JPH09254690A - 自動車用の遮光装置 - Google Patents
自動車用の遮光装置Info
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- JPH09254690A JPH09254690A JP8064617A JP6461796A JPH09254690A JP H09254690 A JPH09254690 A JP H09254690A JP 8064617 A JP8064617 A JP 8064617A JP 6461796 A JP6461796 A JP 6461796A JP H09254690 A JPH09254690 A JP H09254690A
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Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車室内で直射日光が身体に当たるのを確実に
防止することができるようにする。 【解決手段】 車室内に入射する直射日光を遮光する自
動車用の遮光装置であって、ヘッドレスト2内に形成さ
れた収納空間30と、この収納空間30に対して出し入
れ自在に収納された帯状の遮光シート91とからなり、
ヘッドレスト2は、底板31にシートバックへの接続用
のポール34を備えたフレーム3と、このフレーム3に
外嵌されるパッド材4と、このパッド材4を被覆するト
リム5とからなり、フレーム3には収納空間30が形成
され、この収納空間30には遮光シート91をボビン軸
71周りに巻き取るボビン7が設けられ、パッド材4お
よびトリム5は、遮光シート91を収納空間30から引
き出す引出し口(長孔43)を有している。
防止することができるようにする。 【解決手段】 車室内に入射する直射日光を遮光する自
動車用の遮光装置であって、ヘッドレスト2内に形成さ
れた収納空間30と、この収納空間30に対して出し入
れ自在に収納された帯状の遮光シート91とからなり、
ヘッドレスト2は、底板31にシートバックへの接続用
のポール34を備えたフレーム3と、このフレーム3に
外嵌されるパッド材4と、このパッド材4を被覆するト
リム5とからなり、フレーム3には収納空間30が形成
され、この収納空間30には遮光シート91をボビン軸
71周りに巻き取るボビン7が設けられ、パッド材4お
よびトリム5は、遮光シート91を収納空間30から引
き出す引出し口(長孔43)を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室内に入射する
直射日光を遮光する自動車用の遮光装置に関するもので
ある。
直射日光を遮光する自動車用の遮光装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車室内であって、フロン
トウインドの上部に姿勢変更可能に取り付けられたサン
バイザーが知られている。このサンバイザは、直射日光
を遮る遮光板と、この遮光版を回動可能に支持するステ
ーと、このステーを上記遮光版のステー周りの回動方向
に直交する方向に回動可能に支持するブラケットとを備
えて形成されている。そして、上記ブラケットがウイン
ドフレームの上部に固定されることにより、遮光板はフ
ロントウインドの上部であらゆる姿勢に変更され得るよ
うになっている。従って、運転者は、直射日光を遮るよ
うに遮光板の姿勢変更を行うことが可能であり、これに
よって直射日光のまぶしさで運転操作が行い難くなると
いう不都合が解消される。
トウインドの上部に姿勢変更可能に取り付けられたサン
バイザーが知られている。このサンバイザは、直射日光
を遮る遮光板と、この遮光版を回動可能に支持するステ
ーと、このステーを上記遮光版のステー周りの回動方向
に直交する方向に回動可能に支持するブラケットとを備
えて形成されている。そして、上記ブラケットがウイン
ドフレームの上部に固定されることにより、遮光板はフ
ロントウインドの上部であらゆる姿勢に変更され得るよ
うになっている。従って、運転者は、直射日光を遮るよ
うに遮光板の姿勢変更を行うことが可能であり、これに
よって直射日光のまぶしさで運転操作が行い難くなると
いう不都合が解消される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のサン
バイザーは、遮光によって直射日光が目に直接差し込む
ことを防止することはできるが、身体の目以外の部位に
当る直射日光を遮ることは困難である。従って、例えば
真夏のドライブ時等に強い直射日光が皮膚に照射される
のを防止することができないという問題点を有してい
る。
バイザーは、遮光によって直射日光が目に直接差し込む
ことを防止することはできるが、身体の目以外の部位に
当る直射日光を遮ることは困難である。従って、例えば
真夏のドライブ時等に強い直射日光が皮膚に照射される
のを防止することができないという問題点を有してい
る。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、車室内で直射日光が身体に
当たるのを確実に防止することができる自動車用の遮光
装置を提供することを目的としている。
ためになされたものであり、車室内で直射日光が身体に
当たるのを確実に防止することができる自動車用の遮光
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動車用の遮光装置は、車室内に入射する直射日光を遮
光する自動車用の遮光装置であって、帯状の遮光シート
と、この遮光シートを引出し口を介して出し入れ自在に
収納する収納空間を備えたヘッドレストとからなり、上
記遮光シートは、ヘッドレストから引出された先端側を
車室内の適所に係止することによってシートの着座者を
覆うように構成されていることを特徴とするものであ
る。
自動車用の遮光装置は、車室内に入射する直射日光を遮
光する自動車用の遮光装置であって、帯状の遮光シート
と、この遮光シートを引出し口を介して出し入れ自在に
収納する収納空間を備えたヘッドレストとからなり、上
記遮光シートは、ヘッドレストから引出された先端側を
車室内の適所に係止することによってシートの着座者を
覆うように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0006】この自動車用の遮光装置によれば、ヘッド
レストの収納空間から引出し口を介して遮光シートを引
き出し、その先端側を車室内の適宜の部位に係止するこ
とにより、シートの着座者の頭上に遮光シートが張設さ
れた状態になり、この遮光シートによる被覆で着座者へ
の直射日光の照射は阻止される。
レストの収納空間から引出し口を介して遮光シートを引
き出し、その先端側を車室内の適宜の部位に係止するこ
とにより、シートの着座者の頭上に遮光シートが張設さ
れた状態になり、この遮光シートによる被覆で着座者へ
の直射日光の照射は阻止される。
【0007】本発明の請求項2記載の自動車用の遮光装
置は、請求項1記載の自動車用の遮光装置において、上
記ヘッドレストは、底部にシートバックへの接続用のポ
ールを備えたフレームと、このフレームに外嵌されるパ
ッド材と、このパッド材を被覆するトリムとからなり、
上記フレームには上記収納空間が形成され、この収納空
間には上記遮光シートを軸周りに巻き取るボビンが設け
られていることを特徴とするものである。
置は、請求項1記載の自動車用の遮光装置において、上
記ヘッドレストは、底部にシートバックへの接続用のポ
ールを備えたフレームと、このフレームに外嵌されるパ
ッド材と、このパッド材を被覆するトリムとからなり、
上記フレームには上記収納空間が形成され、この収納空
間には上記遮光シートを軸周りに巻き取るボビンが設け
られていることを特徴とするものである。
【0008】この自動車用の遮光装置によれば、遮光シ
ートはパッド材に埋設されたフレーム内に収納されてい
るため、ヘッドレストの頭部を快適に支持するという機
能は損なわれない。また、遮光シートは、フレーム内の
ボビンに巻き取られているため、ボビンを回転させるこ
とによって容易に出し入れされる。
ートはパッド材に埋設されたフレーム内に収納されてい
るため、ヘッドレストの頭部を快適に支持するという機
能は損なわれない。また、遮光シートは、フレーム内の
ボビンに巻き取られているため、ボビンを回転させるこ
とによって容易に出し入れされる。
【0009】本発明の請求項3記載の自動車用の遮光装
置は、請求項2記載の自動車用の遮光装置において、上
記遮光シートを上記ボビンに巻き取る方向にボビンの軸
が回転するように付勢する付勢手段が設けられているこ
とを特徴とするものである。
置は、請求項2記載の自動車用の遮光装置において、上
記遮光シートを上記ボビンに巻き取る方向にボビンの軸
が回転するように付勢する付勢手段が設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0010】この自動車用の遮光装置によれば、ヘッド
レスト内に収納されている遮光シートの先端側を引くこ
とにより、ボビンが付勢手段の付勢力に抗して回転し、
これによって遮光シートがヘッドレスト内から引き出さ
れるため、遮光シートの先端部を車室内の適所に係止す
ることによって遮光シートが車室内に張設された状態に
なる。そして、上記係止を解除することにより、付勢手
段の付勢力によってボビンが上記と逆方向に回転し、こ
れによって遮光シートはボビンに巻き取られるため、遮
光シートの収納操作が容易になる。
レスト内に収納されている遮光シートの先端側を引くこ
とにより、ボビンが付勢手段の付勢力に抗して回転し、
これによって遮光シートがヘッドレスト内から引き出さ
れるため、遮光シートの先端部を車室内の適所に係止す
ることによって遮光シートが車室内に張設された状態に
なる。そして、上記係止を解除することにより、付勢手
段の付勢力によってボビンが上記と逆方向に回転し、こ
れによって遮光シートはボビンに巻き取られるため、遮
光シートの収納操作が容易になる。
【0011】本発明の請求項4記載の自動車用の遮光装
置は、請求項1乃至3のいずれかに載の自動車用の遮光
装置において、上記遮光シートは、着色された透明な合
成樹脂製のシートであることを特徴とするものである。
置は、請求項1乃至3のいずれかに載の自動車用の遮光
装置において、上記遮光シートは、着色された透明な合
成樹脂製のシートであることを特徴とするものである。
【0012】この自動車用の遮光装置によれば、シート
の着座者は、遮光シートの透明な着色により直射日光の
照射が柔らげられた状態で遮光シートを介して車外の景
色を眺めることができる。
の着座者は、遮光シートの透明な着色により直射日光の
照射が柔らげられた状態で遮光シートを介して車外の景
色を眺めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る遮光装置の
一実施形態を示す分解斜視図であり、図2は、図1の遮
光装置の組立て斜視図である。また、図3は、図2のA
−A線断面図である。これらの図に示すように、遮光装
置1は、ヘッドレスト2と、ヘッドレスト2内に形成さ
れたシート収納機構6と、このシート収納機構6によっ
てヘッドレスト2内に入出自在に収納される遮光部材9
とを備えて形成されている。
一実施形態を示す分解斜視図であり、図2は、図1の遮
光装置の組立て斜視図である。また、図3は、図2のA
−A線断面図である。これらの図に示すように、遮光装
置1は、ヘッドレスト2と、ヘッドレスト2内に形成さ
れたシート収納機構6と、このシート収納機構6によっ
てヘッドレスト2内に入出自在に収納される遮光部材9
とを備えて形成されている。
【0014】上記ヘッドレスト2は、芯材としてのフレ
ーム3と、このフレーム3に外嵌されるパッド材4と、
このパッド材4を被覆するトリム5とを備えて形成され
ている。上記フレーム3は、平板がコ字形状に折り曲げ
られて形成され、底板31と、第1側板32と、第2側
板33とを備えている。これら底板31、第1側板32
および第2側板33によって囲繞された部分にシート収
納機構6を介して遮光部材9を収納する収納空間30が
形成されている。
ーム3と、このフレーム3に外嵌されるパッド材4と、
このパッド材4を被覆するトリム5とを備えて形成され
ている。上記フレーム3は、平板がコ字形状に折り曲げ
られて形成され、底板31と、第1側板32と、第2側
板33とを備えている。これら底板31、第1側板32
および第2側板33によって囲繞された部分にシート収
納機構6を介して遮光部材9を収納する収納空間30が
形成されている。
【0015】また、上記底板31からは長手方向一対の
ポール34が下方に向かって突設され、これらポール3
4をシートバックの頂部の装着孔に差し込むことによっ
てヘッドレスト2がシートバックに取り付けられるよう
になっている。
ポール34が下方に向かって突設され、これらポール3
4をシートバックの頂部の装着孔に差し込むことによっ
てヘッドレスト2がシートバックに取り付けられるよう
になっている。
【0016】上記第1側板32は、その上縁中央部から
下方に向かって上下方向の中間位置まで切り込まれた装
着溝35を有しているとともに、第2側板33は、上記
装着溝35の底部に対向した装着孔36を有しており、
これら装着溝35および装着孔36を利用して収納空間
30にシート収納機構6が装着されるようになってい
る。そして、シート収納機構6が収納空間30に装着さ
れた状態で、下縁部に円弧溝37aの凹設された矩形状
の係止板37をネジ止めその他で第1側板32に固定す
るようにしている。
下方に向かって上下方向の中間位置まで切り込まれた装
着溝35を有しているとともに、第2側板33は、上記
装着溝35の底部に対向した装着孔36を有しており、
これら装着溝35および装着孔36を利用して収納空間
30にシート収納機構6が装着されるようになってい
る。そして、シート収納機構6が収納空間30に装着さ
れた状態で、下縁部に円弧溝37aの凹設された矩形状
の係止板37をネジ止めその他で第1側板32に固定す
るようにしている。
【0017】上記パッド材4は、合成樹脂製の発泡体に
よって柔軟に形成され、内部にフレーム3を埋設するた
めの直方体状の埋設空間41を有している。この埋設空
間41の下部は開放され、この部分にフレーム装着口4
2が形成されているとともに、上部には、遮光部材9が
通過し得る開口寸法を備えた長孔(引出し口)43が設
けられている。このようなパッド材4を、フレーム装着
口42を通してフレーム3に外嵌することにより、パッ
ド材4がフレーム3に装着されるようになっている。
よって柔軟に形成され、内部にフレーム3を埋設するた
めの直方体状の埋設空間41を有している。この埋設空
間41の下部は開放され、この部分にフレーム装着口4
2が形成されているとともに、上部には、遮光部材9が
通過し得る開口寸法を備えた長孔(引出し口)43が設
けられている。このようなパッド材4を、フレーム装着
口42を通してフレーム3に外嵌することにより、パッ
ド材4がフレーム3に装着されるようになっている。
【0018】上記トリム5は、下部が開放した袋状に形
成され、パッド材4に被せることによって密着状態でパ
ッド材4を被覆するようになっている。このトリム5に
は、パッド材4の長孔43に対応したスリット51が設
けられており、トリム5がパッド材4を被覆した状態で
合成樹脂製の口金部材50がスリット51を介して長孔
43に嵌入され、これによってヘッドレスト2の頂部に
遮光部材9の通過口が形成されるようにしている。
成され、パッド材4に被せることによって密着状態でパ
ッド材4を被覆するようになっている。このトリム5に
は、パッド材4の長孔43に対応したスリット51が設
けられており、トリム5がパッド材4を被覆した状態で
合成樹脂製の口金部材50がスリット51を介して長孔
43に嵌入され、これによってヘッドレスト2の頂部に
遮光部材9の通過口が形成されるようにしている。
【0019】上記シート収納機構6は、遮光部材9を巻
き取るボビン7と、このボビン7が所定方向に回転する
ように付勢する付勢機構8とを備えて形成されている。
上記ボビン7は、ボビン軸71と、このボビン軸71の
両側部に取り付けられた左右一対のボビン円盤72とを
備えている。
き取るボビン7と、このボビン7が所定方向に回転する
ように付勢する付勢機構8とを備えて形成されている。
上記ボビン7は、ボビン軸71と、このボビン軸71の
両側部に取り付けられた左右一対のボビン円盤72とを
備えている。
【0020】上記ボビン軸71は、フレーム3の第1側
板32と第2側板33との間の距離より若干長く寸法設
定されているとともに、各ボビン円盤72の外面間の距
離は両側板32,33の内面間の距離よりも若干短く寸
法設定されている。従って、上記ボビン軸71の一端を
装着孔36に嵌入した状態で同他端を装着溝35に嵌め
込むことにより、ボビン7がフレーム3の収納空間30
に装着されることになる。
板32と第2側板33との間の距離より若干長く寸法設
定されているとともに、各ボビン円盤72の外面間の距
離は両側板32,33の内面間の距離よりも若干短く寸
法設定されている。従って、上記ボビン軸71の一端を
装着孔36に嵌入した状態で同他端を装着溝35に嵌め
込むことにより、ボビン7がフレーム3の収納空間30
に装着されることになる。
【0021】そして、ボビン7がフレーム3に装着され
てから、円弧溝37aをボビン軸71の一端に外嵌させ
た状態で上記係止板37が第1側板32にネジ止めその
他で固定され、これによってフレーム3に装着されたボ
ビン7がフレーム3から外れないようにしている。ま
た、上記ボビン軸71は、その外周面から突設された所
定個数の釘状の係止突片73を有している。この係止突
片73は、遮光部材9の基端側をボビン軸71に取り付
けるためのものである。
てから、円弧溝37aをボビン軸71の一端に外嵌させ
た状態で上記係止板37が第1側板32にネジ止めその
他で固定され、これによってフレーム3に装着されたボ
ビン7がフレーム3から外れないようにしている。ま
た、上記ボビン軸71は、その外周面から突設された所
定個数の釘状の係止突片73を有している。この係止突
片73は、遮光部材9の基端側をボビン軸71に取り付
けるためのものである。
【0022】上記付勢機構8は、ゼンマイバネ(付勢手
段)81と、このゼンマイバネ81を収容するバネケー
ス82とを備えて形成されている。上記バネケース82
は、第2側板33に対応した大きさを有する直方体状に
形成され、第2側板33に対応した面が開放されてい
る。そして、ゼンマイバネ81がこの開放面を介してバ
ネケース82内に収容された状態でバネケース82がネ
ジ止めその他で第2側板33に固定されるようにしてい
る。
段)81と、このゼンマイバネ81を収容するバネケー
ス82とを備えて形成されている。上記バネケース82
は、第2側板33に対応した大きさを有する直方体状に
形成され、第2側板33に対応した面が開放されてい
る。そして、ゼンマイバネ81がこの開放面を介してバ
ネケース82内に収容された状態でバネケース82がネ
ジ止めその他で第2側板33に固定されるようにしてい
る。
【0023】一方、ボビン軸71は、その第2側板33
側の端面に凹設されたバネ係止溝74を有しており、こ
のバネ係止溝74にバネケース82内のゼンマイバネ8
1の基端側が係止される。また、上記バネケース82内
の隅部には、図2に示すように、ゼンマイバネ81の先
端部を係止する係止突片83が設けられている。この係
止突片83にゼンマイバネ81の先端側を係止させるこ
とによって巻かれたゼンマイバネ81の基端側に付勢力
が確実に形成され、これによってボビン7を所定方向に
回転させるようにしている。
側の端面に凹設されたバネ係止溝74を有しており、こ
のバネ係止溝74にバネケース82内のゼンマイバネ8
1の基端側が係止される。また、上記バネケース82内
の隅部には、図2に示すように、ゼンマイバネ81の先
端部を係止する係止突片83が設けられている。この係
止突片83にゼンマイバネ81の先端側を係止させるこ
とによって巻かれたゼンマイバネ81の基端側に付勢力
が確実に形成され、これによってボビン7を所定方向に
回転させるようにしている。
【0024】上記遮光部材9は、帯状の遮光シート91
と、この遮光シート91を横断するようにその基端側に
設けられた長尺のアンカー桟材92と、同先端側に設け
られた先端桟材93とを備えて形成されている。
と、この遮光シート91を横断するようにその基端側に
設けられた長尺のアンカー桟材92と、同先端側に設け
られた先端桟材93とを備えて形成されている。
【0025】上記遮光シート91は、本実施形態におい
ては、所定の色に着色された透明な合成樹脂製のシート
が用いられ、この着色透明の遮光シート91によって直
射日光が柔らげられるとともに、遮光シート91を通し
て車外の景色を見ることができるようにしている。な
お、遮光シート91は着色透明の合成樹脂製のものに代
えて不透明の合成樹脂製のシートであってもよいし、織
製品や、織製品に金属箔や合成樹脂製のシートを積層し
た、いわゆるラミネート品であってもよい。
ては、所定の色に着色された透明な合成樹脂製のシート
が用いられ、この着色透明の遮光シート91によって直
射日光が柔らげられるとともに、遮光シート91を通し
て車外の景色を見ることができるようにしている。な
お、遮光シート91は着色透明の合成樹脂製のものに代
えて不透明の合成樹脂製のシートであってもよいし、織
製品や、織製品に金属箔や合成樹脂製のシートを積層し
た、いわゆるラミネート品であってもよい。
【0026】上記アンカー桟材92は、上記ボビン軸7
1の係止突片73に対応して穿設された左右一対のだる
ま孔92aを有している。このだるま孔92aの径の大
きい方の孔は係止突片73の頭部に外嵌し得る径寸法に
設定されているとともに、径の小さい方の孔は、その径
寸法が係止突片73の頭部よりも小さく、かつ、係止突
片73の胴部よりも大きく設定されている。従って、各
だるま孔92aの大径孔をそれぞれ対応した係止突片7
3に外嵌した後、係止突片73の胴部がだるま孔92a
の小径部に嵌まり込む方向にアンカー桟材92をずらせ
ることによって、遮光部材9がボビン7に装着された状
態になる。
1の係止突片73に対応して穿設された左右一対のだる
ま孔92aを有している。このだるま孔92aの径の大
きい方の孔は係止突片73の頭部に外嵌し得る径寸法に
設定されているとともに、径の小さい方の孔は、その径
寸法が係止突片73の頭部よりも小さく、かつ、係止突
片73の胴部よりも大きく設定されている。従って、各
だるま孔92aの大径孔をそれぞれ対応した係止突片7
3に外嵌した後、係止突片73の胴部がだるま孔92a
の小径部に嵌まり込む方向にアンカー桟材92をずらせ
ることによって、遮光部材9がボビン7に装着された状
態になる。
【0027】上記先端桟材93は、その長さ寸法が口金
部材50の開口の長さ寸法よりも長く設定され、これに
よって遮光シート91が口金部材50を通ってパッド材
4の内部に入り込んでしまうのを防止している。また先
端桟材93には、その中央部にU字形状の係止金具93
aが付設されている。この係止金具93aは、フレーム
3の収納空間30から引き出された遮光シート91を車
内の適所に係止するためのものである。
部材50の開口の長さ寸法よりも長く設定され、これに
よって遮光シート91が口金部材50を通ってパッド材
4の内部に入り込んでしまうのを防止している。また先
端桟材93には、その中央部にU字形状の係止金具93
aが付設されている。この係止金具93aは、フレーム
3の収納空間30から引き出された遮光シート91を車
内の適所に係止するためのものである。
【0028】そして、本実施形態においては、アンカー
桟材92がボビン軸71に装着された状態で、図3に示
すように、遮光シート91がボビン7に巻かれ、この遮
光シート91が巻き取られたボビン7をフレーム3に装
着し、ゼンマイバネ81の基端部をボビン軸71のバネ
係止溝74に係止することにより、遮光シート91がボ
ビン7を介してフレーム3の収納空間30に装着される
ようにしている。そして、巻き取られた遮光シート91
をボビン7から引き出すことによるボビン軸71の回転
によって、ゼンマイバネ81が巻かれて付勢力が生じる
ようにしており、これによって、一旦引き出された遮光
シート91はゼンマイバネ81の付勢力で再度ボビン7
に巻き取られるようになっている。
桟材92がボビン軸71に装着された状態で、図3に示
すように、遮光シート91がボビン7に巻かれ、この遮
光シート91が巻き取られたボビン7をフレーム3に装
着し、ゼンマイバネ81の基端部をボビン軸71のバネ
係止溝74に係止することにより、遮光シート91がボ
ビン7を介してフレーム3の収納空間30に装着される
ようにしている。そして、巻き取られた遮光シート91
をボビン7から引き出すことによるボビン軸71の回転
によって、ゼンマイバネ81が巻かれて付勢力が生じる
ようにしており、これによって、一旦引き出された遮光
シート91はゼンマイバネ81の付勢力で再度ボビン7
に巻き取られるようになっている。
【0029】ついで、長孔43から遮光シート91の先
端部を外部に引き出した状態でパッド材4をフレーム3
に外嵌し、スリット51から遮光シート91を外部に引
き出した状態でトリム5をパッド材4に被せて係止した
後、遮光シート91の先端部を潜らせた口金部材50を
スリット51を介してパッド材4の長孔43に嵌め込
み、最後に遮光シート91の先端に先端桟材93を取り
付けることにより、図2および図3に示すように、遮光
装置1が完成する。
端部を外部に引き出した状態でパッド材4をフレーム3
に外嵌し、スリット51から遮光シート91を外部に引
き出した状態でトリム5をパッド材4に被せて係止した
後、遮光シート91の先端部を潜らせた口金部材50を
スリット51を介してパッド材4の長孔43に嵌め込
み、最後に遮光シート91の先端に先端桟材93を取り
付けることにより、図2および図3に示すように、遮光
装置1が完成する。
【0030】本発明の遮光装置1の上記構成によれば、
図2に示す遮光シート91がヘッドレスト2の中に収納
された状態で先端桟材93を外方に向かって引くことに
より、図4に示すように、遮光シート91がヘッドレス
ト2の収納空間30から外方に引き出されるため、係止
金具93aを車室内の適所に係止することによって、張
設された遮光シート91の下部に直射日光を遮る日光遮
蔽空間が形成される。
図2に示す遮光シート91がヘッドレスト2の中に収納
された状態で先端桟材93を外方に向かって引くことに
より、図4に示すように、遮光シート91がヘッドレス
ト2の収納空間30から外方に引き出されるため、係止
金具93aを車室内の適所に係止することによって、張
設された遮光シート91の下部に直射日光を遮る日光遮
蔽空間が形成される。
【0031】そして、遮光シート91を引き出すことに
よってボビン軸71が自軸心回りに反時計方向に回転す
るため、このボビン軸71の回転によって、図4に示す
ように、ゼンマイバネ81が巻かれた状態になり、この
ゼンマイバネ81の付勢力によって、ボビン軸71には
遮光シート91を巻き取る方向に力が加わった状態にな
っている。従って、引き出された遮光シート91の係止
金具93aによる係止を解除することによって、遮光シ
ート91はゼンマイバネ81によるボビン軸71の回転
によって巻き取られ、図2に示す元の収納状態になる。
よってボビン軸71が自軸心回りに反時計方向に回転す
るため、このボビン軸71の回転によって、図4に示す
ように、ゼンマイバネ81が巻かれた状態になり、この
ゼンマイバネ81の付勢力によって、ボビン軸71には
遮光シート91を巻き取る方向に力が加わった状態にな
っている。従って、引き出された遮光シート91の係止
金具93aによる係止を解除することによって、遮光シ
ート91はゼンマイバネ81によるボビン軸71の回転
によって巻き取られ、図2に示す元の収納状態になる。
【0032】図5は、遮光装置1が助手席シートSのシ
ートバックS1に取り付けられた状態を示す斜視図であ
る。この図に示すように、遮光装置1が助手席シートS
に取り付けられた場合には、遮光シート91の係止金具
93aに対応した被係止金具D1がダッシュボードDの
表面に設けられ、ヘッドレスト2から引き出された遮光
シート91の係止金具93aがこの被係止金具D1に係
止される。この状態では、シートSへの着座者の頭上
に、遮光シート91が前後方向に亘って張設された状態
になっているため、この張設された遮光シート91の下
部に日陰部分が形成され、着座者に対する直射日光の照
射が確実に防止される。
ートバックS1に取り付けられた状態を示す斜視図であ
る。この図に示すように、遮光装置1が助手席シートS
に取り付けられた場合には、遮光シート91の係止金具
93aに対応した被係止金具D1がダッシュボードDの
表面に設けられ、ヘッドレスト2から引き出された遮光
シート91の係止金具93aがこの被係止金具D1に係
止される。この状態では、シートSへの着座者の頭上
に、遮光シート91が前後方向に亘って張設された状態
になっているため、この張設された遮光シート91の下
部に日陰部分が形成され、着座者に対する直射日光の照
射が確実に防止される。
【0033】本発明は、以上の実施形態に限定されるも
のではなく、以下の内容をも含むものである。
のではなく、以下の内容をも含むものである。
【0034】(1)上記の実施形態においては、ヘッド
レスト2の中にゼンマイバネ81を有する付勢機構8が
設けられ、この付勢機構8の付勢力によって引き出され
た遮光シート91をヘッドレスト2内の収納空間30に
引き戻すようにしているが、付勢機構8を設けるかわり
に、ボビン軸71を軸心回りに回す回転ハンドルをヘッ
ドレスト2から外部に突出させた状態でヘッドレスト2
に付設し、このハンドルの回転操作で遮光シート91を
ヘッドレスト2に対して入出させるようにしてもよい。
レスト2の中にゼンマイバネ81を有する付勢機構8が
設けられ、この付勢機構8の付勢力によって引き出され
た遮光シート91をヘッドレスト2内の収納空間30に
引き戻すようにしているが、付勢機構8を設けるかわり
に、ボビン軸71を軸心回りに回す回転ハンドルをヘッ
ドレスト2から外部に突出させた状態でヘッドレスト2
に付設し、このハンドルの回転操作で遮光シート91を
ヘッドレスト2に対して入出させるようにしてもよい。
【0035】(2)また、上記付勢機構8に代えて、駆
動モータをヘッドレスト2に内装し、スイッチ操作によ
る駆動モータのON・OFFでボビン7を回転および回
転停止を行うようにし、これによって遮光シート91を
ヘッドレスト2に対して入出させるようにしてもよい。
動モータをヘッドレスト2に内装し、スイッチ操作によ
る駆動モータのON・OFFでボビン7を回転および回
転停止を行うようにし、これによって遮光シート91を
ヘッドレスト2に対して入出させるようにしてもよい。
【0036】(3)上記の実施形態においては、遮光シ
ート91はヘッドレスト2内にボビン7に巻き取られて
収納されるようにしているが、ボビン7に巻き取るかわ
りに蛇腹のように折り畳んで収納するようにしてもよ
い。
ート91はヘッドレスト2内にボビン7に巻き取られて
収納されるようにしているが、ボビン7に巻き取るかわ
りに蛇腹のように折り畳んで収納するようにしてもよ
い。
【0037】(4)上記の実施形態においては、ダッシ
ュボードDに設けられた被係止金具D1に遮光シート9
1の係止金具93aを係止することによって遮光シート
91をシートSの座席面の上部に張設されているが、本
発明は、被係止金具D1をダッシュボードDに設けるこ
とに限定されるものではなく、被係止金具D1を、前後
方向に並んだ他のシートのヘッドレストに設けたり、ド
アのフレームに設ける等、車室内のダッシュボードD以
外の場所に設けてもよい。
ュボードDに設けられた被係止金具D1に遮光シート9
1の係止金具93aを係止することによって遮光シート
91をシートSの座席面の上部に張設されているが、本
発明は、被係止金具D1をダッシュボードDに設けるこ
とに限定されるものではなく、被係止金具D1を、前後
方向に並んだ他のシートのヘッドレストに設けたり、ド
アのフレームに設ける等、車室内のダッシュボードD以
外の場所に設けてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の自動車用の遮光
装置によれば、同装置は、ヘッドレスト内に形成された
収納空間と、この収納空間に対して出し入れ自在に収納
された帯状の遮光シートとからなるものであるため、ヘ
ッドレストの収納空間から遮光シートを引き出し、その
先端側を車室内の適宜の部位に止めることにより、シー
トの着座者の頭上に遮光シートが張設された状態にな
り、この遮光シートによる被覆で着座者への直射日光の
照射を確実に阻止することができる。
装置によれば、同装置は、ヘッドレスト内に形成された
収納空間と、この収納空間に対して出し入れ自在に収納
された帯状の遮光シートとからなるものであるため、ヘ
ッドレストの収納空間から遮光シートを引き出し、その
先端側を車室内の適宜の部位に止めることにより、シー
トの着座者の頭上に遮光シートが張設された状態にな
り、この遮光シートによる被覆で着座者への直射日光の
照射を確実に阻止することができる。
【0039】本発明の請求項2記載の自動車用の遮光装
置によれば、ヘッドレストは、底部にシートバックへの
接続用のポールを備えたフレームに外嵌されるパッド材
と、このパッド材を被覆するトリムとからなり、フレー
ムには収納空間が形成され、この収納空間には遮光シー
トを軸周りに巻き取るボビンが設けられているため、ヘ
ッドレストは、内部に遮光シートを出し入れ自在に収納
し得る構造になっているにも拘らず、頭部を快適に支持
するという機能を発揮することができる。また、ボビン
を回転させることによって遮光シートのヘッドレスト内
からの引き出しや、ヘッドレスト内への収納を容易に行
うことができる。
置によれば、ヘッドレストは、底部にシートバックへの
接続用のポールを備えたフレームに外嵌されるパッド材
と、このパッド材を被覆するトリムとからなり、フレー
ムには収納空間が形成され、この収納空間には遮光シー
トを軸周りに巻き取るボビンが設けられているため、ヘ
ッドレストは、内部に遮光シートを出し入れ自在に収納
し得る構造になっているにも拘らず、頭部を快適に支持
するという機能を発揮することができる。また、ボビン
を回転させることによって遮光シートのヘッドレスト内
からの引き出しや、ヘッドレスト内への収納を容易に行
うことができる。
【0040】本発明の請求項3記載の自動車用の遮光装
置によれば、ボビンは付勢手段の付勢力によって遮光シ
ートを巻き取る方向に回転するように付勢されているた
め、ヘッドレスト内に収納されている遮光シートの先端
側を引くことにより、ボビンが付勢手段の付勢力に抗し
て回転し、これによって遮光シートがヘッドレスト内か
ら引き出され、遮光シートの先端部を車室内の適所に係
止することによって遮光シートが車室内に張設された状
態にすることができる。そして、上記係止を解除するこ
とにより、付勢手段の付勢力によってボビンが上記と逆
方向に回転して遮光シートはボビンに巻き取られるた
め、遮光シートの収納操作を容易に行うことができる。
置によれば、ボビンは付勢手段の付勢力によって遮光シ
ートを巻き取る方向に回転するように付勢されているた
め、ヘッドレスト内に収納されている遮光シートの先端
側を引くことにより、ボビンが付勢手段の付勢力に抗し
て回転し、これによって遮光シートがヘッドレスト内か
ら引き出され、遮光シートの先端部を車室内の適所に係
止することによって遮光シートが車室内に張設された状
態にすることができる。そして、上記係止を解除するこ
とにより、付勢手段の付勢力によってボビンが上記と逆
方向に回転して遮光シートはボビンに巻き取られるた
め、遮光シートの収納操作を容易に行うことができる。
【0041】本発明の請求項4記載の自動車用の遮光装
置によれば、遮光シートは、着色された透明な合成樹脂
製のシートで形成されているため、シートの着座者は直
射日光の照射が柔らげられた状態で遮光シートを介して
車外の景色を眺めることができる。
置によれば、遮光シートは、着色された透明な合成樹脂
製のシートで形成されているため、シートの着座者は直
射日光の照射が柔らげられた状態で遮光シートを介して
車外の景色を眺めることができる。
【図1】本発明に係る遮光装置の一実施形態を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1に示す遮光装置の組立て斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2に示す遮光装置の遮光シートがヘッドレス
トから引き出された状態を示す斜視図である。
トから引き出された状態を示す斜視図である。
【図5】遮光装置が助手席シートのシートバックに取り
付けられた状態を示す斜視図である。
付けられた状態を示す斜視図である。
1 遮光装置 2 ヘッドレスト 3 フレーム 30 収納空間 31 底板 32 第1側板 32 第1側板 33 第2側板 34 ポール 35 装着溝 36 装着孔 37 係止板 37a 円弧溝 4 パッド材 41 埋設空間 42 フレーム装着口 43 長孔 5 トリム 51 スリット 6 シート収納機構 7 ボビン 71 ボビン軸 72 ボビン円盤 73 係止突片 74 バネ係止溝 8 付勢機構 81 ゼンマイバネ 82 バネケース 83 係止突片 9 遮光部材 91 遮光シート 92 アンカー桟材 93 先端桟材 93a 係止金具 S シート S1 シートバック D ダッシュボード D1 被係止金具
Claims (4)
- 【請求項1】 車室内に入射する直射日光を遮光する自
動車用の遮光装置であって、帯状の遮光シートと、この
遮光シートを引出し口を介して出し入れ自在に収納する
収納空間を備えたヘッドレストとからなり、上記遮光シ
ートは、ヘッドレストから引出された先端側を車室内の
適所に係止することによってシートの着座者を覆うよう
に構成されていることを特徴とする自動車用の遮光装
置。 - 【請求項2】 上記ヘッドレストは、底部にシートバッ
クへの接続用のポールを備えたフレームと、このフレー
ムに外嵌されるパッド材と、このパッド材を被覆するト
リムとからなり、上記フレームには上記収納空間が形成
され、この収納空間には上記遮光シートを軸周りに巻き
取るボビンが設けられていることを特徴とする請求項1
記載の自動車用の遮光装置。 - 【請求項3】 上記遮光シートを上記ボビンに巻き取る
方向にボビンの軸が回転するように付勢する付勢手段が
設けられていることを特徴とする請求項2記載の自動車
用の遮光装置。 - 【請求項4】 上記遮光シートは、着色された透明な合
成樹脂製のシートであることを特徴とする請求項1乃至
3のいずれかに記載の自動車用の遮光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8064617A JPH09254690A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 自動車用の遮光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8064617A JPH09254690A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 自動車用の遮光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09254690A true JPH09254690A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13263407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8064617A Pending JPH09254690A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 自動車用の遮光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09254690A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005329940A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Bos Gmbh & Co Kg | コイルばね駆動装置を有するウィンドウシェード |
FR2900871A1 (fr) * | 2006-05-12 | 2007-11-16 | Renault Sas | Dispositif pare-soleil pour vehicule automobile et appui-tete correspondant |
DE102010035416A1 (de) * | 2010-08-25 | 2012-03-01 | Rainer Hoefs | Sitz, insbesondere Fahrzeugsitz, Kopfstütze und Sitzfläche mit aufspannbarer Rückenlehne |
FR2967104A1 (fr) * | 2010-11-10 | 2012-05-11 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Appui-tete comprenant un dispositif de protection anti-soleil et procede de deploiement du dispositif |
DE102016220622A1 (de) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Sitz und Sitzreihe für ein Kraftfahrzeug |
DE102016220624A1 (de) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Sitz und Sitzreihe für ein Kraftfahrzeug |
US10953988B2 (en) * | 2019-03-01 | 2021-03-23 | The Boeing Company | Head stabilizing headrest |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP8064617A patent/JPH09254690A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005329940A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Bos Gmbh & Co Kg | コイルばね駆動装置を有するウィンドウシェード |
FR2900871A1 (fr) * | 2006-05-12 | 2007-11-16 | Renault Sas | Dispositif pare-soleil pour vehicule automobile et appui-tete correspondant |
DE102010035416A1 (de) * | 2010-08-25 | 2012-03-01 | Rainer Hoefs | Sitz, insbesondere Fahrzeugsitz, Kopfstütze und Sitzfläche mit aufspannbarer Rückenlehne |
FR2967104A1 (fr) * | 2010-11-10 | 2012-05-11 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Appui-tete comprenant un dispositif de protection anti-soleil et procede de deploiement du dispositif |
DE102016220622A1 (de) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Sitz und Sitzreihe für ein Kraftfahrzeug |
DE102016220624A1 (de) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Sitz und Sitzreihe für ein Kraftfahrzeug |
US10953988B2 (en) * | 2019-03-01 | 2021-03-23 | The Boeing Company | Head stabilizing headrest |
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