JPH09275524A - 画像合成方法および装置 - Google Patents
画像合成方法および装置Info
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- JPH09275524A JPH09275524A JP8110529A JP11052996A JPH09275524A JP H09275524 A JPH09275524 A JP H09275524A JP 8110529 A JP8110529 A JP 8110529A JP 11052996 A JP11052996 A JP 11052996A JP H09275524 A JPH09275524 A JP H09275524A
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- synthesizing
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- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステージの出演者の生の画像を背景画像に合
成することにより、スクリーンやテレビなどの表示画像
を出演者ごとに変化させ、使用者や周囲の同席者の興味
を強く引き付けることができ、また出演者は合成画像を
見ながら容易に演技できるようにしたカラオケ装置に好
適な画像合成方法および装置を提供する。 【解決手段】 出演者が自分の画像を左右反転させて見
えるようにする。例えばミラー反転画像処理をしたり、
ミラーを介して左右反転させて撮影した出演画像を背景
画像と合成し、モニタに出力させる。また反転させない
通常の合成画像をミラーで反転させて出演者が見るよう
にしてもよい。
成することにより、スクリーンやテレビなどの表示画像
を出演者ごとに変化させ、使用者や周囲の同席者の興味
を強く引き付けることができ、また出演者は合成画像を
見ながら容易に演技できるようにしたカラオケ装置に好
適な画像合成方法および装置を提供する。 【解決手段】 出演者が自分の画像を左右反転させて見
えるようにする。例えばミラー反転画像処理をしたり、
ミラーを介して左右反転させて撮影した出演画像を背景
画像と合成し、モニタに出力させる。また反転させない
通常の合成画像をミラーで反転させて出演者が見るよう
にしてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背景画像と出演者
の生の撮影画像とを合成してスクリーンやテレビなどに
表示可能にした画像合成方法および装置に関するもので
ある。
の生の撮影画像とを合成してスクリーンやテレビなどに
表示可能にした画像合成方法および装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】背景画像や音楽ソフトをビデオテープや
レーザーディスク、CD(コンパクトディスク)、CD
−ROM(コンパクトディスクを利用した読出し専用メ
モリ)などに予め記憶しておき、演奏者が希望する曲目
の背景画像および音楽ソフトを読出して使用するカラオ
ケ装置が公知である。
レーザーディスク、CD(コンパクトディスク)、CD
−ROM(コンパクトディスクを利用した読出し専用メ
モリ)などに予め記憶しておき、演奏者が希望する曲目
の背景画像および音楽ソフトを読出して使用するカラオ
ケ装置が公知である。
【0003】すなわち背景画像に歌詞を重ねてスクリー
ンやCRT(テレビ)などに表示すると共に、音楽の伴
奏を出力させるものである。この場合背景画像が複数種
用意されていて、出力する曲目に対して予め決めた背景
画像を選択したり、好みのものを選択できるようにして
いる。またこれら背景画像や音楽ソフトを外部のホスト
データベースから通信回線を介して読取り、望みの場所
で使用できるようにした通信カラオケ装置も公知であ
る。
ンやCRT(テレビ)などに表示すると共に、音楽の伴
奏を出力させるものである。この場合背景画像が複数種
用意されていて、出力する曲目に対して予め決めた背景
画像を選択したり、好みのものを選択できるようにして
いる。またこれら背景画像や音楽ソフトを外部のホスト
データベースから通信回線を介して読取り、望みの場所
で使用できるようにした通信カラオケ装置も公知であ
る。
【0004】一方コンピュータを使ったデジタル信号処
理によって、複数の画像を合成しアニメーション映画を
製作する方法も数多く知られている。たとえば好きな背
景画像の中に他のデジタル信号化した画像を合成して新
しい画像を作るものである。
理によって、複数の画像を合成しアニメーション映画を
製作する方法も数多く知られている。たとえば好きな背
景画像の中に他のデジタル信号化した画像を合成して新
しい画像を作るものである。
【0005】
【従来の技術の問題点】従来のカラオケ装置では、予め
決った1種または複数種の背景画像に歌詞が重ねて表示
されるものであったため、何度か演奏する場合に同じ背
景画像が繰返えし使用されることになる。このため演奏
者が異なっても表示画面に表れる背景が変わらないた
め、同席する他の人々の興味を失わせ、カラオケ会場の
雰囲気が盛り上らないという問題があった。
決った1種または複数種の背景画像に歌詞が重ねて表示
されるものであったため、何度か演奏する場合に同じ背
景画像が繰返えし使用されることになる。このため演奏
者が異なっても表示画面に表れる背景が変わらないた
め、同席する他の人々の興味を失わせ、カラオケ会場の
雰囲気が盛り上らないという問題があった。
【0006】またコンピュータ画像処理で複数の予め用
意した画像ソフトを合成しアニメーション映画を作る場
合には、組合せる画像の寸法や位置などを予め考慮して
用意しておく必要があり、専門的知識を必要とするだけ
でなく準備が面倒である。
意した画像ソフトを合成しアニメーション映画を作る場
合には、組合せる画像の寸法や位置などを予め考慮して
用意しておく必要があり、専門的知識を必要とするだけ
でなく準備が面倒である。
【0007】そこでカラオケの表示画面やアニメーショ
ン映画に出演者自身の生の画像(出演画像)を合成し、
その場で合成画像を見ながら演技できるようにすること
が考えられる。ステージ上の出演者自身の画像を背景画
像の中に登場させることにより、同席する他の人々の興
味を強く引きつけることができるからである。
ン映画に出演者自身の生の画像(出演画像)を合成し、
その場で合成画像を見ながら演技できるようにすること
が考えられる。ステージ上の出演者自身の画像を背景画
像の中に登場させることにより、同席する他の人々の興
味を強く引きつけることができるからである。
【0008】しかしこの場合には、出演画像は合成画像
上では出演者の実際の動きと反対に現れる。例えば出演
者が右側を向いたり右へ移動すると、これを撮影した出
演画像は合成画像上で左側を向いたり左へ移動する。こ
のため出演者は、この合成画像を見ながら演技する際
に、合成画像上の動きと左右対称となるように演技しな
ければならず、演技が難しくなり、相当の慣れを必要と
するという問題があった。
上では出演者の実際の動きと反対に現れる。例えば出演
者が右側を向いたり右へ移動すると、これを撮影した出
演画像は合成画像上で左側を向いたり左へ移動する。こ
のため出演者は、この合成画像を見ながら演技する際
に、合成画像上の動きと左右対称となるように演技しな
ければならず、演技が難しくなり、相当の慣れを必要と
するという問題があった。
【0009】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、ステージの出演者の生の画像を背景画像に
合成することにより、スクリーンやテレビなどの表示画
像を出演者ごとに変化させ、使用者や周囲の同席者の興
味を強く引き付けることができ、しかも出演者はモニタ
表示画面を見ながら左右位置関係を間違えることなく容
易に演技でき、特別な慣れも必要とすることなく楽しむ
ことができる画像合成方法を提供することを第1の目的
とする。またこの方法の実施に直接使用する画像合成装
置を提供することを他の目的とする。
ものであり、ステージの出演者の生の画像を背景画像に
合成することにより、スクリーンやテレビなどの表示画
像を出演者ごとに変化させ、使用者や周囲の同席者の興
味を強く引き付けることができ、しかも出演者はモニタ
表示画面を見ながら左右位置関係を間違えることなく容
易に演技でき、特別な慣れも必要とすることなく楽しむ
ことができる画像合成方法を提供することを第1の目的
とする。またこの方法の実施に直接使用する画像合成装
置を提供することを他の目的とする。
【0010】
【発明の構成】本発明によれば第1の目的は、予め用意
された背景用画像情報と、出演者の生の出演画像とを合
成して表示する画像合成方法であって、出演者が見るた
めのモニタ表示装置に、左右反転させた出演者の出演画
像を前記背景用画像情報と合成して表示することを特徴
とする画像合成方法により達成される。
された背景用画像情報と、出演者の生の出演画像とを合
成して表示する画像合成方法であって、出演者が見るた
めのモニタ表示装置に、左右反転させた出演者の出演画
像を前記背景用画像情報と合成して表示することを特徴
とする画像合成方法により達成される。
【0011】出演者の左右反転させた出演画像を得るた
めには、出演者を直接撮影した画像を電気的にミラー反
転する画像処理を施すことができる。また1枚または奇
数枚のミラーに出演者の画像を反射させて撮影した画像
であってもよい。さらに出演者の画像と背景との合成画
像をミラーで反転させて出演者が見えるようにしてもよ
い。この場合には歌詞は左右反転させて合成画像に表示
しミラーで反転させた状態で正しく読めるようにする。
めには、出演者を直接撮影した画像を電気的にミラー反
転する画像処理を施すことができる。また1枚または奇
数枚のミラーに出演者の画像を反射させて撮影した画像
であってもよい。さらに出演者の画像と背景との合成画
像をミラーで反転させて出演者が見えるようにしてもよ
い。この場合には歌詞は左右反転させて合成画像に表示
しミラーで反転させた状態で正しく読めるようにする。
【0012】なお出演者を所定の色(通常は青)の壁や
カーテンの前で撮影し、この壁の色を画像処理により除
いて背景画像と合成する技術、すなわちクロマキーの技
術を用いるのが望ましい。
カーテンの前で撮影し、この壁の色を画像処理により除
いて背景画像と合成する技術、すなわちクロマキーの技
術を用いるのが望ましい。
【0013】本発明の第2の目的は、予め用意された背
景用画像情報と出演者の生の出演画像とを合成して表示
する画像合成装置であって、前記背景用画像情報を出力
する背景画像供給手段と、出演者を撮影する撮影手段
と、この撮影手段で撮影した出演画像を左右反転させる
画像反転手段と、この反転した出演画像を前記背景用画
像と合成する合成手段と、この合成画像を出演者に目視
可能となるように出力するモニタ表示手段とを備えるこ
とを特徴とする画像合成装置により達成される。
景用画像情報と出演者の生の出演画像とを合成して表示
する画像合成装置であって、前記背景用画像情報を出力
する背景画像供給手段と、出演者を撮影する撮影手段
と、この撮影手段で撮影した出演画像を左右反転させる
画像反転手段と、この反転した出演画像を前記背景用画
像と合成する合成手段と、この合成画像を出演者に目視
可能となるように出力するモニタ表示手段とを備えるこ
とを特徴とする画像合成装置により達成される。
【0014】背景画像供給手段はカラオケ装置とするこ
とができる。この場合には背景画像と出演者の画像との
合成画像にはさらに歌詞が合成されて表示される。また
自分や知人が出演するアニメーション映画を製作する場
合には、この映画の元となるアニメーション映画すなわ
ち自分や知人が出演する部分の画像が抜けた映画を供給
するのが望ましい。
とができる。この場合には背景画像と出演者の画像との
合成画像にはさらに歌詞が合成されて表示される。また
自分や知人が出演するアニメーション映画を製作する場
合には、この映画の元となるアニメーション映画すなわ
ち自分や知人が出演する部分の画像が抜けた映画を供給
するのが望ましい。
【0015】
【作用】出演者が見るモニター表示手段には、自分自身
の画像が左右反転され背景画像と合成されて表示され
る。この合成画像上で出演者が例えば右側を向いたり右
へ移動する必要がある時には、出演者は撮影カメラの前
で自分自身の右側を向いたり右へ移動する。この出演者
の撮影画像は左右反転されてモニターに表示されるか
ら、モニター上でも右側を向きまた右へ移動する。この
ため出演者は左右を混乱することなく容易に演技するこ
とができる。
の画像が左右反転され背景画像と合成されて表示され
る。この合成画像上で出演者が例えば右側を向いたり右
へ移動する必要がある時には、出演者は撮影カメラの前
で自分自身の右側を向いたり右へ移動する。この出演者
の撮影画像は左右反転されてモニターに表示されるか
ら、モニター上でも右側を向きまた右へ移動する。この
ため出演者は左右を混乱することなく容易に演技するこ
とができる。
【0016】
【実施態様】図1は本発明の一実施態様の基本構成を示
す図、図2は同じく他の実施態様の基本構成を示す図、
図3は同じく他の実施態様の基本構成を示す図、図4の
(A)、(B)はそれぞれ図1、2の実施態様の動作流
れ図、図5は出演者の出演画像例を示す図、図6は背景
画像例を示す図、図7は合成したモニタ表示画面の一例
を示す図、図8は同じく背景・出演画像・合成画像を示
す図、図9は図1の実施態様を実際のカラオケルームへ
適用した例を示す図である。
す図、図2は同じく他の実施態様の基本構成を示す図、
図3は同じく他の実施態様の基本構成を示す図、図4の
(A)、(B)はそれぞれ図1、2の実施態様の動作流
れ図、図5は出演者の出演画像例を示す図、図6は背景
画像例を示す図、図7は合成したモニタ表示画面の一例
を示す図、図8は同じく背景・出演画像・合成画像を示
す図、図9は図1の実施態様を実際のカラオケルームへ
適用した例を示す図である。
【0017】図1、2、3、9において符号10は背景
画像供給手段であり、ここでは通信カラオケ装置であ
る。このカラオケ装置10では操作盤12で曲目や用い
る背景画像の種類を選択する。背景は曲目に応じて予め
決めておいてもよい。ここで曲目が選択されると、この
曲の音楽データおよび歌詞のデータが外部のホストデー
タベース14から電話回線などの通信回路16を介して
受信部18に送られる。この時用いる背景画像を指定す
る信号も同時に送れるようにしてもよい。
画像供給手段であり、ここでは通信カラオケ装置であ
る。このカラオケ装置10では操作盤12で曲目や用い
る背景画像の種類を選択する。背景は曲目に応じて予め
決めておいてもよい。ここで曲目が選択されると、この
曲の音楽データおよび歌詞のデータが外部のホストデー
タベース14から電話回線などの通信回路16を介して
受信部18に送られる。この時用いる背景画像を指定す
る信号も同時に送れるようにしてもよい。
【0018】この受信部18にはコード化されたデジタ
ル信号として音楽データと歌詞が入力される。この受信
部18では、音楽データ処理部20で音楽データを示す
信号をデコードしてアナログ信号に変え、増幅してスピ
ーカ22から音楽として出力する。このカラオケ装置で
は歌の伴奏音楽が出力される。
ル信号として音楽データと歌詞が入力される。この受信
部18では、音楽データ処理部20で音楽データを示す
信号をデコードしてアナログ信号に変え、増幅してスピ
ーカ22から音楽として出力する。このカラオケ装置で
は歌の伴奏音楽が出力される。
【0019】受信部18では、歌詞データ処理部24で
歌詞のデータをデコードして文字列の画像(以下歌詞画
像という)に変える。一方このカラオケ装置10は、複
数種類の背景画像となる映像ソフトをストック部26に
記憶している。このストック部26は、例えば光ディス
ク、光磁気ディスク、ビデオテープ、CD−ROMなど
の記憶媒体にデジタル情報としてこの背景画像を記憶す
る。
歌詞のデータをデコードして文字列の画像(以下歌詞画
像という)に変える。一方このカラオケ装置10は、複
数種類の背景画像となる映像ソフトをストック部26に
記憶している。このストック部26は、例えば光ディス
ク、光磁気ディスク、ビデオテープ、CD−ROMなど
の記憶媒体にデジタル情報としてこの背景画像を記憶す
る。
【0020】操作盤12で、曲目を指定するとこの曲目
に対応する背景画像がこのストック部26から読出され
る。出演者が好みの背景画像を指定できるようにしても
よい。
に対応する背景画像がこのストック部26から読出され
る。出演者が好みの背景画像を指定できるようにしても
よい。
【0021】36はテレビカメラである。図1に示す実
施態様では、このテレビカメラ36はステージ38に向
かって設置されている。このステージ38の背後には青
い壁42がある。この壁42に代えて青いカーテンを用
いてもよい。この壁42の色(青)は、後記する合成手
段48でクロマキー処理を行うのに適する色であればよ
い。
施態様では、このテレビカメラ36はステージ38に向
かって設置されている。このステージ38の背後には青
い壁42がある。この壁42に代えて青いカーテンを用
いてもよい。この壁42の色(青)は、後記する合成手
段48でクロマキー処理を行うのに適する色であればよ
い。
【0022】出演者44はテレビカメラ36で撮影され
(図4(A)のステップ100)、クロマキー処理によ
りその背景が消去されて図5、図8(B)に示す画像
(出演画像)となる。この出演画像は画像反転手段46
で左右反転されてから(ステップ102)、合成部28
で図6、図8(A)に示した背景画像と合成される(ス
テップ104)。
(図4(A)のステップ100)、クロマキー処理によ
りその背景が消去されて図5、図8(B)に示す画像
(出演画像)となる。この出演画像は画像反転手段46
で左右反転されてから(ステップ102)、合成部28
で図6、図8(A)に示した背景画像と合成される(ス
テップ104)。
【0023】この合成された画像には、前記歌詞データ
処理部24が出力する歌詞画像が合成手段48で合成さ
れる(ステップ106)。この合成画像は。モニタテレ
ビ50および大型プロジェクターテレビ52に出力され
る(ステップ108)。この合成された画像は図7、図
8(C)に示すものとなる。これらの図で30は歌詞画
像(歌詞テロップ)である。なお図6には、反転させな
いままの出演画像を合成した場合を仮想線で示す。
処理部24が出力する歌詞画像が合成手段48で合成さ
れる(ステップ106)。この合成画像は。モニタテレ
ビ50および大型プロジェクターテレビ52に出力され
る(ステップ108)。この合成された画像は図7、図
8(C)に示すものとなる。これらの図で30は歌詞画
像(歌詞テロップ)である。なお図6には、反転させな
いままの出演画像を合成した場合を仮想線で示す。
【0024】図2に示す実施態様では、ミラー46Aに
より出演者44の画像を左右反転させ(図4(B)のス
テップ200)、テレビカメラ36Aで撮影する(ステ
ップ202)。このため図1における画像反転手段46
を用いることなく極めて簡単に画像反転することができ
る。この反転画像は合成部28で背景と合成され(ステ
ップ204)、さらに合成手段48で歌詞が合成されて
モニタテレビ50や大型プロジェクターテレビ52に出
力される。
より出演者44の画像を左右反転させ(図4(B)のス
テップ200)、テレビカメラ36Aで撮影する(ステ
ップ202)。このため図1における画像反転手段46
を用いることなく極めて簡単に画像反転することができ
る。この反転画像は合成部28で背景と合成され(ステ
ップ204)、さらに合成手段48で歌詞が合成されて
モニタテレビ50や大型プロジェクターテレビ52に出
力される。
【0025】図3に示す実施態様では、左右反転しない
出演画像と背景との合成画像をモニタテレビ50に出力
し、このモニタテレビ50の画面をミラー46Bで左右
反転させて出演者44が見えるようにした。なおこの時
には歌詞画像は左右反転して合成すれば、出演者は正し
い歌詞画像を見ることができる。
出演画像と背景との合成画像をモニタテレビ50に出力
し、このモニタテレビ50の画面をミラー46Bで左右
反転させて出演者44が見えるようにした。なおこの時
には歌詞画像は左右反転して合成すれば、出演者は正し
い歌詞画像を見ることができる。
【0026】この結果出演者44の撮影画像は背景画像
に適合した向きに合成され、図7、図8(C)のように
適切な合成画像が出来上がる。出演中の合成画像はビデ
オ録画装置54により記憶しておけば、後日好きな時に
何度でも楽しむことができる。
に適合した向きに合成され、図7、図8(C)のように
適切な合成画像が出来上がる。出演中の合成画像はビデ
オ録画装置54により記憶しておけば、後日好きな時に
何度でも楽しむことができる。
【0027】図10はさらに他の実施態様の動作流れ図
である。この実施態様は出演者をビデオカメラで撮影す
る一方(図10、ステップ300)、背景画像を左右反
転する(ステップ302)。なおこの背景画像には歌詞
を合成してない。そしてこの反転した背景画像をビデオ
カメラの撮影画像(出演画像)と合成する(ステップ3
04)。
である。この実施態様は出演者をビデオカメラで撮影す
る一方(図10、ステップ300)、背景画像を左右反
転する(ステップ302)。なおこの背景画像には歌詞
を合成してない。そしてこの反転した背景画像をビデオ
カメラの撮影画像(出演画像)と合成する(ステップ3
04)。
【0028】この合成画像はミラー反転画像処理した後
(ステップ306)、歌詞を合成し(ステップ30
8)、モニタテレビに出力する(ステップ310)。ま
た反転した背景と出演画像の合成画像には、歌詞を合成
した後(ステップ312)、大型プロジェクタテレビに
出力する(ステップ314)。
(ステップ306)、歌詞を合成し(ステップ30
8)、モニタテレビに出力する(ステップ310)。ま
た反転した背景と出演画像の合成画像には、歌詞を合成
した後(ステップ312)、大型プロジェクタテレビに
出力する(ステップ314)。
【0029】この図10の実施態様によれば、出演者の
反転画像はモニターテレビ50に出力されるが、大型プ
ロジェクタテレビ52には出演者の撮影画像(出演画
像)がそのまま出力される。このため例えば出演者の姿
が左右反転されることなく大型テレビ52に出力される
ことになり、同席者は出演者の真実の画像を見ることが
でき、不自然でない合成画像を見ることが可能になる。
反転画像はモニターテレビ50に出力されるが、大型プ
ロジェクタテレビ52には出演者の撮影画像(出演画
像)がそのまま出力される。このため例えば出演者の姿
が左右反転されることなく大型テレビ52に出力される
ことになり、同席者は出演者の真実の画像を見ることが
でき、不自然でない合成画像を見ることが可能になる。
【0030】以上の実施態様では、背景画像情報をカラ
オケ装置10のストック部26に記憶しておき、音楽お
よび歌詞が通信回線16を介して外部のデータベース1
4から送られるようにしている。しかし通信回線16の
データ伝送容量が増大した場合には、背景画像情報もこ
の通信回線を介して外部から送られるようにしてもよ
い。この場合にはカラオケ装置10はストック部26が
不要になるから、その構成は一層単純で安価になる。
オケ装置10のストック部26に記憶しておき、音楽お
よび歌詞が通信回線16を介して外部のデータベース1
4から送られるようにしている。しかし通信回線16の
データ伝送容量が増大した場合には、背景画像情報もこ
の通信回線を介して外部から送られるようにしてもよ
い。この場合にはカラオケ装置10はストック部26が
不要になるから、その構成は一層単純で安価になる。
【0031】以上の説明は通信カラオケ装置に適用した
ものであるが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば通信を用いずにレーザーディスクやCDに背
景画像と伴奏と歌詞とを記憶させた通常のカラオケ装
置、あるいは他の画像合成装置にも適用できる。
ものであるが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば通信を用いずにレーザーディスクやCDに背
景画像と伴奏と歌詞とを記憶させた通常のカラオケ装
置、あるいは他の画像合成装置にも適用できる。
【0032】本発明をアニメーション映画を作る際や対
戦型ゲームを行う際に用いれば、自分自身をその中に合
成して出演させることが簡単に行える。すなわち或る登
場人物の画像を消した映画ソフトや対戦型ゲームソフト
を用意しておき、この映画やゲーム画面をモニタテレビ
に映し出し、これを見ながら演技する出演者を撮影し、
これを左右反転することにより、出演画像を作成する。
そしてこの出演画像を背景画像と合成してテレビ画面に
出力したりビデオ装置などに録画してもよい。
戦型ゲームを行う際に用いれば、自分自身をその中に合
成して出演させることが簡単に行える。すなわち或る登
場人物の画像を消した映画ソフトや対戦型ゲームソフト
を用意しておき、この映画やゲーム画面をモニタテレビ
に映し出し、これを見ながら演技する出演者を撮影し、
これを左右反転することにより、出演画像を作成する。
そしてこの出演画像を背景画像と合成してテレビ画面に
出力したりビデオ装置などに録画してもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、背景画
像情報に出演者の撮影画像を左右反転させて背景画像と
合成してモニタ表示手段に出力するものである。従って
出演者はモニタ表示手段を見て左右を間違えることなく
容易に演技でき、特別な慣れも不要である。
像情報に出演者の撮影画像を左右反転させて背景画像と
合成してモニタ表示手段に出力するものである。従って
出演者はモニタ表示手段を見て左右を間違えることなく
容易に演技でき、特別な慣れも不要である。
【0034】このため出演者自身を背景画像の中に登場
させることができ、楽しくかつ同席者などの関心を強く
引きつける画像を提供できる。このため興趣に富み飽き
ることがない遊戯が可能ある。またその操作も非常に簡
単である。
させることができ、楽しくかつ同席者などの関心を強く
引きつける画像を提供できる。このため興趣に富み飽き
ることがない遊戯が可能ある。またその操作も非常に簡
単である。
【0035】ここに出演者の反転画像を得るためには、
直接撮影した画像(出演画像)に電気的なミラー反転の
画像処理を施せばよい(請求項2)。この電気的な画像
処理に代えて1枚または奇数枚のミラーによって反転さ
せた画像を撮影してもよい(請求項3)。また反転して
ない出演画像と背景との合成画像をミラーで反転させて
出演者が見るようにしてもよい。
直接撮影した画像(出演画像)に電気的なミラー反転の
画像処理を施せばよい(請求項2)。この電気的な画像
処理に代えて1枚または奇数枚のミラーによって反転さ
せた画像を撮影してもよい(請求項3)。また反転して
ない出演画像と背景との合成画像をミラーで反転させて
出演者が見るようにしてもよい。
【0036】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
の実施に直接使用する画像合成装置が得られる。
の実施に直接使用する画像合成装置が得られる。
【0037】この装置はカラオケ装置に適用することが
でき、この場合には背景用画像供給手段は、カラオケ用
背景画像を出力し、この背景と出演画像の合成画像に歌
詞の画像(テロップ)を追加する(請求項6)。この場
合カラオケ装置はいわゆる通信カラオケ装置とすること
ができる(請求項7)。すなわち音楽ソフトを電話回線
などを介して外部のホストデータベースから読込み、カ
ラオケ装置自身にストックした背景画像を組合せて用い
るものである。
でき、この場合には背景用画像供給手段は、カラオケ用
背景画像を出力し、この背景と出演画像の合成画像に歌
詞の画像(テロップ)を追加する(請求項6)。この場
合カラオケ装置はいわゆる通信カラオケ装置とすること
ができる(請求項7)。すなわち音楽ソフトを電話回線
などを介して外部のホストデータベースから読込み、カ
ラオケ装置自身にストックした背景画像を組合せて用い
るものである。
【0038】この装置はアニメーション映画の製作装置
や対戦型ゲームに適用することもできる。この場合には
背景用画像供給手段はアニメーション映画あるいはゲー
ムの画面を出力する。このアニメーション映画ソフトや
ゲームソフトには、出演者の画像を消した画像が背景画
像として含まれる。本発明の装置にはビデオ録画装置を
接続して、合成画像を録画しておくのが望ましい。この
ようにすれば自分自身や知人が出演した合成が画像を何
度も繰り返えして楽しむことができ、一層興趣に富む遊
戯が可能になる。
や対戦型ゲームに適用することもできる。この場合には
背景用画像供給手段はアニメーション映画あるいはゲー
ムの画面を出力する。このアニメーション映画ソフトや
ゲームソフトには、出演者の画像を消した画像が背景画
像として含まれる。本発明の装置にはビデオ録画装置を
接続して、合成画像を録画しておくのが望ましい。この
ようにすれば自分自身や知人が出演した合成が画像を何
度も繰り返えして楽しむことができ、一層興趣に富む遊
戯が可能になる。
【図1】本発明の一実施態様の基本構成を示す図
【図2】同じく他の実施態様の基本構成を示す図
【図3】同じく他の実施態様の基本構成を示す図
【図4】図1、2の実施態様の動作流れ図
【図5】出演者の出演画像の一例を示す図
【図6】背景画像の一例を示す図
【図7】合成画像の一例を示す図
【図8】同じく背景、出演画像、合成画像の他の例を示
す図
す図
【図9】図1の実施態様の実際のカラオケルームへの適
用例を示す図
用例を示す図
【図10】他の実施態様の動作流れ図
10 背景用画像供給手段としてのカラオケ装置 12 操作盤 14 ホストデータベース 16 通信回線 26 映像ソフトストック部 30 歌詞画像(テロップ) 36 撮影手段としてのテレビカメラ 38 ステージ 44 出演者 46 画像反転手段 46A 画像反転手段としてのミラー 46B 画像反転手段としてのミラー 48 合成手段 50 モニタ表示手段としてのモニタテレビ 52 主表示手段としてのプロジェクターテレビ 54 ビデオ録画装置
Claims (7)
- 【請求項1】 予め用意された背景用画像情報と、出演
者の生の出演画像とを合成して表示する画像合成方法で
あって、出演者が見るためのモニタ表示装置に、左右反
転させた出演者の出演画像を前記背景用画像情報と合成
して表示することを特徴とする画像合成方法。 - 【請求項2】 出演者を撮影した画像にミラー反転画像
処理を施すことにより左右反転画像を得る請求項1の画
像合成方法。 - 【請求項3】 出演者の奇数枚のミラーによる反転画像
を撮影することにより左右反転画像を得る請求項1の画
像合成方法。 - 【請求項4】 出演者を撮影した画像と背景画像とを合
成し、この合成画像をミラーにより左右反転して出演者
が目視可能にした請求項1の画像合成方法。 - 【請求項5】 予め用意された背景用画像情報と出演者
の生の出演画像とを合成して表示する画像合成装置であ
って、前記背景用画像情報を出力する背景用画像供給手
段と、出演者を撮影する撮影手段と、この撮影手段で撮
影した出演画像を左右反転させる画像反転手段と、この
反転した出演画像を前記背景用画像と合成する合成手段
と、この合成画像を出演者に目視可能となるように出力
するモニタ表示手段とを備えることを特徴とする画像合
成装置。 - 【請求項6】 背景用画像供給手段はカラオケ用背景画
像を出力し、この背景画像と反転した出演画像との合成
画像には歌詞が含まれている請求項5の画像合成装置。 - 【請求項7】 背景用画像供給手段はカラオケ用背景画
像を出力し、この画像には通信回線を介してホストデー
タベースから供給されるカラオケ用音楽ソフトの歌詞が
含まれている請求項16の画像合成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110529A JPH09275524A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 画像合成方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110529A JPH09275524A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 画像合成方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09275524A true JPH09275524A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=14538127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8110529A Pending JPH09275524A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 画像合成方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09275524A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10221758A (ja) * | 1997-02-06 | 1998-08-21 | Ishikawa Seisakusho:Kk | カラオケ装置 |
US6514083B1 (en) * | 1998-01-07 | 2003-02-04 | Electric Planet, Inc. | Method and apparatus for providing interactive karaoke entertainment |
US6971882B1 (en) | 1998-01-07 | 2005-12-06 | Electric Planet, Inc. | Method and apparatus for providing interactive karaoke entertainment |
JP2012027417A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-09 | Brother Ind Ltd | 録画装置及び録画プログラム |
-
1996
- 1996-04-08 JP JP8110529A patent/JPH09275524A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10221758A (ja) * | 1997-02-06 | 1998-08-21 | Ishikawa Seisakusho:Kk | カラオケ装置 |
US6514083B1 (en) * | 1998-01-07 | 2003-02-04 | Electric Planet, Inc. | Method and apparatus for providing interactive karaoke entertainment |
US6692259B2 (en) * | 1998-01-07 | 2004-02-17 | Electric Planet | Method and apparatus for providing interactive karaoke entertainment |
US6971882B1 (en) | 1998-01-07 | 2005-12-06 | Electric Planet, Inc. | Method and apparatus for providing interactive karaoke entertainment |
JP2012027417A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-09 | Brother Ind Ltd | 録画装置及び録画プログラム |
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