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JPH09257580A - 温度検出器 - Google Patents

温度検出器

Info

Publication number
JPH09257580A
JPH09257580A JP8064025A JP6402596A JPH09257580A JP H09257580 A JPH09257580 A JP H09257580A JP 8064025 A JP8064025 A JP 8064025A JP 6402596 A JP6402596 A JP 6402596A JP H09257580 A JPH09257580 A JP H09257580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass rod
cooling water
air
case
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8064025A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Imai
徹郎 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP8064025A priority Critical patent/JPH09257580A/ja
Publication of JPH09257580A publication Critical patent/JPH09257580A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Radiation Pyrometers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスロッドの冷却効率を向上してガラスロ
ッドと発熱部との距離を小さくし、測定精度を向上す
る。 【解決手段】 筒状のケース16内に金属筒13を介し
て発熱部からの光を集めるガラスロッドを収納し、ケー
ス16の内周側にエア通路16aを設けるとともに、ケ
ース16の内壁に冷却水通路16b,16cを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、誘導加熱等にお
ける約500℃以上の被加熱物体等の発熱部の温度を計
測する放射式非接触形温度検出器に関し、特にその集光
部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の放射式非接触形温度検出器
の構成を示し、1は誘導加熱等における被加熱物、2は
被加熱物1の発熱部からの赤外線等の光を集光するエア
パージケース付集光部、3は集光した光の波長をSi等
によりDC(V/℃)やDC(A)等に変換する変換
部、4はデジタル指示計、5は記録計、6は調節器であ
る。
【0003】上記構成の温度検出器の動作について説明
する。被加熱部1の発熱部からの光は集光部2により集
光され、この光は光ファイバ7を介して変換部3に送ら
れ、波長に応じた電流、電圧出力に変換される。この電
流、電圧出力は温度に対応したものであり、デジタル指
示計4により表示され、記録部5により記録され、調節
器6はこの値に応じて被加熱物1の温度変化に対する送
り速度や電力を制御する。
【0004】図4はエアパージケース付集光部2の拡大
図を示し、集光部2は本体部2aとその先端に設けられ
たエアパージケース2bからなり、本体部2aには集光
のためのガラスロッド2cが収納され、また本体部2a
及びエアパージケース2bにはエア通路2dが形成さ
れ、ガラスロッド2cにはコネクタ8を介して光ファイ
バが連結され、エア通路2dにはコネクタ9を介してエ
アホース10が連結されている。
【0005】被加熱物1の発熱部からの光はガラスロッ
ド2cにより集光され、この光はコネクタ8及び光ファ
イバ7を介して変換部3に送られ、その光の波長に応じ
た値即ち温度が検出される。一方、エアホース10から
コネクタ9を介して集光部2内のエア通路2dにエアを
導入し、エアパージケース2bの先端から送出し、被加
熱物1からの煙のエアパージケース2b内への侵入を防
止するとともに、集光部2の輻射熱による昇温を防止し
ている。なお、このような温度検出器を一対設けること
により、外乱などによる誤差を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の放射式
非接触形温度検出器においては、エアパージケース2b
からのエアの送出により煙などの侵入を防止するととも
に、集光部2の冷却を行っているが、エアによる冷却は
十分な冷却効果は得られず、エアパージケース2bを被
加熱物1にあまり近づけると被加熱物1からの輻射熱に
よりガラスロッド2cの先端面が溶けてくもりガラスと
なり、集光量が減じたりムラを生じ、温度の測定精度が
低下した。又、このように先端面が溶けたガラスロッド
2cの交換も容易でなかった。このため、ガラスロッド
2cの先端と被加熱物1との距離lを大きく取らねばな
らず、この場合には被加熱物1上でのガラスロッド2c
の集光径dも大きくなり、外乱が大きくなってやはり測
定精度が低下した。そこで、距離lを小さくするため
に、エアパージケース2bの径を大きくしたり、エア量
を増大することが考えられるが、誘導加熱装置の場合被
加熱物1の周囲に誘導加熱コイル11が配設されてお
り、該コイル11の間隙へエアパージケース2bを送入
できなくて却って距離lが大きくなり、またエア量を増
大した場合にはこれによって被加熱物1が冷却されて正
確な温度測定ができなくなった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、集光部の冷却効率を上げてガ
ラスロッドと発熱部との距離を小さくし、測定精度を向
上するとともに、ガラスロッドの交換も容易な温度検出
器を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る温度検出器は、発熱部に対して先端が対向配置され、
発熱部からの光を集めるガラスロッドと、ガラスロッド
を収納した金属筒と、金属筒を収納した筒状のケース
と、ケースと金属筒の間に形成されたエア通路と、ケー
スの周壁に形成された冷却水通路と、ガラスロッドの後
端と光ファイバの端部を接合する接合部を備え、冷却水
通路に冷却水を通流するとともに、エア通路に後端から
前端に向かってエアを通流させるようにした集光部を設
けたものである。
【0009】この発明の請求項2に係る温度検出器は、
ガラスロッドを軸方向に二分割するとともに、金属筒の
前端にガラスロッドの前端を抑える爪を設けたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面とともに説明する。図1(a),(b)はこの実施形
態による温度検出器の集光部の半縦断正面図及び左側面
図を示し、図2(a),(b)は同じくこの実施形態に
よる温度検出器の集光部の先端部拡大縦断正面図及びそ
のA−A線縦断側面図を示す。図において、12は軸方
向に二分割構造のガラスロッドであり、金属筒13内に
収納され、金属筒13の先端には3個の爪13aが設け
られ、この爪13aを折曲してガラスロッド12の先端
を押え、ガラスロッド12が脱落しないよう固定してい
る。14は円筒状のコネクタであり、後端側から挿入さ
れた光ファイバ7の端部を保持するとともに、先端側か
ら金属筒13の後端を挿通され、コネクタ14の先端側
外周にロッド取付ねじ15が螺合される。金属筒13の
後端外周には突出部13bがあり、ロッド取付ねじ15
の螺合によりコネクタ14の先端側の径が小さくなって
金属筒13はコネクタ14に保持され、コネクタ14内
においてガラスロッド12の後端と光ファイバ7の端部
が接合される。
【0011】16は細長い円筒状のケースであり、金属
筒13、コネクタ14、及びロッド取付ねじ15が収納
され、これらとの間即ちケース16の内周側に複数のエ
ア通路16aが形成される。又、ケース16の後端内周
はコネクタ14の後端部外周と螺合している。18はケ
ース16の先端に螺合されたねじホルダであり、エア通
路16aと連通する3個のエア通路18aが設けられ
(エア通路16aも同じ位置に3個設けられてい
る。)、またエア通路18aから放出されたエアがガラ
スロッド12の先端面を清掃しながら吐出されるように
ガイド室18b及びエア吐出口18cを有している。ケ
ース16の後端にはエア通路16aと連通するようにエ
ア送入部19が取り付けられ、エア送入部19にはエア
ホース10が連結される。又、ケース16の周壁には先
端部から後端部まで冷却水通路16b,16cが一対設
けられ、冷却水通路16b,16cの先端間には連通路
16dが設けられる。20,21はケース16に取り付
けられ、それぞれ冷却水通路16b,16cと連通する
冷却水送入部及び冷却水送出部である。
【0012】上記構成において、ガラスロッド12の先
端を被加熱物1の発熱部に向けて配設すると、発熱部か
らの光がガイド12により集光され、この光はガイド1
2に接合された光ファイバ7を介して変換部3に送ら
れ、その光の波長に応じた温度が検出される。一方エア
送入部19からケース16の内径側に設けられたエア通
路16aにエアが送入され、このエアにより金属筒13
を介してガイド12が冷却される。又、エアはねじホル
ダ18のエア通路18a及びガイド室18bを介してエ
ア吐出口18cから吐出され、煙や水蒸気などの侵入を
防止するとともに、ガイド12の先端面の清掃を行う。
さらに、冷却水送入部20から冷却水通路16bの後端
側に冷却水が送入され、この冷却水通路16bの先端ま
で進み、連通路16dを介して冷却水通路16cの先端
側に流入し、冷却水通路16cの後端側まで流れて冷却
水送出部21から外部へ送出される。
【0013】上記実施形態においては、ガラスロッド1
2を金属筒13に収納し、その外周側に接触して円筒状
のケース16を設け、ケース16の内壁に冷却水を通流
するとともに、ケース16の内周にエアを流しており、
ガラスロッド12の冷却効率が高まり、ガラスロッド1
2の先端が輻射熱にさらされても温度が240℃近くま
で上昇し難い。このため、ガラスロッド12の先端面に
くもりが生じることがなく、またガラスロッド12の先
端と被加熱物1との距離lを小さくすることができ、集
光径も小さくできて測定精度を向上することができる。
又、円筒状のケース16内に金属筒13を介してガラス
ロッド12を収納しているので、集光部は細長い形状と
なり、誘導加熱カイル11が設けられている場合でもそ
の間隙にケース16を挿入することができ、しかもガラ
スロッド12がケース16の先端まで設けられているの
で被加熱物1とガラスロッド12との距離lを小さくす
ることができ、測定精度を向上することができるととも
に、集光部の小形化が可能となる。さらにエア量を増大
する必要がないので、やはり測定精度が向上する。
【0014】又、ロッド取付ねじ15は、ガラスロッド
12と光ファイバ7の接合状態に配慮しながら操作する
必要があるが、ガラスロッド12は二分割構造であるの
で、ガラスロッド12に破損やくもりが生じた場合、金
属筒13の爪13aを起こしてガラスロッド12の先端
側部分のみ引き抜いて交換すればよく、ガラスロッドの
交換が容易となる。又、エア通路16a,18aを通る
エアによりガラスロッド12の冷却以外に、ガラスロッ
ド12の先端の清掃、及び被加熱物1からの煙や水蒸気
の侵入防止を行うことができ、これによっても高精度の
測定を行うことができる。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、筒状のケース内に金属筒を介してガラスロッドを収
納し、ケースの内周にエアを通流させるとともに、ケー
スの周壁に冷却水を通流させており、冷却効率を向上す
ることができ、ガラスロッドの輻射熱による損傷を防止
することができる。また、発熱部とガラスロッドとの距
離を小さくできるので集光径も小さくすることができ、
外乱が小さくなって測定精度を向上することができる。
又、ケースは筒状に細長く形成されているので、誘導加
熱コイルの間隙などへの挿入も容易であり、ガラスロッ
ドはケースと同軸状に設けられているので、やはりガラ
スロッドと発熱部との距離を小さくすることができ、測
定精度を向上することができる。
【0016】又、請求項2によれば、ガラスロッドを二
分割とするとともに、金属筒の先端にガラスロッドの先
端を押える爪を設けており、ガラスロッドの交換の際に
は爪を起こしてガラスロッドの先端側部分を引き出して
交換すればよく、ガラスロッドの交換が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による温度検出器の集光部の半縦断正
面図及び左側面図である。
【図2】この発明による温度検出器の集光部の先端部拡
大縦断正面図及びそのA−A線縦断側面図である。
【図3】従来の温度検出器の構成図である。
【図4】従来の温度検出器の集光部の拡大図である。
【符号の説明】
1…被加熱物 3…変換部 7…光ファイバ 12…ガラスロッド 13…金属筒 13a…爪 14…コネクタ 15…ロッド取付ねじ 16…ケース 16a…エア通路 16b,16c…冷却水通路 16d…連通路 18…ねじホルダ 18a…エア通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部からの光を集める集光部と、集光
    部から光ファイバを介して伝えられた光の波長から発熱
    部の温度を検出する変換部を備えた温度検出器におい
    て、発熱部に対して先端が対向配置され、発熱部からの
    光を集めるガラスロッドと、ガラスロッドを収納した金
    属筒と、金属筒を収納した筒状のケースと、ケースと金
    属筒の間に形成されたエア通路と、ケースの周壁に形成
    された冷却水通路と、ガラスロッドの後端と上記光ファ
    イバの端部を接合する接合部を備え、上記冷却水通路に
    冷却水を通流するとともに、上記エア通路に後端から前
    端に向かってエアを通流させるようにした集光部を有す
    ることを特徴とする温度検出器。
  2. 【請求項2】 ガラスロッドを軸方向に二分割するとと
    もに、金属筒の前端にガラスロッドの前端を押える爪を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の温度検出器。
JP8064025A 1996-03-21 1996-03-21 温度検出器 Pending JPH09257580A (ja)

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JP8064025A JPH09257580A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 温度検出器

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JP8064025A JPH09257580A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 温度検出器

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Family

ID=13246202

Family Applications (1)

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JP8064025A Pending JPH09257580A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 温度検出器

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