JPH09250867A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH09250867A JPH09250867A JP10066096A JP10066096A JPH09250867A JP H09250867 A JPH09250867 A JP H09250867A JP 10066096 A JP10066096 A JP 10066096A JP 10066096 A JP10066096 A JP 10066096A JP H09250867 A JPH09250867 A JP H09250867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- defreezing
- region
- frozen food
- thawing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D31/00—Other cooling or freezing apparatus
- F25D31/005—Combined cooling and heating devices
Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷凍食品をその風味を損なうことなく短時間
に冷凍を解いて冷蔵できる冷蔵庫を提供する。 【課題解決手段】冷蔵庫(1)に冷蔵領域(F)と解凍
領域(D)を区分して設ける。そして、解凍領域に入れ
られた冷凍食品(14)を同じく同領域に内蔵させた高
周波加熱装置(9)を作動させて解凍するとともに、解
凍状態を冷蔵状態に切り替える。解凍状態と冷蔵状態と
の切り替えは、前記二つの領域を繋ぐ流路(L)の途中
に設けた制御手段(10)により行う。
に冷凍を解いて冷蔵できる冷蔵庫を提供する。 【課題解決手段】冷蔵庫(1)に冷蔵領域(F)と解凍
領域(D)を区分して設ける。そして、解凍領域に入れ
られた冷凍食品(14)を同じく同領域に内蔵させた高
周波加熱装置(9)を作動させて解凍するとともに、解
凍状態を冷蔵状態に切り替える。解凍状態と冷蔵状態と
の切り替えは、前記二つの領域を繋ぐ流路(L)の途中
に設けた制御手段(10)により行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫、特に解凍
領域を内部に備えている冷蔵庫に関するものである。
領域を内部に備えている冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、解凍領域と冷蔵領域を具備し
ている冷蔵庫は公知である(実開昭59−49883号
公報)。この冷蔵庫においては、冷凍食品を入れた解凍
領域に冷蔵領域の冷気の一部を導入することにより解凍
領域の温度を徐々に高めて冷凍食品の温度を最終的に冷
蔵領域の温度にする方法が採用されている。
ている冷蔵庫は公知である(実開昭59−49883号
公報)。この冷蔵庫においては、冷凍食品を入れた解凍
領域に冷蔵領域の冷気の一部を導入することにより解凍
領域の温度を徐々に高めて冷凍食品の温度を最終的に冷
蔵領域の温度にする方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この冷蔵庫は、冷凍食
品の使用に際してその温度を冷蔵温度以上に高めること
がないので、冷凍食品の風味を損なうことがないという
優れた効果を発揮しているが、冷蔵温度にまで冷凍食品
の温度を上昇させるのに相当長い時間がかかるという問
題がある。そこで、本発明者はかかる問題を伴うことの
ない解凍装置付け冷蔵庫を実用化すべく鋭意検討した結
果、前記解凍領域に特定の装置を内蔵させればよいとい
う事実を見出し、本発明を完成した。従って、本発明の
課題は、解凍時間を短縮するとともに冷凍食品をその風
味を損なうことなく冷蔵できる解凍装置付け冷蔵庫を提
供することにある。
品の使用に際してその温度を冷蔵温度以上に高めること
がないので、冷凍食品の風味を損なうことがないという
優れた効果を発揮しているが、冷蔵温度にまで冷凍食品
の温度を上昇させるのに相当長い時間がかかるという問
題がある。そこで、本発明者はかかる問題を伴うことの
ない解凍装置付け冷蔵庫を実用化すべく鋭意検討した結
果、前記解凍領域に特定の装置を内蔵させればよいとい
う事実を見出し、本発明を完成した。従って、本発明の
課題は、解凍時間を短縮するとともに冷凍食品をその風
味を損なうことなく冷蔵できる解凍装置付け冷蔵庫を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、冷却器で冷やされた気体を冷蔵領域と
解凍領域に分配可能な流路を有するとともに、前記解凍
領域に高周波加熱手段を備えている冷蔵庫とする。
解決するために、冷却器で冷やされた気体を冷蔵領域と
解凍領域に分配可能な流路を有するとともに、前記解凍
領域に高周波加熱手段を備えている冷蔵庫とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した一実施
例を図面を用いて説明する。本発明に係る冷蔵庫1は、
基本的には従来技術のそれとほぼ同じく、断熱性を有す
る本体2と、その本体2内の空間3の下部に設置された
冷却器4と、その冷却器4で冷却された空気を前記空間
3内に拡散するためのファン5とを少なくとも具備して
いる。そして前記空間3の一部分が、多孔又はスリット
11を有する垂直壁6で区画されて、ファン5を通った
冷気を上昇させる流路Lになっている。
例を図面を用いて説明する。本発明に係る冷蔵庫1は、
基本的には従来技術のそれとほぼ同じく、断熱性を有す
る本体2と、その本体2内の空間3の下部に設置された
冷却器4と、その冷却器4で冷却された空気を前記空間
3内に拡散するためのファン5とを少なくとも具備して
いる。そして前記空間3の一部分が、多孔又はスリット
11を有する垂直壁6で区画されて、ファン5を通った
冷気を上昇させる流路Lになっている。
【0006】前記冷却器4の上部の空間3は電磁波遮蔽
板7により上下2段に区分され、上段が解凍領域Dに、
下段が冷蔵領域Fになっている。そして、それらの領域
D、Fに対して前記流路Lからの冷気がスリット11を
通して分配されるようになっている。なお、前記流路L
において電磁遮蔽板7の高さ位置には、解凍領域Dに対
する冷気の供給量を制御する制御手段としての開閉弁1
0が設けられ、その開閉又は開閉度の調節が本体2の中
又は外に設けられたアクチュエータ12により行われる
ようになっている。
板7により上下2段に区分され、上段が解凍領域Dに、
下段が冷蔵領域Fになっている。そして、それらの領域
D、Fに対して前記流路Lからの冷気がスリット11を
通して分配されるようになっている。なお、前記流路L
において電磁遮蔽板7の高さ位置には、解凍領域Dに対
する冷気の供給量を制御する制御手段としての開閉弁1
0が設けられ、その開閉又は開閉度の調節が本体2の中
又は外に設けられたアクチュエータ12により行われる
ようになっている。
【0007】本発明に係る冷蔵庫1は、さらに解凍領域
Dに高周波加熱手段9を有し、その電極8a、8bに高
周波電圧を印加すると、それらの間に置かれた冷凍食品
14が内部から加熱されるようになっている。
Dに高周波加熱手段9を有し、その電極8a、8bに高
周波電圧を印加すると、それらの間に置かれた冷凍食品
14が内部から加熱されるようになっている。
【0008】上記の構造を有する本発明に係る冷蔵庫1
は次のように使用される。すなわち開閉弁10を開いた
状態の冷蔵庫1においてその解凍領域Dにおかれた冷凍
食品14を解凍するとき、冷蔵庫1に設けられた制御装
置13に冷凍食品14の解凍指令を入力する。すると、
制御装置13からアクチュエータ12に作動信号が伝達
されて開閉弁10が流路Lを遮断するとともに、前記電
極8a、8bに交流電流を流す。
は次のように使用される。すなわち開閉弁10を開いた
状態の冷蔵庫1においてその解凍領域Dにおかれた冷凍
食品14を解凍するとき、冷蔵庫1に設けられた制御装
置13に冷凍食品14の解凍指令を入力する。すると、
制御装置13からアクチュエータ12に作動信号が伝達
されて開閉弁10が流路Lを遮断するとともに、前記電
極8a、8bに交流電流を流す。
【0009】すると、電極8a、8b間に置かれた冷凍
食品14中の極性分子が反転運動を繰り返し、その運動
エネルギーにより冷凍食品14が内部から発熱してそれ
まで凍っていた食品の解凍が均一かつ短時間に起こる。
交流電圧又はその印加時間を冷凍食品14の種類や量に
より予め実験により決定して制御装置13に記憶させて
おけば、制御装置13に解凍指令と冷凍食品14の種類
等の情報を入力するだけで、冷凍食品の風味を損なうこ
となくその解凍を迅速に行わうことができる。
食品14中の極性分子が反転運動を繰り返し、その運動
エネルギーにより冷凍食品14が内部から発熱してそれ
まで凍っていた食品の解凍が均一かつ短時間に起こる。
交流電圧又はその印加時間を冷凍食品14の種類や量に
より予め実験により決定して制御装置13に記憶させて
おけば、制御装置13に解凍指令と冷凍食品14の種類
等の情報を入力するだけで、冷凍食品の風味を損なうこ
となくその解凍を迅速に行わうことができる。
【0010】このようにして解凍が終了すると制御装置
13は解凍中止の信号を高周波加熱装置9及びアクチュ
エータ12に送る。すると開閉弁10が開かれて冷蔵領
域Fだけに循環していた冷気が解凍領域Dに入り込むと
同時に、高周波加熱装置9の作動が停止して解凍領域D
が冷蔵領域Fと同じ雰囲気になって冷凍食品14が冷蔵
される。その結果、冷凍食品14の風味が、他の解凍手
段により理想的に解凍された場合と同様に、全く損なわ
れることがない。
13は解凍中止の信号を高周波加熱装置9及びアクチュ
エータ12に送る。すると開閉弁10が開かれて冷蔵領
域Fだけに循環していた冷気が解凍領域Dに入り込むと
同時に、高周波加熱装置9の作動が停止して解凍領域D
が冷蔵領域Fと同じ雰囲気になって冷凍食品14が冷蔵
される。その結果、冷凍食品14の風味が、他の解凍手
段により理想的に解凍された場合と同様に、全く損なわ
れることがない。
【0011】本発明は、その根本的な技術思想を踏襲し
て発明の効果を著しく損なわない限度において、前記の
態様を一部変更して実施することができる。例えば、解
凍領域Dを冷蔵領域Fの下方に設けることができるし、
開閉弁10や垂直壁6も冷凍食品14を解凍状態から冷
蔵状態に線形に移行できるようないかなる構造・形状に
変更してもよい。
て発明の効果を著しく損なわない限度において、前記の
態様を一部変更して実施することができる。例えば、解
凍領域Dを冷蔵領域Fの下方に設けることができるし、
開閉弁10や垂直壁6も冷凍食品14を解凍状態から冷
蔵状態に線形に移行できるようないかなる構造・形状に
変更してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、冷凍食
品をその風味を損なうことなく短時間に冷凍を解いて冷
蔵できるという優れた効果を発揮する。
品をその風味を損なうことなく短時間に冷凍を解いて冷
蔵できるという優れた効果を発揮する。
【図1】本発明に係る冷蔵庫の構成を示す概念図であ
る。
る。
1 冷蔵庫 4 冷却器 9 高周波加熱手段 10 制御手段 D 解凍領域 F 冷蔵領域 L 流路
Claims (1)
- 【請求項1】冷却器(4)で冷やされた気体を冷蔵領域
(F)と解凍領域(D)に分配可能な流路(L)を有す
るとともに、前記解凍領域に高周波加熱手段(9)を備
えている冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10066096A JPH09250867A (ja) | 1996-03-16 | 1996-03-16 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10066096A JPH09250867A (ja) | 1996-03-16 | 1996-03-16 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09250867A true JPH09250867A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=14279966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10066096A Pending JPH09250867A (ja) | 1996-03-16 | 1996-03-16 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09250867A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106989555A (zh) * | 2017-05-24 | 2017-07-28 | 合肥美菱股份有限公司 | 一种具有解冻功能的冰箱 |
CN109323523A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 用于解冻装置的控制方法 |
JP2020067217A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
CN113474605A (zh) * | 2018-12-06 | 2021-10-01 | Lg电子株式会社 | 冰箱 |
US11933537B2 (en) | 2018-10-23 | 2024-03-19 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Refrigerator |
-
1996
- 1996-03-16 JP JP10066096A patent/JPH09250867A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106989555A (zh) * | 2017-05-24 | 2017-07-28 | 合肥美菱股份有限公司 | 一种具有解冻功能的冰箱 |
CN109323523A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 用于解冻装置的控制方法 |
JP2020067217A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
US11933537B2 (en) | 2018-10-23 | 2024-03-19 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Refrigerator |
CN113474605A (zh) * | 2018-12-06 | 2021-10-01 | Lg电子株式会社 | 冰箱 |
CN113474605B (zh) * | 2018-12-06 | 2023-09-22 | Lg电子株式会社 | 冰箱 |
US11885538B2 (en) | 2018-12-06 | 2024-01-30 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
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