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JPH09245560A - タクティルスイッチ - Google Patents

タクティルスイッチ

Info

Publication number
JPH09245560A
JPH09245560A JP4571896A JP4571896A JPH09245560A JP H09245560 A JPH09245560 A JP H09245560A JP 4571896 A JP4571896 A JP 4571896A JP 4571896 A JP4571896 A JP 4571896A JP H09245560 A JPH09245560 A JP H09245560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tactile
casing
key top
contact
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4571896A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Miyashita
功 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHICHIZUN DENSHI KK
Original Assignee
SHICHIZUN DENSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHICHIZUN DENSHI KK filed Critical SHICHIZUN DENSHI KK
Priority to JP4571896A priority Critical patent/JPH09245560A/ja
Publication of JPH09245560A publication Critical patent/JPH09245560A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空吸着式のマウント機を用いてタクティル
スイッチをプリント基板上にマウント実装する際に、タ
クティルスイッチのケーシングが回転して位置ずれを起
こすのを防止することで、高速でのマウント実装を実現
する。 【解決手段】 ケーシング21内に固定接点32と接触
するタクティルバネ34を配置し、このタクティルバネ
34の上面をキートップ36で押圧することによりタク
ティルバネ34を弾性的に凹ませて可動接点31に接触
させ、タクティルバネ34を介して固定接点32と可動
接点31とを導通させてなるタクティルスイッチ20に
おいて、上記タクティルバネ34とキートップ36との
間にケーシング21に固定された可撓性の上部シート2
3を介装し、この上部シート23に前記キートップ36
の先端突起部37を接着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタクティルスイッチ
に係り、特にプリント基板上にタクティルスイッチをマ
ウント実装した時に、位置ずれを生じさせないようなタ
クティルスイッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のタクティルスイッチ1と
しては、例えば図6に示すようなものが知られている。
これはケーシング2の底面中央に可動接点3を、その周
囲にリング状の固定接点4をそれぞれ配置し、固定接点
4の上にドーム状のタクティルバネ5を載置してその周
縁を固定接点4に常時接触させておくと共に、タクティ
ルバネ5の上方にキートップ6を配置したスイッチ構造
である。なお、ケーシング2の下部外側方には、可動接
点3及び固定接点4の各接続端子3a,4aが導かれて
いる。また、ケーシング2の上面は金属カバー7によっ
て被覆されている。
【0003】このような構成からなるタクティルスイッ
チ1にあっては、キートップ6を押すことによって、キ
ートップ6の下面中央部に設けた突起部8でタクティル
バネ5の中央部を弾性的に凹ませ、タクティルバネ5の
裏面側を可動接点3に接触させることで、可動接点3と
固定接点4とを導通させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のタ
クティルスイッチは、携帯電話、オーディオ機器、ビデ
オデッキなど電子機器のスイッチとして多く用いられて
おり、多くは機器内のプリント配線基板上にマウント実
装された状態で使われる。プリント配線基板上へのマウ
ント実装はマウント機を用いて自動的に行われるが、タ
クティルスイッチも次第に小型化され、また一枚の基板
上にマウントされる数も次第に増える傾向にあることか
ら、最近では真空吸着式のマウント機を用いた高速実装
の実現が図られている。
【0005】しかしながら、上述した従来のタクティル
スイッチ1にあっては、ケーシング2に対してキートッ
プ6が水平方向で自由回転する構造となっていたため、
キートップ6の上面を真空吸着ノズル9で吸着し、その
状態で基板上に移送した時に、ケーシング2が回転する
虞れがあり、ケーシング2を基板上に置いた時に可動接
点3及び固定接点4の各接続端子3a,4aが位置ずれ
を起こして半田付け不良になってしまうといった問題が
あった。
【0006】そこで、最近では図7に示したように、キ
ートップ6に回転防止用のフック10を形成すると共に
ケーシング2の方にもフック溝11を設けておき、移送
する際のケーシング2の回転を防止するようにしたもの
が知られている。しかし、この場合でもケーシング2と
キートップ6との間に0.1mm程度の隙間Wを設けて
キートップ6の動きを確保しているために、その隙間W
の範囲内でケーシング2が回転してしまい、上記の問題
を完全に解決するには至ってなかった。
【0007】そのため、従来にあっては真空吸着式のマ
ウント機からチャック式のマウント機に代えて実装して
いるものもある。これは図6に示したように、金属カバ
ー7の前後左右の側面をチャック部13で挟み込んで移
送するタイプであるため、ケーシング2の位置ずれは生
じないものの、真空吸着式に比較して移送スピードが遅
く、実装効率が低下するといった問題があった。
【0008】そこで本発明は、タクティルスイッチをプ
リント基板上にマウント実装する際に、真空吸着式のマ
ウント機を用いてもケーシングが回転して位置ずれを起
こすことのないタクティルスイッチを提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明に係るタ
クティルスイッチは、ケーシング内に固定接点と接触す
るタクティルバネを配置し、このタクティルバネの上面
をキートップで押圧することによりタクティルバネを弾
性的に凹ませて可動接点に接触させ、タクティルバネを
介して固定接点と可動接点とを導通させてなるタクティ
ルスイッチにおいて、上記タクティルバネとキートップ
との間にケーシングに固定された可撓性シートを介装
し、この可撓性シートに前記キートップの押圧部を接着
したことを特徴とする。その結果、ケーシングはキート
ップに対して水平方向での回転を防げるから、真空吸着
式のマウント機でキートップを吸着してプリント基板上
にマウント実装する際にもケーシングが位置ずれを起こ
すことなく、所定の位置に載置されることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
に係るタクティルスイッチの実施例を詳細に説明する。
図1は本発明に係るタクティルスイッチの分解斜視図、
図2はその断面構造を示したもの、図3は動作中の断面
図、図4は上記図2のA部を拡大したもの、図5は同様
にB部を拡大したものである。
【0011】この実施例に係るタクティルスイッチ20
のケーシング21は、略角形状の上側ケース21aと角
板状の下側ケース21bとに2分割されており、その間
に介装させた可撓性のシート材22よって連結されてい
る。シート材22は、上側粘着層を持つ角形状のプラス
チックシートからなる上部シート23と、上下側粘着層
を持つ中空角形状のプラスチックシートからなる下部シ
ート26とで構成される。これらの上部シート23及び
下部シート26は、上部シート23のプラスチックシー
トの下面に下部シート26の上側粘着層を接着させるこ
とで一体化され、また上部シート23の上側粘着層を上
側ケース21aの下面に接着し、下部シート26の下側
粘着層を下側ケース21bの上面にそれぞれ接着するこ
とでケーシング21を組付けている。
【0012】このようにして組付けられたケーシング2
1内には下側ケース21bの上面中央部に可動接点31
が、また周囲にリング状の固定接点32がそれぞれ配設
される他、その上方に形成された密閉空間33内にはド
ーム状のタクティルバネ34が配設されている。このタ
クティルバネ34の下面には周囲4箇所にダボ35が形
成されており、このダボ35が前記固定接点32上に載
置されて接触する。
【0013】一方、上部シート23より上方の上側ケー
ス21a内にはキートップ36が配設されている。そし
て、このキートップ36の下面中央部に設けた突起部3
7の先端は図5に示したように、上部シート23の上側
粘着層に接着されている。その結果、キートップ36
は、上部シート23が可撓性であることから上下方向の
動きは拘束されないのに対して、前後左右の水平方向の
動きは突起部37が上側粘着層に接着されていることか
ら拘束されることになる。なお、ケーシング21の下部
外側方には、可動接点31及び固定接点32の各接続端
子31a,32aが導かれている。
【0014】したがって、このような構成からなるタク
ティルスイッチ20にあっては、図3に示したように、
キートップ36が押されると先端の突起部37で上部シ
ート23が押し付けられて撓み、更にその下方に位置す
るタクティルバネ34の中央部が押されて弾性的に凹
む。そして、タクティルバネ34の下面中央が可動接点
31に接触することで、タクティルバネ34を介して可
動接点31と固定接点32とが導通することになる。
【0015】一方、このタクティルスイッチ20のマウ
ント実装には真空吸着式のマウント機を用いることがで
きる。即ち、キートップ36の上面を図6に示したよう
な真空吸着ノズル9で吸着し、プリント基板上に移送す
る際にもキートップ36に対してケーシング21が回転
しないので、所定位置にタクティルスイッチ20をマウ
ントすることができ、接続端子31a,32aの位置ズ
レもなく良好な半田付けが行われる。
【0016】なお、上記実施例ではケーシング21を上
側ケース21aと下側ケース21bとに分割した場合に
ついて説明したが、一体構造のケーシングに適用するこ
とも勿論可能である。また、可撓性のシート材22の構
造も上記実施例のものに限定されないことは勿論であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るタク
ティルスイッチによれば、タクティルバネとキートップ
との間にケーシングに固定された可撓性シートを介装
し、この可撓性シートにキートップの押圧部を接着した
ので、ケーシングはキートップに対して水平方向での動
きが拘束される。その結果、真空吸着式のマウント機で
キートップを吸着してプリント基板上にマウント実装す
る際にもケーシングが位置ずれを起こすことなく所定の
位置に載置されるので、タクティルスイッチの高速での
マウント実装を実現できる他、半田付け不良の解消につ
ながるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタクティルスイッチの分解斜視図
である。
【図2】上記タクティルスイッチの縦断面図である。
【図3】タクティルスイッチを作動させた時の縦断面図
である。
【図4】上記図2のA部拡大図である。
【図5】上記図2のB部拡大図である。
【図6】従来のタクティルスイッチの一例を示す縦断面
図である。
【図7】従来のタクティルスイッチの回転防止機構を示
す平面図である。
【符号の説明】
20 タクティルスイッチ 21 ケーシング 22 可撓性のシート材 23 上部シート 26 下部シート 31 可動接点 32 固定接点 34 タクティルバネ 36 キートップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に固定接点と接触するタク
    ティルバネを配置し、このタクティルバネの上面をキー
    トップで押圧することによりタクティルバネを弾性的に
    凹ませて可動接点に接触させ、タクティルバネを介して
    固定接点と可動接点とを導通させてなるタクティルスイ
    ッチにおいて、 上記タクティルバネとキートップとの間にケーシングに
    固定された可撓性シートを介装し、この可撓性シートに
    前記キートップの押圧部を接着したことを特徴とするタ
    クティルスイッチ。
JP4571896A 1996-03-04 1996-03-04 タクティルスイッチ Pending JPH09245560A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4571896A JPH09245560A (ja) 1996-03-04 1996-03-04 タクティルスイッチ

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JP4571896A JPH09245560A (ja) 1996-03-04 1996-03-04 タクティルスイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09245560A true JPH09245560A (ja) 1997-09-19

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ID=12727138

Family Applications (1)

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JP4571896A Pending JPH09245560A (ja) 1996-03-04 1996-03-04 タクティルスイッチ

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JP (1) JPH09245560A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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