JPH09270277A - 電装品用防水ケース - Google Patents
電装品用防水ケースInfo
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- JPH09270277A JPH09270277A JP7972796A JP7972796A JPH09270277A JP H09270277 A JPH09270277 A JP H09270277A JP 7972796 A JP7972796 A JP 7972796A JP 7972796 A JP7972796 A JP 7972796A JP H09270277 A JPH09270277 A JP H09270277A
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 樹脂モールドを行わず、容易な組み立て性が
確保でき、ケース内外の気圧差によっても気密性の低下
することのない電装品用防水ケースを得る。 【解決手段】 二分割した上部ケース3と下部ケース5
とを組み合わせることで内部に基板9を収容し、基板9
に接続したコネクタ11を突出させるコネクタ開口7を
上部ケース3又は下部ケース5のいずれか一方に形成し
た電装品用防水ケース1において、コネクタ開口7と接
触せず且つ基板9に対して傾斜する仮想分割平面29で
上部ケース3と下部ケース5とを二分割する。
確保でき、ケース内外の気圧差によっても気密性の低下
することのない電装品用防水ケースを得る。 【解決手段】 二分割した上部ケース3と下部ケース5
とを組み合わせることで内部に基板9を収容し、基板9
に接続したコネクタ11を突出させるコネクタ開口7を
上部ケース3又は下部ケース5のいずれか一方に形成し
た電装品用防水ケース1において、コネクタ開口7と接
触せず且つ基板9に対して傾斜する仮想分割平面29で
上部ケース3と下部ケース5とを二分割する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被水環境で用いる
電装品用防水ケースに関するものである。
電装品用防水ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】被水環境で用いる電装品は、一般的に防
水ケース内に収容することなどにより防水を行う。この
種の防水ケースには、例えばケース内部に防水用樹脂を
充填するものがある。この防水ケースでは、電装品を収
容したケース内部の空間に、防水用樹脂を充填し、電装
品をモールドすることで被水環境から電装品を封止す
る。この防水ケースによれば、電装品を確実に防水する
ことができ、高い防水性能を得ることができた。
水ケース内に収容することなどにより防水を行う。この
種の防水ケースには、例えばケース内部に防水用樹脂を
充填するものがある。この防水ケースでは、電装品を収
容したケース内部の空間に、防水用樹脂を充填し、電装
品をモールドすることで被水環境から電装品を封止す
る。この防水ケースによれば、電装品を確実に防水する
ことができ、高い防水性能を得ることができた。
【0003】また、防水ケースには、パッキンを用いる
ものがある。この防水ケースでは、防水ケースを分割し
て形成し、内部に電装品を収容して分割ケースを嵌合
し、パッキンを挟み分割面同士を密接して分割ケースを
嵌合することで、ケース内部を密閉し、外部からの水の
浸入を防止していた。
ものがある。この防水ケースでは、防水ケースを分割し
て形成し、内部に電装品を収容して分割ケースを嵌合
し、パッキンを挟み分割面同士を密接して分割ケースを
嵌合することで、ケース内部を密閉し、外部からの水の
浸入を防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たケース内部に防水用樹脂を充填する防水ケースでは、
防水用樹脂硬化時における電装品への応力や電装品への
絶縁性を考慮して低熱応力、低不純物の樹脂を選択しな
ければならなかった。また、防水ケース内の空間部に防
水用樹脂を充填するため、防水ケースの重量が増大する
問題があった。そして、大型の防水ケースでは、樹脂量
が増して製品価格が高くなる欠点があった。更に、防水
用樹脂を充填する防水ケースでは、防水ケース内に充填
した防水用樹脂が硬化して電装品をモールドするため、
分解が困難となり、リサイクル性に欠ける欠点があっ
た。一方、パッキンを用いて防水を行う防水ケースで
は、特にコネクタを介して外部と信号を送受する電装品
を収容した場合、ケース分割面の防水構造とコネクタ周
囲の防水構造とが干渉し合い、防水構造が複雑となり、
防水性能と組み立て性との両立が困難となった。また、
ケース内部を密閉して電装品を収容した場合では、電装
品の発熱によりケース内部の温度が上昇し、これにより
外部とケース内部とに気圧差が生じるため、気密性の維
持が困難となる問題があった。本発明は上記状況に鑑み
てなされたもので、樹脂モールドによらず、容易な組み
立て性が確保できるとともに、ケース内外の気圧差によ
っても気密性の低下することのない電装品用防水ケース
を提供し、製品コストの低減、リサイクル性、組み立て
性、気密性の向上を図ることを目的とする。
たケース内部に防水用樹脂を充填する防水ケースでは、
防水用樹脂硬化時における電装品への応力や電装品への
絶縁性を考慮して低熱応力、低不純物の樹脂を選択しな
ければならなかった。また、防水ケース内の空間部に防
水用樹脂を充填するため、防水ケースの重量が増大する
問題があった。そして、大型の防水ケースでは、樹脂量
が増して製品価格が高くなる欠点があった。更に、防水
用樹脂を充填する防水ケースでは、防水ケース内に充填
した防水用樹脂が硬化して電装品をモールドするため、
分解が困難となり、リサイクル性に欠ける欠点があっ
た。一方、パッキンを用いて防水を行う防水ケースで
は、特にコネクタを介して外部と信号を送受する電装品
を収容した場合、ケース分割面の防水構造とコネクタ周
囲の防水構造とが干渉し合い、防水構造が複雑となり、
防水性能と組み立て性との両立が困難となった。また、
ケース内部を密閉して電装品を収容した場合では、電装
品の発熱によりケース内部の温度が上昇し、これにより
外部とケース内部とに気圧差が生じるため、気密性の維
持が困難となる問題があった。本発明は上記状況に鑑み
てなされたもので、樹脂モールドによらず、容易な組み
立て性が確保できるとともに、ケース内外の気圧差によ
っても気密性の低下することのない電装品用防水ケース
を提供し、製品コストの低減、リサイクル性、組み立て
性、気密性の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電装品用防水ケースの構成は、二分割し
た上部ケースと下部ケースとを組み合わせることで内部
に基板を収容し、前記基板に接続したコネクタを突出さ
せるコネクタ開口を前記上部ケース又は前記下部ケース
のいずれか一方に形成した電装品用防水ケースにおい
て、前記コネクタ開口と接触せず且つ前記基板に対して
傾斜する仮想分割平面で前記上部ケースと前記下部ケー
スとを二分割したことを特徴とするものである。また、
電装品用防水ケースは、枠部を外周に有し該枠部を前記
上部ケースと前記下部ケースとの組合せ端面同士の間に
挟入することでケース内部空間を上部ケース側と下部ケ
ース側とに分けて密閉するパッキンと、前記基板を収容
しない側の前記上部ケース又は前記下部ケースのいずれ
か一方に穿設した圧力逃がし孔とを具備したものであっ
てもよい。
の本発明に係る電装品用防水ケースの構成は、二分割し
た上部ケースと下部ケースとを組み合わせることで内部
に基板を収容し、前記基板に接続したコネクタを突出さ
せるコネクタ開口を前記上部ケース又は前記下部ケース
のいずれか一方に形成した電装品用防水ケースにおい
て、前記コネクタ開口と接触せず且つ前記基板に対して
傾斜する仮想分割平面で前記上部ケースと前記下部ケー
スとを二分割したことを特徴とするものである。また、
電装品用防水ケースは、枠部を外周に有し該枠部を前記
上部ケースと前記下部ケースとの組合せ端面同士の間に
挟入することでケース内部空間を上部ケース側と下部ケ
ース側とに分けて密閉するパッキンと、前記基板を収容
しない側の前記上部ケース又は前記下部ケースのいずれ
か一方に穿設した圧力逃がし孔とを具備したものであっ
てもよい。
【0006】このように構成した電装品用防水ケースで
は、上部ケースと下部ケースとを基板に対して傾斜する
仮想分割平面で分割したので、上部ケース及び下部ケー
スの防水構造と、コネクタの防水構造とが干渉しなくな
る。また、上部ケースと下部ケースとを傾斜する仮想分
割平面で分割することで、基板を水平に挿入することが
できるようになる。また、上部ケース側と下部ケース側
との間にパッキンを設け、上部ケース又は下部ケースに
圧力逃がし孔を穿設した電装品用防水ケースでは、パッ
キンの枠部を挟んで下部ケースと上部ケースとを固定す
ることで、基板を収容したケースの内部をパッキンが密
閉することとなる。そして、基板が動作して発熱する
と、基板を収容したケースと、パッキンとで囲まれた空
間の空気が膨張するが、膨張した体積に応じてパッキン
が反対のケース側に膨らみ、内部を大気圧と同じに保
つ。また、基板の動作が終了して冷えると、ケース内の
空気が収縮するが、これに伴いパッキンは基板を収容し
たケース側にへこみケース内部を大気圧と同じに保つ。
は、上部ケースと下部ケースとを基板に対して傾斜する
仮想分割平面で分割したので、上部ケース及び下部ケー
スの防水構造と、コネクタの防水構造とが干渉しなくな
る。また、上部ケースと下部ケースとを傾斜する仮想分
割平面で分割することで、基板を水平に挿入することが
できるようになる。また、上部ケース側と下部ケース側
との間にパッキンを設け、上部ケース又は下部ケースに
圧力逃がし孔を穿設した電装品用防水ケースでは、パッ
キンの枠部を挟んで下部ケースと上部ケースとを固定す
ることで、基板を収容したケースの内部をパッキンが密
閉することとなる。そして、基板が動作して発熱する
と、基板を収容したケースと、パッキンとで囲まれた空
間の空気が膨張するが、膨張した体積に応じてパッキン
が反対のケース側に膨らみ、内部を大気圧と同じに保
つ。また、基板の動作が終了して冷えると、ケース内の
空気が収縮するが、これに伴いパッキンは基板を収容し
たケース側にへこみケース内部を大気圧と同じに保つ。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電装品用防水
ケースの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明による電装品用防水ケースの実施の
形態を示す分解斜視図である。本実施の形態による電装
品用防水ケース(防水ケース)1は、分割して形成した
上部ケース3と下部ケース5とを組み合わせることによ
り、例えば六面体(本例では直方体)形状となる。上部
ケース3及び下部ケース5は、アルミダイキャスト等に
より製作する。
ケースの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明による電装品用防水ケースの実施の
形態を示す分解斜視図である。本実施の形態による電装
品用防水ケース(防水ケース)1は、分割して形成した
上部ケース3と下部ケース5とを組み合わせることによ
り、例えば六面体(本例では直方体)形状となる。上部
ケース3及び下部ケース5は、アルミダイキャスト等に
より製作する。
【0008】下部ケース5の一方の側面(前面)5aに
は矩形状のコネクタ開口7を形成してあり、コネクタ開
口7は後述するコネクタを突出させるためのものとな
る。下部ケース5は、内部に底板5bと相似形状の電装
品(基板Assy)9を配置可能としている。基板As
sy9の一端にはコネクタ11を実装してあり、コネク
タ11の端子は基板Assy9上の配線パターンと接続
してある。
は矩形状のコネクタ開口7を形成してあり、コネクタ開
口7は後述するコネクタを突出させるためのものとな
る。下部ケース5は、内部に底板5bと相似形状の電装
品(基板Assy)9を配置可能としている。基板As
sy9の一端にはコネクタ11を実装してあり、コネク
タ11の端子は基板Assy9上の配線パターンと接続
してある。
【0009】コネクタ11は、フランジ部13と、この
フランジ部13から突出した嵌合フード部15とを有し
ている。コネクタ11は、嵌合フード部15をコネクタ
開口7に挿入し、フランジ部13を下部ケース5の前面
5a内壁に当接して取り付ける。フランジ部13には嵌
合フード部15を包囲する環状の凹溝17を形成してあ
り、この凹溝17には環状パッキン19を嵌め込めるよ
うになっている。
フランジ部13から突出した嵌合フード部15とを有し
ている。コネクタ11は、嵌合フード部15をコネクタ
開口7に挿入し、フランジ部13を下部ケース5の前面
5a内壁に当接して取り付ける。フランジ部13には嵌
合フード部15を包囲する環状の凹溝17を形成してあ
り、この凹溝17には環状パッキン19を嵌め込めるよ
うになっている。
【0010】下部ケース前面5aのコネクタ開口両面に
は貫通孔21を穿設してあり、貫通孔21は環状パッキ
ン19の内側に位置している。また、貫通孔21に対応
する位置のフランジ部13には、非貫通のネジ孔を形成
してある。貫通孔21には固定ネジ25を挿入し、固定
ネジ25はフランジ部13のネジ孔と螺合する。従っ
て、環状パッキン19は、下部ケース5内において、コ
ネクタ開口7及び貫通孔21の外周側をシールし、コネ
クタ開口7及び貫通孔21を同時にシールする。基板A
ssy9は、固定ネジ25でフランジ部13を固定した
状態で、後端を更に固定ネジ27で下部ケース5に固定
する。
は貫通孔21を穿設してあり、貫通孔21は環状パッキ
ン19の内側に位置している。また、貫通孔21に対応
する位置のフランジ部13には、非貫通のネジ孔を形成
してある。貫通孔21には固定ネジ25を挿入し、固定
ネジ25はフランジ部13のネジ孔と螺合する。従っ
て、環状パッキン19は、下部ケース5内において、コ
ネクタ開口7及び貫通孔21の外周側をシールし、コネ
クタ開口7及び貫通孔21を同時にシールする。基板A
ssy9は、固定ネジ25でフランジ部13を固定した
状態で、後端を更に固定ネジ27で下部ケース5に固定
する。
【0011】上部ケース3と下部ケース5とは、分割し
て形成してあるが、両者を分割する仮想分割平面29
は、コネクタ開口7にかからぬように、基板Assy9
に対して傾斜させてある。この仮想分割平面29の低く
なった側、即ち、下部ケース5の後端側は、基板Ass
y9の取り付け高さと略同一高さに形成してある。これ
により、基板Assy9を下部ケース5に取り付ける
際、基板Assy9を下部ケース5の後方から水平に挿
入することができるようになる。
て形成してあるが、両者を分割する仮想分割平面29
は、コネクタ開口7にかからぬように、基板Assy9
に対して傾斜させてある。この仮想分割平面29の低く
なった側、即ち、下部ケース5の後端側は、基板Ass
y9の取り付け高さと略同一高さに形成してある。これ
により、基板Assy9を下部ケース5に取り付ける
際、基板Assy9を下部ケース5の後方から水平に挿
入することができるようになる。
【0012】下部ケース5の上面開口には、上部ケース
3と略相似形のゴム材等からなる箱状パッキン31を被
せる。箱状パッキン31の開口周囲には枠部33を設け
てあり、枠部33は下部ケース5及び上部ケース3の組
合せ端面35で挟む。枠部33の上下面には例えば断面
半円状の凸部37を設けてあり、凸部37は組合せ端面
35に形成した凹部39に嵌め込むことで位置合わせを
行う。
3と略相似形のゴム材等からなる箱状パッキン31を被
せる。箱状パッキン31の開口周囲には枠部33を設け
てあり、枠部33は下部ケース5及び上部ケース3の組
合せ端面35で挟む。枠部33の上下面には例えば断面
半円状の凸部37を設けてあり、凸部37は組合せ端面
35に形成した凹部39に嵌め込むことで位置合わせを
行う。
【0013】箱状パッキン31は、枠部33以外の部分
を比較的薄肉で形成してあり、所謂ダイヤフラムとして
働くようになっている。上部ケース3は、固定孔41に
挿通した固定ネジ43を下部ケース5のネジ孔45に螺
合し、箱状パッキン31の枠部33を挟持して下部ケー
ス5に取り付け固定する。上部ケース3には圧力逃がし
孔47を穿設してあり、圧力逃がし孔47は上部ケース
3と箱状パッキン31との間の空間部を外部に連通して
いる。
を比較的薄肉で形成してあり、所謂ダイヤフラムとして
働くようになっている。上部ケース3は、固定孔41に
挿通した固定ネジ43を下部ケース5のネジ孔45に螺
合し、箱状パッキン31の枠部33を挟持して下部ケー
ス5に取り付け固定する。上部ケース3には圧力逃がし
孔47を穿設してあり、圧力逃がし孔47は上部ケース
3と箱状パッキン31との間の空間部を外部に連通して
いる。
【0014】なお、コネクタ11は、嵌合フード部15
をコネクタ開口7から突出させ、この嵌合フード部15
内に相手方コネクタを挿入して嵌合することとなるが、
相手方コネクタの嵌合部外周にはパッキンを設けてあ
り、嵌合フード部15と相手方コネクタとはそのパッキ
ンにより嵌合部を防水できるようになっている。従っ
て、相手方コネクタをコネクタ11に嵌合することで、
コネクタ11を介しての下部ケース5内への水の浸入は
阻止できることになる。
をコネクタ開口7から突出させ、この嵌合フード部15
内に相手方コネクタを挿入して嵌合することとなるが、
相手方コネクタの嵌合部外周にはパッキンを設けてあ
り、嵌合フード部15と相手方コネクタとはそのパッキ
ンにより嵌合部を防水できるようになっている。従っ
て、相手方コネクタをコネクタ11に嵌合することで、
コネクタ11を介しての下部ケース5内への水の浸入は
阻止できることになる。
【0015】このように構成した防水ケース1を組み立
てるには、先ず、半田付けの終了した基板Assy9を
下部ケース5に取り付ける。基板Assy9の取り付け
は、嵌合フード部15をコネクタ開口7に挿入し、フラ
ンジ部13と下部ケース5との間に環状パッキン19を
挟んだ状態で、固定ネジ25によりフランジ部13を下
部ケース5に固定し、更に、基板Assy9の後部を固
定ネジ27で下部ケース5へ固定する。
てるには、先ず、半田付けの終了した基板Assy9を
下部ケース5に取り付ける。基板Assy9の取り付け
は、嵌合フード部15をコネクタ開口7に挿入し、フラ
ンジ部13と下部ケース5との間に環状パッキン19を
挟んだ状態で、固定ネジ25によりフランジ部13を下
部ケース5に固定し、更に、基板Assy9の後部を固
定ネジ27で下部ケース5へ固定する。
【0016】次いで、箱状パッキン31を下部ケース5
の上に被せ、箱状パッキン31の枠部33を下部ケース
5及び上部ケース3の組合せ端面35で挟み、上部ケー
ス3を固定ネジ43で下部ケース5へ固定して組付けを
完了する。
の上に被せ、箱状パッキン31の枠部33を下部ケース
5及び上部ケース3の組合せ端面35で挟み、上部ケー
ス3を固定ネジ43で下部ケース5へ固定して組付けを
完了する。
【0017】このように構成した防水ケース1の作用を
説明する。コネクタ11は、フランジ部13と下部ケー
ス5との間に環状パッキン19を挟み、環状パッキン1
9の内側でフランジ部13を固定ネジ25で固定するこ
とにより、下部ケース5とコネクタ開口7との間及び貫
通孔21の防水とが同時に行われることとなる。また、
箱状パッキン31の枠部33を挟んで下部ケース5に上
部ケース3を固定することで、基板Assy9を収容し
た下部ケース5の内部を箱状パッキン31が密閉するこ
ととなる。
説明する。コネクタ11は、フランジ部13と下部ケー
ス5との間に環状パッキン19を挟み、環状パッキン1
9の内側でフランジ部13を固定ネジ25で固定するこ
とにより、下部ケース5とコネクタ開口7との間及び貫
通孔21の防水とが同時に行われることとなる。また、
箱状パッキン31の枠部33を挟んで下部ケース5に上
部ケース3を固定することで、基板Assy9を収容し
た下部ケース5の内部を箱状パッキン31が密閉するこ
ととなる。
【0018】更に、防水ケース1では、箱状パッキン3
1が弾性を有し、上部ケース3に設けた圧力逃がし孔4
7がケース内部の温度変化による圧力変動を抑えるの
で、基板Assy9が動作して発熱すると、箱状パッキ
ン31と下部ケース5とで囲まれた空間の空気が膨張す
るが、膨張した体積に応じて箱状パッキン31が上部ケ
ース3側(大気圧側)に膨らみ、内部を大気圧と同じに
保つ。また、基板Assy9の動作が終了して冷える
と、箱状パッキン31と下部ケース5とで囲まれた空間
の空気が収縮するが、これに伴い箱状パッキン31は下
部ケース5側(内部圧力側)にへこみケース内部を大気
圧と同じに保つ。これら一連の動作により、防水ケース
1では、下部ケース5内の圧力変動がなくなり、下部ケ
ース5内への空気の流出入が生じにくくなる。
1が弾性を有し、上部ケース3に設けた圧力逃がし孔4
7がケース内部の温度変化による圧力変動を抑えるの
で、基板Assy9が動作して発熱すると、箱状パッキ
ン31と下部ケース5とで囲まれた空間の空気が膨張す
るが、膨張した体積に応じて箱状パッキン31が上部ケ
ース3側(大気圧側)に膨らみ、内部を大気圧と同じに
保つ。また、基板Assy9の動作が終了して冷える
と、箱状パッキン31と下部ケース5とで囲まれた空間
の空気が収縮するが、これに伴い箱状パッキン31は下
部ケース5側(内部圧力側)にへこみケース内部を大気
圧と同じに保つ。これら一連の動作により、防水ケース
1では、下部ケース5内の圧力変動がなくなり、下部ケ
ース5内への空気の流出入が生じにくくなる。
【0019】上述した実施の形態による防水ケース1に
よれば、上部ケース3と下部ケース5とを基板Assy
9に対して傾斜する仮想分割平面29で分割したので、
上部ケース3及び下部ケース5の防水構造と、コネクタ
11の防水構造とが干渉しなくなり、防水構造を簡素な
ものにすることができる。そして、仮想分割平面29の
低くなった側、即ち、下部ケース5の後端側を基板As
sy9の取り付け高さと略同一高さで形成したので、基
板Assy9を水平に挿入することができ、組み立て性
を向上させることができる。
よれば、上部ケース3と下部ケース5とを基板Assy
9に対して傾斜する仮想分割平面29で分割したので、
上部ケース3及び下部ケース5の防水構造と、コネクタ
11の防水構造とが干渉しなくなり、防水構造を簡素な
ものにすることができる。そして、仮想分割平面29の
低くなった側、即ち、下部ケース5の後端側を基板As
sy9の取り付け高さと略同一高さで形成したので、基
板Assy9を水平に挿入することができ、組み立て性
を向上させることができる。
【0020】また、箱状パッキン31にダイヤフラムの
役割を持たせるとともに、上部ケース3に圧力逃がし孔
47を設けたので、内部発熱によるケース内部圧力の変
動を無くすことができ、外部とケース内部との間での空
気の流出入が発生しなくなり、湿った空気による基板A
ssy9表面での結露を防止することができる。
役割を持たせるとともに、上部ケース3に圧力逃がし孔
47を設けたので、内部発熱によるケース内部圧力の変
動を無くすことができ、外部とケース内部との間での空
気の流出入が発生しなくなり、湿った空気による基板A
ssy9表面での結露を防止することができる。
【0021】更に、コネクタ開口7のケース内側に環状
パッキン19を挟んでフランジ部13を固定し、このフ
ランジ部13を固定する貫通孔21をコネクタ開口7と
環状パッキン19との間で穿設したので、特別な防水構
造とすることなく、コネクタ開口7の防水と同時に貫通
孔21の防水も行うことができる。
パッキン19を挟んでフランジ部13を固定し、このフ
ランジ部13を固定する貫通孔21をコネクタ開口7と
環状パッキン19との間で穿設したので、特別な防水構
造とすることなく、コネクタ開口7の防水と同時に貫通
孔21の防水も行うことができる。
【0022】また、防水用樹脂の充填を行わないため、
製品重量、製品コストを低く抑えることができるととも
に、容易に分解して基板Assy9を取り出すことがで
きるため、リサイクル性も向上させることができる。
製品重量、製品コストを低く抑えることができるととも
に、容易に分解して基板Assy9を取り出すことがで
きるため、リサイクル性も向上させることができる。
【0023】なお、上述の実施の形態では、防水ケース
1が直方体である場合を例に説明したが、本発明による
防水ケースはその他の形状例えば円筒形状等であっても
同様の効果を奏するものである。また、上述の実施の形
態では、箱状パッキン31の凸部37の断面形状を半円
形状として説明したが、これに限定されるものではな
く、断面形状は、複数のシール突起(所謂リップ部)を
多段状に形成して複数段でシールを行うものであっても
よい。更に、上述の実施の形態では、箱状パッキン31
を用いることとしたが、下部ケース5を覆うパッキン
は、枠部33を有し、基板Assy9と干渉しないもの
であれば、平板状のものであってもよい。
1が直方体である場合を例に説明したが、本発明による
防水ケースはその他の形状例えば円筒形状等であっても
同様の効果を奏するものである。また、上述の実施の形
態では、箱状パッキン31の凸部37の断面形状を半円
形状として説明したが、これに限定されるものではな
く、断面形状は、複数のシール突起(所謂リップ部)を
多段状に形成して複数段でシールを行うものであっても
よい。更に、上述の実施の形態では、箱状パッキン31
を用いることとしたが、下部ケース5を覆うパッキン
は、枠部33を有し、基板Assy9と干渉しないもの
であれば、平板状のものであってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る電装品用防水ケースによれば、上部ケースと下部ケー
スとを基板に対して傾斜する仮想分割平面で分割したの
で、上部ケース及び下部ケースの防水構造と、コネクタ
の防水構造とが干渉しなくなり、防水構造を簡素なもの
にすることができる。そして、上部ケースと下部ケース
とを傾斜する仮想分割平面で分割することで、基板を水
平に挿入することができるようになり、組み立て性を向
上させることができる。また、上部ケース側と下部ケー
ス側との間にパッキンを設け、上部ケース又は下部ケー
スに圧力逃がし孔を穿設した防水ケースでは、パッキン
がダイヤフラムとして働き、内部発熱によるケース内部
圧力の変動を無くすことができ、外部とケース内部との
間での空気の流出入がなくなり、気密性を向上させるこ
とができる。
る電装品用防水ケースによれば、上部ケースと下部ケー
スとを基板に対して傾斜する仮想分割平面で分割したの
で、上部ケース及び下部ケースの防水構造と、コネクタ
の防水構造とが干渉しなくなり、防水構造を簡素なもの
にすることができる。そして、上部ケースと下部ケース
とを傾斜する仮想分割平面で分割することで、基板を水
平に挿入することができるようになり、組み立て性を向
上させることができる。また、上部ケース側と下部ケー
ス側との間にパッキンを設け、上部ケース又は下部ケー
スに圧力逃がし孔を穿設した防水ケースでは、パッキン
がダイヤフラムとして働き、内部発熱によるケース内部
圧力の変動を無くすことができ、外部とケース内部との
間での空気の流出入がなくなり、気密性を向上させるこ
とができる。
【図1】本発明による電装品用防水ケースの実施の形態
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
1 電装品用防水ケース 3 上部ケース 5 下部ケース 7 コネクタ開口 9 基板Assy9(基板) 11 コネクタ 29 仮想分割平面 31 パッキン 33 枠部 35 組合せ端面 47 圧力逃がし孔
Claims (2)
- 【請求項1】 二分割した上部ケースと下部ケースとを
組み合わせることで内部に基板を収容し、前記基板に接
続したコネクタを突出させるコネクタ開口を前記上部ケ
ース又は前記下部ケースのいずれか一方に形成した電装
品用防水ケースにおいて、 前記コネクタ開口と接触せず且つ前記基板に対して傾斜
する仮想分割平面で前記上部ケースと前記下部ケースと
を二分割したことを特徴とする電装品用防水ケース。 - 【請求項2】 枠部を外周に有し該枠部を前記上部ケー
スと前記下部ケースとの組合せ端面同士の間に挟入する
ことでケース内部空間を上部ケース側と下部ケース側と
に分けて密閉するパッキンと、 前記基板を収容しない側の前記上部ケース又は前記下部
ケースのいずれか一方に穿設した圧力逃がし孔とを具備
したことを特徴とする請求項1記載の電装品用防水ケー
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7972796A JPH09270277A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 電装品用防水ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7972796A JPH09270277A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 電装品用防水ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09270277A true JPH09270277A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13698243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7972796A Pending JPH09270277A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 電装品用防水ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09270277A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007195319A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2009098705A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Toshiba Tec Corp | 電子装置及び電子装置内部へのアクセス方法 |
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JP2015080689A (ja) * | 2013-10-24 | 2015-04-27 | 山佐株式会社 | 基板ユニット、制御装置、及び遊技機 |
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JP2017123417A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | 住友電装株式会社 | 光ビーコン車載機 |
JP2019200837A (ja) * | 2018-05-14 | 2019-11-21 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 筐体へのコネクタ組立体の取付構造 |
JP2020031102A (ja) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | 沖電気工業株式会社 | 電子機器 |
WO2024218936A1 (ja) * | 2023-04-20 | 2024-10-24 | 大和製衡株式会社 | 組合せ計量装置の防水構造 |
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WO2024218934A1 (ja) * | 2023-04-20 | 2024-10-24 | 大和製衡株式会社 | 組合せ計量装置の防水構造 |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP7972796A patent/JPH09270277A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7458824B2 (en) | 2006-01-19 | 2008-12-02 | Yazaki Corporation | Electric junction box including electric unit in plural shield case members |
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WO2024218934A1 (ja) * | 2023-04-20 | 2024-10-24 | 大和製衡株式会社 | 組合せ計量装置の防水構造 |
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