JPH09247083A - デジタル無線電話システムにおける同報通信方法 - Google Patents
デジタル無線電話システムにおける同報通信方法Info
- Publication number
- JPH09247083A JPH09247083A JP8047223A JP4722396A JPH09247083A JP H09247083 A JPH09247083 A JP H09247083A JP 8047223 A JP8047223 A JP 8047223A JP 4722396 A JP4722396 A JP 4722396A JP H09247083 A JPH09247083 A JP H09247083A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1台の子機から他の全ての子機に同時通信す
る1対nの子機間同報通信を可能にする。 【解決手段】 同一の親機IDが登録された各子機のう
ち、何れか子機が第1の操作を行うとこの子機を親モー
ドに設定し、親モード子機は制御チャネル上の任意のタ
イムスロットを介し各子機に発呼データを送信して呼出
を行い、何れかの子機の応答信号が検出されると上記ス
ロットを介し通話チャネルの割当情報を送信し応答信号
を送出した子機との通話チャネルを介する通話へ移行す
ると共に、他の子機はそのスロットを介し通話チャネル
上の信号をモニタし、モニタ中の子機の親モード移行要
求を通話チャネルを介して受信すると、親モード子機は
子機モードに移行し、親モード移行要求を送信した子機
は親モード子機に移行する。
る1対nの子機間同報通信を可能にする。 【解決手段】 同一の親機IDが登録された各子機のう
ち、何れか子機が第1の操作を行うとこの子機を親モー
ドに設定し、親モード子機は制御チャネル上の任意のタ
イムスロットを介し各子機に発呼データを送信して呼出
を行い、何れかの子機の応答信号が検出されると上記ス
ロットを介し通話チャネルの割当情報を送信し応答信号
を送出した子機との通話チャネルを介する通話へ移行す
ると共に、他の子機はそのスロットを介し通話チャネル
上の信号をモニタし、モニタ中の子機の親モード移行要
求を通話チャネルを介して受信すると、親モード子機は
子機モードに移行し、親モード移行要求を送信した子機
は親モード子機に移行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS(パーソナ
ル・ハンディホン・システム)等のデジタル無線電話シ
ステムにおける同報通信方法に関する。
ル・ハンディホン・システム)等のデジタル無線電話シ
ステムにおける同報通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年サービスが開始されたPHSと呼ば
れるデジタル無線電話システムでは、子機に公衆用ID
が登録されていれば、その子機を用いて最寄りの公衆基
地局を介し相手に発信することとができる。また、子機
に自営用IDを登録しておけば、その自営用IDと同一
IDが登録されている家庭内の親機または事業所内の自
営基地局を介して相手に発信し通話を行うことができ
る。
れるデジタル無線電話システムでは、子機に公衆用ID
が登録されていれば、その子機を用いて最寄りの公衆基
地局を介し相手に発信することとができる。また、子機
に自営用IDを登録しておけば、その自営用IDと同一
IDが登録されている家庭内の親機または事業所内の自
営基地局を介して相手に発信し通話を行うことができ
る。
【0003】図4は、親機Aと子機Bとの通信状況を示
す図であり、1台の親機を介して4台の子機B1〜B4
が同時に通話を行うことが可能である。即ち、PHSシ
ステムでは、図5に示すようにデータの1フレームが8
つのタイムスロットに分割され、親機Aはタイムスロッ
トSL1〜SL4でそれぞれ子機B1〜B4にデータを
送信し、タイムスロットSL5〜SL8でそれぞれ各子
機B1〜B4からのデータを受信する。
す図であり、1台の親機を介して4台の子機B1〜B4
が同時に通話を行うことが可能である。即ち、PHSシ
ステムでは、図5に示すようにデータの1フレームが8
つのタイムスロットに分割され、親機Aはタイムスロッ
トSL1〜SL4でそれぞれ子機B1〜B4にデータを
送信し、タイムスロットSL5〜SL8でそれぞれ各子
機B1〜B4からのデータを受信する。
【0004】このような親機Aと子機B1〜B4とで行
われる無線通信の周波数は、1.9GHz近辺の帯域、
即ち1.89515〜1.91795GHzの周波数帯
域が使用される。そして、図6に示すように、1.89
515〜1.91795GHz間の23.1MHzの範
囲で300KHz間隔毎に77個のチャネル周波数が割
り当てられ公衆用チャネルとして用いられる。また、自
営用チャネルとしては、1.89515〜1.9179
5GHz間の低い方の周波数から11.1MHzの範囲
で300KHz間隔毎に37個のチャネルが割り当てら
れる。そのうち、自営用制御チャネルとしては12及び
18チャネルが割り当てられ、公衆用制御チャネルは別
途指定され、他は通話チャネルとして割り当てられる。
われる無線通信の周波数は、1.9GHz近辺の帯域、
即ち1.89515〜1.91795GHzの周波数帯
域が使用される。そして、図6に示すように、1.89
515〜1.91795GHz間の23.1MHzの範
囲で300KHz間隔毎に77個のチャネル周波数が割
り当てられ公衆用チャネルとして用いられる。また、自
営用チャネルとしては、1.89515〜1.9179
5GHz間の低い方の周波数から11.1MHzの範囲
で300KHz間隔毎に37個のチャネルが割り当てら
れる。そのうち、自営用制御チャネルとしては12及び
18チャネルが割り当てられ、公衆用制御チャネルは別
途指定され、他は通話チャネルとして割り当てられる。
【0005】なお、PHSシステムでは子機間で直接通
話を行うこともでき、このような子機間通話の場合の通
話チャネルとしては、1.89515〜1.91795
GHz間の低い周波数から3MHzの範囲で300KH
z間隔の10個の通話チャネルが割り当てられる。ただ
し、子機間通話を行う際の制御チャネルは、自営用と同
様の12及び18チャネルが割り当てられる。
話を行うこともでき、このような子機間通話の場合の通
話チャネルとしては、1.89515〜1.91795
GHz間の低い周波数から3MHzの範囲で300KH
z間隔の10個の通話チャネルが割り当てられる。ただ
し、子機間通話を行う際の制御チャネルは、自営用と同
様の12及び18チャネルが割り当てられる。
【0006】このような子機間通話は、各子機に同一の
親機のIDが登録されていれば可能になるものであり、
例えば子機B1において子機間通信用発信キーが操作さ
れると、その操作情報及び親機のIDを含む発呼情報が
制御チャネルのあるタイムスロットを介して送信され
る。この場合、子機B2では常時制御チャネルを監視し
ていてその発呼情報を受信し、発呼情報に含まれる親機
のIDが自身に登録されているIDと同一であれば、こ
のときのタイムスロットを自身の受信タイムスロットと
して定めると共に、呼出音を鳴動させる。そして、子機
B2側で呼出に応答するために応答キーが操作される
と、上述の受信タイムスロットに+4を加えた自身の送
信タイムスロットを介して応答信号を返送する。この応
答信号が発信側子機B1に伝達された結果、発信側子機
B1では空き通話チャネルを検出してその通話チャネル
を子機B2に通知する。この結果、その通知された通話
チャネルを介する子機B1,B2間の通話が行われる。
親機のIDが登録されていれば可能になるものであり、
例えば子機B1において子機間通信用発信キーが操作さ
れると、その操作情報及び親機のIDを含む発呼情報が
制御チャネルのあるタイムスロットを介して送信され
る。この場合、子機B2では常時制御チャネルを監視し
ていてその発呼情報を受信し、発呼情報に含まれる親機
のIDが自身に登録されているIDと同一であれば、こ
のときのタイムスロットを自身の受信タイムスロットと
して定めると共に、呼出音を鳴動させる。そして、子機
B2側で呼出に応答するために応答キーが操作される
と、上述の受信タイムスロットに+4を加えた自身の送
信タイムスロットを介して応答信号を返送する。この応
答信号が発信側子機B1に伝達された結果、発信側子機
B1では空き通話チャネルを検出してその通話チャネル
を子機B2に通知する。この結果、その通知された通話
チャネルを介する子機B1,B2間の通話が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
PHSシステムで行われる子機間通話は、2台の子機間
で行われる1対1の関係の通信に留まっているが、1台
の子機から他の全ての子機に同時に通信できるような1
対nの同報通信機能が要望されている。従って本発明
は、PHS等のデジタル無線電話システムにおいて、1
台の子機から他の全ての子機に同時に通信ができる1対
nの子機間同報通信を可能にすることを目的とする。
PHSシステムで行われる子機間通話は、2台の子機間
で行われる1対1の関係の通信に留まっているが、1台
の子機から他の全ての子機に同時に通信できるような1
対nの同報通信機能が要望されている。従って本発明
は、PHS等のデジタル無線電話システムにおいて、1
台の子機から他の全ての子機に同時に通信ができる1対
nの子機間同報通信を可能にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、親機と、親機と無線接続される複数
の子機とからなり、親機と各子機間では時分割多重され
た信号の無線通信を行うデジタル無線電話システムにお
いて、同一の親機のIDが登録された各子機のうち、何
れか1つの子機が所定の第1の操作を行うとこの子機を
親モードに設定し、親モード子機が制御チャネル上の任
意のタイムスロットを介し各子機に発呼データを送信す
ることにより同報通信に移行するようにした方法であ
る。また、同報通信を行う場合に何れかの子機の応答信
号が検出されると親モード子機は上記タイムスロットを
介し通話チャネルの割当情報を送信し応答信号を送出し
た子機との通話チャネルを介する通話に移行すると共
に、他の子機は上記タイムスロットを介し通話チャネル
上の信号をモニタするようにした方法である。また、親
モード子機は、通話チャネル上の信号をモニタしている
子機の第2の操作に基づく許可信号を通話チャネルを介
して受信するとこの許可信号を送信した子機との通話に
移行するようにした方法である。また、親モード子機
は、通話チャネル上の信号をモニタしている子機の第3
の操作に基づく要求信号を通話チャネルを介して受信す
ると親モードから子機モードに移行すると共に、この要
求信号を送信した子機は親モード子機として設定される
ようにした方法である。
るために本発明は、親機と、親機と無線接続される複数
の子機とからなり、親機と各子機間では時分割多重され
た信号の無線通信を行うデジタル無線電話システムにお
いて、同一の親機のIDが登録された各子機のうち、何
れか1つの子機が所定の第1の操作を行うとこの子機を
親モードに設定し、親モード子機が制御チャネル上の任
意のタイムスロットを介し各子機に発呼データを送信す
ることにより同報通信に移行するようにした方法であ
る。また、同報通信を行う場合に何れかの子機の応答信
号が検出されると親モード子機は上記タイムスロットを
介し通話チャネルの割当情報を送信し応答信号を送出し
た子機との通話チャネルを介する通話に移行すると共
に、他の子機は上記タイムスロットを介し通話チャネル
上の信号をモニタするようにした方法である。また、親
モード子機は、通話チャネル上の信号をモニタしている
子機の第2の操作に基づく許可信号を通話チャネルを介
して受信するとこの許可信号を送信した子機との通話に
移行するようにした方法である。また、親モード子機
は、通話チャネル上の信号をモニタしている子機の第3
の操作に基づく要求信号を通話チャネルを介して受信す
ると親モードから子機モードに移行すると共に、この要
求信号を送信した子機は親モード子機として設定される
ようにした方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明のデジタル無線電話シス
テムを構成する子機Bのブロック図である。同図におい
て、子機Bは、後述する親機等と無線通信を行う無線送
受信部1、無線送受信部1で受信したデータを復調する
モデム復調器2、指定されたタイムスロットの音声信号
を抽出するチャネルコーディック3,5、音声信号のデ
ジタル/アナログ及びアナログ/デジタル変換を行う音
声コーディック、データを変調して無線送受信部1に与
えるモデム変調器6、CPU7から構成される。
して説明する。図1は、本発明のデジタル無線電話シス
テムを構成する子機Bのブロック図である。同図におい
て、子機Bは、後述する親機等と無線通信を行う無線送
受信部1、無線送受信部1で受信したデータを復調する
モデム復調器2、指定されたタイムスロットの音声信号
を抽出するチャネルコーディック3,5、音声信号のデ
ジタル/アナログ及びアナログ/デジタル変換を行う音
声コーディック、データを変調して無線送受信部1に与
えるモデム変調器6、CPU7から構成される。
【0010】CPU7には、IDを記憶するIDROM
8、キーボード9、各子機と同報通信を行うための同報
スイッチ10、及びブザー11が接続され、また、音声
コーディック4にはマイク12及びレシーバ13が接続
されている。なお、無線送受信部1は、受信アンプ2
1、各ミキサ22,23,26、中間周波発生部24、
直交変調器25、送信アンプ27、アンテナスイッチ2
8、及びシンセサイザ29から構成される。ここで、シ
ンセサイザ29は、無線送受信部1がデータを送受する
場合に指定されたチャネルを介して行えるようにCPU
7の指示の基に周波数制御を行うものである。
8、キーボード9、各子機と同報通信を行うための同報
スイッチ10、及びブザー11が接続され、また、音声
コーディック4にはマイク12及びレシーバ13が接続
されている。なお、無線送受信部1は、受信アンプ2
1、各ミキサ22,23,26、中間周波発生部24、
直交変調器25、送信アンプ27、アンテナスイッチ2
8、及びシンセサイザ29から構成される。ここで、シ
ンセサイザ29は、無線送受信部1がデータを送受する
場合に指定されたチャネルを介して行えるようにCPU
7の指示の基に周波数制御を行うものである。
【0011】図2は上述の子機1と無線通信を行う親機
Aの構成を示すブロック図である。個々で、親機Aの無
線送受信部,モデム復調器,チャネルコーディック,音
声コーディック及びモデム復調器の構成は、子機Bの構
成と同一であるため、同一符号を付してある。この他、
親機AにはCPU17が設けられ、CPU17にはID
を記憶するIDROM18が接続されている。また、音
声コーディック14には回線インタフェース19が接続
され、回線インタフェース19は回線Lを介して図示し
ない交換機に接続される。
Aの構成を示すブロック図である。個々で、親機Aの無
線送受信部,モデム復調器,チャネルコーディック,音
声コーディック及びモデム復調器の構成は、子機Bの構
成と同一であるため、同一符号を付してある。この他、
親機AにはCPU17が設けられ、CPU17にはID
を記憶するIDROM18が接続されている。また、音
声コーディック14には回線インタフェース19が接続
され、回線インタフェース19は回線Lを介して図示し
ない交換機に接続される。
【0012】以上のように構成された親機Aは、図4に
示すように4台の子機B1〜B4と無線回線を介して同
時に通信を行うことができる。即ち、図5に示すように
データの1フレームが8つのタイムスロットに分割さ
れ、親機AはタイムスロットSL1〜SL4でそれぞれ
子機B1〜B4にデータを送信し、タイムスロットSL
5〜SL8でそれぞれ各子機B1〜B4からのデータを
受信することで、同時通信が可能になる。なお、データ
の1フレームは5msecの時間に相当し、従って1タ
イムスロットは625μsecに相当する。
示すように4台の子機B1〜B4と無線回線を介して同
時に通信を行うことができる。即ち、図5に示すように
データの1フレームが8つのタイムスロットに分割さ
れ、親機AはタイムスロットSL1〜SL4でそれぞれ
子機B1〜B4にデータを送信し、タイムスロットSL
5〜SL8でそれぞれ各子機B1〜B4からのデータを
受信することで、同時通信が可能になる。なお、データ
の1フレームは5msecの時間に相当し、従って1タ
イムスロットは625μsecに相当する。
【0013】ここでいま、図1に示す子機Bが受信タイ
ムスロットSL1,送信タイムスロットSL5に割り当
てられているものとする(即ち、子機B1)。この子機
B1でキーボード9の通話キー及びダイヤルキーが操作
されたとすると、子機B1のCPU7がこれらの発呼デ
ータと、IDROM8に記憶されているIDを送信タイ
ムスロットSL5のタイミングでモデム変調器6に送出
することにより、モデム変調器6からこれらの変調デー
タが無線送受信部1に送出される。無線送受信部1で
は、直交変調器25で入力したこれらの変調データをシ
ンセサイザ29からの出力に基づいて直交変調及び第3
ミキサによるミキシングを行い、制御チャネルの周波数
である1.9GHz帯の高周波信号としたうえ送信アン
プ27で増幅し、さらにアンテナスイッチ28及びアン
テナATを経由させて図2の親機B側へ送信する。
ムスロットSL1,送信タイムスロットSL5に割り当
てられているものとする(即ち、子機B1)。この子機
B1でキーボード9の通話キー及びダイヤルキーが操作
されたとすると、子機B1のCPU7がこれらの発呼デ
ータと、IDROM8に記憶されているIDを送信タイ
ムスロットSL5のタイミングでモデム変調器6に送出
することにより、モデム変調器6からこれらの変調デー
タが無線送受信部1に送出される。無線送受信部1で
は、直交変調器25で入力したこれらの変調データをシ
ンセサイザ29からの出力に基づいて直交変調及び第3
ミキサによるミキシングを行い、制御チャネルの周波数
である1.9GHz帯の高周波信号としたうえ送信アン
プ27で増幅し、さらにアンテナスイッチ28及びアン
テナATを経由させて図2の親機B側へ送信する。
【0014】親機Aではこれらの変調データは、アンテ
ナATを経由して無線送受信部1で受信される。そし
て、受信アンプ21で増幅された後、制御チャネルを選
択しているシンセサイザ29の出力に基づく第1ミキサ
22,第2ミキサ23及び中間周波発生部により低周波
の変調データとしたうえモデム復調器2に出力する。モ
デム復調器2では、この変調データを復調して384b
psのデータとしたうえCPU17に出力する。親機A
のCPU17は、この復調データをタイムスロットSL
5(即ち、子機B1の送信タイムスロット)のタイミン
グで受信する。そして、受信した復調データに含まれる
IDとIDROM18内に記憶されているIDとの一致
を比較し、双方が一致すると、受信した発呼データを回
線インタフェース19に送出し、回線インタフェース1
9から交換機側に発呼を行わせる。
ナATを経由して無線送受信部1で受信される。そし
て、受信アンプ21で増幅された後、制御チャネルを選
択しているシンセサイザ29の出力に基づく第1ミキサ
22,第2ミキサ23及び中間周波発生部により低周波
の変調データとしたうえモデム復調器2に出力する。モ
デム復調器2では、この変調データを復調して384b
psのデータとしたうえCPU17に出力する。親機A
のCPU17は、この復調データをタイムスロットSL
5(即ち、子機B1の送信タイムスロット)のタイミン
グで受信する。そして、受信した復調データに含まれる
IDとIDROM18内に記憶されているIDとの一致
を比較し、双方が一致すると、受信した発呼データを回
線インタフェース19に送出し、回線インタフェース1
9から交換機側に発呼を行わせる。
【0015】この結果、相手の呼出が行われ、相手応答
が検知されると親機Aでは子機B1に対し空いている通
話チャネルを制御チャネルを介して伝達する。この結
果、子機B1では、通話チャネルを介し親機A,回線L
及び交換機を経由した外線通話が行われる。このように
親機Aを介して外線通話が可能な子機B1では、他の子
機と直接通話を行うこともできる。ただし、この子機間
直接通話の場合の条件は、双方の子機のIDROM8に
同一の親機のID(即ち、同一の自営用ID)が登録さ
れていることが条件となる。
が検知されると親機Aでは子機B1に対し空いている通
話チャネルを制御チャネルを介して伝達する。この結
果、子機B1では、通話チャネルを介し親機A,回線L
及び交換機を経由した外線通話が行われる。このように
親機Aを介して外線通話が可能な子機B1では、他の子
機と直接通話を行うこともできる。ただし、この子機間
直接通話の場合の条件は、双方の子機のIDROM8に
同一の親機のID(即ち、同一の自営用ID)が登録さ
れていることが条件となる。
【0016】しかし、上述の子機間直接通話は、2台の
子機間で行われる1対1の関係の通信であり、1台の子
機から他の全ての子機に同時通信できるような1対nの
同報通信機能が要望されている。このため本発明では、
子機Bに同報スイッチ10を設け、同報スイッチ10を
操作した子機から他の全ての子機へ同報通信を行えるよ
うにする。
子機間で行われる1対1の関係の通信であり、1台の子
機から他の全ての子機に同時通信できるような1対nの
同報通信機能が要望されている。このため本発明では、
子機Bに同報スイッチ10を設け、同報スイッチ10を
操作した子機から他の全ての子機へ同報通信を行えるよ
うにする。
【0017】図3は、1対nの子機間同報通信を行う各
子機のCPU7の動作を示すフローチャートである。こ
のフローチャートに従って本発明の要部動作を説明す
る。例えば子機B1の使用者が同報通信を行うために同
報スイッチ10を1回操作したとする。すると、その操
作が所定時間内に1回行われたことを示す第1の操作が
CPU7で検出され、ステップS1の判定が「Y」とな
る。この場合、子機B1のCPU7は図示しないメモリ
に同報モードを設定する(ステップS2)。また、第1
の操作を行った子機(即ち、子機B1)のCPU7は自
身のメモリに自身を親モード子機として設定する(ステ
ップS3)。
子機のCPU7の動作を示すフローチャートである。こ
のフローチャートに従って本発明の要部動作を説明す
る。例えば子機B1の使用者が同報通信を行うために同
報スイッチ10を1回操作したとする。すると、その操
作が所定時間内に1回行われたことを示す第1の操作が
CPU7で検出され、ステップS1の判定が「Y」とな
る。この場合、子機B1のCPU7は図示しないメモリ
に同報モードを設定する(ステップS2)。また、第1
の操作を行った子機(即ち、子機B1)のCPU7は自
身のメモリに自身を親モード子機として設定する(ステ
ップS3)。
【0018】そこで、親モード子機となった子機B1の
使用者によりキーボード9中の子機間通信用発信キーが
操作されると、子機B1のCPU7はその時点から62
5μsec間を自身の送信タイムスロットSL1として
定め、この送信スロットSL1を介し操作情報及びID
ROM8から読み出したIDを発呼データとして無線送
受信部1の制御チャネルに乗せて他の子機B2,B3,
B4へ送信する(ステップS4)。
使用者によりキーボード9中の子機間通信用発信キーが
操作されると、子機B1のCPU7はその時点から62
5μsec間を自身の送信タイムスロットSL1として
定め、この送信スロットSL1を介し操作情報及びID
ROM8から読み出したIDを発呼データとして無線送
受信部1の制御チャネルに乗せて他の子機B2,B3,
B4へ送信する(ステップS4)。
【0019】これに対し、同報スイッチ10が操作され
ない各子機B2〜B4の各CPU7では、それぞれ無線
送受信部1を介して制御チャネル上のデータの監視を常
時行っている。そして、上述のように子機B1から制御
チャネル上に発呼データが送信されると、それぞれこれ
を受信して受信した発呼データに含まれるIDが自身の
IDROMに登録されているものと同一であれば、この
時点のタイムスロット(即ち、タイムスロットSL1)
を自身の受信タイムスロットとして定めると共に、それ
ぞれブザー11から呼出音を鳴動させる。このようにし
て1対nの同報通信が可能になる。
ない各子機B2〜B4の各CPU7では、それぞれ無線
送受信部1を介して制御チャネル上のデータの監視を常
時行っている。そして、上述のように子機B1から制御
チャネル上に発呼データが送信されると、それぞれこれ
を受信して受信した発呼データに含まれるIDが自身の
IDROMに登録されているものと同一であれば、この
時点のタイムスロット(即ち、タイムスロットSL1)
を自身の受信タイムスロットとして定めると共に、それ
ぞれブザー11から呼出音を鳴動させる。このようにし
て1対nの同報通信が可能になる。
【0020】ここで、例えば子機B2側で呼出に応答す
るために応答キーが操作されると、上述の受信タイムス
ロットに+4タイムスロットを加えた自身の送信タイム
スロット(即ち、タイムスロットSL5)を介して応答
信号を返送する(スイッチS5)。すると、この応答信
号は、発信側子機B1で、タイムスロットSL5を介し
て受信され、この場合、発信側子機B1では空き通話チ
ャネルを検出してその通話チャネルの番号を制御チャネ
ルの送信タイムスロットSL1を介し子機B2に通知す
る。この結果、子機B2の呼出音が停止されその通知さ
れた通話チャネルを介して子機B1,B2間で通話が行
われる。
るために応答キーが操作されると、上述の受信タイムス
ロットに+4タイムスロットを加えた自身の送信タイム
スロット(即ち、タイムスロットSL5)を介して応答
信号を返送する(スイッチS5)。すると、この応答信
号は、発信側子機B1で、タイムスロットSL5を介し
て受信され、この場合、発信側子機B1では空き通話チ
ャネルを検出してその通話チャネルの番号を制御チャネ
ルの送信タイムスロットSL1を介し子機B2に通知す
る。この結果、子機B2の呼出音が停止されその通知さ
れた通話チャネルを介して子機B1,B2間で通話が行
われる。
【0021】なお、ここで他の子機B3,B4において
も、発信子機B1の送信タイムスロットSL1を自身の
受信タイムスロットとして定めており、このスロットを
介して子機B2宛に通話チャネル番号が通知されると、
これを受信して呼出音を停止すると共に、シンセサイザ
29を制御して通知された通話チャネルを設定し、この
設定した通話チャネルをモニタして子機B1,B2間で
行われる通話を聴取できるようにする。
も、発信子機B1の送信タイムスロットSL1を自身の
受信タイムスロットとして定めており、このスロットを
介して子機B2宛に通話チャネル番号が通知されると、
これを受信して呼出音を停止すると共に、シンセサイザ
29を制御して通知された通話チャネルを設定し、この
設定した通話チャネルをモニタして子機B1,B2間で
行われる通話を聴取できるようにする。
【0022】ここで、親モード子機として設定された子
機B1の発信に応答した子機B2の使用者が通話を行わ
ず、これをモニタしていた例えば子機B3の使用者が代
わってこれに応答する場合は、その使用者は、子機B3
の同報スイッチ10を所定時間内に2回操作する。する
と、子機B3のCPU7はステップS6の「子機B3が
第2の操作」を「Y」と判定する。この場合、子機B3
のCPU7は親機(子機B1)に対し通話チャネル上の
自身の送信タイムスロットSL5(即ち、応答子機B2
の送信タイムスロットでもある)を介し「応答子機B2
に代わって応答する」旨の許可信号を送る(ステップS
7)。
機B1の発信に応答した子機B2の使用者が通話を行わ
ず、これをモニタしていた例えば子機B3の使用者が代
わってこれに応答する場合は、その使用者は、子機B3
の同報スイッチ10を所定時間内に2回操作する。する
と、子機B3のCPU7はステップS6の「子機B3が
第2の操作」を「Y」と判定する。この場合、子機B3
のCPU7は親機(子機B1)に対し通話チャネル上の
自身の送信タイムスロットSL5(即ち、応答子機B2
の送信タイムスロットでもある)を介し「応答子機B2
に代わって応答する」旨の許可信号を送る(ステップS
7)。
【0023】通話チャネルを介してこの許可信号を受信
した子機B1は、子機B3の要求を許可する信号を子機
B3へ返送する結果、子機B3の応答通話が可能になる
(ステップS8)。なお、このとき子機B2は通話チャ
ネルの受信機能のみとなる。このように、1対nの同報
通信中には、応答子機に代わって親モード子機に応答す
ることが可能になる。次に、以上のような状態で、子機
B4の使用者が親モード子機B1の使用者に代わって各
子機に同報通信を行う場合は、その使用者は、子機B3
の同報スイッチ10を所定時間内に3回操作する。する
と、子機B4のCPU7はステップS9の「子機B4が
第3の操作」を「Y」と判定する。
した子機B1は、子機B3の要求を許可する信号を子機
B3へ返送する結果、子機B3の応答通話が可能になる
(ステップS8)。なお、このとき子機B2は通話チャ
ネルの受信機能のみとなる。このように、1対nの同報
通信中には、応答子機に代わって親モード子機に応答す
ることが可能になる。次に、以上のような状態で、子機
B4の使用者が親モード子機B1の使用者に代わって各
子機に同報通信を行う場合は、その使用者は、子機B3
の同報スイッチ10を所定時間内に3回操作する。する
と、子機B4のCPU7はステップS9の「子機B4が
第3の操作」を「Y」と判定する。
【0024】この場合、子機B4のCPU7は親モード
子機B1に対し通話チャネル上の自身の送信タイムスロ
ットSL5を介し「子機B1に代わって他の子機に同報
通信を行う」旨の要求信号を送る(ステップS11)。
すると、親モード子機B1のCPU7は自身のメモリに
設定されている親モード情報を消去することにより子機
B1として設定する(ステップS12)。また、通話チ
ャネル上の自身の送信タイムスロットSL1を介し上記
要求信号に対する許可信号を子機B4へ返送することに
より、子機B4のCPU7は自身のメモリに自身を親モ
ード子機として設定する(ステップS13)。また、受
信タイムスロットSL1を介し上記要求信号に対する許
可信号を検出した各子機B2,B3では、それぞれ自身
の送信及び受信の各タイムスロットを子機B1のタイム
スロットと同一のスロットに入れ替える。
子機B1に対し通話チャネル上の自身の送信タイムスロ
ットSL5を介し「子機B1に代わって他の子機に同報
通信を行う」旨の要求信号を送る(ステップS11)。
すると、親モード子機B1のCPU7は自身のメモリに
設定されている親モード情報を消去することにより子機
B1として設定する(ステップS12)。また、通話チ
ャネル上の自身の送信タイムスロットSL1を介し上記
要求信号に対する許可信号を子機B4へ返送することに
より、子機B4のCPU7は自身のメモリに自身を親モ
ード子機として設定する(ステップS13)。また、受
信タイムスロットSL1を介し上記要求信号に対する許
可信号を検出した各子機B2,B3では、それぞれ自身
の送信及び受信の各タイムスロットを子機B1のタイム
スロットと同一のスロットに入れ替える。
【0025】この結果、親モード子機となった子機B4
から他の子機B1〜B3に対する同報通信が可能にな
る。なお、この場合、例えば旧の親モード子機B1に対
する応答子機を応答子機とし、他の子機では通話チャネ
ルをモニタして親モード子機と応答子機間で行われる通
話を聴取できるようにする。このように、1対nの同報
通信中には、発信者(親モード子機)に代わり何れの子
機でも親モード子機になって他の子機に同報通信を行う
ことが可能である。
から他の子機B1〜B3に対する同報通信が可能にな
る。なお、この場合、例えば旧の親モード子機B1に対
する応答子機を応答子機とし、他の子機では通話チャネ
ルをモニタして親モード子機と応答子機間で行われる通
話を聴取できるようにする。このように、1対nの同報
通信中には、発信者(親モード子機)に代わり何れの子
機でも親モード子機になって他の子機に同報通信を行う
ことが可能である。
【0026】なお、このデジタル無線電話システムで
は、親機としては家庭用のものと、事務所用(店舗や事
務所等)のものがあり、各々の自営用IDは異なってい
る。従って、家庭用親機に無線接続される子機に事務所
用親機のIDを付加すると共に、事務所用親機に無線接
続される子機に家庭用親機のIDを付加するようにすれ
ば(即ち、各子機に複数の自営用IDを登録しておけ
ば)、同報通信が行える子機の数を増加させることが可
能になる。また、この実施の形態では、子機Bに同報ス
イッチ10を設けて同報通信を行うようにしているが、
キーボード9中のダイヤルキー等の他のキーでも代用可
能である。
は、親機としては家庭用のものと、事務所用(店舗や事
務所等)のものがあり、各々の自営用IDは異なってい
る。従って、家庭用親機に無線接続される子機に事務所
用親機のIDを付加すると共に、事務所用親機に無線接
続される子機に家庭用親機のIDを付加するようにすれ
ば(即ち、各子機に複数の自営用IDを登録しておけ
ば)、同報通信が行える子機の数を増加させることが可
能になる。また、この実施の形態では、子機Bに同報ス
イッチ10を設けて同報通信を行うようにしているが、
キーボード9中のダイヤルキー等の他のキーでも代用可
能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
一の親機のIDが登録された各子機のうち、何れか1つ
の子機が所定の第1の操作を行うとこの子機を親モード
に設定し、親モード子機が制御チャネル上の任意のタイ
ムスロットを介し各子機に発呼データを送信することに
より同報通信に移行するようにしたので、各子機間にお
いて1対nの同報通信が可能になる。また、同報通信を
行う場合に何れかの子機の応答信号が検出されると親モ
ード子機は上記タイムスロットを介し通話チャネルの割
当情報を送信し応答信号を送出した子機との通話チャネ
ルを介する通話に移行すると共に、他の子機は上記タイ
ムスロットを介し通話チャネル上の信号をモニタするよ
うにしたので、親モード子機からの呼出に対し任意の子
機で応答することが可能になる。また、親モード子機
は、通話チャネル上の信号をモニタしている子機の第2
の操作に基づく許可信号を通話チャネルを介して受信す
るとこの許可信号を送信した子機との通話に移行するの
で、同報通信中には同報通信開始時に確立した同一タイ
ムスロットを介して異なる子機と通話でき、従って通話
相手変更時の再度の同期確立を回避できる。また、親モ
ード子機は、通話チャネル上の信号をモニタしている子
機の第3の操作に基づく要求信号を通話チャネルを介し
て受信すると親モードから子機モードに移行すると共
に、この要求信号を送信した子機は親モード子機として
設定されるので、同報通信中に任意の子機を親モード子
機として選択し他の子機へ同報通信を行わせることが可
能になる。
一の親機のIDが登録された各子機のうち、何れか1つ
の子機が所定の第1の操作を行うとこの子機を親モード
に設定し、親モード子機が制御チャネル上の任意のタイ
ムスロットを介し各子機に発呼データを送信することに
より同報通信に移行するようにしたので、各子機間にお
いて1対nの同報通信が可能になる。また、同報通信を
行う場合に何れかの子機の応答信号が検出されると親モ
ード子機は上記タイムスロットを介し通話チャネルの割
当情報を送信し応答信号を送出した子機との通話チャネ
ルを介する通話に移行すると共に、他の子機は上記タイ
ムスロットを介し通話チャネル上の信号をモニタするよ
うにしたので、親モード子機からの呼出に対し任意の子
機で応答することが可能になる。また、親モード子機
は、通話チャネル上の信号をモニタしている子機の第2
の操作に基づく許可信号を通話チャネルを介して受信す
るとこの許可信号を送信した子機との通話に移行するの
で、同報通信中には同報通信開始時に確立した同一タイ
ムスロットを介して異なる子機と通話でき、従って通話
相手変更時の再度の同期確立を回避できる。また、親モ
ード子機は、通話チャネル上の信号をモニタしている子
機の第3の操作に基づく要求信号を通話チャネルを介し
て受信すると親モードから子機モードに移行すると共
に、この要求信号を送信した子機は親モード子機として
設定されるので、同報通信中に任意の子機を親モード子
機として選択し他の子機へ同報通信を行わせることが可
能になる。
【図1】 デジタル無線電話システムを構成する子機の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】 上記システムを構成する親機のブロック図で
ある。
ある。
【図3】 上記子機のCPUの要部動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】 親機と子機間の通信状況を示す図である。
【図5】 親機と子機間で行われる時分割多重通信の状
況を示す図である。
況を示す図である。
【図6】 上記子機で使用される無線チャネルの割当状
況を示す図である。
況を示す図である。
1…無線送受信部、2…モデム復調器、3,5…チャネ
ルコーディック、4…音声コーディック、6…モデム復
調器、7,17…CPU、8,18…IDROM、10
…同報スイッチ、A…親機、B1〜B4…子機。
ルコーディック、4…音声コーディック、6…モデム復
調器、7,17…CPU、8,18…IDROM、10
…同報スイッチ、A…親機、B1〜B4…子機。
Claims (4)
- 【請求項1】 親機と、親機と無線接続される複数の子
機とからなり、前記親機と各子機間では時分割多重され
た信号の無線通信を行うデジタル無線電話システムにお
いて、 同一の親機のIDが登録された前記各子機のうち、何れ
か1つの子機が所定の第1の操作を行うとこの子機を親
モードに設定し、この親モード子機が制御チャネル上の
任意のタイムスロットを介し各子機に発呼データを送信
することにより同報通信に移行することを特徴とするデ
ジタル無線電話システムにおける同報通信方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記同報通信を行う場合に何れかの子機の応答信号が検
出されると前記親モード子機は前記タイムスロットを介
し通話チャネルの割当情報を送信し応答信号を送出した
子機との通話チャネルを介する通話へ移行すると共に、
他の子機は前記タイムスロットを介し前記通話チャネル
上の信号をモニタすることを特徴とするデジタル無線電
話システムにおける同報通信方法。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記親モード子機は、通話チャネル上の信号をモニタし
ている子機の第2の操作に基づく許可信号を前記通話チ
ャネルを介して受信するとこの許可信号を送信した子機
との通話に移行することを特徴とするデジタル無線電話
システムにおける同報通信方法。 - 【請求項4】 請求項2において、 前記親モード子機は、通話チャネル上の信号をモニタし
ている子機の第3の操作に基づく要求信号を前記通話チ
ャネルを介して受信すると親モードから子機モードに移
行すると共に、この要求信号を送信した子機は前記親モ
ード子機として設定されることを特徴とするデジタル無
線電話システムにおける同報通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8047223A JPH09247083A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | デジタル無線電話システムにおける同報通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8047223A JPH09247083A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | デジタル無線電話システムにおける同報通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09247083A true JPH09247083A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12769199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8047223A Pending JPH09247083A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | デジタル無線電話システムにおける同報通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09247083A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6212394B1 (en) | 1998-01-14 | 2001-04-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Radio communication system |
JP2003508986A (ja) * | 1999-08-28 | 2003-03-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 多ブロードキャスト装置 |
JP2003508985A (ja) * | 1999-08-28 | 2003-03-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ブロードキャスト装置 |
US6952588B1 (en) | 1998-10-12 | 2005-10-04 | Nec Corporation | Radio telephone system |
-
1996
- 1996-03-05 JP JP8047223A patent/JPH09247083A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6212394B1 (en) | 1998-01-14 | 2001-04-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Radio communication system |
US6952588B1 (en) | 1998-10-12 | 2005-10-04 | Nec Corporation | Radio telephone system |
JP2003508986A (ja) * | 1999-08-28 | 2003-03-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 多ブロードキャスト装置 |
JP2003508985A (ja) * | 1999-08-28 | 2003-03-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ブロードキャスト装置 |
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