ又は単性物質手段は、これらのバネ又は弾性物質手
段の両方が所定の速度で同時に展開するまで収縮した位
置に両方のフライウェイトを保つために、フライウェイ
トを互いに接続するという前述の手段内に集積すること
が出来る。
【0034】本発明は二つのみのフライウェイトを使用
することに限定されるものではない。フライウェイト1
24の数は、増加又は減少することができ、かつ本発明
の正しい機能を確実にする。
【0035】ピボットアームアッセンブリ:図2,3,
4および5に示すように、ピボットアームアッセンブリ
108は、ピボットアーム130,ピボットアーム接触
点128,ブレーキアッセンブリ114,およびブレー
キアッセンブリ114をピボットアーム130に固定す
るためのバネ荷重ファスナー142によって構成されて
いる。本発明の実施例においては、U型のピボットアー
ム130が回動点132でハウジング140に回動可能
に取り付けられている。回動点132は、回転110の
シーブの軸の上であるピボットアーム130用の回転1
34の軸を生成するように位置している。図4に示すよ
うに、回転134のピボットアーム軸は、線A−Aに沿
って回転110のシーブ軸と垂直に並んでいる。線A−
Aに沿うこの垂直の並びは回動点132のシーブ136
の垂直な中心線との最初の並びを確実にする。回動点1
32には、ベアリング手段,ボルトアッセンブリ,又は
ピボットアーム130をハウジング104に回転可能に
取り付けるための手段が用いられる。回動点132とし
ては、最小の保守を要しかつピボットアーム130を円
滑に回動させる回転可能な取り付けを用いることが好ま
しい。
【0036】ブレーキアッセンブリ114は、回転13
4のピボットアーム軸から末端のピボットアーム130
の一部に取り付けられており、ブレーキアッセンブリ1
14はシーブ118の円周端116のくぼみ122上に
置かれる。回転110のシーブ軸に関して回転134の
ピボットアーム軸の位置が高くなると、ブレーキアッセ
ンブリ114は、左側の交差点120aでシーブ118
の外円周116の左側と交差するところの第1のアーチ
形パス120に関して回動させられるとともに、交差点
121aの右側でシーブ118の右側円周と交差する第
2のアーチ形パス121に関して回動させられる。図3
に示すように、ブレーキアッセンブリ114は、アーチ
形パス120,121のどちらかに沿って弧を描くこと
が出来、シーブ118の外周のくぼみ122にあるガバ
ナーロープ106と係合する。本発明の実施例では、ブ
レーキアッセンブリ114は5度の係合角度Bでガバナ
ーロープ106に係合する。この係合角度Bは、ガバナ
ーロープ116の速度を遅くするのに充分な力でブレー
キアッセンブリがガバナーロープ106をつかむように
設計されており、一方ハウジング104に取り付けられ
た止め具とピボットアーム130が接触するまでピボッ
トアーム130を回転させる。ピボットアームの初期の
垂直な並びにより、係合角Bは、ピボットアーム130
が時計方向又は反時計方向の双方に回転するとき、同じ
である。
【0037】係合角Bは、限定されるものではないが、
シーブ118の直径,回転134のピボットアーム軸の
垂直位置,回動点132とブレーキアッセンブリ114
との間の距離,大きさ,形状,重量,およびブレーキア
ッセンブリ114とシーブアッセンブリ102の混合,
ガバナーロープと、ロープジョー140とガバナーロー
プ106間の摩擦係数,およびピボットアーム130の
弧を描く速度を含む種々の要素に基づいて変わる。他の
実施例においては、係合角Bは好ましくは5度以上又は
以下である。ブレーキアッセンブリ114がガバナーロ
ープ106を遅くするのに充分な摩擦力でガバナーロー
プ106を充分につかむのを防止し、同時に、ピボット
アーム130が止め具136に接触するまでブレーキア
ッセンブリ114およびピボットアーム130を回動さ
せるために、係合角Bはあまり急勾配又は浅くないほう
が良い。
【0038】ピボットアーム接触点128は、ピボット
アーム130とシーブ118が展開される時、シーブ1
18上のフライウェイト用のピボットアームの接触面を
打つようになる。実施例においては、ピボットアーム接
触点128は、フライウェイト124として、シーブ1
18の同じ側でピボットアームに取り付けられた薄いス
チールによって構成されているとともに、展開されたフ
ライウェイト124aがピボットアーム接触点に接触す
るように配置されている。このメタルは、展開されたフ
ライウェイト124aを打ち当てる衝撃力をピボットア
ーム伝達するのに充分な厚さを持つべきであり、しか
も、ピボットアーム接触点128を打った後にフライウ
ェイト124aにピボットアーム130を通させるよう
に充分な可撓性のものである。ピボットアーム接触点1
28が可撓性でなければ、展開されたフライウェイト1
24と硬いピボットアーム接触点128に衝撃が生じ、
ピボットアーム接触点128がガバナーアッセンブリ1
00に損傷を与える。
【0039】本発明の他の実施例においては、ピボット
アーム接触点128は、スチール以外の物質で構成して
もよく、種々の形状と大きさであってもよく、ピボット
アーム130上で異なる位置にあってもよく、かつバネ
状ファスナでピボットアーム130に固定して取り付け
てもよい。
【0040】ブレーキアッセンブリ:本発明の実施例に
おいては、ブレーキアッセンブリ114はバネ負荷ファ
スナ142でピボットアーム130に取り付けられたロ
ープジョー140によって構成されている。実施例にお
いては、バネ負荷ファスナ142は部分的にネジ切られ
たボルト144と複数のベベルワッシャ146によって
構成されている。部分ネジボルト144は、ボルト末端
部分のネジを含み、ボルトの頭部付近の部分のネジは含
んでいない。
【0041】ブレーキアッセンブリ114を形成するた
めに、部分的にネジ切りされたボルト144はピボット
アーム130の水平部分の中間点における穴を通して配
置されている。部分ネジボルト144は、ピボットアー
ム130の水平部分の厚さにベベルワッシャ146の選
択された数の全幅を加えたものに等しいネジ切りされて
いない部分を持っていなければならない。部分ネジボル
ト144のネジ部はロープジョー140における開口に
ネジ切りされた雌ネジにネジ込まれている。
【0042】本発明における実施例においては、ベベル
ワッシャ146はバネ負荷ファスナ142として部分ネ
ジボルト144に使用される。必要であるベベルワッシ
ャの大きさと数は力による。ベベルワッシャ146の
数,大きさ,および圧縮力は、係合角Bを決める場合に
上述した要素と同様な要素による。
【0043】本発明のさらに他の実施例においては、バ
ネ,可撓性物質,又はバネと可撓性物質との組み合わせ
をベベルワッシャ146と部分ネジの代わりとして使用
される。
【0044】さらに、ロープジョー140は金属物質で
作ることが好ましい。しかしながら、他の実施例におい
ては、ロープジョー140は、ガバナーロープ速度を遅
くする必要な摩擦力と損傷抵抗を有する物質で、作られ
ている。
【0045】ガバナーアッセンブリの動作:動作中に、
ガバナーロープ106は、安全操作レバーによってクラ
ンプされたガバナーロープの側への時計方向又は反時計
方向にガバナーロープ106を回転させる安全操作レバ
ー(図示せず)によって、クランプされるとともにエレ
ベータかご室の方向に移動する。シーブ118の円周端
116のくぼみ122にあるガバナーロープの組み合わ
せと、テンションシーブ(図示せず)は、ガバナーロー
プの回転と同じ方向に回転される。
【0046】本発明の好ましい実施例においては、エレ
ベータかご室の下方向運動によりシーブアッセンブリ1
02は時計方向に回転され、他方、エレベータかご室の
上方向運動によりガバナーシーブアッセンブリは反時計
方向に回転される。
【0047】エレベータかご室が昇降路内で下降する
と、シーブ102はエレベータかご室の垂直方向速度に
比例する回転速度で時計方向に回転する。適正な時にガ
バナーブレーキシステムをトリガするために、フライウ
ェイト124はガバナーアッセンブリ102の所定の回
転速度で展開するために振動される。この所定の回転速
度に達すると、フライウェイト124は、シーブ118
の円周端116を越えて径方向外方に伸びる展開位置1
24aに、展開する。展開したフライウェイトの長さ
は、展開したフライウェイト124aがピボットアーム
接触点128のピボットアーム130で接触する如くで
ある。
【0048】最初に、実施例においては、ピボットアー
ム130は、ハウジング140とピボットアーム130
の両側間に位置するバネ負荷解放つめ112の助けによ
り垂直位置に保持される。これらのつめ112は、エレ
ベータシステムの正常動作の間に、垂直方向におけるピ
ボットアーム130を保持できるバネ負荷圧縮力を持っ
ている。しかしながら、これらのつめ112は、展開さ
れたフライウェイト124aによって所定の衝撃力を加
えるにあたって、ピボットアーム130を解放するよう
に、振動される。別の実施例において、つめ112の数
と位置を調節できるとともに、ピボットアーム130の
必要な位置を決めることが出来る。さらに、解放可能な
位置決め手段をつめ112の代わりに使用できる。これ
らはラッチ機構,電子又は磁気固定手段,又はブレーキ
ウェイファスナである。
【0049】ガバナーシーブアッセンブリ102が時計
方向に不本意な速度で回転していると、フライウェイト
124は、展開された位置124aに展開するととも
に、ピボットアーム接触点128でピボットアーム13
0の左側を打つ。ピボットアーム接触点128を打つ
と、つめ112におけるバネ負荷は圧縮し、ピボットア
ーム130はその最初の垂直位置から解放される。展開
されたフライウェイト124aがピボットアーム130
の左側に当たると、右側のピボットアームのアーチ形パ
ス121に沿って時計方向に弧を描かそうとする力をピ
ボットアーム130に与える。アーチ形のパス121に
沿うピボットアーム130の移動は、ピボットアーム1
30が垂直位置から離れるので、重力と、ピボットアー
ム130によって発生された慣性およびブレーキアッセ
ンブリ114によって助けられる。このことは、ピボッ
トアームとブレーキアッセンブリがロープジョーとガバ
ナーロープとの正しい係合に対して働く従来のピボット
アームガバナーとは異なるものである。
【0050】ピボットアーム134の軸は回転110の
シーブ軸の上に位置し、かつ回転134のピボットアー
ム軸とロープジョー140間の距離がシーブ118の径
以下であるので、ロープジョー140が移動する右側の
アーチ形パス121は、右側交差点121aでシーブ1
18の外円周と交差する。ガバナーロープ106がシー
ブ118の外周116でくぼみ122にあり、アーキン
グロープジョー140が浅い係合角Bでガバナーロープ
106と接触することを、注意すべきである。
【0051】ガバナーロープと接触すると、ロープジョ
ー140はくぼみ122にあるガバナーロープによって
描かれたジェオメトリによる右側ピボットアーム形パス
121に沿うアーキングから防止される。ロープジョー
140とガバナーロープ106との間に発生した摩擦力
に加えたロープジョー140の慣性は右側ピボットアー
ムアーチ形パスからロープジョー140をそらし、か
つ、ガバナーロープがくぼみ122にある間形成される
ので、ロープジョーをガバナーロープ106の外面によ
って規定されるアーチ形パス148に沿って移動させ
る。
【0052】図3に示すように、回転134のピボット
アーム点とロープジョー140との間の径方向距離はガ
バナーロープアーチ形パス148へ移すためのロープジ
ョー140に必要である距離以下であり、これにより、
ロープジョー140はピボットアーム130の径方向外
方に向けられるとともに、ピボットアーム130の水平
部分によって加えられた束縛によりベベルワッシャ14
6を圧縮する。ピボットアーム130の水平部分によっ
て課せられた束縛と、ベベルワッシャ146によってロ
ープジョー140に印加される復旧力を結合したロープ
ジョー140の径方向外方移動により、ロープジョー1
40によってガバナーロープ106に印加される追加の
摩擦力が生じる。これらの摩擦力の大きさは、ピボット
アームが止め具136に当たった時にピークになり、ピ
ボットアーム130の最初の垂直位置から約90度の時
計方向の弧を描く角度に対応する。
【0053】ロープジョー140によってガバナーロー
プ106に加えられる摩擦力は、エレベータかご室上の
安全操作レバーを回動させこれによりエレベータを安全
に操作するのに充分なガバナーロープ106の動きを遅
くするのに充分でなければならない。
【0054】エレベータかごがシーブアッセンブリ10
2を反時計方向に回転させる上方向に動いていると、ガ
バナーアッセンブリ100はシーブアッセンブリ102
の時計方向回転について前述したのと同様な方法で動作
する。しかしながら、展開されたフライウェイト124
aはピボットアーム130の右側をたたき、これによ
り、ピボットアーム130は左側ピボットアームアーチ
形パス120に沿って反時計方向に弧を描くとともに左
側交差点120aでシーブ118の外円周116に交差
する。
【0055】双方向ガハナーブレーキアッセンブリ10
0は、エレベータかごの不本意な昇行又は下降を防ぐこ
とができる双方向エレベータ安全システム内で動作する
ように設計されている。このシステムを正しく操作する
ために、安全レバー,リンケージ,リフトロッド,およ
びエレベータかご室の安全装置は、どちらかの方向にお
けるガバナーロープの速度を遅くするにあたって、動作
しかつエレベータかごを遅くすることが出来るものでな
ければならない。
【0056】
【発明の効果】本発明は上述の全ての目的を成し遂げる
ものであるということは通常の技術を有するものにとっ
て容易に理解されるであろう。前述の説明を読んだ後
に、通常の当業者は種々の変形,等価な置き替えおよび
本発明の種々な特長を理解できるものである。
【0057】本発明の他の実施例において、回動可能に
取り付けられたブレーキ手段は前述の実施例のピボット
アーム130に限定されない。さらに他の実施例におい
ては、回動可能に設けられたブレーキ手段は、シーブ1
18の上からつり下げることが出来るとともに、トラッ
ク,フリーファル,又は揺れアッセンブリを通してアー
チ形パス120,121に沿って弧を描くことが出来る
ものである。
【0058】本発明の別の実施例においては、好ましい
実施例で述べたフライウェイト以外のアクチュエータを
使用できる。解放可能な位置決め装置を操作するための
他の手段は、機械的なトリップアッセンブリ,シーブ1
18の回転速度を検出しかつ解放可能な位置決め装置を
操作するための電子又は磁気手段,又は同様な動作を遂
行するための電気/機械アッセンブリを含むものであ
る。アクチュエータは、シーブ118,ハウジング10
4,ガバナーロープ106,又はエレベータかごの働き
を検出できるエレベータシステムのどの位置にも、配設
できるものである。
【0059】さらに、別の実施例においては、アクチュ
エータは、エレベータかご室の所定の速度でのみ係合す
るのみならず、エレベータかご室が昇降路内で移動する
のに不安全な時(例えば、エレベータドアが開いている
時)にも係合する装置とすることが出来る。
【0060】許可される保護は特許請求の範囲に含まれ
ているものおよびそれと等価なものによってのみ限定さ
れるものである。
【0061】本発明の技術分野における通常の当業者に
とって明らかなように、本発明の精神と範囲から逸脱す
ることなく、上述の説明のものを種々変形することは可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による双方向ガバナーブレーキアッセン
ブリの一部破断斜視図。
【図2】図1の双方向ガバナーブレーキアッセンブリの
一部破断正面図で、ガバナーロープに接触して回動可能
に取り付けられたブレーキを示す。
【図3】図1の双方向ガバナーブレーキアッセンブリの
一部破断側面図で、ガバナーロープに接触して回動可能
に取り付けられたブレーキを示す。
【図4】図1の双方向ガバナーブレーキアッセンブリの
一部破断側面図で、回動可能に取り付けられたアーキン
グパスを示す。
【図5】図4の一部拡大図で、回動可能に取り付けられ
たブレーキとガバナーロープ間の右側接触点の詳細を示
す。
【符号の説明】
100…双方向ブレーキ 102…シーブ(綱車) 104…ハウジング 106…ガバナーロープ 108…ピボットアーム 110…回転軸 112…回転止め 114…ブレーキ 116…円周端 118…シーブ 120a,121a…対称位置 120,121…対称アーチ形パス 122…くぼみ 124,124a…フライウェイト 128…ピボットアーム接触点 130…ピボットアーム 132…ピボット点 134…ピボットアーム 136…止め具 140…ロープジョー 142…ファスナー 144…ボルト 146…ワッシャ 148…ガバナーロープパス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータかご室の不本意な動きの発生
    にあたって、ガバナーロープの動きを遅くするためのエ
    レベータガバナーロープブレーキアッセンブリを有する
    エレベータシステムにおいて、前記エレベータガバナー
    ロープブレーキアッセンブリが、 (a)外円周を有し、第1の軸を回転させるために用い
    られ、前記ガバナーロープを通過させるガバナーシー
    ブ、および(b)第1のアーチ形パスと第2のアーチ形
    パスに沿って回動可能にして前記ガバナーロープの動き
    を遅くするためのガバナーシーブの外円周に配設され回
    動可能に取り付けられたブレーキ手段、によって構成さ
    れ、 前記第1のアーチ形パスと第2のアーチ形パスは、前記
    外円周の対称な位置で、前記ガバナーシーブの前記外円
    周に交差し、前記第1のアーチ形パスと前記第2のアー
    チ形パスの前記ガバナーシーブの外円周との前記交差
    は、前記ガバナーロープの動きを遅くするのに充分な力
    で前記回動可能に取り付けられたブレーキ手段を前記ガ
    バナーロープと係合させるために充分な角度で、発生す
    る、ことを特徴とする、双方向エレベータガバナー。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第1のアーチ形パスと前記
    第2のアーチ形パスが交差する点で前記回動可能に取り
    付けられたブレーキ手段を最初に位置決めするための解
    放可能な位置決め手段によって構成されていることを特
    徴とする、請求項1に記載の双方向エレベータガバナ
    ー。
  3. 【請求項3】 さらに、前記解放可能な位置決め手段を
    操作するとともに前記回動可能に取り付けられたブレー
    キング手段を前記最初の位置から解放するための操作手
    段によって構成され、 前記操作が前記エレベータかご室の前記不本意な動きに
    あたって発生し、前記操作手段は前記ガバナーロープに
    一致する方向において前記回動可能に取り付けられたブ
    レーキ手段に力を与える、ことを特徴とする、請求項2
    に記載の双方向エレベータガバナー。
  4. 【請求項4】 前記回動可能に取り付けられたブレーキ
    手段が、 (a)第1の端部と第2の端部を有するピボットアーム
    と、 (b)前記ピボットアームの前記第1の端部にバネ負荷
    取り付け手段によって取り付けられ、前記ガバナーロー
    プブレーキアッセンブリが前記ガバナーロープを係合す
    る時、前記ガバナーロープをつかむためのロープジョ
    ー、および (c)第2の軸について回転するために用いられる前記
    第2の端部、によって構成され、 前記バネ負荷取り付け手段は、前記ロープジョーが前記
    ガバナーロープをつかむ時、圧縮することが出来、 前記第2の軸は前記第1のアーチ形パスと前記第2のア
    ーチ形パスに沿って前記ロープジョーを回動させるため
    に位置決めされる、ことを特徴とする、請求項1に記載
    の双方向エレベータガバナー。
  5. 【請求項5】 前記操作手段が複数のフライウェイトに
    よって構成され、前記フライウェイトが、前記エレベー
    タかご室の高速の動きにあたって、前記ガバナーシーブ
    の前記外円周を越えて径方向外方に伸びることができ、
    前記フライウェイトが、前記ピボットアームと接触する
    ために径方向外方に伸びるにあたって充分な長さを有
    し、前記解放可能な位置決め手段を操作するとともに、
    前記回動可能に取り付けられたブレーキ手段を前記最初
    の位置から解放することを特徴とする、請求項3に記載
    の双方向エレベータガバナー。
  6. 【請求項6】 ガバナーロープのオーバースピードを遅
    くするためのエレベータガバナーロープブレーキアッセ
    ンブリを有するエレベータシステムにおいて、前記ガバ
    ナーロープブレーキアッセンブリが、 (a)第1の軸を回転させるのに用いられ、前記ガバナ
    ーロープが通過するガバナーシーブと、 (b)第1の端部と第2の端部を有し垂直に配設された
    ピボットアームと、 (c)前記ピボットアームの前記第1の端部に取り付け
    られたブレーキ面と、 (d)前記第1の軸の上に配設された第2の軸に回転可
    能に取り付けられた前記第2の端部、および (e)第1の方向において前記ガバナーロープがオーバ
    スピードであれば、前記ガバナーロープと接触する前記
    ブレーキ面に配置する前記第1のパスに沿って前記ピボ
    ットアームに前記ガバナーロープを遅くさせるととも
    に、前記ガバナーロープが第2の方向においてオーバー
    スピードであれば、前記ガバナーロープと接触する前記
    ブレーキ面に配置される前記第2のパスに沿う前記ピボ
    ットアームに前記ガバナーロープを遅くさせるための手
    段によって構成され、 前記ピボットアームが、第1のパスに沿うとともに第2
    のパスに沿う前記第2の軸について回動するために用い
    られる、ことを特徴とする、双方向エレベータガバナ
    ー。
  7. 【請求項7】 エレベータシステムにおいて、ガバナー
    シーブを停止させるための方法であって、 (a)ガバナーシーブの上にブレーキをつり下げるステ
    ップと、 (b)前記シーブが第1の方向に過速で回転していれ
    ば、第1のパスに沿う前記ブレーキを前記シーブと交差
    させ、前記ブレーキが前記シーブを遅くするステップ、
    および (c)前記シーブが第2の方向に過速で回転していれ
    ば、前記第2のパスに沿う前記ブレーキを前記シーブと
    交差させ、前記ブレーキが前記シーブを遅くするステッ
    プ、によって構成されていることを特徴とする、ガバナ
    ーシーブの停止方法。
JP8151448A 1995-06-13 1996-06-13 双方向エレベータガバナーおよびガバナーシーブの停止方法 Withdrawn JPH092756A (ja)

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