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JPH09248532A - 管体の浸透液拭取装置 - Google Patents

管体の浸透液拭取装置

Info

Publication number
JPH09248532A
JPH09248532A JP8087699A JP8769996A JPH09248532A JP H09248532 A JPH09248532 A JP H09248532A JP 8087699 A JP8087699 A JP 8087699A JP 8769996 A JP8769996 A JP 8769996A JP H09248532 A JPH09248532 A JP H09248532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
wiping
penetrant
wipe
welding surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8087699A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Watanabe
洋介 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP8087699A priority Critical patent/JPH09248532A/ja
Priority to CNB971030286A priority patent/CN1143693C/zh
Publication of JPH09248532A publication Critical patent/JPH09248532A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者が拭取作業に多大な労力を要し、かつ
拭取ミスの生じる虞れがある。 【解決手段】 拭取用テープ22はテープ供給部21よ
り繰り出されて溶剤24が吹き付けられ、管体7の溶接
面に案内される。この案内位置でテープ押付部25のエ
アーシリンダ26にて押圧板27が拭取用テープ22に
押し付けられる。拭取用テープ22の浸透液の吸引量が
限界になると、テープ引取部29のエアーシリンダ33
によりラック32が上動し、ピニオンを有する引取ロー
ラ30が間欠的に回転され、拭取用テープ22の未使用
部が溶接面に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強制冷却導体等の
管体を製造する造管工程において管体の溶接面に塗布さ
れる浸透液を自動的に拭取る浸透液拭取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】強制冷却導体は超伝導材が管体に挿入さ
れた構造を有し、使用時には液体チッソ等の冷媒が内部
に強制的に流されて冷却される。ところで、この種の管
体は造管工程において長さ方向に沿って連続的に溶接さ
れるが、この場合溶接部にピンホールやラック等の欠陥
箇所が存在すると冷媒が漏れ出す等の問題が生じる。
【0003】このため、管体の造管工程において欠陥検
査が同時に行われている。即ち、この欠陥検査方式は、
管体の溶接部を有する溶接面に浸透液を塗布した後、こ
の浸透液を拭取り、その後溶接面に現像液を塗布する方
式であり、ピンホール等に浸透液が浸透して残存してい
る場合現像液が化学的変化を起こして着色されるので、
この着色の有無を視認観察することにより管体の良・不
良を判断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、従来は管体の溶
接面に塗布した浸透液を作業者がフェルト製の織布やウ
エスを用いて手作業により拭取るようにしている。しか
し、このように拭取作業を人為的に行う場合には、管体
が一定速度で走行している状態で拭取作業を行う必要が
あるため、作業者に多大な労力を強いてしまう上に拭取
ミスの虞れがあるので誤判断の原因となってしまう。
【0005】また、フェルト製のロールを管体の溶接面
に当接させてこのロールをモータ等にて回転させること
により浸透液を拭取る方式も実用化されているが、この
場合ロールの吸引量が限られているため、作業者が短時
間でロールを交換せざるを得ず、非常に面倒であった。
【0006】本発明はこのような点を解決するためにな
されたもので、管体の溶接面の浸透液を自動的に、しか
も確実に拭取ることができる浸透液拭取装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〈構成〉本発明は、長さ方向に連続的に溶接されて造管
される管体に塗布された浸透液を連続的に拭取るために
管体の溶接面に案内される拭取用テープと、このテープ
を供給するテープ供給部と、案内された拭取用テープを
溶接面に押し付けるテープ押付部と、拭取用テープに溶
剤を吸引させる溶剤供給部と、拭取用テープの未使用部
を溶接面に案内すべくこのテープを間欠的に引取るテー
プ引取部とを備える管体の浸透液拭取装置である。
【0008】〈作用、効果〉拭取用テープは溶剤供給部
より供給された溶剤を吸引して管体の溶接面に案内さ
れ、テープ押付部にて溶接面に押し付けられる。従っ
て、管体が走行することで、拭取用テープにて溶接面を
溶剤にて清浄しつつ接合を促進させ、かつ浸透液を吸引
することができる。
【0009】拭取用テープが所定量の浸透液を吸収した
場合テープ引取部はテープの使用(吸引)部を間欠的に
引き取り、テープの未使用部を溶接面に位置させる。従
って、管体の浸透液を自動的に、しかも管体を連続的に
走行させたまま確実に拭取ることができる。
【0010】拭取用テープとしてはフェルトの織布から
成るテープや、綿布から成るテープを用いることがで
き、要は浸透液を吸引できる材料から形成されていれば
よい。また、本発明装置は長さ方向に連続的に溶接され
る全ての管体の欠陥検査に用いることが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
によって詳細に説明する。図3は、強制冷却導体の管体
の造管工程を示す図である。この図3において、1は板
材供給用ドラムであり、ステンレス製の板材2が巻き取
られている。この板材2はドラム1より繰り出されフォ
ーミング装置3に送給される。このフォーミング装置3
は成形ロールを備え、板材2を断面円形の管体4に形成
する。管体4は次に溶接機5に送給される。溶接機5は
管体4の突き合わせ端面を順次溶接し、完全な断面円形
の管体4′を形成する。この管体4′はサイジング装置
6に送給される。サイジング装置6は管体4′を成形ロ
ールにより断面四角形の管体7を形成する。
【0012】この管体7は浸透液10の供給部8の下方
を通過して溶接部9を有する溶接面7Aに浸透液10を
滴下、塗布された状態で、本発明の浸透液拭取装置20
に送給される。浸透液10の拭取られた管体7は現像液
の塗布装置11に送給されて溶接面7Aに現像液が塗布
され、そのまま巻取装置12に巻き取られる。この巻き
取り時等に溶接部9が着色されているか否かを視認する
ことで管体の欠陥、例えば、ピンホールの有無を判断す
ることができる。
【0013】図1は本発明に係る浸透液拭取装置の全体
構成図であり、図2は本発明に係る拭取用テープの拭取
状態を示す斜視図である。本発明の浸透液拭取装置20
は、テープ供給部21を備えている。このテープ供給部
21はテープ供給ドラムから成り、拭取用テープ22が
巻き取られている。テープ供給部21はバックテンショ
ンを付与された状態で拭取用テープ22を管体7へ向け
て供給する。拭取用テープ22はフェライトの織布より
形成され、管体7へ供給される前段で吹付器23にて溶
剤(フラックス)24が吹き付けられる。従って、拭取
用テープ22には溶剤24が吸引される。
【0014】溶剤24を含む拭取用テープ22は管体7
の上面、即ち、溶接面7A(図2参照)に面接触され
る。管体7上にはテープ押付部25が配されている。こ
のテープ押付部25はエアーシリンダ26と、このシリ
ンダ26の下方へ突出するロッド26Aの先端に取付け
られている押圧板27とを有している。押圧板27は両
端が八字状に下方に折り曲げられ、これにより拭取用テ
ープ22が溶接面7Aに確実に面接触することが可能と
なっている。
【0015】管体7の下面は支持台28にて支持されて
いる。この支持台28は押圧板27にて管体7が押圧力
を受けた場合変形するのを防止するために設けられ、か
つ押圧板27にて拭取用テープ22が所定の拭取圧力で
溶接面7Aに押し付けられるように設けられている。
【0016】管体7を通過する拭取用テープ22はテー
プ引取部29に案内される。このテープ引取部29は引
取ローラ30と、この引取ローラ30に押し付けられて
いる下方の従動ローラ31と、引取ローラ30の周面に
設けたピニオン30aと噛み合うラック32と、ラック
32を上下動させるエアーシリンダ33とを有してい
る。ピニオン30aとラック32とはラック32の上動
時にのみ噛み合う一方向噛み合い機構となっている。テ
ープ引取部29の後段にはテープ巻取ドラム34が配さ
れている。このテープ巻取ドラム34には拭取用テープ
22の使用済み部が順次巻き取られる。
【0017】次に、本発明に係る浸透液拭取装置の動作
を説明する。拭取用テープ22が管体7の溶接面7A上
に案内された状態では、テープ押付部25のエアーシリ
ンダ26が作動され、押圧板27が拭取用テープ22に
押し付けられる。従って、管体7が走行しているので、
溶接面7Aに塗布された浸透液10は、図2に示すよう
に、拭取用テープ22の面接触部(使用部)22Aに連
続的に吸引される。この場合面接触部22Aには溶剤2
4が含まれているので、溶接部9の清浄や接合の促進等
が図られる。
【0018】拭取用テープ22の面接触部22Aが、例
えば、2分間の使用で浸透液10の吸引量が限界となる
と、エアーシリンダ26が押圧板27を若干上動させる
と同時に、テープ引取部29のエアーシリンダ33が作
動を開始し、ラック32を所定ストロークだけ上動させ
る。これによって、引取ローラ30が所定量だけ回転す
るので、このローラ30と従動ローラ31とに挟持され
ていた拭取用テープ22は所定長さ寸法分だけ引き取ら
れる。従って、溶接面7A上には拭取用テープ22の未
使用部が位置することになり、その後の浸透液10の吸
引が可能となる。この場合拭取用テープ22には引取力
が作用して張力を有しているので、溶接面7Aには密着
しつつ摺動して引き取られる。よって、押圧板27の押
圧力がその後に加えられるまでの間でも確実に浸透液を
吸引することができるので、テープ引取り時に管体7の
走行を停止させる必要がなく、常時、拭取用テープ22
にて浸透液を連続的、かつ確実に吸引することができ
る。引取られた拭取用テープ22の使用済み部は巻取ド
ラム34に巻き取られる。
【0019】上記実施例において、拭取用テープ22の
一回の引取り量を3cmに設定すれば、50mの長さ寸法
の拭取用テープ22を用意することで、一日の拭取作業
を連続的に行うことができる。尚、拭取用テープ22を
間欠的に引取るためには、タイマ等を用いて2分経過す
る毎にエアーシリンダ33を作動させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浸透液拭取装置の全体構成図であ
る。
【図2】本発明に係る拭取用テープの拭取状態を示す斜
視図である。
【図3】管体の造管工程を示す図である。
【符号の説明】
7 管体 7A 溶接面 9 溶接部 10 浸透液 20 浸透液拭取装置 21 テープ供給部 22 拭取用テープ 24 溶剤 25 テープ押付部 27 押圧板 29 テープ引取部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に連続的に溶接されて造管され
    てくる管体の溶接面に塗布される浸透液を拭取る装置で
    あって、 前記走行する管体の前記浸透液を連続的に拭取るために
    前記溶接面に案内される拭取用テープと、 該拭取用テープを供給するテープ供給部と、 前記案内された拭取用テープを前記溶接面に押し付ける
    テープ押付部と、 前記案内される拭取用テープに溶剤を吸引させる溶剤供
    給部と、 前記拭取用テープの未使用部を前記溶接面に案内すべく
    該拭取用テープを間欠的に引取るテープ引取部とを備え
    ることを特徴とする管体の浸透液拭取装置。
JP8087699A 1996-03-15 1996-03-15 管体の浸透液拭取装置 Pending JPH09248532A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8087699A JPH09248532A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 管体の浸透液拭取装置
CNB971030286A CN1143693C (zh) 1996-03-15 1997-03-14 注射器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8087699A JPH09248532A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 管体の浸透液拭取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09248532A true JPH09248532A (ja) 1997-09-22

Family

ID=13922178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8087699A Pending JPH09248532A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 管体の浸透液拭取装置

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JP (1) JPH09248532A (ja)

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