JPH09245644A - プラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法 - Google Patents
プラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法Info
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- JPH09245644A JPH09245644A JP4696796A JP4696796A JPH09245644A JP H09245644 A JPH09245644 A JP H09245644A JP 4696796 A JP4696796 A JP 4696796A JP 4696796 A JP4696796 A JP 4696796A JP H09245644 A JPH09245644 A JP H09245644A
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Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スクリーン印刷によって蛍光面を形成する際
に、蛍光面形状を安定させるとともに、生産効率を高く
する。 【解決手段】 スクリーン印刷により蛍光体ペーストを
印刷する工程を含むプラズマディスプレイパネルの蛍光
面形成方法において、スクリーン印刷により蛍光体ペー
ストを印刷するに際して、非印刷部分に予め緩衝層5を
設けておくようにする。印刷時における基板とスクリー
ン版4との密着性が向上し、蛍光体ペースト3の裏回り
が防止される。蛍光面の非形成部への蛍光体付着が最小
限に抑えられ、蛍光面形状が安定する。また、スクリー
ン版4の裏拭きの必要が少なくなるので生産効率が向上
する。
に、蛍光面形状を安定させるとともに、生産効率を高く
する。 【解決手段】 スクリーン印刷により蛍光体ペーストを
印刷する工程を含むプラズマディスプレイパネルの蛍光
面形成方法において、スクリーン印刷により蛍光体ペー
ストを印刷するに際して、非印刷部分に予め緩衝層5を
設けておくようにする。印刷時における基板とスクリー
ン版4との密着性が向上し、蛍光体ペースト3の裏回り
が防止される。蛍光面の非形成部への蛍光体付着が最小
限に抑えられ、蛍光面形状が安定する。また、スクリー
ン版4の裏拭きの必要が少なくなるので生産効率が向上
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス放電を利用し
た自発光形式のフラットディスプレイであるプラズマデ
ィスプレイパネル(以下、PDPと記す)の蛍光面形成
方法に関するものである。
た自発光形式のフラットディスプレイであるプラズマデ
ィスプレイパネル(以下、PDPと記す)の蛍光面形成
方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般にPDPは、2枚
の対向するガラス基板にそれぞれ規則的に配列した一対
の電極を設け、その間にNe、He、Xe、Ar等の希
ガスを主体とするガスを封入した構造になっている。そ
して、これらの電極間に電圧を印加し、電極周辺の微小
なセル空間内で放電を発生させることにより、所定の蛍
光面を持つ各セルを選択的に発光させてカラー表示を行
うようにしている。このPDPには、電極がセル空間に
露出している直流型(DC型)と絶縁層で覆われている
交流型(AC型)の2タイプがあり、表示機能や駆動方
法の違いによって、双方ともリフレッシュ駆動方式とメ
モリー駆動方式とに分類される。
の対向するガラス基板にそれぞれ規則的に配列した一対
の電極を設け、その間にNe、He、Xe、Ar等の希
ガスを主体とするガスを封入した構造になっている。そ
して、これらの電極間に電圧を印加し、電極周辺の微小
なセル空間内で放電を発生させることにより、所定の蛍
光面を持つ各セルを選択的に発光させてカラー表示を行
うようにしている。このPDPには、電極がセル空間に
露出している直流型(DC型)と絶縁層で覆われている
交流型(AC型)の2タイプがあり、表示機能や駆動方
法の違いによって、双方ともリフレッシュ駆動方式とメ
モリー駆動方式とに分類される。
【0003】上記の如きPDPの蛍光面を形成するに際
しては、従来より印刷法やフォトリソ法などの様々な手
法が試みられてきた。これらの中においても、スクリー
ン印刷による方法が、高価な蛍光体の使用量が少なくて
済む上に、塗布工程とパターニング工程が同時に行える
のでプロセス的にも簡便であり、生産性、コストともに
メリットが大きい。しかしながら、このスクリーン印刷
による方法でも問題点は多い。特に、反射型蛍光面を作
製する際には、高さのあるセル障壁の間に蛍光体ペース
トを印刷(充填)するので、ペーストの裏回りが起こり
やすく、版の裏拭きを頻繁に行う必要がある。また、こ
の裏回りの影響に加えて特に大面積、高精細では版の精
度の維持は困難であり、アライメント誤差が僅かでもあ
ると、セル障壁の上部に蛍光体が付着しやすいというこ
ともある。このようにセル障壁の上部に付着した蛍光体
は、パネル化の際に基板間のギャップ距離を不安定にし
たり、四散して混色の原因となったり、電極と接して駆
動電圧を不安定にするなどの問題を招く恐れがある。
しては、従来より印刷法やフォトリソ法などの様々な手
法が試みられてきた。これらの中においても、スクリー
ン印刷による方法が、高価な蛍光体の使用量が少なくて
済む上に、塗布工程とパターニング工程が同時に行える
のでプロセス的にも簡便であり、生産性、コストともに
メリットが大きい。しかしながら、このスクリーン印刷
による方法でも問題点は多い。特に、反射型蛍光面を作
製する際には、高さのあるセル障壁の間に蛍光体ペース
トを印刷(充填)するので、ペーストの裏回りが起こり
やすく、版の裏拭きを頻繁に行う必要がある。また、こ
の裏回りの影響に加えて特に大面積、高精細では版の精
度の維持は困難であり、アライメント誤差が僅かでもあ
ると、セル障壁の上部に蛍光体が付着しやすいというこ
ともある。このようにセル障壁の上部に付着した蛍光体
は、パネル化の際に基板間のギャップ距離を不安定にし
たり、四散して混色の原因となったり、電極と接して駆
動電圧を不安定にするなどの問題を招く恐れがある。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、PDPの
作製工程においてスクリーン印刷によって蛍光面を形成
する際、蛍光面形状を安定させるとともに、生産効率の
高いPDPの蛍光面形成方法を提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、PDPの
作製工程においてスクリーン印刷によって蛍光面を形成
する際、蛍光面形状を安定させるとともに、生産効率の
高いPDPの蛍光面形成方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、スクリーン印刷により蛍光体ペーストを
印刷する工程を含むPDPの蛍光面形成方法において、
スクリーン印刷により蛍光体ペーストを印刷するに際し
て、非印刷部分に予め緩衝層を設けておくことを特徴と
する。すなわち、非印刷部分にクッション材的な緩衝層
を設けることによって、スクリーン印刷時における基板
とスクリーン版との密着性を向上させ、蛍光体ペースト
の裏回りを抑制するようにしたものである。緩衝層がこ
のような機能を有するためには、その弾性率がヤング率
で10.0×109 N・m-2以下、さらに望ましくは弾
性率がヤング率で0.5×109 N・m-2以下であるこ
とが必要である。このような材料としては、いわゆる樹
脂系材料やゴム系材料が考えられ、単体で使用するより
も可塑剤を添加したり、感光性を付与した方がプロセス
適用性が良くなる。また、既存のドライフィルムレジス
トや感光性レジストにも適したものが見受けられる。
め、本発明は、スクリーン印刷により蛍光体ペーストを
印刷する工程を含むPDPの蛍光面形成方法において、
スクリーン印刷により蛍光体ペーストを印刷するに際し
て、非印刷部分に予め緩衝層を設けておくことを特徴と
する。すなわち、非印刷部分にクッション材的な緩衝層
を設けることによって、スクリーン印刷時における基板
とスクリーン版との密着性を向上させ、蛍光体ペースト
の裏回りを抑制するようにしたものである。緩衝層がこ
のような機能を有するためには、その弾性率がヤング率
で10.0×109 N・m-2以下、さらに望ましくは弾
性率がヤング率で0.5×109 N・m-2以下であるこ
とが必要である。このような材料としては、いわゆる樹
脂系材料やゴム系材料が考えられ、単体で使用するより
も可塑剤を添加したり、感光性を付与した方がプロセス
適用性が良くなる。また、既存のドライフィルムレジス
トや感光性レジストにも適したものが見受けられる。
【0006】上述の蛍光面形成方法によれば、非印刷部
分への蛍光体ペーストの付着を最小限に抑えることによ
りパネル品位が向上するとともに、印刷時の裏回りを抑
えることにより生産性が向上する。そして、緩衝層とス
クリーン版の接触面に弱い粘着性があればさらに蛍光体
ペーストの裏回りの抑制に役立つ。すなわち、緩衝層の
スクリーン印刷版と接する部位に弱い粘着性を有するよ
うな処理を施すと、スキージング時の裏回りの抑制に効
果があるのみでなく、既にスクリーン版の裏にまわった
蛍光体ペーストを除去する効果があり、生産性の向上に
はさらに効果的である。また、印刷終了後に緩衝層を剥
離することによって、緩衝層が設けられた非印刷部分へ
の蛍光体ペーストの付着が防止される。すなわち、蛍光
体ペーストの印刷後に緩衝層を除去することによって、
版と基板の僅かなアライメント誤差や、完全に防ぎ切れ
なかった裏回りなどで生じた障壁上部等に付着した蛍光
体ペーストも同時に除去できる。
分への蛍光体ペーストの付着を最小限に抑えることによ
りパネル品位が向上するとともに、印刷時の裏回りを抑
えることにより生産性が向上する。そして、緩衝層とス
クリーン版の接触面に弱い粘着性があればさらに蛍光体
ペーストの裏回りの抑制に役立つ。すなわち、緩衝層の
スクリーン印刷版と接する部位に弱い粘着性を有するよ
うな処理を施すと、スキージング時の裏回りの抑制に効
果があるのみでなく、既にスクリーン版の裏にまわった
蛍光体ペーストを除去する効果があり、生産性の向上に
はさらに効果的である。また、印刷終了後に緩衝層を剥
離することによって、緩衝層が設けられた非印刷部分へ
の蛍光体ペーストの付着が防止される。すなわち、蛍光
体ペーストの印刷後に緩衝層を除去することによって、
版と基板の僅かなアライメント誤差や、完全に防ぎ切れ
なかった裏回りなどで生じた障壁上部等に付着した蛍光
体ペーストも同時に除去できる。
【0007】
【発明の実施の形態】ここでは、セル障壁内に反射型蛍
光面を形成する場合を例に挙げる。図1に示すように、
セル障壁1は焼成後において上部エッジに丸みが存在す
ることが多いため、スキージ2により蛍光体ペースト3
をセル空間内に充填する時に、この丸みやセル障壁頂部
の凹凸とスクリーン版4の隙間に蛍光体ペースト3が引
き込まれやすい。そこで、図2に示すように、セル障壁
1の上部に緩衝層5を設けると、当該緩衝層5は障壁1
の上部の凹凸を覆って平滑性を向上するとともに、その
クッション作用によってスキージ2による蛍光体ペース
ト3の充填の際にセル障壁1とスクリーン版4の隙間を
減らす。その結果として、印刷時における裏回りが抑制
され、生産性が向上する。また、緩衝層5はスキージン
グの際に裏回りが広がっていくのをパッキングのような
作用によって抑える効果があり、この効果は緩衝層5が
柔らかくなるほど顕著になる。以下、図3に示す工程図
に従って蛍光面形成の手順を具体的に説明する。
光面を形成する場合を例に挙げる。図1に示すように、
セル障壁1は焼成後において上部エッジに丸みが存在す
ることが多いため、スキージ2により蛍光体ペースト3
をセル空間内に充填する時に、この丸みやセル障壁頂部
の凹凸とスクリーン版4の隙間に蛍光体ペースト3が引
き込まれやすい。そこで、図2に示すように、セル障壁
1の上部に緩衝層5を設けると、当該緩衝層5は障壁1
の上部の凹凸を覆って平滑性を向上するとともに、その
クッション作用によってスキージ2による蛍光体ペース
ト3の充填の際にセル障壁1とスクリーン版4の隙間を
減らす。その結果として、印刷時における裏回りが抑制
され、生産性が向上する。また、緩衝層5はスキージン
グの際に裏回りが広がっていくのをパッキングのような
作用によって抑える効果があり、この効果は緩衝層5が
柔らかくなるほど顕著になる。以下、図3に示す工程図
に従って蛍光面形成の手順を具体的に説明する。
【0008】まず、図3(a)に示すように、ガラス基
板11上に電極12及びセル障壁13を設けてなる基板
を準備する。電極12及びセル障壁13などの形成方法
は、従来より行われている印刷法、サンドブラスト法、
充填法、感光性ペーストによるフォトリソ法などいずれ
によっても構わない。
板11上に電極12及びセル障壁13を設けてなる基板
を準備する。電極12及びセル障壁13などの形成方法
は、従来より行われている印刷法、サンドブラスト法、
充填法、感光性ペーストによるフォトリソ法などいずれ
によっても構わない。
【0009】次に、図3(b)に示すように、セル障壁
13の上部に緩衝層14を形成する。緩衝層14は、形
成後に弾性率がヤング率で10.0×109 N・m-2以
下、さらに望ましくは弾性率がヤング率で0.5×10
9 N・m-2以下になればどのような材料を用いてもよ
く、またどのような手段で設けても構わないが、微細パ
ターンで高精度に形成することや、後工程での除去、整
合性等を考慮すると、ドライフィルムレジストを使用
し、基板へのラミネート、マスクを介した露光、現像を
行うことによって、パターン状の緩衝層14を形成する
のが適している。もちろん、緩衝層14の材料をペース
ト化してスクリーン印刷を用いて形成してもよいし、液
状の感光性材料を用いてフォトプロセスにて形成しても
よいし、予めパターンを形成したシート状のものを貼っ
て形成してもよいし、またロールコーター等でセル障壁
13の頂部にのみ塗布してもよい。
13の上部に緩衝層14を形成する。緩衝層14は、形
成後に弾性率がヤング率で10.0×109 N・m-2以
下、さらに望ましくは弾性率がヤング率で0.5×10
9 N・m-2以下になればどのような材料を用いてもよ
く、またどのような手段で設けても構わないが、微細パ
ターンで高精度に形成することや、後工程での除去、整
合性等を考慮すると、ドライフィルムレジストを使用
し、基板へのラミネート、マスクを介した露光、現像を
行うことによって、パターン状の緩衝層14を形成する
のが適している。もちろん、緩衝層14の材料をペース
ト化してスクリーン印刷を用いて形成してもよいし、液
状の感光性材料を用いてフォトプロセスにて形成しても
よいし、予めパターンを形成したシート状のものを貼っ
て形成してもよいし、またロールコーター等でセル障壁
13の頂部にのみ塗布してもよい。
【0010】次いで、図3(c)に示すように、スクリ
ーン印刷にてセル空間内に選択的に蛍光体ペースト15
を印刷(充填)する。すなわち、各色のパターンに対応
したスクリーン版15を介して蛍光体ペースト15をス
キージにより充填する。そして、図3(d)に示すよう
に、セル空間内に充填した蛍光体ペースト15を乾燥さ
せ、この印刷と乾燥の工程を発光色の回数だけ繰り返
す。このようにして全てのセル空間内に対する蛍光体ペ
ースト15の充填と乾燥が終了した後、図3(e)に示
すように、緩衝層14をセル障壁13の上部から剥離す
る。この際、セル障壁13の上部に付着した蛍光体ペー
ストも除去される。
ーン印刷にてセル空間内に選択的に蛍光体ペースト15
を印刷(充填)する。すなわち、各色のパターンに対応
したスクリーン版15を介して蛍光体ペースト15をス
キージにより充填する。そして、図3(d)に示すよう
に、セル空間内に充填した蛍光体ペースト15を乾燥さ
せ、この印刷と乾燥の工程を発光色の回数だけ繰り返
す。このようにして全てのセル空間内に対する蛍光体ペ
ースト15の充填と乾燥が終了した後、図3(e)に示
すように、緩衝層14をセル障壁13の上部から剥離す
る。この際、セル障壁13の上部に付着した蛍光体ペー
ストも除去される。
【0011】ここで、スクリーン印刷による充填、乾燥
のみによって蛍光面の形状が完成される場合はよいが、
DC型PDPで電極の顔出しが必要な場合や、さらに蛍
光面の成形が必要な場合は、上記の工程を終えた後に適
宜プロセスを加えて構わない。特にDC型PDPにおい
てサンドブラスト法により電極の顔出しを行う場合に
は、緩衝層の剥離工程の前で行うと、緩衝層がブラスト
のダメージを防ぐ役目を果たすので好都合である。ま
た、サンドブラストなどの物理エッチングによってセル
障壁を形成した場合には、ブラストの保護材として使用
したマスクをそのまま緩衝層として使用することもでき
る。
のみによって蛍光面の形状が完成される場合はよいが、
DC型PDPで電極の顔出しが必要な場合や、さらに蛍
光面の成形が必要な場合は、上記の工程を終えた後に適
宜プロセスを加えて構わない。特にDC型PDPにおい
てサンドブラスト法により電極の顔出しを行う場合に
は、緩衝層の剥離工程の前で行うと、緩衝層がブラスト
のダメージを防ぐ役目を果たすので好都合である。ま
た、サンドブラストなどの物理エッチングによってセル
障壁を形成した場合には、ブラストの保護材として使用
したマスクをそのまま緩衝層として使用することもでき
る。
【0012】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。
説明する。
【0013】(実施例1)ピッチ220μmのライン型
のセル障壁(ヤング率:約56.0×109 N・m-2)
を有する面放電反射型AC−PDP用の背面板に、ドラ
イフィルムレジスト(日本合成化学製「ALPHO−N
EF125」、緩衝層として形成した後のヤング率:
0.2×109 N・m-2)を、基板余熱50〜60℃、
ラミネート温度90〜100℃、ラミネート圧力2〜4
kg、送り速度1.0〜2.0m/minの条件にてラ
ミネートした。そして20分間放置した後、セル障壁の
パターン、すなわち障壁幅を障壁上部の幅80μmにし
たパターンに合わせてなるマスクを介して高圧水銀灯に
て露光量60〜80mJ/cm2 にて露光し、さらに2
0分間放置した。次いで、保護フィルムを剥離した後、
0.7〜1.0%炭酸ソーダを用い、液温30℃、スプ
レー圧0.5〜1.5kg/cm2 にて50秒間現像
し、水洗してから120℃にて10分間乾燥させ、さら
に耐溶剤性を向上させるため170℃にて1時間放置し
た。これによりセル障壁の上部に緩衝層が形成された。
のセル障壁(ヤング率:約56.0×109 N・m-2)
を有する面放電反射型AC−PDP用の背面板に、ドラ
イフィルムレジスト(日本合成化学製「ALPHO−N
EF125」、緩衝層として形成した後のヤング率:
0.2×109 N・m-2)を、基板余熱50〜60℃、
ラミネート温度90〜100℃、ラミネート圧力2〜4
kg、送り速度1.0〜2.0m/minの条件にてラ
ミネートした。そして20分間放置した後、セル障壁の
パターン、すなわち障壁幅を障壁上部の幅80μmにし
たパターンに合わせてなるマスクを介して高圧水銀灯に
て露光量60〜80mJ/cm2 にて露光し、さらに2
0分間放置した。次いで、保護フィルムを剥離した後、
0.7〜1.0%炭酸ソーダを用い、液温30℃、スプ
レー圧0.5〜1.5kg/cm2 にて50秒間現像
し、水洗してから120℃にて10分間乾燥させ、さら
に耐溶剤性を向上させるため170℃にて1時間放置し
た。これによりセル障壁の上部に緩衝層が形成された。
【0014】次に、スクリーン印刷機により緑色の発光
色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オプトニクス
社製「P1−G1S」35wt%、樹脂固形分6.8w
t%、溶剤58.2wt%)を所定のパターンで印刷
(充填)し、120℃にて30分間乾燥させた。同様に
青色の発光色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オ
プトニクス社製「KX−501A」27wt%、樹脂固
形分7.8wt%、溶剤65.2wt%)、赤色の発光
色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オプトニクス
社製「KX−504A」35wt%、樹脂固形分4.1
wt%、溶剤57.9wt%)にてそれぞれの位置に印
刷(充填)し、同様に乾燥させた。蛍光体ペーストの印
刷を行う際、緩衝層を設けない場合は1回ごとにスクリ
ーン版の清掃が必要であったが、緩衝層を設けることに
より5回ごとにスクリーン版の清掃を行えばよかった。
色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オプトニクス
社製「P1−G1S」35wt%、樹脂固形分6.8w
t%、溶剤58.2wt%)を所定のパターンで印刷
(充填)し、120℃にて30分間乾燥させた。同様に
青色の発光色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オ
プトニクス社製「KX−501A」27wt%、樹脂固
形分7.8wt%、溶剤65.2wt%)、赤色の発光
色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オプトニクス
社製「KX−504A」35wt%、樹脂固形分4.1
wt%、溶剤57.9wt%)にてそれぞれの位置に印
刷(充填)し、同様に乾燥させた。蛍光体ペーストの印
刷を行う際、緩衝層を設けない場合は1回ごとにスクリ
ーン版の清掃が必要であったが、緩衝層を設けることに
より5回ごとにスクリーン版の清掃を行えばよかった。
【0015】次いで、ドライフィルムレジストを剥離す
るために、2〜3%苛性ソーダ水溶液を用い、液温50
℃、スプレー圧1.0〜1.5kg/cm2 にて140
秒間吹き付けた後、水洗してから乾燥させた。その後、
この基板をピーク温度450℃で15分間キープで焼成
することにより、蛍光体ペースト中の樹脂分を焼失させ
た。このようにして作製した背面板を別途作製した前面
板と貼り合わせてパネル化し、点灯したところ、セル障
壁の上に蛍光体は見られず、セルギャップも均一な性能
の良いパネルが得られた。
るために、2〜3%苛性ソーダ水溶液を用い、液温50
℃、スプレー圧1.0〜1.5kg/cm2 にて140
秒間吹き付けた後、水洗してから乾燥させた。その後、
この基板をピーク温度450℃で15分間キープで焼成
することにより、蛍光体ペースト中の樹脂分を焼失させ
た。このようにして作製した背面板を別途作製した前面
板と貼り合わせてパネル化し、点灯したところ、セル障
壁の上に蛍光体は見られず、セルギャップも均一な性能
の良いパネルが得られた。
【0016】(実施例2)平均セルピッチ650μmの
格子状障壁(ヤング率:約56.0×109 N・m-2)
を有する反射型DC−PDP用の背面板に、ドライフィ
ルムレジスト(日本合成化学製「ALPHO−NEF1
50」、ヤング率:緩衝層として形成した後のヤング
率:0.2×109 N・m-2)を、基板余熱50〜60
℃、ラミネート温度90〜100℃、ラミネート圧力2
〜4kg、送り速度1.0〜2.0m/minの条件に
てラミネートした。そして20分間放置した後、セル障
壁のパターン、すなわち障壁幅を障壁上部の幅80μm
にしたパターンに合わせたマスクを介して高圧水銀灯に
て露光量60〜80mJ/cm2 にて露光し、さらに2
0分間放置した。次いで、保護フィルムを剥離した後、
0.7〜1.0%炭酸ソーダを用い、液温30℃、スプ
レー圧0.5〜1.5kg/cm2 にて50秒間現像
し、水洗してから120℃にて10分間乾燥させ、さら
に耐溶剤性を向上させるため170℃にて1時間放置し
た。これによりセル障壁の上部に緩衝層が形成された。
格子状障壁(ヤング率:約56.0×109 N・m-2)
を有する反射型DC−PDP用の背面板に、ドライフィ
ルムレジスト(日本合成化学製「ALPHO−NEF1
50」、ヤング率:緩衝層として形成した後のヤング
率:0.2×109 N・m-2)を、基板余熱50〜60
℃、ラミネート温度90〜100℃、ラミネート圧力2
〜4kg、送り速度1.0〜2.0m/minの条件に
てラミネートした。そして20分間放置した後、セル障
壁のパターン、すなわち障壁幅を障壁上部の幅80μm
にしたパターンに合わせたマスクを介して高圧水銀灯に
て露光量60〜80mJ/cm2 にて露光し、さらに2
0分間放置した。次いで、保護フィルムを剥離した後、
0.7〜1.0%炭酸ソーダを用い、液温30℃、スプ
レー圧0.5〜1.5kg/cm2 にて50秒間現像
し、水洗してから120℃にて10分間乾燥させ、さら
に耐溶剤性を向上させるため170℃にて1時間放置し
た。これによりセル障壁の上部に緩衝層が形成された。
【0017】次に、スクリーン印刷機により緑色の発光
色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オプトニクス
社製「P1−G1S」50wt%、樹脂固形分4.4w
t%、溶剤45.6wt%)を所定のパターンで印刷
(充填)し、120℃にて30分間乾燥させた。同様に
青色の発光色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オ
プトニクス社製「KX−501A」50wt%、樹脂固
形分4.7wt%、溶剤45.3wt%)、赤色の発光
色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オプトニクス
社製「KX−504A」50wt%、樹脂固形分4.9
wt%、溶剤45.1wt%)にてそれぞれの位置に印
刷(充填)し、同様に乾燥させた。蛍光体ペーストの印
刷を行う際、緩衝層を設けない場合は1回ごとにスクリ
ーン版の清掃が必要であったが、緩衝層を設けることに
より3回ごとにスクリーン版の清掃を行えばよかった。
色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オプトニクス
社製「P1−G1S」50wt%、樹脂固形分4.4w
t%、溶剤45.6wt%)を所定のパターンで印刷
(充填)し、120℃にて30分間乾燥させた。同様に
青色の発光色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オ
プトニクス社製「KX−501A」50wt%、樹脂固
形分4.7wt%、溶剤45.3wt%)、赤色の発光
色の蛍光体を含むペースト(蛍光体:化成オプトニクス
社製「KX−504A」50wt%、樹脂固形分4.9
wt%、溶剤45.1wt%)にてそれぞれの位置に印
刷(充填)し、同様に乾燥させた。蛍光体ペーストの印
刷を行う際、緩衝層を設けない場合は1回ごとにスクリ
ーン版の清掃が必要であったが、緩衝層を設けることに
より3回ごとにスクリーン版の清掃を行えばよかった。
【0018】次いで、ガラスビーズ#800を用いてサ
ンドブラスト加工を行い、アノード電極の上にある蛍光
体を除去してアノード電極を露出させた。このサンドブ
ラスト加工時に、セル障壁上部の緩衝層がマスクの役目
を果たした。
ンドブラスト加工を行い、アノード電極の上にある蛍光
体を除去してアノード電極を露出させた。このサンドブ
ラスト加工時に、セル障壁上部の緩衝層がマスクの役目
を果たした。
【0019】次いで、ドライフィルムレジストを剥離す
るために、2〜3%苛性ソーダ水溶液を用い、液温50
℃、スプレー圧1.0〜1.5kg/cm2 にて140
秒間吹き付けた後、水洗してから乾燥させた。その後、
この基板をピーク温度450℃で15分間キープで焼成
することにより、蛍光体ペースト中の樹脂分を焼失させ
た。このようにして作製した背面板を別途作製した前面
板と貼り合わせてパネル化し、点灯したところ、セル障
壁の上に蛍光体は見られず、セルギャップも均一な性能
の良いパネルが得られた。
るために、2〜3%苛性ソーダ水溶液を用い、液温50
℃、スプレー圧1.0〜1.5kg/cm2 にて140
秒間吹き付けた後、水洗してから乾燥させた。その後、
この基板をピーク温度450℃で15分間キープで焼成
することにより、蛍光体ペースト中の樹脂分を焼失させ
た。このようにして作製した背面板を別途作製した前面
板と貼り合わせてパネル化し、点灯したところ、セル障
壁の上に蛍光体は見られず、セルギャップも均一な性能
の良いパネルが得られた。
【0020】(比較例1)実施例1において、セル障壁
の上部にドライフィルムレジストによる緩衝層を形成す
ることなく、蛍光体ペーストの印刷(充填)、乾燥を行
って蛍光面を形成した。そして、このように作製した背
面板を前面板と貼り合わせてパネル化し、点灯したとこ
ろ、セル障壁の上部に蛍光体が残っていたため、セル間
での駆動電圧が不均一になるなど、実施例1に比べてパ
ネル品位の低下が見られた。
の上部にドライフィルムレジストによる緩衝層を形成す
ることなく、蛍光体ペーストの印刷(充填)、乾燥を行
って蛍光面を形成した。そして、このように作製した背
面板を前面板と貼り合わせてパネル化し、点灯したとこ
ろ、セル障壁の上部に蛍光体が残っていたため、セル間
での駆動電圧が不均一になるなど、実施例1に比べてパ
ネル品位の低下が見られた。
【0021】(比較例2)実施例2において、セル障壁
の上部にドライフィルムレジストによる緩衝層を形成す
ることなく、蛍光体ペーストの印刷(充填)、乾燥によ
る蛍光面の形成、アノード電極の頭出しの各工程を行っ
た。そして、このようにして作製した背面板を前面板と
貼り合わせてパネル化し、点灯したところ、セル障壁の
上部に蛍光体が残っていた。このため、セルギャップの
不均一による駆動マージンの低下や特に赤色発光蛍光体
を充填したセルでの異常放電など、実施例2と比べてパ
ネル品位の低下が見られた。
の上部にドライフィルムレジストによる緩衝層を形成す
ることなく、蛍光体ペーストの印刷(充填)、乾燥によ
る蛍光面の形成、アノード電極の頭出しの各工程を行っ
た。そして、このようにして作製した背面板を前面板と
貼り合わせてパネル化し、点灯したところ、セル障壁の
上部に蛍光体が残っていた。このため、セルギャップの
不均一による駆動マージンの低下や特に赤色発光蛍光体
を充填したセルでの異常放電など、実施例2と比べてパ
ネル品位の低下が見られた。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スクリーン印刷によりPDPの蛍光面を形成する際に、
非印刷部分に予め緩衝層を設けるようにしたので、印刷
時における基板とスクリーン版との密着性が向上し、蛍
光体ペーストの裏回りが防止されることから、蛍光面の
非形成部への蛍光体付着が最小限に抑えられ、蛍光面形
状が安定してパネル品位が向上するとともに、版の裏拭
きの必要が少なくなることで生産効率が向上する。
スクリーン印刷によりPDPの蛍光面を形成する際に、
非印刷部分に予め緩衝層を設けるようにしたので、印刷
時における基板とスクリーン版との密着性が向上し、蛍
光体ペーストの裏回りが防止されることから、蛍光面の
非形成部への蛍光体付着が最小限に抑えられ、蛍光面形
状が安定してパネル品位が向上するとともに、版の裏拭
きの必要が少なくなることで生産効率が向上する。
【図1】スクリーン印刷により蛍光体ペーストをセル障
壁内に充填する従来のやり方での様子を示す説明図であ
る。
壁内に充填する従来のやり方での様子を示す説明図であ
る。
【図2】スクリーン印刷により蛍光体ペーストをセル障
壁内に充填する本発明のやり方での様子を示す説明図で
ある。
壁内に充填する本発明のやり方での様子を示す説明図で
ある。
【図3】本発明に係る蛍光面形成方法の一例を示す工程
図である。
図である。
1 セル障壁 2 スキージ 3 蛍光体ペースト 4 スクリーン版 5 緩衝層 11 ガラス基板 12 電極 13 セル障壁 14 緩衝層 15 蛍光体ペースト 16 スクリーン版
Claims (7)
- 【請求項1】 スクリーン印刷により蛍光体ペーストを
印刷する工程を含むプラズマディスプレイパネルの蛍光
面形成方法において、スクリーン印刷により蛍光体ペー
ストを印刷するに際して、非印刷部分に予め緩衝層を設
けておくことを特徴とするプラズマディスプレイパネル
の蛍光面形成方法。 - 【請求項2】 前記緩衝層の弾性率がヤング率で10.
0×109 N・m-2以下であることを特徴とする請求項
1に記載のプラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方
法。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のプラズマディス
プレイパネルの蛍光面形成方法において、印刷終了後に
前記緩衝材を基板から除去することを特徴とするプラズ
マディスプレイパネルの蛍光面形成方法。 - 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載のプラズマデ
ィスプレイパネルの蛍光面形成方法において、前記緩衝
層を設ける部分が障壁の上部であることを特徴とするプ
ラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法。 - 【請求項5】 請求項1,2,3又は4に記載のプラズ
マディスプレイパネルの蛍光面形成方法において、前記
緩衝層をドライフィルムレジストにてラミネート、露
光、現像を経て形成することを特徴とするプラズマディ
スプレイパネルの蛍光面形成方法。 - 【請求項6】 請求項1,2,3,4又は5に記載のプ
ラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法において、
蛍光面形成後に電極の顔出しの処理を行うことを特徴と
するプラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法。 - 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5又は6に記載
のプラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法におい
て、前記緩衝材が粘着性を持つことを特徴とするプラズ
マディスプレイパネルの蛍光面形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4696796A JPH09245644A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | プラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4696796A JPH09245644A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | プラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09245644A true JPH09245644A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12762046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4696796A Pending JPH09245644A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | プラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09245644A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000034687A (ko) * | 1998-11-30 | 2000-06-26 | 김영남 | 플라즈마 표시소자의 형광층 형성방법 |
KR20000055914A (ko) * | 1999-02-11 | 2000-09-15 | 김순택 | 플라즈마 표시장치의 형광막 제조방법 |
KR100526698B1 (ko) * | 1997-11-30 | 2005-12-21 | 오리온전기 주식회사 | 기판 인쇄용 스크린 |
-
1996
- 1996-03-05 JP JP4696796A patent/JPH09245644A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100526698B1 (ko) * | 1997-11-30 | 2005-12-21 | 오리온전기 주식회사 | 기판 인쇄용 스크린 |
KR20000034687A (ko) * | 1998-11-30 | 2000-06-26 | 김영남 | 플라즈마 표시소자의 형광층 형성방법 |
KR20000055914A (ko) * | 1999-02-11 | 2000-09-15 | 김순택 | 플라즈마 표시장치의 형광막 제조방법 |
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